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小学生のための漢字テスト攻略ガイド ~楽しく学んで高得点を目指そう~

小学生の保護者のみなさま、お子さまの漢字学習はいかがでしょうか? お子さまが学校で漢字テストに取り組んでいる姿を見て、学習の進捗を気にしている方も多いと思います。漢字は日本語を理解するための重要な要素であり、後の学習のためには早いうちからしっかりと身につけておく必要があります。 今回はその「漢字テスト」についてお伝えします!     どうして小学校で漢字テストがあるの? 読み書きはすべての学習の基本となるから 正しい読み方と書き方を身につけることは、学力向上に不可欠な要素です。 国語だけでなく、算数の文章問題、理科・社会の教科書なども、漢字が読めなければ徐々に理解が難しくなってしまいます。   さらに、大学入試などで求められる文章力向上には、漢字の知識が絶対的な基礎となります。 言葉の正しい使い方を学ぶためには、漢字を正しく書ける必要があるためです。   小テストを繰り返すことで定着するから 漢字は一度覚えただけではすぐに忘れてしまうものです。 そんななか、学習した漢字を繰り返し復習できる漢字テストは、記憶を定着させるための有効な方法とされています。 定期的な小テストを通じて、自分の弱点を見つけ、重点的に復習することができます。 漢字を繰り返し書くことで、書き方だけでなく、意味や使い方も自然と身に着けられます!   特に小学校では、学年ごとに学ぶ漢字の数が増えていきます。 1年生では約80字、2年生では約160字、3年生では約200字…と、多くの漢字を学びます。 この膨大な漢字を覚えるためには、定期的にテストを行い、理解度を確認していくことが重要となるのです。   さらに、テストは達成感を得るための良い機会でもあります。点数や結果が目に見える形でわかるため、お子さまのやる気を引き出すこともできます。       漢字学習のコツ ①読みと意味を覚える 漢字を学ぶ際には、まずその漢字の読み方と意味を理解することが大切です。 ただ形を覚えるだけでは、実際の文章で活用できません。 同じ漢字でも文脈によって違う読み方をすることがあるため、さまざまな場面でどのように使われるか、知ることが重要です。   ②画数・筆順を意識しきれいに書く 漢字はただ書けるだけではなく、正しい画数と筆順で書くことも大切です。 筆順を守ることで、漢字が整って見え、テストでも点数が取りやすくなります。 筆順は「見た目の美しさ」だけでなく、「速く、正確に書く」ためにも大変役に立ちます。   ③部首を知る 漢字の部首を理解することも学習の大きな助けになります。 部首は漢字の意味や読み方に深く関係しており、部首を覚えることで、似たような漢字をグループで覚えることができます。 例えば「海」や「湖」などの水に関連する漢字は「さんずい」が使われていますが、これを知っていると意味の推測がしやすくなります。   ④繰り返し書く 最終的には、何度も書いて覚えることが漢字学習の基本です。 手を動かして漢字を何度も書くことで、記憶に定着しやすくなります。 ただ、闇雲に繰り返すのではなく、読みや意味を確認しながら書くことがポイントです!     漢字テストで高得点を取るには ①教科書の新出漢字が出る 漢字テストでは、主に教科書に出てくる「新出漢字」が中心に出題されます。 授業中に新しく学んだ漢字は必ず復習し、テストに備えましょう。 新出漢字は、日常生活や教科書内で頻繁に使われるため、しっかりと覚えておくことが大切です。   ②今までに習った漢字も出る 漢字テストでは、新しい漢字だけでなく、これまでに学んだ漢字も出題されることがあります。 特に、低学年で習った簡単な漢字ほど、時間が経つと忘れやすくなりますので、定期的に復習することが重要です。   ③トメ・ハネまできれいに書く 漢字を書く際には、トメ・ハネ・ハライといった細かい書き方まで気を配りましょう。 教師が細かい部分までチェックするため、トメやハネの丁寧さが得点に影響することもあります。見直しの際には、トメ・ハネがしっかりできているか確認する習慣をつけましょう。   ④送り仮名に気をつける 漢字の書き取りでは、送り仮名にも注意が必要です。 送り仮名が正しくないと、せっかく漢字が書けても減点されてしまいます。     楽しく漢字を覚えるには 漢字検定合格などの目標を持つ 漢字検定などの目標を設定すると、やる気が一層高まります。 具体的な目標があると、計画的に学習が進められ、達成感も得やすくなります。 漢字検定は、実際のテスト形式にも慣れる良い機会ですので、定期的にチャレンジしてみるとよいでしょう。   面白い例文で覚える 例文を使って漢字を覚えるのもおすすめです。普通の例文ではなく、ちょっと面白い文や、子どもが興味を持つ内容で漢字を使うと、より覚えやすくなります。   漢字ゲームで楽しく覚える 漢字を覚えるためには、ゲーム感覚で取り組むのも効果的です。 例えば、『源氏物語』でもその名が登場し、日本に昔からあるとされる「偏つぎ」があげられます。 「偏」と「旁(つくり)」の組み合わせを考えるゲームとされており、親が「旁(つくり)」を出し、子がそれに合う「偏」を出すという楽しみ方があります。 例えば親が「月」を出した場合、子が「日」を出せば「明」、「月」をだせば「朋」となるというように、様々な漢字を作り出していくのです。 遊びながら学べる工夫を取り入れることで、楽しみながら漢字を習得できますね! ※偏つぎの遊び方には諸説あります。     小学生におすすめの漢字ドリル2選 教科書ドリル 「教科書ドリル」は、教科書に沿った内容で漢字を学べるドリルです。 学校の授業内容に合わせた問題が掲載されているため、予習や復習に最適です。 特に、テストに出やすい新出漢字を効果的に練習できるため、漢字テスト対策にも役立ちます。日々の学習に取り入れてみてください。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     できる‼がふえる↑ドリル 「できる‼がふえる↑ドリル」は、短い時間の反復練習で、無理なくレベルアップができるドリルです。 オールカラーで、イラストも多く取り入れられており、漢字学習の苦手意識をなくしてくれます。基礎からしっかり学べるので、漢字の復習にもぴったりです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     まとめ 漢字テストは、子どもたちが漢字を確実に覚えるための大切な学習手段です。コツを押さえ、楽しみながら取り組むことで、漢字学習はもっと効果的で楽しいものになります。保護者の皆さまもぜひ、お子さまの学習をサポートし、目標を持って一緒に取り組んでみてください。   【今回の執筆者】 イニシャル:M 年代:20代 ~今日の一言~ 自分の名前の漢字が難しく、テストの際、まず名前を書くのに大変時間がかかってました。

保護者必見! 宿題の丸つけのコツ

小学生の保護者のみなさま、お子さまの宿題の丸付けはどうされていますか? 宿題の採点は保護者がするようになっている学校も多いですが、仕事や家事がある中の丸付けは大変ですよね。 今日はそんな子どもの宿題の丸付けのコツについて書きます。   どうして保護者が丸付けをするの? 子どもの学力がわかるから 保護者が宿題の丸付けをすることで、子どもの学力や理解度を直接知ることができます。 どの部分が得意でどの部分が苦手なのかがわかり、その情報をもとに適切なサポートができます。 これにより、子どもに必要な学習支援を効果的に行うことができます。   子どもの学習をサポートできるから 宿題の丸付けを通じて、保護者は子どもに具体的な学習サポートができます。 間違いを指摘し、正しい解答方法を教えることで、子どもの理解を深める手助けができます。 また、子どもの学習状況に応じて、塾に行かせたり、家庭教師をつけたりする必要があるかなど、さらなるサポートの方法を考えるきっかけにもなります。   コミュニケーションのきっかけになるから 宿題を一緒に確認することで、保護者と子どもとのコミュニケーションが生まれます。 この時間を利用して、学校の話をしたり、子どもの悩みを聞いたりすることができます。 コミュニケーションを通じて、子どもの学習意欲を引き出し、親子の関係を深めることができます。     宿題の丸付けのここが大変 時間と労力がかかる 宿題の量が多いと、一度に多くの問題をチェックしなければならず、時間と労力がかかります。 特に、問題集の各ページに多くの問題が含まれている場合や、複数の教科の宿題がある場合には、丸付けにかかる時間が長くなります。 このため、仕事や家事で忙しい保護者にとっては大きな負担となります。   正確な採点をする必要がある 宿題の丸付けでは、正確な採点が求められます。 問題の解答が正しいかどうかを見極めるために、計算や説明の過程を詳しく確認する必要があります。 特に算数の問題では、計算ミスや理解不足が隠れていることが多く、正確なチェックが難しくなることがあります。   適切なフィードバックが難しい 丸付けの際には、単に〇×を付けるだけではなく、間違いの原因を特定し、具体的な改善方法を提供する必要があります。 これには、問題の解答や教科書の内容をしっかり理解し、分かりやすく説明するスキルが求められます。 特に学習内容が複雑な場合、効果的なフィードバックを行うのは大変です。     宿題の丸付けのコツ 解いたその日にする 宿題の丸付けは、解いたその日に行うのがベストです。 問題を解いたばかりの時に丸付けをすることで、間違いをすぐに修正でき、記憶も新鮮なまま学習を続けることができます。 これにより、学習の定着が良くなります。 日々の宿題はともかくとして、夏休みの宿題などは、子どもも保護者もつい後回しになりがちですが、長期休暇の間の宿題の丸付けもルーティーンにしましょう。   採点のルールを決める 丸付けをする際には、あらかじめ採点のルールを決めておくと便利です。 例えば、間違いのある問題にはどう対応するか、部分点をどう付けるかなどを決めておくことで、一貫性のある評価ができます。 ペンの色や〇や×、✓の位置や形などにもルールがあると、丸付けがスムーズに進みます。 また、丸付けを受け取った子どもも解けた問題、解けなかった問題が一目でわかります。   フィードバックする 丸付けをする際には、ただ正誤を確認するだけでなく、どこが間違っていたのか、どうしてそうなるのかを説明することが大切です。 具体的なフィードバックを行うことで、子どもはどのように改善すれば良いのかがわかり、理解が深まります。   フィードバックのコツ ●問題と解答解説に目を通しておく 初見で丸付けするのは大変ですが事前に問題や解答を読んでおくと、子どもから質問されたときにも余裕をもって答えられます。 ●いっしょに解きなおす 子供がどこで間違えているのかがわかるので、適切なアドバイスができます。 ●解答解説(てびき)をよく読む 解説が詳しい解答解説には、くわしい解き方や間違えやすいポイントが載っていますので、お子様にその部分を見るように促すとよいでしょう。     丸付けしやすい問題集 縮刷解答のある問題集 宿題の丸付けを簡単にするためには、縮刷解答が付いている問題集が便利です。 問題と同じレイアウトの解答欄に答えが載っているため、すぐに答えが確認できて手間がかかりません。 これにより、保護者もスムーズに丸付けが行えます。   ハイレベル算数ドリル 学校の勉強だけでは物足りないと感じている小学生のための算数ドリルです。 解答解説の上段は縮刷解答で答えがそのまま書いてあるので、答え合わせがしやすくなっています。 下段には詳しい「てびき」があるので、解答を見てもわからない問題はここ読めば解決できます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   二次元コードで縮刷解答が見られる問題集 さらに便利なのは、二次元コードで解答が見られる問題集です。 スマートフォンやタブレットでコードを読み取ると、解答がすぐに確認できるため、迅速に丸付けができます。   保護者に向けたコメントがある問題集 保護者向けのコラムやアドバイスが掲載されている問題集もあります。   できる!がふえる↑ドリル 算数 系統的に学習できる分野別の算数ドリルです。 「おうちのかたへ」のコーナーがあり、単元のねらいやポイントを掲載しています。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 宿題の丸付けは大変ですが、保護者が丸付けをすることで子どもの学習状況がわかります。 日常のコミュニケーションにもなりますし、ほめられることで子どものモチベーションも高まるので、前向きに取り組んでください。

暑い!暑さの原因はなんだろう?

