
NEWS RELEASE
- 2023/07/19
- ふしぎはっけん!たんきゅうブック発売記念キャンペーン
- 2023/07/07
- 親子でいっしょに楽しもう!体験学習ブック『ふしぎはっけん!たんきゅうブック』本日発売!
- 2023/07/05
- 「ふしぎはっけん! たんきゅうブック」監修者 宮里暁美先生のインタビュー
秋といえば〇〇の秋、そんな言葉を耳にすることはありませんか?例えば、食欲の秋、睡眠の秋、スポーツの秋、読書の秋、などなど、たくさんあります。 皆さんは今年の秋は、どんな秋にしますか? 私は、やっぱり「食欲の秋」です! 秋といえば、さつまいも、栗、サンマに牡蠣、美味しいものだらけです。 なにを食べるか考えるだけでワクワクします! しかし、なぜ「秋といえば〇〇の秋」といわれるようになったのか知っていますか?食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、それぞれの由来を学んでいきましょう! 食欲の秋の由来 食欲の秋の由来はいくつかあります。今回は2つご紹介します。 ① 多くの農作物の収穫時期のため! 秋は、田畑の収穫のピークです。また、サツマイモやさといもかぼちゃなどの野菜や、きのこ、リンゴやブドウなどの果物も秋が旬です。夏の暑さを乗り越え、収穫することのできた食材は、他の季節のものよりも旨味がぎゅっと詰まっています。また、現代ではビニールハウス栽培によっていつでもおいしい食べ物を食べられるようになりましたが、昔は畑のみで農作物を栽培していたため、その時期にしか収穫できないものもあり、美味しいうちに食べてしまおうという習慣がありました。 そのため、収穫できる種類がたくさんあり、美味しく食べられる秋のことを、食欲の秋と呼ぶようになったのです。 ② ことわざが由来 もう一つご紹介する由来は、とあることわざが起源となったというものです。 「天高く馬肥ゆる秋」 このことわざは中国の故事から来ており、杜 審言(と しんげん)の詩「蘇味道(そみどう)に贈る」に記されたものです。 「空が澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥え、たくましくなるほど過ごしやすい秋」 を表現しており、快適な気温と適度な温度で暮らしやすい秋の気候を意味しています。馬を肥えさせてしまうぐらい食欲を増進させる秋、ということから食欲の秋が言われるようになったんですね。 芸術の秋の由来 芸術の秋の由来は、1918年に発行された雑誌『新潮』で使われた「美術の秋」という言葉です。 雑誌に使われた言葉が語源となっています。 また、秋には様々な芸術の展覧会が開かれます。二科展、日展、院展と呼ばれる有名で大きな美術展も秋に開催されています。こういった展覧会が開かれることによって、秋といえば芸術!というイメージが強まっていったようですね。 また、秋は夏ほど暑くもなく、冬ほど寒くもない、芸術活動にちょうど良い気候のため、文化的な活動に適した季節とされています。せっかくの芸術の秋、絵をかいてみたり、映画や演劇を見てみたりしてもいいかもしれません。 スポーツの秋の由来 9月に入ると、運動会や体育祭などが開かれる学校も多いですよね。なぜ、スポーツの秋と呼ばれるようになったのでしょうか? スポーツの秋の由来は、1964年に開催された「東京オリンピック」です。 そしてこの東京オリンピックが開かれた10月10日を「体育の日」として国が制定し、国民の祝日になりました。(2000年以降は、10月の第2月曜日が体育の日になりました) このことから、秋といえばスポーツという印象が根付きました。 芸術の秋の由来でもあったように、秋の程よく涼しい気候がスポーツを楽しむのにちょうど適していたということが、より「スポーツの秋」という言葉が浸透した理由の一つでしょう。 読書の秋の由来 では最後に、読書の秋の由来をご紹介します。読書の秋はの由来はとある中国の詩から来ていると言われています。 この詩は唐王朝の時代、8世紀に活躍したとされる中国の詩人「韓愈(かんゆ)」によって書かれました。この漢詩を書き下し文にすると 時秋にして積雨(せきう)霽れ(はれ)新涼(しんりょう)郊墟(こうきょ)に入いる燈火(とうか)稍(ようや)く親しむ可く簡編(かんぺん)卷舒(けんじょ)すべし となります。詩の意味は 「秋になり長雨がやんで空も晴れ、涼しさが丘にも涼しい風が吹くようになってきている。ようやく夜の灯りの下で、読書をすることができる」 つまり、簡単にまとめてしまうと、秋の季節は読書にピッタリということです!そして、明治の文豪である夏目漱石が自作『三四郎』の中で、この詩を引用し、より多くの人に「秋といえば読書をする季節」というイメージが広がったようです。 まとめ さて、今回は食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋の由来について紹介しました。4つの由来で共通していたことは、秋の気温が暑すぎず寒すぎず、どんな活動もしやすいということでしたね。最近は9月頃まで暑い日が続くこともありますが、だんだんと過ごしやすい季節が近づいてきています。 そんな秋に、読書の秋、スポーツの秋など、〇〇の秋と称して、今までやったことのないことにチャレンジしてみるのもおすすめです。 ~今回の執筆者~ イニシャル:NF 所属:営業部門 年齢:20代 今回のひとこと:今年の秋は、栗ご飯をつくることに挑戦したいです!
