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教材出版社が教える!わかりやすい作文の書き方ガイド

書く機会は多いけど、なかなか慣れないもの… それが、作文です。 作文用紙の基本的なルールや、読みやすい作文にするためのテクニックを確認してみましょう。   作文を書く前に知っておきたい基本ルール 原稿用紙を使うときには、次のような決まりがあります。   原稿用紙の使い方:タイトル・名前・段落のルール タイトルは1行目に、上から2~3マス空けて、書きましょう。 学年・組・名前は、二行目の下の方に書きます。組と名前の間・名前の下は、1マス空けます。 本文の書きだし・段落の初めは、1マス空けます。   句読点やかぎかっこの正しい使い方 句点・読点について句点や読点は、1マス使って書きます。 間違えやすいポイントとして、行の最初に持ってくることはできません。行の最後に来てしまった場合は、行末のマスに文字と一緒に入れることができます。     かぎかっこについて会話文は改行して、「」を使って書きます。「と」は、それぞれ1マス使います。会話文の終わりの句点と」は、1マスで書きます。これも、行の頭にきてしまう場合は、前の行の最後のマスに入れます。     文体の統一:です・ます調とだ・である調 作文を書くときには、2パターンの文体が考えられます。   です・ます調例) 私はこの夏休み、家族と水族館に行きました。水族館では、イワシの大群や、イルカのショーを見ました。お土産に買ったイルカのぬいぐるみは、私の大切な宝物です。   だ・である調例)私はこの夏休み、家族と水族館に行った。水族館では、イワシの大群や、イルカのショーを見た。お土産に買ったイルカのぬいぐるみは、私の大切な宝物だ。   この2つは、1つの作文の中で混在させず、どちらかにそろえて書きます。そうすることで、読みやすい文章にすることができます。     作文のテーマ設定とアイデアの出し方 興味を持てるテーマを選ぼう 作文で重要なのは、書きやすいテーマにすることです。 書きやすいテーマとは、たとえば ・自分が普段から親しみ、よく知っているもの ・感情が大きく動いた経験がある出来事 などです。 どちらにせよ、文字をたくさん書くのは結構忍耐が要りますので、 なるべく自分が興味を持っていて、書きたいと思えることがあるテーマを選ぶのがよいです。     書き出してアイデアを広げる テーマは決めたものの、何から手を付ければ… そんなときには、こんな手法を試してみましょう。   テーマが「学校行事」だとします。 ステップ1 紙とペンを用意します。ステップ2 「学校行事」と聞いて思いつくものを、どんどん書いていきます。ステップ3 書きだした項目から線を引っぱり、思い出したエピソードや感情を書きだしていきます。ステップ4 書き出した内容のうち、作文にできそうなものを選びます。 ポイントは、「考える前に書く」です。「こんなこと書いていいのかな?」と心配せず、自由に思いつくままに書き出しましょう。   出したアイデアを整理する よく覚えているもの、たくさん書けそうなものを選んだら、書きだした事柄同士のつながりや、新たに思い出したことを整理して、大まかにどんなことを言いたいか、を考えます。   修学旅行 ・班行動では、計画を立てるときにもめた。 →きちんと計画を立てたいのに、意見がまとまらず怒ってしまった。・計画通りいかなかった →当日は、道が混んでいて計画通りいかず、行ける場所が減ってしまった。  せっかく計画を立てたのに、とても焦った気持ちになった。・でも楽しかった →ガイドさんが提案してくれた小さい神社に行き、アイスも食べた。 →ガイドさんの説明が面白くて、友達とのおしゃべりも楽しかった。 →アイスは修学旅行で食べた中で一番おいしかった。 →計画通りいかなかったことは全然気にならなくなった。 ・予定通りいかなくても、臨機応変に切り替えて、楽しい時間を過ごすことが できると学んだ。     作文の構成を考える わかりやすい作文を書くには、いくつかの型を意識するとよいです。 基本構成①:序論・本論・結論型 全体を3つのまとまりに分けて書きます。 序論 文章の書き出しの部分。これから書こうとする話題や問題を示す。 本論 文章の中心となる部分。具体例や、それに基づいた自分の意見を述べる。 結論 自分がもっとも言いたいことを示す部分。本論をまとめて、最終的な自分の主張を書く。     基本構成②:起承転結型 全体を4つのまとまりに分けて書きます。 起 文章の書き出しの部分。これから書こうとする話題や問題を示す。 承 文章の中心となる部分。具体例や、それに基づいた自分の意見を述べる。 転 承の部分を受けて考察を進める。承の部分と対立する意見を示したり、ほかの可能性を示したりしてもよい。 結 じぶん自分がもっとも言いたいことを示す部分。承・転の部分をまとめて、最終的な自分の主張を書く。     実際に作文を書いてみよう 下書きからスタート いきなり「私は…」と書き始めると、途中でうまく繋げられなくなったり、決めた構成が崩れて読みにくくなってしまう可能性が高いです。 まず全体の下書きをしてみましょう。   序論、本論、結論、または、起承転結で分けてそれぞれの項目に書く内容をざっくり書いてみます。 起:修学旅行で一番の思い出は、班行動。 承:班行動は計画段階でもめて不安だったうえ、当日計画通りいかずに焦った。 転:ところが、臨機応変な対応で、楽しい時間を過ごすことができた。 結:予定通りいかなくても、臨機応変に切り替えて、楽しい時間を過ごすことができると学んだ。   文法や表現を気にせず書く 大まかな流れがわかったら、それぞれのパートを肉付けするつもりで書きだします。 まずは完ぺきを目指さず、どんどん書いてみましょう。 書きながら、新しい情報を思い出すこともあります。 そういった情報も自由に付け加えていってみてください。   推敲する 一度書き切ってみた後で、全体を読み直します。 このとき、作文用紙のルールが守れているか、文末表現や接続詞がおかしくなっていないか、 また、下書きで決めた大まかな流れと、「この作文で何を言いたいか」がぶれていないか、を確認します。 少し面倒ですが、この作業を行うことで読みやすさが格段に変わるでしょう。     上手な作文をかくコツ 読者を引き込む面白い導入の作り方 書き出しをちょっと工夫するだけで、先を読みたくなる作文にすることができます。 いくつかテクニックがあるので、一部ご紹介します。   質問形式で始める あなたは最近、心に残る出来事がありましたか? こう聞かれたら、どうでしょうか。 どんな話が始まるのだろう、という気持ちになりますね。 読む人に自分に当てはめて考えてもらうことで、より身近な話題として読んでもらえる効果もあります。   驚きの事実やデータを提示する 日本人が1年間で使う紙の量は、一人あたり約210kgだと言われています。 はじめに、えっ!と思うような驚きの事実を提示するやり方です。 知らなかった!と思える内容であったり、予想を裏切るインパクトのある数字であったりすると、効果が高いです。    自分の体験やエピソードを語る 初めて作文コンクールに挑戦したとき、緊張で手が震えていたことを今でも覚えています。 実体験に基づく言葉は、それだけで説得力があります。 上記の例では、「緊張していた」ではなく、「緊張で手が震えていた」とすることで、よりリアルな場面が想像できるようになっています。     名言やことわざを引用する 「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、実はこの言葉が私の作文を書く際の大きな助けになっています。 インパクトのある内容で始められないケースでも、名言やことわざの引用をすることで、印象的な導入となります。 名言を引用する場合、著作権がある場合があるため、注意しましょう。     意外性のある内容で引き込む 作文は嫌いだと思っていました。でも、ある日突然、楽しいと思うようになったのです。 読む人が、「え!どうして??」と思うような内容から始めることで、先を読みたくなるようにします。 「○○と思っていた。でも[しかし/だが/ところが]、○○だった」のように、逆説の接続詞でつないでみましょう。       読みやすい文章を作る語彙の選び方 次の文章を読んで、どのように感じますか? 合唱コンクールに向けて、ぼくたちはすごく練習をしました。すごく早い時間から朝練をし、授業が終わった後も遅くまで練習をしました。結果は、2位でした。すごく悔しかったけど、優勝したクラスの合唱はすごくきれいだったので、すごいと思いました。来年の合唱コンクールでは、今年よりもすごい合唱をするぞ!と思いました。今からすごく楽しみです。   これを、このように変えてみます。 合唱コンクールに向けて、ぼくたちはすごく一生懸命練習したと思います。朝は早い時間から、授業が終わった後も遅くまで、練習を重ねました。結果は、2位でした。すごく悔しかったけど、優勝したクラスの合唱はとてもきれいで、彼らもたくさん練習をしたんだな、と思いました。来年の合唱コンクールでは、今年よりも素晴らしい合唱をするぞ!と心に決めています。今からすごく楽しみです。   少し読みやすくなった気がしませんか?   1つ目の文章では「すごく」という表現がたくさん出てきます。 「とても」「練習を重ねた」「素晴らしい」など別の表現に置きかえると、少し読みやすくなります。 「すごく」の中身がより具体的になるので、共感も得やすいです。 「すごいと思った」という部分も、どうすごいと思ったのか?と書き替えてみました。   また、同じ文章の終わり方(この場合は、「ました」)が続くと、それも読みにくさの一因になります。文末表現も少しバリエーションが出るように考えてみるとそれだけで作文のレベルが上がります。   むずかしく感じるかもしれませんが、 1)辞書を引いて、同じ意味で違う表現がないか探してみる 2)より具体的に気持ちを説明できないか考えてみる をまず意識するといいかもしれません。       入試でも問われる作文力 さて、作文といえば文集や読書感想文など、学校の課題として出ることが多いですが… 高校入試でも、短い課題作文や条件作文、資料を読み取ってまとめる作文などが出題されることがあります。   「完全攻略 高校入試3年間の総仕上げ 国語」では、 入試で出される作文について要点をまとめ、例題を出題している単元があります。 ▼   入試の作文は普段の作文よりも文字数や時間が少ない中でまとめる必要があり、別途対策しておくことが重要です!今日学んだことを基本にしつつ、色々な問題に触れてみてください。   「完全攻略 高校入試3年間の総仕上げ 国語」の… ▶シリーズページはこちら ▶購入はこちら     まとめ 作文を書くのは、難しいものです。 なぜ書かないといけないのか?と思うことも多いかもしれません。 作文を書くことで、どんな力が身につくのでしょうか。   作文では、「どうすれば読みやすくなるか」「どうすれば読みたくなるか」を考えて書くことが必要になります。 また、枚数や字数に制限があれば、その文字の中でうまく情報を伝える工夫もしなければなりません。 そういう作業を通して、自分の考えや気持ちを整理して他者に伝える力がつきます。 このような力は「書く」ときだけでなく「話す」ときにも役立ちます。   いつか大人になったとき、仕事で、社会生活で、必ず役に立つ時が来るはずです。

