なるほど!Bunri‐LOG

新入社員に聞いた!勉強に集中できないときの原因&対処法3選

「今日はなぜか勉強に集中できない…」 「もうすぐテストなのに、机に向かってもすぐ飽きてしまう…」 そんな日は、誰にでもありますよね。       でも、あきらめるのはちょっと待った!       今回は、この春文理に入社した新入社員にインタビューを行い、 事前に用意した「勉強に集中できない原因3選」に対して、 <<自分が中学生のころに実際にやっていた対処法>>を教えてもらいました!     勉強に集中できない原因3選(対処法つき!) 原因①:問題が難しくてわからない   原因②:周囲の人や騒音が気になる   原因③:ついスマホを見てしまう         原因①:問題が難しくてわからない 苦手な教科や単元の勉強は、なかなか続きませんよね。 考えているうちに、眠気がおそってくることも…… こんなとき、新入社員のみなさんならどうしますか?     対処法①:まずは解ける問題を選んで、ひたすら手を動かす! 問題が難しすぎて集中できないときの対処法は、解ける問題だけを解くこと!   解けない問題を飛ばしたら、学力は伸びないと心配されるかもしれませんが、 もちろん他の問題にも後で取り組みます。 でも、やる気が出ないときは、思い切って簡単な問題だけを選んで手を動かしましょう!   簡単な問題をたくさん解いているうちに、だんだん勉強モードに切り替えられたり、 解き方のコツがわかったりすることもあるんです。         原因②:周囲の人や騒音が気になる 家で勉強していると、家族の話し声や物音が気になることも多いですよね。 逆に、静かすぎるとかえって集中できない! という声も聞きます。 新入社員のみなさんは、この悩みをどうやって克服しましたか?     対処法②:勉強する場所を変えてみる! 周りが気になって集中できないときは、普段とは違う場所で勉強してみましょう。 いろいろな場所を試すうちに、自分にぴったりの勉強場所が見つかるかもしれません。 おすすめ勉強場所は、例えばこんな場所です。 他にも、図書館の端っこの席を死守する! という方法も。 開館時間に合わせて行けば、お気に入りの場所が取れて早起きにもなる、一石二鳥ですよ!         原因③:ついスマホを見てしまう スマホでSNSや動画を見ていると、自分でも驚くくらい時間が過ぎていることがありますよね。 特に、通知が来たときは勉強中でもつい確認してしまいます。 新入社員のみなさんは、どうやってスマホの魔力に打ち勝ちましたか?   対処法③:時間を決めて、思い切って家族に預ける! スマホを見たくなってしまう気持ちに、意志力で対抗するのはかなり難しいです…。 そこで、思い切ってスマホを家族に預けてしまいましょう!   「1時間だけ」「問題集を3ページ終わらせるまで」など条件を決めておけば、 スマホがなくても意外と平気ですよ!   慣れてきたら、少しずつ預ける時間を伸ばしてみてもいいかもしれません。         まとめ 今回は、勉強に集中できないときの原因と対処法を3つご紹介しましたが、いかがでしたか? 勉強に集中できないことは誰にでもあるので、自分を責める必要はまったくありません。 それよりも、どうすれば少しでも集中できるのか、工夫して勉強に取り組んでみましょう!   文理では、教科書に沿った基礎的な内容から入試対策まで、幅広いラインナップの教材を通して 頑張るみなさんをサポートします。 学校の宿題のレベルが合わなくて集中できない! という方は、こちらから文理の教材も見てみてください!   みなさんが楽しく順調に勉強を進められることを願っています!    

学参はどうやってできるの?

こんにちは! 暑くなってきましたね。 夏は入試の天王山……と、昔通っていた予備校の壁にポスターが貼られていたことを思い出します。   そこで、天王山のこの夏に発売となる『コーチと入試対策!』シリーズについてご紹介しながら、 「学習参考書はどうやってできるの?」というご質問にお答えしていきます!     学参ができるまで 学習参考書のことを、出版業界では略して「学参」と呼んでいます。 学参ができるまでに編集部で行うことは、大まかには次のようなものがあります。     ①仕様の決定 ★本の大きさ…A4やB5など。判型ともいいます。 一般的に、小学校の学参はA4と大きめ、中学校の学参はB5と小さめな傾向があります。 小学校の学参でも、ドリルはA5やB5など小さいものもよくありますよね。 『コーチと入試対策!』シリーズは、中学校の学参であることや、 短期間で終えることのできるコンパクトな教材にしたいという思いから、B5判での発刊となりました。     ★中身の構成とページ数…学参のコンセプトによって大きな差があるのがページ数です。 5mm程度の薄いものから、 3cm以上の厚いものもあります! 中身の構成やコンセプトを加味しながら、何ページが適切なのかを検討します。 『コーチと入試対策!』シリーズは、1日4ページとコンパクトなつくりで、 中学1・2年の総まとめでは8日間、中学3年間の総仕上げでは10日間という 短期間集中型の学参というコンセプトなので、40~48ページとなりました。   ②各種デザイン ★表紙…書店さんに並ぶとき、目に留まるもの。コンセプトが伝わるもの。 表紙には非常に重要な役割があります。 社内でも時間をかけて話し合うポイントの一つです。 『コーチと入試対策!』シリーズでも、たくさんの時間をかけて、 開いてみたくなるようなわくわく感のある表紙が完成しました!     ★中身のデザイン・キャラクター…取り組みやすい配置、やる気がわく仕掛け。 表紙が「顔」だとしたら、中身は「性格」です。 ここも、編集部でたくさんの時間をかけて検討していきます。 『コーチと入試対策!』シリーズは、コーチと一緒にがんばるというコンセプトなので、 レイアウトデザインとキャラクターにもこだわりました。 コーチたちの性格も、作家さんと編集部で一緒に考えたんですよ。     ③中身の製作 編集部からライター(著者)さんへ、原稿執筆の依頼をします。 編集部はライターさんから原稿を受け取ったら確認し、必要に応じて変更のお願いをして、原稿をブラッシュアップしていきます。 原稿が確定したら、組版所(本のデザインやレイアウトを行い、印刷データをつくるところ)へ原稿を送り、「初校」というものができ上がり、 初校を複数人で校正し、組版所へ初校を戻し、「再校」ができ上がり、 ……たくさんの工程を経て、「校了」となります。     どの学参でもこの工程は同じですが、『コーチと入試対策!』シリーズでは特に「わかりやすさ」に重点を置いています。 このため、「どう配置すれば目線が迷わないか」「この説明の方がもっとわかりやすいのでは」と、いつも以上に検討に検討を重ねました。   ④ふろくの製作 ふろくがない学参もありますが、『コーチと入試対策!』シリーズでは、ちょっと珍しい「応援日めくり」をつけることになりました。 これも企画会議で検討に検討を重ね、ようやく完成したものです。 コーチのイラストを描いてくださった作家さんに、とってもおしゃれに仕上げていただきました! 紙面イメージがアップされたとき、編集部員から歓声が上がるほどでしたよ。     また、中学3年間の総仕上げには「入試のリハーサルができるといいよね」という編集部員のアイデアから 「入試チャレンジテスト」をつけることになりました。 入試本物っぽい書体(フォント)にするなど、細部に編集部のこだわりが……!     ちょこっと宣伝 いかがでしたか? 『コーチと入試対策!』シリーズ 『コーチと入試対策! 8日間完成 中学1・2年の総まとめ』 『コーチと入試対策! 10日間完成 中学3年間の総仕上げ』は、 7月より順次全国の書店で発売になります! 見かけたら、ぜひ手に取ってご覧ください♪   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら(8日間) ▶ご購入はこちら(10日間)

