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映画の歴史とは

カンヌ、ベルリンと並ぶ世界三大映画祭の一つ、ヴェネツィア国際映画祭が一昨日開幕しましたね! ヴェネツィア国際映画祭では、過去に黒澤明監督、稲垣浩監督、北野武監督が最高賞である金獅子賞を受賞しています。また、昨年開催された第80回ヴェネツィア国際映画祭では濱口竜介監督の『悪は存在しない』が銀獅子賞(審査員大賞)を受賞したことで、大変話題になりました。 さて、1932年にはじまったこのヴェネツィア国際映画祭。最も歴史のある国際映画祭だといわれていますが、皆さん、そもそも映画のはじまりはいつか知っていますか? 今日は映画の誕生から現代まで、その歴史を一緒に探ってみましょう!         映画の始まり キネトスコープの誕生 映画が誕生する前、人々は絵を動かして見せる「動く絵」のようなものに夢中でした。そんな中、19世紀後半にアメリカの発明家トーマス・エジソンが「キネトスコープ」という装置を発明しました。この装置は箱の中にフィルムを通し、それを上部についている覗き穴から覗き、動く映像を見るものでした。今ある映画館のようにみんなで一緒に観るのではなく、1人ずつ見るものだったのです。     シネマトグラフの誕生 しかし、「キネトスコープ」による映像はまだ映画と呼べるものではありませんでした。「映画」が誕生したのは、フランスのリュミエール兄弟が「シネマトグラフリュミエール(別名:シネマトグラフ)」を発明してからだといわれています。「シネマトグラフリュミエール」はカメラと映写機が一体となった装置で、1895年にパリで初めて一般公開されました。公開された「映画」は10編からなる実写映画。彼らが撮影した『リュミエール工場の出口』という短い映像が「映画」としての第一歩を踏み出したものとされています。 たった数十秒の短い映像だったのですが、人々はまるで魔法を見ているかのように驚きました。 動く絵を見たことがなかった人々にとって、実際に動いている映像をスクリーンで見ることは大きな衝撃だったのです。         サイレント時代 さて、「映画」といえど、最初は物語性がない映像ばかりでした。時代が下り20世紀にはいるとストーリー性をもつものの制作がはじまります。   また、映画が誕生してからしばらくの間、映画には音がありませんでした。これを「サイレント映画」と呼びます。サイレント映画は、画面に映し出された映像と、映画館にいるピアニストやオーケストラが演奏する音楽で楽しむものでした。言葉は画面にテキストとして表示され、観客はそれを読みながらストーリーを理解します。   セリフがないため、俳優たちは大げさな表情や動きを使って感情を表現しました。例えば、チャールズ・チャップリンという有名な俳優。彼はその独特な動きや表情で、観客に笑いと感動を届けました。 彼の作品『キッド』や『モダンタイムス』は今でも多くの人々に愛されていますね。この時代、映画そのものの技術もどんどん進化していきました。次第にカメラの動きや編集技術も発展し、より複雑で面白い物語が描かれるようになりました。       サイレントからトーキーへ 1920年代後半、映画に革命が起こります。「音」の導入です。この音が入った新しいタイプの映画を「トーキー映画」と呼びます。1927年、映画『ジャズ・シンガー』が公開され、最初のトーキー映画として人々に広く知られるようになりました。   この映画では主人公が歌ったり話したりするシーンがあり、観客はその声を直接聞くことができました。これまでの映画は無音の中で音楽とともに楽しむものでしたが、トーキー映画の登場により、キャラクターの声やセリフ、さらには音楽などを合わせて楽しめるようになり、物語がよりリアルに感じられるようになりました。   また、映画に音が加わることで、ストーリーの伝え方も大きく変わりました。音楽が感情を高めたり、効果音が緊張感を作り出したりと、音の力は映画をさらに魅力的なものにしました。       カラー映画への発展 他にも映画の世界にやってきた大きな変化としては、「カラー映画」の登場が挙げられます。技術の進化により、カラーフィルムが開発されました。これにより、白黒の映画ではなく、色が付いた映画を作ることができ、よりリアルで鮮やかになりました。   1939年に公開された『オズの魔法使い』は、初期のカラー映画の代表作として有名ですね。 この映画では、主人公がカンザス州の白黒の世界から、魔法の国オズの鮮やかなカラーの世界で冒険するというストーリーです。この映画を見ると、まるで自分たちも魔法の国に迷い込んだかのような気持ちになることが出来ます。     カラー映画が普及することで、映画は物語の雰囲気や感情をより強く表現できるようになりました。 例えば、ホラー映画では暗い色を使って恐怖感を高めたり、ロマンチックなシーンでは暖かい色を使って愛情を表現したりと、色が映画に与える大きな影響を使えるようになったのです。       デジタル技術やCGによる映画 映画がさらに進化を遂げたのは、デジタル技術とコンピューターグラフィックス(CG)の登場によるものです。1990年代から2000年代にかけて大きな変化が現れました。これまでフィルムで撮影されていた映画が、デジタルカメラで撮影されるようになり、映画の編集や特殊効果がコンピューターを使って行われるようになりました。   1993年に公開された『ジュラシック・パーク』は、CG技術を使った映画の代表作です。この映画では、恐竜がまるで本物のように動き回り、目の前にいるかのような映像になっています。CG技術を使うことで、現実には存在しないものを画面上でリアルに表現することが可能になり、映画の世界がさらに広がりました。デジタル技術やCGの登場により映画の制作がより効率的になり、表現の幅が大きく広がりました。また、視覚効果や音響効果もデジタル技術によって向上し、より深く映画の世界に皆が没入できるようになったのです。         おわりに 映画はその誕生から今日まで、常に進化を続けてきました。 無声映画からトーキー映画、白黒映画からカラー映画、そしてデジタル技術とCGの導入まで、映画の歴史は技術の発展とともに歩んできました。映画の未来はまだまだ未知数です。その歴史を振り返り、映画がどのようにして今の姿になったのかを知ることで、映画を観る楽しさがさらに広がるはずです。 是非、多くの映画に触れ、多くの世界に触れてくださいね!     ◆◇今回の執筆者◆◇MS.映画が大好きなのですが、社会人になってからろくにみれていなくてつらいです!『君に読む物語』を見て大泣きするのが日課です。直近では『DUNE』をみました。    

調査!「教科カラー」って何色?

みなさんは、「この教科はこの色」というイメージを持っていますか?   たとえば、国語は赤、数学は青、など…です。 この色、ある程度似たような傾向になるかと思えば、「え?その色なの!?」と驚くこともありますよね。 SNSでも度々話題となっている問題です。   『教科書ワーク』の出版社、文理では、教科色がだいたい決まっています。   なぜ今の色なのか?を調査してみたいと思います。     事前にアンケートを実施 まず、世間的にはどういうイメージが多いのだろうか?   ということで、文理LINE公式アカウントの友だちを対象に、アンケートを実施しました。     ー実施内容ー 回答期間:2024/8/16~8/19 回答人数:609名 国語、算数・数学、理科、社会、英語それぞれについて、次の選択肢から選び回答 ・赤系(ピンクも含む) ・青系 ・緑系 ・オレンジ系(黄色も含む) ・紫系 ・その他   ご協力くださった皆さん、ありがとうございました!   早速結果を見ていきましょう。       国語は? 1位は圧倒的多数で、赤系(ピンク含む)でした! 次に多いのはオレンジ色で、暖色系のイメージが強いようです。 ちなみに国語がオレンジ系であるときは、英語が赤系であることが多かったです。 紫からは、古文や漢文のようなイメージも感じます。       算数・数学は? これも圧倒的な得票差で、青系が1位でした。 他の教科と比べても、イメージが共通しているようです。 その中でも、暖色の赤や黄色などのイメージもあったのが意外でした。 その場合は、他のいずれかの教科で青系を選んでいることがほとんどでした。       理科は? 理科は1位が緑系、差はありますが、次点がオレンジ・黄色でした。 自然を扱うこと、理系科目で数学と同じ寒色のイメージがあることなどからでしょうか。 理科がオレンジ系である場合、社会を緑色と置いている場合が多いです。 理科は物理・科学・生物・地学と4分野があり、どの分野が最初に頭に浮かぶかによってもイメージは異なるのかもしれません。     社会は? 1位はオレンジ系(黄色を含む)でした。 2位は緑系で、そうとらえる場合は理科がオレンジ系になるケースが多いです。 または、理科が紫・社会が緑・英語がオレンジ系、もよく見られました。 オレンジ系が強い理由として、国語が赤、算数・数学が青、理科が緑と考えた場合は、 オレンジや黄色が残る、という可能性や、歴史や地理から土のイメージもあるのかもしれません。 (その他のうち、22票は茶色でした) 理科と同様に、地理は緑、歴史は茶色、公民は紫…など、分野によっても印象が変わるかもしれませんね。   英語は? 英語は比較的分かれる結果となりました。 1位は紫系ですが、オレンジ系、赤系もそこそこの得票です。 今回選択肢を統合してしまいましたが、4教科以外の色としてピンクや黄色を使うパターンが多いのかもしれませんし、 教科のイメージというより、他の4教科以外の色ということで、ばらけているのかもしれません。 特徴的だったのは「その他」の解答も多種多様であったことと、「何色でもない」「特にイメージがない」「虹色」などの解答があったことです。     結果について 大きな傾向としては、 国語=赤・ピンク 算数・数学=青 理科=緑 社会=オレンジ・黄 英語=紫 が多いようです。 国語が赤、算数・数学が青、はかなり強く、その他の色をどの教科に割り振るかには多少ばらつきがありますね。       ところで… 教科そのものに対して色のイメージを持つようになった、 というよりも、 『教科書ワーク』をはじめ、学習参考書にこの傾向が多いため、そちらからイメージが定着した、 という人も多いと思います。   実際、このアンケートの回答者の方々には『教科書ワーク』を使ってくださっている方も多いため、 今回の傾向は多少『教科書ワーク』に引っ張られていることも考慮しないといけないでしょう。     そこで気になるのは、 なぜワークはその色を使っているの? ですよね。 私も気になります。     さっそく、文理の教科色はなぜこの色?を調査していきます!         文理の教科色 文理の教科色といえば、この配色です。 国語=赤・ピンク 算数・数学=青 理科=緑 社会=オレンジ・黄 英語=紫   ワーク以外のシリーズを見ても、全てのシリーズで踏襲されていますね。 (稀に、国語が赤の場合に英語にピンクを使うこともあります)         どうしてこの色なの? 結論からいうと、これだ!という答えは得られていません。 かなり昔から踏襲されてきている配色ですが、なかなかその理由までは語り継がれておらず、 当時の詳しい状況を知る人に話を聞くことが容易ではない状況です。       いつからこの色になった? とはいえ、わかりませんでした!では終われない!ということで、 「いったいいつから今の色の組み合わせなのか?」を調べてみることにしました。     さっそく、文理の古いカタログを引っ張り出してみます。         カラーで確認できる最も古いカタログ(昭和54年!)を見てみます。 当時、まだ『教科書ワーク』は発売していないのですが…   『教科書ドリル』を見てみると、なんと今とは色がちがっています!   国語 黄色 社会 ピンク 算数 青 理科 緑       また、当時あった『絶対』というシリーズでは、   国語 ピンク 数学 青 理科 緑 社会 茶色 英語 オレンジ になっていました。 途中までは同じですが、社会が茶色、英語がオレンジですね。     教科ではなく学年で色わけされているシリーズも多いようです。         つづく昭和55年は、教科書ワーク発刊の年! 早速見てみると、国語がオレンジ、算数が緑での発刊でした。         昭和58年には、教科書ワークに理科・社会が登場します!   国語 赤 算数 緑 理科 藤色 社会 ピンク     ちなみにこの年装丁が一新された教科書ドリルでは、緑色だった理科が黄土色になっていました。 緑=理科で定まっていたわけではないようです。         昭和59~60年には、中学教科書ワークが登場!   国語 オレンジ 数学 緑 理科 藤色 社会 ピンク(紫?) 英語 青   小学校の教科書ワークに合わせつつ、初登場の英語は青でした!           そしてついに   変化が起こったのは昭和61年度でした。     この年の改訂で、教科書ワークがついに 国語 ピンク 算数 青 理科 緑 社会 オレンジ の今の形に!   新刊の教科書準拠ドリルも、同様の色分けになりました。       翌年の中学教科書ワーク改訂で、こちらも小学校と揃った色かつ英語は紫、となり、 ここから『教科書ワーク』としては、この配色が固定になっています。     ちなみに、教科色として黄色が入っていないのは、教科書ワークのデザインが黄色ベースだったからと思われます。     ほぼ同時期に発刊された塾向け教材はまた異なる色分けだったので、 この時点では、文理の方針として教科色が定まったというレベルではなさそうです。     2000年ごろのカタログから、発行銘柄一覧のページがカラーとなっており そのページの教科の色分けはこのようになっています。   国語 ピンク 算数 水色 理科 黄緑 社会 茶色 英語 薄紫   2000年代からは、そういうもの、という雰囲気はすでにありそうですね。   ※社会については、店頭での見栄えを意識して茶色よりはオレンジが使われるようになっていき、 現在ではカタログの発行銘柄一覧の色分けでも、オレンジになっています。     その後を見ていくと、『教科書ワーク』以外のシリーズでは教科色を使わないデザインも多かったのですが、 2007年発刊のトップクラス問題集や、2008年発刊の完全攻略シリーズの時点では、 教科色がお決まりのものとして定着しているように見えます。   ↓トップクラス問題集 ↓完全攻略     調査結果 ということで、文理の教科色が初めて登場したのは、 昭和61年の『教科書ワーク』 翌62年の『中学教科書ワーク』 でした。   その後、この配色が定着してきていることから、このときの『教科書ワーク』の配色決めが大きな影響を持ったことは間違いありません。   残念ながら、その昭和61年になぜその色に決めたのか?について、有力な情報は得られていません。 そこで、仮説を考えてみました。     教科書ワークはなぜこの色?仮説を考えてみる ※あくまで文理の『教科書ワーク』の場合であり、あくまで仮説です。   まず最初に国語・算数が発刊されたときは 算数は寒色、国語は暖色、というイメージがあった上で、デザイン的なバランスから算数・数学を緑、国語を赤に。   理科・社会が追加されると、理科は寒色かつ算数と区別できる青、社会は暖色かつ国語と区別できるピンク。   と決めていったのではないでしょうか。     つまり、昭和58年の 国語 赤 算数 緑 理科 藤色 社会 ピンク は、こだわりがあったというより、結果としてそうなったということです。     そして昭和61年、全教科そろった状態での改訂となったときに、改めて教科の色を考えたはずです。 そしてその時には、   まず、表紙デザインのベースが黄色であることから黄色は入れない!   算数・数学は理系・数字・合理的等のイメージから青!   国語は算数・数学との対比で赤   理科は自然からの連想で緑!   社会は算国理とのバランスや、地理・歴史からの連想で茶色、見栄えを考慮してオレンジ!   英語はそれらと異なる色で紫!   と、連想されるイメージや、イメージの強い教科とのバランスから決められたのではないでしょうか。   お店で並んだ時の見栄えも意識する学習参考書においては、この、教科間のバランスという要素も結構大きいと思われます。 多くの学習参考書においてこの配色が採用されているのも、同じような事情かもしれません。       おわりに 教科色のイメージというものは、 その教科自体から連想されるイメージと、 学習参考書の出版社側の配色やデザインの都合が、 お互いに影響し合ってできているようです。     すべての出版社が文理と同じ考えではないため、使うワークによって配色は変わりますし、 同じ教科でも何を思い浮かべるか(小説か古典か、化学か地学か、地理か歴史か)によって、 抱くイメージは変わってきます。 また、学校のワークでは学年で色が分かれていることも多いため、 そのイメージが残っている人もいるでしょう。     文理がなぜこの教科色を使うのか?について、 多くを推測に頼ることになり、明確な答えには至りませんでしたが… 一つの明確な理由・こだわりがあるようなものではなく、社内でも徐々に形成された、というのが正解なのかもしれません。     2学期が始まったら、ぜひクラスの人とお互いの教科色について話してみてください!     最後まで読んでいただき、ありがとうございました! また調査が進展することがあれば、記事を書きたいと思います。       ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 自分は文理と同じ色の組み合わせを想起するのですが、 もともとそのイメージを持っていたのか、 文理に入社してそうなったのか、もはやわかりません。