今年の夏はとにかく暑かった!!そして秋になったはずなのにまだ暑い!   もう9月中旬となり、そろそろ涼しくなってほしいところですよね。   いつまでこの暑さは続くのでしょうか。   そもそもどうして夏は暑くなるのか。   今年の暑さの原因は何なのか。調べてみましょう。     夏が暑い理由   小学校の勉強で太陽の動き、中学校の勉強で地球の自転・公転を学びます。   この太陽と地球の動きが夏の暑さや冬の寒さなどといった季節の変化を起こします。   理科の学習の復習となりますが、   地球は、太陽のまわりを1年に1回公転しています。   地球が太陽のまわりを回る公転の軸に対し、地球自体が回っている自転の軸の方が、約23.4度傾いています。   この傾きによって太陽の光と熱を十分に受け取っている時期が夏となります。   そして、太陽の光と熱どちらもあまり受け取っていない時期が冬になります。   この夏と冬の中間の時期が、春と秋になるということです。       今年はなぜ暑いのか   暑い夏と寒い冬の中間の時期である秋になったはずなのに、なぜまだこんなにも暑いのでしょうか。   気象庁によると、この暑さの原因は以下のことが考えられています。 「7月の顕著な高温をもたらした大規模な大気の流れに関する模式図」(気象庁ホームページより)   太平洋高気圧と偏西風   高温の背景として、今年の夏は偏西風(亜熱帯ジェット気流)が北へ蛇行し、背の高い暖かな高気圧に覆われやすく日差しが強まったようです。   さらに、日本の南海上で太平洋高気圧が持続系に強い勢力をもち、また、西日本は例年よりも太平洋高気圧に広く覆われたことが高温に影響したようです。   エルニーニョ現象   エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。 (本格的には高校理科で学習します。)   こちらのエルニーニョ現象の影響で、北半球中緯度に位置する日本の気温が顕著に高くなったようです。   海面水温が高さが、今年の暑さをもたらした一因ということですね。   長期的な地球温暖化   地球温暖化に伴う地球全体の気温の長期的な上昇傾向も、今年のかなりの暑さを底上げしたとみられています。   このほかにも、様々な理由が絡み合って今年の暑さとなりました。   出典:気象庁ホームページより抜粋(https://www.jma.go.jp/jma/press/2409/02a/kentoukai20240902.html)   まとめ   今年の暑さの原因について調べてみました。 地球の仕組みは複雑でなかなかこの記事だけで理解するというのは難しかったかもしれません。   中学理科の内容を学ぶだけでも、暑さの原因を理解することには役立ちます! こちらの『わからないをわかるにかえる』シリーズは 中学生の勉強にはもちろん、大人の学び直しにもぴったりの一冊ですので気になった方はぜひチェックしてみてください!(PR) ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   【今回の執筆者】 イニシャル:MU 年代:20代 ~今日の一言~ アイス食べ過ぎ注意報

予習・復習って大切! 学校の授業を最大限活用して、効率的に過ごそう!

/ みなさん、予習・復習、してますか? \   やった方がいいと言われているランキング上位の「予習・復習」、 何かと忙しい学校生活の中で、どうやってやればいいの?ほんとにやる意味あるの??と思うこともあります。   結論から言うと、意味はあります! 今日は、予習・復習の重要性と、やり方のポイントについてお話します。         予習・復習の重要性   予習・授業・復習のサイクル  学校生活で最も大きな時間を占めるのは、授業時間です。 ここを有効活用しない手はありません。 予習・復習は、”学校の授業”の価値を最大限高めるものと言えます。   予習で準備をすることで、授業中に話をしっかり聞けるようになります。 また、事前にわからないことを整理でき、どこを特に重点的に聞けばいいかがわかります。 そして復習によって、授業の穴を埋めて内容を身につける。 予習→授業→復習のサイクルで、学校の授業で学ぶ内容を増やし、その他の時間を効率的に使えるようにしましょう。     テスト・入試対策への布石 今述べた通り、予習・復習をすることで、 ”学校の授業”の中で自分の苦手の発見・克服や、学習内容の定着をはかることができるようになります。 すると、テスト対策のスタート地点が変わってきます。 わからないことをわかるようにするところからではなく、練習に時間をさけるようになるのです。 また、予習・復習そしてテスト対策で着実に力をつけていけば、受験勉強の土台にもなります。     やりたいことがたくさんある人こそやろう 部活・習い事・趣味で毎日忙しくて、時間がとれない! そんな人こそ、1日30分でも10分でもいいので、予習・復習をしておくことをおすすめします。 なぜなら、先ほども述べたように、ちょっとした積み重ねが受験勉強のアドバンテージとなるからです。 「受験生になったら勉強しかやってはいけない」なんてことはありません。 ただし、土台ができていなければそこに時間がとられ、結果的に勉強以外に時間が避けないかもしれません。 受験期にも勉強以外のやりたいことをやりたい、という気持ちがあるのなら、 ちょっとずつでも今から布石を打っておきましょう。     予習・復習のメリット  予習・復習それぞれのメリットについて、もう少し細かく見てみましょう。   予習のメリット 授業が理解しやすくなる みなさんこんなことはありませんか?   英語の予習をしていなかった!!  ↓ 授業中、当てられる前に和訳しなきゃ!と必死で辞書をぱらぱら  ↓ その間に先生が言っていたことはほとんど聞けておらず、ノートもとれていない   予習は、こんな事態を避けるために有効です。 しっかり準備をして授業に臨むことで、落ち着いて話を聞き、ノートをとることができます。     授業で聞くべきポイントがわかる      予習をしておくと、「ここはどういうことだ?」という部分が出てきます。 疑問を持ちながら授業を聞くことで、授業中に解決しやすくなります。 また、気になることがあると話を聞くのも少し楽しくなりますよね。     授業に積極的に参加できる 授業中の発言、した方がいいと思っていても、なかなか手が挙げられない… それは、答えが合っているか自信がないから、であることが多いですよね。 予習をし、聞かれそうなポイントをあらかじめ見ておくことで、発言へのハードルがぐっと下がります。       復習のメリット 知識が定着する  新しく得た知識は、何度も触れることで大切なものとして脳に認識され、忘れにくいものになります。 つまり、1度習って、わかった!覚えた!と思っただけでは、すぐに抜けてしまいます。 しっかり繰り返すことで初めて、自分の力になるのです。     次の単元でつまづかない 英語や数学は特に、積み重ねる教科と言われています。 習ったことの応用がどんどん重なっていくため、わからない箇所や自信のない箇所を放置しておくと、 その後の単元でもわからないところが出てきて…となり、結果苦手教科になってしまいます。 復習の有無によって、その後の理解力にも大きな差が出てくるわけです。       予習・復習のポイント   実際にどういう風にすればいいのか、一例をご紹介します。 ちなみに、必ずしもすべての教科で、予習・復習を全部やる必要はありません。 自分の得意・苦手や、先生の授業の進め方に合わせて取捨選択をして、無理のない範囲で行いましょう。   予習のポイント 予習のタイミング  授業の前日までに、次の授業でやる予定の範囲を予習します。 うっかり全然違う場所を予習してしまった!ということがないように、 前回教科書のどこまで進んだのか、予習範囲の確認はしっかりしましょう!     教科別ポイント【国語・英語】 国語と英語は、授業中に落ち着いて話を聞き、ノートをとることに集中できるようにしておきたいです。 そのため、教科書で扱う文章を1度は読み、新出単語や、意味がわからない部分は辞書などを使って調べておきましょう。 これだけで、かなりちがいます。 英語の場合、ノートに本文と和訳を書いておき、授業中はそこにポイントを書きこんでいけばよいようにすると便利です。   ▼こちらのショートも参考にしてみてください!     教科別ポイント【数学・理科・社会】 数学・理科・社会は、どんな内容を習うのかを事前に把握しておくだけでも十分です。 つまりこちらも、教科書を1度読んでおきましょう。   余裕があれば、教科書の例題を軽く解いてみるのもよいでしょう。 ただし、わからないと感じても、予習の段階で解決する必要はありません。 授業を聞いて、わからなかった部分を理解すると考えましょう。     復習のポイント 復習のタイミング  復習のタイミングは自分の生活スタイルに合わせて決めましょう。 その日に習ったことをその日のうちに復習するようにすると、 週末や時間がある曜日に、1週間分まとめて行うのもいいですね。   コツコツ進めておけば、テスト対策がかなり楽になります。     わからなかったところを確認する わからないままにしない、というのが最も重要です。 わからない場所はもう一度教科書を読む・先生や家の人、友達に聞く・ネットで調べる、などして、 なるべく早いうちに解消しましょう。   こちらの記事もチェック!▼ 「わからないことがあったとき、どうする?」     演習問題を解く  問題を解いてみると、「習ったことをどう使うのか」がわかります。 そうすると、何が理解できていないことが見えてきやすいです。 ただ教科書を読んで復習するより、手を動かして考えることもした方が刺激があります。 「理解できるまで読む」より、「ここまで解いてみる」の方が区切りもつけやすいです。     何度も繰り返す 定着させるには、反復が重要です。 たとえば、平日は前日の復習・翌日の予習をさらっと行い、週末には習った範囲の問題を解く 次の週末には先週間違えた箇所の復習と、その週新しく習った範囲の問題を解く、 また、漢字や英単語は毎日時間を決めて、5分だけでもいいので眺める・書きとる、など、 繰り返し行う習慣を作ってみてください。       「中学教科書ワーク」を使った効果的な予習・復習   「中学教科書ワーク」とは?   文理の教科書ワークは、予習・復習に最適な問題集といえます。 なぜなら、教科書に対応しているからです! 皆さんの教科書には「東京書籍」「光村図書」など教科書会社の名前が書いてあるかと思います。 教科書ワークは、1つ1つの教科書に対応して作られており、 要点まとめのページや問題演習に、対応する教科書のページが書いてあります。   これによって、授業と並走して、やったところだけに取り組むことが可能です。 レベルも、日々の授業を理解し、定期テストに備えるのにちょうどよくなっています。   ▶シリーズページはこちら ▶購入はこちら     「中学教科書ワーク」を使った予習方法   予習で使う場合は、「確認のワーク」を活用しましょう。   数学・理科・社会 確認のワークの左ページは、要点を確認できる穴埋めになっています。 教科書の対応ページを見ながら取り組めば、習っていなくても進められます。 国語・英語 教科書の素材文に目を通し、ワークにある「教科書の要点」を確認しておきましょう。     「中学教科書ワーク」を使った復習方法 授業が終わったら、確認のワーク 日々の復習には、単元ごとに取り組める「確認のワーク」がおすすめです。 該当する教科書ページの箇所に絞り、穴埋めや例題に取り組みます。 単元によっては、すぐ終わる日もあると思います。 そういう日はラッキーと思っておけば大丈夫です。   単元が終わったら、定着のワーク 「定着のワーク」は、区切りのよいまとまりごとに設置されている、問題演習のページです。 テストなどによく出る基本的な問題を集めたページで、授業の内容が理解できているか試すのにピッタリです。 日々の復習を終えた後、ページをめくって定着のワークがあった日は、取り組んでみましょう。 間違えた問題はチェックをつけておいて、週末やテスト前に見直すといいです。   仕上げは、「実力判定テスト」 週末で時間があるときやテスト前には、「実力判定テスト」で単元の仕上げができます。 このページの問題は少し難しいものも含まれています。 わからない問題があったらしっかり解説を見直し、例題や定着のワークに戻ったりしてみましょう。   便利な付録アプリも 普段の復習で腰をすえて問題に取り組む暇はない! というときのために、中学教科書ワークにはスマホアプリ「どこでもワーク」がついています。 3択問題にどんどん取り組んで、知識を定着させることができます。   【商品概要】 『中学教科書ワーク』 教科:国語・数学・理科・社会・英語・実技 定価:1,386円(税込) 仕様:B5判/オールカラー ▶シリーズページはこちら ▶購入はこちら       まとめ 予習・復習をコツコツやることはとても有効ですが、 意識したいのは、やりすぎないことです。 続けられること・モチベーションを保てることがとても大切。 自分で考えて何か始めることにハードルの高さを感じる場合は、 まずは、先生から指示された予習や宿題などをきちんとこなすことから始めましょう!       ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 「先生に言われたことはやる」 それだけでも、テスト前にはかなり助かります。

お盆以降の海遊びは危険?秋の海の安全な楽しみ方!