正しい日本語の使い方

毎日何気なく話している日本語。  「正しく」使えている自信はありますか?    多くの人が使っていて、よく聞く表現だったとしても、  実は「正しくない」とされている日本語はたくさんあります。    そこで今回は、 「正しい日本語の使い方」という テーマについて一緒に考えてみましょう。        目次 1.漢字の誤用 2.意味の誤用 3.まとめ     1.漢字の誤用 突然ですが問題です!   次の漢字の表記のうち、正しいのはどちらでしょうか。     正解は……         「単刀直入」です!   このように「どっちの漢字だったっけ…」という言葉、たくさんありますよね。   他にも、間違えやすい漢字をもつ言葉を挙げてみます。 それぞれどちらの漢字が正しいでしょう?     正解は……         「苦汁をなめる」 「絶体絶命」 「危機一髪」です!       では…… これはどうでしょうか??         正解は……         実は、どちらも誤用ではありません!     「一所懸命」とは、中世の武士が命がけで自分の領地を守ったことから生まれた言葉です。 やがて、「命がけで何かに取り組む」という意味を表す言葉になると、 「一生懸命」とも書くようになり、現在ではそちらの方がより浸透してきました。       どの漢字を使うのが正しいのか……大変紛らわしいですね。 あやまって使ってしまいそうになる場面もたくさんあります。   あやまって使うことを防ぐコツはずばり、 「言葉の成り立ち」を知ることです。   なぜそう言うようになったのかがわかると、 「ああ、だからその漢字なのか」と理解でき、 より自然に正しい漢字を覚えられます。   「この言葉って、どういう由来なんだろう?」 そう思ったときは、ささっと調べてみて、 言葉の引き出しを増やしましょう!   ▼たとえば……     2.意味の誤用 漢字以外の誤用についても見てみましょう。   普段の会話のなかで、ふと、日本語の使い方に違和感を覚えた経験はありませんか?   その違和感はもしかしたら、 「意味の誤用」によるものかもしれません。       たとえばこのような言い方。   「~のほう」は、「AランチよりBランチのほうが安い」のように何かを比べたり、 「あちらのほうにあります」のように、断言をさけたりするときに使います。   ところが、「Aランチのほうをお持ちしました」のように、丁寧な言葉づかいとして、 「~のほう」が使われていることがあります。 これは誤った使い方で、 「Aランチをお持ちしました」が、日本語としては正しいです。       誤った表現を使っていて怖いのは、 自分が思っているニュアンスと、ちがう印象を相手に与える場合もあるということです。     意思の疎通のさまたげになることがないよう、日ごろから言葉を大事にしたいですね。           3.まとめ 日本語は絶えず変化しています。 昔は誤用だったものでも、時とともに許容されていく場合もあります。   代表的なのは、「ら抜き言葉」です。   日常会話の中では「ら抜き言葉」は市民権を得ていると言えるかもしれません。   しかし、正しい用法を知っていてあえて崩すのと、そうでないのとでは言葉への姿勢が異なります。 日本語の奥深さを味わうためにも、やはり正しい知識を持つことは大切です。     小学国語・中学国語の学び直しは、日本語を正しく使うための1つの方法です。 お子さまの国語のお勉強に合わせて、学習してみるのもいいかもしれませんね!     最後に宣伝です   文理では、豊富なラインナップで、がんばる小学生や中学生、保護者の方々を応援しています!   ロングセラーの『教科書ワーク』は、教科書に完全対応!   ▶くわしくはこちら ▶ご購入はこちら(小学教科書ワーク) ▶ご購入はこちら(中学教科書ワーク)   たとえば国語は、題材となる文章や漢字の学習順が教科書と同じになっています。 授業に合わせた勉強がしやすく、毎日の予習・復習からテスト対策まで対応できる、家庭学習の強い味方です。   他にはどんな本があるのか……気になった方はぜひ、このページの右下にいるキュリオに聞いてみてください!      

テスト対策ノートをつくろう!

2学期制の中学校は、もうすぐ期末テストの時期ですね。 定期テスト対策には、演習問題を解いてみて、自分の理解度を確かめることも大切ですが、 授業のときにとったノートを見直して、要点を整理することも役に立ちます。 そこで今日は、要点の整理が特に重要な科目である「社会」を例に、 テスト対策ノートのつくり方のコツをお教えします。   1.授業中にとるノート 授業中は、ノートをきれいにまとめることよりも、まずは学習内容を理解して、 それを後から思い出せるように記録することを心がけましょう。 先生の板書を参考にしながら、話の流れや関係性などを意識して、 見出しを付けたり、段落を分けたり、番号を振ったりしておくと、後から思い出しやすくなります。 また、ノートの端に線を引いてスペースを取っておくと、あとからノートを整理するときに役立ちます。   ▼最初に取ったノート       2.テスト前に見直して整理しよう! テスト前には、授業中に取ったノートを見直して、大事なところに印つけたり、 授業中ではよくわからなかったことや、記憶があいまいになっていたことを調べたりしながら、ノートを整理してきましょう。   ① 自分のノートを見直して重要語句をチェックしよう! どれが重要語句かわからない場合は、教科書を見て、教科書に太字で示してあるものは、マーカーや色ペンで目立たせておきましょう。 重要語句は定期テストで出題されることが多いので、必ず書けるようにしておきましょう。   ② 調べたことをノートに補足しよう! ノートに書いてあることで意味がわからないものは、教科書や参考書で調べておきましょう。   ③ 地図を使おう! 地理では、場所や位置が重要です。ノートに書いてあることが、地球や日本のどこの地域のことなのかを確認しておきましょう。   ④ 理由や原因を考えよう! 重要語句を暗記するだけではなく、どういう理由でそうなっているのかを理解して、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。   ▼テスト対策ノート     まとめ ノートを整理すると、頭の中も整理されて、記憶が定着しやすくなりますし、 また、授業中であいまいな理解だったところが、はっきりしてきます。 定期テスト前につくったノートは、のちのち受験勉強のときにも役に立つので、 ぜひ自分だけのテスト対策ノートをつくってみましょう。

苦手な実技、どう向き合う?