パリ観光案内

この夏はオリンピックで盛り上がりましたね。 2024年オリンピック・パラリンピックの舞台はパリ。 いわずと知れたフランスの首都で、「花の都」とも形容されます。 今日はそんなパリについて調べてみました。   パリの地形 パリはフランスの中北部にあるフランス最大の都市です。 中心にはセーヌ川が流れ、右岸と左岸に分かれます。 行政区地区は1区から時計回りに20区並んでおり、カタツムリのような形をしていることから「エスカルゴ」と形容されます。   (画像出典:https://jp.freepik.com/free-vector/hand-drawn-town-map-illustration_30121019.htm#fromView=search&page=1&position=2&uuid=8c4b82ba-e6ae-45b8-b89e-609a511e8836 著作者:freepik)     古代から都市として栄えたパリですが、おおよそ現在のような形になったのは19世紀のことです。 当時のセーヌ県知事であるジョルジュ・オスマンによって「パリ改造」と呼ばれる都市整備が行われました。   パリの名所 パリには観光名所がたくさんありますね。有名どころをいくつかご紹介します。   凱旋門 フランス語で「勝利のアーチ」を意味する凱旋門。 凱旋門はヨーロッパ各地に見られますが、シャンゼリゼ通りの西端にある「エトワール凱旋門」は「凱旋門といえばコレ」というほど有名ですね。 19世紀にナポレオンがアウステルリッツの戦いの勝利を記念して造らせたものです。     エッフェル塔 1889年の万博博覧会に際して建てられたモニュメントです。 今でこそ、誰もが認める観光名所エッフェル塔ですが、当時としては奇抜な外見だったため賛否両論で、著名な芸術家たちによる論争が起きました。     ルーブル美術館 実に30万点以上の美術品を所蔵している世界最大級の美術館です。建物自体にも歴史があり、もとは宮殿として利用されていたものです。 レオナルド=ダ=ヴィンチの「モナリザ」をはじめ、「教科書で見たことがある!」超有名な美術品が多数展示されています。 ちなみに、フランス人に「モナリザ」と言っても通じません。フランスでは、La Joconde(ラ・ジョコンドゥ)と呼びます。     ちなみに、パリにはルーブル美術館以外にも、19世紀の印象派の絵画を多く収蔵している「オルセー美術館」、現代アートのコレクションを展示する「ポンピドゥー芸術文化センター」など、たくさんの有名美術館があります。   旅行で使えるフランス語 パリに旅行に行ったら、是非フランス語で話してみましょう。   こんにちは Bonjour. (ボンジュール)   ありがとう Merci. (メルスィー)   さようなら  Au revoir. (オ ルヴォワール)   はい  Oui. (ウィ)   いいえ Non. (ノン)   いくらですか?  C’est combien?  (セ コンビヤン)   これは何ですか?  Qu'est-ce que c'est? (ケスク セ?)   味見していいですか?  Je peux goûter ? (ジュ プ グテ?)   お会計をお願いします。  L’addition, s’il vous plaît. (ラディスィヨン スィル ヴ プレ)   もっと知りたくなったら! パリについて、もっと知りたくなったら『旅するワーク ヨーロッパ』がおすすめです。 (パリ以外のヨーロッパの主要都市についても、紹介しています。) 旅行ガイドでおなじみの「地球の歩き方」とのコラボした、社会科ワークブックです。 お家にいながら世界各地の地理歴史が学べます。旅に出たくなる楽しい情報盛りだくさんです。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   2024年9月30日までプレゼントキャンペーンも実施中です! ▶くわしくはこちら   ~本日の執筆者~ 営業:O パリには学生時代に旅行で行ったことがあります。 パリの美術館では、美大生らしき人たちが、あちこちで模写している姿が印象的でした。

夏は受験の天王山!「天王山」って何? 夏のギモン5選

暑い日々が続きますね! 夏は受験の天王山!!!とよく言われます。受験生の皆さんは、勉強はかどっているでしょうか?   ★宣伝★ 文理のLINE公式アカウントに「夏休み応援メニュー」出現中! 夏休みの計画づくりをサポートします。 くわしくはこちら     ところで…「天王山」って、何か知っていますか? 今日は、夏にまつわる、ちょっとしたギモンを5つ取り上げます!         夏は受験の天王山!「天王山」って何? 「天王山」は、「てんのうざん」と読みます。どういう意味でしょうか?   天王山とはとても高い山のことで、登るのが大変だけど重要という意味…… ということではありません。   天王山は京都にある山のことで、本能寺の変のあと、明智光秀と羽柴秀吉が戦った場所です。明智光秀は織田信長の家臣でしたが、信長を裏切ります。信長は京都の本能寺で命を落とすことになりました。これが本能寺の変です。同じく信長の家臣であった羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が、敵討ちのため京都へ進軍。光秀は京都で迎え撃ちます。 2人の戦いは秀吉の勝利で終わり、その後秀吉が天下統一を果たすわけですが… その中で、「秀吉が先に天王山を占拠したこと」が、勝敗の大きな分かれ目となったといわれています。   このことから、「勝敗の分かれ目」「ここ一番の大勝負」といったときに、「天王山」という言葉を使うようになりました。 つまり、夏休みを制する者が受験を制する、夏休みが結果に大きく影響する重要な時期、ということですね。       暑い日に、道路がゆらゆらして見えるのはなぜ? 「暑い暑い」と言いながら、家に帰っているとき…道路の上のあたりが、ゆらゆらして見えることはありませんか?   これは、「シュリーレン現象」と呼ばれる現象です。強い日差しでアスファルトが温まると、地面に近い空気が温められて、膨張します。 膨張すると、空気の密度が低くなり、密度の高い空気がある方に上昇していきます。 密度が異なると、光の屈折率…曲がり方、が変わってきます。 密度の異なる空気が混ざり合うことで光の屈折が様々な方向に起こり、それがゆらぎとして目に見えているのです。   この空気のゆらぎは、「陽炎(かげろう)」とも呼ばれます。かっこいいですね。   なお、シュリーレン現象は空気中だけで起こるものではなく、水に食塩や砂糖などを溶かすときにも見ることができます。         どうして花火大会は夏に多いの? 花火大会はとても楽しいけど、蒸し暑いし人も多くて大変… どうして夏にやることが多いのでしょうか。   諸説ありますが、一説としては、 「もともとは、江戸時代に行われていた慰霊祭が起源だから」というものがあります。   江戸時代、飢饉や疫病の流行で多数死者が出たことを受け、隅田川の川開きの日に慰霊のための水神祭が開かれました。 そこで打ち上げ花火が上げられたことをきっかけに、隅田川の川開きの際に打ち上げ花火を上げることが恒例行事となり、全国に広まった、という説です。   「花火と言えば夏」と漠然と思っていましたが、こんな始まりがあったんですね。 教科書に載っている「江戸時代」は、現代とつながっているんだな、と実感できます。         かき氷っていつからあるの? みなさんは今年、かき氷食べましたか?私はまだです。   最近はふわっふわでクリームたっぷり、ケーキのようなかき氷なんかもありますが、かき氷っていつごろから食べられているのでしょうか。   原型となるものは、少なくとも平安時代には食べられていたことが分かっています。 教科書にも載っている、清少納言の『枕草子』の中には…   削り氷に甘葛(あまずら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる   という文があります。 天葛はシロップのようなものです。 つまり、「削った氷にシロップをかけて、あたらしい金属のお椀に入れたもの」ということになります。 完全に“かき氷”ですね。   当時は冷凍庫もありませんから、氷は貴重なものでした。限られた人だけが食べられる、高級スイーツだったんですね。   今では、だれでも気軽にかき氷を食べられるようになりました。「清少納言も食べたんだな」と思うと、これまた味わい深くなりそうです。           夏休みにドリルがおすすめなのはなぜ? さて、最後のギモンです。 「夏休みに自分でドリルを用意して取り組む」 これって必要なのでしょうか?   結論から言うと、おすすめ!です。 その理由は2つあります。 1)休み中の学習習慣を維持するため 2)授業が進まない間に、苦手を克服するため 1)休み中の学習習慣を維持するため 休み明け、突然毎日授業がある生活に戻るのは大変なもの。「毎日少しでも机に向かう習慣」は、なるべくつけておいた方が安心です。(短くてもOK)手軽なドリル、楽しく取り組めるドリルを買って、ちょこっとずつ取り組むのはいかがでしょうか。   たとえば…   教科書ドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     おかしなドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     2)授業が進まない間に、苦手を克服するため 毎日授業で新しい知識を覚える中で、復習を並行して行うのは意外と大変…長い休みは、絶好のチャンスです! 分野に特化したドリルや、ざっと全体をさらって苦手を見つけられるドリルを使って、休み中に苦手をつぶし、2学期に向けた土台を作りましょう。   たとえば…   できるがふえるドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   全科まとめて ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     おわりに 夏のちょっとした疑問について、取り上げてみました。 知ると、「なるほど!」となることばかりで、楽しいですね。   普段の生活の中で、ふと思ったことがあれば、ぜひ調べてみてください。 自由研究の糸口なんかも、見つかるかもしれません。         ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: かき氷食べたいです。

高校入試で重視される内申とは?