小学生におすすめの「自主学習」ネタ と 家庭でのサポート方法

自主学習とは?保護者が知っておきたい基礎知識   「自主学習」は、まさに文字通り、自分が主体的に学習することです。 家庭での学習というと、「宿題をやる」がありますが、これは学校の先生から与えたれたもので、他人からのものです。宿題は与えられた課題を指示のとおりにこなすことで、自主学習とは違います。 自分で内容や順序などを考え、自分の方法で学習していくことが自主学習といえるでしょう。 ここでは、自分で学ぶことの意義や重要性をわかりやすく解説していければと思います。       小学生にとって自主学習が重要な理由   自分の経験からしても、宿題はやらないといけない、やらされている感が強く、どうしても後ろ向きなイメージです。楽しくはないものの認識です。 一方、自主学習は、子どもが自分で考えて進めるので、宿題のようにやらされている感じはなく、その点だけでも取り組む姿勢が違ってきます。 取り組む姿勢が違ってくると子どもは学ぶことが楽しいことと思えてきます。 自分で考え、学習することで、意欲を引き出し、前向きに取り組めるようになります。 勉強だけでなく、何事にも前向きに取り組むようになる、そんなきっかけになるかもしれません。     自分で考える力が育つ   自主学習をするようになると、自主的に課題を見つけることもありますし、それを解決することによって、論理的思考が育まれます。順序立てて考える力がつき、将来に起こるかもしれない様々な問題を解決する力もつくでしょう。勉強においては、学習の自主性に間違いなく役に立ちます。 小学生で密につけば、中学、高校の学習スタイルの土台にもなりえるでしょう。     興味を深めることができる   どうしても勉強は与えらえてやるものという印象でした。これが、自主学習で自分の好きなことや興味のある分野を深堀りすることで学びの楽しさを体感できます。 そうして、学ぶことは楽しい!となると、さらに学ぼう!と学ぶ意欲が高まっていくのです。       自信がつく   自分で自主的に取り組んだ結果、できた!これもできた! こっちもできた!と成功体験を得ていくことで自信がつきます。 そうすると、さらに学習意欲が増します。好循環です。 そのような姿を見られるようになり、保護者の方も子どもの成長を感じられるようになるので、このような体験の積み重ねがとても大切です。     自主学習ネタの選び方   それでは自学自習のテーマ(ネタ)はどんなのがあるのでしょう。子どもに合った自学自習のテーマの選び方の例を見ていきたいと思います。   好きな科目や得意なことを軸にする   自学自習するテーマを何がいいか、迷いますよね。 世の中には様々な事象がありますから。 とはいえ、難しく考えることはありません。まずは、子どもの得意な教科をもとにテーマを選ぶのがいいでしょう。社会が得意なお子さんでしたら社会を基にすればいいですし、国語でも、算数、理科でも、それぞれのお子さんに合った教科を基にテーマを選べば、子ども自身が興味を持って取り組みやすくなります。       日常の興味を学びに変える   必ずしも学校の教科から始めないといけないわけではありません。普段の遊びや興味からスタートでもいいのです。 たとえば、虫取りが好きなお子さんがいたら、とんぼの観察から始めて、そこからとんぼの体のつくりを調べたり、とんぼのなかまは何だろうと、興味のあるところから、学びにつなげていければいいのです。 絵を描くことや料理でも構いません。         学校の勉強に沿ったテーマを選ぶ   学校の教科からテーマを選ぶのもいいといいましたが、そこをもう一歩進めて、教科の学習内容に関連するのもいいでしょう。その方が、授業の予習・復習に直結し、直接的に役に立ちますので、学校の勉強がより理解しやすくなります。       参考書を使う   基本的なやり方ですが、お持ちの問題集や参考書を使ってやる方法もあります。 ご自宅にある問題集でもいいですし、お子さんが興味を示した参考書を書店で買って、自主学習をするのもとてもいいです。 問題集や参考書には、それぞれ特徴があり、それらの後押しもあって、自主学習の質が向上する一助となることもあるでしょう。         保護者におすすめ!小学生向け科目別の自主学習ネタ   ここでは保護者の方が、お子さんと一緒に取り組めるネタ、そして、子どもが自発的に取り組みやすいネタを科目別に紹介していこうと思います。      国語の自主学習ネタ 低学年   例①かんたんなお話作り    ②ひらがなやカタカナの練習    ③お絵かき日記    ④好きな絵本の音読 など   中学年   例①物語作り    ②短い日記    ③簡単な読書感想文    ④漢字の書き取りやかるたで遊ぶ    ⑤漢字の成り立ち など   高学年   例①長めのお話作り    ②詳細な読書感想文    ③新聞記事の要約    ④難しい漢字の使い方や四字熟語の練習 など   算数の自主学習ネタ 低学年    例①お金の計算ごっこ     ②数の数え方や足し算・引き算のゲーム     ③かんたんな形のパズル など   中学年    例①掛け算九九チャレンジ     ②長さや重さの測定     ③三角形や四角形などの図形パズル など   高学年    例①分数や小数の計算練習     ②算数のトリック問題     ③図形の面積や体積を求める問題     ④速さや割合の計算 など   理科の自主学習ネタ 低学年    例①花や木の観察日記     ②身近な生き物や昆虫の観察     ③日光や風の体験実験(水に色をつけて蒸発させるなど) など   中学年    例①植物の成長観察(豆の栽培など)     ②簡単な家庭実験(食塩水の結晶づくり)     ③天気予報の観察と記録 など   高学年    例①複雑な家庭実験(酸・アルカリの反応など)     ②気象観測(気温・湿度の記録)     ③地域に生息する生き物の調査 など   社会の自主学習ネタ 低学年    例①地域の名所や神社・公園を訪れて観察     ②家族の職業や役割について話し合う     ③おうちの近くの地図作り など   中学年    例①地域の行事や祭りについて調べる     ②家族の歴史(祖父母の話を聞くなど)     ③簡単な都道府県カードゲームで日本地図を学ぶ など   高学年    例①町や市の歴史調べ     ②戦国武将や歴史上の人物について調べる     ③47都道府県の特産品や名所を覚えるゲーム など     自由研究の自主学習ネタ 低学年    例①かんたんな工作(折り紙で動物を作るなど)     ②好きな動物の絵を描く     ③身近な植物や昆虫の観察記録 など   中学年    例①少し複雑な工作(ペットボトルの船など)     ②家でできる簡単な実験(重曹とお酢で泡を作るなど)     ③動物や魚について詳しく調べる など   高学年    例①科学実験(電池で動く工作など)     ②音楽や絵画の鑑賞記録・感想文     ③複雑な動植物の生態や自然環境についての研究 など     家庭で自主学習を効果的にサポートする方法   それでは、保護者が子どもの自主学習をサポートする際の具体的な方法について、紹介していきたいと思います。   1日少しずつ学ぶ習慣をつける 大人でも言えますが、何事も少しずつで、習慣づけることが大切です。 毎日、少しの時間でも続けていき、続けることの大切さを教えていきましょう。 例えば、友達と遊びに行く前にドリルをやる、とか、ゲームをやったら、そのあとは10分漢字練習をする、とか、どんなことでも短くてもいいので、学ぶ習慣をつけていきましょう。     目標とごほうびを設定する やみくもに「やれ!」ではやりません。 小さなことからコツコツと、で、まず小さな目標を設定し、それを達成していく。達成したらお子さんは喜びます。喜びを積み重ねることが一番の近道です。 そして、達成したらごほうびを、というか、何か報酬的なものあげることもいいです。 ワークを30分したら、ゲームしていいよ、でもいいですし、しっかりほめてあげることも大切です。      結果よりプロセスをほめる 例えば自学自習でやったテストで100点取った結果をほめるのもいいですが、結果だけでなく、その過程での努力もほめてあげましょう。 まとめのテストでいい点とれたけど、それよりもまして、そこまでの毎日の問題演習を頑張ったね!とか、途中で間違えた問題も戻って解きなおして、できるようになったね!など、 ほめて、子どもの自信を育むことも重要です。       親子で一緒に学ぶ楽しさ   特に低学年のお子さんはそうですが、なかなか毎日机に向かうということも難しいかもしれません。 ただ、保護者の方が一緒に横に座って最初はやってみると、お子さんもやり始めやすいでしょうし、親子の絆も深まります。 お子さんも自主学習をしていて、疑問に思うこともあるでしょう。あれ、どうして? なぜ? と質問してきたときに近くにいてあげて、一緒に学ぶと子どもたちは喜んでやってくれるかもしれません。       まとめ   「自主学習」は自分が主体的に学ぶことです。 自主学習をするようになると、考えますので、成長します。 始めるには、まずはスモールステップをクリアし、少しづつ進めていくことです。 それらの家庭での学びを保護者はサポートすることで、子どもの成長をそ促進できることになります。 そのためには・・・と意気込むより、 「まずは一つ、自主学習ネタを子どもと一緒に考えてみましょう!」         自主学習におすすめ 文理の「ふしぎはっけん! たんきゅうブック」   親子で一緒に身の回りのふしぎを探求し、完成させる体験学習ブック! 好奇心・探求心をのばすためのファーストブック ♪ ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       【今回の執筆者】  イニシャル:KN  年代:50代    ~今回の一言~   一歩、また一歩、足音を踏み鳴らそう♪

集中力が切れる原因とは? 集中力を高める方法を解説

「子どもがすぐに勉強に飽きてしまう」 「集中して机に向かってくれない」 と感じることはありませんか?   多くの子どもは、大人よりも環境や体調、刺激に敏感で、集中力が続きません。 でも、少しずつトレーニングをしていくことで、徐々に集中力をアップすることが出ます。   本日の記事では、子どもの集中力を妨げる要因と、集中力アップのために保護者ができるサポートについてご紹介します。   もくじ 勉強中に集中力が切れる原因とは? 小学生・中学生の保護者が知っておくべきポイント集中力を高めるための勉強前の小・中学生におすすめのルーティン勉強中に集中力を持続させる4つの方法集中力を高めるための生活習慣の改善まとめ[PR]  小学生の集中力アップに「教科書ドリル」   勉強中に集中力が切れる原因とは? 小学生・中学生の保護者が知っておくべきポイント 勉強中に集中力が続かない原因を理解することは、子どもの学習サポートにおいて非常に重要です。 ここでは、子どもの集中力に影響を与える主な要因を紹介します。   長時間の勉強で疲れやすい 子どもは長時間の勉強に慣れていないため、短い時間でも集中力が途切れやすく、疲れが出やすいです。 特に、苦手な科目や難しい問題を前にすると、心身の疲れが早く表れます。 個人差はあるものの、小学生の集中力の継続時間は10分~20分、中学生で30分程度です。     散らかった勉強環境 机や勉強スペースが散らかっていると、子どもの集中力が低下しがちです。 目に入るものが多すぎると気が散りやすく、勉強に集中しにくくなります。   スマホやゲームの誘惑 スマホやゲームの通知音や画面の光は、子どもにとって大きな誘惑です。 勉強中に近くにあると、どうしても手が伸びてしまいがちです。   お腹がすいて集中できない 空腹は集中力低下の原因になります。 小中学生は成長期にあるため、エネルギーが消耗しやすく、空腹を感じると勉強への意欲が下がってしまいます。   姿勢が悪くて疲れやすい 姿勢の悪さは体の疲れを招き、集中力を持続させる妨げになります。 猫背や斜めの姿勢は、首や肩に負担がかかり、早く疲労が溜まりやすくなります。     集中力を高めるための勉強前の小・中学生におすすめのルーティン 集中力を高めるためには、勉強を始める前のルーティン作りが効果的です。 子どもでも簡単にできるルーティンを取り入れることで、勉強モードに入りやすくなります。 ここでは、小中学生でも実践しやすいルーティンをいくつか紹介します。   軽く体を動かしてみる 勉強前に軽く体を動かすことで、血流が良くなり頭がすっきりします。 たとえば、ジャンプをしたり、腕を伸ばしたりするだけでも効果的です。 体をほぐすことで緊張が解け、リラックスした状態で勉強に取り組めるようになります。 勉強前のウォーミングアップとして、親子で一緒に行うと楽しく習慣化できるでしょう。   深呼吸でリラックス 大きく息を吸って、ゆっくり吐く深呼吸を3回ほど行うことで、気持ちが落ち着きます。 緊張や不安が和らぎ、集中力も向上します。 勉強前に深呼吸を取り入れることで、心を整え、集中しやすい状態に持っていくことができます。   今日の目標を紙に書く 勉強前に「今日は何をがんばるか」を紙に書くと、目標が明確になります。 具体的な目標を持つことで、子どもは「これをやるぞ!」という気持ちになり、集中して取り組むことができます。 小さな目標でも構わないので、目標を設定し、紙に書いてみると効果的です。 視覚的に目標が確認できることで、達成感も得やすくなります。   好きなおやつを準備する 勉強の後に好きなおやつを楽しみにしておくと、モチベーションが上がります。 勉強を頑張ったご褒美としておやつを設定することで、子どもが自主的に集中力を持続させる工夫ができます。 好きな食べ物を選ぶことで、自然と勉強への意欲が湧き、ポジティブな気持ちで学習に取り組めるでしょう。         勉強中に集中力を持続させる4つの方法 勉強に取り組む小中学生が、集中力を持続させるにはいくつかの工夫が必要です。 無理なく楽しみながらできる方法を取り入れることで、飽きずに勉強を続けられます。 ここでは、子どもたちが簡単に試せる集中力持続のコツを紹介します。   15分勉強して5分休憩 「15分集中して勉強し、その後5分休憩」というサイクルは、小学生にぴったりの集中法です。 短時間の集中を繰り返すことで、長く続けるよりも飽きずに学習できます。 タイマーを使い、「15分頑張ったら5分休む」とリズムをつけると、ゲーム感覚で楽しみながら集中できます。 長時間にわたる勉強に慣れていない小学生にも取り組みやすく、疲れも軽減されるため、おすすめの方法です。     机の上をすっきりさせる 集中して勉強するためには、整理された机の環境も重要です。 机に物が多いと視界が散らかり、注意が他のものに向きがちになります。 不要なおもちゃなどは片づけて、教科書と文房具とノートなど必要な物だけにしてみましょう。 小学校のうちは、「使わない本は片づけてみよう」と保護者が声をかけると、整理整頓の意識も育てやすくなります。 簡単な工夫で集中しやすい環境を整えることができます。   スマホやゲームを別の部屋に置く スマホやゲーム機は、子どもにとって非常に誘惑の多いアイテムです。 勉強中に気になってしまうと、集中力が途切れてしまいます。 勉強の時間は、スマホやゲーム機を別の部屋に置き、手の届かない場所にするのがおすすめです。 「勉強が終わったらゲームしていいよ」と約束事にしておくと、集中して勉強に取り組むきっかけになります。 誘惑を遠ざけることで、効果的な学習が可能になります。   休憩中に外の空気を吸う 勉強の合間の休憩には、新鮮な空気を吸ってリフレッシュするのも効果的です。 短い外出で深呼吸をするだけでも、頭がスッキリし、集中力が回復します。 室内にいると気分も停滞しやすくなりますが、外の空気を吸うことで気分転換が図れ、次の勉強に向けた意欲が高まります。 「ちょっと外で深呼吸してみよう」と声をかけて、簡単にできるリフレッシュ方法を試してみましょう。     集中力を高めるための生活習慣の改善 集中力を持続するためには、日々の生活習慣も見直すことが大切です。 睡眠、食事、運動の面から、集中力を支える習慣づくりを意識してみましょう。   十分な睡眠を確保する 良質な睡眠は、集中力を保つための基盤です。 子どもは発育段階にあり、疲れを取るためには十分な睡眠時間が必要です。 最適な睡眠時間には個人差がありますが、小学生なら9~12時間、中学生なら8~10時間を目安に、決まった時間に寝る習慣をつけましょう。 また、就寝前にはスマホやゲームなどの刺激を避け、リラックスした状態で眠れる環境を整えることも大切です。 しっかり休むことで、翌日も集中力が持続しやすくなります。     脳に良い食べ物を摂取する 集中力を高めるためには、脳の働きをサポートする食事も重要です。 ブルーベリー、ナッツ、魚など、脳を活性化させる栄養素が豊富な食品を日常の食事に取り入れましょう。 特に、朝ごはんは一日のエネルギー源となるため、欠かさず食べる習慣をつけることが大切です。 食事がしっかりとれていると、学習時の集中力もアップします。 おやつとしてナッツやフルーツを取り入れるのも効果的です。   毎日の軽い運動を習慣化する 運動は脳に酸素を供給し、集中力を持続させる効果があります。 毎日少しずつでも体を動かす習慣を持つことで、集中力の維持に役立ちます。 散歩やジョギング、ストレッチなど、簡単に取り組める運動がおすすめです。 親が一緒に取り組むと、子どもも習慣にしやすくなります。 運動が気分転換にもなり、ストレス解消やリフレッシュにつながります。       まとめ 勉強中の集中力を高めるためには、環境の工夫や生活習慣の改善が鍵となります。 短時間の集中を繰り返す方法や、整理整頓された学習環境づくり、生活習慣の見直しを通して、無理なく集中できる状態を作り出せます。 保護者の皆さんも一緒に取り組むことで、お子さまが楽しく学べる環境が整います。 まずは一つの方法から試してみて、少しずつ集中力を高めていきましょう。     [PR]  小学生の集中力アップに「教科書ドリル」 「教科書ドリル」は小学生向けの教科書準拠版ドリル※です。 ※国語・算数は教科書に合った準拠版、それ以外は全教科書対応版です。   1回10分でできるので、学習の定着確認とともに、集中力のトレーニングにもなります。 今回の記事で紹介した、15分学習して5分休憩のサイクルで学習するのにもぴったりの分量です。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら  

【次こそは!】定期テストの後悔はどんどん次につなげよう!