実技が得意じゃないから、実技科目でいい成績はとれない気がする…… でも内申点のことを考えると実技を無視することもできない…… そういうときは、どうすればいいのでしょうか。   今日は、文理社員に苦手な実技を克服した体験を語ってもらいましたのでご紹介します!     ーーーーーーーーーー   こんにちは! 文理の社員です。 突然ですが、私はカナヅチです。     ※カナヅチ=「泳げない人」の意     今日はこの場をお借りして、 をお話ししようと思います。     授業はしっかり取り組もう 大前提として、授業はちゃんと受けましょう。 「どうせうまくできないから適当でいいや」と思うと 余計つまらない授業時間になってしまいます。 授業態度も悪く見えてしまって大損です。   私も泳ぎがからきしダメで、いくらコツを教えられても、「いや浮かないのよ…」と思っていました。 当然、水泳の時間も嫌いでした! でも、とりあえず手を抜かずに、できないなりにやる気はアピールすることを意識していました。   とはいえ 苦手な実技は気持ちが沈んでしまって、とても頑張れる気になれない…… そんな人もいると思います。   そういうときのコツは2つ!   1)「できない=だめ」ではないと認識する。 同じ人間でも、一人ひとり骨格や筋肉、ものの感じ方がちがいます。 そんな中では、苦労せずに高く跳べる人やバランスがとれる人もいれば、 それが苦手な人もいる、というのは至極当たり前の話です。 絵にしても歌にしても楽器にしても、同じです!   「ある人はできるのに自分はできない」ことも普通にありえるし、 それはだめなことではないことをまず知りましょう。(逆上がりができなくても、死にはしないので大丈夫です) 2)できないことに対して、具体的に考える。 先程述べたように、出来ないことがあるのは当然です。 ただ、「できない……しょぼん……」としているだけではいつまでも変わりませんし、 どんどん気持ちばかりが沈んでいきます。     できないときは、「なぜできないのか」「その原因をなくすにはどうするか」 を、具体化してみましょう。 たとえば、私はクロールをするときに息つぎがうまくできません。 なぜできないかというと、おそらく息つぎをするときに顔をあげすぎてしまって、 上半身を起こしたような状態になり、どんどん沈んでいってしまうんです。 「ではそれを防ぐためにどうするか?」 たとえば、息つぎの時に耳と腕の距離を近く保つように意識する、というのが考えられます。 こう考えると、「もしかしたら次はできるかも??」という気持ちになってきませんか?   もちろん! 人間の体はそんなにかしこくはないので、 意識して、それができるようになるには反復が必要です。 体育の授業時間くらいでは、結局克服はし切れなかった、ということもありえます。 (私も結局息つぎは克服できていないままです……)   でもそれでもいいんです。 むしろ、できないことを楽しむくらいの気持ちになれるといいですね。     筆記で盛り返せ!! 授業も頑張るとはいっても、とにかく実技テストに自信がない…… そういうときは、筆記を頑張りましょう! 私は泳ぐのがからっっっきしダメなので、 体育の筆記テストは5教科並みに勉強して高得点をもぎとりました。   実技の筆記テストはテスト範囲の教科書や、プリントの内容を頭に入れることが重要です。 教科書に緑マーカーを引いて、赤シートで確認したりしてそなえましょう。   文理からは、「中学教科書ワーク」「中間・期末の攻略本」の2シリーズから、実技対策本が出ています! 問題演習もして、感じをつかんでおきたい人にはおすすめです。   中間・期末の攻略本は、すでに赤シートで隠せるようになっている&暗記用ミニブック付き! 実技にそんなに時間かけてられない!という人にもおすすめ。   中身はこんな感じです。     「教科書ワーク」にも暗記ブックはついているので、 カラーがいい、がっつりやりたい、という場合はこちらがいいかもしれません。   これもパラパラしてみたのでご覧ください!   ー中学教科書ワークー ▶シリーズページはこちら  ▶ご購入はこちら ー中間・期末の攻略本ー ▶シリーズページはこちら  ▶ご購入はこちら   実技は将来役に立つ! 国語数学英語理科社会……これらももちろん、のちのちまで役に立つ教科です。 しかし、実技科目も5教科と同じくらい、もしかしたらそれ以上に、大人になってから役に立ちます。   たとえば家庭科で習う、野菜の切り方や衣服の取り扱い表示…… 今はまだ、自分で料理や洗濯をしていない人も多いと思いますが、 いつか自分でやることになったときにふんわりにでも知識があるとだいぶちがいます。   保健体育でも競技のことだけでなく、病気の種類や熱中症対策・応急手当の方法など、 生きるために必要なことを学びます。   音楽や美術は、直接生活に役立つ内容ではないかもしれませんが、 ある程度の文化的教養を身につけることは人生を豊かにすることにつながります。 歴史の文化史の勉強にもなりますよ!   そう考えると、ちょっとモチベーションにつながりませんか? (私は泳ぎを習得できなかったので、川や海では遊ばないようにしています。)     実技も大事にしていきましょう! 応援しています!        