高校入試で非常に大切な「内申」。 内申とは、生徒の学校生活全体を評価したものです。 今回は内申書の内容や内申点の重要性、内申点の計算方法について詳しく説明します。 普段のみなさんの学校生活をもとに作られる内申書の中身を理解して、内申点を着実に上げていきましょう!       高校に提出される内申書 内申書(調査書)とは 内申書(調査書)は、日頃の成績、出欠状況、行動の記録などを総合的にまとめた評価書であり、中学校9教科の5段階評定を点数化したものです。 これらは高校入試で合否を左右する重要な書類で、みなさんが志望する高校に提出される公式な文書となります。 日頃のみなさんの様子が反映されるため、早めの対策が重要になってきます。   成績表(通知表)との違い 通知表は、生徒と保護者に渡されるもので、各学期の教科の成績や授業態度の評価が記載されています。先生の所見欄などもありますね。 つまり、通知表は学期ごとの学業成績が記載される一方、内申書は学年ごとの学業成績が記載されるという点が大きな違いといえます。 ※ただし、受験を寸前に控えた中3の成績は学年末まで入ると間に合わないため、間に合う時点での成績が反映されています。3学期制だと2学期まで、2学期制だと後期の中間までが内申書に反映される成績となります。         高校入試で内申点が重要なわけ では、どうしてこの「内申点」が重要になってくるのでしょうか。   それはズバリ、「高校入試は「学力テストと内申点の合算で合否が決まる」から」です。   多くの高校では、学力テストの成績と内申点を合算して合否を決定します。 そのため、学力テストで高得点を取るだけでは合格が難しく、日頃の積み重ねによる「内申点」が重要になるというわけですね。   内申点が合否を分けることもある 特に競争の激しい高校では、学力テストの点数が同じ場合、内申点が高い生徒が優先されることが多いです。 こう聞くと、一発で結果が決まってしまう学力テストだけでなく、内申点を上げることが合否を左右する重要なポイントになることが、じわじわと伝わるのではないでしょうか。         内申点の扱い 内申点は公立高校と私立高校で扱われ方が異なります。 詳しく見てみましょう。   公立高校の場合 すべての都道府県で「内申点」が公立高校の入試判定に活用されており、内申点の比重が大きいことが多いです。 地域によっては内申点が合否の半分以上を占めることもあります。地域によって違いもあるため「自分の住んでいる地域 + 内申点」などと検索してみてもいいでしょう。   私立高校の場合 私立高校では、学力テストの成績が重視される場合が多いですが、内申点も無視できない要素です。特に推薦入試では、内申点が重要な役割を果たします。 内申にある「出欠日数」が少ないと推薦すら受けられない可能性も出てきます。         内申書の内容 それでは、ここで内申書の中身について詳しく見てみましょう。 下の画像が内申書の一例です。 (出典:千葉県ホームページ https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2023/koukou/050914jissiyoukou.html)   ①氏名などの基本情報 生徒の氏名や生年月日、住所などの基本情報が記載されます。   ②各教科の学習記録 各教科の成績や授業での取り組み方が詳細に記録されます。ここが学年別で書かれていることが、通知表との違いですね。   ③出欠日数などの学習時間の記録 学校にしっかりと通っているかが記録されます。私立高校の推薦入試の場合は欠席日数が多いとそもそもの出願ができない場合もありますから、やむを得ない欠席以外は避けましょう。   ④総合所見・行動の記録・特別活動などの記録 クラブ活動や学校行事での活躍、日常の行動などが記録されます。 地域によって内容は異なりますが、性格や人との関わり方、物事への取り組み方などの特徴が記載されることが多いです。 例えば、この記事に掲載している地域の内申書では「行動の記録」は「基本的な生活習慣」「健康・体力の向上」などの10項目に対して、「〇」が書き込まれるスタイルですね。 基本的には生徒の特長を「長所」として書くことが多いので、安心してご自身の個性を発揮してくださいね。   内申に記載される学年は都道府県によって異なる 内申書に記載される学年は地域によって異なるため、自分の地域のルールを確認しておきましょう。 例えば東京都や愛知県は中3の成績のみ、神奈川県は中2・中3の2年間、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県などは中1・中2・中3の3年間分の成績が内申に記録されます。         内申点の計算 ここでは、内申点の計算方法についてお伝えします。 自分の目指す高校にはどちらの内申点が関わるか把握しておきましょう。 自分の内申点を知りたい!と思ったときにも計算できますよ。   素内申 素内申とは、各教科の総合評価をそのまま合計した点数のことです。 満点は45点となります。 つまり、9教科の成績がオール4だった場合、9×4=36点となります。     換算内申点 換算内申点は、素内申を特定の基準に従って計算し直した点数のことです。特定の科目を2倍にしたり、1.2.3年生の成績をすべて合計したりと様々です。 学校や地域によって計算方法が異なります。    例えば、東京都の場合(3年生の成績のみが反映されます) 学力テストの結果と内申点は、都内公立高校の場合原則として7:3の比重です。 合否は1000点満点で判定されるため、学力テストが700点、内申点が300点となります。 令和5年度入学者選抜から、新しくスピーキングテストである「ESAT-J」の点数が加わり、総合得点は1020点満点になっています。   換算内申点を上記の内申点300点に換算するためには、以下の計算式が使用されます。  (自身の換算内申点)÷65点(換算内申点の満点)×300点   ※学力検査を3教科(国・数・英)、学力検査の得点と調査書点の比率を「6:4」で実施する学校もあります。また、定時制課程の第二次募集では「5:5」を採用する学校もあります。ご自身の目指す学校でそれぞれ調べてみてください。       内申点を上げるコツ 1:定期テストを頑張る 定期テストの成績は内申点に直結します。毎回のテストで高得点を目指しましょう。   2:実技4教科をおろそかにしない 音楽、美術、保健体育、技術・家庭などの実技教科も内申点に含まれます。割合が主要5教科と異なる可能性がありますが、侮ってはいけません。これらの教科は努力や取り組み方が成績に直結しやすいともいわれています。積極的に取り組むようにしましょう。 実技教科で高い成績を取ることで、学力テストの点数が多少低くても内申点で補うことができるかもしれません。   3:課題の提出や授業態度など日々の行動を意識する 課題をしっかり提出し、授業中の態度も良くしましょう。日常の行動が内申点に強く影響します。内申の「総合所見・行動の記録・特別活動などの記録」はここが重要視されますからね。         内申点アップに役立つ!おすすめの問題集 中学教科書ワーク 教科書に準拠した問題集で、基礎から応用まで幅広く学習できます。 とことん教科書に沿って作られているため、定期テスト対策にはばっちりです! また、日頃の予習復習にももってこいですよ。 みなさんが日頃お使いの教科書に合ったものを使ってください。 ワークの右上を見ると対応する教科書の名前が書いてあります。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     中間・期末の攻略本 定期テスト対策に特化した問題集で、効果的に点数を上げるための対策が盛り込まれています。 こちらも教科書に沿って作られている、通常「準拠版」と呼ばれるものです。 定期テストで出やすい問題を重点的に絞って作っているので、効率的にテスト対策ができます!   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     これらを活用して、確実に内申点を上げていきましょう!

「お盆」のひみつ 2024

毎日、暑い日が続きますね。 この時期の観測史上最高気温が連発し、40℃って聞いても、驚かなくなってきています。 もう、夏も同然です。      そんな今日この頃、学生さんは夏休みも間近! お勤めの方は、「お盆休み」はどう過ごそうか、そろそろ頭をよぎる頃ですね。 皆さん、お盆が待ち遠しいのではないでしょうか? 私自身がお盆休みを楽しみにしているので、昨年にひきつづき「お盆」について、ちょっと書いてみようと思います。       「お盆」っていつ?   今年2024年のお盆は、8月13日から16日です。 盆の入りが13日、盆の明けが16日。地域によって異なりますが、この期間に「お盆休み」を設定する会社が多いのではないでしょうか。 今年は、8月11日の山の日が日曜日のため、12日の月曜日が振替休日となり、8月10日の土曜日から8月18日の日曜日までの9連休になるところが多そうです。 (ちなみに、弊社のお盆休みも8月13日~16日なので、9連休です!)     やはり「お盆」というと、「8月」を思いますよね。   ここで、あらためて『お盆』のおさらいです。 全国的に「お盆」といえば、8月15日が主流になっていますが、 8月のお盆を「旧盆」、 7月のお盆を「新盆」といいます。     全国的には8月の「旧盆」の地域が多いですが、 7月の「新盆」の地域は、東京の一部や、北海道、石川、神奈川、静岡、山形、栃木、佐賀の一部地域が7月だそうです。 (また、東京の多摩地区では7月下旬から、沖縄では8月中下旬に行う場合も)     なぜ、7月と8月と分かれているかというと、暦の変化です。 明治時代に旧暦から新暦に変わったため、それに伴って、のようですが、農家の方の繁忙期と重なったからということもあるようです。     そもそも「お盆」って?   諸説ありますが、「お盆」はやはり仏教から来ている言葉で、「盂蘭盆会」(うらぼんえ)を省略して「お盆」と呼ばれています。 「ウラバンナ」という音からきていて、それは「逆さ吊りの苦しみ」という意味です。 逆さ吊りにされたような苦しみを受けている人に供養をしたところ、その功徳によって救われたそうです。 そのような信仰や仏教思想が結びついてできた行事と言われています。        「お盆」で何をやる? 地域や宗派によって、さまざまなので一概に言えませんが、ここでは一般的なことを紹介してみたいと思います。   迎え火 ご先祖様を迎えるために、「迎え火」を焚きます。 「迎え火」や「送り火」には麻の茎を乾燥させたものなどを燃やします。 家に迷わず来られるようにという目印だそうです。 また、地域・風習によっては、キュウリやナスで馬や牛を作ったり、ほおずきを飾ったりしてお供えをするところもあるようです。 キュウリに割りばしで足をつけるのは、馬に乗って早く来て、ナスに割りばしで足を付けるのは、牛に乗ってゆっくり帰ってもらうという意味があります。 テレビ(日曜放送の国民的アニメ)では見たことがありますが、私は作ったことがありません。 地域性や風習の違いでしょうか、皆さんはいかがでしょう。     送り火 「送り火」は、お見送りをするために焚きます。 有名なものは京都の「五山送り火」(大文字焼)や長崎の「精霊流し」などがあります。 「五山の送り火」は、京都で毎年8月16日に行われ、「大文字焼」として親しまれていますね。 五山で「大」(右)、「妙」「法」、「舟形」、「大」(左)、「鳥居」の形に点火されます。 「大文字焼」は見たことがありますが、遠くから見ても壮観で迫力があります。          お墓参りに「キリコ」? お墓参りに行くときは、ろうそく、お線香、お供え物などを持っていきますね。 私の出身の地域(金沢市)では、さらにプラスして「キリコ」という木と紙でできた灯篭のようなものを持っていくのです。         お墓の前に「キリコ」を吊るすひ竿や紐が貼られており、そこに吊るす風習があります。 この「キリコ」を持っていくのはお盆では当たり前だと思っていましたが、地域限定のものだと大人になって知りました。 「キリコ」は7月のお盆の時期になると、スーパーやホームセンターに山積みになって並び始めます。            自分たちがお参りするお墓の分の「キリコ」を買います。 また、宗派にあわせて、たとえば浄土真宗なら「南無阿弥陀仏」、曹洞宗なら「南無釈迦牟尼仏」と書かれたものを選びます。         キリコの裏には、名前を書いてお供えするので、お墓の前に吊るされている「キリコ」を見ると、誰が来たかがわかったりします。 「あのおじちゃん、お参りに来たんだ~」とか、「いとこたち、これから来るんだね」とか。 現在のキリコは、木の板状のコンパクトのものに変わりつつありますが、かつては、灯篭のような形のものでした。 何件かお墓参りに行くときは、「キリコ」がたくさん持って行ったので、まあまあかさばりました。   そんな「キリコ」はお盆が終わるとお寺さんで処分しないといけなくて、もろもろ廃棄するのに大変と、20数年前に話題になり、転換期を迎えました。 それをうけて、今は「箱キリコ」から「板キリコ」が主流になっています。   今は、スーパーなどで多く積み上げられているのは「板キリコ」で、供養の形も時代の流れとともに変化しているといった感じでしょうか。         「お盆」 毎年、お盆休みの1か月前、この時期になると、お盆休みの帰省のきっぷを予約しないとなぁ、と。 帰省したら、お墓参りに行かなきゃ、と思います。 お盆休みなんてなかったり、受験や部活で忙しい人もいらっしゃると思いますが、お盆休みに家族や親戚で集まることがあったら、ちょっと多忙な日常から一息ついてみてください。 お墓参りや団らんをきっかけに、いろんなこと、話してみるのもいいかもしれませんね。            夏休みにちょっとがんばってみよう、と思う人におススメ![PR] 小さいサイズのドリル♪ なので、無理なく取り組めます。 さんすう、こくごは教科書に合っているものを選べます!   文理の「教科書ドリル」、よろしければご覧ください。      ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       ~今回の執筆者~   イニシャル:NK   所属:営業部門   年齢:50代   今回のひとこと:新幹線チケット取らないと

高校入試に向けて準備をしよう! 【公立高校編】

中学生のみなさん、行きたい高校は決まりましたか? 今日の記事では、高校入試、とくに公立高校の入試について解説します。 公立高校入試の仕組みを理解して、入試に向けてしっかり準備をしましょう。   そのまえに、まずは、公立高校とはどんな学校なのかを見ておきましょう。   公立高校のと私立・国立高校のちがい 高校には、運営主体のちがいによって、公立高校、私立高校、国立高校があります。   公立高校 公立高校は、都道府県や市町村などの地方自治体が運営する高校です。原則として、その地域に住む人だけが通うことができます。 私立高校 私立高校は、学校法人などが運営する高校で、学校ごとに建学の精神をもち、独自の特色ある教育を行っています。 国立高校 国立学校法人が運営している高校です。国立大学付属のため、充実した教育環境が整えられており、教育水準も高いです。     公立高校の特徴 3種類の高校のうち、公立高校の特徴をもう少し詳しく見てみましょう。   普通科と専門学科 公立高校は、大きく普通科と専門学科に分けられます。   ●普通科…広く一般的な知識を学ぶ学科。進学希望者向けのカリキュラムを組むところが多い ●専門学科…特定の分野についての専門知識や技術を学ぶ学科   近年は、普通科と専門学科の要素を合わせもつ総合学科も増えつつあります。   学費 公立高校の授業料は自治体ごとに定められています。 公立高校の3年間の学費は総合平均で140万ほどです。 私立高校の総合平均が300万ほどなので、大幅に安く抑えられています。   校風 公立高校の校風は学校によってさまざまですが、一般的な傾向として、私立高校に比べて校則などが厳しくなく、自由度が高い学校が多いです。     地域で異なる公立高校入試 ここからは、公立高校の受験を考えている人に向けて、入試の特徴をお伝えします。   地域によって入試の仕組みが異なる 大前提として、公立高校の入試制度は、各都道府県または市町村などの地方自治体が定めています。 地域によって制度が異なるため、公立高校を受験する際は、必ず自分が受験する公立高校が属する自治体の情報を確認しましょう。   「学区」が定められている地域もある 地域によっては「学区」を定めているところもあります。学区とは、通学を認める範囲として決められた区域を指します。 学区が定められている普通科の公立高校の場合、原則として、その地域に住む人しか受験できません。 しかし、地域によっては学区そのものがなかったり、学区外の生徒の受験も一部認めていたりするとこともあります。 近年は、学校選択の機会拡大や少子化を理由に、学区を撤廃・再編する自治体が増えてきています。   同一地域の公立高校は1校しか受けられない? 公立高校の試験日は地域ごとに決まっています。 そういうと、公立高校は1校しか受験できないように聞こえるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。 後から説明しますが、日程が異なる、推薦入試と一般入試の2回を受験できる地域もあります。 定員割れなどの理由により、一般入試の二次募集を行っているところもあります。 愛知県は一回の一般入試で、A・Bグループのなかからそれぞれ1校ずつを選択し、第一希望、第二希望の2校まで受験校を選択できる複合選抜制度を取っています。 このように、志望できる公立高校の数や出願の機会も自治体によって異なります。   内申点が重視される地域がある 公立高校では、内申点を重視する地域もあります。内申点とは内申書(調査書)に記載される成績のことです。 私立高校でも内申を加味する学校はありますが、公立高校の場合、自治体ごとに内申点をどの程度、入試の得点として反映するかが明確に定められています。       公立高校の入試制度 公立高校の入試形体はおもに、一般入試と推薦入試に分けられます。   一般入試  学力検査の結果と内申点で合否が決まる入試形態です。  学力検査は多くの場合、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で行われます。 内申点については、自治体ごとに、内申書の「どの学年の、どの教科の評定を、どのくらいの割合で入試の得点に加算するか」が決められています。   推薦入試 公立高校の推薦入試は大きく分けて、「学校推薦」と「自己推薦」があります。   ●学校推薦  ・多くの場合、学校長の推薦があってはじめて出願できる ・地域によっては、推薦要件を設けているところもある ・多くの場合、学力検査はなく、調査書や推薦書と、面接や作文、小論文などの結果で合否が決まる   ●自己推薦 ・多くの場合、学校長の推薦は不要 ・自分で志願理由書を書いて提出 ・学力検査がある場合がある               公立高校の入試スケジュール 公立高校のおおよその日程は下記のとおりですが、必ず自分の志望する高校が属する自治体の、受験日および出願の締め切りを確認するようにしてください。   推薦入試の日程 1月後半から2月前半に実施する地域が多いです。   一般入試の日程 2月後半から3月前半に実施する地域が多いです。     公立高校入試対策 ここからは、公立高校入試対策の方法についてです。   志望校の情報収集をする これまで述べてきたように、公立高校の場合、各地自体によって入試制度が異なります。 まずは、志望校が属する自治体のHPなどから入試に関する正確な情報を集めましょう。   過去問を入手して解く 公立高校の過去の入試問題は公開されているので、受験する地域の問題を入手して解いてみましょう。出題の傾向や、合格ラインと今の自分の実力とのギャップなどを把握しましょう。   入試までのスケジュールを立てる 公立高校の推薦入試は1月後半から2月前半、一般入試は2月後半から3月前半に設定されていることが多いです。 中3になったら入試日から逆算して、学習スケジュールを立てましょう。 まだ、立てていないという人は、今から計画して、部活引退後の夏休みから集中して取り組むようにしましょう。     基本・標準問題の取りこぼしがないようにしておく 公立高校に限らずですが、入試で満点を取る必要はありません。合格点に達すればよいのですが、そのためには、問題集を解いてみて、そのなかの基本・標準問題は確実に正解できるようにおきましょう。 応用問題や新傾向の問題についても対策は必要ですが、基礎がしっかりできていてはじめて、それらの問題も解けるようになります。   内申対策をする 普段の学習をしっかりと行い、定期テストでよい点を取れるようにがんばりましょう。それが内申対策につながります。     公立高校対策に! おすすめ問題集2選 ここからは公立高校入試対策にもなる、おすすめの書籍の紹介です。(国立・私立高校の受験対策にも、もちろん使えます!)   基礎学力養成&内申対策に「中学教科書ワーク」 公立高校の学力検査では、中学校の教育課程に即して、特定の分野に偏ることなく出題されます。中には難しい問題が出題されることはありますが、内容としては、原則3年間で学んだ教科書の範囲からの出題になります。 つまり、3年間の学習の積み上げが、入試本番でも重要になるということです。 また、内申においては、定期テストの得点の比重が大きいので、定期テストでよい成績を取っていたほうが、入試でも有利にはたらきます。 そこでおすすめなのが「中学教科書ワーク」です。 こちらは高校入試対策用の問題集ではありませんが、3年間かけてじっくり基礎力をつけて公立高校入試を目指す生徒さんに、ぜひ使っていただきたいシリーズです。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     実戦力をつける「完全攻略 高校入試」 公立高校の入試の内容は、原則教科書範囲の出題ですが、教科書の問題だけを解いていれば合格できるというものでもありません。 高い問題のレベルや、多様な設問の切り口に慣れておかなければ、入試本番で合格点を取ることは難しいでしょう。 そこでおすすめなのが、「完全攻略 高校入試」です。 「中1・2の総復習」と「3年間の総仕上げ」の2シリーズがあります。   中1・2の総復習 1か月程度で、高校入試範囲の約7割を占める、中1・2の学習内容を効率よく復習できる   3年間の総仕上げ 2か月程度で、中学3年間の学習内容を確認。入試でよく出題される問題を、出題形式別や模擬テスト形式など、さまざまな角度から解く演習ができる   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 公立高校入試は、地域によるちがいが大きいです。 そのため、まずは、自分が志望する高校のある地域の情報を入手するようにしましょう。 入試、特に一般入試では、学力検査で中学3年間で学習したことがらの理解度が測られるとともに、内申点も見られています。 おすすめの問題集を使って、高校入試合格を目指してじっくり対策しましょう。  

