勉強 集中できない!
勉強しよう!と思っても、なんか身が入らない。
すぐ、スマホ触ってしまう。
ちょっと勉強してみるけど、気づいたらYouTube見ちゃう。
部活から帰ってきて、疲れてしまう。
よくわからないけど、なかなか集中できなかったりするのではないでしょうか。
どうにか、集中して勉強できる方法はないものでしょうか。
勉強に集中できない理由
集中できないよ、という人もいろいろな理由のパターンがあると思われます。
パターンごとに見てみたいと思います。
部活などが忙しくて集中できない
学生生活は勉強だけではありません。部活をやっているよ、という人も多いでしょう。
部活をやっている人は毎日、練習があったり、時には夜遅くまでかかったりしますね。
家に帰ってきたらもう時間も遅く、真っ暗ということもあるでしょう。
時間がかかった、遅くなる、ということだけでなく、身体的にも疲れます。
特に、運動部で走り回ったりしたら、疲れて帰ってきます。
1日の中で、授業を聞いて、そのあとで部活をやって帰ってくると、もうグッタリになるのも当然です。
そうなると、帰ってきて勉強しようとしてもなかなか集中できないですよね。
周りがうるさくて集中できない
いやいや周りがうるさくて集中できないんですよ~、っていう人もいるでしょう。
ご家庭の事情で、どうしても一人部屋でない、とかリビングでしか勉強できないっていう人もいるでしょう。
おうちの周りに何もないっていう方は、少ないと思われますので、何かしらの音が聞こえてくるものです。
道路を走る車の音、近所の子どもたちの声、電車が通る音、踏切の音などなど。
せっかく勉強しようと思っていても、周りの音がうるさくて集中できないこともあると思います。
部屋が散らかっていて集中できない
自分の部屋にはいろんなものがあります。勉強に関するもの、教科書や問題集、ノートや鉛筆シャープペンなどの筆記具だけではありません。
自分の趣味のものもありますね。雑誌や本、ガチャガチャでとった小物類など・・・。
洋服ももちろんあります。着てきた制服やパジャマなども、そのまま脱いだまま、洗濯物をそのままハンガーにかけたままなど、棚やクローゼットに収納しないで、散らかったままだと、どうしても集中できない要因になります。
だれでも、勉強をしようとしている場所が散らかっていると、まさに気も散るものです。
誘惑や雑念が多くて集中できない
部屋が散らかっているだけでなく、勉強しようとしている周りに、勉強から離れさせようとする誘惑も多く存在していますね。
教科書や問題集ではない、趣味のものやスマホやマンガなど、部屋には勉強以外のことを考えさせるものがいっぱい潜んでいます。
趣味のもののほうが楽しいので、どうしてもそっちに気がとられてしまいます。ゲームやタブレットもそうですね。
読みたいと思っていたマンガがあると、「お、それ読もう!」ってなりますよね。
集中力を高めるには
とにかく短時間で集中したいんです、という思いがある人は多いでしょう。
どうしたら、集中しやすくなり、集中力を高められるのでしょうか。
健康管理と睡眠確保
部活で疲れて、集中できないという話をしました。
そんな時は思い切って仮眠をとってみるのもいいです。時間がないときは短めの仮眠でも有効です。疲れたまま、我慢してやるよりはいいでしょう。
その程度ではもうダメ、という人は、夜は寝て、朝早く起きて、すっきりしてから勉強するのもいいでしょう。
朝に勉強する、という形に切り替えるのも一つの手です。
睡眠は健康の基礎です。
睡眠不足だと、集中力がどう?だけでなく、注意力も散漫になりますし、健康にも悪影響です。
自分の健康のためにも、まず、しっかり睡眠時間は確保することを意識しましょう。
集中力が継続する時間や集中力が高い時間帯を知る
集中力はなかなか続きません。諸説ありますが、一般的に、中学生くらいでも15分程度といわれています。続かないものとして考えて、効率よく集中できるのはどんな時なのでしょうか。
よく言われているように、脳が一番よく働く時間は、朝と言われています。睡眠をとって、脳が休息して、リフレッシュした状態だからです。
部活動を終えて帰ってきて、疲れて集中できないという話をしましたが、そういう時は思い切って夜は寝てしまって、朝に勉強の時間を設けてもいいかもしれません。
疲れたまま、夜にダラダラやるよりも効率よく勉強できるかもしれないので、試してみてください。
また、ご飯を食べた後は、血糖値が上昇しますので、どうしてもうとうとしてしまいがちです。
これは仕方がありませんので、お腹いっぱいになるまで食べないとか、食後の勉強は短時間にしておくなどの対策をとってもいいです。
また、身体も脳も1日の活動をしていくと、夜には疲労が蓄積されてきます。
夜は集中力が増してばっちり、とはなりにくいので、そのあたりも考えてみてはいかがでしょうか。
瞑想や深呼吸で気持ちを整える
集中力が続かない、高まらないといったときには、瞑想や深呼吸をして気持ちを整えることも大切です。