実は大切! な梅雨のはなし

今年も梅雨がやってきました。 雨の日は気持ちが沈んでしまいがちなものですが、 じつは梅雨には大切な役割があり、デメリットだけではないんです。   今日は梅雨について、ちょっとくわしくなってみましょう。   そもそも梅雨ってなんだろう? 梅雨は「雨が多い日が続く期間」。なぜ、この期間は雨が多いのでしょうか。 その原因は「気団」という、空気のかたまりの動きにあります。   この時期になると、日本の近くで、 つめたい空気のかたまりと、あたたかい空気のかたまりがぶつかり合います。 その2つの空気のかたまりは勢力がほぼ同じなので、 ぶつかり合ったままその場に長くとどまります。   つめたい空気とあたたかい空気がぶつかる境界では雨が降りやすいのですが、 その境界がしばらく動かず、雨の日が多くなるのが梅雨です。   7月のおわりには、つめたい空気のかたまりの力が弱まると同時に あたたかい空気の力も強くなり、梅雨が明けます。     梅雨のメリット 梅雨には、たとえば次のようなメリットがあります。   米の成長を助ける 米作りには、とてもたくさんの水を必要とします。 梅雨は、田んぼに大量の水を供給してくれる「恵みの雨」なのです。 梅雨の時期に雨が少ないと、水が足りなくなってしまいます。     水不足を防ぐ 日本は比較的水に恵まれている国です。 しかし、雨がなかなか降らず、水不足になることもあります。 水は、農業だけでなく、のどを潤したり、何かを洗ったり、電気を作ったり… 私たちの生活のあらゆる場面で必要です。 水不足におちいらないために、水がたくさん降る季節は、とても大切なのです。         雨の音でリラックス&集中力UP! ザーザーという雨の音には、リラックス効果や、集中力を高める効果があると言われています。 外に出るのも大変な雨の日、 部屋で雨音を聞きながらゆったりしたり、 たまっている宿題をやってみたり(そのあとおやつを食べたり)、 普段とはちがう過ごし方をしてみるのもいいかもしれません。           見方を変えると感じ方が変わるかも 雨が多いと、荷物も濡れるし外でも遊べないしじめじめするし…大変な面もあります。 ですが、梅雨にもいろいろな役割やメリットがあり、 梅雨がこないと困ってしまうこともたくさんあるんですね。 ちょっとだけ、梅雨への印象が変わったのではないでしょうか? 雨の日だからこそ、雨を楽しんで過ごしましょう!           傘の忘れ物にはご注意を!          

漢検対策にも役立つ! 効果的な漢字学習のコツ、教えます。

こんにちは! 夏が近づいてきましたね。   学生のみなさんは新しい環境にもそろそろ慣れてきたころではないかと思います。 学校によっては、1回目の「漢検(日本漢字能力検定)」受検案内が配られることもあるのでは? 検定をきっかけに漢字に興味をもつ人もいれば、または、覚える漢字が多くて、 どうやって勉強すればいいの~?と思う人もいるのではないでしょうか。   そこで今回は! 漢字学習のエキスパート、文理の国語担当の編集者に「漢検対策にも役立つ、効果的な漢字学習方法」を聞いてみました! すぐにできそう!という初級編から、いやちょっとマニアックすぎぃ~という上級編まで、一挙にお届けします!   目次 1.すぐにできそう! 初級者編 2.歯ごたえあるね! 中級者編 3.これができればもう漢検1級!? 上級者編 4.漢字学習におススメ!文理の漢字教材   1.すぐにできそう! 初級者編(編集Tさん) ① 漢字や部首の、もともとの意味を覚える。 たとえば、迷いやすい部首のひとつである「しめすへん」と「ころもへん」。 これのもともとの意味までさかのぼりますと…「しめすへん」は、神様に関係すること(示)、「ころもへん」は衣服に関係すること(衣)なんですね。 「社」「祝」「祈」は「しめすへん」、「裸」「袖」「襟」は「ころもへん」と意味から判断することができます! 「あれ? しめすへんは点がいるほうだっけ、いらないほうだっけ…?」と悩むときは、もとの漢字を考えてみるとわかりやすいですね! 「しめすへん」ですが、神社や街中で、特に筆で書かれた文字や石碑に彫られた文字に注目して探してみると「祭祀」「お祓い」などもとの「示」の形になっていることがあります。   ② 「間違えやすいもの」から覚える。 「みんなが間違えやすいもの=テストに出やすい」!これってテストあるあるですね(笑)特に部首や筆順は、間違えやすいものがあるので、優先して覚えるといいですよ。   たとえば部首だったら… ★「聞」…部首は「もんがまえ」ではなく「みみ」 ★「和」…部首は「のぎへん」ではなく「くち」 ★「空」…部首は「うかんむり」ではなく「あなかんむり」   たとえば「飛」の筆順だったら…     今「えっ( ゚Д゚)そうだったの!?」とびっくりしたそこのアナタ! こういうときが辞書を引くチャンスです♪   2.歯ごたえあるね! 中級者編(編集Nさん、Cさん) 漢字学習のなかでも、漢検をリアルに意識して勉強したい!という人におススメの勉強法です!   ①「でる順」で勉強する。 特に四字熟語や誤字訂正は、よく出る問題があります(例:5級…「異口同音」や「一陽来復」など)。 まずは漢検の過去問を解いて、何度も出る問題をチェックすると効率的です。   ②分野を意識して勉強する。 漢検は分野ごとに配点が決まっています。「漢字の読み」は1問1点、「熟語の構成」は1問2点など…。 分野によっては簡単に対策できるものがあるので、まずはそこを重点的に学習していくと自信がついてきます。 おススメは次の順番から始めること。 漢検は将来的に入試や就職に役立つ資格。 効果的な学習方法を身につけてステップアップしちゃいましょう♪   また、ひとりでこつこつ勉強するのは向かない人も、漢字をクイズ問題にしてみて、 家族や友だちと楽しみながら覚えるのも面白いですよ♪ たとえば… ほかにもいろいろなクイズを考えてみると楽しいですね!   3.これができればもう漢検1級!? 上級者編(編集Oさん) 最後に、さすがエキスパート…!と思わずうなってしまった学習方法を紹介します。 「効果的」からはちょっと外れてしまうかもしれないんですが、 すべての漢字に対してこれができれば、きっと漢検1級も夢じゃない??   編集Oさん曰く、「漢字に対する苦手意識が消える」「漢字の読みに関する予測がつくようになる」そうです!   4.漢字学習におススメ!文理の漢字教材 ご紹介した漢字学習方法、いかがでしたか? 文理では『小学教科書ワーク 漢字』や『教科書ドリル』『できる‼がふえるドリル⤴』などなど、 おススメの漢字教材をそろえていますので、ぜひ自分に合う教材を見つけてみてくださいね♪     ー小学教科書ワークー ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら(1・2年) ▶ご購入はこちら(3・4年) ▶ご購入はこちら(5・6年) ー教科書ドリルー ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら(低学年)  ▶ご購入はこちら(高学年) ーできる‼!がふえる↑ドリルー ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら

【中間テスト後に読もう】定期テストの反省と活かし方 ~ケアレスミスをなくせ!編~

こんにちは! 暑い日が続きますね…… 中間テストはどうでしたか?   悔いが残った人もいるかもしれませんが、 過ぎたことをいくら後悔しても仕方がありません!   これが人生最後のテストではないわけなので、 次回、テストで同じことを繰り返さないための方法を考えておきましょう!   今回は後悔の中でもっとも多いのではないかと思われる、「ケアレスミスのなくし方」についてです!     ケアレスミスっていやですよね…… 「単位を忘れた」「ピリオドを忘れた」 「誤っているものを選べなのに正しいものを選んだ」 これらは、答えは出せているのに少しの注意不足で点を逃してしまう、いわゆるケアレスミスです。   ケアレスミスをなくす一番の対策は、これです!   耳にタコができるくらい聞いているかもしれませんね…… 今日は見直しに関する具体的なコツ3つをお届けします。       コツ1 見直しの時間を確保せよ! 見直しの時間をあまらせるために、解ける問題から解きましょう! 少し考えてわからない問題はどんどん飛ばしてすべての問題に取り組み、 最後に、わからなかった問題に戻って考えます。 残りが10分くらいになったらいったんあきらめ、解けている問題の見直しをします。 見直しが済んだら、あとは時間ギリギリまで、わからない問題に取り組んでください。   ▼例)例えば試験時間が50分だったら……         コツ2 別人格を呼びおこせ! 見直しでありがちなのは、「まあ合っているだろう」という思い込みです。 さらさら解いた問題でも、思わぬうっかりミスをしている可能性があります。 見直しは、とことん自分にシビアな目をもたなければなりません。 そこで、問題を解いた自分とは別の人格になったつもりでやるのがおすすめです。 「自分ではない誰かが書いた解答」というつもりで、 冷静な第三者として解答用紙を見つめましょう!   ▼ミスを見つけたら代わりに直しておいてあげよう!         コツ3 起こりやすいミスを知るべし! 一度したミスは、二度としたくないものですよね。 どんなケアレスミスが考えられるかを、事前に想像しておきましょう。 例えば…   〇英文のピリオドつけ忘れ 〇冠詞をつけ忘れた 〇m2とm3をまちがえた 〇途中式の簡単な足し算をまちがえた 〇解答欄を1ずつずらしていた 〇字数指定を超えて書いてしまった 〇長文を答える問題で漢字をまちがえた 〇漢数字で書きなさい、なのに算用数字で書いた   ・   ・   ・   こういうミスの種類を事前に把握しておくことで、そもそものミスの数を減らすことができますし、 見直しでのミス発見の確率も上がります。 また、見直しの時間が十分とれなかったときは、そのポイントに絞って見直しをして 最低限のミスをなくしましょう。 ▼問題文もよく読んで!         ※それでもミスするときはする 見直しのコツを3つご紹介しましたが、もちろん人間である以上、 ここまでやっても間違えることもあります……   それは仕方ないと割り切り、次に同じミスをしないためにどうするか、をどんどん考えてください。 対策をして、それをすり抜けるミスがあり、次はそれもふまえた対策をして……としていくうちに、 自分のベストを出し切れるテストの受け方を見つけられるはずです!   どんどん自分をアップデートしていきましょう!

「中1ギャップ」を、いま、親子で乗り越えるには?

「中学に入って1カ月ほど……なんだか子どもに元気がない」 「小学校のときに比べて学校のことを話してくれなくなった」 「入学してから学校に行くのがつらい様子が見られる」   それ、もしかしたら「中1ギャップ」かもしれません。   今回は、「『中1ギャップ』を、いま、親子で乗り越えるには?」というテーマです。   目次 1.「中1ギャップ」とは? 2.「中1ギャップ」の原因 3.なぜ、いま=5月 が大切か 4.「中1ギャップ」と自己効力 5.まとめ   1.「中1ギャップ」とは? 小学校を卒業した子どもが、中学に入学した際の様々な環境の変化によって悩みを抱えてしまい、 学校に行きづらくなる・学習への意欲がわかない・人間関係でトラブルを生じてしまう等の現象です。 「中1ギャップ」を全く生じない子どもや、生じたとしても程度が軽い子どももいます。   2.「中1ギャップ」の原因 中学校に入学すると、子どもを取り巻く環境は様々に変化します。 その変化には、大きなものだけでも以下の2つが挙げられます。       他にも、制服の正しい着用が求められる、自転車や電車の利用といった通学方法の変化など、中学入学にともなう変化は多岐に渡ります。 これだけ大きな変化に対応するということは、大人であっても一仕事であるといえるでしょう。   3.なぜ、いま=5月 が大切か 一般に「5月病」という言葉があるように、5月は、4月までの新生活のはじまりに浮きたつ気持ちがやや落ち着き、 ゴールデンウィークの長期休暇も挟んで向上心が停滞しがちな時期です。 それに加えて、新中学1年生にとっては初めての定期テストをたいてい5月中旬~後半に控えています。 この定期テストの結果で、自分は勉強ができる/できない、勉強を頑張っている/いないという、 子ども自身に対する評価は大きく方向づけられます。   また最初の校外学習があるのも4月終盤~5月半ば頃であり、 これを機会に行動を共にする友人を探す子どもも多いでしょう。 更には部活動の見学期間も4月中ごろまでとする学校が多く、 部活動に入部して本格的に中学生としての生活がスタートする時期ともいえます。   もちろん、たとえ「中1ギャップ」に悩まされたとしても、 5月を過ぎてからそれを乗り越えることもあります。 ひとつの目安として、5月は「中1ギャップ」を乗り越える最初のターニングポイントということを知っておくと良いかもしれません。     4.「中1ギャップ」と自己効力 「中1ギャップ」はなぜ起こってしまうのか。 先に述べたように、それは様々な環境の変化が原因です。 しかし本当に問題なのは、それによって子どもが 「こんな変化に自分は対応できない」 「頑張っても問題を解決することはできない」という自己否定感を持ってしまうことです。   大切なのは、様々な環境の変化に思い悩んだとしても、 きっと「自分はうまくできる」と自分を信じる気持ち=自己効力を失わせないことでしょう。   では、どうすれば子どもの「自己効力」を「中1ギャップ」から守ることができるのでしょうか。 じつは、子どもの「自己効力感」と「学力・学習力」との間には相関関係があることが分かっています。 そしてこの「学力」とは成績の良し悪しのみならず、 「学習時間の長さ」や「学習方略を考える力」をも含みます。 その他にも、壁を乗り越える経験や、他者や保護者に認められ信用されること等の重要さが明らかになっていますが、 初めての定期テストを前にしたこの時期において、 家庭学習の習慣を身につけ、学習計画を立て実行するという体験をすることは、 子どもが自己効力を高めるために、極めて重要であるといえるでしょう。     5.まとめ たとえ数値としての成績が奮わずとも、努力して壁に立ち向かった経験、自分なりに工夫して勉強の方法を打ち立てた経験は、 きっと、人生に起こる様々な変化に向き合い、乗り越えていく力の礎となることでしょう。 結果の数値が奮わなければ、それを壁として、乗り越える体験に変えていければ良いのです。 結果に関わらず、定期テストは親子にとっての学びのチャンスになりえるのですね。   中1ギャップを乗り越えるために重要なのは、 中1ギャップ自体を生じさせないことではなくそれといかに向き合うかということなのです。   文理では、定期テストの出題範囲を、予想問題等で、教科書に合わせて効果的・集中的に学習できる『中間・期末の攻略本』ほか、 豊富なラインナップで、頑張る中学生・保護者の方々を応援しています。   どの教材を選んだら良いか分からない……という方は、このページの右下にいるキュリオに相談してみて下さいね。      