定期テストが終わると、いろいろと後悔することも出てきますよね。   「もっと早く始めていれば…」 「ここで+とーさえ間違えなければ…」 「もう一度見直ししていれば…」   できなかったことに対しては落ち込んでしまうものですが、 逆に言えば、次はそこを気を付けられる!ということでもあります。   たとえばどういう風に気を付ければよいか? 見てみましょう!     テスト対策が間に合わなかった人は   テスト対策の開始時期を見直す 「テスト勉強の開始が直前になり、時間が足りなかった!」という人は、テスト開始時期を見直す必要があります。 一度、今回よりも早い時期に始めてみてください。 部活動などが忙しく、テスト勉強の開始がどうしても遅れてしまう場合は、 普段からテストを意識して授業を受けたり、わからないところをそのままにしないようにしたり、 じわじわとテスト対策が進むようにするとよいかもしれません。     提出物は溜めない テスト期間には、ワークやノートなどの提出を求められることも。 「明日のための暗記をしたいのに、提出物が終わってない!」となると焦りますよね。 今回、そういうことがあった場合は、まず普段から提出物をちゃんと出すようにすること、 そして次回のテストで提出物が発表されたら、早めに片付けるようにしましょう!     ノートの取り方でテスト勉強を時短 「ノートをまとめ直していたら時間が無くなった」という人もいるのではないでしょうか。 まとめるのには時間がかかるのはわかっているけど、授業に即したまとめノートはほしい… そういう場合は、授業中からまとめノートを作ってしまいましょう。 具体的には、 ・重要語句を赤シートで消せる色で書く ・後から情報を足せるスペースを作っておく 最低限これだけでもしておくと、テスト前は教科書やプリントなどノート以外から 足したい情報を書き足すだけで、まとめノートが完成します。     集中が続く仕組みを考える 「時間はあったはずなのに、だらだらしてしまって気づいたら…」 これは多くの人が抱える悩みだと思います。 今回の後悔が薄れる前に次回の対策を考えましょう。 たとえば… スマホを触ってしまった  →スマホはリビングに置く 家では集中できない  →図書館・学校など場所を変えてみる 眠くなってしまった  →時間を区切って休憩をはさみながら勉強する       何をやればいいのかわからなかった人は   今回の問題から、教科ごとに対策を考える 先生が変わらなければ、多くの場合テストの傾向は次も変わらないはずです。 たとえば、 数学は学校のワークからたくさん出た  →学校のワークを何周かしよう 英語は教科書の文が題材になっている  →教科書の文を音読してなんとなく覚えておこう 国語は漢字や著者の名前は必ず出る  →悩んだら漢字練習や著者の確認をしておこう といったように、考えることができます。   今回のテストをもう1回やるとしたら、何を勉強する? と考えてみるといいかもしれません。     テスト対策用の学習参考書を取り入れる 何からやるか迷ったら、市販の学習参考書もおすすめです。 ・取り組んでいくだけで、テスト対策になるよう作られている ・よく出る問題が載っていてテストがイメージできる といった点が、おすすめな理由です。   中でも”教科書準拠”ジャンルのものであれば、 教科書の項目に沿った構成になっているため、より入りやすいです。   中学教科書ワーク 要点のまとめ→練習問題→確認問題、で 自然にテスト範囲の振り返りと問題演習ができる。 ▶シリーズページはこちら   ▶ご購入はこちら   中間・期末の攻略本 さらにコンパクトにまとまっている。 赤シートで消せるのでまとめノート代わりにも。 ▶シリーズページはこちら   ▶ご購入はこちら       ケアレスミスをしてしまった   今回のミスを忘れない 同じミスを繰り返さないためには、ミスを忘れないことです。 「ピリオドをつけ忘れて△になった」ならば、 次は最後にピリオドだけを通しで見直して、そこだけはミスしないようにしましょう。 次回、別の場所でミスをしてしまったら、次々回ではそこもチェックポイントに加えます。 そうすることで、全体的なミスの確率は減らすことができます。     見直しに時間をとる意識をもつ ケアレスミスは、見直しで発見して命拾いすることも多いです。 ということは、見直しの時間を確保することも重要です。 最後に10分くらい残す意識をもって、問題を解くペースを考えます。 たとえば、こんな考え方はどうでしょうか。 ①悩む問題があったら飛ばしてまず最後まで解き切る ②残り時間10分になるまでわからない問題と向き合う ③残り10分になったら一度切り上げて見直しをする ④さらに残った時間で粘る ペースは人それぞれなので、いろいろ試して自分に合うやり方を探してみてください。       勉強していなかったところが出た   「必ず覚えるところ」に設定する たとえば「国語の素材文の著者の出身地を聞かれた」のようなことがあった場合、 それなら次は「著者の出身地は必ず押さえる」とすれば確実に点が取れますね。 今回盲点だった場所は、次には盲点ではなくなります。 そうして盲点を減らしていきましょう。     心の準備をしておく あらかじめ「全然わからないのも出るかも…」と意識を持っておくだけでも、 そういう問題に出会ったときの焦りを軽減できます。 いざその時がきたら、慌てずに飛ばし、他の問題に丁寧に取り組みましょう。         大事なのは、次どうするか 「今回できなかったことができるように」を積み重ねていけば、確実にステップアップができます。 失敗が悔しかったり悲しかったりしたときは、どうすればそうならないかを考えるのが大切です。 定期テストで経験を重ねて、もっと大きな試験のときに力を発揮できるよう、成長していきましょう!      \日々成長!/       ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: さっそくカレンダーを見て、次のテストまであと何日か数えてみましょう。

日々の積み重ねが大切!「算数ドリル」で算数を得意教科にしましょう

算数でドリル学習が効果的な理由 小学校では、「計算ドリルの●ページを解きましょう」と宿題が出ることが多いですね。 ドリルを解くことは、学習したことの定着にとても大切です。 その理由を見てみましょう!   繰り返すことで解き方が定着するから ドリルでは、同じ学習事項を様々な形式で解きます。 しっかりと取り組むことで学習内容が自然と定着し、より速く、より正確に解くことができるようになるのです。 「教科書ドリル」では、同じ学習事項をおもて・うらの両面で解きます。 答え合わせ、間違い直しをする過程でしっかりと定着させることができます! 体系的で学習計画が立てやすいから ドリルは、「じっくり時間をかけて理解をする」よりも、 「理解したことをアウトプットして定着させる」ことに重きを置いていることが多いです。 そのため、1回あたりにかける時間はそれほど多くなく、日々の生活に取り入れやすいです。 平日は、宿題にプラスしてドリルを取り入れ、休日はワークをじっくり解く…といった学習計画を立ててみましょう。 「教科書ドリル」のように、巻末に学習記録をつけられるドリルもあります。 毎日取り組むことで学習が習慣化するから 取り組む学習内容によって難易度が大きく異なっていたり、学習時間が日によって違っていたりするとなかなか慣れず、 勉強に抵抗を感じてしまい続きません。 しかし、ドリル学習であれば同じ難易度・同じ学習時間に設定されていることが多いため、 毎日どのくらいの時間取り組むべきかを把握しやすく、続けやすいです。  習慣づけをすることができたら、1日に取り組む量を少し増やす、レベルを少し上げる、などの工夫をしてみましょう。   効果的な算数ドリルの選び方 ドリル学習は、毎日コツコツ続けて学力を定着するのにぴったりです。 算数は地道な努力を積み重ねることが大切な教科なので、ドリル学習と相性抜群! 書店に行くと、たくさんの種類のドリルがずらりと並んでいます。 お子さまひとりひとりに合ったドリルの選び方を見ていきましょう。 子供のレベルに合ったものを選ぶ ドリルは、1枚あたりに取り組む量や1枚あたりのレベルがしっかりと設定されています。 算数が得意なお子さまであれば、「トップ」「ハイレベル」などの名前が付いた比較的レベルの高いドリルに挑戦してみましょう。 算数がニガテでどうしても抵抗感がある……。というお子さまであれば、 まずはお菓子やキャラクターがふんだんに使われていて、問題数の少ないドリルから始めてみましょう。     答え合わせがしやすいものを選ぶ ドリルで一番大切なのは、答え合わせと間違い直しです。慣れないうちは保護者の方のサポートが必要ですが、 理想はお子さま1人で答え合わせと間違い直しができることです! ドリル学習が初めて!という方は、縮刷解答になっているドリルを選んでみましょう。 問題がそのまま印刷されており、答えが載っているので答え合わせがしやすくなっています。   解説が充実しているものを選ぶ 間違い直しをするとき、途中式や解説の記載が少ない解答・解説のドリルを選んでしまうと、 どこで間違えたか、なぜ間違えたかが分からなくなってしまいます。 特に、算数のニガテを克服したい!という目標があるご家庭では、 しっかりと解説が充実したドリルを選ぶことが大切です。 苦手なところは分野別ドリルで補う 算数は、「計算」や「図形」といった分野別になっています。 お子さまが苦手とする領域をしっかりと把握し、学年をさかのぼってみたり、 予習をして授業についていけるようにしたり、というケアを行うことで克服できる可能性がグッとアップします! 「教科書ドリル」や「できる!!がふえる↑ドリル」は分野別に分かれているので、書店でお子さまとお手に取ってみてください。     効果的な算数ドリルの学習方法 毎日取り組むドリルを選ぶことができたら、いよいよ実践です。 最後までしっかりと解き切ることができるコツをご紹介します! 毎日ちょっとずつ取り組む 2日に1回、3日に1回まとめて……。としてしまうと、いつ取り組むのか忘れてしまい続かなくなってしまいます。 「毎日決まった時間に、1枚だけ解く」から始めてみましょう。 習慣化できるようになってきたら、「1日2枚、朝晩1枚ずつ」といったルールを追加してみましょう。   その日のうちに答え合わせをする 解きっぱなしでは、なかなか力が付きません! なので、10~15分と時間を決めて解いた後は、サッと答え合わせまでしてしまいましょう。 なるべく、解いた感覚を忘れないうちにすぐに答え合わせをすることがおすすめです。   間違えたところの復習をする 間違えてしまった箇所は、計算ミスなのか、理解が不足しているのか……。といった原因を分析して、解き直すようにしましょう。 計算ミスの場合は、少し演習量を増やす、ゆっくり丁寧に解くことを意識する、などの対策が考えられます。 理解が不足している場合は、教科書やワークで解き方をしっかりと確認してからドリル演習を再開するようにしましょう。 「間違い」は次につながる大事なステップです。しっかりと復習しましょう!   楽しくドリル学習を続けるコツ ドリル学習を続けるためには、お子さまのモチベーションが続くことがなにより大切です。 日々取り組むものなので、保護者の方が強制するのではなく、お子さまが自然と自ら机に向かうような環境づくりをしましょう。   子供が気にいったドリルを選ぶ まず大切なのは、実際に親子で書店に行き手に取って、お子さま自身がやる気になるドリルを選ぶことです。 保護者の方は、お子さまのニガテや現在のレベルをある程度把握して、現在のお子さまの状況に合ったものを勧めるサポートを行いましょう。 進捗や達成度を見える化 お気に入りのドリルを選び購入することができたら、まずは解いてみましょう。 達成感が感じられるよう親子で一緒に記録をつけたり、シールを貼ってみたりといった工夫をしましょう。 「おかしなドリル」のように、ドリル自体にシールや達成シートが付属しているものもあります! ごほうびでモチベーションアップ 「毎日ドリルを続けることができるようになった」、「学校のカラーテストで点数が上がった」といった嬉しい変化は見逃さず、 しっかりと褒めてのばすことが大切です! 「まずは1週間ドリルを毎日続ける」、「カラーテストで90点以上取る」といった目標をお子さまと一緒に決めて、 達成した時にもご褒美を用意しましょう。 「おかしなドリル」では、クラフト工作ができます。 また親子でお菓子作りをするレシピが掲載されていたりするので、 設定した目標が達成できたときにご褒美として活用するのもおすすめです!   おすすめの算数ドリル 具体的に、お子さまの状況に合わせておすすめのドリルをご紹介します! ドリルによって、サイズ、問題量が様々です。 また、1枚ずつはぎとれるドリル、シールやボードなど付録がついたドリルなど、そのドリルならではの特長があるドリルもあります。 特長を押さえたうえで、ぜひじっくり比較してお選びください!   小学教科書ドリル 国語・算数が教科書準拠になっています。 教科書の単元名やページ数が各ページに掲載されているので、理解が不足している部分は教科書を確認して復習することができます。 ▶シリーズページはこちら ▶低学年ご購入はこちら ▶高学年ご購入はこちら できる‼がふえる↑ドリル 細かく分野別に分かれているのが特長です。 お子さまの得意・不得意に対し、ピンポイントでアプローチできます。予習・復習におすすめです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら おかしなドリル 算数のニガテを自然と克服する工夫が詰まった、小学生低学年用のドリルです。 明治のおかしがたくさん登場するので、ワクワクしながら解き進めることができます。 ボードやシールなどの付録をしっかり活用して、小さいお子さまでも最後まで解き切ることができる構成になっています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら ハイレベル算数ドリル 算数の得意をさらにのばすことができるドリルです。 オールカラーながら、難易度の高い問題が多く掲載されておりステップアップ式で抵抗感なくすすめることができます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら

小学生のための漢字テスト攻略ガイド ~楽しく学んで高得点を目指そう~

小学生の保護者のみなさま、お子さまの漢字学習はいかがでしょうか? お子さまが学校で漢字テストに取り組んでいる姿を見て、学習の進捗を気にしている方も多いと思います。漢字は日本語を理解するための重要な要素であり、後の学習のためには早いうちからしっかりと身につけておく必要があります。 今回はその「漢字テスト」についてお伝えします!     どうして小学校で漢字テストがあるの? 読み書きはすべての学習の基本となるから 正しい読み方と書き方を身につけることは、学力向上に不可欠な要素です。 国語だけでなく、算数の文章問題、理科・社会の教科書なども、漢字が読めなければ徐々に理解が難しくなってしまいます。   さらに、大学入試などで求められる文章力向上には、漢字の知識が絶対的な基礎となります。 言葉の正しい使い方を学ぶためには、漢字を正しく書ける必要があるためです。   小テストを繰り返すことで定着するから 漢字は一度覚えただけではすぐに忘れてしまうものです。 そんななか、学習した漢字を繰り返し復習できる漢字テストは、記憶を定着させるための有効な方法とされています。 定期的な小テストを通じて、自分の弱点を見つけ、重点的に復習することができます。 漢字を繰り返し書くことで、書き方だけでなく、意味や使い方も自然と身に着けられます!   特に小学校では、学年ごとに学ぶ漢字の数が増えていきます。 1年生では約80字、2年生では約160字、3年生では約200字…と、多くの漢字を学びます。 この膨大な漢字を覚えるためには、定期的にテストを行い、理解度を確認していくことが重要となるのです。   さらに、テストは達成感を得るための良い機会でもあります。点数や結果が目に見える形でわかるため、お子さまのやる気を引き出すこともできます。       漢字学習のコツ ①読みと意味を覚える 漢字を学ぶ際には、まずその漢字の読み方と意味を理解することが大切です。 ただ形を覚えるだけでは、実際の文章で活用できません。 同じ漢字でも文脈によって違う読み方をすることがあるため、さまざまな場面でどのように使われるか、知ることが重要です。   ②画数・筆順を意識しきれいに書く 漢字はただ書けるだけではなく、正しい画数と筆順で書くことも大切です。 筆順を守ることで、漢字が整って見え、テストでも点数が取りやすくなります。 筆順は「見た目の美しさ」だけでなく、「速く、正確に書く」ためにも大変役に立ちます。   ③部首を知る 漢字の部首を理解することも学習の大きな助けになります。 部首は漢字の意味や読み方に深く関係しており、部首を覚えることで、似たような漢字をグループで覚えることができます。 例えば「海」や「湖」などの水に関連する漢字は「さんずい」が使われていますが、これを知っていると意味の推測がしやすくなります。   ④繰り返し書く 最終的には、何度も書いて覚えることが漢字学習の基本です。 手を動かして漢字を何度も書くことで、記憶に定着しやすくなります。 ただ、闇雲に繰り返すのではなく、読みや意味を確認しながら書くことがポイントです!     漢字テストで高得点を取るには ①教科書の新出漢字が出る 漢字テストでは、主に教科書に出てくる「新出漢字」が中心に出題されます。 授業中に新しく学んだ漢字は必ず復習し、テストに備えましょう。 新出漢字は、日常生活や教科書内で頻繁に使われるため、しっかりと覚えておくことが大切です。   ②今までに習った漢字も出る 漢字テストでは、新しい漢字だけでなく、これまでに学んだ漢字も出題されることがあります。 特に、低学年で習った簡単な漢字ほど、時間が経つと忘れやすくなりますので、定期的に復習することが重要です。   ③トメ・ハネまできれいに書く 漢字を書く際には、トメ・ハネ・ハライといった細かい書き方まで気を配りましょう。 教師が細かい部分までチェックするため、トメやハネの丁寧さが得点に影響することもあります。見直しの際には、トメ・ハネがしっかりできているか確認する習慣をつけましょう。   ④送り仮名に気をつける 漢字の書き取りでは、送り仮名にも注意が必要です。 送り仮名が正しくないと、せっかく漢字が書けても減点されてしまいます。     楽しく漢字を覚えるには 漢字検定合格などの目標を持つ 漢字検定などの目標を設定すると、やる気が一層高まります。 具体的な目標があると、計画的に学習が進められ、達成感も得やすくなります。 漢字検定は、実際のテスト形式にも慣れる良い機会ですので、定期的にチャレンジしてみるとよいでしょう。   面白い例文で覚える 例文を使って漢字を覚えるのもおすすめです。普通の例文ではなく、ちょっと面白い文や、子どもが興味を持つ内容で漢字を使うと、より覚えやすくなります。   漢字ゲームで楽しく覚える 漢字を覚えるためには、ゲーム感覚で取り組むのも効果的です。 例えば、『源氏物語』でもその名が登場し、日本に昔からあるとされる「偏つぎ」があげられます。 「偏」と「旁(つくり)」の組み合わせを考えるゲームとされており、親が「旁(つくり)」を出し、子がそれに合う「偏」を出すという楽しみ方があります。 例えば親が「月」を出した場合、子が「日」を出せば「明」、「月」をだせば「朋」となるというように、様々な漢字を作り出していくのです。 遊びながら学べる工夫を取り入れることで、楽しみながら漢字を習得できますね! ※偏つぎの遊び方には諸説あります。     小学生におすすめの漢字ドリル2選 教科書ドリル 「教科書ドリル」は、教科書に沿った内容で漢字を学べるドリルです。 学校の授業内容に合わせた問題が掲載されているため、予習や復習に最適です。 特に、テストに出やすい新出漢字を効果的に練習できるため、漢字テスト対策にも役立ちます。日々の学習に取り入れてみてください。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     できる‼がふえる↑ドリル 「できる‼がふえる↑ドリル」は、短い時間の反復練習で、無理なくレベルアップができるドリルです。 オールカラーで、イラストも多く取り入れられており、漢字学習の苦手意識をなくしてくれます。基礎からしっかり学べるので、漢字の復習にもぴったりです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     まとめ 漢字テストは、子どもたちが漢字を確実に覚えるための大切な学習手段です。コツを押さえ、楽しみながら取り組むことで、漢字学習はもっと効果的で楽しいものになります。保護者の皆さまもぜひ、お子さまの学習をサポートし、目標を持って一緒に取り組んでみてください。   【今回の執筆者】 イニシャル:M 年代:20代 ~今日の一言~ 自分の名前の漢字が難しく、テストの際、まず名前を書くのに大変時間がかかってました。

保護者必見! 宿題の丸つけのコツ

小学生の保護者のみなさま、お子さまの宿題の丸付けはどうされていますか? 宿題の採点は保護者がするようになっている学校も多いですが、仕事や家事がある中の丸付けは大変ですよね。 今日はそんな子どもの宿題の丸付けのコツについて書きます。   どうして保護者が丸付けをするの? 子どもの学力がわかるから 保護者が宿題の丸付けをすることで、子どもの学力や理解度を直接知ることができます。 どの部分が得意でどの部分が苦手なのかがわかり、その情報をもとに適切なサポートができます。 これにより、子どもに必要な学習支援を効果的に行うことができます。   子どもの学習をサポートできるから 宿題の丸付けを通じて、保護者は子どもに具体的な学習サポートができます。 間違いを指摘し、正しい解答方法を教えることで、子どもの理解を深める手助けができます。 また、子どもの学習状況に応じて、塾に行かせたり、家庭教師をつけたりする必要があるかなど、さらなるサポートの方法を考えるきっかけにもなります。   コミュニケーションのきっかけになるから 宿題を一緒に確認することで、保護者と子どもとのコミュニケーションが生まれます。 この時間を利用して、学校の話をしたり、子どもの悩みを聞いたりすることができます。 コミュニケーションを通じて、子どもの学習意欲を引き出し、親子の関係を深めることができます。     宿題の丸付けのここが大変 時間と労力がかかる 宿題の量が多いと、一度に多くの問題をチェックしなければならず、時間と労力がかかります。 特に、問題集の各ページに多くの問題が含まれている場合や、複数の教科の宿題がある場合には、丸付けにかかる時間が長くなります。 このため、仕事や家事で忙しい保護者にとっては大きな負担となります。   正確な採点をする必要がある 宿題の丸付けでは、正確な採点が求められます。 問題の解答が正しいかどうかを見極めるために、計算や説明の過程を詳しく確認する必要があります。 特に算数の問題では、計算ミスや理解不足が隠れていることが多く、正確なチェックが難しくなることがあります。   適切なフィードバックが難しい 丸付けの際には、単に〇×を付けるだけではなく、間違いの原因を特定し、具体的な改善方法を提供する必要があります。 これには、問題の解答や教科書の内容をしっかり理解し、分かりやすく説明するスキルが求められます。 特に学習内容が複雑な場合、効果的なフィードバックを行うのは大変です。     宿題の丸付けのコツ 解いたその日にする 宿題の丸付けは、解いたその日に行うのがベストです。 問題を解いたばかりの時に丸付けをすることで、間違いをすぐに修正でき、記憶も新鮮なまま学習を続けることができます。 これにより、学習の定着が良くなります。 日々の宿題はともかくとして、夏休みの宿題などは、子どもも保護者もつい後回しになりがちですが、長期休暇の間の宿題の丸付けもルーティーンにしましょう。   採点のルールを決める 丸付けをする際には、あらかじめ採点のルールを決めておくと便利です。 例えば、間違いのある問題にはどう対応するか、部分点をどう付けるかなどを決めておくことで、一貫性のある評価ができます。 ペンの色や〇や×、✓の位置や形などにもルールがあると、丸付けがスムーズに進みます。 また、丸付けを受け取った子どもも解けた問題、解けなかった問題が一目でわかります。   フィードバックする 丸付けをする際には、ただ正誤を確認するだけでなく、どこが間違っていたのか、どうしてそうなるのかを説明することが大切です。 具体的なフィードバックを行うことで、子どもはどのように改善すれば良いのかがわかり、理解が深まります。   フィードバックのコツ ●問題と解答解説に目を通しておく 初見で丸付けするのは大変ですが事前に問題や解答を読んでおくと、子どもから質問されたときにも余裕をもって答えられます。 ●いっしょに解きなおす 子供がどこで間違えているのかがわかるので、適切なアドバイスができます。 ●解答解説(てびき)をよく読む 解説が詳しい解答解説には、くわしい解き方や間違えやすいポイントが載っていますので、お子様にその部分を見るように促すとよいでしょう。     丸付けしやすい問題集 縮刷解答のある問題集 宿題の丸付けを簡単にするためには、縮刷解答が付いている問題集が便利です。 問題と同じレイアウトの解答欄に答えが載っているため、すぐに答えが確認できて手間がかかりません。 これにより、保護者もスムーズに丸付けが行えます。   ハイレベル算数ドリル 学校の勉強だけでは物足りないと感じている小学生のための算数ドリルです。 解答解説の上段は縮刷解答で答えがそのまま書いてあるので、答え合わせがしやすくなっています。 下段には詳しい「てびき」があるので、解答を見てもわからない問題はここ読めば解決できます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   二次元コードで縮刷解答が見られる問題集 さらに便利なのは、二次元コードで解答が見られる問題集です。 スマートフォンやタブレットでコードを読み取ると、解答がすぐに確認できるため、迅速に丸付けができます。   保護者に向けたコメントがある問題集 保護者向けのコラムやアドバイスが掲載されている問題集もあります。   できる!がふえる↑ドリル 算数 系統的に学習できる分野別の算数ドリルです。 「おうちのかたへ」のコーナーがあり、単元のねらいやポイントを掲載しています。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 宿題の丸付けは大変ですが、保護者が丸付けをすることで子どもの学習状況がわかります。 日常のコミュニケーションにもなりますし、ほめられることで子どものモチベーションも高まるので、前向きに取り組んでください。

予習・復習って大切! 学校の授業を最大限活用して、効率的に過ごそう!

/ みなさん、予習・復習、してますか? \   やった方がいいと言われているランキング上位の「予習・復習」、 何かと忙しい学校生活の中で、どうやってやればいいの?ほんとにやる意味あるの??と思うこともあります。   結論から言うと、意味はあります! 今日は、予習・復習の重要性と、やり方のポイントについてお話します。         予習・復習の重要性   予習・授業・復習のサイクル  学校生活で最も大きな時間を占めるのは、授業時間です。 ここを有効活用しない手はありません。 予習・復習は、”学校の授業”の価値を最大限高めるものと言えます。   予習で準備をすることで、授業中に話をしっかり聞けるようになります。 また、事前にわからないことを整理でき、どこを特に重点的に聞けばいいかがわかります。 そして復習によって、授業の穴を埋めて内容を身につける。 予習→授業→復習のサイクルで、学校の授業で学ぶ内容を増やし、その他の時間を効率的に使えるようにしましょう。     テスト・入試対策への布石 今述べた通り、予習・復習をすることで、 ”学校の授業”の中で自分の苦手の発見・克服や、学習内容の定着をはかることができるようになります。 すると、テスト対策のスタート地点が変わってきます。 わからないことをわかるようにするところからではなく、練習に時間をさけるようになるのです。 また、予習・復習そしてテスト対策で着実に力をつけていけば、受験勉強の土台にもなります。     やりたいことがたくさんある人こそやろう 部活・習い事・趣味で毎日忙しくて、時間がとれない! そんな人こそ、1日30分でも10分でもいいので、予習・復習をしておくことをおすすめします。 なぜなら、先ほども述べたように、ちょっとした積み重ねが受験勉強のアドバンテージとなるからです。 「受験生になったら勉強しかやってはいけない」なんてことはありません。 ただし、土台ができていなければそこに時間がとられ、結果的に勉強以外に時間が避けないかもしれません。 受験期にも勉強以外のやりたいことをやりたい、という気持ちがあるのなら、 ちょっとずつでも今から布石を打っておきましょう。     予習・復習のメリット  予習・復習それぞれのメリットについて、もう少し細かく見てみましょう。   予習のメリット 授業が理解しやすくなる みなさんこんなことはありませんか?   英語の予習をしていなかった!!  ↓ 授業中、当てられる前に和訳しなきゃ!と必死で辞書をぱらぱら  ↓ その間に先生が言っていたことはほとんど聞けておらず、ノートもとれていない   予習は、こんな事態を避けるために有効です。 しっかり準備をして授業に臨むことで、落ち着いて話を聞き、ノートをとることができます。     授業で聞くべきポイントがわかる      予習をしておくと、「ここはどういうことだ?」という部分が出てきます。 疑問を持ちながら授業を聞くことで、授業中に解決しやすくなります。 また、気になることがあると話を聞くのも少し楽しくなりますよね。     授業に積極的に参加できる 授業中の発言、した方がいいと思っていても、なかなか手が挙げられない… それは、答えが合っているか自信がないから、であることが多いですよね。 予習をし、聞かれそうなポイントをあらかじめ見ておくことで、発言へのハードルがぐっと下がります。       復習のメリット 知識が定着する  新しく得た知識は、何度も触れることで大切なものとして脳に認識され、忘れにくいものになります。 つまり、1度習って、わかった!覚えた!と思っただけでは、すぐに抜けてしまいます。 しっかり繰り返すことで初めて、自分の力になるのです。     次の単元でつまづかない 英語や数学は特に、積み重ねる教科と言われています。 習ったことの応用がどんどん重なっていくため、わからない箇所や自信のない箇所を放置しておくと、 その後の単元でもわからないところが出てきて…となり、結果苦手教科になってしまいます。 復習の有無によって、その後の理解力にも大きな差が出てくるわけです。       予習・復習のポイント   実際にどういう風にすればいいのか、一例をご紹介します。 ちなみに、必ずしもすべての教科で、予習・復習を全部やる必要はありません。 自分の得意・苦手や、先生の授業の進め方に合わせて取捨選択をして、無理のない範囲で行いましょう。   予習のポイント 予習のタイミング  授業の前日までに、次の授業でやる予定の範囲を予習します。 うっかり全然違う場所を予習してしまった!ということがないように、 前回教科書のどこまで進んだのか、予習範囲の確認はしっかりしましょう!     教科別ポイント【国語・英語】 国語と英語は、授業中に落ち着いて話を聞き、ノートをとることに集中できるようにしておきたいです。 そのため、教科書で扱う文章を1度は読み、新出単語や、意味がわからない部分は辞書などを使って調べておきましょう。 これだけで、かなりちがいます。 英語の場合、ノートに本文と和訳を書いておき、授業中はそこにポイントを書きこんでいけばよいようにすると便利です。   ▼こちらのショートも参考にしてみてください!     教科別ポイント【数学・理科・社会】 数学・理科・社会は、どんな内容を習うのかを事前に把握しておくだけでも十分です。 つまりこちらも、教科書を1度読んでおきましょう。   余裕があれば、教科書の例題を軽く解いてみるのもよいでしょう。 ただし、わからないと感じても、予習の段階で解決する必要はありません。 授業を聞いて、わからなかった部分を理解すると考えましょう。     復習のポイント 復習のタイミング  復習のタイミングは自分の生活スタイルに合わせて決めましょう。 その日に習ったことをその日のうちに復習するようにすると、 週末や時間がある曜日に、1週間分まとめて行うのもいいですね。   コツコツ進めておけば、テスト対策がかなり楽になります。     わからなかったところを確認する わからないままにしない、というのが最も重要です。 わからない場所はもう一度教科書を読む・先生や家の人、友達に聞く・ネットで調べる、などして、 なるべく早いうちに解消しましょう。   こちらの記事もチェック!▼ 「わからないことがあったとき、どうする?」     演習問題を解く  問題を解いてみると、「習ったことをどう使うのか」がわかります。 そうすると、何が理解できていないことが見えてきやすいです。 ただ教科書を読んで復習するより、手を動かして考えることもした方が刺激があります。 「理解できるまで読む」より、「ここまで解いてみる」の方が区切りもつけやすいです。     何度も繰り返す 定着させるには、反復が重要です。 たとえば、平日は前日の復習・翌日の予習をさらっと行い、週末には習った範囲の問題を解く 次の週末には先週間違えた箇所の復習と、その週新しく習った範囲の問題を解く、 また、漢字や英単語は毎日時間を決めて、5分だけでもいいので眺める・書きとる、など、 繰り返し行う習慣を作ってみてください。       「中学教科書ワーク」を使った効果的な予習・復習   「中学教科書ワーク」とは?   文理の教科書ワークは、予習・復習に最適な問題集といえます。 なぜなら、教科書に対応しているからです! 皆さんの教科書には「東京書籍」「光村図書」など教科書会社の名前が書いてあるかと思います。 教科書ワークは、1つ1つの教科書に対応して作られており、 要点まとめのページや問題演習に、対応する教科書のページが書いてあります。   これによって、授業と並走して、やったところだけに取り組むことが可能です。 レベルも、日々の授業を理解し、定期テストに備えるのにちょうどよくなっています。   ▶シリーズページはこちら ▶購入はこちら     「中学教科書ワーク」を使った予習方法   予習で使う場合は、「確認のワーク」を活用しましょう。   数学・理科・社会 確認のワークの左ページは、要点を確認できる穴埋めになっています。 教科書の対応ページを見ながら取り組めば、習っていなくても進められます。 国語・英語 教科書の素材文に目を通し、ワークにある「教科書の要点」を確認しておきましょう。     「中学教科書ワーク」を使った復習方法 授業が終わったら、確認のワーク 日々の復習には、単元ごとに取り組める「確認のワーク」がおすすめです。 該当する教科書ページの箇所に絞り、穴埋めや例題に取り組みます。 単元によっては、すぐ終わる日もあると思います。 そういう日はラッキーと思っておけば大丈夫です。   単元が終わったら、定着のワーク 「定着のワーク」は、区切りのよいまとまりごとに設置されている、問題演習のページです。 テストなどによく出る基本的な問題を集めたページで、授業の内容が理解できているか試すのにピッタリです。 日々の復習を終えた後、ページをめくって定着のワークがあった日は、取り組んでみましょう。 間違えた問題はチェックをつけておいて、週末やテスト前に見直すといいです。   仕上げは、「実力判定テスト」 週末で時間があるときやテスト前には、「実力判定テスト」で単元の仕上げができます。 このページの問題は少し難しいものも含まれています。 わからない問題があったらしっかり解説を見直し、例題や定着のワークに戻ったりしてみましょう。   便利な付録アプリも 普段の復習で腰をすえて問題に取り組む暇はない! というときのために、中学教科書ワークにはスマホアプリ「どこでもワーク」がついています。 3択問題にどんどん取り組んで、知識を定着させることができます。   【商品概要】 『中学教科書ワーク』 教科:国語・数学・理科・社会・英語・実技 定価:1,386円(税込) 仕様:B5判/オールカラー ▶シリーズページはこちら ▶購入はこちら       まとめ 予習・復習をコツコツやることはとても有効ですが、 意識したいのは、やりすぎないことです。 続けられること・モチベーションを保てることがとても大切。 自分で考えて何か始めることにハードルの高さを感じる場合は、 まずは、先生から指示された予習や宿題などをきちんとこなすことから始めましょう!       ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 「先生に言われたことはやる」 それだけでも、テスト前にはかなり助かります。

