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なるほど!Bunri‐LOG

12月は「師走(しわす)」と呼ぶらしい!由来を調査だ!

  12月に入り、ここ最近めっきり寒くなりましたね!   こたつで、みかんでも食べながらゆっくりしたい……   しかし12月はイベントが盛りだくさんで忙しい時期でもあります!   街を歩いてみると、年越しという一大イベントに向けて、街全体がせわしない様子を感じることもあるのではないでしょうか。   さて、12月は「師走(しわす、しはす)」と呼ぶのを聞いたことはありませんか?   なぜ12月を師走と呼ぶのでしょうか?ほかの月のことはなんと呼ぶのでしょうか?   一緒に調査してみましょう!       師走の由来は何でしょう?     師が走る?しわす?その由来は何でしょうか。   この「師」って教師の師だから、先生のことかな?先生が走っているってどういうことだろう?   実はこの「師」は、僧侶、お坊さんのことを表しています。   年末年始には、お先祖様の供養や、一年間の反省をする仏名会(ぶつみょうえ)などの法要で、お坊さんは大忙し!   「師」(僧侶、お坊さん)のようにいつもは落ち着いている人でも、12月は「走」り回るほど忙しい月だということで、   12月が「師走」と呼ばれるようになったのです。     和風月名って何だ?     そもそも、この「師走」のように、月を和名で呼ぶのは旧暦(※むかしのこよみ)での呼び方です。   日本では、明治5年までいまの暦とは違う暦が使われていました。   旧暦では、旧暦の季節や行事に合わせた和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の和風の呼び方を使っていました。   (※現在の暦でも使われることがありますが、いまの季節感とは1~2ヶ月ほどのずれがあります。)       ほかの月のことは和風月名でなんと呼ぶでしょう?     旧暦の季節や行事に合わせた和風月名(わふうげつめい)。   12月を「師走」と呼ぶことはわかりましたが、ほかの月はなんと呼ぶのでしょうか。   ほかの月の呼び方と、由来を調べてみましょう!   旧暦の月の呼び方は、とても古くから伝わるものなので、その由来にはたくさんの説があり、   どれが正しいのかは不明とされています。ここでは、主な由来とされている説を紹介しています。   1月 睦月(むつき) 新しいを迎えて、おじいちゃんおばあちゃんのお家で、親戚みんなで集まり、仲「睦」まじくする「月」だから。 たしかに、お正月にみんなでわいわいしている様子は仲睦まじく、その様子が月の名前になるのも納得です!   2月 如月(きさらぎ) 2月はまだ寒さが残っていて、服(※「衣」)を「更」に「着」るということで「着更着(きさらぎ)」。そこから漢字をあてて「如月」となりました。 旧暦の2月は今でいう2月下旬から4月上旬ごろまで。このくらいの時期は何を着るか迷いますし、もう一枚着ようってことがよくありますよね~。   3月 弥生(やよい) 草木がいよいよ生い茂る月という意味で、「木草弥や生い茂月」。これを短くして「やよひ」となりました。 「きくさいやおいづき」。語感もよく、いよいよ草木が生い茂ってきてわくわくする時期に言いたくなります。   4月 卯月(うづき) 「卯の花」という白くてかわいい花が咲く「月」で、卯月と呼びます。 ちなみに、食べ物の「おから」を「卯の花」と呼ぶことがありますが、 白い「おから」の様子が植物の「卯の花」の白い花の咲く様に似ていたことからおからも「卯の花」と呼ぶようになったと言われます。   5月 皐月(さつき) 旧暦だと5月は田植えの時期です。 田植えという意味の「早苗」をする「月」で「早苗月(さなえづき)」。これが短くなって「皐月(さつき)」となりました。   6月 水無月(みなづき、みなつき) 田植えの次は田んぼに水をいれる時期です。田んぼに「水」をいれる「月」で「水の月」。 水「の」月の「の」を「無」にして「水無月」となりました。 「無」は水が無いという意味の「無」ではなく、「~の~」という意味なんですね。   7月 文月(ふみづき、ふづき) そろそろ田んぼに植えた稲の穂が実る時期です。 稲の穂が実る月ということで、「穂含月(ほふみづき)」。「ほ」がなくなって「文月」と呼ばれるようになりました。   8月 葉月(はづき、はつき) 旧暦の8月は今でいうおおよそ9月。