【連載】定期テスト対策ってどうやるの? おまけ

こんにちは!定期テストに向けた勉強についてのアドバイスを、5回に分けてお届け!     第1回  はじめに 始める時期と最初にやること第2回  その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回  その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!第4回  その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!第5回  おわりに まとめとスケジュールの立て方     最終回を迎えましたが、おまけをお届けします! 「テスト勉強、頑張るコツはないの?」問題についてです。         頑張るコツってあるんですか? テスト勉強、ぎりぎりまでなかなかやる気も出ないし、緊張するし、大変ですよね。いくつか、こうすると頑張れるかも?というポイントをお伝えします。 ただし、合うかどうかには個人差があるので、あくまで参考に…… 自分に合うテスト期間の過ごし方を模索していってください!           誘惑は思い切って断つ!(ごほうびもつくる) テスト期間の一番の敵は、スマホ・ゲーム・漫画などの娯楽です。不思議ですが、これらを始めるととにかく時間が溶けてしまいます。 その時は楽しくても、あとで絶望を味わうことになるので……テスト期間中は封印するのが得策です。 封印の仕方は、勉強する空間から存在自体を消す・親に管理してもらう、など、 自分の意志だけに頼らない方法がおすすめです。   テスト期間は長いようですが、思ったより短いものです。終わった後、美味しいものを食べながらゲームするぞ!!を励みに頑張りましょう。           体を動かす機会があったほうがすっきりするかも! 1週間前から部活が休みな場合も多いですよね。また、習い事をしているけど、テスト前は休んだ方がいいのか、悩む場合もあると思います。   週に2・3回、1~2時間程度であれば、むしろ体を動かしたほうがいいかもしれません。机に向かってずっと座っていると煮詰まってしまい、集中力が続かなくなったり漠然と不安になることもあります。そういう時は体を動かすことで、気持ちがすっきりして、前向きになれたりします!   もちろん、テスト勉強の進み具合とは相談してください!         ライバルや目標となる人物を作る クラスの友達、学年上位の人、好きなキャラクターなど、誰でもいいのですが… 「あの人に勝ちたい!」「あの人のようになりたい!」という相手がいると、頑張るモチベーションにつながります。 友達と勝負をしてもいいですね! 家でついダラダラしてしまう時間も、「あの人は勉強頑張っているかも……」と思うことで机にむかえるかもしれません。   ただし、プレッシャーがかかりすぎてしまうと気分が悪くなる…という人は、勝負と思うと逆効果な可能性もあるので気をつけて。 ライバルがいたほうが燃える!という人は、探してみてください。               頑張れなかった時に自分を責めない 集中すれば計画通りに終わったはずなのに、終わらなかった……という日もきっとありますよね。そういうことは、誰にでもある!ということを忘れないようにしましょう。スケジュールを調整し直したり、次の日の勉強時間を延ばしたり、リカバリーはできます。過ぎてしまった時間を悔やむより、次やるべきことを冷静に見すえましょう!       応援しています! がんばってね!!       ◀第5回へ

【連載】定期テスト対策ってどうやるの? 第5回

こんにちは! 定期テストに向けた勉強についてのアドバイスを、5回に分けてお届け!     第1回  はじめに 始める時期と最初にやること第2回  その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回  その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!第4回  その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!第5回  おわりに まとめとスケジュールの立て方       ※今回紹介する方法はあくまで一例です。 参考にしつつ、自分に合う方法を見つけていきましょう!     最終回は、「おわりに まとめとスケジュールの立て方」です。             教科ごとにまとめます 第2~4回でお伝えした勉強方法について、 結局教科ごとに何をやればいいのか?をまとめた図です。       こんなにやるの?!と焦る前に、冷静にスケジュールを立ててみましょう。     スケジュールの立て方 5教科で考えてみます! 例えば以下のように、教科ごとにやることと、かかる日数を考えます。   国語1)作者情報・資料集の知識、文法事項など、暗記したいものをまとめる→1日2)教科書に情報を書きこみ、2回くらい音読する→1日1回ずつ、2日 3)漢字を練習する→1単語10回くらいずつ。2日 ※不安なら、読みのとなりにオレンジペンで漢字を書いたものを用意し、1)に追加。 4)1)を覚える→テスト2日前から   数学1)前日までにワークの問題を2周する→13日   英語1)単語を練習して、赤シートで消えるように(単語カードでも)まとめる→1日2)教科書の文を覚えるくらい音読する→1回ずつ、2日3)ワークがあれば最低1周する→3日   理科1)ノートに取ったことをオレンジペンを使ってまとめる→3日3)1)を覚える→遅くてもテスト2日前から   社会1)ノートに取ったことをオレンジペンを使ってまとめる→3~4日2)1)を覚える→遅くてもテスト2日前から   ※国語・理科・社会のワークは、最後にもし余裕があれば1周しておく!   これらをそれぞれ、テストまでの日程に当てはめてみてください。 ★この日は習い事があるから、帰ってから布団で赤シートチェックをする★この日は外出するから、それまでにまとめを作っておけば行き帰りで覚えられる★この日は留守番だから、音読にあてるなど、それぞれの事情に合わせて調整します。   そうすると、今日何をこなせばやりたいことが全部消化できるのかがわかります! ※テスト前日は予備日として空けておきましょう。   「中間・期末の攻略本」特設サイトでは、スケジュール表がダウンロードできます!         自分に合う方法を見つけよう! 今回、5回にわたり紹介してきたテスト対策は、あくまで一例です! 〇赤シートは飽きてしまう〇たくさん問題を解くのが一番おぼえる〇先生の出題傾向がかなり独自   など、今回のやり方が合わない場合もあると思います。   定期テストはその名の通り定期的にやってくるものですので、自分に合うやり方を探していってみてください!     ◀第4回へ   おまけ▶