今日は何の日?ついでに中学社会をちょこっと復習!

  本日、6月28日は何の日でしょうか!     今日は...   貿易記念日です!   1859年(安政6年)5月28日、江戸幕府がアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、オランダの5か国との間に結んだ友好通商条約に基づき、   横浜、長崎、函館の各港で自由貿易の開始を布告しました。   これを記念して、日付を太陽暦に換算した6月28日を記念日として、経済産業省(当時は通商産業省)によって1963年に制定されました。   輸出入の重要性について、広く認識を深めることを目的としているそうです。   貿易記念日は、電気記念日(3月25日)、発明記念日(4月18日)、計量記念日(11月1日)とともに経済産業省4大記念日のひとつとなっています。     そんな貿易記念日にちなんで、自由貿易の開始が布告された1859年あたりの流れを、中学社会の内容で振り返ってみたいと思います。   幕末の流れをチェック!   それでは、なぜ1859年(安政6年)5月28日に、自由貿易の開始を布告することになったのでしょうか?   ●ペリーの来航 1853年、アメリカのペリーが浦賀に来航し、江戸幕府に開国を求めました。   翌年、日米和親条約を結び、日本は開国することとなります。   このときは、下田・函館の2港を開き、アメリカの船に食料や水、船の燃料である石炭を供給することになりました。   ●不平等条約の締結 1858年、アメリカ総領事館のハリスと江戸幕府の大老井伊直弼が日米修好通商条約を結びました。   函館、新潟、横浜、神戸、長崎の5港を開き、自由な貿易を認めました。   ただ、この条約は、、領事裁判権を認める、関税自主権がない など日本が不利な不平等条約でした。   アメリカだけでなく、イギリス、フランス、ロシア、オランダとも同様の条約を結びました(安政の五か国条約)。   ✔一緒に確認 ●不平等条約の改正   ノルマントン号事件をきっかけに、条約改正を求める国民の声が高まりました。   ◆領事裁判権 1894年に撤廃(日英通商航海条約)→陸奥宗光   ◆関税自主権 1911年に完全に回復(一部は1894年に回復)→小村寿太郎     貿易記念日の由来となった1859年(安政6年)6月28日(旧暦5月28日)あたりの開国・貿易にまつわる出来事をおさらいしました。   日本史のなかでも特に重要な部分ですよね。(とはいいつつ筆者自身大人になって忘れていた部分もありショック!)     おすすめ書籍のご紹介   私自身忘れてしまっていた出来事や名称もありましたが、今回はこちらの教材で復習しながら執筆しました!(PR)   わからないをわかるにかえる 社会 わからないをわかるにかえるは、苦手な分野も基本から学べる超基礎シリーズです。手書き風文字と豊富なイラストで、とてもとっつきやすい!見開きの左ページは、少し緩めのかわいいイラストが使われていて重要なポイントをまとめられているので、復習にももってこいです。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       そして本日6月28日は諸外国と日本の輸出入の重要性について広めることを目的とした貿易記念日! せっかくなのでこちらもぜひご紹介させてください!   「地球の歩き方」とコラボした学べるワーク ガイドブックを読むように、地理や歴史を楽しみたいお子さまや学び直しをしてみたいみなさまにぴったりのワークブックです!   ✔豊富な観光スポットの写真 ✔「地球の歩き方」のライターによるコラム ✔郷土料理レシピ など、教科書で習うだけではわからない、その土地のリアルを感じることができるコンテンツがたっぷり詰まっています。   北アメリカ・ヨーロッパ・アジアの3地域を発刊! 7月頭頃に全国の書店・ネット書店で発売です! 詳しくは こちら の記事からご確認ください。     まとめ さて、本日の貿易記念日にからめて、中学社会の内容をほんの少し復習しました。   日常のいたるところに、中学生の勉強内容が潜んでいますね!   たまーにでも、今日は何の日だろう?その由来はなんだろう?と調べてみるのはいかがでしょうか。   【今回の執筆者】 イニシャル:MU 年代:20代 ~今日の一言~ はやく家の本棚に「旅するワーク」をならべたい

中3必見! 高校入試によく出る問題と出題傾向をおさえよう

そろそろ季節は夏。受験生の皆さんは、高校入試対策について、具体的に何から始めればいいか定期テストなどのテスト対策の経験はあっても、「中学校で習ったすべてが範囲のテスト」となると、何から始めればいいか、果たして間に合うのか…塾に通っていない場合は特に、不安を感じると思います。 高校入試対策を効率よくこなすためには、まずゴールを知っておきましょう!どういう問題が出るのか、出題傾向はどうなのか。これをおさえておくだけでも、勉強の進め方がイメージしやすくなるはずです。     目次 高校入試の出題傾向と対策 高校入試 英語の頻出問題&出題傾向 高校入試 数学の頻出問題&出題傾向 高校入試 国語の頻出問題&出題傾向 高校入試 理科の頻出問題&出題傾向 高校入試 社会の頻出問題&出題傾向 高校入試対策 おすすめ問題集3選 おわりに       高校入試の出題傾向と対策 高校入試の頻出問題 中学校で習ったすべてが出題範囲!といっても、各教科ごとにある程度は出やすい問題・出やすいジャンル・頻出の問題形式があります。また、大問がだいたいいくつあって、それぞれの大問では何が聞かれるか、ということもある程度決まっています。やみくもに覚えようとするのではなく、まず何がどうでるのかを知っておくことが重要です。 高校入試の出題傾向 学校の定期テスト対策で、1年生の初めのテストでは面食らっても、次からは出題の傾向がわかり、対策しやすくなったという経験があるのではないでしょうか。入試も同じで、出題の傾向というものがあります。問題の傾向は都道府県や年度で異なります。過去問を見たり、それをもとに分析した資料を見ると、大体の傾向をつかむことができます。   高校入試問題集で対策しよう 高校入試対策用の学習参考書を探し、まず1冊取り組んでみることをおすすめします。その理由は、「入試に役立つ」を前提にまとまっているからです。入試を研究したうえで、必要な力がつくよう編集されており、効率がよく取りこぼしも少なくなります。演習問題として実際の入試問題が収録されていることが多いため、少しずつ問題形式に慣れることもできます。この記事の最後には、おすすめの高校入試対策シリーズも紹介しています!         高校入試 英語の頻出問題&出題傾向 頻出問題 出題形式は「リスニング」「対話文読解」「長文読解」「英作文」「文法・語彙」がオーソドックスです。問題の題材としては、学校生活、国際交流、異文化理解、環境などが定番で、SDGsや人工知能など、時事的な内容を扱う場合も多いです。読解問題では、本文の内容に合う文や適するタイトルを選ぶ問題、本文の内容に関する英問英答、ウェブサイトや図表などの資料を使った問題が頻出です。英作文の形式は、形式は、立場を選んで意見を書く・ある社会について自由に意見を書く、会話の空所を埋める、発表原稿を書く、など多岐にわたります。 最近の出題傾向 リスニングでは、資料を読み取って答える必要があるような、難度の高い問題も出ています。また、放送回数が1回のみの問題が増加しています。長文読解においても、英語を読むだけではなくグラフを読み取る必要もある、といった問題が出ています。題材としては、「二次元コード」や「タブレット学習」「人工知能」など、テクノロジーに関するものも増えていくと予想されます。     高校入試 数学の頻出問題&出題傾向 頻出問題 「数と式」「関数」「図形」「データの活用」の各領域からまんべんなく出題されます。特に「データの活用」は目に見えて出題が増えています。計算の過程や理由の説明等、記述式の設問も定番化してきています。正しく答えが求められるか、だけにとどまらない設問が頻出となってきているため、過去問演習が重要です。   最近の出題傾向 日常生活に関連した出題も多く,関数や図形でも会話形式の問題が見られます。2024年度には、社会や世界の情勢まで踏み込んだ問題も見られるようになりました。「数学的な思考を用いて根拠を説明する、課題を解決する」といった、数学力だけでなく読解力・文章力が必要になりそうな長文問題も増えています。       高校入試 国語の頻出問題&出題傾向 頻出問題 通常の国語のテストで問われるような文法・語彙問題・読解問題のほかに、発表や制作に向けた話し合いを想定して表現力を測る・公の場で話す場面を想定して敬語について問う、など、身近な場面を使った出題がよく出ます。 最近の出題傾向 読解では、1つの問題の中に複数の論説文を提示して内容を関連付けさせる、といった問題が近年よく見られます。また、文章と資料を関連付けるような問題も増えています。     高校入試 理科の頻出問題&出題傾向 頻出問題 物理・化学・生物・地学の 4 分野からバランスよく出題されます。分野ごとの頻出単元は以下の通りです。物理「光」「水圧・浮力」「電力と熱量」「物体の運動とエネルギー」化学「酸化と還元」「化学変化と質量」「電池」「酸・アルカリと中和」生物「生物の分類」「蒸散」「光合成と呼吸」「遺伝と進化」地学「地層」「湿度」「前線と天気の変化」「惑星の動きと見え方」基本的には教科書の実験・観察をもとにした問題が多くなっています。   最近の出題傾向 教科書に載っていない実験を題材に、「科学的思考力」を問う問題が入ることが増えています。教科書で学んだことだけではなく、問題内の実験結果から対象の性質を考察する必要があるなど、資料を読み取る力も必要です。       高校入試 社会の頻出問題&出題傾向 頻出問題 地理・歴史・公民の3分野からまんべんなく出題されます。地理では資料やグラフを読み取る問題が頻出です。歴史は、すべての時代から広く出題されており、一問一答よりは流れや理由・原因・影響などに関する設問が多いです。公民は政治・経済・国際どれも幅広く出題されます。   最近の出題傾向 地理・歴史・公民ともに教科書に載っている資料ではなく、初見の資料を読み取る必要がある問題が、全国的に増加傾向にあります。基本的には、落ち着いて資料を読み取り、学習した知識と組み合わせることで解答を導けることがほとんどです。記述問題では、同じ理由を問うものでも県によって採点ポイントが異なるなど、定型の解答ではなく、その時に出た問題文や資料を確認した上でまとめる力が求められます。公民では近年、SDGsをテーマとした設問を出題する県が増えています。また、分野を超えた融合問題もよく見られるようになりました。     高校入試対策 おすすめ問題集3選 わからないをわかるにかえる 高校入試 人気の超基礎シリーズ「わからないをわかるにかえる」の高校入試対策版です。 中学3年間の内容を基礎からおさらいできます。 やさしい言葉遣いやイラストで、とっつきやすいのが特徴で、苦手な分野が多く、易しめから入りたい人はチェックしてみてください。▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     コーチと入試対策 1・2年の総まとめは8日間、3年間の総仕上げは10日間と、短期間で取り組むことができます。 なかなか時間が取れない人や、まず全体をさらってみたい人におすすめです。 問題演習だけでなく要点のまとめも確認できることと、ヒントが豊富な点も特徴で、苦手な分野もスムーズに学習できます。   ▶シリーズページはこちら   ▶ご購入はこちら         完全攻略 高校入試 苦手分野は少なく、問題演習までしっかりしたい!という人には、完全攻略シリーズがおすすめです。 オーソドックスに全体の要点の確認・問題演習ができます。 入試に出やすい問題を集めた特集ページもあるため、まずこれを各教科こなしてみると、土台ができます。 中1・2の総復習は1冊1か月程度、3年間の総仕上げは1冊2か月程度が目安です。  目次などを確認して目的に適した方を選んでみてください。   ▶シリーズページはこちら▶ご購入はこちら         おわりに どんなことでも、今までの傾向を分析し、そこから対策を考えるのは大切です。この記事では、公立高校入試の全国的な傾向をかなりざっくりと書きました。公立であれば、都道府県の傾向を、私立であれば、学校ごとの傾向をおさえる必要があります。まず第一歩として、どんな学校に行きたいか、志望校を考えてみましょう。そして、その学校の試験の傾向をチェックしてみてください。ぼんやりしている受験勉強のイメージが、ぐっと具体的になるはずです。         ◆◇今回の執筆者◆◇ イニシャル:M.I. 所属:営業部門 年齢:20代 今回のひとこと:泳げないので、「水泳の授業がない高校」から選びました。

勉強 集中できない!