お盆以降の海遊びは危険?秋の海の楽しみ方! 9月に入り、うだるような暑さがようやく落ち着いてきましたね。 朝晩のひんやりとした空気や虫の声に秋を感じます。 過ごしやすい季節に、二週間連続の三連休を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?   今回は、人気レジャースポットのひとつ「秋の海」についてご紹介します。   俳句の季語のひとつ!「秋の海」 俳句の世界で、秋の季語は「8月8日頃の立秋から11月7日頃の立冬の前日まで」使用されます。 「秋の海」はこの3カ月の期間全体に渡って俳句内で用い、豊かな秋を表現することができます! 夕日や紅葉が美しい秋ならではの海の絶景を眺めながら、一句を詠んでみませんか?   「海水浴はお盆まで」が一般的? 海開きが7月頃から始まり、2カ月ほど経ちました。実は本州の海開きの期間は既に終了しているところがほとんどです。 理由はいくつか挙げられますが、 「お盆の期間は帰ってきた霊に連れ去られないよう、海に入らない」といった風習や、 「お盆期間以降はクラゲの数が多く成長している個体も多いので刺される危険がある」といった説が有力。 まだまだ暖かく過ごしやすい季節が続きますが潮の流れや海水温が急激に変化し、危険が伴う海水浴。 許可された期間・場所で、保護者と安全に遊ぶことが大切です!     磯にはいきものがたくさん!よく観察してみよう。 海に入ることができなくても、 実は天気が良く波が穏やかな日は砂浜や磯で楽しく安全に遊ぶことができます! 波打ち際には、岩の表面やスキマに貝や生き物がたくさん。 はじめは何もいないように思えますが、目が慣れてくるといろいろな生き物が見えてきます! 透明でな虫かごに取って、観察してみましょう。   磯でできる「カニ釣り」をやってみよう! 磯で簡単にできるのは、カニ釣り!割りばしに糸を括りつけて、先に「さきいか」をつけてみましょう。 水中にたらすと、カニが寄ってきます。 濡れている岩場は滑って危険なので、乾いていて足場が安定している岩を足場にして 保護者の方と実践してみてくださいね♪ 1年中、天気の良い日中はいつでも楽しむことができます!   秋を思う存分楽しもう! 1年のうちちょうど250日ほどが過ぎ、2024年の残りは3カ月を切りました。 この時期は学校の授業や行事に追われていると、あっという間に過ぎてしまいます。 過ごしやすく充実したこの季節を大切にしながら、どこか新しい場所へ足をのばしてみませんか?  

家庭でできる? 中学受験準備

中学受験、お子さんをお持ちの方は、一度は考えたことあるのではないでしょうか。 中学は公立でいい、いや、できることなら早めに挑戦しておこう、などなどいろいろ考えがあると思います。 中学受験について、少し考えてみたいと思います。     中学受験に向けた準備 中学受験に向けて、準備はいつから始めたらいいの?とか、やっぱり塾に通ったほうがいいの?って思いますよね。 そのときの、情報はどこからあつめたらいいの? と、いくつか疑問が出てきます。   受験準備はいつから始める? 中学受験の準備は、一体いつから始めたらいいのでしょう。 いろいろな考え方はあると思いますが、一例として、新4年生からがいいと言われています。 新4年生から、というのは4月からというより、3年生の2月からがいいようです。 実際の中学受験の試験は、首都圏では6年の2月に、関西では1月に実施されますので、中学受験の対策をやる塾では、2月からカリキュラムをスタートさせるところが多いという点からです。 (もちろん、5年生からだったら絶対、間に合わないということはありません。もっとはやく準備をされてもいいかもしれません)        塾に通うべき? 中学受験、と聞くと、塾に通う、と考えてしまうかもしれません。 簡単そうではないですもんね。 一体どうなのでしょうか。   塾に通うと、メリットは当然ありますね。 塾では受験のための情報を集めていますので、それに触れる機会が多くなります。 当然、受験に合わせてカリキュラムを組んで、授業をしてくれます。 また、そこには先生もいるし、他の生徒(友達)がいますので、ひとりではないですね。     一方、塾に通わないでやる、というパターンとしては、自宅でやるということ。 中身は、市販の教材でやる、家庭教師をつける、通信教育をやるなどでしょうか。 家でやるメリットもあります。 塾ではないので、強制的に何かがはじまることがなく、自分の勉強法で、自分のペースでやることができます。 使う問題集も自分で好きなものを選べます。 そして、一番は、高額な費用がかからない、ということです。 ここは大きいですね。      受験に向けた情報収集は? 中学受験というと、なかなか学校では入手しにくい、特別な情報が必要になってきます。 塾に通えば、塾側が情報を集めて提供してくれますので、情報には触れやすいと思います。 塾に行かない場合は、志望校の公式サイトや受験情報サイトに自身でアクセスして、情報を取りにかないといけません。 ある程度は情報が更新されるか、また新たな情報が発信されるか、アンテナを張っておく必要がありますね。       中学受験への保護者のかかわり方 中学受験は、やはり受験するのが小学生ですから、保護者のかかわりが必要になってきます。 どうかかわっていけばいいのでしょうか。   中学受験は保護者の負担も大きい 中学受験において、保護者が気にかけないといけないことはいくつかありますが、まず、お子さんの健康管理です。 これは、中学受験に限らずではありますし、当然のことでありますが、いざ中学受験となるとお子さん自身の通常の生活にプラス、受験のことが加わります。 お子さん自身の健康状態の維持がとても重要になってきます。 小学生ですから、大学受験の高校生とは異なり、フォローが大切になってきます。 そして、中学受験をすると、受験をしないご家庭より、当然、経済的な負担も大きくなります。     受験に向けて、保護者も心構えを 受験をするのはお子さんなので、お子さん自身は受験への意識をしっかりもって臨むのがベストでしょう。 それと同時に、保護者も心構えが必要かもしれません。 小学生であるお子さんは、成長著しい多感な時です。お友達と遊びたいでしょうし、ゲームもしたいでしょうし、スマホにも興味があるでしょう。 学校でもいいこともあれば、いやなことがあるでしょうし、それプラス、受験でのケアをしないといけません。 保護者の方も、お子さんと同じように、受験への意識をしっかり持って、共に臨みたいところです。     子どもに対して適切なサポートを お子さんの学校での日常のことプラス、受験のことについて、考えて手助けしてあげないといけないのは、前述のとおりなのですが、それも加減が重要です。 受験に向けて、計画を立てて進めていくわけですが、そのスケジュールに遅れてきたりすると、早くやりなさい、もうやったの?などとどうしても口を出してしまいます。 過度な干渉などは、あまりよろしくないのはわかるので、なるべく自主性に任せてしまうこともありますが、逆に放置気味になってしまうこともあります。 お子さんの状態状況に合わせて、がベストではありますが、お子さんへの対応がムラにならないように心がけたいものです。       中学受験に向けた家庭学習のポイント 中学受験に向けて、家庭での学習について、ポイントは何でしょう。   生活習慣・学習習慣を身につける 中学受験をするとなると、塾に行こうが行くまいが、規則正しい生活が望まれます。 もちろん、遊びたい盛りの小学生ですから、勉強、勉強の勉強漬けでは体がもちません。 ただ、生活が大きく乱れたままだとなかなか厳しいものがあります。 受験する学校のレベルによっては、相当な勉強時間を割かないといけないかもしれません。 その際には、遊びの時間など、1日の生活リズムを整え、組み直していく必要があるでしょう。 そして、この時間は学校の宿題、そのあとは目標の中学受験の勉強をする、などと学習習慣をつけていくことが大切です。     合格までの学習計画を立てる 1日の生活リズム、勉強の習慣づけは当然やっていきましょう。それだけではなく、長期の計画も必要になってきます。 首都圏の中学校を受験しようとする方だと6年生の2月の受験日までの長期計画を立ててみましょう。 一度立ててみて、お子さんの進捗に応じて、模擬試験を受けて、志望校を変えようとなったときなど、計画は状況に応じて見直しをしていけばいいのです。 まず、計画を立てて、都度、修正していく。 お子さんの成績や体調などを見ながら、共に計画を立て、見直していきましょう。     問題集を解いて、知識を定着させる 基本は、小学生が習う学習内容をマスターすることから始まります。学習内容をマスターするには、単に暗記だけして記憶力だけに頼っていてはいけません。 しっかり理解して、自身に定着させていく必要があります。 そのためには、問題集を解いて、ただ答え合わせをして終わらせるのではなく、要点を整理し、内容を理解し、覚え、定着させましょう。 そうしないと、同じ問題が出れば答えられるけれども、少し変化された問題が出ると対応できないということになってしまいます。 また、試験にはどうしても、時間というものの制約があります。 問題を解くのも、時間を意識して、解く必要もあります。 よって、問題集を解いて、知識を定着させつつ、実践に向けては、時間も気にしてやっていくことが重要になります。       中学受験におすすめの問題集2選 実際に、中学受験に向けたおすすめの問題集はどんなのがあるのでしょうか。   トップクラス問題集    こちらは中学受験を目指している、低学年・中学年のお子さま向けの問題集です。 算数と国語の2科目。1年から4年生用の各4冊ずつあります。 中学入試を研究し、それに基づいたパターンの問題が収録されているので、安心して取り組めます。 実践力がたかまる「総仕上げテスト」やWEBでの「学力診断」もあります。 また、家庭で学習しやすいように、くわしい解答・解説がついているので、保護者の方もお子さまに説明しやすくなっております。 低学年・中学年用なので、塾に入るまでの準備の問題集としても最適です。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     トクとトクイになる! 小学ハイレベルワーク      こちらも中学受験を目指している方への、ハイレベルな問題集です。 算数・国語は、1年から6年までの各6冊。 理科・社会は、1・2年、3・4年、5年、6年用の、各4冊の発行です。 「教科書の一歩先を行く!」問題集なため、問題はハイレベルです。 そのため、つまずきやすい問題を中心に、ていねいに解説が施されています。 算数はWEBで追加の解説もあります。 最近の新定番、思考力問題も収録していますので、単なる知識の丸暗記では答えられない問題で、思考力・判断力・表現力を身につけましょう。 この問題集には、昨今資格試験や模擬試験でも採用されているコンピューターを使用した試験、CBT(シービーティ―:Computer Based Testing)を利用でき、ご自宅のPCやタブレットで簡単に取り組めるようになっています。    ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     ぜひ、ご覧ください。         ~今回の執筆者~   イニシャル:NK   所属:営業部門   年齢:50代   今回のひとこと:秋が近づいてきた⁈

調査!「教科カラー」って何色?