瞑想もいろんなやり方があるようですが、深呼吸同様、呼吸を意識するということです。
むずかしく考えず、まずは呼吸だけを意識するのです。
簡単ではないかもしれませんが、何も考えず、無になって、深く息をする。
それを繰り返しおこなっていくと、気持ちも落ち着き、心も澄んだ感じになってくるでしょう。
体を動かしてリフレッシュする
一方で、ずっと座って勉強していたら効率がいいかといったらそうではありません。
休憩もせずに勉強だけしていたら、脳も疲れてしまいます。
学校でも時間割が区切られているように、適度に休憩はとるようにしましょう。
その間に、15分程度でも軽い運動をすることでリフレッシュされ、集中力も高まることが期待できます。
少し散歩をするのでもいいですし、ストレッチでもいいでしょう。
集中力を高める時間管理のコツ
集中力を高めるのに、時間管理の点から何かコツがあるのでしょうか。
学習時間を記録する
やっている方も多いと思いますが、学習した時間を記録することも時間管理では有効です。
やり方は様々で、いろんな記録の仕方がありますが、記録をしておくと、日々の積み重ねが見えます。
目で見えると、少しでも進んでいることが実際に見えるので、やる気も出て、集中力アップにつながります。
好きなノートに見やすいペンを使って、書いていくのもいいですし、最近は、アプリでも学習時間などを記録できるものがあります。
それぞれ自分に合った方法で、記録してみるのがいいでしょう。
記録しておくと、調子よく進んだ時のこともあとで振り返れますし、一方で、調子が悪かった時の様子も振り返り見ることができます。
自分の状況が客観的に分析できるので、一度、学習時間などを記録してみてください。
適度に休憩をとる
時間管理の点からいっても、適度に休憩をしたほうがいいです。前述のように、休憩をとると、リフレッシュされますので、集中力も高まります。
また、休憩をとったあとは、違う教科に変えてみたり、暗記作業から問題を解く作業に変えてみたりなど、転換点にもなり、メリハリもつけやすくなります。
スキマ時間を利用する
部活動が忙しい人や、通学に時間がかかって勉強の時間が少なくなる、といった人もいるでしょう。
そんな人は、スキマの時間をみつけてみましょう。
部活動の行き帰りの時間を活用するのもいいです。
通学に電車やバスを使っている人は、その待ち時間に、また、自転車通学している人は、信号待ちの時に、ちょっと単語カードをめくってみるのもいいでしょう。
意外と、スキマの時間があったりするものです。
意識して探してみてください。
集中力を高める環境づくりのコツ
身体的ではなく、物理的条件でも集中力は高められるでしょうか。
明るくて静かな場所を探す
みんなが一人の静かな部屋を持っているわけではありません。
状況が許せば、図書館に行ってみるのもいいですね。周囲は家より静かなはずです。
そんなこといっても、図書館は近くにない、という人もいるでしょうし、席も埋まってしまうこともあるでしょう。
手っ取り早い一つの方法は、耳栓をしてみることです。
音も多少さえぎられるため、集中力が増します。
また、イヤフォンでノイズキャンセリングという機能が付いたものもあります。そんなの持ってない、っていう人も多いでしょう。
そのときは、クラシックや環境音楽のような静かな曲を流しながらやるのもいいでしょう。
机の上を整える
気分転換も兼ねて、ここは思い切って、片づけをしてみるのがいいかもです。
教科書や問題集をきれいに並べてみる。筆記用具を揃えてみる。着ていた洋服をたたんでみる・・・などなど。
ちょっと整理するだけで気分もスッキリして、集中しやすくなります。
スマホやゲームを遠ざける
自分の視界に入らないようなところに片づけるのがいいです。
スマホは、ゲームからLINEから動画から何から何までありますから、通知音はOFFにしておくのはもちろん、バイブもOFFにして、通知を切ってしまう、
また電源を切ってしまうのがいいです。
ちょっとバイブでもなると、気になって、誰からだろうとすぐ手に取ってしまいますから。
もしくは、思い切って、勉強するときは親に預けてしまう、というのもいいかもしれません。
学習管理アプリ「まなサポ」
先ほど、「学習時間を記録する」と述べましたが、弊社文理にもスマートフォン向けの学習記録アプリ「まなサポ」があります。
問題集ごとに時間が記録できるようになっています。
グラフでも見えるので、目で確認しやすいです。
また、習い事や部活の記録も書けるようになっていますので、幅が広がります。
目標も自分で設定できます。
ですので自分で目標を立て、そしてそれを達成するという、成し遂げる喜びも感じられます。
学習時間をためていくと・・・
ちょっとした「お楽しみ機能」もありますので、飽きずにやれます。
さいごに
勉強を集中してやる、って、当たり前にできそうで、なかなかむずかしいことですよね。
身体のこと、環境のこと、便利ツールのこと、いろいろ工夫して、集中力を高められるように試していきましょう!