【今が旬】魅惑のタコ!釣って観察してみよう
魅惑のタコ釣り
たこ焼きやタコブツ、串焼きがおいしいタコ。実は魚のようにタコにも旬があります!
タコの旬は夏で、7/2と8/8はそれぞれ「タコの日」として制定されています。
7月2日は「半夏生」。タコを食べて元気に!
この時期は梅雨の終わり頃で雨が多い時期です。
農作物がタコの吸盤のようにしっかり根付き、実るように願いを込め、タコを食べていたことが由来となっています。
2024年は7月1日が「半夏生」にあたります。ぜひタコ料理をお召し上がりください♪
8月8日もタコの日!
タコの足の数である「8本」にちなんで、8月8日もタコの日として制定され、知られるようになりました。
タコの日が年に2回、どちらも夏にあるのは不思議ですね!
魅惑のタコ
タコは、実は「海の霊長類」と呼ばれるほど神経系が発達していて、頭がよいのです。
神経細胞の数は、なんと犬にも相当すると言われています。
身体能力も抜群です。心臓が3つあって素早く泳ぐことができたり、体の色を変化させて隠れたり威嚇したりすることもできます。
そんなタコの寿命ですが、ミズダコで3~5年ほど。
知能の高さ・身体能力を考えると、深海にいるタコや大きなタコは「文明を築くこともできるのでは?」とも言われています。
タコに関する面白い実験や都市伝説が溢れています。ぜひ調べてみてください♪
生きているタコを観察したい!タコ釣りに挑戦
6月1日に、東京湾でタコ釣りが解禁となりました。
日本の幅広い地域の岩礁性の海岸に生息しています。船で釣るサービスを利用する方、岸壁から釣る方など様々です。
「タコエギ」という魚を模した道具にタコを寄せるスプレーをかけて、海底や岩場にいるタコを狙います。
道具は100円ショップでも揃えることができるので、気軽に始められます♪
釣り竿(ルアーロッド)にタコエギを装着して、海に落とすと…
タコエギにタコが抱きついてきます!
かわいいですね!
釣ったタコを観察してみた!
タコは水の外も認識することができます。水槽の近くを人が通ると威嚇して水を吐きます!
体の色も次々と変わります。
脱走がとても得意で、海水の塩分濃度や温度の変化に弱いタコ。
飼育はとても難しいですが、しっかり設備を整えて愛情を込めて育てると、飼い主を見分けてなつくこともあるようです。
今回はまだ十分に成長していない個体だったので、観察後海に返しました。
毒のあるタコに注意!
釣り場に行かれる際は、釣り場が安全か・釣る許可が下りているのか・釣り方に制限があるのか等必ず事前に調べましょう。
釣り場ではヒョウモンダコをはじめ、毒を持つタコの出現が報告されています。
必ず、毒のない安全なタコであることを確認してから観察してください。
生きものに会いにいってみよう!
タコを飼育している水族館は多くはありませんが、日本各地にあります。
最近では越前松島水族館に世界最大級のタコを展示し、ふれあいもできる「みずだこ館」がオープンしました。
図鑑や教科書で学習するのもとっても楽しいですが、生き物が持つ力はとても大きいものです!
この夏はお近くの動物園や水族館、公園、釣り場などで気になる生き物を観察して、探究心を深める夏にしてみませんか?
この夏のおすすめ書籍!
知的好奇心をくすぐり、探究心を深める!
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ふしぎはっけん!たんきゅうブック かがく編
対象年齢:4歳~8歳
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執筆者
東京営業部.A 生まれはOctoberです