みなさんは、「この教科はこの色」というイメージを持っていますか?   たとえば、国語は赤、数学は青、など…です。 この色、ある程度似たような傾向になるかと思えば、「え?その色なの!?」と驚くこともありますよね。 SNSでも度々話題となっている問題です。   『教科書ワーク』の出版社、文理では、教科色がだいたい決まっています。   なぜ今の色なのか?を調査してみたいと思います。     事前にアンケートを実施 まず、世間的にはどういうイメージが多いのだろうか?   ということで、文理LINE公式アカウントの友だちを対象に、アンケートを実施しました。     ー実施内容ー 回答期間:2024/8/16~8/19 回答人数:609名 国語、算数・数学、理科、社会、英語それぞれについて、次の選択肢から選び回答 ・赤系(ピンクも含む) ・青系 ・緑系 ・オレンジ系(黄色も含む) ・紫系 ・その他   ご協力くださった皆さん、ありがとうございました!   早速結果を見ていきましょう。       国語は? 1位は圧倒的多数で、赤系(ピンク含む)でした! 次に多いのはオレンジ色で、暖色系のイメージが強いようです。 ちなみに国語がオレンジ系であるときは、英語が赤系であることが多かったです。 紫からは、古文や漢文のようなイメージも感じます。       算数・数学は? これも圧倒的な得票差で、青系が1位でした。 他の教科と比べても、イメージが共通しているようです。 その中でも、暖色の赤や黄色などのイメージもあったのが意外でした。 その場合は、他のいずれかの教科で青系を選んでいることがほとんどでした。       理科は? 理科は1位が緑系、差はありますが、次点がオレンジ・黄色でした。 自然を扱うこと、理系科目で数学と同じ寒色のイメージがあることなどからでしょうか。 理科がオレンジ系である場合、社会を緑色と置いている場合が多いです。 理科は物理・科学・生物・地学と4分野があり、どの分野が最初に頭に浮かぶかによってもイメージは異なるのかもしれません。     社会は? 1位はオレンジ系(黄色を含む)でした。 2位は緑系で、そうとらえる場合は理科がオレンジ系になるケースが多いです。 または、理科が紫・社会が緑・英語がオレンジ系、もよく見られました。 オレンジ系が強い理由として、国語が赤、算数・数学が青、理科が緑と考えた場合は、 オレンジや黄色が残る、という可能性や、歴史や地理から土のイメージもあるのかもしれません。 (その他のうち、22票は茶色でした) 理科と同様に、地理は緑、歴史は茶色、公民は紫…など、分野によっても印象が変わるかもしれませんね。   英語は? 英語は比較的分かれる結果となりました。 1位は紫系ですが、オレンジ系、赤系もそこそこの得票です。 今回選択肢を統合してしまいましたが、4教科以外の色としてピンクや黄色を使うパターンが多いのかもしれませんし、 教科のイメージというより、他の4教科以外の色ということで、ばらけているのかもしれません。 特徴的だったのは「その他」の解答も多種多様であったことと、「何色でもない」「特にイメージがない」「虹色」などの解答があったことです。     結果について 大きな傾向としては、 国語=赤・ピンク 算数・数学=青 理科=緑 社会=オレンジ・黄 英語=紫 が多いようです。 国語が赤、算数・数学が青、はかなり強く、その他の色をどの教科に割り振るかには多少ばらつきがありますね。       ところで… 教科そのものに対して色のイメージを持つようになった、 というよりも、 『教科書ワーク』をはじめ、学習参考書にこの傾向が多いため、そちらからイメージが定着した、 という人も多いと思います。   実際、このアンケートの回答者の方々には『教科書ワーク』を使ってくださっている方も多いため、 今回の傾向は多少『教科書ワーク』に引っ張られていることも考慮しないといけないでしょう。     そこで気になるのは、 なぜワークはその色を使っているの? ですよね。 私も気になります。     さっそく、文理の教科色はなぜこの色?を調査していきます!         文理の教科色 文理の教科色といえば、この配色です。 国語=赤・ピンク 算数・数学=青 理科=緑 社会=オレンジ・黄 英語=紫   ワーク以外のシリーズを見ても、全てのシリーズで踏襲されていますね。 (稀に、国語が赤の場合に英語にピンクを使うこともあります)         どうしてこの色なの? 結論からいうと、これだ!という答えは得られていません。 かなり昔から踏襲されてきている配色ですが、なかなかその理由までは語り継がれておらず、 当時の詳しい状況を知る人に話を聞くことが容易ではない状況です。       いつからこの色になった? とはいえ、わかりませんでした!では終われない!ということで、 「いったいいつから今の色の組み合わせなのか?」を調べてみることにしました。     さっそく、文理の古いカタログを引っ張り出してみます。         カラーで確認できる最も古いカタログ(昭和54年!)を見てみます。 当時、まだ『教科書ワーク』は発売していないのですが…   『教科書ドリル』を見てみると、なんと今とは色がちがっています!   国語 黄色 社会 ピンク 算数 青 理科 緑       また、当時あった『絶対』というシリーズでは、   国語 ピンク 数学 青 理科 緑 社会 茶色 英語 オレンジ になっていました。 途中までは同じですが、社会が茶色、英語がオレンジですね。     教科ではなく学年で色わけされているシリーズも多いようです。         つづく昭和55年は、教科書ワーク発刊の年! 早速見てみると、国語がオレンジ、算数が緑での発刊でした。         昭和58年には、教科書ワークに理科・社会が登場します!   国語 赤 算数 緑 理科 藤色 社会 ピンク     ちなみにこの年装丁が一新された教科書ドリルでは、緑色だった理科が黄土色になっていました。 緑=理科で定まっていたわけではないようです。         昭和59~60年には、中学教科書ワークが登場!   国語 オレンジ 数学 緑 理科 藤色 社会 ピンク(紫?) 英語 青   小学校の教科書ワークに合わせつつ、初登場の英語は青でした!           そしてついに   変化が起こったのは昭和61年度でした。     この年の改訂で、教科書ワークがついに 国語 ピンク 算数 青 理科 緑 社会 オレンジ の今の形に!   新刊の教科書準拠ドリルも、同様の色分けになりました。       翌年の中学教科書ワーク改訂で、こちらも小学校と揃った色かつ英語は紫、となり、 ここから『教科書ワーク』としては、この配色が固定になっています。     ちなみに、教科色として黄色が入っていないのは、教科書ワークのデザインが黄色ベースだったからと思われます。     ほぼ同時期に発刊された塾向け教材はまた異なる色分けだったので、 この時点では、文理の方針として教科色が定まったというレベルではなさそうです。     2000年ごろのカタログから、発行銘柄一覧のページがカラーとなっており そのページの教科の色分けはこのようになっています。   国語 ピンク 算数 水色 理科 黄緑 社会 茶色 英語 薄紫   2000年代からは、そういうもの、という雰囲気はすでにありそうですね。   ※社会については、店頭での見栄えを意識して茶色よりはオレンジが使われるようになっていき、 現在ではカタログの発行銘柄一覧の色分けでも、オレンジになっています。     その後を見ていくと、『教科書ワーク』以外のシリーズでは教科色を使わないデザインも多かったのですが、 2007年発刊のトップクラス問題集や、2008年発刊の完全攻略シリーズの時点では、 教科色がお決まりのものとして定着しているように見えます。   ↓トップクラス問題集 ↓完全攻略     調査結果 ということで、文理の教科色が初めて登場したのは、 昭和61年の『教科書ワーク』 翌62年の『中学教科書ワーク』 でした。   その後、この配色が定着してきていることから、このときの『教科書ワーク』の配色決めが大きな影響を持ったことは間違いありません。   残念ながら、その昭和61年になぜその色に決めたのか?について、有力な情報は得られていません。 そこで、仮説を考えてみました。     教科書ワークはなぜこの色?仮説を考えてみる ※あくまで文理の『教科書ワーク』の場合であり、あくまで仮説です。   まず最初に国語・算数が発刊されたときは 算数は寒色、国語は暖色、というイメージがあった上で、デザイン的なバランスから算数・数学を緑、国語を赤に。   理科・社会が追加されると、理科は寒色かつ算数と区別できる青、社会は暖色かつ国語と区別できるピンク。   と決めていったのではないでしょうか。     つまり、昭和58年の 国語 赤 算数 緑 理科 藤色 社会 ピンク は、こだわりがあったというより、結果としてそうなったということです。     そして昭和61年、全教科そろった状態での改訂となったときに、改めて教科の色を考えたはずです。 そしてその時には、   まず、表紙デザインのベースが黄色であることから黄色は入れない!   算数・数学は理系・数字・合理的等のイメージから青!   国語は算数・数学との対比で赤   理科は自然からの連想で緑!   社会は算国理とのバランスや、地理・歴史からの連想で茶色、見栄えを考慮してオレンジ!   英語はそれらと異なる色で紫!   と、連想されるイメージや、イメージの強い教科とのバランスから決められたのではないでしょうか。   お店で並んだ時の見栄えも意識する学習参考書においては、この、教科間のバランスという要素も結構大きいと思われます。 多くの学習参考書においてこの配色が採用されているのも、同じような事情かもしれません。       おわりに 教科色のイメージというものは、 その教科自体から連想されるイメージと、 学習参考書の出版社側の配色やデザインの都合が、 お互いに影響し合ってできているようです。     すべての出版社が文理と同じ考えではないため、使うワークによって配色は変わりますし、 同じ教科でも何を思い浮かべるか(小説か古典か、化学か地学か、地理か歴史か)によって、 抱くイメージは変わってきます。 また、学校のワークでは学年で色が分かれていることも多いため、 そのイメージが残っている人もいるでしょう。     文理がなぜこの教科色を使うのか?について、 多くを推測に頼ることになり、明確な答えには至りませんでしたが… 一つの明確な理由・こだわりがあるようなものではなく、社内でも徐々に形成された、というのが正解なのかもしれません。     2学期が始まったら、ぜひクラスの人とお互いの教科色について話してみてください!     最後まで読んでいただき、ありがとうございました! また調査が進展することがあれば、記事を書きたいと思います。       ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 自分は文理と同じ色の組み合わせを想起するのですが、 もともとそのイメージを持っていたのか、 文理に入社してそうなったのか、もはやわかりません。