高校入試で重視される内申とは?

高校入試で非常に大切な「内申」。 内申とは、生徒の学校生活全体を評価したものです。 今回は内申書の内容や内申点の重要性、内申点の計算方法について詳しく説明します。 普段のみなさんの学校生活をもとに作られる内申書の中身を理解して、内申点を着実に上げていきましょう!       高校に提出される内申書 内申書(調査書)とは 内申書(調査書)は、日頃の成績、出欠状況、行動の記録などを総合的にまとめた評価書であり、中学校9教科の5段階評定を点数化したものです。 これらは高校入試で合否を左右する重要な書類で、みなさんが志望する高校に提出される公式な文書となります。 日頃のみなさんの様子が反映されるため、早めの対策が重要になってきます。   成績表(通知表)との違い 通知表は、生徒と保護者に渡されるもので、各学期の教科の成績や授業態度の評価が記載されています。先生の所見欄などもありますね。 つまり、通知表は学期ごとの学業成績が記載される一方、内申書は学年ごとの学業成績が記載されるという点が大きな違いといえます。 ※ただし、受験を寸前に控えた中3の成績は学年末まで入ると間に合わないため、間に合う時点での成績が反映されています。3学期制だと2学期まで、2学期制だと後期の中間までが内申書に反映される成績となります。         高校入試で内申点が重要なわけ では、どうしてこの「内申点」が重要になってくるのでしょうか。   それはズバリ、「高校入試は「学力テストと内申点の合算で合否が決まる」から」です。   多くの高校では、学力テストの成績と内申点を合算して合否を決定します。 そのため、学力テストで高得点を取るだけでは合格が難しく、日頃の積み重ねによる「内申点」が重要になるというわけですね。   内申点が合否を分けることもある 特に競争の激しい高校では、学力テストの点数が同じ場合、内申点が高い生徒が優先されることが多いです。 こう聞くと、一発で結果が決まってしまう学力テストだけでなく、内申点を上げることが合否を左右する重要なポイントになることが、じわじわと伝わるのではないでしょうか。         内申点の扱い 内申点は公立高校と私立高校で扱われ方が異なります。 詳しく見てみましょう。   公立高校の場合 すべての都道府県で「内申点」が公立高校の入試判定に活用されており、内申点の比重が大きいことが多いです。 地域によっては内申点が合否の半分以上を占めることもあります。地域によって違いもあるため「自分の住んでいる地域 + 内申点」などと検索してみてもいいでしょう。   私立高校の場合 私立高校では、学力テストの成績が重視される場合が多いですが、内申点も無視できない要素です。特に推薦入試では、内申点が重要な役割を果たします。 内申にある「出欠日数」が少ないと推薦すら受けられない可能性も出てきます。         内申書の内容 それでは、ここで内申書の中身について詳しく見てみましょう。 下の画像が内申書の一例です。 (出典:千葉県ホームページ https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2023/koukou/050914jissiyoukou.html)   ①氏名などの基本情報 生徒の氏名や生年月日、住所などの基本情報が記載されます。   ②各教科の学習記録 各教科の成績や授業での取り組み方が詳細に記録されます。ここが学年別で書かれていることが、通知表との違いですね。   ③出欠日数などの学習時間の記録 学校にしっかりと通っているかが記録されます。私立高校の推薦入試の場合は欠席日数が多いとそもそもの出願ができない場合もありますから、やむを得ない欠席以外は避けましょう。   ④総合所見・行動の記録・特別活動などの記録 クラブ活動や学校行事での活躍、日常の行動などが記録されます。 地域によって内容は異なりますが、性格や人との関わり方、物事への取り組み方などの特徴が記載されることが多いです。 例えば、この記事に掲載している地域の内申書では「行動の記録」は「基本的な生活習慣」「健康・体力の向上」などの10項目に対して、「〇」が書き込まれるスタイルですね。 基本的には生徒の特長を「長所」として書くことが多いので、安心してご自身の個性を発揮してくださいね。   内申に記載される学年は都道府県によって異なる 内申書に記載される学年は地域によって異なるため、自分の地域のルールを確認しておきましょう。 例えば東京都や愛知県は中3の成績のみ、神奈川県は中2・中3の2年間、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県などは中1・中2・中3の3年間分の成績が内申に記録されます。         内申点の計算 ここでは、内申点の計算方法についてお伝えします。 自分の目指す高校にはどちらの内申点が関わるか把握しておきましょう。 自分の内申点を知りたい!と思ったときにも計算できますよ。   素内申 素内申とは、各教科の総合評価をそのまま合計した点数のことです。 満点は45点となります。 つまり、9教科の成績がオール4だった場合、9×4=36点となります。     換算内申点 換算内申点は、素内申を特定の基準に従って計算し直した点数のことです。特定の科目を2倍にしたり、1.2.3年生の成績をすべて合計したりと様々です。 学校や地域によって計算方法が異なります。    例えば、東京都の場合(3年生の成績のみが反映されます) 学力テストの結果と内申点は、都内公立高校の場合原則として7:3の比重です。 合否は1000点満点で判定されるため、学力テストが700点、内申点が300点となります。 令和5年度入学者選抜から、新しくスピーキングテストである「ESAT-J」の点数が加わり、総合得点は1020点満点になっています。   換算内申点を上記の内申点300点に換算するためには、以下の計算式が使用されます。  (自身の換算内申点)÷65点(換算内申点の満点)×300点   ※学力検査を3教科(国・数・英)、学力検査の得点と調査書点の比率を「6:4」で実施する学校もあります。また、定時制課程の第二次募集では「5:5」を採用する学校もあります。ご自身の目指す学校でそれぞれ調べてみてください。       内申点を上げるコツ 1:定期テストを頑張る 定期テストの成績は内申点に直結します。毎回のテストで高得点を目指しましょう。   2:実技4教科をおろそかにしない 音楽、美術、保健体育、技術・家庭などの実技教科も内申点に含まれます。割合が主要5教科と異なる可能性がありますが、侮ってはいけません。これらの教科は努力や取り組み方が成績に直結しやすいともいわれています。積極的に取り組むようにしましょう。 実技教科で高い成績を取ることで、学力テストの点数が多少低くても内申点で補うことができるかもしれません。   3:課題の提出や授業態度など日々の行動を意識する 課題をしっかり提出し、授業中の態度も良くしましょう。日常の行動が内申点に強く影響します。内申の「総合所見・行動の記録・特別活動などの記録」はここが重要視されますからね。         内申点アップに役立つ!おすすめの問題集 中学教科書ワーク 教科書に準拠した問題集で、基礎から応用まで幅広く学習できます。 とことん教科書に沿って作られているため、定期テスト対策にはばっちりです! また、日頃の予習復習にももってこいですよ。 みなさんが日頃お使いの教科書に合ったものを使ってください。 ワークの右上を見ると対応する教科書の名前が書いてあります。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     中間・期末の攻略本 定期テスト対策に特化した問題集で、効果的に点数を上げるための対策が盛り込まれています。 こちらも教科書に沿って作られている、通常「準拠版」と呼ばれるものです。 定期テストで出やすい問題を重点的に絞って作っているので、効率的にテスト対策ができます!   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     これらを活用して、確実に内申点を上げていきましょう!

【今が旬】魅惑のタコ!釣って観察してみよう

魅惑のタコ釣り たこ焼きやタコブツ、串焼きがおいしいタコ。実は魚のようにタコにも旬があります!タコの旬は夏で、7/2と8/8はそれぞれ「タコの日」として制定されています。   7月2日は「半夏生」。タコを食べて元気に! この時期は梅雨の終わり頃で雨が多い時期です。 農作物がタコの吸盤のようにしっかり根付き、実るように願いを込め、タコを食べていたことが由来となっています。2024年は7月1日が「半夏生」にあたります。ぜひタコ料理をお召し上がりください♪ 8月8日もタコの日! タコの足の数である「8本」にちなんで、8月8日もタコの日として制定され、知られるようになりました。タコの日が年に2回、どちらも夏にあるのは不思議ですね! 魅惑のタコ タコは、実は「海の霊長類」と呼ばれるほど神経系が発達していて、頭がよいのです。神経細胞の数は、なんと犬にも相当すると言われています。身体能力も抜群です。心臓が3つあって素早く泳ぐことができたり、体の色を変化させて隠れたり威嚇したりすることもできます。そんなタコの寿命ですが、ミズダコで3~5年ほど。知能の高さ・身体能力を考えると、深海にいるタコや大きなタコは「文明を築くこともできるのでは?」とも言われています。 タコに関する面白い実験や都市伝説が溢れています。ぜひ調べてみてください♪   生きているタコを観察したい!タコ釣りに挑戦 6月1日に、東京湾でタコ釣りが解禁となりました。 日本の幅広い地域の岩礁性の海岸に生息しています。船で釣るサービスを利用する方、岸壁から釣る方など様々です。「タコエギ」という魚を模した道具にタコを寄せるスプレーをかけて、海底や岩場にいるタコを狙います。道具は100円ショップでも揃えることができるので、気軽に始められます♪ 釣り竿(ルアーロッド)にタコエギを装着して、海に落とすと… タコエギにタコが抱きついてきます! かわいいですね! 釣ったタコを観察してみた! タコは水の外も認識することができます。水槽の近くを人が通ると威嚇して水を吐きます! 体の色も次々と変わります。 脱走がとても得意で、海水の塩分濃度や温度の変化に弱いタコ。飼育はとても難しいですが、しっかり設備を整えて愛情を込めて育てると、飼い主を見分けてなつくこともあるようです。 今回はまだ十分に成長していない個体だったので、観察後海に返しました。   毒のあるタコに注意! 釣り場に行かれる際は、釣り場が安全か・釣る許可が下りているのか・釣り方に制限があるのか等必ず事前に調べましょう。 釣り場ではヒョウモンダコをはじめ、毒を持つタコの出現が報告されています。 必ず、毒のない安全なタコであることを確認してから観察してください。   生きものに会いにいってみよう! タコを飼育している水族館は多くはありませんが、日本各地にあります。 最近では越前松島水族館に世界最大級のタコを展示し、ふれあいもできる「みずだこ館」がオープンしました。図鑑や教科書で学習するのもとっても楽しいですが、生き物が持つ力はとても大きいものです!この夏はお近くの動物園や水族館、公園、釣り場などで気になる生き物を観察して、探究心を深める夏にしてみませんか?   この夏のおすすめ書籍! 知的好奇心をくすぐり、探究心を深める!かがくへのとびらを開いてみよう ふしぎはっけん!たんきゅうブック かがく編 対象年齢:4歳~8歳 ご購入はこちら   小学1~2年生から理科の学習を始めてみよう! コンピュータ上でのテストも体験できる トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク 理科1・2年 対象学年:小学1年生・小学2年生 ご購入はこちら   執筆者 東京営業部.A 生まれはOctoberです

勉強 集中できない!