勉強しよう!と思っても、なんか身が入らない。 すぐ、スマホ触ってしまう。 ちょっと勉強してみるけど、気づいたらYouTube見ちゃう。 部活から帰ってきて、疲れてしまう。 よくわからないけど、なかなか集中できなかったりするのではないでしょうか。 どうにか、集中して勉強できる方法はないものでしょうか。     勉強に集中できない理由 集中できないよ、という人もいろいろな理由のパターンがあると思われます。 パターンごとに見てみたいと思います。   部活などが忙しくて集中できない 学生生活は勉強だけではありません。部活をやっているよ、という人も多いでしょう。 部活をやっている人は毎日、練習があったり、時には夜遅くまでかかったりしますね。 家に帰ってきたらもう時間も遅く、真っ暗ということもあるでしょう。 時間がかかった、遅くなる、ということだけでなく、身体的にも疲れます。 特に、運動部で走り回ったりしたら、疲れて帰ってきます。 1日の中で、授業を聞いて、そのあとで部活をやって帰ってくると、もうグッタリになるのも当然です。 そうなると、帰ってきて勉強しようとしてもなかなか集中できないですよね。         周りがうるさくて集中できない いやいや周りがうるさくて集中できないんですよ~、っていう人もいるでしょう。 ご家庭の事情で、どうしても一人部屋でない、とかリビングでしか勉強できないっていう人もいるでしょう。 おうちの周りに何もないっていう方は、少ないと思われますので、何かしらの音が聞こえてくるものです。 道路を走る車の音、近所の子どもたちの声、電車が通る音、踏切の音などなど。 せっかく勉強しようと思っていても、周りの音がうるさくて集中できないこともあると思います。     部屋が散らかっていて集中できない 自分の部屋にはいろんなものがあります。勉強に関するもの、教科書や問題集、ノートや鉛筆シャープペンなどの筆記具だけではありません。 自分の趣味のものもありますね。雑誌や本、ガチャガチャでとった小物類など・・・。 洋服ももちろんあります。着てきた制服やパジャマなども、そのまま脱いだまま、洗濯物をそのままハンガーにかけたままなど、棚やクローゼットに収納しないで、散らかったままだと、どうしても集中できない要因になります。 だれでも、勉強をしようとしている場所が散らかっていると、まさに気も散るものです。       誘惑や雑念が多くて集中できない 部屋が散らかっているだけでなく、勉強しようとしている周りに、勉強から離れさせようとする誘惑も多く存在していますね。 教科書や問題集ではない、趣味のものやスマホやマンガなど、部屋には勉強以外のことを考えさせるものがいっぱい潜んでいます。 趣味のもののほうが楽しいので、どうしてもそっちに気がとられてしまいます。ゲームやタブレットもそうですね。 読みたいと思っていたマンガがあると、「お、それ読もう!」ってなりますよね。         集中力を高めるには とにかく短時間で集中したいんです、という思いがある人は多いでしょう。 どうしたら、集中しやすくなり、集中力を高められるのでしょうか。   健康管理と睡眠確保 部活で疲れて、集中できないという話をしました。 そんな時は思い切って仮眠をとってみるのもいいです。時間がないときは短めの仮眠でも有効です。疲れたまま、我慢してやるよりはいいでしょう。 その程度ではもうダメ、という人は、夜は寝て、朝早く起きて、すっきりしてから勉強するのもいいでしょう。 朝に勉強する、という形に切り替えるのも一つの手です。 睡眠は健康の基礎です。 睡眠不足だと、集中力がどう?だけでなく、注意力も散漫になりますし、健康にも悪影響です。 自分の健康のためにも、まず、しっかり睡眠時間は確保することを意識しましょう。     集中力が継続する時間や集中力が高い時間帯を知る 集中力はなかなか続きません。諸説ありますが、一般的に、中学生くらいでも15分程度といわれています。続かないものとして考えて、効率よく集中できるのはどんな時なのでしょうか。 よく言われているように、脳が一番よく働く時間は、朝と言われています。睡眠をとって、脳が休息して、リフレッシュした状態だからです。 部活動を終えて帰ってきて、疲れて集中できないという話をしましたが、そういう時は思い切って夜は寝てしまって、朝に勉強の時間を設けてもいいかもしれません。 疲れたまま、夜にダラダラやるよりも効率よく勉強できるかもしれないので、試してみてください。     また、ご飯を食べた後は、血糖値が上昇しますので、どうしてもうとうとしてしまいがちです。 これは仕方がありませんので、お腹いっぱいになるまで食べないとか、食後の勉強は短時間にしておくなどの対策をとってもいいです。 また、身体も脳も1日の活動をしていくと、夜には疲労が蓄積されてきます。 夜は集中力が増してばっちり、とはなりにくいので、そのあたりも考えてみてはいかがでしょうか。       瞑想や深呼吸で気持ちを整える 集中力が続かない、高まらないといったときには、瞑想や深呼吸をして気持ちを整えることも大切です。 瞑想もいろんなやり方があるようですが、深呼吸同様、呼吸を意識するということです。 むずかしく考えず、まずは呼吸だけを意識するのです。 簡単ではないかもしれませんが、何も考えず、無になって、深く息をする。 それを繰り返しおこなっていくと、気持ちも落ち着き、心も澄んだ感じになってくるでしょう。      体を動かしてリフレッシュする 一方で、ずっと座って勉強していたら効率がいいかといったらそうではありません。 休憩もせずに勉強だけしていたら、脳も疲れてしまいます。 学校でも時間割が区切られているように、適度に休憩はとるようにしましょう。 その間に、15分程度でも軽い運動をすることでリフレッシュされ、集中力も高まることが期待できます。 少し散歩をするのでもいいですし、ストレッチでもいいでしょう。          集中力を高める時間管理のコツ 集中力を高めるのに、時間管理の点から何かコツがあるのでしょうか。   学習時間を記録する やっている方も多いと思いますが、学習した時間を記録することも時間管理では有効です。 やり方は様々で、いろんな記録の仕方がありますが、記録をしておくと、日々の積み重ねが見えます。 目で見えると、少しでも進んでいることが実際に見えるので、やる気も出て、集中力アップにつながります。 好きなノートに見やすいペンを使って、書いていくのもいいですし、最近は、アプリでも学習時間などを記録できるものがあります。 それぞれ自分に合った方法で、記録してみるのがいいでしょう。 記録しておくと、調子よく進んだ時のこともあとで振り返れますし、一方で、調子が悪かった時の様子も振り返り見ることができます。 自分の状況が客観的に分析できるので、一度、学習時間などを記録してみてください。           適度に休憩をとる 時間管理の点からいっても、適度に休憩をしたほうがいいです。前述のように、休憩をとると、リフレッシュされますので、集中力も高まります。 また、休憩をとったあとは、違う教科に変えてみたり、暗記作業から問題を解く作業に変えてみたりなど、転換点にもなり、メリハリもつけやすくなります。     スキマ時間を利用する 部活動が忙しい人や、通学に時間がかかって勉強の時間が少なくなる、といった人もいるでしょう。 そんな人は、スキマの時間をみつけてみましょう。 部活動の行き帰りの時間を活用するのもいいです。 通学に電車やバスを使っている人は、その待ち時間に、また、自転車通学している人は、信号待ちの時に、ちょっと単語カードをめくってみるのもいいでしょう。 意外と、スキマの時間があったりするものです。 意識して探してみてください。     集中力を高める環境づくりのコツ 身体的ではなく、物理的条件でも集中力は高められるでしょうか。   明るくて静かな場所を探す みんなが一人の静かな部屋を持っているわけではありません。 状況が許せば、図書館に行ってみるのもいいですね。周囲は家より静かなはずです。 そんなこといっても、図書館は近くにない、という人もいるでしょうし、席も埋まってしまうこともあるでしょう。 手っ取り早い一つの方法は、耳栓をしてみることです。 音も多少さえぎられるため、集中力が増します。 また、イヤフォンでノイズキャンセリングという機能が付いたものもあります。そんなの持ってない、っていう人も多いでしょう。 そのときは、クラシックや環境音楽のような静かな曲を流しながらやるのもいいでしょう。       机の上を整える 気分転換も兼ねて、ここは思い切って、片づけをしてみるのがいいかもです。 教科書や問題集をきれいに並べてみる。筆記用具を揃えてみる。着ていた洋服をたたんでみる・・・などなど。 ちょっと整理するだけで気分もスッキリして、集中しやすくなります。       スマホやゲームを遠ざける 自分の視界に入らないようなところに片づけるのがいいです。 スマホは、ゲームからLINEから動画から何から何までありますから、通知音はOFFにしておくのはもちろん、バイブもOFFにして、通知を切ってしまう、 また電源を切ってしまうのがいいです。 ちょっとバイブでもなると、気になって、誰からだろうとすぐ手に取ってしまいますから。 もしくは、思い切って、勉強するときは親に預けてしまう、というのもいいかもしれません。       学習管理アプリ「まなサポ」 先ほど、「学習時間を記録する」と述べましたが、弊社文理にもスマートフォン向けの学習記録アプリ「まなサポ」があります。     問題集ごとに時間が記録できるようになっています。 グラフでも見えるので、目で確認しやすいです。     また、習い事や部活の記録も書けるようになっていますので、幅が広がります。   目標も自分で設定できます。 ですので自分で目標を立て、そしてそれを達成するという、成し遂げる喜びも感じられます。     学習時間をためていくと・・・ ちょっとした「お楽しみ機能」もありますので、飽きずにやれます。       さいごに 勉強を集中してやる、って、当たり前にできそうで、なかなかむずかしいことですよね。 身体のこと、環境のこと、便利ツールのこと、いろいろ工夫して、集中力を高められるように試していきましょう!       

新入社員がおすすめ! 教科書ワークのここがすごい! 

「教科書ワーク」は、1980年発刊以来、改訂を重ねてきたロングセラー商品です。 わたしたち文理は、発刊当時から変わらず、学びに向き合う人達のことを考え抜いて、「教科書ワーク」を作り上げてきました。   今日は4月に文理に仲間入りした新入社員が、フレッシュな感覚で、伝統ある「教科書ワーク」シリーズの魅力をお伝えします。   もくじ 小学教科書ワークのここがすごい! 中学教科書ワークのここがすごい!   小学教科書ワークのここがすごい!     “教科書準拠”で「自信」をつけられる! 教科書ワークの最大の特徴は“教科書準拠”、つまり教科書に対応し、もくじや単元が同じになるように作られているというところです。 そのため、授業に合わせて予習復習を進めることができます。また、テストによく出る問題もたくさん掲載されているので、テスト対策も万全です。 教科書ワークを活用した分だけ、わからないところの取りこぼしが減り、授業で自信満々に手を上げることができるようになるはずです。 全教科書対応版を含め、ラインナップはなんと131点。自分の学校の教科書に合ったワークで勉強を進められます。    3ステップ&ふろくで「学力」をつけられる! 構成は「基本のワーク」、「練習のワーク」、「まとめのテスト」の3段階になっています。 これにより、一冊を通じて基本からしっかりと演習を重ねられ、学んだことが着実に身につきます。 また、毎日の学習に使えるポスターやシール、アウトプットのためのテストなど、充実したふろくを備えています。 受験、採点、結果のすべてがコンピュータ上で行われる新時代のテスト、CBTに挑戦することも可能です。 学習を楽しく支え続けるしかけが、学力アップに役立ちます。   ちょうどよい質と内容で「習慣」をつけられる! 全ページがカラー印刷でイラストや図解も豊富、見やすく使いやすくなっています。 問題のレベルも教科書に即した基本を押さえた内容と量です。 家庭学習に慣れていない、勉強に後ろ向き、そんなお子さんでも、抵抗感なくやりきれる“ちょうどよい”ワークになっています。 小学教科書ワークは一冊1,518円(税込)で、1年間ずっと使い続けることができます。 この一冊を通じて予習復習の習慣を身につけることで、人生を支える確かな学力が自然と身につけていきましょう。   小学教科書ワーク ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   ★執筆した新入社員★ イニシャル:S.H 自分がかかわった仕事でお客様に学ぶことが楽しい!と思っていただけるような学習参考書を作り届けることが夢です。 まずは自ら学びを楽しみ、日々「なるほど!」を探していこうと思います!   中学教科書ワークのここがすごい! 教科書と対応した内容で迷わずに学習できる! 『教科書ワーク』は「完全準拠」と呼ばれる参考書です。 みなさんがお使いの教科書に完全に一致した内容です。 各ページに対応する教科書のページも書かれているため、ワーク内でもテスト範囲が一目瞭然!   導入から発展問題まで段階を踏んで確実に力を伸ばせる! 『教科書ワーク』は3つのステージから構成されています。 導入から発展問題まで無理なく着実に力をつけることができますよ!   【ステージ1】教科書のポイントをチェック。 【ステージ2】実際のテストに近い形式の問題を解いて理解度を高める。 【ステージ3】ステップ2よりも難しい問題を通して、確実に力を身につける。   さらに、「定期テストによくでる問題」や「少し難しい発展的な問題」のマークを通じて確実に要点を押さえられます。   圧倒的かつ充実したふろく内容! 本文:主要5科目には共通して6つのふろくがついています! 共通の付録は以下の通り!   ❶定期テスト対策予想問題 ❷スピードチェックと赤シート ❸学習カード 「ポケットスタディ」 ❹要点まとめシート ❺ホームページテスト ❻スマホアプリ 「どこでもワーク」     さらに各教科では追加のふろくもついています。 〇国語には「聞き取り問題 音声」 〇数学には「定期テスト対策問題」 〇英語には「音声配信onhai」「音声ダウンロード 英語リスニング」「文理の発音上達アプリ おん達Plus」 これらを通じて多方面から力をつけましょう!   なお、実技4教科にはスピードチェックと赤シートのみついています。   中学教科書ワーク   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   ★執筆した新入社員★ イニシャル:M.S 洋画を見るのが大好きです!        