中高一貫校ってどんな学校? 公立中高一貫校適性検査についても紹介

<もくじ>    1. 中高一貫校とはどんな学校?    2. 中高一貫校に通うメリット・デメリット    3. 公立中高一貫校の受検    4. まとめ     1. 中高一貫校とはどんな学校?   中高一貫校とは、中学校の3年間と高校の3年間の教育を一貫して行う学校のことを指します。   今回の記事では、そんな中高一貫校についてご紹介します! 中高一貫校の3形態 中高一貫教育については、生徒や保護者のニーズなどに応じられるように、次の3つの実施形態があります。   中等教育学校 中等教育学校は、中学校と高校の学習課程を統合した代表的なスタイルです。   1つの学校として、一体的に中高一貫校教育を行うので、中高6年間を見据えた一貫した教育課程や学習環境のもとで学ぶことができます。   併設型の中学校・高等学校 併設型の中高一貫校は、県や市など設置者が同じ中学校と高校を接続した形態です。同じ敷地内に中学校と高校が併設されていることが多いです。   併設型の学校は、中学校から高校へ上がる際、入学者選抜は実施されません。試験なしで、高校へ進学することができます。   連携型の中学校・高等学校 連携型の中高一貫校は、県や市など設置者が異なる形で中学校と高校が連携している形態です。   教育課程の編成や先生・生徒間交流などの連携を深めるかたちで中高一貫教育を実施しています。     出展:文部科学省HPより引用して抜粋(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/2/1316125.htm)   中高一貫校の種類 中高一貫校には、国立、私立、公立の学校があり、それぞれ特徴があります。   国立附属中 国立中学は、国立大学に付属した中学校です。   私立中学に比べると学費が安いことが多く、学費を抑えながらも先進的な教育を受けられるということで、人気があります。   大学の実験校として設立した経緯もあり、大学の最新の研究を生かした教育が受けられます。国の教育の研究機関ともいえます。   ただし、進学を最重視した教育ではないため、大学受験への対策は、家庭など各自で行う必要があります。   入試形式については、筆記試験、運動能力試験、面接、小学校からの報告書などがありますが、学校により異なります。   私立 私立中学校は、充実した教育環境をもとに、自学自習の学力育成や進学に注力しています。   学校独自の教育方針が特徴で、全国に校数が多くバリエーション豊かなので、お子さまの希望により沿った学校を選びやすいといえます。   時代の流れにあわせて、英語教育やプログラミング教育など、教育内容や指導方法を柔軟に変化させています。   入試形式については、多くの学校で国語・算数・理科・社会の4科目筆記試験を行っていますが、学校によって大きく違いがあります。   筆記試験の内容は、小学校の勉強のみだと対応できないケースも多く、別途対策が必要です。   公立中高一貫校 公立中高一貫校は、学費を比較的低く抑えながら6年間一貫した環境で学ぶことができます。   基本的には学習指導要領にそって授業が行われますが、一般的な公立中学校とは異なるカリキュラムが組まれてたり、授業時間や補修が多く確保されていたりします。   6年間を通じて、特色のある学習指導がなされ、多様な学びで柔軟な思考力を身につけられるということが公立中高一貫校の魅力といえます。   公立中高一貫校は、近年人気が高まっていて、入試の倍率がとても高くなります。   入試形式については、後ほど詳しく解説していきます。     2. 中高一貫校に通うメリット・デメリット   一般的な公立中学校と中高一貫校では、様々な違いがあります。そこにはメリットもありますが、デメリットとも捉えられるものがあります。   中高一貫校に通うメリット 高校入試の影響を受けずにゆとりある学校生活が送れる 多くの場合、中高一貫校には高校受験がないため時間的なゆとりが生まれ、のびのびと学校生活を送ることができます。   部活動に打ち込んだり、興味のある教科について探求したりと、自分の好きなことに取り組みやすい環境と言えます。 6年間にわたり一貫した教育が行われる 中高一貫校では、6年間という期間で中学校と高校のカリキュラムを一貫して提供しています。   一貫して教育カリキュラムに連携がとれていることから、質が高い授業で効率良く学習を進めることができます。 中1~高3の異なる年齢の生徒が集まることで、より豊かな社会性や人間性が養える 中高一貫校では、中学生と高校生が同じ環境のなかで生活します。部活動やイベントを中高合同で行っているところも多いです。   そのため、幅広い年齢層の仲間とコミュニケーションをとる機会が多く、社会性や人間性を豊かにしてくれます。   また、中学生にとっては少し先のことに感じられる大学受験も、高校生と過ごすことで身近に感じ中学生の段階で大学受験を意識して学ぶことができます。 中高一貫校に通うデメリット 小6で受験のプレッシャーがかかる こちらは通う前のデメリットになりますが、12歳の子供たちにとって初めての受験は大変緊張するものです。   このプレッシャーに押しつぶされてしまわないように、心と身体のケアがとても大切です。 環境や人間関係が固定化してしまう 中高一貫校では、基本的に学習環境や生徒間の人間関係に変化がありません。   校風が合っていたり、友人に恵まれた場合はメリットとなりますが、校風やクラスになじめなかった場合、環境や人間関係に変化がないのがつらいと感じてしまう場合もあります。 高校入試がないので、モチベーションの維持が難しい 中高一貫校は、多くの場合高校受験がありません。   高校受験がないために、勉強のモチベーションを保つのが難しく感じることもあるかもしれません。   3. 公立中高一貫校の受検 公立中高一貫校では、いわゆる入学試験は行われません。学力検査ではなく、6年間の一貫教育に適正があるかどうかをみるための適性検査が行われます。   こちらでは、公立中高一貫校の受検について解説します。 選抜の種類と内容 報告書(調査書) 報告書とは、小学校の先生が作成する資料で、外国語を含めた9教科の成績をメインに、特別活動や行動、出欠などを記録したものです。   適性検査 適性検査は、私立中学校で行われる教科別の学力試験の代わりとなるもので、出題内容は学校によって様々です。   小学校6年間の学習内容をもとにした、思考力・判断力・表現力を問われる出題内容となっています。   作文 与えられた文章を読みとり、それに関する課題について自分の体験や経験、知識を絡めながら400字程度の作文を課す学校が多いです。   一部、作文の実施がない学校もあります。   面接 個人面接や集団面接、グループ活動など、学校によって形式が異なります。   一部、面接の実施がない学校もあります。 適性検査の内容 適性検査には、小学校6年間の学習内容の範囲内からしか出題をしてはならないという制約があります。   これまで学んだことや身につけた知識を総合的に使って答えを導き自分の考えを表現する問題で、多くの場合は科目の垣根を超えた教科複合型の出題となっています。   適性検査で出題される問題は、主に以下の3種類に大別されます。 小学校の学習内容の定着と、知識の応用力を見る問題 小学校で習った基礎的な学習内容の定着度と応用力が試されます。   与えられた資料から、課題の発見や解決の工夫などを見る問題 統計資料や、身の回りの事象にまつわる会話・写真・図などから、情報の読み取りや計算処理を行ううえでの課題の発見力・解決の工夫力が試されます。   自らの考えを論理的に表現する力を見る問題 資料・文章の内容を理解し、自分の考えを論理的に表現する力が試されます。   4. まとめ   中高一貫校について紹介しました。   中高一貫校に入学することは、勉強面でも生活面でも多くのメリットがあります。   一方で、6年間同じ環境で過ごすことがデメリットとなり得る場合もあります。   学校ごとに特色が違いますので、気になる学校があれば、学校のHPなどで納得いくまで調べてみることが大切です。

夏は受験の天王山!「天王山」って何? 夏のギモン5選

暑い日々が続きますね! 夏は受験の天王山!!!とよく言われます。受験生の皆さんは、勉強はかどっているでしょうか?   ★宣伝★ 文理のLINE公式アカウントに「夏休み応援メニュー」出現中! 夏休みの計画づくりをサポートします。 くわしくはこちら     ところで…「天王山」って、何か知っていますか? 今日は、夏にまつわる、ちょっとしたギモンを5つ取り上げます!         夏は受験の天王山!「天王山」って何? 「天王山」は、「てんのうざん」と読みます。どういう意味でしょうか?   天王山とはとても高い山のことで、登るのが大変だけど重要という意味…… ということではありません。   天王山は京都にある山のことで、本能寺の変のあと、明智光秀と羽柴秀吉が戦った場所です。明智光秀は織田信長の家臣でしたが、信長を裏切ります。信長は京都の本能寺で命を落とすことになりました。これが本能寺の変です。同じく信長の家臣であった羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が、敵討ちのため京都へ進軍。光秀は京都で迎え撃ちます。 2人の戦いは秀吉の勝利で終わり、その後秀吉が天下統一を果たすわけですが… その中で、「秀吉が先に天王山を占拠したこと」が、勝敗の大きな分かれ目となったといわれています。   このことから、「勝敗の分かれ目」「ここ一番の大勝負」といったときに、「天王山」という言葉を使うようになりました。 つまり、夏休みを制する者が受験を制する、夏休みが結果に大きく影響する重要な時期、ということですね。       暑い日に、道路がゆらゆらして見えるのはなぜ? 「暑い暑い」と言いながら、家に帰っているとき…道路の上のあたりが、ゆらゆらして見えることはありませんか?   これは、「シュリーレン現象」と呼ばれる現象です。強い日差しでアスファルトが温まると、地面に近い空気が温められて、膨張します。 膨張すると、空気の密度が低くなり、密度の高い空気がある方に上昇していきます。 密度が異なると、光の屈折率…曲がり方、が変わってきます。 密度の異なる空気が混ざり合うことで光の屈折が様々な方向に起こり、それがゆらぎとして目に見えているのです。   この空気のゆらぎは、「陽炎(かげろう)」とも呼ばれます。かっこいいですね。   なお、シュリーレン現象は空気中だけで起こるものではなく、水に食塩や砂糖などを溶かすときにも見ることができます。         どうして花火大会は夏に多いの? 花火大会はとても楽しいけど、蒸し暑いし人も多くて大変… どうして夏にやることが多いのでしょうか。   諸説ありますが、一説としては、 「もともとは、江戸時代に行われていた慰霊祭が起源だから」というものがあります。   江戸時代、飢饉や疫病の流行で多数死者が出たことを受け、隅田川の川開きの日に慰霊のための水神祭が開かれました。 そこで打ち上げ花火が上げられたことをきっかけに、隅田川の川開きの際に打ち上げ花火を上げることが恒例行事となり、全国に広まった、という説です。   「花火と言えば夏」と漠然と思っていましたが、こんな始まりがあったんですね。 教科書に載っている「江戸時代」は、現代とつながっているんだな、と実感できます。         かき氷っていつからあるの? みなさんは今年、かき氷食べましたか?私はまだです。   最近はふわっふわでクリームたっぷり、ケーキのようなかき氷なんかもありますが、かき氷っていつごろから食べられているのでしょうか。   原型となるものは、少なくとも平安時代には食べられていたことが分かっています。 教科書にも載っている、清少納言の『枕草子』の中には…   削り氷に甘葛(あまずら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる   という文があります。 天葛はシロップのようなものです。 つまり、「削った氷にシロップをかけて、あたらしい金属のお椀に入れたもの」ということになります。 完全に“かき氷”ですね。   当時は冷凍庫もありませんから、氷は貴重なものでした。限られた人だけが食べられる、高級スイーツだったんですね。   今では、だれでも気軽にかき氷を食べられるようになりました。「清少納言も食べたんだな」と思うと、これまた味わい深くなりそうです。           夏休みにドリルがおすすめなのはなぜ? さて、最後のギモンです。 「夏休みに自分でドリルを用意して取り組む」 これって必要なのでしょうか?   結論から言うと、おすすめ!です。 その理由は2つあります。 1)休み中の学習習慣を維持するため 2)授業が進まない間に、苦手を克服するため 1)休み中の学習習慣を維持するため 休み明け、突然毎日授業がある生活に戻るのは大変なもの。「毎日少しでも机に向かう習慣」は、なるべくつけておいた方が安心です。(短くてもOK)手軽なドリル、楽しく取り組めるドリルを買って、ちょこっとずつ取り組むのはいかがでしょうか。   たとえば…   教科書ドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     おかしなドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     2)授業が進まない間に、苦手を克服するため 毎日授業で新しい知識を覚える中で、復習を並行して行うのは意外と大変…長い休みは、絶好のチャンスです! 分野に特化したドリルや、ざっと全体をさらって苦手を見つけられるドリルを使って、休み中に苦手をつぶし、2学期に向けた土台を作りましょう。   たとえば…   できるがふえるドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   全科まとめて ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     おわりに 夏のちょっとした疑問について、取り上げてみました。 知ると、「なるほど!」となることばかりで、楽しいですね。   普段の生活の中で、ふと思ったことがあれば、ぜひ調べてみてください。 自由研究の糸口なんかも、見つかるかもしれません。         ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: かき氷食べたいです。

土用の丑の日とは?おいしいものを食べて夏バテ対策!

