算数でドリル学習が効果的な理由
小学校では、「計算ドリルの●ページを解きましょう」と宿題が出ることが多いですね。
ドリルを解くことは、学習したことの定着にとても大切です。
その理由を見てみましょう!
繰り返すことで解き方が定着するから
ドリルでは、同じ学習事項を様々な形式で解きます。
しっかりと取り組むことで学習内容が自然と定着し、より速く、より正確に解くことができるようになるのです。
「教科書ドリル」では、同じ学習事項をおもて・うらの両面で解きます。
答え合わせ、間違い直しをする過程でしっかりと定着させることができます!
体系的で学習計画が立てやすいから
ドリルは、「じっくり時間をかけて理解をする」よりも、
「理解したことをアウトプットして定着させる」ことに重きを置いていることが多いです。
そのため、1回あたりにかける時間はそれほど多くなく、日々の生活に取り入れやすいです。
平日は、宿題にプラスしてドリルを取り入れ、休日はワークをじっくり解く…といった学習計画を立ててみましょう。
「教科書ドリル」のように、巻末に学習記録をつけられるドリルもあります。
毎日取り組むことで学習が習慣化するから
取り組む学習内容によって難易度が大きく異なっていたり、学習時間が日によって違っていたりするとなかなか慣れず、
勉強に抵抗を感じてしまい続きません。
しかし、ドリル学習であれば同じ難易度・同じ学習時間に設定されていることが多いため、
毎日どのくらいの時間取り組むべきかを把握しやすく、続けやすいです。
習慣づけをすることができたら、1日に取り組む量を少し増やす、レベルを少し上げる、などの工夫をしてみましょう。
効果的な算数ドリルの選び方
ドリル学習は、毎日コツコツ続けて学力を定着するのにぴったりです。
算数は地道な努力を積み重ねることが大切な教科なので、ドリル学習と相性抜群!
書店に行くと、たくさんの種類のドリルがずらりと並んでいます。
お子さまひとりひとりに合ったドリルの選び方を見ていきましょう。
子供のレベルに合ったものを選ぶ
ドリルは、1枚あたりに取り組む量や1枚あたりのレベルがしっかりと設定されています。
算数が得意なお子さまであれば、「トップ」「ハイレベル」などの名前が付いた比較的レベルの高いドリルに挑戦してみましょう。
算数がニガテでどうしても抵抗感がある……。というお子さまであれば、
まずはお菓子やキャラクターがふんだんに使われていて、問題数の少ないドリルから始めてみましょう。
答え合わせがしやすいものを選ぶ
ドリルで一番大切なのは、答え合わせと間違い直しです。慣れないうちは保護者の方のサポートが必要ですが、
理想はお子さま1人で答え合わせと間違い直しができることです!
ドリル学習が初めて!という方は、縮刷解答になっているドリルを選んでみましょう。
問題がそのまま印刷されており、答えが載っているので答え合わせがしやすくなっています。
解説が充実しているものを選ぶ
間違い直しをするとき、途中式や解説の記載が少ない解答・解説のドリルを選んでしまうと、
どこで間違えたか、なぜ間違えたかが分からなくなってしまいます。
特に、算数のニガテを克服したい!という目標があるご家庭では、
しっかりと解説が充実したドリルを選ぶことが大切です。
苦手なところは分野別ドリルで補う
算数は、「計算」や「図形」といった分野別になっています。
お子さまが苦手とする領域をしっかりと把握し、学年をさかのぼってみたり、
予習をして授業についていけるようにしたり、というケアを行うことで克服できる可能性がグッとアップします!
「教科書ドリル」や「できる!!がふえる↑ドリル」は分野別に分かれているので、書店でお子さまとお手に取ってみてください。
効果的な算数ドリルの学習方法
毎日取り組むドリルを選ぶことができたら、いよいよ実践です。
最後までしっかりと解き切ることができるコツをご紹介します!