勉強しよう!と思っても、なんか身が入らない。 すぐ、スマホ触ってしまう。 ちょっと勉強してみるけど、気づいたらYouTube見ちゃう。 部活から帰ってきて、疲れてしまう。 よくわからないけど、なかなか集中できなかったりするのではないでしょうか。 どうにか、集中して勉強できる方法はないものでしょうか。     勉強に集中できない理由 集中できないよ、という人もいろいろな理由のパターンがあると思われます。 パターンごとに見てみたいと思います。   部活などが忙しくて集中できない 学生生活は勉強だけではありません。部活をやっているよ、という人も多いでしょう。 部活をやっている人は毎日、練習があったり、時には夜遅くまでかかったりしますね。 家に帰ってきたらもう時間も遅く、真っ暗ということもあるでしょう。 時間がかかった、遅くなる、ということだけでなく、身体的にも疲れます。 特に、運動部で走り回ったりしたら、疲れて帰ってきます。 1日の中で、授業を聞いて、そのあとで部活をやって帰ってくると、もうグッタリになるのも当然です。 そうなると、帰ってきて勉強しようとしてもなかなか集中できないですよね。         周りがうるさくて集中できない いやいや周りがうるさくて集中できないんですよ~、っていう人もいるでしょう。 ご家庭の事情で、どうしても一人部屋でない、とかリビングでしか勉強できないっていう人もいるでしょう。 おうちの周りに何もないっていう方は、少ないと思われますので、何かしらの音が聞こえてくるものです。 道路を走る車の音、近所の子どもたちの声、電車が通る音、踏切の音などなど。 せっかく勉強しようと思っていても、周りの音がうるさくて集中できないこともあると思います。     部屋が散らかっていて集中できない 自分の部屋にはいろんなものがあります。勉強に関するもの、教科書や問題集、ノートや鉛筆シャープペンなどの筆記具だけではありません。 自分の趣味のものもありますね。雑誌や本、ガチャガチャでとった小物類など・・・。 洋服ももちろんあります。着てきた制服やパジャマなども、そのまま脱いだまま、洗濯物をそのままハンガーにかけたままなど、棚やクローゼットに収納しないで、散らかったままだと、どうしても集中できない要因になります。 だれでも、勉強をしようとしている場所が散らかっていると、まさに気も散るものです。       誘惑や雑念が多くて集中できない 部屋が散らかっているだけでなく、勉強しようとしている周りに、勉強から離れさせようとする誘惑も多く存在していますね。 教科書や問題集ではない、趣味のものやスマホやマンガなど、部屋には勉強以外のことを考えさせるものがいっぱい潜んでいます。 趣味のもののほうが楽しいので、どうしてもそっちに気がとられてしまいます。ゲームやタブレットもそうですね。 読みたいと思っていたマンガがあると、「お、それ読もう!」ってなりますよね。         集中力を高めるには とにかく短時間で集中したいんです、という思いがある人は多いでしょう。 どうしたら、集中しやすくなり、集中力を高められるのでしょうか。   健康管理と睡眠確保 部活で疲れて、集中できないという話をしました。 そんな時は思い切って仮眠をとってみるのもいいです。時間がないときは短めの仮眠でも有効です。疲れたまま、我慢してやるよりはいいでしょう。 その程度ではもうダメ、という人は、夜は寝て、朝早く起きて、すっきりしてから勉強するのもいいでしょう。 朝に勉強する、という形に切り替えるのも一つの手です。 睡眠は健康の基礎です。 睡眠不足だと、集中力がどう?だけでなく、注意力も散漫になりますし、健康にも悪影響です。 自分の健康のためにも、まず、しっかり睡眠時間は確保することを意識しましょう。     集中力が継続する時間や集中力が高い時間帯を知る 集中力はなかなか続きません。諸説ありますが、一般的に、中学生くらいでも15分程度といわれています。続かないものとして考えて、効率よく集中できるのはどんな時なのでしょうか。 よく言われているように、脳が一番よく働く時間は、朝と言われています。睡眠をとって、脳が休息して、リフレッシュした状態だからです。 部活動を終えて帰ってきて、疲れて集中できないという話をしましたが、そういう時は思い切って夜は寝てしまって、朝に勉強の時間を設けてもいいかもしれません。 疲れたまま、夜にダラダラやるよりも効率よく勉強できるかもしれないので、試してみてください。     また、ご飯を食べた後は、血糖値が上昇しますので、どうしてもうとうとしてしまいがちです。 これは仕方がありませんので、お腹いっぱいになるまで食べないとか、食後の勉強は短時間にしておくなどの対策をとってもいいです。 また、身体も脳も1日の活動をしていくと、夜には疲労が蓄積されてきます。 夜は集中力が増してばっちり、とはなりにくいので、そのあたりも考えてみてはいかがでしょうか。       瞑想や深呼吸で気持ちを整える 集中力が続かない、高まらないといったときには、瞑想や深呼吸をして気持ちを整えることも大切です。 瞑想もいろんなやり方があるようですが、深呼吸同様、呼吸を意識するということです。 むずかしく考えず、まずは呼吸だけを意識するのです。 簡単ではないかもしれませんが、何も考えず、無になって、深く息をする。 それを繰り返しおこなっていくと、気持ちも落ち着き、心も澄んだ感じになってくるでしょう。      体を動かしてリフレッシュする 一方で、ずっと座って勉強していたら効率がいいかといったらそうではありません。 休憩もせずに勉強だけしていたら、脳も疲れてしまいます。 学校でも時間割が区切られているように、適度に休憩はとるようにしましょう。 その間に、15分程度でも軽い運動をすることでリフレッシュされ、集中力も高まることが期待できます。 少し散歩をするのでもいいですし、ストレッチでもいいでしょう。          集中力を高める時間管理のコツ 集中力を高めるのに、時間管理の点から何かコツがあるのでしょうか。   学習時間を記録する やっている方も多いと思いますが、学習した時間を記録することも時間管理では有効です。 やり方は様々で、いろんな記録の仕方がありますが、記録をしておくと、日々の積み重ねが見えます。 目で見えると、少しでも進んでいることが実際に見えるので、やる気も出て、集中力アップにつながります。 好きなノートに見やすいペンを使って、書いていくのもいいですし、最近は、アプリでも学習時間などを記録できるものがあります。 それぞれ自分に合った方法で、記録してみるのがいいでしょう。 記録しておくと、調子よく進んだ時のこともあとで振り返れますし、一方で、調子が悪かった時の様子も振り返り見ることができます。 自分の状況が客観的に分析できるので、一度、学習時間などを記録してみてください。           適度に休憩をとる 時間管理の点からいっても、適度に休憩をしたほうがいいです。前述のように、休憩をとると、リフレッシュされますので、集中力も高まります。 また、休憩をとったあとは、違う教科に変えてみたり、暗記作業から問題を解く作業に変えてみたりなど、転換点にもなり、メリハリもつけやすくなります。     スキマ時間を利用する 部活動が忙しい人や、通学に時間がかかって勉強の時間が少なくなる、といった人もいるでしょう。 そんな人は、スキマの時間をみつけてみましょう。 部活動の行き帰りの時間を活用するのもいいです。 通学に電車やバスを使っている人は、その待ち時間に、また、自転車通学している人は、信号待ちの時に、ちょっと単語カードをめくってみるのもいいでしょう。 意外と、スキマの時間があったりするものです。 意識して探してみてください。     集中力を高める環境づくりのコツ 身体的ではなく、物理的条件でも集中力は高められるでしょうか。   明るくて静かな場所を探す みんなが一人の静かな部屋を持っているわけではありません。 状況が許せば、図書館に行ってみるのもいいですね。周囲は家より静かなはずです。 そんなこといっても、図書館は近くにない、という人もいるでしょうし、席も埋まってしまうこともあるでしょう。 手っ取り早い一つの方法は、耳栓をしてみることです。 音も多少さえぎられるため、集中力が増します。 また、イヤフォンでノイズキャンセリングという機能が付いたものもあります。そんなの持ってない、っていう人も多いでしょう。 そのときは、クラシックや環境音楽のような静かな曲を流しながらやるのもいいでしょう。       机の上を整える 気分転換も兼ねて、ここは思い切って、片づけをしてみるのがいいかもです。 教科書や問題集をきれいに並べてみる。筆記用具を揃えてみる。着ていた洋服をたたんでみる・・・などなど。 ちょっと整理するだけで気分もスッキリして、集中しやすくなります。       スマホやゲームを遠ざける 自分の視界に入らないようなところに片づけるのがいいです。 スマホは、ゲームからLINEから動画から何から何までありますから、通知音はOFFにしておくのはもちろん、バイブもOFFにして、通知を切ってしまう、 また電源を切ってしまうのがいいです。 ちょっとバイブでもなると、気になって、誰からだろうとすぐ手に取ってしまいますから。 もしくは、思い切って、勉強するときは親に預けてしまう、というのもいいかもしれません。       学習管理アプリ「まなサポ」 先ほど、「学習時間を記録する」と述べましたが、弊社文理にもスマートフォン向けの学習記録アプリ「まなサポ」があります。     問題集ごとに時間が記録できるようになっています。 グラフでも見えるので、目で確認しやすいです。     また、習い事や部活の記録も書けるようになっていますので、幅が広がります。   目標も自分で設定できます。 ですので自分で目標を立て、そしてそれを達成するという、成し遂げる喜びも感じられます。     学習時間をためていくと・・・ ちょっとした「お楽しみ機能」もありますので、飽きずにやれます。       さいごに 勉強を集中してやる、って、当たり前にできそうで、なかなかむずかしいことですよね。 身体のこと、環境のこと、便利ツールのこと、いろいろ工夫して、集中力を高められるように試していきましょう!       

勉強のやる気がでないのはなぜ?原因とやる気を出す方法10選

勉強のやる気がでないのはなぜ? 調子が悪くて、たまたまやる気がでない日は誰にでもあります。 けれど、ずっとやる気がでないから注意が必要かもしれません! どうしてなかなかやる気がでないのでしょうか?   目標が定まっていないから 高校入試を控えた受験学年なら、入試に向けて頑張るという目標を立てやすいですが、中学1、2年生のときは日々勉強する目的や目標を立てるのが難しいかもしれません。 目的が定まっていない状態でやる気を維持し続けるのはとても大変なことです。 「定期テストで~点取る」「前回よりも良い順位を目指す」など、なにかしらの目標を定めることでモチベーションを維持しやすくなります。   勉強する環境が整っていないから ●部屋が散らかっている ●周りの雑音が大きい ●スマホやゲームが横にある 上記のような、勉強に集中しづらい環境によって勉強のやる気がでないことがあります。 勉強以外のことに意識が向いてしまうと、勉強のやる気がそがれてしまうので、勉強に集中できる環境を整えることも大切です。   勉強方法がわからないから 勉強をしなきゃいけないという気持ちはあるけれど、何をすればよいかわからずに結局勉強のやる気がなくなってしまったという経験はありませんか。 勉強方法と調べたらやり方を紹介する記事がたくさんでてきますが、多すぎどの勉強方法で勉強すればよいかわからないといった事態に陥ることもありますよね。 まずは自分に合った勉強方法をみつけることで、勉強のやる気をだすことができます。   頑張っているのになかなか成績が上がらないから 勉強のやる気がでない大きな原因に、頑張ったのにに結果が伴わない、ということがあります。 授業のときは頭で理解したつもりだったのに実際には解けなかったり、勉強したのにテストで良い点数をとれなかったりした経験があるのではないでしょうか。 そういうことが続くと、勉強したところで意味がないと思ってしまうのも無理はありません。 しかし、勉強に限らず何事も続けることが結果につながります。     やる気をだすために、目標を見つけよう 1 なりたい自分をイメージしてみる 目標がない状態で、ただやみくもに勉強をすることは長続きがしづらく、途中でつらくなってしまいがちです。 将来こんなことをしたいなどといった未来のことでもいいですし、こんな高校生活を送りたいなどといった少し先の未来のことでもいいです。 なりたい自分をイメージするだけで、勉強に対するモチベーションが上がり自然とやる気がでてくるのではないでしょうか。   2 目標をクリアしたときのごほうびを用意する 目標をクリアしたらごほうびがある!と思うと、勉強を頑張ろうというやる気がでてきませんか? ●定期テストで~点取れたら行きたかった場所へおでかけする ●~ページ集中してやったら好きなお菓子を食べる など、大きな目標でも小さな目標でも、クリアしたときのごほうびを用意しておくことで、勉強のやる気をだしやすくなります。     勉強する環境を整えよう 3 勉強に集中できる時間と場所を確保する 勉強のやる気をだしそれを維持するためには、勉強しようと思える時間と場所が大切です。 朝に集中できる人もいれば、夜ご飯の前の空腹になっている時間帯が集中できる人、寝る前が集中できる人などさまざまです。 場所も、自宅、図書館、カフェなど集中できる場所の候補はいろいろあります。 周囲の音が気になる人は、耳栓やノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを使うこともおすすめです。   4 机を整理整頓 先述のように、勉強に集中しづらい環境は勉強のやる気を妨げます。 勉強のやる気を出し維持するために集中力を切らさないためのポイントは、目に入ってくる情報を整理することです。 机の上にスマホやゲーム、漫画などの余計な情報があると、人の脳はその情報までも処理しようとしてしまいます。 まずは勉強スペースにある勉強に必要なもの以外は片付けるようにしましょう。   5 スマホやゲームの誘惑を遠ざける 勉強スペース以外にも、勉強している近くにスマホやゲーム、漫画の類のものを置かないように工夫しましょう。 少しだけ、と思ってついそれらを手にとってしまうと、あっという間に時間を経過させてしまいます。 スマホは音や通知に気がつかないようサイレントモードにし、可能ならカバンの中など手元から離れた場所に置くことがおすすめです。 ゲームや漫画は簡単に手が届かないところに片付けることがベストです。   6 好きな文房具で気分を上げる 勉強のやる気をだすためにおすすめのアイテムは、「文房具」です。 お気に入りの文房具を使うために少しだけ机に向かって勉強を始めたら、いつの間にか集中できることも多いです。 ノートやシャープペンシル、消しゴムなど、デザインや機能性で自分が好きだと思う文房具を探してみましょう。     自分に合った勉強方法を見つけよう 7 勉強系の動画やブログを見て参考にする いまこのブログを読んでくださっているあなたは、勉強のやる気をだしたいという思いがあるのではないでしょうか。 勉強に関する悩みは多くの人がもっているものです。 そういった方々のために、勉強系の動画やブログは調べると数多くでてきます。 ぜひこちらの なるほど!Bunri-LOG やYouTubeの 文理公式チャンネル の動画を見て、参考にしてみてください!   8 自分に合った教材を探す 自分に合った教材を使うというのは、やる気をだすという面でも、勉強効率の面でもとても重要です。 こちらの記事で、自分に合った教材の探し方を詳しく紹介しているので、自分に合った教材を探したいという方はぜひ読んでみてください!   9 簡単なことから徐々にステップアップする 勉強は始めてさえしまえば、やる気がでてくることも多いです。 やる気が出ないからといって、勉強を始めずにだらだらと過ごしてしまえば、勉強は一向に進みません。 簡単なからでいいので、徐々にステップアップするつもりで勉強を始めてみましょう。 最初は1問だけ取り組む、という気持ちでもよいです。 その次は2問、その次は応用問題に挑戦、など徐々にステップアップをしていけば自ずとやる気を維持したまま勉強を続けることができます。     10 やる気がでる問題集なら「わからないをわかるにかえる」シリーズ 勉強のやる気をだしたい方にはこちらの「わからないをわかるにかえる」シリーズがおすすめです!   豊富なイラストでやる気がでる ▲豊富なイラストで視覚的にわかりやすく解説されています   大事なところが一目でわかるからやる気がでる ▲「これダケは覚えよう!」や「ミスに注意」など、大事なところ、要点が一目でわかりやすくなっています   基礎がしっかりわかるようになるからやる気がでる ▲左ページの詳しい解説で、基礎をしっかりとわかるようにしてから、右ページの問題に取り組む構成で、徐々に基礎が身につきます   ▶くわしくはこちら ▶ご購入はこちら     頑張っても報われない時期でも、勉強を続けるコツ 勉強を頑張っているのに結果が伴わないという時期は誰にでも訪れます。 そんな時期は勉強自体が嫌になってしまいがちですが、そこを乗り越えたらさらなる成長のチャンスです!   焦りは禁物! 心と体の健康をこころがける 思い通りの結果が出ないと、焦りが出てしまいますが、そんな時こそ焦りや無理は禁物です! 心と体の健康のために、意図的に休息をとりましょう。リフレッシュすることで、勉強の効率化にもなります。   規則正しい生活を心がける 無理して夜遅くまで勉強をして体調を崩してしまった、など本末転倒です。 十分な睡眠、食生活、適度な運動などを心がけて、規則正しい生活をとることで、勉強の効率化につながります。          ▼こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!   リフレッシュできる方法を持っておく 勉強の合間のリフレッシュは、脳と体を休めて集中力を維持するという面でとても大切です。 ●甘い飲み物を飲む ●好きな音楽を聴く ●ストレッチをする など、自分に合ったリフレッシュ方法を探してみましょう。   友達と一緒に勉強する 勉強に行き詰ったときは、友達と一緒に勉強をするというのも一つの手です。 物事はひとりでやるよりも、一緒に頑張る友達とやったほうがはかどることが多くあります。 勉強も同じで、ひとりで勉強するよりも友達と一緒に勉強することでやる気がでてくるかもしれません。 ただ、友達と一緒にいる時間は楽しいものなので、ついついおしゃべりが長引いてしまって勉強できなかった、ということがないように気をつけましょう。   やる気はさておき、勉強を習慣にしてしまう やる気をずっと長持ちさせるというのはとても難しいものです。 やる気はさておき、勉強を習慣にしてしまいましょう!歯磨きや着替えなど、やる気をだしているわけではないけど気づいたらやっていますよね。 寝る前に英単語を5個覚える、朝起きたら数学の問題を3問解く、といった習慣さえついてしまえば、やる気のあるなしにかかわらず、自然と勉強へ取り組めるようになります。   まとめ 勉強のやる気をだすというのはなかなか難しいものですし、やる気がでない日というのは誰にでもあります。 もちろん無理は禁物です!そういう時の向き合い方さえ知っていれば、心に余裕のある状態で、勉強に取り組むことができます。 今回の記事で参考にできそうなところは、ぜひ参考にしてみてください!    