この時期になると街の木々の葉っぱが地面に落ちてきますよね。 木々の「葉」が落ちる「月」で「葉落ち月(はおちづき)」。さらに短くなって「葉月」と呼ばれるようになりました。   9月 長月(ながつき、ながづき) 急に日が落ちるのが早くなってびっくりした経験ってありませんか? それがちょうどこの時期で、夜の時間がどんどん長くなっていきます。 「夜」が「長」くなる「月」で「夜長月(よながづき)」。さらに短くなって「長月」と呼ばれるようになりました。     10月 神無月(かんなづき) この時期は日本全国の神様たちが、いまの島根県にある大きな神社出雲大社に集まります。 各地の神々が留守になる月なので、「神無月」と呼ばれるようになりました。   11月 霜月(しもつき) 旧暦の11月は今でいう12月~1月。もうとても寒い時期で、霜が降りる季節です。 「霜」の降る「月」で「霜月」と呼ばれるようになりました。   12月 師走(しわす、しはす) 師走はさきほどもでてきたように 「師」(僧侶、お坊さん)のようにいつもは落ち着いている人でも、12月は「走」り回るほど忙しい月なので、「師走」と呼ばれるようになりました。       出典:国立国会図書館「日本の暦」 (https://www.ndl.go.jp/koyomi/)       12月のほかの呼び方   余談ですが、「師走」のほかにも、12月を表す呼び方があるのをご存知ですか?   個人的に12月の呼び方でもっとも好きなのは「春待月(はるまちづき)」です!   その名の通り、「春」を心「待」ちにする「月」なので「春待月」と呼びます。   寒いなかでも春への期待が込められたポジティブなイメージを湧かせてくれる呼び方なので、好きです。   ポジティブ関連だと、「梅」が「初」めて色づいてくる「月」という意味で「梅初月(うめはつづき)」と呼ばれることもあります。   そのほかにも、12月は1年の最後の月という意味で   「極月(ごくげつ、ごくづき)」、「窮月(きゅうげつ)」、「限りの月(かぎりのつき)」などとも呼ばれています。   また、古い年を除くという意味で、「除月(じょげつ)」とも呼ばれています。   12月だけでいろいろな呼び方がありますね。ほかにも呼び方があるので、気になった方は調べてみてください!      さいごに   冷たい空気が頬をなで、冬の寒さが身に染みる12月。   クリスマスも近づき、街は華やかなイルミネーションに包まれています。   そういえば12月って「師走」って呼ぶって記事で読んだな~なんて考えながら、街の冬の足跡を追いかけましょう。   「師走」の由来を知ったり、旧暦のことを学んだりして、新たな知識を得たことで   寒さも、心を熱くさせる出会いや、心温まるひとときに変わるかもしれません。冬の寒さを楽しんで、温かな思い出を積み重ねていきましょう!   【今回の執筆者】 イニシャル:M 年代:20代 ~今日の一言~ 誕生月は弥生です!

【学年別に徹底解説】ニガテを克服!小学生向け漢字学習のコツ

読み書き・計算は学習の要! 小学校で学ぶことは年々増加しています。5,6年生の英語教科化、プログラミング学習の導入など、新たに導入される授業についていくことで精一杯なご家庭も多いのではないでしょうか? 新しい形の学びが増える一方、昔からずっと大切にされているのが『読み書き・計算』です。 とりわけ、『読み書き』が学習の壁になるお子さまも多いはず!なんと小学校だけで1026個もの常用漢字を習います。 この記事ではお子さまの漢字学習に悩む保護者の方に、今すぐ取り入れられる漢字学習のコツをお伝えします。   漢字学習が重要なわけ 最近では、タブレットやコンピュータを用いた授業や宿題が増え、読み書きが以前ほど重要視されなくなったという意見もあります。 しかし、紙と鉛筆を使った昔ながらの漢字学習は、デジタル化する現代でもとっても重要なのです!その理由は2つあります。 ①全教科の学習に必要不可欠 漢字の力が問われるのは、国語だけではありません。ご覧のように1・2年生の社会と6年生の社会では、学習参考書にある漢字の量が全く違います! これは社会だけではなく、全教科に共通しています。 特に理科・社会はその教科で初めて習う漢字もしっかりと覚え、テストでは漢字指定をされたうえで書き取らなければならないこともあります。 また、習った漢字はふりがなをふらないことも多いので、まとまった文章をしっかりと理解するためには漢字の理解は必要不可欠です。   ②日常の情報のやりとりの基礎となっている 日常生活に欠かせないテレビ・新聞・スマートフォン・看板…視覚から得る文字情報は、そのほとんどが漢字を理解していることが前提で構成されています。 また、表現力が重視されるこの時代では、子どもも積極的に文章を書いて情報を伝えていくことが必要です。 どのような媒体であっても情報をしっかりと受け取り、そして適切発信するために、漢字の習得が大切なのです。   陥りがちな、漢字学習の落とし穴 とっても大切な漢字学習。とはいえ、漢字嫌いなお子さまも多いのではないでしょうか。 学校やご家庭、塾などで陥りがちな漢字学習の落とし穴が、お子さまを苦しめてしまっているかもしれません! 特にこの2点に当てはまることがあったら、漢字学習を見直してみましょう。   書き取り練習が単純作業になっている 「新しく習う漢字は10回以上書きなさい!」、「テストで間違えた漢字は5回以上繰り返し書いて覚えよう!」 そんな言葉を聞いたり、お子さまに言ってしまったりしたことはありませんか? 漢字を覚えるために、たくさん書いて覚えるお子さまもいれば、見るだけで覚える方が得意なお子さまもいます。 たくさんの回数を書くことを強制してしまうと、『学習』から『作業』になってしまいとても非効率です。 たくさん書く必要があると感じた時は書き取りの回数を分けてみましょう。新しい勉強方法を次々と試してみたり、合う勉強方法が見つかったらお子さまの自主性に任せてみたりすることもおすすめです! 細かな漢字の注意点に囚われてしまっている とめ・はね・はらいをはじめとして、漢字には正しい書き方・美しく見えるために欠かせないポイントがあります。 しかし、デジタルでも様々な書体を見かけるように、お子さまの文字にも様々な姿があります。 伝わる文字を書く・しっかりと鉛筆を持って正しい姿勢で書く、といったことは生涯にわたって必要な財産になります。 しかし、あまり細かな部分に囚われて書き取りが合っているはずなのに頻繁に指摘をしてしまうと、やる気がなくなってしまうお子さまもいます。 ある程度正しい形で書き取ることができるようになったら、まずは褒めることも意識してみましょう。   漢字マスターになろう!漢字を覚えるコツ 寝る前10分、学校に行く前の10分に学習してみる 忘却曲線をご存じでしょうか? 一度覚えたことでも、時間が経つと忘れてしまうので、忘れた頃に覚え直す、という作業を繰り返し、徐々に記憶を定着させていくことができます。 2~3日に一回まとめて長い時間学習していたみなさん!毎日少しずつ学習すると、まとめて学習するよりも結果的に少ない時間で、より効率よく漢字が覚えられるかもしれません! まずは『寝る前10分、学校に行く前の10分』を意識してみましょう。   覚えた漢字を実際に使ってみる 漢字学習は机の上だけで行うものではありません。街中にある広告や看板を読んでみたり、覚えた漢字を使って手紙や日記を書いてみたりしましょう。 日常のなかで自然と漢字に触れる機会が増えることで、覚えた漢字が血肉になります。   関連付けて覚える 漢字には、1文字の中に様々な部品があり、漢字の意味を構成していたり、漢字の成り立ちを表していたりします。 学習が進むにつれ以前習った漢字と似た漢字や、見たことがある漢字が増えてきます。既習事項と繋げながら覚えることで、漢字学習のスピードは格段に速くなります!   小学生でつまずく『漢字の壁』を攻略しよう! 低学年の壁 1、2年生がつまずく壁は、『漢字字体のバランスを覚える』ことです。 漢字は、箱の中にバランスよく文字を収める必要があります。ですが、初めての漢字学習ではその漢字自体を覚えることも難しいですし、部品と部品をバランスよく組み合わせることもとても難しいです。 漢字の成り立ちや漢字の持つ意味をイラストなどで理解することから始めましょう。 部品はどのような形をしているのか、箱の中のどの位置に収めればよいのか、なぞり学習や色分け学習でしっかりと補助をしてあげながら覚えることが大切です。   中学年の壁 3、4年生がつまずく壁は、『漢字の量の多さ・形の複雑さ』です。 3、4年生になると、学ぶべき漢字の量がぐっと増えて、漢字の画数も多くなります。新しく出会う漢字の部品も多いので、「二本線…?三本線…?」と混乱してしまうお子さんも多いです。 新しく習う漢字の部品のうちほとんどは三年生で習得が終わるので、漢字の学習の一番の山場ということもできます。の一文字一文字、丁寧に習得しましょう。   高学年の壁 5,6年生がつまずく壁は、『同音異義語』や『四字熟語』などです。 