勉強のやる気がでないのはなぜ?原因とやる気を出す方法10選

勉強のやる気がでないのはなぜ? 調子が悪くて、たまたまやる気がでない日は誰にでもあります。 けれど、ずっとやる気がでないから注意が必要かもしれません! どうしてなかなかやる気がでないのでしょうか?   目標が定まっていないから 高校入試を控えた受験学年なら、入試に向けて頑張るという目標を立てやすいですが、中学1、2年生のときは日々勉強する目的や目標を立てるのが難しいかもしれません。 目的が定まっていない状態でやる気を維持し続けるのはとても大変なことです。 「定期テストで~点取る」「前回よりも良い順位を目指す」など、なにかしらの目標を定めることでモチベーションを維持しやすくなります。   勉強する環境が整っていないから ●部屋が散らかっている ●周りの雑音が大きい ●スマホやゲームが横にある 上記のような、勉強に集中しづらい環境によって勉強のやる気がでないことがあります。 勉強以外のことに意識が向いてしまうと、勉強のやる気がそがれてしまうので、勉強に集中できる環境を整えることも大切です。   勉強方法がわからないから 勉強をしなきゃいけないという気持ちはあるけれど、何をすればよいかわからずに結局勉強のやる気がなくなってしまったという経験はありませんか。 勉強方法と調べたらやり方を紹介する記事がたくさんでてきますが、多すぎどの勉強方法で勉強すればよいかわからないといった事態に陥ることもありますよね。 まずは自分に合った勉強方法をみつけることで、勉強のやる気をだすことができます。   頑張っているのになかなか成績が上がらないから 勉強のやる気がでない大きな原因に、頑張ったのにに結果が伴わない、ということがあります。 授業のときは頭で理解したつもりだったのに実際には解けなかったり、勉強したのにテストで良い点数をとれなかったりした経験があるのではないでしょうか。 そういうことが続くと、勉強したところで意味がないと思ってしまうのも無理はありません。 しかし、勉強に限らず何事も続けることが結果につながります。     やる気をだすために、目標を見つけよう 1 なりたい自分をイメージしてみる 目標がない状態で、ただやみくもに勉強をすることは長続きがしづらく、途中でつらくなってしまいがちです。 将来こんなことをしたいなどといった未来のことでもいいですし、こんな高校生活を送りたいなどといった少し先の未来のことでもいいです。 なりたい自分をイメージするだけで、勉強に対するモチベーションが上がり自然とやる気がでてくるのではないでしょうか。   2 目標をクリアしたときのごほうびを用意する 目標をクリアしたらごほうびがある!と思うと、勉強を頑張ろうというやる気がでてきませんか? ●定期テストで~点取れたら行きたかった場所へおでかけする ●~ページ集中してやったら好きなお菓子を食べる など、大きな目標でも小さな目標でも、クリアしたときのごほうびを用意しておくことで、勉強のやる気をだしやすくなります。     勉強する環境を整えよう 3 勉強に集中できる時間と場所を確保する 勉強のやる気をだしそれを維持するためには、勉強しようと思える時間と場所が大切です。 朝に集中できる人もいれば、夜ご飯の前の空腹になっている時間帯が集中できる人、寝る前が集中できる人などさまざまです。 場所も、自宅、図書館、カフェなど集中できる場所の候補はいろいろあります。 周囲の音が気になる人は、耳栓やノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを使うこともおすすめです。   4 机を整理整頓 先述のように、勉強に集中しづらい環境は勉強のやる気を妨げます。 勉強のやる気を出し維持するために集中力を切らさないためのポイントは、目に入ってくる情報を整理することです。 机の上にスマホやゲーム、漫画などの余計な情報があると、人の脳はその情報までも処理しようとしてしまいます。 まずは勉強スペースにある勉強に必要なもの以外は片付けるようにしましょう。   5 スマホやゲームの誘惑を遠ざける 勉強スペース以外にも、勉強している近くにスマホやゲーム、漫画の類のものを置かないように工夫しましょう。 少しだけ、と思ってついそれらを手にとってしまうと、あっという間に時間を経過させてしまいます。 スマホは音や通知に気がつかないようサイレントモードにし、可能ならカバンの中など手元から離れた場所に置くことがおすすめです。 ゲームや漫画は簡単に手が届かないところに片付けることがベストです。   6 好きな文房具で気分を上げる 勉強のやる気をだすためにおすすめのアイテムは、「文房具」です。 お気に入りの文房具を使うために少しだけ机に向かって勉強を始めたら、いつの間にか集中できることも多いです。 ノートやシャープペンシル、消しゴムなど、デザインや機能性で自分が好きだと思う文房具を探してみましょう。     自分に合った勉強方法を見つけよう 7 勉強系の動画やブログを見て参考にする いまこのブログを読んでくださっているあなたは、勉強のやる気をだしたいという思いがあるのではないでしょうか。 勉強に関する悩みは多くの人がもっているものです。 そういった方々のために、勉強系の動画やブログは調べると数多くでてきます。 ぜひこちらの なるほど!Bunri-LOG やYouTubeの 文理公式チャンネル の動画を見て、参考にしてみてください!   8 自分に合った教材を探す 自分に合った教材を使うというのは、やる気をだすという面でも、勉強効率の面でもとても重要です。 こちらの記事で、自分に合った教材の探し方を詳しく紹介しているので、自分に合った教材を探したいという方はぜひ読んでみてください!   9 簡単なことから徐々にステップアップする 勉強は始めてさえしまえば、やる気がでてくることも多いです。 やる気が出ないからといって、勉強を始めずにだらだらと過ごしてしまえば、勉強は一向に進みません。 簡単なからでいいので、徐々にステップアップするつもりで勉強を始めてみましょう。 最初は1問だけ取り組む、という気持ちでもよいです。 その次は2問、その次は応用問題に挑戦、など徐々にステップアップをしていけば自ずとやる気を維持したまま勉強を続けることができます。     10 やる気がでる問題集なら「わからないをわかるにかえる」シリーズ 勉強のやる気をだしたい方にはこちらの「わからないをわかるにかえる」シリーズがおすすめです!   豊富なイラストでやる気がでる ▲豊富なイラストで視覚的にわかりやすく解説されています   大事なところが一目でわかるからやる気がでる ▲「これダケは覚えよう!」や「ミスに注意」など、大事なところ、要点が一目でわかりやすくなっています   基礎がしっかりわかるようになるからやる気がでる ▲左ページの詳しい解説で、基礎をしっかりとわかるようにしてから、右ページの問題に取り組む構成で、徐々に基礎が身につきます   ▶くわしくはこちら ▶ご購入はこちら     頑張っても報われない時期でも、勉強を続けるコツ 勉強を頑張っているのに結果が伴わないという時期は誰にでも訪れます。 そんな時期は勉強自体が嫌になってしまいがちですが、そこを乗り越えたらさらなる成長のチャンスです!   焦りは禁物! 心と体の健康をこころがける 思い通りの結果が出ないと、焦りが出てしまいますが、そんな時こそ焦りや無理は禁物です! 心と体の健康のために、意図的に休息をとりましょう。リフレッシュすることで、勉強の効率化にもなります。   規則正しい生活を心がける 無理して夜遅くまで勉強をして体調を崩してしまった、など本末転倒です。 十分な睡眠、食生活、適度な運動などを心がけて、規則正しい生活をとることで、勉強の効率化につながります。          ▼こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!   リフレッシュできる方法を持っておく 勉強の合間のリフレッシュは、脳と体を休めて集中力を維持するという面でとても大切です。 ●甘い飲み物を飲む ●好きな音楽を聴く ●ストレッチをする など、自分に合ったリフレッシュ方法を探してみましょう。   友達と一緒に勉強する 勉強に行き詰ったときは、友達と一緒に勉強をするというのも一つの手です。 物事はひとりでやるよりも、一緒に頑張る友達とやったほうがはかどることが多くあります。 勉強も同じで、ひとりで勉強するよりも友達と一緒に勉強することでやる気がでてくるかもしれません。 ただ、友達と一緒にいる時間は楽しいものなので、ついついおしゃべりが長引いてしまって勉強できなかった、ということがないように気をつけましょう。   やる気はさておき、勉強を習慣にしてしまう やる気をずっと長持ちさせるというのはとても難しいものです。 やる気はさておき、勉強を習慣にしてしまいましょう!歯磨きや着替えなど、やる気をだしているわけではないけど気づいたらやっていますよね。 寝る前に英単語を5個覚える、朝起きたら数学の問題を3問解く、といった習慣さえついてしまえば、やる気のあるなしにかかわらず、自然と勉強へ取り組めるようになります。   まとめ 勉強のやる気をだすというのはなかなか難しいものですし、やる気がでない日というのは誰にでもあります。 もちろん無理は禁物です!そういう時の向き合い方さえ知っていれば、心に余裕のある状態で、勉強に取り組むことができます。 今回の記事で参考にできそうなところは、ぜひ参考にしてみてください!    

わからないことがあったとき、どうする?

「授業で言ってたことが理解しきれなかった」 「問題の解き方がわからない」   わからないことがあるとき、みなさんはどうしていますか? 今日は、わからないことがあったときの解決方法について、 いくつかご紹介します!       先生に聞く 授業やテストでわからないことがあるとき、一番手っ取り早いのは先生に聞くことです。 質問する前には「何がわからないか」を少し整理しておくと話しやすいです。 「何がわからないのか」ではなく「どこまでならわかるのか」を考えて、伝えてみましょう。     話しかけるのは緊張してしまう!というときは・・・     まず「今質問をしてもいいですか?」と聞いてみましょう! いきなり用件を全部伝えようと思うと、なかなか声が出ないもの。 一度、小さい会話を挟むことで、心に余裕を持ちましょう。 また、先生にはタイミングによって、質問に答える時間がないこともあります。 その意味でも、一度質問をしてもいいか尋ねるのがよいです。     そして、質問したいものを見せながら、聞きましょう! わからない問題について聞くときは、 その問題自体・解答解説・自分で解いたときのノート、を持っていき、 それらを見ながら話してみましょう。 聞きたいことをメモに書き、見ながら聞いてもいいです。 質問は発表とは違うので、何も見ずにしゃべる必要も、よどみなくしゃべる必要もありません。 自分がわからないと感じた時のことを、ゆっくり1つずつ言葉にして伝えてみてください。         同級生や先輩に聞く それでもやっぱり先生に聞くのはハードルが高い…と感じるなら、 同級生や先輩に聞いてみてもいいですね。 同じ学校で同じような授業を受けている相手だと、質問の意図が伝えやすいです。 「この問題解けた?」「さっきの授業のこれってどういうこと?」 など、気軽な感じで聞いてみましょう。 もちろん、ちがう学校の友達に聞いてもいいです!         本を調べる いやいや、先生や友達に聞くのはどうしてもハードルが高くて… そんなときは、自分で調べてみましょう! まず、本を調べてみることから始めましょう。     どんな本を見る? 教科書 一番はまず教科書です。 わからないことがある単元をじっくり読みましょう。 目で追ってわからないときは、声に出しながら、書き写しながら読むのも試してみてください。 教科書では説明が足りないと感じたら、便覧や資料集も見てみたり、 「教科書ガイド」のような、教科書の内容を一歩踏み込んだ形で解説したものを書店で探してみてもいいです。     辞書 国語や英語の文章に関する疑問であれば、言葉の意味を辞書で調べてみたら 解決することも多いです。 特に、 ●1つの単語が複数の意味をもつことがある ●特定の単語を組み合わせた慣用的な表現がある といった理由から意味をつかみづらくなっている可能性があり、 辞書を調べると、そのあたりも載っていることがあります。 1つ目の意味だけでなく、用例なども併せて確認してみてください。     図書館で探す 学校の図書室や近くの図書館に行って、関連する本を探してみましょう。 たとえば歴史では、ページ数等の関係で教科書では省かれている事柄があったりします。 「この出来事とこの出来事のつながりがいまいち理解できない」といったときに、 その時代のことを書いた本を読むと、納得ができるかもしれません。 歴史に限らず、教科書以外の切り口で説明した本を読むことで、理解が進むことがあります。     図書館では、ジャンルごとに棚がわかれているため、まずあてはまりそうなジャンルの棚を探してみましょう。 検索機を使って、書名やキーワードをもとに棚の場所を調べることもできます。     図書館では司書さんの力も借りられます 「なかなか目的に合う本が見つからない」 そんなときは、図書館のカウンターにいる司書さんに質問してみましょう。 目的に合う本を探す相談に乗ってくれます。 これを、「レファレンスサービス」といいます。 いきなり話しかけるのが不安な人は、 近くの図書館のレファレンスサービスについて調べてみてください。         本でわからないことにはネット検索も ネット検索の注意点 ネット検索は、いつでもどこでもたくさんの情報にアクセスできてとても便利です。 ただし、中には危険なサイトも存在します。 必ず、保護者の方や学校に許可された検索エンジンを使うようにしましょう。   また、ネットを使う際は「誤った情報が載っている場合もある」ということを覚えておきましょう。 Webサイトはだれでも作れますし、制作者の名前を公表する必要もありません。 複数のサイトを見比べる・情報の出所が正しいかどうか確認するなどして、十分注意してください。     ネット検索のコツ 検索は、キーワードを並べて行います。 具体的なキーワードを増やすほど、目当ての情報にたどり着きやすくなるはずです。 たとえば、 「数学 わからない」 ではなく・・・ 「中1 二次方程式 解の公式 見分け方」 といった具合です。 自分の学年を入れておくと、その学年に適した説明をしているサイトを見つけられます。   他にも 用語の意味などを調べたいときは、「とは」をつけて 「太閤検地とは 中学歴史」 その理由などを調べたいときは「なぜ」をつけて 「太閤検地 なぜ 中学歴史」 とすると、「太閤検地 中学歴史」だけで調べるよりも効果的です。     検索テクニック 検索を便利にするテクニックの一部をご紹介します。 AND検索 と OR検索 AND検索はキーワードを「 AND 」でつなぐことで、 キーワードの組み合わせに合致するページを検索します。   OR検索はキーワードを「 OR 」でつなぐことで、 いずれかのキーワードを含むページを検索します。   たとえば、 「ケーキ AND 大福」で検索すると、 ケーキ風の大福や大福のようにもちもちしたパンケーキなど、両者に関連するページが出てきます。 「ケーキ OR 大福」で検索すると、 ケーキのお店や大福のお店も検索に引っかかるようになります。   AND検索は、単にスペースでつなぐことでも実行できます。 (つまり普通に検索すると、AND検索になっています)     NOT検索 キーワードの前に「-」(ハイフン)を入れることで、 そのキーワードを除いた検索をすることができます。   たとえば、「モンブラン」で検索すると、当然ケーキのお店がたくさん出てきますが、 「モンブラン -ケーキ」といった検索をすると、 ケーキではない、”モンブラン”という名称がついたもの、が出てくるようになります。 「どら焼き -こしあん」で、つぶあんのどら焼きを探すこともできますね。     検索方法テクニックはほかにもありますが、代表的なものを紹介しました。 AND検索を基本にしつつ、思ったように結果が出ないとき、いろいろ試してみてください!           わからないことをそのままにしない 「わからないことがある」ことは、決して悪いことではありませんが、 わからないことをそのままにしていると、いつか悪い結果になる可能性があります。   一番わかりやすいのは、テスト対策です。 ?と思ったタイミングで解消しておけば、テスト前は暗記や問題演習にあてられますが、 わからないままにしておくと、まずそこの解決から始めなければなりません。   また、数学や英語は過去に習ったことを土台にして新しいことを習っていくため、 土台の部分が腹落ちしていないと、ついていけなくなりやすいです。     わからないことをわかるようにしたい、という気持ちがあるのなら、 それはとても素晴らしいことですし、人より少し時間が必要だったとしても、必ずわかるようになります。   今日紹介した方法のはほんの一部ですが、少しでも疑問を解決する助けになれば幸いです。           文理の「わからないをわかるにかえる」もよろしくお願いします! ▶シリーズページはこちら  ▶ご購入はこちら         ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」ということわざがあります。 一時とはいえ恥ずかしい思いしたくないよって思ったりもしますよね。 でもことわざにまでなっているということは、たくさんの人生の先輩たちがそう思ったわけで… やっぱり、聞いた方がいいんだと思います。