【連載】定期テスト対策ってどうやるの? 第4回

こんにちは! 定期テストに向けた勉強についてのアドバイスを、5回に分けてお届け!     第1回  はじめに 始める時期と最初にやること第2回  その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回  その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!第4回  その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!第5回  おわりに まとめとスケジュールの立て方       ※今回紹介する方法はあくまで一例です。 参考にしつつ、自分に合う方法を見つけていきましょう!     第4回は、「その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!」です。             社会や実技など覚えることが多い教科に! テストまでに、「これだけ覚えればOK!」というまとまりを作ります。あとはひたすら赤シートを使って覚えるのみです。 まとめておくメリット★持ち運びが楽になる!★覚えるべきことの全体を把握でき、不安が軽減できる! 作るのに時間を使いますが、書くことで覚えられる側面も。テスト2・3日前までにはまとめ切れるといいですね。 ※テストまで1週間!という場合はちょっと間に合わないかもしれません。また、まとめるのが苦手、という人も無理をする必要はありません。 後述する時短バージョンを参照       用意するもの   〇ルーズリーフやノート今回はノートを使用。好きな方を選びます。 ルーズリーフは複数教科持ち運ぶのに便利! 〇授業ノート   〇資料集・プリント・教科書   〇オレンジのボールペン 赤シートで消えるもの 〇カラーのボールペン   〇赤シート       やり方 オレンジペンを使って、授業ノートをまとめ直していきます。 ポイントは、覚えやすいように書き直すこと! そして、資料集・プリント・教科書などの中から、「ノートに書いていないけど先生が触れた部分」もノートに入れていきます。(資料集のコピーやプリントに緑マーカーを引き、それを教科書に挟んでおく対応でもOK)   こうすることで、「この内容さえ覚えていれば大丈夫!!」という紙束ができます。これを赤シートで隠しながら、何度も読みましょう。 ★余裕があれば、第2回の問題演習と組み合わせるとより定着します。             時短バージョン   まとめ直している時間がない時や、まとめるのが苦手な場合は……教科書や市販の学習参考書を活用します! 用意するもの   〇教科書か市販の参考書など  今回は中間・期末の攻略本を使います!   〇授業ノート   〇資料集・プリント   〇オレンジのボールペン 赤シートで消えるもの   〇緑マーカー   〇カラーのボールペン   〇赤シート       やり方 教科書(学習参考書)の重要単語に、緑マーカーを引いていきましょう。   こうすると、赤シートで隠したときに消えるようになります!       さらに、ノートや資料集・プリントには、教科書(学習参考書)に書いていない情報もあります。 そういうものの中で、先生が授業で触れたことはボールペンで書きこんでいきましょう!(資料集のコピーやプリントに緑マーカーを引き、それを一緒に挟んでおく対応でもOK)       中間・期末の攻略本は赤シート対応なので、 もともと消えるようになっている部分も!   さらに穴埋めもオレンジペンで書いて、赤シートで消せるようにしてみました。     これをひたすら赤シートで覚えていきましょう!     読んでいただきありがとうございます! 次回は、「おわりに まとめとスケジュールの立て方」をお届けします!   お楽しみに。     ◀第3回へ   第5回へ▶

【連載】定期テスト対策ってどうやるの? 第3回

こんにちは! 定期テストに向けた勉強についてのアドバイスを、5回に分けてお届け!     第1回  はじめに 始める時期と最初にやること第2回  その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回  その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!第4回  その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!第5回  おわりに まとめとスケジュールの立て方       ※今回紹介する方法はあくまで一例です。 参考にしつつ、自分に合う方法を見つけていきましょう!     第3回は、「その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!」です。           国語・英語で使える勉強法! これは国語・英語で、授業で扱った文章を使って出題される場合に効果的な方法です。 文章を覚えるメリット★試験時間中に問題を読み込む時間が不要になる。★文章中から探したり、文章の穴埋めをする問題が、すぐに解ける。 時間短縮になるので、そのぶんを記述問題や、テスト独自の問題などに回すことができます。   また、音読することで… 漢字の読みや、単語のアクセント・発音などをつかんでおくこともできますよ!   ※漢字の書きや英単語のスペルについては、読むだけだと度忘れするので、 10回くらい、手を動かして書いておくことをおすすめします……       用意するもの 〇教科書 〇授業ノート 〇資料集・プリント 〇カラーのボールペン       やり方 まず事前準備をします! しなくてもよいのですが、しておくと一石二鳥です。   授業中の先生の「この文章はこういう感情」「この言葉はこういう意味」などのコメント、 ノートにメモしてありますか? メモしてあるものがあったら、それをボールペン等で教科書に書きこみましょう。   小さい字でOKです!   ※画像はイメージ   こうしておくと、音読するついでにそのあたりのコメントも頭に入ります。       いよいよ音読します! メモした文字も視界に入れつつ、声に出して読んでいきます。 声に出していさえすれば読み方は自由です! 小声でもいいですし、留守番の日を狙って、感情豊かに読むのもいいでしょう。 声に出すことは気分転換にもなります!手を動かす作業の合間や、疲れてあまり頑張れない日などに行うといいかもしれません。       古文の場合は暗唱できるとよりGood! 大人になってから、枕草子をそらんじられるのもかっこいいですよ。           2回くらい読んで飽きたら、あとはテストまでに1回か2回、読み返しておきましょう。(このときは音読でも黙読でも)   これで、テストに出る文章を頭に入れたうえで、テストに臨むことができます!           読んでいただきありがとうございます! 次回は、「その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!」をお届けします!   お楽しみに。     ◀第2回へ   第4回へ▶