「お彼岸」 「おひがん」 聞いたことあるけど、ちゃんとわかってないような気がしませんか。 秋にある? 春にも?! 「寒さ暑さも彼岸まで」という言葉は聞いたことがありますよね。 ということは、まだ暑いですが、最近は涼しくもなってきたので、「お彼岸」そろそろなのでしょうか。 8月のブログ(◆「お盆」のひみつ)で「お盆」について書いたので、 今回は、関連していそうな「お彼岸」について考えてみたいと思います。 「お彼岸」っていつ? ニュースでも「お彼岸」をいう言葉を聞きますが、一体いつなのでしょうか。 お彼岸は春と秋、年に2回あります。 近々ある「秋」のお彼岸は、2023年でいうと、このブログのUP日の翌日 9月20日~9月26日 になります。 9月23日の秋分の日を中心として一週間を指します。 「春」のお彼岸は、春分の日の3月21日を中心とした 3月18日~3月24日 でした。 秋分の日も春分の日も、昼と夜の長さが同じになる日と言われていて、その日を境に季節が移ろうという、ポイントの日でもあります。 ちなみに、「秋分の日」は、法律(「祝日法」)では「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ。」ことを趣旨としています。 法律で謳(うた)われているのですね。 「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」となっており、若干の違いはあるものの、「しのび、いつくしむ日」であるようです。 「お彼岸」て何? そもそも「お彼岸」ってどういう意味なのでしょうか。 仏教の言葉で、「此岸」(しがん)という言葉があり、それは煩悩(ぼんのう)のあるこの世 という意味で、 対義として、「彼岸」(ひがん)があり、それは悟りと開けたあの世 のことを指します。 いくつかの説があるようですが、春分・秋分の日は昼と夜の長さが同じになるこの時期が、この世とあの世が最も近づくので、 ご先祖への思いが伝えやすいと考えられた、と言われています。 また、「お彼岸」の行事のようなものは日本独自のもので、日本古来にある豊作を願う「日願(ひがん)」という信仰と結びついたから とも言われています。 「お彼岸」って何をするの? 「お彼岸」は何するのか、というと、「お墓参り」ですよね。 毎年この時期になると、お墓参り行く人が多いでしょう。 お寺さんや霊園の近くは混雑したりしますね。 お墓参りには お線香やろうそく、お供え物を持っていったりしますが、お彼岸のお供え物といったら、「おはぎ」と「ぼたもち」です。 よくクイズ番組でも出る話ですが、 「おはぎ」 → 秋の花「萩」から由来 「ぼたもち」 → 「ぼた(ん)」は春の花「牡丹」からの由来 ですね。 また、「落雁(らくがん)」という干菓子や果物をお供えすることもありますが、これらは地域や宗派によって違いがあるようです。 「お彼岸」と「お盆」の違い お彼岸は、彼岸にいるご先祖様を近くで供養するために私たちが出向いてお参りすることで、 お盆は、ご先祖様を、彼岸から此岸(家)に迎い入れて供養する。お盆のお墓参りは、家へのお迎え、お見送りの意味があるそうです。 「お彼岸」もきっかけに 宗派やしきたり、地域によっていろいろちがいはありますし、お彼岸、お盆も、少し趣きが異なっているようですが、 ご先祖のことを大切に思うということは変わりません。 冒頭、「寒さ暑さも彼岸まで」と言いましたが、少し涼しさも感じるようになってきた「お彼岸」のこの時期に、 ご先祖やご家族、お友達など、身近な人を思う「きっかけ」にしてみるのもいいかもしれませんね。 ~今回の執筆者~ イニシャル:NK 所属:営業部門 年齢:50代 今回のひとこと:「つぶあん」のほうが好き
