2024/09/27

保護者必見! 宿題の丸つけのコツ

小学生の保護者のみなさま、お子さまの宿題の丸付けはどうされていますか?

宿題の採点は保護者がするようになっている学校も多いですが、仕事や家事がある中の丸付けは大変ですよね。

今日はそんな子どもの宿題の丸付けのコツについて書きます。

 

どうして保護者が丸付けをするの?

子どもの学力がわかるから

保護者が宿題の丸付けをすることで、子どもの学力や理解度を直接知ることができます。

どの部分が得意でどの部分が苦手なのかがわかり、その情報をもとに適切なサポートができます。

これにより、子どもに必要な学習支援を効果的に行うことができます。

 

子どもの学習をサポートできるから

宿題の丸付けを通じて、保護者は子どもに具体的な学習サポートができます。

間違いを指摘し、正しい解答方法を教えることで、子どもの理解を深める手助けができます。

また、子どもの学習状況に応じて、塾に行かせたり、家庭教師をつけたりする必要があるかなど、さらなるサポートの方法を考えるきっかけにもなります。

 

コミュニケーションのきっかけになるから

宿題を一緒に確認することで、保護者と子どもとのコミュニケーションが生まれます。

この時間を利用して、学校の話をしたり、子どもの悩みを聞いたりすることができます。

コミュニケーションを通じて、子どもの学習意欲を引き出し、親子の関係を深めることができます。

 

 

宿題の丸付けのここが大変

時間と労力がかかる

宿題の量が多いと、一度に多くの問題をチェックしなければならず、時間と労力がかかります。

特に、問題集の各ページに多くの問題が含まれている場合や、複数の教科の宿題がある場合には、丸付けにかかる時間が長くなります。

このため、仕事や家事で忙しい保護者にとっては大きな負担となります。

 

正確な採点をする必要がある

宿題の丸付けでは、正確な採点が求められます。

問題の解答が正しいかどうかを見極めるために、計算や説明の過程を詳しく確認する必要があります。

特に算数の問題では、計算ミスや理解不足が隠れていることが多く、正確なチェックが難しくなることがあります。

 

適切なフィードバックが難しい

丸付けの際には、単に〇×を付けるだけではなく、間違いの原因を特定し、具体的な改善方法を提供する必要があります。

これには、問題の解答や教科書の内容をしっかり理解し、分かりやすく説明するスキルが求められます。

特に学習内容が複雑な場合、効果的なフィードバックを行うのは大変です。

 

 

宿題の丸付けのコツ

解いたその日にする

宿題の丸付けは、解いたその日に行うのがベストです。

問題を解いたばかりの時に丸付けをすることで、間違いをすぐに修正でき、記憶も新鮮なまま学習を続けることができます。

これにより、学習の定着が良くなります。

日々の宿題はともかくとして、夏休みの宿題などは、子どもも保護者もつい後回しになりがちですが、長期休暇の間の宿題の丸付けもルーティーンにしましょう。

 

採点のルールを決める

丸付けをする際には、あらかじめ採点のルールを決めておくと便利です。

例えば、間違いのある問題にはどう対応するか、部分点をどう付けるかなどを決めておくことで、一貫性のある評価ができます。

ペンの色や〇や×、✓の位置や形などにもルールがあると、丸付けがスムーズに進みます。

また、丸付けを受け取った子どもも解けた問題、解けなかった問題が一目でわかります。

 

フィードバックする

丸付けをする際には、ただ正誤を確認するだけでなく、どこが間違っていたのか、どうしてそうなるのかを説明することが大切です。

具体的なフィードバックを行うことで、子どもはどのように改善すれば良いのかがわかり、理解が深まります。

 

フィードバックのコツ
  • ●問題と解答解説に目を通しておく
  • 初見で丸付けするのは大変ですが事前に問題や解答を読んでおくと、子どもから質問されたときにも余裕をもって答えられます。
  • ●いっしょに解きなおす
  • 子供がどこで間違えているのかがわかるので、適切なアドバイスができます。
  • ●解答解説(てびき)をよく読む
  • 解説が詳しい解答解説には、くわしい解き方や間違えやすいポイントが載っていますので、お子様にその部分を見るように促すとよいでしょう。

 

 

丸付けしやすい問題集

縮刷解答のある問題集

宿題の丸付けを簡単にするためには、縮刷解答が付いている問題集が便利です。

問題と同じレイアウトの解答欄に答えが載っているため、すぐに答えが確認できて手間がかかりません。

これにより、保護者もスムーズに丸付けが行えます。

 

ハイレベル算数ドリル

学校の勉強だけでは物足りないと感じている小学生のための算数ドリルです。

解答解説の上段は縮刷解答で答えがそのまま書いてあるので、答え合わせがしやすくなっています。

下段には詳しい「てびき」があるので、解答を見てもわからない問題はここ読めば解決できます。

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二次元コードで縮刷解答が見られる問題集

さらに便利なのは、二次元コードで解答が見られる問題集です。

スマートフォンやタブレットでコードを読み取ると、解答がすぐに確認できるため、迅速に丸付けができます。

 

保護者に向けたコメントがある問題集

保護者向けのコラムやアドバイスが掲載されている問題集もあります。

 

できる!がふえる↑ドリル 算数

系統的に学習できる分野別の算数ドリルです。

「おうちのかたへ」のコーナーがあり、単元のねらいやポイントを掲載しています。

 

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まとめ

宿題の丸付けは大変ですが、保護者が丸付けをすることで子どもの学習状況がわかります。

日常のコミュニケーションにもなりますし、ほめられることで子どものモチベーションも高まるので、前向きに取り組んでください。

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