やる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか

ゴールデンウィーク! みなさまいかがお過ごしですか。   4月は入学や進級・入社など、環境が変わる時期。 新しい環境の中では、気づかぬうちに心身に疲労がたまっているものです。 ゴールデンウィークは、ぜひゆっくりと体を休めてください。       と、言いたいところですが……           という方も多いのではないでしょうか。     休み期間中からテスト対策を始めないといけないとなると、 これはなかなかハードルが高いですよね。   定期テスト対策の具体的な方法については他の記事にゆずりまして、 「今日はやる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか」 をいくつかご紹介します。   定期テスト対策記事についてはこちらから▼         場所からパワーをもらってみよう 「その場の空気」って結構侮れません。 自宅以外の場所に行ってみると、やる気が出ることがあります。   おすすめスポットを2か所紹介します。   1)学習参考書売り場 文理の学習参考書を買ってほしいから、というわけではないのですが… 勉強の本がたくさん並んでいるので、眺めているだけでなんとなくやる気が出る場所です。 実際、学習参考書を選ぶ時には「質感や見た目を気に入るかどうか」もポイントなので、 定期テスト対策の問題集が欲しいな、と思っている人にはおすすめです。   文房具売り場が併設されていることも多いので、新しいノートやシャーペンを買ったりして、 家に帰ってさっそく開いてみましょう。       2)図書館 周りが勉強していますし、本が周りにたくさんあります。 図書館の独特の静けさは、やる気はぐんとあげてくれるでしょう。   ただし、寝不足の状態だと眠くなる可能性が高いので注意です。 時間にゆとりがあれば、国語の教科書でテストの範囲になっている物語を探してみても楽しいかもしれません。         だれかに宣言してみよう 自分で自分を律せられれば一番ですが、なかなか難しいので… そういうときは、他人の力を借りて「退路を失くす」のも手です。   友だち・兄弟・親・SNSのフォロワーなど… 自分ではない誰かに「今日これをやる!」と宣言してみてください。     自分だけで念じているよりも「やらなくちゃ」という気持ちになります。 また、宣言通りにできたことを報告して反応がもらえると、うれしい気持ちにもなります。       やることは細かく区切ろう 長距離を走っていて辛いとき、 「あの電柱まではがんばろう」 「あの曲がり角までは歩かない」 を続けていって乗り越えた経験はありませんか?   遠すぎるゴールは、やる気を失わせる大きな要因になります。 なるべく細かく区切って、手が届く範囲の目標をたくさんつないでいくのがおすすめです。   つまり、 「3日間で24ページやる!」 →「1日間で8ページやる!」 →「1時間で2ページやる!」 →「30分で1ページやる!」 こんな感じです。   勉強時間についても同じです。 「今日は3時間勉強しよう!」と思っても集中力はつづかず、 ・机に向かっているものの半分くらいぼーっとしていた ・スマホを持ってしまって時間が溶けた となることが予想されます。   時間を区切って休憩も入れ、 「50分がんばり、10分休憩する」を3回繰り返す方が、 断然おすすめです。 (50分のところは20分でも30分でもOK)     「あと3時間スマホ我慢する」は無理でも、 「あと50分だけスマホ我慢する」はできそうな気がしませんか?   勉強始めなきゃいけないけどやる気が…と思った時も、 「まず30分だけやろう!」と短く区切った時間で始めてみましょう。           頑張った事実を可視化してみよう 勉強をしたら、その時間を記録しましょう! 記録する行為自体が達成感につながります。 また、あとから頑張った時間を見るのもとても気持ちがいいです。   やり方はいくつかありますが、例を挙げると…   1)やった時間分だけマスを塗りつぶす とてもシンプルな方法です。 方眼ノートなどを用意して、1時間やったら1マス分、と塗りつぶしていきます。 教科ごとに色を分けておくと、あとから見たときにバランスが偏っていないかが わかりやすいです。 頑張れば頑張っただけ色が塗られていきます。 お店のスタンプカードのように、「ここまで塗れたらご褒美」など決めるのも楽しいですね。         2)やることリストを作り、終わったらチェックをつけていく 予定も同時に立てられるのが良いやり方です。 今日やりたいことをばーっと羅列して、 終わったらその項目にチェックをつけたり、塗りつぶしたりします。 思いついたタイミングでリストに書き入れていくことで、 やりたかったことの漏れも防ぐことができます。 いわゆる「To Do リスト」ですね   普通のノートやメモにただ書いていくのでも十分ですが、 かわいい商品もたくさん出ているので、気分が上がるものを探してもいいかもしれません。           3)学習記録アプリを活用する いまどきは、便利なアプリがたくさんあります。 タイマーを使うだけで自動的に記録がたまり、グラフで確認できたり 学習記録とToDo管理が同時にできたり・・・ スマホを使ってよい環境であれば、こういうアプリを使うのも手です。   少し宣伝になりますが、文理でも学習記録アプリ「まなサポ」というのを出しています。   簡単にいうと、 ①本を登録 ②その本の学習時間を記録 ③全体の学習時間がグラフで見られる というシンプルなアプリですが、   ★書籍以外にも「習い事」「読書」など自由な内容で記録できる ★メールアドレスの登録不要・広告も無し・全機能無料で安心 というお手軽アプリなので、よかったら試してみてください。   「この期間にこの本を〇時間やる」 「テストで80点取る」 といった目標を立てられる機能もあります。  ↓ ▲夢はでっかく     まなサポについてくわしくはこちら         一度始めれば続けやすくなる 今日お伝えした手段や、その他自分なりの手段を駆使して、 とにかく一度、1日だけでも何か決めたことを実行してみてください。 1日がんばると、自分をちょっと見直します。 がんばれたときは当然、がんばれなかった日より気分もよくなりますから、 「明日もがんばってみようかな」とも思えるようになります。 そうすると、次の日も、その次の日も続けられる・・・というわけです。     一度始めれば転がっていく・・・ つまり、「始められるかどうか」がとっても重要です。 まずは今日!30分だけ机に向かう!でもOKです! このブログを読み終わったらやってみましょう!!!   どの教科をやるかはこのあみだくじで決めてください。         決まりましたか? 最後に一言二言だけ続くので、終わったらその教科をやりましょう!           やる気を出すって難しいもの あなたの周りには、「集中力があってすごいな」「がんばれてすごいな」と感じる人がいるかもしれません。 「それに比べて自分は…」とも思ってしまうかも。   でも、やる気を出すこと・がんばることって結構大変なものです。 できなかった、と後悔することはだれにでもよくあることですし、 自分に満足できずに後悔するって決して悪いことではありません。   気にしすぎず、「明日はやり方を変えてみよう」と切り替えてみてください。 (要領がよく見える人も、知らないところでたくさん苦労しているかもしれません。)         連休を楽しみつつ、がんばりましょう! とはいえ、お休みはお休み。 休み明けを元気な気持ちで過ごせるように、がんばる時間と休む時間と、うまくメリハリをつけて過ごしてください! この3日間だけでも、「何時から何時までは勉強、その後は自由時間」と、自分なりのスケジュールを決めてみるのもいいですよ。           ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 言うは易し行うは難し・・・と思いながら書きました

中学になると英語は難しくなる? 中1英語でつまずかないために

2020年度から小学3年から6年まで外国語教育が必修化されました。 小学3・4年生は外国語活動として、5・6年では、「英語」が正式な教科になりました。 これまでは英語は中学校からでした。 小学校での英語、中学校での英語とはやはりちがうのでしょうか。   小学英語と中学英語のちがい 小学校で英語が教えられるようになって、当初、中学での英語の学習をそのまま前倒しされるのかと思いましたが、そうではありませんでした。 小学校では、これまで中学で勉強していた文法を中心に学んでいくのではなく、3・4年生からコミュニケーション活動を中心にスタートし、5・6年生から教科書を使った授業が行われていきます。5・6年生になって、英文を読んだり、書いたりを段階的にやっていきます。   話す・聞く中心から読む・書くを含めた4技能に 小学3年・4年生では、「外国語活動」として、自分や身の回りのことを伝え合うことをします。英語4技能でいうところの、「話す」「聞く」を中心にやります。約週1回。 小学5・6年になると、教科となり、授業数も約週2回に増えます。そこでは4技能の「読む」「書く」も加わり、中学につながる授業になってきます。   中学英語は単語数が大幅アップ 英語といえば、単語ですよね。 小学校では約600~700語学ぶといわれていますが、中学校になると、1600~1800語を学ぶことになります。 新学習指導要領により、1000語程度だったものから、1600~1800語へと大幅に単語数が増えました。 これだけをみても、中学に入ったら英語が一気にむずかしくなる、苦手になってしまうのでは・・・と心配になってしまいます。 (また別の観点から、小学校で学ぶとされている約700語の単語は、中学校ではもう習った、既出とされます。 実際は、一部の小学校では、十分に単語を覚えさせる時間が取れない、といった問題も出ています。)       中学英語は文法の学習がある 小学英語では、英語を話したり聞いたりするコミュニケーション型の授業が中心でしたが、中学校での文法重視、読み書き重視の授業になっていきます。 そこには文法というものがあり、これまで「聞く」「話す」だったところから、「読む」「書く」が加わり、さらに「文法」が加わることになります。       中学の英語でつまずかないために 単語を覚える(意味がわかる、読める、書ける) まずは、前述しました単語です。 学習する単語が多くなったので・・・、と言っていられません。覚えましょう。 (まず、土台となるのは、さきほども申しました小学校で学ぶ単語です。ここは基礎として、しっかり覚えて、中学校で学ぶ単語へ移りたいものです。)   覚えるというのは、まずは、単語の意味がわかる。そして、単語が読める。そして、単語を書ける。これらができて、覚えられたといえるでしょう。 覚え方はさまざま、いろんな方法があります。 単語をノートに書いてみる。単語を口に出して読んでみる。それらを繰り返し、単語の意味を隠して自分でテストしてみる、などなど。これらを繰り返し、単語を覚えていきましょう。   文法を理解して、使えるようになる 単語を覚えただけではもちろん完了!ではありません。単語と単語をつないでいく文法も理解していかないといけません。 文法をただ覚えるというより、意味や使い方を理解していけると、このあとの文章を読む、というところで有効になってきます。   長文読解の練習をする これまで、単語を覚え、文法の知識をインプットできたら、次は英文読解の練習です。 長文読解の学習の仕方もいろいろありますが、長文を数多く読んでいくことも一つの方法です。その際、いきなり長い長文を読むのではなく、まずは50文字、次は100文字といったように徐々に量を増やしながら慣れていくと自信もつきながら進んでいけるので、よいでしょう。   英作文の練習をする 英作文も入試では出題されることが多いですので、練習が必要です。 これまで覚えた単語、理解した文法を使っていくことになります。ですので、単語、文法をしっかり身につけ、そのうえで、教科書などに出てくる基本の英文を覚えましょう。 覚えている単語や文法が多いと、表現できる英作文も増えます。 覚える単語や文法の数を増やしながらです。まずは自分が覚えている単語、文法を使い、作文してみることから始めてもいいでしょう。   リスニングやスピーキングの練習をする リスニングやスピーキングは、これまでの単語や文法の学習の総合力が試されます。もちろん流れてくる英文を理解するには、流れてくる単語を知らないと聞き取れません。単語力を高めることはリスニングにはとても大切です。 そして、英文を耳に慣れさせることも重要です。リスニングは、リスニングだけを学習するのではなく、音読(スピーキング)も一緒に行ったほうが、力がつきやすいでしょう。リスニングした英文を、すぐ後に追ってスピーキングすることはリスニングにも効果がある勉強法の一つです。        予習・復習、定期テスト対策にぴったりの英語問題集 ここからは中学に入ってからの、予習、復習、そして、定期テスト対策に合う英語の参考書・問題集をご紹介したいと思います。   中学教科書ガイド  英語1年 教科書の内容をしっかり理解したい人に合うのが、「中学教科書ガイド 英語1年」です。 教科書の内容を網羅しているので、教科書の予習・復習に最適です。 また、教科書の問題について、考え方や解答がつけてあるので、教科書の内容がズバッとわかり、勉強が進みます。 同時に、教科書の重要事項や定期テストに出そうな事項が一目でわかるようにまとめてあるので、定期テストの準備もこれで万全です。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   中学教科書ワーク  英語1年 教科書ワークは教科書準拠版という教科書と同じ目次で同じ単元配列で作られた問題集です。 教科書は教科書ごとに、単元の順番や用語の表記がことなることがありますが、教科書ワークではそんなことはありません。安心して、迷わず学習できます。 紙面はオールカラーで見やすくなっています。 定期テスト対策として使える「スピードチェック」、音声つきの「英単語カード」、Webからダウンロードできる「ホームページテスト」といった付録も豊富で、リスニングの音声配信や、スピーキング練習ができるアプリがあるのもポイントです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   中間・期末の攻略本 英語1年 こちらも、教科書準拠の問題集です。書名通り、定期テスト対策にはピッタリの問題集です。 本番を想定した「予想問題」や、テスト直前まで使える「5分間攻略ブック」の付録など、定期テストに向けて必要なものが揃っています。 赤シートもついており、重要ポイントをシートで隠しながら、効率的に学習できます。 また、中学教科書ワークより、ページ数が少ないので、比較的無理なく取り組めるかもしれません。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル別のおすすめ英語問題集 ここでは英語のレベルに合わせたおすすめの問題集を紹介します。 わからないをわかるにかえる 中1英語 英語を基礎の基礎から勉強したい人におすすめの問題集です。 イラストや図を多く使い、オールカラーでわかりやすさを重視して作られています。 文法の図解は、視覚的に理解できるため、英語に苦手意識がある方にも学びやすくなっています。 付録として、単語カードやリスニング音声も揃っています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   完全攻略 中1英語 こちらは、教科書だけでは物足りない方におすすめの一冊です。 教科書とはちがう題材で演習するので、定期テスト対策から高校入試委の基礎固めまでできます。 また、発音上達アプリもあり(「完全攻略 英文法」は除く)、リスニング・スピーキング対策もできます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   ハイクラス徹底問題集 中1英語 こちらは、難関校の受験を考えている方におすすめの問題集です。 中学1年から、過去の入試で出題されたレベルの問題に触れることができます。 定期テストレベルの「徹底理解」から、ややレベル高めの「実力完成」、そして難関校レベルの「難関攻略」の三段階で確実に実力アップさせる構成になっています。 解説はくわしく、難問にも対応できるよう、工夫されています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     まとめ 英語は、小学校からなじんでいたにもかかわらず、中学校に入って、1年生でつまずく人も多くいます。 学習する単語の数が大きく増えたり、文法が入ってきたりで、覚えないといけないことが一気に増えます。 また、書くことも加わってくるので、苦手と感じてしまう要素になるかもしれません。 ただ、単語を覚え、文法を理解し、これまで述べてきたように、、順番に学習していけば、理解も深まりますし、目的に合った問題集を選んでいけば、目標に効率的に近づけるでしょう。 文理の問題集も学力アップの一助となれれば幸いです。  