いよいよ夏休み! 例年以上に暑く感じる夏!夏休みが始まったご家庭も多いかと思います。 いかがお過ごしでしょうか? 最近、スーパーに行くと「土用の丑の日」という広告を見たり、たくさんうなぎが並んでいるのを目にしたりしますね。 「土用の丑の日」、あまり聞きなれない言葉です。どのような意味なのでしょうか?   土用の丑の日とは? 「土用」とは、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。 丁度現在は立夏の直前の約18日間の「土用の期間」となります。 「丑の日」とは、十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い)」のうち 「丑(うし)」の日を指します。 十二支は一年の始まりに意識しますね。 今年は「辰(たつ)」の年ですが、実は十二支は年を表すだけでなく、月や日を表すことも多く現在でも運勢占いなどに使われているのです!   2024年の土用の丑の日は1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日であり、 現在は立夏の直前の7月24日、8月5日に夏ならではのうなぎなどのおいしい食材がたくさん並んでいるのです! 季節の変わり目ということで、昔から体の疲れやすい時期だったのかもしれません。 全力で夏を楽しむために、あえて栄養のあるものをたくさん食べてゆっくりする時間をつくってみましょう♪   なにを食べるの? 「丑(うし)の日」ということで、うなぎ以外でも“う”で始まる食べ物を食べると良いという風習があります。ダジャレですね。 うどん、ウリ(きゅうりなど)、牛、馬…など、 暑いなかでも食べやすいものや栄養をつけられる「う」からはじまる食材はうなぎ以外にもたくさん! スーパーへ行って探してみましょう。   特に、梅干しがおすすめです。酸っぱい梅干しは、栄養もたくさんで元気がでます! 特にお手製の梅干しを作る方は、5月~6月に梅を買って、梅酢に漬け込み土用の丑の日前後のかんかん照りが3日以上続く日に梅を干し、梅干しが完成します。 夏に梅干しを食べるのが待ち遠しいです!     元気が出てきたら遊びも勉強も全力で! たくさん時間があるのは、夏休みならでは。栄養を摂って、遊びや夏休みの宿題、自主学習をがんばりましょう♪ 夏休みにおすすめの学習参考書をご紹介します。   ①全科まとめて この一冊で、全教科をしっかり復習。 夏休みも毎日積み重ねが大切な学習を続ける習慣を忘れないようにしましょう! ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   ②わからないをわかるにかえる英検5級 9月には第二回試験の申し込みが締め切られ、10月に試験が実施されます。 時間がある夏休み。英語も目標を決めて学習をはじめてみませんか? ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   ③教科書ワーク お通いの学校で使っている教科書に沿って学習できます! 得意教科もニガテ教科も、復習はもちろん予習も進めて、万全の状態で新学期のスタートを切りましょう! ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら

高校入試で重視される内申とは?

高校入試で非常に大切な「内申」。 内申とは、生徒の学校生活全体を評価したものです。 今回は内申書の内容や内申点の重要性、内申点の計算方法について詳しく説明します。 普段のみなさんの学校生活をもとに作られる内申書の中身を理解して、内申点を着実に上げていきましょう!       高校に提出される内申書 内申書(調査書)とは 内申書(調査書)は、日頃の成績、出欠状況、行動の記録などを総合的にまとめた評価書であり、中学校9教科の5段階評定を点数化したものです。 これらは高校入試で合否を左右する重要な書類で、みなさんが志望する高校に提出される公式な文書となります。 日頃のみなさんの様子が反映されるため、早めの対策が重要になってきます。   成績表(通知表)との違い 通知表は、生徒と保護者に渡されるもので、各学期の教科の成績や授業態度の評価が記載されています。先生の所見欄などもありますね。 つまり、通知表は学期ごとの学業成績が記載される一方、内申書は学年ごとの学業成績が記載されるという点が大きな違いといえます。 ※ただし、受験を寸前に控えた中3の成績は学年末まで入ると間に合わないため、間に合う時点での成績が反映されています。3学期制だと2学期まで、2学期制だと後期の中間までが内申書に反映される成績となります。         高校入試で内申点が重要なわけ では、どうしてこの「内申点」が重要になってくるのでしょうか。   それはズバリ、「高校入試は「学力テストと内申点の合算で合否が決まる」から」です。   多くの高校では、学力テストの成績と内申点を合算して合否を決定します。 そのため、学力テストで高得点を取るだけでは合格が難しく、日頃の積み重ねによる「内申点」が重要になるというわけですね。   内申点が合否を分けることもある 特に競争の激しい高校では、学力テストの点数が同じ場合、内申点が高い生徒が優先されることが多いです。 こう聞くと、一発で結果が決まってしまう学力テストだけでなく、内申点を上げることが合否を左右する重要なポイントになることが、じわじわと伝わるのではないでしょうか。         内申点の扱い 内申点は公立高校と私立高校で扱われ方が異なります。 詳しく見てみましょう。   公立高校の場合 すべての都道府県で「内申点」が公立高校の入試判定に活用されており、内申点の比重が大きいことが多いです。 地域によっては内申点が合否の半分以上を占めることもあります。地域によって違いもあるため「自分の住んでいる地域 + 内申点」などと検索してみてもいいでしょう。   私立高校の場合 私立高校では、学力テストの成績が重視される場合が多いですが、内申点も無視できない要素です。特に推薦入試では、内申点が重要な役割を果たします。 内申にある「出欠日数」が少ないと推薦すら受けられない可能性も出てきます。         内申書の内容 それでは、ここで内申書の中身について詳しく見てみましょう。 下の画像が内申書の一例です。 (出典:千葉県ホームページ https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2023/koukou/050914jissiyoukou.html)   ①氏名などの基本情報 生徒の氏名や生年月日、住所などの基本情報が記載されます。   ②各教科の学習記録 各教科の成績や授業での取り組み方が詳細に記録されます。ここが学年別で書かれていることが、通知表との違いですね。   ③出欠日数などの学習時間の記録 学校にしっかりと通っているかが記録されます。私立高校の推薦入試の場合は欠席日数が多いとそもそもの出願ができない場合もありますから、やむを得ない欠席以外は避けましょう。   ④総合所見・行動の記録・特別活動などの記録 クラブ活動や学校行事での活躍、日常の行動などが記録されます。 地域によって内容は異なりますが、性格や人との関わり方、物事への取り組み方などの特徴が記載されることが多いです。 例えば、この記事に掲載している地域の内申書では「行動の記録」は「基本的な生活習慣」「健康・体力の向上」などの10項目に対して、「〇」が書き込まれるスタイルですね。 基本的には生徒の特長を「長所」として書くことが多いので、安心してご自身の個性を発揮してくださいね。   内申に記載される学年は都道府県によって異なる 内申書に記載される学年は地域によって異なるため、自分の地域のルールを確認しておきましょう。 例えば東京都や愛知県は中3の成績のみ、神奈川県は中2・中3の2年間、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県などは中1・中2・中3の3年間分の成績が内申に記録されます。         内申点の計算 ここでは、内申点の計算方法についてお伝えします。 自分の目指す高校にはどちらの内申点が関わるか把握しておきましょう。 自分の内申点を知りたい!と思ったときにも計算できますよ。   素内申 素内申とは、各教科の総合評価をそのまま合計した点数のことです。 満点は45点となります。 つまり、9教科の成績がオール4だった場合、9×4=36点となります。     換算内申点 換算内申点は、素内申を特定の基準に従って計算し直した点数のことです。特定の科目を2倍にしたり、1.2.3年生の成績をすべて合計したりと様々です。 学校や地域によって計算方法が異なります。    例えば、東京都の場合(3年生の成績のみが反映されます) 学力テストの結果と内申点は、都内公立高校の場合原則として7:3の比重です。 合否は1000点満点で判定されるため、学力テストが700点、内申点が300点となります。 令和5年度入学者選抜から、新しくスピーキングテストである「ESAT-J」の点数が加わり、総合得点は1020点満点になっています。   換算内申点を上記の内申点300点に換算するためには、以下の計算式が使用されます。  (自身の換算内申点)÷65点(換算内申点の満点)×300点   ※学力検査を3教科(国・数・英)、学力検査の得点と調査書点の比率を「6:4」で実施する学校もあります。また、定時制課程の第二次募集では「5:5」を採用する学校もあります。ご自身の目指す学校でそれぞれ調べてみてください。       内申点を上げるコツ 1:定期テストを頑張る 定期テストの成績は内申点に直結します。毎回のテストで高得点を目指しましょう。   2:実技4教科をおろそかにしない 音楽、美術、保健体育、技術・家庭などの実技教科も内申点に含まれます。割合が主要5教科と異なる可能性がありますが、侮ってはいけません。これらの教科は努力や取り組み方が成績に直結しやすいともいわれています。積極的に取り組むようにしましょう。 実技教科で高い成績を取ることで、学力テストの点数が多少低くても内申点で補うことができるかもしれません。   3:課題の提出や授業態度など日々の行動を意識する 課題をしっかり提出し、授業中の態度も良くしましょう。日常の行動が内申点に強く影響します。内申の「総合所見・行動の記録・特別活動などの記録」はここが重要視されますからね。         内申点アップに役立つ!おすすめの問題集 中学教科書ワーク 教科書に準拠した問題集で、基礎から応用まで幅広く学習できます。 とことん教科書に沿って作られているため、定期テスト対策にはばっちりです! また、日頃の予習復習にももってこいですよ。 みなさんが日頃お使いの教科書に合ったものを使ってください。 ワークの右上を見ると対応する教科書の名前が書いてあります。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     中間・期末の攻略本 定期テスト対策に特化した問題集で、効果的に点数を上げるための対策が盛り込まれています。 こちらも教科書に沿って作られている、通常「準拠版」と呼ばれるものです。 定期テストで出やすい問題を重点的に絞って作っているので、効率的にテスト対策ができます!   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     これらを活用して、確実に内申点を上げていきましょう!