文字自体も複雑化してくるのですが、それよりも「はかる」というひとつの音に「図る」と「計る」と「測る」と「量る」、四つの漢字の意味の違いを覚える、など同じ音を持つ既習漢字の意味の違いを覚えることにハードルを感じるようになります。 また、これまで習った漢字を組み合わせて、日常生活でもあまり使わない、難しい言葉を覚える必要があります。 多角的な問題で演習することが重要です。   漢字学習におすすめの教材 【低学年向け】はじめての漢字学習に!小学校入学前の予習にもおすすめ『文理の幼児ドリル はじめての かんじ (文理の幼児ドリル 4・5・6歳)』 はぎとり式なので、一枚ずつ切り取って、丁寧に大きく文字を書きながら学習できます。 さらにたくさんのイラストが入っているので、イメージしながら漢字を覚えることができます。 そして、「漢字学習はとっても楽しい!」と感じられる工夫がたくさん! 漢字ボードや単語カードがついているので、自然と学習できます! やったねシールや、表彰状などの付録もうまく活用して、まずは一冊をやりきりましょう! ▲幼児ドリルをAmazonで購入!   【全学年向け】はぎとって学習!漢字ボードで楽しく覚えられる「できるがふえるドリル」漢字 1枚ずつはぎとって、書く練習・読み書きの演習ができるので、無理なくしっかり習得することができます! 付録の漢字ボードで、楽しみながらしっかりと重要な点をおさえることもできます。 ▲できるがふえるドリルをAmazonで購入!   【学習習慣を付けたい方に】1日10分の漢字学習を習慣に!漢字練習も、漢字演習もこの一冊で完璧「小学教科書ドリル」漢字 小学教科書ドリルは、厳選された問題が一回分の量に凝縮されているので、短時間の学習でしっかりと身に着く構成になっています。 しっかりと集中して練習を書ききり、短時間の演習のなかで様々な方式の問題に慣れることで自然と漢字の力が着きます。 ▲教科書ドリルをAmazonで購入! 【学校の授業に合わせて学習したい方に】教科書で出てくる漢字から、確実に覚えよう!テスト対策にもおすすめ「小学教科書ワーク」漢字 教科書ワーク 漢字は、教科書会社一社一社に合わせてつくられた特別な参考書です。 覚えるべき漢字を教科書の順番通りにしっかりと習得できます。 予習・復習はもちろん、学校のテスト勉強にも大活躍です。 ▲教科書ワークをAmazonで購入!

子どもの将来にも影響する!? 小学生のうちから学習習慣を身に付けさせるために保護者ができることは?

お子さんは毎日勉強していますか? 小学生のうちは遊びであったり、運動であったり、勉強以外のことに取り組むことも大切です。しかし、勉強する習慣を小学生のうちに身につけさせるというのもとても重要です。 今回は、学習習慣をつけることはなぜ大切なのかということと、子どもたちが学習習慣を身につけるために保護者ができることは何かをご紹介していきます!   もくじ 学習習慣は子どもの将来に影響する 子どもに学習習慣を身に付けさせるには? 保護者にできるサポート 保護者がやってはいけないこと 学年別のおすすめ学習時間&学習のポイント 学習習慣が身に付く!小学生におすすめの問題集   学習習慣は子どもの将来に影響する?! なぜ、学習習慣を小学生のうちに身につけさせることが大切なのでしょうか? 中学生になってからでもいいんじゃないの?って思いませんか?かくいう私も小学校時代は塾にも行かず毎日外で遊んでいた記憶があります。 しかし、この学習習慣身につけるのが早ければ早いほど子どもの将来に良い影響を与えます。   1.学年が上がるほど成績に差が付いてくる 学年が上がるにつれてどんどん勉強が難しくなっていき、だんだんと授業についていくのが大変になっていきます。 特に3年生ぐらいから小学校では勉強が本格化し、自分から勉強に取り組もうとしないと、どんどんと成績で差が開いていきます。 差が開いていく中で、学校の場所以外でも勉強する習慣がついているのかということが、良い成績をとるために重要です。   2.大人になってからの勉強への姿勢にも影響を与える? 勉強習慣が影響を与えるのは、テストがある学生だけではありません。 義務教育の先、高校、大学でももちろん勉強はしなければなりませんし、社会に出てからも勉強は続きます。子どものころから勉強する習慣を持っていれば、簡単にこなすことができます。また、勉強をするということに対する敷居が低くなり、日々の勉強へ取り組みやすくなります。     子どもに学習習慣を身に付けさせるには? 1.