忙しい中学生の家庭学習攻略法を考えてみよう!

中学生にとって、学校の授業と同じくらい大切なのが家庭学習での予習・復習です。 小学生では学校の授業と学校からの宿題をこなすことができれば大きく学力の差がついてしまうことはありませんでしたが、 中学校からは学校の授業外での勉強時間の差が如実に学力の差につながってしまいます。 家庭学習を攻略して、もうすぐ迎える定期試験で最高のスタートを切りましょう! 目次 中学生にとって家庭学習が大切な理由   家庭学習を習慣化するには   やったつもりはNG!家庭学習の罠   家庭学習の基本は予習・復習・テスト対策   予習・復習・テスト対策におすすめの問題集2選   レベル別おすすめの問題集3選   入試対策におすすめの問題集3選     中学生にとって家庭学習が大切な理由 中学生では、家庭学習がとても大切になります。その理由を考えてみましょう。   ①授業が難しくなるから 中学生は、学期が進み学年が上がるごとに学習内容の難易度が上がります。 授業だけでは理解しきれない部分を教科書・ノートで振り返る機会、演習が不足している部分を学習参考書などで補う機会が必要になります。   ②授業のスピードが速くなるから 中学生は、学校行事や部活動とも両立しなければならないので、効率が重視されることも多くなります。 家庭でもしっかりと自分に必要な学習内容と学習時間を決め、こなすことが重要です。   ③定期テスト対策が必要だから 学習内容をしっかりと理解しているか定着度を測る定期テストがあります。 定期テストを中心に内申点が決まり、高校入試の重要な参考資料になります。 すべての教科で安定した点数を取るためにはしっかりとしたテスト対策も必要になります。   ④高校受験に備えるため 高校受験では、中学生で学んだすべての学習内容が出題範囲になります。 過去に学んだ知識事項などは一度学んだだけでは忘れてしまうことも多いので、 長期休みなどを活用してしっかりと総復習することが大切になります。   中学生は、夕方まで学校・部活動があり、 習い事や趣味に割く時間のことも考えるとなかなか時間がとれません。 勉強を日々のサイクルに取り込み、習慣化することが大切です。 その方法を探ってみましょう。   家庭学習を習慣化するには 集中できる環境をつくる 決まった学習量を決めた時間のなかで達成するには、「集中」がカギになります。 自分なりに集中しやすい場所を見つけましょう。 自分の部屋・リビング・通っている塾の自習室、など勉強がはかどる場所は人それぞれです。 気持ちよく勉強できる場所が分かれば、自然と集中しやすくなります。   毎日机に向かう時間を決める 集中しやすい場所が人それぞれであるように、集中しやすい時間も人によって異なります。 朝型なのか夜型なのか、静かな方がよいのか、生活音など少し音がある方がよいのか、自分の好みを探ってみましょう! より集中できる時間帯が分かってきたら、学校の準備をするまえの30分や、夕食前・寝る前の30分など、 日常の決まった行動の隙間に学習の時間を組み込みましょう。   自分に合った問題集や参考書を選ぶ 自分で計画を立てて学習するのに役立つのが、問題集や学習参考書です。 苦手を克服する学習参考書や、演習で慣れるための問題集など目的にあった補助教材を自分で選び、 やりきることで学力がアップし自信につながります。 書店に行って、中身をみながら自分に合いそうな参考書を探してみましょう。   やったつもりはNG!家庭学習の罠 家庭学習は始める一歩を踏み出すことが大変ですが、継続することも同じくらい大変です。 陥りがちな失敗のポイントを見て、しっかりと気を付けましょう!   勉強時間や学習範囲のノルマをこなすだけ 勉強時間を「2時間」と決めても、だらだらと学習するだけで学習が全然進んでおらず、学力が伸びない……。 過度に少ないノルマ・多すぎるノルマを自分に課して、勉強のサイクルをうまく作ることができない……。 こんな問題が起こりがちです。ルールに振り回されすぎることがないよう、自分にあった学習サイクルを設定し、必要に応じて改善しましょう。   ノートをきれいにまとめることに全力を注ぐ 授業後やテスト前にノートをきれいにまとめて、それから勉強をはじめようとしてしまっていませんか? ノートづくりに時間を割きすぎてしまい結局内容が身につかないまま、というのは学習初心者が陥りがちな落とし穴です。 ノートをまとめるということに力を入れすぎず、理解と演習を繰り返すことでステップアップしましょう。   簡単すぎたり、難しすぎたりする問題を解いている 今の学力に合わない形の演習を続けても、学力の向上にはつながりません! 学習参考書には、参考書自体のレベルがあります。 また、学習参考書の各単元のなかにも、ステップアップしやすいようにレベルが設けられています。 集中して解いて、6~7割正解できる演習問題が今の自分に合ったレベルになります。 購入時はもちろん、学習をするときにも使っている問題集や学習参考書のレベルが自分に合っているか確認しながら進めましょう。   家庭学習の基本は予習・復習・テスト対策 ここからは、具体的にどのように家庭学習を進めていけばよいのか、その方法を確認していきましょう!   予習のコツ 予習をすることで、授業の理解がスムーズになり、復習がしやすくなります。 学習サイクルの起点になるので、なるべく「短時間・簡単な手順」を意識して、続けるようにしましょう。   教科書を読む 予習の基本は、とても簡単なことです。 次に学習する教科書のページを前日のうちか、休み時間の間に少し読むだけ! なにを学習するか分かっているだけで、授業が頭にすっと入ってきやすくなります。   次の授業で何を習うか、ポイントを押さえておく 教科書を持ち帰らない場合や、プリントベースで授業を進めている場合は、 授業で学習している単元名と学習参考書の単元と見比べて、次に学習する内容にアタリをつけて説明部分を読んでみましょう。 余裕がある場合は、説明の部分に付随した穴埋め問題を解いたり、理解したことをノートにまとめたり…といった工夫をしてみてもよいかもしれません。 復習のコツ 学習で一番大切なのは、復習です。しっかりと力と時間をかけるようにしましょう。   習った当日に復習する まずは、教科書や授業で配布されたプリントと学校のノートを振り返り、なるべくその日のうちに学習内容が理解できたか確認しましょう。   問題を解いて知識を定着させる 休日など、まとまった時間をとることができるときを中心に、学校指定の問題集や購入した学習参考書を併用してしっかりと定着させていくようにしましょう。 ミスをした問題・解くことができなかった問題は、印をつけて解説を読んだり、該当の教科書や学習参考書のページを振り返ったりするようにしましょう!     テスト対策のコツ 定期試験は学力を確認する機会であることはもちろんですが、配布された資料をしっかりと整理して、 「先生の授業」をしっかりと理解できていることもとても大切です。   テスト対策 まずは、学校で指定されたテスト範囲をしっかりと確認しましょう。 指定の仕方は先生によって様々なので、間違いのないように気を付けてください! ○単元名のみで指定する場合 ○配布済みのプリントで指定する場合 ○学校指定の問題集のページで指定する場合 ○教科書のページ数で指定する場合 まずは範囲を間違えないように気を付けて、普段の積み重ねを発揮できるような対策を行いましょう。 定期テストまでのスケジュールを立てる テストまでの日程、テストまでに確保できる勉強時間、現在の学習の到達度から逆算して、スケジュールを立てましょう。   教科書の範囲を復習する 教科書を中心にノートやプリントを見返して、理解不足のところがないか確認しましょう。 理解できていると感じる場合や、理解できているか分からない…。という場合は早めに演習に移り、演習の直しを通して理解を深めるようにしましょう!   基本問題・標準問題を中心に解く まずは、基本問題と標準問題をしっかりと理解し、素早く正確に解くことができると得点力につながります。 時間も意識しながら、演習を積み重ねましょう。   苦手な問題をなくす 仕上げに、総合問題を解いてみましょう。 定期試験では単元が混ざっている状態でも制限時間内でミスなく解答できることが求められます。 問題集にある総合問題で練習することで、本番に慣れることができます。   予習・復習・テスト対策におすすめの問題集2選 学校の授業をもとに家庭学習のサイクルを作るのに一番おすすめなのは、学校でお使いの教科書に沿って学習できる教科書準拠の参考書です。 学習参考書の中に教科書の単元名やページ数が書かれているので、学校の授業を振り返りながら学習を進めることができます!   中学教科書ワーク 日々の学習から定期試験まで丁寧に進めるのにおすすめなのが、ロングセラーの教科書ワーク。 説明を読み、演習問題ではレベルに合わせて徐々にステップアップし、定期試験の模擬試験をすることもできます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   中間・期末の攻略本 定期試験直前の特効薬としておすすめです。 ノートまとめの手間を省きながら、重要事項を最低限しっかりと押さえ、基礎問題を中心に演習することができます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル別おすすめの問題集3選 ニガテを克服するための易しい学習参考書、得意を極めるための良質な問題がそろった難しい問題集があります。 目的に合わせてカスタマイズしてみましょう。   レベル★☆☆☆☆ わからないをわかるにかえる 学年別・単元別 オールカラーで読みやすく、スムーズに演習をすることで超基礎を身につけることができます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル★★★★☆ 完全攻略 学年別・単元別 見やすい紙面はそのままに、しっかりとした解説と演習量で教科書の一歩先までしっかりと押さえられます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル★★★★★ ハイクラス徹底問題集 良質な問題をたくさん解くことで力を付け、トップ層に食い込む力をつけることができます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   入試対策におすすめの問題集3選 1冊で広い範囲を復習することができます。復習の足掛かりに短期間で基礎的な内容を確認する学習参考書や、難易度の高い問題までしっかりと1冊のなかで確認する学習参考書もあります。   レベル★☆☆☆☆ わからないをわかるにかえる 高校入試シリーズ 図やイラストが豊富にあり超基礎レベルの問題を厳選して収録しているので、短期間のうちにすべての単元を網羅できます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル★★☆☆☆ コーチと入試対策シリーズ 1・2年生は8日間、3年生は10日間と決まった日数で、紙面に登場するコーチと一緒に総復習できます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル★★★★☆ 完全攻略 高校入試シリーズ 基礎的な問題から高校入試の過去に出た難易度の問題までステップアップできます。 しっかり総復習したい方におすすめです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら  