毎日ちょっとずつ取り組む
2日に1回、3日に1回まとめて……。としてしまうと、いつ取り組むのか忘れてしまい続かなくなってしまいます。
「毎日決まった時間に、1枚だけ解く」から始めてみましょう。
習慣化できるようになってきたら、「1日2枚、朝晩1枚ずつ」といったルールを追加してみましょう。
その日のうちに答え合わせをする
解きっぱなしでは、なかなか力が付きません!
なので、10~15分と時間を決めて解いた後は、サッと答え合わせまでしてしまいましょう。
なるべく、解いた感覚を忘れないうちにすぐに答え合わせをすることがおすすめです。
間違えたところの復習をする
間違えてしまった箇所は、計算ミスなのか、理解が不足しているのか……。といった原因を分析して、解き直すようにしましょう。
計算ミスの場合は、少し演習量を増やす、ゆっくり丁寧に解くことを意識する、などの対策が考えられます。
理解が不足している場合は、教科書やワークで解き方をしっかりと確認してからドリル演習を再開するようにしましょう。
「間違い」は次につながる大事なステップです。しっかりと復習しましょう!
楽しくドリル学習を続けるコツ
ドリル学習を続けるためには、お子さまのモチベーションが続くことがなにより大切です。
日々取り組むものなので、保護者の方が強制するのではなく、お子さまが自然と自ら机に向かうような環境づくりをしましょう。
子供が気にいったドリルを選ぶ
まず大切なのは、実際に親子で書店に行き手に取って、お子さま自身がやる気になるドリルを選ぶことです。
保護者の方は、お子さまのニガテや現在のレベルをある程度把握して、現在のお子さまの状況に合ったものを勧めるサポートを行いましょう。
進捗や達成度を見える化
お気に入りのドリルを選び購入することができたら、まずは解いてみましょう。
達成感が感じられるよう親子で一緒に記録をつけたり、シールを貼ってみたりといった工夫をしましょう。
「おかしなドリル」のように、ドリル自体にシールや達成シートが付属しているものもあります!
ごほうびでモチベーションアップ
「毎日ドリルを続けることができるようになった」、「学校のカラーテストで点数が上がった」といった嬉しい変化は見逃さず、
しっかりと褒めてのばすことが大切です!
「まずは1週間ドリルを毎日続ける」、「カラーテストで90点以上取る」といった目標をお子さまと一緒に決めて、
達成した時にもご褒美を用意しましょう。
「おかしなドリル」では、クラフト工作ができます。
また親子でお菓子作りをするレシピが掲載されていたりするので、
設定した目標が達成できたときにご褒美として活用するのもおすすめです!
おすすめの算数ドリル
具体的に、お子さまの状況に合わせておすすめのドリルをご紹介します!
ドリルによって、サイズ、問題量が様々です。
また、1枚ずつはぎとれるドリル、シールやボードなど付録がついたドリルなど、そのドリルならではの特長があるドリルもあります。
特長を押さえたうえで、ぜひじっくり比較してお選びください!
小学教科書ドリル
国語・算数が教科書準拠になっています。
教科書の単元名やページ数が各ページに掲載されているので、理解が不足している部分は教科書を確認して復習することができます。
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できる‼がふえる↑ドリル
細かく分野別に分かれているのが特長です。
お子さまの得意・不得意に対し、ピンポイントでアプローチできます。予習・復習におすすめです。
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おかしなドリル
算数のニガテを自然と克服する工夫が詰まった、小学生低学年用のドリルです。
明治のおかしがたくさん登場するので、ワクワクしながら解き進めることができます。
ボードやシールなどの付録をしっかり活用して、小さいお子さまでも最後まで解き切ることができる構成になっています。
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ハイレベル算数ドリル
算数の得意をさらにのばすことができるドリルです。
オールカラーながら、難易度の高い問題が多く掲載されておりステップアップ式で抵抗感なくすすめることができます。
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