勉強しやすい環境を用意する 子どもに学習習慣を身につけさせるためには、勉強がしやすい環境を用意する必要があります。 じっくりと一人で勉強した方が集中しやすい子は、子ども部屋で勉強するのがピッタリです。逆に家族とコミュニケーションをとりながら安心して勉強がしたい子はリビングなど子どもの特性に合わせて勉強場所を用意してあげましょう。   ①子ども部屋 長時間集中できる場所である子ども部屋ですが、ちゃんと勉強しているかわからないという懸念点があります。 そのため、ドアを開けておいたり、時々部屋をのぞいて様子を確認するようにしましょう。   ②リビング 低学年のお子さんはリビングで勉強しているところが多いようです。わからないところがあればすぐ親御さんに聞くこともできるので子どもも安心して勉強できますね。 しかし、リビングは元々勉強するための場所ではないため注意が必要です。照明の明るさは暗くありませんか?椅子の高さはちょうどいい高さになっていますか?勉強しやすい環境を用意してあげましょう。     2.子どもにあった教材を与える 学習習慣を身につけさせるには子どもに合った教材を用意することも大切です。教材は主に、レベル別、目的別に分けられていることが大半です。 お子さんにあったレベルの教材を用意しましょう。九九をあまり覚えていない子に難しい算数の問題集を与えても解けるはずがありません。教材を選ぶときは、お子さんがどれだけ学習内容を理解しているのかというところを知ってから、そのレベルに合った教材を選んであげましょう。   3.ルーティンを決めて勉強を習慣にする 勉強をルーティン化することは、学習習慣を身につける上でいちばんの近道です。夕方学校から帰ってきてから30分間、朝起きたら30分間勉強する、といったように毎日の生活の一部にしましょう。 子どもが成長するにつれて、ルーティンを身につけさせるのは難しくなるので、小学生のうちに早めに習慣化させて、勉強するのが当たり前の生活にしましょう。     保護者にできるサポートは? 子どもがスムーズに勉強に取り組めるようになるには、保護者のサポートが一番重要です。保護者がサポートを続けていくと、子どもたちは少しずつ自分の力で勉強を進めていくことになります。子どもたちがこれからの将来につながる学習習慣を身につけるために、適切なサポートをしてあげましょう。   1.子どもの勉強を見守る 子どもの勉強に口出しをするのではなく、見守ることが大切です。「あれをやりなさい」「ちゃんと勉強しなさい」などと言われると学習意欲を下げてしまいます。 あくまで見守る立ち位置でサポートしましょう。わからないところがあればアドバイスをする、勉強の仕方を教えるなど、子どもに考えさせ、子どもに決めさせること前提で見守ることが大切です 2.たくさんほめる 勉強している姿勢、またその成果をほめて達成感を感じさせることが勉強を続けさせる上で重要です。 「今日は1日で3ページも勉強したんだ!」などと具体的にほめてあげることで、子どもは見守られているという安心感をえることができ、また勉強に対する自信をもつことができます。細かにほめてあげるようにしましょう。   3.保護者も一緒に勉強する 保護者がただ「将来のために勉強しなさい」と言っても、まったく説得力がありません。一緒に勉強し、勉強している姿を見せることで子どもたちの意欲を上げましょう。 また、「親が勉強を始めたら一緒に勉強するという」という習慣づけが、子どものこれからの学習習慣を身につける足掛かりになります。   4.日常生活の中で学びにつながる会話をする 子どもは日常生活の中で様々な経験を通じて学びを得ます。普段の生活の中から学びにつながるような会話も大切になります。例えば買い物に行ったときにいくらの値段になるか聞いてみたり、お湯を沸かしている時に湯気が出てきたら、「この白いもやは何でしょう?」とクイズを出してみたり、と日常生活には勉強につながることがたくさんあります。 子どもが興味を持ったことにプラスして教えてあげるだけで、子どもの好奇心をあおり新しいことを知りたいという気持ちを引き出すことができます。   保護者がやってはいけないこと 1.点数に一喜一憂する テストが返ってくるたびに、点数を見て一喜一憂していませんか?もちろん子どもがたくさん勉強して良い結果が返ってきた時は褒めてあげてください。しかし、点数が悪かったからといって、頭ごなしに叱りつけてはいけません。子どもは思っている以上に親のことをちゃんと見ています。毎回のテストで一喜一憂するのではなく、勉強していたという過程を大切にしてあげてください。