やる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか

ゴールデンウィーク! みなさまいかがお過ごしですか。   4月は入学や進級・入社など、環境が変わる時期。 新しい環境の中では、気づかぬうちに心身に疲労がたまっているものです。 ゴールデンウィークは、ぜひゆっくりと体を休めてください。       と、言いたいところですが……           という方も多いのではないでしょうか。     休み期間中からテスト対策を始めないといけないとなると、 これはなかなかハードルが高いですよね。   定期テスト対策の具体的な方法については他の記事にゆずりまして、 「今日はやる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか」 をいくつかご紹介します。   定期テスト対策記事についてはこちらから▼         場所からパワーをもらってみよう 「その場の空気」って結構侮れません。 自宅以外の場所に行ってみると、やる気が出ることがあります。   おすすめスポットを2か所紹介します。   1)学習参考書売り場 文理の学習参考書を買ってほしいから、というわけではないのですが… 勉強の本がたくさん並んでいるので、眺めているだけでなんとなくやる気が出る場所です。 実際、学習参考書を選ぶ時には「質感や見た目を気に入るかどうか」もポイントなので、 定期テスト対策の問題集が欲しいな、と思っている人にはおすすめです。   文房具売り場が併設されていることも多いので、新しいノートやシャーペンを買ったりして、 家に帰ってさっそく開いてみましょう。       2)図書館 周りが勉強していますし、本が周りにたくさんあります。 図書館の独特の静けさは、やる気はぐんとあげてくれるでしょう。   ただし、寝不足の状態だと眠くなる可能性が高いので注意です。 時間にゆとりがあれば、国語の教科書でテストの範囲になっている物語を探してみても楽しいかもしれません。         だれかに宣言してみよう 自分で自分を律せられれば一番ですが、なかなか難しいので… そういうときは、他人の力を借りて「退路を失くす」のも手です。   友だち・兄弟・親・SNSのフォロワーなど… 自分ではない誰かに「今日これをやる!」と宣言してみてください。     自分だけで念じているよりも「やらなくちゃ」という気持ちになります。 また、宣言通りにできたことを報告して反応がもらえると、うれしい気持ちにもなります。       やることは細かく区切ろう 長距離を走っていて辛いとき、 「あの電柱まではがんばろう」 「あの曲がり角までは歩かない」 を続けていって乗り越えた経験はありませんか?   遠すぎるゴールは、やる気を失わせる大きな要因になります。 なるべく細かく区切って、手が届く範囲の目標をたくさんつないでいくのがおすすめです。   つまり、 「3日間で24ページやる!」 →「1日間で8ページやる!」 →「1時間で2ページやる!」 →「30分で1ページやる!」 こんな感じです。   勉強時間についても同じです。 「今日は3時間勉強しよう!」と思っても集中力はつづかず、 ・机に向かっているものの半分くらいぼーっとしていた ・スマホを持ってしまって時間が溶けた となることが予想されます。   時間を区切って休憩も入れ、 「50分がんばり、10分休憩する」を3回繰り返す方が、 断然おすすめです。 (50分のところは20分でも30分でもOK)     「あと3時間スマホ我慢する」は無理でも、 「あと50分だけスマホ我慢する」はできそうな気がしませんか?   勉強始めなきゃいけないけどやる気が…と思った時も、 「まず30分だけやろう!」と短く区切った時間で始めてみましょう。           頑張った事実を可視化してみよう 勉強をしたら、その時間を記録しましょう! 記録する行為自体が達成感につながります。 また、あとから頑張った時間を見るのもとても気持ちがいいです。   やり方はいくつかありますが、例を挙げると…   1)やった時間分だけマスを塗りつぶす とてもシンプルな方法です。 方眼ノートなどを用意して、1時間やったら1マス分、と塗りつぶしていきます。 教科ごとに色を分けておくと、あとから見たときにバランスが偏っていないかが わかりやすいです。 頑張れば頑張っただけ色が塗られていきます。 お店のスタンプカードのように、「ここまで塗れたらご褒美」など決めるのも楽しいですね。         2)やることリストを作り、終わったらチェックをつけていく 予定も同時に立てられるのが良いやり方です。 今日やりたいことをばーっと羅列して、 終わったらその項目にチェックをつけたり、塗りつぶしたりします。 思いついたタイミングでリストに書き入れていくことで、 やりたかったことの漏れも防ぐことができます。 いわゆる「To Do リスト」ですね   普通のノートやメモにただ書いていくのでも十分ですが、 かわいい商品もたくさん出ているので、気分が上がるものを探してもいいかもしれません。           3)学習記録アプリを活用する いまどきは、便利なアプリがたくさんあります。 タイマーを使うだけで自動的に記録がたまり、グラフで確認できたり 学習記録とToDo管理が同時にできたり・・・ スマホを使ってよい環境であれば、こういうアプリを使うのも手です。   少し宣伝になりますが、文理でも学習記録アプリ「まなサポ」というのを出しています。   簡単にいうと、 ①本を登録 ②その本の学習時間を記録 ③全体の学習時間がグラフで見られる というシンプルなアプリですが、   ★書籍以外にも「習い事」「読書」など自由な内容で記録できる ★メールアドレスの登録不要・広告も無し・全機能無料で安心 というお手軽アプリなので、よかったら試してみてください。   「この期間にこの本を〇時間やる」 「テストで80点取る」 といった目標を立てられる機能もあります。  ↓ ▲夢はでっかく     まなサポについてくわしくはこちら         一度始めれば続けやすくなる 今日お伝えした手段や、その他自分なりの手段を駆使して、 とにかく一度、1日だけでも何か決めたことを実行してみてください。 1日がんばると、自分をちょっと見直します。 がんばれたときは当然、がんばれなかった日より気分もよくなりますから、 「明日もがんばってみようかな」とも思えるようになります。 そうすると、次の日も、その次の日も続けられる・・・というわけです。     一度始めれば転がっていく・・・ つまり、「始められるかどうか」がとっても重要です。 まずは今日!30分だけ机に向かう!でもOKです! このブログを読み終わったらやってみましょう!!!   どの教科をやるかはこのあみだくじで決めてください。         決まりましたか? 最後に一言二言だけ続くので、終わったらその教科をやりましょう!           やる気を出すって難しいもの あなたの周りには、「集中力があってすごいな」「がんばれてすごいな」と感じる人がいるかもしれません。 「それに比べて自分は…」とも思ってしまうかも。   でも、やる気を出すこと・がんばることって結構大変なものです。 できなかった、と後悔することはだれにでもよくあることですし、 自分に満足できずに後悔するって決して悪いことではありません。   気にしすぎず、「明日はやり方を変えてみよう」と切り替えてみてください。 (要領がよく見える人も、知らないところでたくさん苦労しているかもしれません。)         連休を楽しみつつ、がんばりましょう! とはいえ、お休みはお休み。 休み明けを元気な気持ちで過ごせるように、がんばる時間と休む時間と、うまくメリハリをつけて過ごしてください! この3日間だけでも、「何時から何時までは勉強、その後は自由時間」と、自分なりのスケジュールを決めてみるのもいいですよ。           ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 言うは易し行うは難し・・・と思いながら書きました

中学になると英語は難しくなる? 中1英語でつまずかないために

2020年度から小学3年から6年まで外国語教育が必修化されました。 小学3・4年生は外国語活動として、5・6年では、「英語」が正式な教科になりました。 これまでは英語は中学校からでした。 小学校での英語、中学校での英語とはやはりちがうのでしょうか。   小学英語と中学英語のちがい 小学校で英語が教えられるようになって、当初、中学での英語の学習をそのまま前倒しされるのかと思いましたが、そうではありませんでした。 小学校では、これまで中学で勉強していた文法を中心に学んでいくのではなく、3・4年生からコミュニケーション活動を中心にスタートし、5・6年生から教科書を使った授業が行われていきます。5・6年生になって、英文を読んだり、書いたりを段階的にやっていきます。   話す・聞く中心から読む・書くを含めた4技能に 小学3年・4年生では、「外国語活動」として、自分や身の回りのことを伝え合うことをします。英語4技能でいうところの、「話す」「聞く」を中心にやります。約週1回。 小学5・6年になると、教科となり、授業数も約週2回に増えます。そこでは4技能の「読む」「書く」も加わり、中学につながる授業になってきます。   中学英語は単語数が大幅アップ 英語といえば、単語ですよね。 小学校では約600~700語学ぶといわれていますが、中学校になると、1600~1800語を学ぶことになります。 新学習指導要領により、1000語程度だったものから、1600~1800語へと大幅に単語数が増えました。 これだけをみても、中学に入ったら英語が一気にむずかしくなる、苦手になってしまうのでは・・・と心配になってしまいます。 (また別の観点から、小学校で学ぶとされている約700語の単語は、中学校ではもう習った、既出とされます。 実際は、一部の小学校では、十分に単語を覚えさせる時間が取れない、といった問題も出ています。)       中学英語は文法の学習がある 小学英語では、英語を話したり聞いたりするコミュニケーション型の授業が中心でしたが、中学校での文法重視、読み書き重視の授業になっていきます。 そこには文法というものがあり、これまで「聞く」「話す」だったところから、「読む」「書く」が加わり、さらに「文法」が加わることになります。       中学の英語でつまずかないために 単語を覚える(意味がわかる、読める、書ける) まずは、前述しました単語です。 学習する単語が多くなったので・・・、と言っていられません。覚えましょう。 (まず、土台となるのは、さきほども申しました小学校で学ぶ単語です。ここは基礎として、しっかり覚えて、中学校で学ぶ単語へ移りたいものです。)   覚えるというのは、まずは、単語の意味がわかる。そして、単語が読める。そして、単語を書ける。これらができて、覚えられたといえるでしょう。 覚え方はさまざま、いろんな方法があります。 単語をノートに書いてみる。単語を口に出して読んでみる。それらを繰り返し、単語の意味を隠して自分でテストしてみる、などなど。これらを繰り返し、単語を覚えていきましょう。   文法を理解して、使えるようになる 単語を覚えただけではもちろん完了!ではありません。単語と単語をつないでいく文法も理解していかないといけません。 文法をただ覚えるというより、意味や使い方を理解していけると、このあとの文章を読む、というところで有効になってきます。   長文読解の練習をする これまで、単語を覚え、文法の知識をインプットできたら、次は英文読解の練習です。 長文読解の学習の仕方もいろいろありますが、長文を数多く読んでいくことも一つの方法です。その際、いきなり長い長文を読むのではなく、まずは50文字、次は100文字といったように徐々に量を増やしながら慣れていくと自信もつきながら進んでいけるので、よいでしょう。   英作文の練習をする 英作文も入試では出題されることが多いですので、練習が必要です。 これまで覚えた単語、理解した文法を使っていくことになります。ですので、単語、文法をしっかり身につけ、そのうえで、教科書などに出てくる基本の英文を覚えましょう。 覚えている単語や文法が多いと、表現できる英作文も増えます。 覚える単語や文法の数を増やしながらです。まずは自分が覚えている単語、文法を使い、作文してみることから始めてもいいでしょう。   リスニングやスピーキングの練習をする リスニングやスピーキングは、これまでの単語や文法の学習の総合力が試されます。もちろん流れてくる英文を理解するには、流れてくる単語を知らないと聞き取れません。単語力を高めることはリスニングにはとても大切です。 そして、英文を耳に慣れさせることも重要です。リスニングは、リスニングだけを学習するのではなく、音読(スピーキング)も一緒に行ったほうが、力がつきやすいでしょう。リスニングした英文を、すぐ後に追ってスピーキングすることはリスニングにも効果がある勉強法の一つです。        予習・復習、定期テスト対策にぴったりの英語問題集 ここからは中学に入ってからの、予習、復習、そして、定期テスト対策に合う英語の参考書・問題集をご紹介したいと思います。   中学教科書ガイド  英語1年 教科書の内容をしっかり理解したい人に合うのが、「中学教科書ガイド 英語1年」です。 教科書の内容を網羅しているので、教科書の予習・復習に最適です。 また、教科書の問題について、考え方や解答がつけてあるので、教科書の内容がズバッとわかり、勉強が進みます。 同時に、教科書の重要事項や定期テストに出そうな事項が一目でわかるようにまとめてあるので、定期テストの準備もこれで万全です。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   中学教科書ワーク  英語1年 教科書ワークは教科書準拠版という教科書と同じ目次で同じ単元配列で作られた問題集です。 教科書は教科書ごとに、単元の順番や用語の表記がことなることがありますが、教科書ワークではそんなことはありません。安心して、迷わず学習できます。 紙面はオールカラーで見やすくなっています。 定期テスト対策として使える「スピードチェック」、音声つきの「英単語カード」、Webからダウンロードできる「ホームページテスト」といった付録も豊富で、リスニングの音声配信や、スピーキング練習ができるアプリがあるのもポイントです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   中間・期末の攻略本 英語1年 こちらも、教科書準拠の問題集です。書名通り、定期テスト対策にはピッタリの問題集です。 本番を想定した「予想問題」や、テスト直前まで使える「5分間攻略ブック」の付録など、定期テストに向けて必要なものが揃っています。 赤シートもついており、重要ポイントをシートで隠しながら、効率的に学習できます。 また、中学教科書ワークより、ページ数が少ないので、比較的無理なく取り組めるかもしれません。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   レベル別のおすすめ英語問題集 ここでは英語のレベルに合わせたおすすめの問題集を紹介します。 わからないをわかるにかえる 中1英語 英語を基礎の基礎から勉強したい人におすすめの問題集です。 イラストや図を多く使い、オールカラーでわかりやすさを重視して作られています。 文法の図解は、視覚的に理解できるため、英語に苦手意識がある方にも学びやすくなっています。 付録として、単語カードやリスニング音声も揃っています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   完全攻略 中1英語 こちらは、教科書だけでは物足りない方におすすめの一冊です。 教科書とはちがう題材で演習するので、定期テスト対策から高校入試委の基礎固めまでできます。 また、発音上達アプリもあり(「完全攻略 英文法」は除く)、リスニング・スピーキング対策もできます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   ハイクラス徹底問題集 中1英語 こちらは、難関校の受験を考えている方におすすめの問題集です。 中学1年から、過去の入試で出題されたレベルの問題に触れることができます。 定期テストレベルの「徹底理解」から、ややレベル高めの「実力完成」、そして難関校レベルの「難関攻略」の三段階で確実に実力アップさせる構成になっています。 解説はくわしく、難問にも対応できるよう、工夫されています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     まとめ 英語は、小学校からなじんでいたにもかかわらず、中学校に入って、1年生でつまずく人も多くいます。 学習する単語の数が大きく増えたり、文法が入ってきたりで、覚えないといけないことが一気に増えます。 また、書くことも加わってくるので、苦手と感じてしまう要素になるかもしれません。 ただ、単語を覚え、文法を理解し、これまで述べてきたように、、順番に学習していけば、理解も深まりますし、目的に合った問題集を選んでいけば、目標に効率的に近づけるでしょう。 文理の問題集も学力アップの一助となれれば幸いです。