【連載】定期テスト対策ってどうやるの? 第2回

こんにちは! 定期テストに向けた勉強についてのアドバイスを、5回に分けてお届け!     第1回  はじめに 始める時期と最初にやること第2回  その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回  その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!第4回  その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!第5回  おわりに まとめとスケジュールの立て方     ※今回紹介する方法はあくまで一例です。 参考にしつつ、自分に合う方法を見つけていきましょう!     第2回は、「その1 問題演習を繰り返し、体で覚える!」です。             数学で特におすすめ 数学はパターンを覚えてしまうのが一番近道なので、問題演習を繰り返して慣れるのが手っ取り早いです。 テスト日にノートの提出が求められる場合もありますね! その場合は一石二鳥です。   その他の教科でも、余裕があればやっておくと、より高得点が狙えるかもしれません。         用意するもの 〇問題集学校で配られているワークがあればそれを用意してください。丁度いいワークがない場合は、書店で定期テスト対策の本を探してみてください!(色合いやデザインなど、自分の気持ちが上がるものを選びましょう。)書店の棚の前に立っていると、学習意欲も高まります!★書店で買うときのワンポイント国語や英語は、教科書ワークや中間・期末の攻略本などの 「教科書に準拠したもの」だと、教科書の文章を題材にした問題を解けます。   〇ノート問題集に書きこまず、ノートを使って2周していきます。気分が上がるノートを選びましょう。 〇シャープペンシルまたは鉛筆 〇消しゴム 〇赤ペン(個人的に、ゲルインキだとちょっとテンションが上がります。)       やり方 さあ、始めていきます。ノートを半分のページを半分に折って、戻します。   これで真ん中に線が入ったページができました。   左側を1周目で、右側を2周目で使います。     問題番号は、わかればいいです。途中式や図もなるべく書きましょう。頭で考えるのも大事ですが、手をたくさん動かすのも大事です。     どうしてもわからないときは……         解説を見てしまいましょう! 赤ペンで解答を写しながら、なんでそうなるのかを考えます。解説を見てもわからない…というときは先生や友達、保護者の方に聞いてみてください。             1周目で解けなくても大丈夫!   解説を理解して、2周目のときには解ける!をめざします。           1周が終わったら、(飽きるので)1日置いたりして、2周目を始めます。今度は右側を使って、問題を解いていきましょう。         2周目が終われば、テスト範囲の問題にはだいぶ慣れているはずです。         1周目も2周目も間違えた問題や不安な問題があったら、 ワークにしるしをつけて、前日やテスト直前に見返しましょう。(しるしをつけたくない人は、付箋で!)         読んでいただきありがとうございます! 次回は、「その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!」をお届けします!   お楽しみに。     ◀第1回へ   第3回へ▶

【連載】定期テスト対策ってどうやるの? 第1回

こんにちは! 5月に入り、そろそろ、定期テストの足音が聞こえてきた!という学校も多いのではないでしょうか。中学1年生にとっては初めての大きなテストでもありますね!   定期テストに向けた勉強についてのアドバイスを、5回に分けてお届けします。     連載予定 第1回 はじめに 始める時期と最初にやること第2回 その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回 その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!第4回 その3 「覚えるものセット」を作り、赤シートで覚える!第5回 おわりに まとめとスケジュールの立て方     ※今回紹介する方法はあくまで一例です。 参考にしつつ、自分に合う方法を見つけていきましょう!     第1回は、「はじめに 始める時期と最初にやること」です。         定期テスト対策を始める時期 おすすめはずばり、 \\2週間前// です! テストは教科や範囲が広く、1週間前からだとだいぶ駆け足での対策になります。特に、「普段の授業に自信がない」「高得点を狙いたい!」という方は、 早めの対策をおすすめします。     最初にやること どの時期から始めるにしても…… テスト範囲が配られたらすぐやっておくべきことがあります。   それは   \\範囲の確認//   です。 教科書の該当ページ・資料集の該当ページなどを確認して、 疑問があったら周りに聞いておいてください。   特に、テスト範囲でやったプリントをなくしていないかを確かめておきます。万が一ない場合はクラスの人などに内容を見せてもらいましょう。(コピーや写真をもらえるとベスト!)     スケジュールをたてる 範囲を確認したら、テストまでの日数の中でいつ何をするか、を書き出してみます。 これをやっておかないと、 とりあえず目に付いたものを進めていたら、範囲が全然終わらなかった…… 今日何を始めればよいのかわからず、やる気がなくなった……   などの問題が起こります。 何より、「やるべきことをやれてる!」と確認できることは安心感につながりますね! 第2~4回までで具体的なやり方をご紹介した後、 第5回で具体的なスケジュールの立て方もお話しします。     読んでいただきありがとうございます! さて、初回は軽めにお届けしました。 具体的にどうすればいいのよ?!については、次回から紹介していきます!   お楽しみに!     第2回へ▶    

中学校生活を完全攻略! リニューアルした完全攻略を語る

この春! 文理の完全攻略シリーズが大幅リニューアルをしました!   今日は、新生・「完全攻略 学年別・領域別」について、語っていこうと思います。 ※かなりポイントを絞った話になります!  概要、また、高校入試シリーズについては特設サイトをご覧ください。   とはいえこれはおさらい! 『完全攻略』シリーズとは? 2008年の刊行以来、長く愛されるシリーズ。 「わかりやすい説明で要点をインプットする」参考書の側面と、 「様々な形式の問題を解いて学習内容をアウトプットする」問題集の側面が合体! 教科書だけではモノ足りないキミに、おすすめの学習参考書!         ではさっそく語りましょう!↓↓         表紙と紙面デザインを一新! まず、完全攻略、今までの表紙と紙面がこちらです。                        そして、新しくなった表紙・紙面がこちら!                   ……いかがでしょうか?         がらりと雰囲気が変わり、シンプルかつおしゃれな印象に生まれ変わったのではないでしょうか!     5教科並ぶと、色合いがきれいですね!           表紙の階段部分には、ピクトグラムのこびとさんが! このピクトくんたちは、教科によってさまざまな動きを見せます。 カバーを外したところにも、遊びがあるかも? ぜひ確認してみてください!               こだわりの教科別付録! 今回の改訂にあたり、付録が大幅パワーUP!   まず、全教科に共通でついているものは、★赤シート付小冊子(スマホにも対応!)★学習計画表(WEBダウンロード)★「定期テスト対策問題」に対応した解答用紙(WEBダウンロード)   解答用紙はこのような感じです。 「定期テスト対策問題」のページと対応した解答欄が印刷された解答用紙を、 WEBからダウンロードすることができます。 本にいきなり書き込まず、解答用紙を何枚かダウンロード・出力しておくと、何回でも解き直すことができますよ!     ▼▼ここからがすごい!!▼▼   完全攻略には、教科の力をのばすのに最適な+αの付録が用意されています。       国語・社会は 「耳ヨリ音声解説」   キャラクターの会話をラジオのように聞き流しながら、重要語句を頭に入れましょう。 真面目なだけの解説音声ではありません! 個性的な妖精たちが織りなす、一風変わった会話に思わず笑ってしまうかも……?     \どういうこと?と気になったらチェック!/             数学・理科は 「完全攻略テスト」   この2教科は、問題量をこなすことが定着への近道。 WEBからテストをダウンロードし,繰り返し演習できます。   苦手な単元も、数をこなして問題のパターンを覚えていくと、解きやすくなるはずです!     \しゅばばばばばばばば……/             そして英語! 『教科書ワーク』でもおなじみ「おん達」の完全攻略バージョンが登場! 「おん達 完全攻略」 「Perfect Book」と連動して、自宅でも発音練習や会話の練習ができます。 AIが採点してくれるので、家族や友人と発音対決をしてみては!   \ちょっとやってみました/         いかがでしたか?   今回紹介した見どころだけでなく、問題集としてもしっかり実力派です! ぜひ実際に使ってみてください! ▶シリーズページはこちら  ▶ご購入はこちら