「お盆」のひみつ 2024

毎日、暑い日が続きますね。 この時期の観測史上最高気温が連発し、40℃って聞いても、驚かなくなってきています。 もう、夏も同然です。      そんな今日この頃、学生さんは夏休みも間近! お勤めの方は、「お盆休み」はどう過ごそうか、そろそろ頭をよぎる頃ですね。 皆さん、お盆が待ち遠しいのではないでしょうか? 私自身がお盆休みを楽しみにしているので、昨年にひきつづき「お盆」について、ちょっと書いてみようと思います。       「お盆」っていつ?   今年2024年のお盆は、8月13日から16日です。 盆の入りが13日、盆の明けが16日。地域によって異なりますが、この期間に「お盆休み」を設定する会社が多いのではないでしょうか。 今年は、8月11日の山の日が日曜日のため、12日の月曜日が振替休日となり、8月10日の土曜日から8月18日の日曜日までの9連休になるところが多そうです。 (ちなみに、弊社のお盆休みも8月13日~16日なので、9連休です!)     やはり「お盆」というと、「8月」を思いますよね。   ここで、あらためて『お盆』のおさらいです。 全国的に「お盆」といえば、8月15日が主流になっていますが、 8月のお盆を「旧盆」、 7月のお盆を「新盆」といいます。     全国的には8月の「旧盆」の地域が多いですが、 7月の「新盆」の地域は、東京の一部や、北海道、石川、神奈川、静岡、山形、栃木、佐賀の一部地域が7月だそうです。 (また、東京の多摩地区では7月下旬から、沖縄では8月中下旬に行う場合も)     なぜ、7月と8月と分かれているかというと、暦の変化です。 明治時代に旧暦から新暦に変わったため、それに伴って、のようですが、農家の方の繁忙期と重なったからということもあるようです。     そもそも「お盆」って?   諸説ありますが、「お盆」はやはり仏教から来ている言葉で、「盂蘭盆会」(うらぼんえ)を省略して「お盆」と呼ばれています。 「ウラバンナ」という音からきていて、それは「逆さ吊りの苦しみ」という意味です。 逆さ吊りにされたような苦しみを受けている人に供養をしたところ、その功徳によって救われたそうです。 そのような信仰や仏教思想が結びついてできた行事と言われています。        「お盆」で何をやる? 地域や宗派によって、さまざまなので一概に言えませんが、ここでは一般的なことを紹介してみたいと思います。   迎え火 ご先祖様を迎えるために、「迎え火」を焚きます。 「迎え火」や「送り火」には麻の茎を乾燥させたものなどを燃やします。 家に迷わず来られるようにという目印だそうです。 また、地域・風習によっては、キュウリやナスで馬や牛を作ったり、ほおずきを飾ったりしてお供えをするところもあるようです。 キュウリに割りばしで足をつけるのは、馬に乗って早く来て、ナスに割りばしで足を付けるのは、牛に乗ってゆっくり帰ってもらうという意味があります。 テレビ(日曜放送の国民的アニメ)では見たことがありますが、私は作ったことがありません。 地域性や風習の違いでしょうか、皆さんはいかがでしょう。     送り火 「送り火」は、お見送りをするために焚きます。 有名なものは京都の「五山送り火」(大文字焼)や長崎の「精霊流し」などがあります。 「五山の送り火」は、京都で毎年8月16日に行われ、「大文字焼」として親しまれていますね。 五山で「大」(右)、「妙」「法」、「舟形」、「大」(左)、「鳥居」の形に点火されます。 「大文字焼」は見たことがありますが、遠くから見ても壮観で迫力があります。          お墓参りに「キリコ」? お墓参りに行くときは、ろうそく、お線香、お供え物などを持っていきますね。 私の出身の地域(金沢市)では、さらにプラスして「キリコ」という木と紙でできた灯篭のようなものを持っていくのです。         お墓の前に「キリコ」を吊るすひ竿や紐が貼られており、そこに吊るす風習があります。 この「キリコ」を持っていくのはお盆では当たり前だと思っていましたが、地域限定のものだと大人になって知りました。 「キリコ」は7月のお盆の時期になると、スーパーやホームセンターに山積みになって並び始めます。            自分たちがお参りするお墓の分の「キリコ」を買います。 また、宗派にあわせて、たとえば浄土真宗なら「南無阿弥陀仏」、曹洞宗なら「南無釈迦牟尼仏」と書かれたものを選びます。         キリコの裏には、名前を書いてお供えするので、お墓の前に吊るされている「キリコ」を見ると、誰が来たかがわかったりします。 「あのおじちゃん、お参りに来たんだ~」とか、「いとこたち、これから来るんだね」とか。 現在のキリコは、木の板状のコンパクトのものに変わりつつありますが、かつては、灯篭のような形のものでした。 何件かお墓参りに行くときは、「キリコ」がたくさん持って行ったので、まあまあかさばりました。   そんな「キリコ」はお盆が終わるとお寺さんで処分しないといけなくて、もろもろ廃棄するのに大変と、20数年前に話題になり、転換期を迎えました。 それをうけて、今は「箱キリコ」から「板キリコ」が主流になっています。   今は、スーパーなどで多く積み上げられているのは「板キリコ」で、供養の形も時代の流れとともに変化しているといった感じでしょうか。         「お盆」 毎年、お盆休みの1か月前、この時期になると、お盆休みの帰省のきっぷを予約しないとなぁ、と。 帰省したら、お墓参りに行かなきゃ、と思います。 お盆休みなんてなかったり、受験や部活で忙しい人もいらっしゃると思いますが、お盆休みに家族や親戚で集まることがあったら、ちょっと多忙な日常から一息ついてみてください。 お墓参りや団らんをきっかけに、いろんなこと、話してみるのもいいかもしれませんね。            夏休みにちょっとがんばってみよう、と思う人におススメ![PR] 小さいサイズのドリル♪ なので、無理なく取り組めます。 さんすう、こくごは教科書に合っているものを選べます!   文理の「教科書ドリル」、よろしければご覧ください。      ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       ~今回の執筆者~   イニシャル:NK   所属:営業部門   年齢:50代   今回のひとこと:新幹線チケット取らないと

アゲモノ【第6回】「円の面積」

    学び直したい大人に贈る連載「アゲモノ」 昔習った気がするあれやこれ… 少し思い出してみませんか? おいしいアゲモノが一緒だから、サクサク取り組めます         質問 この図形は何に見えますか?   ▼選択してください▼   エビフライ   トンカツ    からあげ                                                  本当にそうでしょうか?   戻る▲                                                                                                   そう!エビフライに見えますね。                     では問題 このエビフライのように見える図形の面積を求めなさい。円周率はπとする。         ヒントを見る▼     解答・解説へ▼         ※この下へスクロールするとヒント①が見えますのでご注意ください。                                                                                                                                                                                                       ヒント① 半径rの円の面積は、πr² また、半径r、中心角a°のおうぎ形の面積は、πr²×a/360     問題にもどる▲   ヒント②へ ▼     解答・解説へ▼             ※この下へスクロールするとヒント②が見えますのでご注意ください。                                                                                                                                                                                                             ヒント② パズルのようにぴったりはめると…?しっぽの部分を足すのも忘れずに。       問題にもどる▲   ヒント①へ ▲     解答・解説へ▼                 ※この下へスクロールすると解答が見えますのでご注意ください。                                                                                                                                                                                                                                                                   解答・解説   解答 36πcm²     小さい半円を図のように移動させると、 衣の部分を大きな円の半分と見なすことができます。 この大きな円の半径は8cmなので、衣の面積は、π×8²×1/2=32π(cm²)です。   しっぽの部分を忘れずに足します。この部分は、半径4cmの円の1/4なので、面積は、π×4²×1/4=4π(cm²)となります。   求める面積は、32π+4π=36πより、36πcm² です。     ★ちなみに★ πは「周囲(perimeter)」の意味を持つギリシャ語 περίμετρος (ペリメトロス) の頭文字です。     問題にもどる▲           次回もお楽しみに!     学び直しおすすめ書籍 ①大人の教科書ワーク ちょっとしたギモンを小中学校の教科書を振り返りながら解説! 「なにかやってみたい」「読み物として楽しみたい」 そんなあなたにおすすめ。 ▲日常の悩みやギモンを、小中学校の教科書で解決!   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら     ②わからないをわかるにかえる学年別・領域別 中学生向けの超基礎シリーズ。 中学校の学習に沿ってやり直したい人におすすめ。 平易な言葉でイラスト豊富に解説し、問題量も多すぎないので学び直しにも活用できます。   ▲基礎をいちからていねいに学び直したいときに   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら       ③コーチと入試対策!3年間の総仕上げ 短期間で高校入試対策シリーズ。 要点だけ、さらっとやり直ししてみたい人におすすめ。 1教科10日間で中学3年間をざっと確認できます。   ▲紙面もかわいく、キャラクターによるヒントが豊富です   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら     ④旅するワーク 「地球の歩き方」とコラボした新シリーズ! 世界の国々の地理・歴史について、旅行気分で学び直してみませんか? 「知らなかった!」となる豆知識もたっぷりで、大人でも楽しめます!   ▲地球の歩き方ライターによるコラムも豊富で読み応え抜群!   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら

高校入試に向けて準備をしよう! 【公立高校編】

中学生のみなさん、行きたい高校は決まりましたか? 今日の記事では、高校入試、とくに公立高校の入試について解説します。 公立高校入試の仕組みを理解して、入試に向けてしっかり準備をしましょう。   そのまえに、まずは、公立高校とはどんな学校なのかを見ておきましょう。   公立高校のと私立・国立高校のちがい 高校には、運営主体のちがいによって、公立高校、私立高校、国立高校があります。   公立高校 公立高校は、都道府県や市町村などの地方自治体が運営する高校です。原則として、その地域に住む人だけが通うことができます。 私立高校 私立高校は、学校法人などが運営する高校で、学校ごとに建学の精神をもち、独自の特色ある教育を行っています。 国立高校 国立学校法人が運営している高校です。国立大学付属のため、充実した教育環境が整えられており、教育水準も高いです。     公立高校の特徴 3種類の高校のうち、公立高校の特徴をもう少し詳しく見てみましょう。   普通科と専門学科 公立高校は、大きく普通科と専門学科に分けられます。   ●普通科…広く一般的な知識を学ぶ学科。進学希望者向けのカリキュラムを組むところが多い ●専門学科…特定の分野についての専門知識や技術を学ぶ学科   近年は、普通科と専門学科の要素を合わせもつ総合学科も増えつつあります。   学費 公立高校の授業料は自治体ごとに定められています。 公立高校の3年間の学費は総合平均で140万ほどです。 私立高校の総合平均が300万ほどなので、大幅に安く抑えられています。   校風 公立高校の校風は学校によってさまざまですが、一般的な傾向として、私立高校に比べて校則などが厳しくなく、自由度が高い学校が多いです。     地域で異なる公立高校入試 ここからは、公立高校の受験を考えている人に向けて、入試の特徴をお伝えします。   地域によって入試の仕組みが異なる 大前提として、公立高校の入試制度は、各都道府県または市町村などの地方自治体が定めています。 地域によって制度が異なるため、公立高校を受験する際は、必ず自分が受験する公立高校が属する自治体の情報を確認しましょう。   「学区」が定められている地域もある 地域によっては「学区」を定めているところもあります。学区とは、通学を認める範囲として決められた区域を指します。 学区が定められている普通科の公立高校の場合、原則として、その地域に住む人しか受験できません。 しかし、地域によっては学区そのものがなかったり、学区外の生徒の受験も一部認めていたりするとこともあります。 近年は、学校選択の機会拡大や少子化を理由に、学区を撤廃・再編する自治体が増えてきています。   同一地域の公立高校は1校しか受けられない? 公立高校の試験日は地域ごとに決まっています。 そういうと、公立高校は1校しか受験できないように聞こえるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。 後から説明しますが、日程が異なる、推薦入試と一般入試の2回を受験できる地域もあります。 定員割れなどの理由により、一般入試の二次募集を行っているところもあります。 愛知県は一回の一般入試で、A・Bグループのなかからそれぞれ1校ずつを選択し、第一希望、第二希望の2校まで受験校を選択できる複合選抜制度を取っています。 このように、志望できる公立高校の数や出願の機会も自治体によって異なります。   内申点が重視される地域がある 公立高校では、内申点を重視する地域もあります。内申点とは内申書(調査書)に記載される成績のことです。 私立高校でも内申を加味する学校はありますが、公立高校の場合、自治体ごとに内申点をどの程度、入試の得点として反映するかが明確に定められています。       公立高校の入試制度 公立高校の入試形体はおもに、一般入試と推薦入試に分けられます。   一般入試  学力検査の結果と内申点で合否が決まる入試形態です。  学力検査は多くの場合、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で行われます。 内申点については、自治体ごとに、内申書の「どの学年の、どの教科の評定を、どのくらいの割合で入試の得点に加算するか」が決められています。   推薦入試 公立高校の推薦入試は大きく分けて、「学校推薦」と「自己推薦」があります。   ●学校推薦  ・多くの場合、学校長の推薦があってはじめて出願できる ・地域によっては、推薦要件を設けているところもある ・多くの場合、学力検査はなく、調査書や推薦書と、面接や作文、小論文などの結果で合否が決まる   ●自己推薦 ・多くの場合、学校長の推薦は不要 ・自分で志願理由書を書いて提出 ・学力検査がある場合がある               公立高校の入試スケジュール 公立高校のおおよその日程は下記のとおりですが、必ず自分の志望する高校が属する自治体の、受験日および出願の締め切りを確認するようにしてください。   推薦入試の日程 1月後半から2月前半に実施する地域が多いです。   一般入試の日程 2月後半から3月前半に実施する地域が多いです。     公立高校入試対策 ここからは、公立高校入試対策の方法についてです。   志望校の情報収集をする これまで述べてきたように、公立高校の場合、各地自体によって入試制度が異なります。 まずは、志望校が属する自治体のHPなどから入試に関する正確な情報を集めましょう。   過去問を入手して解く 公立高校の過去の入試問題は公開されているので、受験する地域の問題を入手して解いてみましょう。出題の傾向や、合格ラインと今の自分の実力とのギャップなどを把握しましょう。   入試までのスケジュールを立てる 公立高校の推薦入試は1月後半から2月前半、一般入試は2月後半から3月前半に設定されていることが多いです。 中3になったら入試日から逆算して、学習スケジュールを立てましょう。 まだ、立てていないという人は、今から計画して、部活引退後の夏休みから集中して取り組むようにしましょう。     基本・標準問題の取りこぼしがないようにしておく 公立高校に限らずですが、入試で満点を取る必要はありません。合格点に達すればよいのですが、そのためには、問題集を解いてみて、そのなかの基本・標準問題は確実に正解できるようにおきましょう。 応用問題や新傾向の問題についても対策は必要ですが、基礎がしっかりできていてはじめて、それらの問題も解けるようになります。   内申対策をする 普段の学習をしっかりと行い、定期テストでよい点を取れるようにがんばりましょう。それが内申対策につながります。     公立高校対策に! おすすめ問題集2選 ここからは公立高校入試対策にもなる、おすすめの書籍の紹介です。(国立・私立高校の受験対策にも、もちろん使えます!)   基礎学力養成&内申対策に「中学教科書ワーク」 公立高校の学力検査では、中学校の教育課程に即して、特定の分野に偏ることなく出題されます。中には難しい問題が出題されることはありますが、内容としては、原則3年間で学んだ教科書の範囲からの出題になります。 つまり、3年間の学習の積み上げが、入試本番でも重要になるということです。 また、内申においては、定期テストの得点の比重が大きいので、定期テストでよい成績を取っていたほうが、入試でも有利にはたらきます。 そこでおすすめなのが「中学教科書ワーク」です。 こちらは高校入試対策用の問題集ではありませんが、3年間かけてじっくり基礎力をつけて公立高校入試を目指す生徒さんに、ぜひ使っていただきたいシリーズです。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     実戦力をつける「完全攻略 高校入試」 公立高校の入試の内容は、原則教科書範囲の出題ですが、教科書の問題だけを解いていれば合格できるというものでもありません。 高い問題のレベルや、多様な設問の切り口に慣れておかなければ、入試本番で合格点を取ることは難しいでしょう。 そこでおすすめなのが、「完全攻略 高校入試」です。 「中1・2の総復習」と「3年間の総仕上げ」の2シリーズがあります。   中1・2の総復習 1か月程度で、高校入試範囲の約7割を占める、中1・2の学習内容を効率よく復習できる   3年間の総仕上げ 2か月程度で、中学3年間の学習内容を確認。入試でよく出題される問題を、出題形式別や模擬テスト形式など、さまざまな角度から解く演習ができる   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 公立高校入試は、地域によるちがいが大きいです。 そのため、まずは、自分が志望する高校のある地域の情報を入手するようにしましょう。 入試、特に一般入試では、学力検査で中学3年間で学習したことがらの理解度が測られるとともに、内申点も見られています。 おすすめの問題集を使って、高校入試合格を目指してじっくり対策しましょう。  

アゲモノ【第5回】「文節のはたらき」

    学び直したい大人に贈る連載「アゲモノ」 昔習った気がするあれやこれ… 少し思い出してみませんか? おいしいアゲモノが一緒だから、サクサク取り組めます           問題 次の下線部で示した文節のはたらきとして正しいものを、あとのア~オからそれぞれ選びなさい。   ぼくはその日、①サックサクのコロッケを買った。 早く帰ろうと、②いそいそと歩き出したが、ついにがまんできず、一口ほおばってしまった。 その瞬間、なんともいえない幸せな気持ちが胸に③広がった。   ア 主語イ 述語ウ 連体修飾語エ 連用修飾語オ 接続語   ヒントを見る▼     解答・解説へ▼         ※この下へスクロールするとヒント①が見えますのでご注意ください。                                                                                                                                                                                                       ヒント① 修飾語は、「何を」「いつ」「どこで」「どのように」など、他の文節の内容を説明する働きをもつ。連体修飾語は体言を、連用修飾語は用言を詳しく説明するもの。       問題にもどる▲   ヒント②へ ▼     解答・解説へ▼             ※この下へスクロールするとヒント②が見えますのでご注意ください。                                                                                                                                                                                                             ヒント② 体言は名詞のこと。用言は動詞や形容詞、形容動詞のこと。         問題にもどる▲   ヒント①へ ▲     解答・解説へ▼                 ※この下へスクロールすると解答が見えますのでご注意ください。                                                                                                                                                                                                                                                                   解答・解説   ①ウ ②エ ③イ   ぼくはその日、①サックサクのコロッケを買った。 ①=ウ 連体修飾語 早く帰ろうと、②いそいそと歩き出したが、ついにがまんできず、一口ほおばってしまった。 ②=エ 連用修飾語 その瞬間、なんともいえない幸せな気持ちが胸に③広がった。 ③=イ 述語   ①は、「コロッケ」の状態を説明しています。「コロッケ」は体言(名詞)なので、連体修飾語です。 ②は、「歩き出した」の様子を説明しています。「歩き出した」は動詞、つまり用言なので、連用修飾語です。 ③は、主語「気持ちが」に対応した述語です。       問題にもどる▲           次回もお楽しみに!     学び直しおすすめ書籍 ①大人の教科書ワーク ちょっとしたギモンを小中学校の教科書を振り返りながら解説! 「なにかやってみたい」「読み物として楽しみたい」 そんなあなたにおすすめ。 ▲日常の悩みやギモンを、小中学校の教科書で解決!   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら     ②わからないをわかるにかえる学年別・領域別 中学生向けの超基礎シリーズ。 中学校の学習に沿ってやり直したい人におすすめ。 平易な言葉でイラスト豊富に解説し、問題量も多すぎないので学び直しにも活用できます。   ▲基礎をいちからていねいに学び直したいときに   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら       ③コーチと入試対策!3年間の総仕上げ 短期間で高校入試対策シリーズ。 要点だけ、さらっとやり直ししてみたい人におすすめ。 1教科10日間で中学3年間をざっと確認できます。   ▲紙面もかわいく、キャラクターによるヒントが豊富です   ▶シリーズページはこちら    ▶ご購入はこちら  

【今が旬】魅惑のタコ!釣って観察してみよう

魅惑のタコ釣り たこ焼きやタコブツ、串焼きがおいしいタコ。実は魚のようにタコにも旬があります!タコの旬は夏で、7/2と8/8はそれぞれ「タコの日」として制定されています。   7月2日は「半夏生」。タコを食べて元気に! この時期は梅雨の終わり頃で雨が多い時期です。 農作物がタコの吸盤のようにしっかり根付き、実るように願いを込め、タコを食べていたことが由来となっています。2024年は7月1日が「半夏生」にあたります。ぜひタコ料理をお召し上がりください♪ 8月8日もタコの日! タコの足の数である「8本」にちなんで、8月8日もタコの日として制定され、知られるようになりました。タコの日が年に2回、どちらも夏にあるのは不思議ですね! 魅惑のタコ タコは、実は「海の霊長類」と呼ばれるほど神経系が発達していて、頭がよいのです。神経細胞の数は、なんと犬にも相当すると言われています。身体能力も抜群です。心臓が3つあって素早く泳ぐことができたり、体の色を変化させて隠れたり威嚇したりすることもできます。そんなタコの寿命ですが、ミズダコで3~5年ほど。知能の高さ・身体能力を考えると、深海にいるタコや大きなタコは「文明を築くこともできるのでは?」とも言われています。 タコに関する面白い実験や都市伝説が溢れています。ぜひ調べてみてください♪   生きているタコを観察したい!タコ釣りに挑戦 6月1日に、東京湾でタコ釣りが解禁となりました。 日本の幅広い地域の岩礁性の海岸に生息しています。船で釣るサービスを利用する方、岸壁から釣る方など様々です。「タコエギ」という魚を模した道具にタコを寄せるスプレーをかけて、海底や岩場にいるタコを狙います。道具は100円ショップでも揃えることができるので、気軽に始められます♪ 釣り竿(ルアーロッド)にタコエギを装着して、海に落とすと… タコエギにタコが抱きついてきます! かわいいですね! 釣ったタコを観察してみた! タコは水の外も認識することができます。水槽の近くを人が通ると威嚇して水を吐きます! 体の色も次々と変わります。 脱走がとても得意で、海水の塩分濃度や温度の変化に弱いタコ。飼育はとても難しいですが、しっかり設備を整えて愛情を込めて育てると、飼い主を見分けてなつくこともあるようです。 今回はまだ十分に成長していない個体だったので、観察後海に返しました。   毒のあるタコに注意! 釣り場に行かれる際は、釣り場が安全か・釣る許可が下りているのか・釣り方に制限があるのか等必ず事前に調べましょう。 釣り場ではヒョウモンダコをはじめ、毒を持つタコの出現が報告されています。 必ず、毒のない安全なタコであることを確認してから観察してください。   生きものに会いにいってみよう! タコを飼育している水族館は多くはありませんが、日本各地にあります。 最近では越前松島水族館に世界最大級のタコを展示し、ふれあいもできる「みずだこ館」がオープンしました。図鑑や教科書で学習するのもとっても楽しいですが、生き物が持つ力はとても大きいものです!この夏はお近くの動物園や水族館、公園、釣り場などで気になる生き物を観察して、探究心を深める夏にしてみませんか?   この夏のおすすめ書籍! 知的好奇心をくすぐり、探究心を深める!かがくへのとびらを開いてみよう ふしぎはっけん!たんきゅうブック かがく編 対象年齢:4歳~8歳 ご購入はこちら   小学1~2年生から理科の学習を始めてみよう! コンピュータ上でのテストも体験できる トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク 理科1・2年 対象学年:小学1年生・小学2年生 ご購入はこちら   執筆者 東京営業部.A 生まれはOctoberです