また、次はいい点が取れるようにサポートすることが大切です。   2.兄弟や友達と比べる 「あの子はできたのになんでできないの?」「〇〇さんは100点取ってたのに!」こういった誰かと比較するような言葉は使わないようにしましょう。子どものやる気と自信を失わせる原因になります。   3.いろんな教材を与えて詰め込む とりあえず勉強させるためにただ教材を買い与えても意味がありません。ひたすら詰め込む勉強法は、知識量がふえ、反復学習が得意になるというメリットがある一方で、勉強がただの作業になってしまったり、知的好奇心が刺激されにくいなどのデメリットもあります。 子どもの得意不得意や、学習意欲に応じた教材を用意しましょう。     学年別のおすすめ学習時間&学習のポイント それでは、毎日どれくらい勉強するのが良いでしょうか?学年に応じたおすすめの勉強時間とポイントをご紹介します。   1.小学校1年生、2年生 小学校低学年は、まだ勉強が始まったばかり。低学年の家庭学習では、まず学習習慣をつけるということを意識しましょう。 「学校→帰宅→おやつの時間→勉強→遊ぶ時間」といった感じに日々の生活の時間に徐々に学習時間をいれていきましょう。毎日でもなくて大丈夫です。最初は土日からなど、だんだんと勉強に慣らしてあげることが大切です。 また、低学年のうちは、まだ宿題もそこまで出ないので15分〜30分がだいたいの目安です。勉強も宿題内容中心で、毎日手軽にできるドリルなどを取り入れ、勉強に抵抗感を抱かせないようにしましょう。   2.小学校3年生、4年生 小学校中学年は、徐々に勉強が難しくなってくる頃合いです。小学校で学ぶ勉強はこれからの基礎となる部分なので、躓かないように適宜声掛けをしてあげましょう。 学習量も増えるため、大体45分〜1時間を学習時間の目安です。 おすすめは、最初の30分は宿題、残りの時間は復習や自主学習など、宿題にプラスして子どもが自分から勉強に折り組むような勉強法です。子どもの自習性を育むために中学年から勉強計画を子どもに立てさせるのも良いです。   3.小学校5年生、6年生 高学年では、かなり高度な勉強がはじまります。お子さんの苦手分野は何か、どれくらい理解しているのかを把握して子どもの進度に合わせた勉強をすることが大切です。 高学年の勉強時間のおすすめの目安は1時間15分〜1時間30分くらいです。     学習習慣が身につく!小学生におすすめの問題集 学習習慣をつけるためには、市販の教材を活用することもおすすめです。一日1ページや、1日10分など、取り組んでみてください。     小学教科書ワーク 小学教科書ワークは、教科書準拠品(教科書に単元や内容を合わせた教材のこと)です。そのため、学校の進度に合わせて勉強できます。学校でわからなかったことをこの問題集を使って復習したり、逆に次のテストに備えて予習したりなど基礎から確実に力をつけることができます。 また、教科書にあっているため、毎日の学習で学校の復習をするときにはオススメです。     ▶くわしくはこちら ▶ご購入はこちら     小学教科書ドリル 小学教科書ドリルは小学教科書ワークと同じで教科書準拠品(国語、算数のみ。他は前教科書に対応している標準版)です。一日10分で予習、復習ができる優れものです。 短い時間の繰り返し練習で基礎力が身につくので、毎日コツコツ勉強するにはぴったりの教材です。   ▶くわしくはこちら ▶ご購入はこちら     できる‼︎がふえる!ドリル できるがふえるドリルは、わかりやすさ・使いやすさを追求したオールカラーの本格ドリルです。 1回2ページ構成で、毎日の学習にピッタリです!かわいらしいイラストやキャラクターで楽しんで学習することができます。 できる‼シール(国・算1.2年のみ)や巻末に書いて消せる学習ボード(国・算・理・社)、単語カード(英)などなど充実した付録も付いていて、日常から勉強しやすい工夫が詰まっています。   ▶くわしくはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 学習習慣は身に付けれることが早ければ早いほど得することができる習慣です。遊びたい盛りの小学生のうちから学習習慣をつけることは難しいですが、身に付けられれば一生モノのスキルになります。 本人のペースややりたいことなどに合わせながら学習習慣を身に付けていきましょう。  

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