まだまだ残暑が残る9月ですが、9月といえば暦で言えば秋。秋といえば食欲の秋ですね! 美味しいモノを沢山食べて元気に過ごしたいものです。 ではどんなモノが美味しいですか? 当然ですが食べ物って人によって好みが違いますよね。 ですから、今回はあくまで個人的に好きな食べ物を書いてみたいと思います! 私にとって美味いものと言って最初に頭に浮かぶのがホルモン。 特に焼き肉屋さんやBBQで、炭火で焼くホルモンです! これに勝る食べ物はそうそう無いですね! さて、そもそもホルモンというのは豚や牛などのあらゆる内臓肉のことを指します。 焼肉屋さんや専門店などでは、下処理され下味をつけたものを焼いていただくことが多いかもしれません。 鍋や煮込み料理に使う場合は「もつ鍋」や「もつ煮込み」などと呼ばれますが、この「もつ」も同じく「内臓」という意味があります。 ですからホルモンと一口に言っても色々な部位があるのですね。 そこで今回は特に美味しいホルモンのお勧め部位と、その美味しさのポイントについて書いていきます。 牛のホルモン ハツ(心臓) 牛のハツ心臓の事。牛ホルモンの中でもポピュラーな部位の一つです。その美味しさの理由は、まず独特の風味と食感にあります。ハツはしっとりとしており、焼くことで外側が軽くカリッと、中がジューシーで柔らかく仕上がります。また脂肪が少ないため、お肉の中ではヘルシーな部位でもあります。焼く前はレバーに似ていますが、食感はかなり違いますね。どちらも美味しいです。 タン(舌) 焼肉屋さんに言ったらまず牛タン!という人も多いのではないでしょうか。タンってホルモンなの?という声も聞こえて来そうですが、肉屋さんの扱い的には内臓肉だそうです。特に牛タンはその繊細な食感と深い旨味があり、薄切りにして焼くと、脂肪が程よく溶け出し、口の中でとろけるような食べごたえを楽しむことができます。塩だけで食べても十分その旨味を感じられるリッチな部位ですね。ホルモンの中では高級な部類に入りますが、やはり一度は注文したい部位です。 ミノ(第一胃) ミノはその独特な食感が魅力ですね。コリコリとした食感があり、焼くことで香ばしさが増し、旨味も引き立ちます。ミノは焼肉のアクセントとして使われ、噛めば噛むほど味わいが深くなるのも特徴ですね。個人的にはミノが美味しいお店は良いお店、と勝手に判断しております。 豚のホルモン シロ シロは豚の大腸で、細いひだが特徴的な部位です。豚ホルモンと言えばコレを想像する人多いのではないでしょうか。脂分が多くて弾力のある歯ごたえで、平たく切ったものをシロと呼ばれ、ぶつ切りにした筒状のものはシロコロと呼ばれています。ソーセージは豚の大腸で巻かれていますが、その部位は実はこのシロなのだそうです。ホルモンの中でも比較的お安く、リーズナブルな価格で食べられるのも魅力の一つですね。 ハラミ(サガリ) 豚ハラミは豚の横隔膜で、柔らかさと適度な脂身がバランスの良い部位です。脂がしつこく無く、それでいて豚肉特有の甘味と旨味をもたらし、とてもジューシーですね。焼くことで外側がカリッと焼け、内部はしっとりと仕上がります。この食感のコントラストが、食べごたえを演出しているのですね。個人的には一番好きなホルモンです!ちなみに北海道のお店では「サガリ」と呼ばれていますね! テッポウ(直腸) 豚のテッポウは、ホルモン専門でないと無いことが多い、ユニークな部位ですね。焼いた際にパリッとした食感が楽しめ、香ばしい風味が広がります。他の部位とは違う独特の食感なので、焼肉を楽しむ際のアクセントになります。 トントロ(ネック) トントロは豚の頬から肩にかけてのネック部分、つまり首の部分の肉です。マグロのトロのように、脂がのって美味しいことからトントロと名付けられており、非常にジューシーなお肉です。比較的最近食べられるようになった部位で、90年代に北海道の焼き肉店で提供されて話題となったのが全国的に広まったきっかけなのだそうです。そして実はこのトントロ、豚1頭から300g程度しか取れないとても希少な部位なのです。個人的には塩コショウだけで食べるのが好きですが、脂が多くこってりしているのでポン酢やレモン、わさび醤油を使ってさっぱり食べるのもおすすめです。 という訳で、焼肉屋で提供される牛や豚のホルモンは、その個性的な風味と食感から、私を含めた焼肉ファンにとっては欠かせない一品となっています。美味しいホルモン食べるには、新鮮なホルモンを適切に調理されているお店を見つけたいですね。さあ、今夜もホルモン屋さんへGO!! ~今回の執筆者~ イニシャル:T 所属:営業部門 年代:40代 今回のひとこと:旭川なら塩ホルモン、大阪ならドテ焼き、広島ならホルモン天ぷら、福岡ならもつ鍋が好きですね~