CBTって何? 改訂版「小学教科書ワーク」で自動採点CBTを体験しよう!!

小学生の皆さんや小学生向けの学習参考書をお探しの皆様は「CBT」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 今回は教育現場で注目度が高まっているCBTと、学習参考書と併せて利用するメリットなどについてまとめました。   CBTとは? CBTはComputer Based Testing の略で、通常紙で実施していた試験における工程を全てコンピュータ上で行う事、およびそれを行うサービスの事です。受験者はコンピュータによってディスプレイに表示される問題に対してマウスやキーボードを用いて解答します。テスト事業者が設置したテストセンターで行う形式や、自宅のパソコンやタブレット端末を使って行う形式があります。今回の記事では自宅で利用できる形式のCBTを中心に書いています。   2025年度から全国学力状況調査でCBTが導入される予定 現在の学校現場ではGIGAスクール構想の進展により、1人1台端末の普及が進んでいます。近年は国際学力調査や一部の英語、漢字などの検定試験、資格試験などもCBT形式で行われており、また2025年度から全国学力状況調査(全国学調)でCBTが導入される予定となっていることから、今後CBT形式のテストを受検する機会は飛躍的に増えることが予想されます。   参考:文部科学省総合教育政策局調査企画課学力調査室「令和7年度以降の全国学力・学習状況調査(悉皆調査)のCBTでの実施について(素案)【概要】https://ww.mext.go.jp/content/20231027-mxt_chousa02-000032443_2.pdf     CBT利用のメリット CBTには紙のテストと比べて多くのメリットがあります。どんな点が優れているのかを把握した上で上手に利用しましょう。   採点が早くて正確 CBTの良さは採点が正確で、時間がかからないことです。紙のテストであれば解答が終わった後に答え合わせが必要ですが、CBTであれば自動採点機能が付いたものがあります。これなら採点に時間もかからず、点数も正確に把握することが出来ます。   自己学習がやりやすい テストを受けた後に重要なのは、間違えた箇所をやり直すことです。CBTであればテスト結果を保存できるものも多いので、後から振り返った時に自分がどこを間違えてしまったのかを振り返って復習する、といった自己学習が非常にはかどります。   紙では実現できない問題が扱える 例えば英語のリスニング問題のように音声データを使った問題を簡単に取り組み事が出来ます。     将来受ける機会が増えるCBTに慣れておく 紙のテストと異なり、CBTはパソコンやタブレットを使うため、普段そういった端末を利用したことが無いと、いざテストを受ける際に操作方法に戸惑ってしまい、実力が発揮できない懸念があります。小学生のうちからCBT形式のテストを受検する機会を増やして、慣れることで今後実際にCBTを受検する際に学習効果を発揮しやすい状態にしましょう。   CBTの選び方のポイント CBTはあくまでテストの形式ですので、どういった内容のテストかといった点も重要です。ここでは自宅で気軽に利用できる形式のCBTの選び方をいくつか紹介します。   学習参考書とCBTの組み合わせ 普段使っている学習参考書と併せてCBTを使うことで、無理なく体験でき、日常学習の習効果が高くなると考えられます。   効果的な学習方法とCBTの活用法 学習参考書は勉強した後に、しっかりと知識が定着出来ているかどうかを確かめることで、より学習効果が高くなります。そこでCBTを活用しましょう。CBTであれば受検した直後に採点できるものも多いため、採点の手間も無く、どこが間違っていたのかなどすぐに分かります。     学習参考書の付録で使える! BUNRI-CBT 文理の学習参考書には、付録としてCBT使えるものがあります。   ▲BUNRI-CBTのサンプル画面   ▲テスト結果のサンプル   「小学教科書ワーク」なら自動採点CBTが無料で使える 初めてCBTを体験したい場合は文理の「小学教科書ワーク」がおススメです。小学教科書ワークは学校で使っている教科書に沿った内容で学習が進められる教科書準拠教材なので、学校の授業の予習や復習に便利です。2024年度に改訂した最新の教科書ワークは無料付録に自動採点CBTがありますので、是非書店で手に取ってみてください。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はちら   より難しい問題や中学入試を目指すなら「トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク」 教科書より少し高いレベルの学習がしたい場合は文理の「トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク」もおススメです。中学入試にも出題される、グラフや資料の読み取りなどを含んだ単なる知識の丸暗記では答えられない思考力問題が多く収録されています。こちらも無料付録で自動採点CBTが付いていますので是非利用してみてください。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はちら   まずはサンプルを体験してみよう! BUNRI-CBTページでは無料でサンプル問題を試すことができます。 出題される問題のタイプやBUNRI-CBTの操作性を知りたい方はまずは、サンプルを体験してみてください。   BUNRI-CBTサンプルページ https://b-cbt.bunri.jp/user/home 「教材名:CBT サンプル」から、体験したい教科と学年を選んで、「始める」をクリックしてください。     まとめ いかがでしたか。 CBTの利用方法は様々ですが、まずは普段使っている学習参考書と併せて使うことで、最新のCBTを体験しつつ学習効果を上げてみましょう。 今後より注目されるであろうCBTに上手に活用して、成績アップを目指したいですね!

小6の学習を ひとまとめ!  中学入学前の復習の必要性とは?

小学校を卒業して中学校に入学する。   新しい生活が待っていて楽しみ!     その半面、勉強のほうでは、「算数」は「数学」に変わるし、教科数も増えるし、なんかむずかしそう。 そう漠然と思ってしまうかもしれません。今のうちに、何かできることはないでしょうか。 少し考えてみましょう。     どうして小学校の復習が重要なの? 〇 基礎学力が身につくから 中学の勉強は新しいことばかりで大変そう、と思うかもしれません。 でも、中学校の勉強は小学校で習ったことがベースになっているので、そう構えることはありません。 では、どうしたらいいのでしょうか。 やはり小学校で習ったことをおさらい、復習しておけばいいのです。 そうすることで、中学校で勉強するための準備ができ、中学校に向けての基礎学力が身につくのです。     〇 苦手を残さないため 小学校では「算数」だったのが「数学」をいう名前に変わります。 それだけで、「算数苦手だった・・・」、「計算問題、むずかしい・・・」などと苦手意識が先に立ってしまうかもしれません。 そんな風に思ってしまうと中学入学前から苦手意識を持ってしまい、まだ始まっていないのにもったいないです。 小学生の時に苦手だったところは、小学生のうちに残さず克服しておけば、安心して中学生生活を始められます。     〇 中学校との学習つながり 小学校で習ったことがベースとなり、中学校でさらに深めて学んでいきます。 当然、小学校と中学校の学習はつながっています。 たとえば、小学校の算数では、一桁のたし算ひき算などからスタートし、そして小数点が入った計算や分数の計算などを学習していきました。 中学校の数学では、それらをベースにして、方程式を習っていくことになります。 小学校と中学校の学習はつながっているのです。        〇 初めてのテストで好スタートが切れる 中学校に入ると、当然テストがあります。最近は定期テストの形も地域や学校によって様々になっていますが、 パターンとしては2,3か月で区切っての定期テストが行われることが多いです。 中学に入っての初めてのテストは、入学して間もないことから、小学校で習ったことが出題される可能性が高いと思われますので、 しっかり小学校の内容を復習しておくことは、最初のテストでいいスタートが切れることにつながります。     小学校の復習のやり方 〇 冬休み・春休みは絶好の総復習のタイミング それでは小学校の復習はいつやるのがいいのでしょうか。夏休みは休みの期間が長いのですが、まだ、学年の半分も進んでいませんので、勉強が進んだ冬休み、春休みが、総復習をする絶好のタイミングだと思われます。 冬休み前までに習ってきた範囲を短期集中で復習できますし、当然、春休みにはその学年で習った全範囲を復習できます。       〇 復習にぴったりの教材は?  教科書やノートを見直す 復習をするのには何をつかってやるのがいいのでしょうか。 ひとつめとして、学校で使っている教科書、そして授業を受けた際にとったノートを見直すことです。 それぞれの地域や学校毎に使っている教科書が異なります。 まず、お手元もある教科書が授業のベースになっていますから、もとの教科書を見直すことは有効です。 そして、その教科書に基づいた授業を受けているので、その際にとったノートはとてもまとめられており、自身の教科書を理解するのに役立つことになるでしょう。    過去のテストを解きなおす 学校で行われた過去のテストを解きなおすことはとてもいい復習方法です。 テストは先生が重要だと思ったことをみんなが理解しているかを確かめるためにやっています。そこには重要事項が集まっています。 それらをもう一度、解きなおしたり、間違えたところだけをさらに見直すことでとても効率的な復習ができます。      学習サイトや学習プリントを活用 今、インターネットには、多くの学習サイトがあります。 学習プリントを無料でダウンロードできるところも多くあります。 インターネットですので、手軽にできます。やりたい教科だけ見てみたり、やりたい範囲だけを選んでできます。 いろんな種類があるので、自分に合ったものがあるかもしれません。      問題集やドリルで復習 書店にある問題集やドリルは、いろんなタイプが発行されています。 教科書に準じて作られている教科書準拠版問題集はまさに、前述の教科書をおさらい復習するのには最適です。 教科書に準じたドリルでの復習も、教科書のマスターにはいいでしょう。 また、7日間や10日間で復習が完成する問題集やドリル、夏休みなど休みの期間に合わせた復習問題集、またキャラクターやカワイイデザインの問題集など、いろんな切り口の問題集があります。 短期間で復習したい人、キャラクターなどを見ながらモチベーションUPさせて勉強したい人など、目的に合わせて選ぶことができます。     〇 学年総復習系の問題集で効率的に復習 そのほかに、学年をまとめて総復習できる問題集もあります。 小学校では算数・国語・理科・社会、そして英語の5教科の1年分を1冊に収録しており、とても効率的にできる問題集です。 3年生であれば3年生の1年間で学習する5教科の内容が1冊に収録されていますし、 6年生であれば、6年生の1年間で学習する5教科の内容が1冊に入っているため、各教科でバラバラに買いそろえる必要がないです。 それぞれの学年で、まとめて総復習するには最適の問題集といえるでしょう。     おすすめの復習教材「全科まとめて」 そこでおススメなのが、文理の「全科まとめて」。       〇 すべての教科を1冊で学習できる たとえば、3年生の「全科まとめて」は、算数・国語・理科・社会に加えて、英語も入っていて5教科まとめて復習できます。 3年生~6年生は算数・国語・理科・社会・英語の5教科収録。 1年生、2年生は、算数・国語。生活の3教科が入っています。 これらの教科の1年分がまとめて1冊で総復習できます。   〇 学年の総仕上げにぴったり 書店に行くと、復習の問題集がたくさん出ています。 算数はこの問題集を選んで、国語はこちらのほうがいいかなあ、と迷うこともあると思います。 学年の最後に、何かやろう!とするときには、「全科まとめて」は全教科が1冊にまとまっていて、 しかも、1年分が網羅されているので、まず取りかかる問題集には最適。学年の総仕上げにはぴったりの問題集です。   〇 「全科まとめて」おすすめ学習方法 1回1枚の切り取り式なので、机でもリビングでも、どこでもいつでも気軽にできます。 たとえば1日1枚ずつ、やっていくのもいいでしょう。 裏面には「学習ノート」がついており、表ページの学習で気づいたことを書くことができます。 その横には保護者の方の「見ました かくにん」欄もあるので、保護者の方が学習の状況を確認できたりもします。 また、オールカーラーなので、見やすくわかりやすく、基礎を効率的に学ぶことができます。 各教科、それぞれ進めていくと、教科毎に「しあげのテスト」がついていますので、総復習ができる構成になっています。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 中学校に入学前は何かと不安なものです。 世の中には、いろんな勉強ツールがあふれています。 小学校の復習をしっかりして、基礎学力を身につけ、中学校につなげていきたいですね。 学年の総復習が1冊でできる「全科まとめて」をやって、スムーズなスタートを切れるよう、準備しましょう。