2022/06/20

苦手な実技、どう向き合う?

実技が得意じゃないから、実技科目でいい成績はとれない気がする……

でも内申点のことを考えると実技を無視することもできない……

そういうときは、どうすればいいのでしょうか。

 

今日は、文理社員に苦手な実技を克服した体験を語ってもらいましたのでご紹介します!

 
 
ーーーーーーーーーー
 
こんにちは! 文理の社員です。
突然ですが、私はカナヅチです。
 
 
※カナヅチ=「泳げない人」の意
 
 

今日はこの場をお借りして、

をお話ししようと思います。

 

 

授業はしっかり取り組もう

大前提として、授業はちゃんと受けましょう。

「どうせうまくできないから適当でいいや」と思うと

余計つまらない授業時間になってしまいます。

授業態度も悪く見えてしまって大損です。

 

私も泳ぎがからきしダメで、いくらコツを教えられても、「いや浮かないのよ…」と思っていました。

当然、水泳の時間も嫌いでした!

でも、とりあえず手を抜かずに、できないなりにやる気はアピールすることを意識していました。

 

とはいえ

苦手な実技は気持ちが沈んでしまって、とても頑張れる気になれない……

そんな人もいると思います。

 

そういうときのコツは2つ!

 

1)「できない=だめ」ではないと認識する。

同じ人間でも、一人ひとり骨格や筋肉、ものの感じ方がちがいます。

そんな中では、苦労せずに高く跳べる人やバランスがとれる人もいれば、

それが苦手な人もいる、というのは至極当たり前の話です。

絵にしても歌にしても楽器にしても、同じです!

 

「ある人はできるのに自分はできない」ことも普通にありえるし、

それはだめなことではないことをまず知りましょう。
(逆上がりができなくても、死にはしないので大丈夫です)

2)できないことに対して、具体的に考える

先程述べたように、出来ないことがあるのは当然です。

ただ、「できない……しょぼん……」としているだけではいつまでも変わりませんし、

どんどん気持ちばかりが沈んでいきます。

 

 

できないときは、「なぜできないのか」「その原因をなくすにはどうするか」

を、具体化してみましょう。

たとえば、私はクロールをするときに息つぎがうまくできません。

なぜできないかというと、おそらく息つぎをするときに顔をあげすぎてしまって、

上半身を起こしたような状態になり、どんどん沈んでいってしまうんです。

「ではそれを防ぐためにどうするか?」

たとえば、息つぎの時に耳と腕の距離を近く保つように意識する、というのが考えられます。

こう考えると、「もしかしたら次はできるかも??」という気持ちになってきませんか?

 

もちろん!

人間の体はそんなにかしこくはないので、

意識して、それができるようになるには反復が必要です。

体育の授業時間くらいでは、結局克服はし切れなかった、ということもありえます。

(私も結局息つぎは克服できていないままです……)

 

でもそれでもいいんです。

むしろ、できないことを楽しむくらいの気持ちになれるといいですね。

 

 

筆記で盛り返せ!!

授業も頑張るとはいっても、とにかく実技テストに自信がない……

そういうときは、筆記を頑張りましょう!

私は泳ぐのがからっっっきしダメなので、

体育の筆記テストは5教科並みに勉強して高得点をもぎとりました。

 

実技の筆記テストはテスト範囲の教科書や、プリントの内容を頭に入れることが重要です。

教科書に緑マーカーを引いて、赤シートで確認したりしてそなえましょう。

 

文理からは、「中学教科書ワーク」「中間・期末の攻略本」の2シリーズから、実技対策本が出ています!

問題演習もして、感じをつかんでおきたい人にはおすすめです。

 

中間・期末の攻略本は、すでに赤シートで隠せるようになっている&暗記用ミニブック付き!

実技にそんなに時間かけてられない!という人にもおすすめ。

 

中身はこんな感じです。

 

 

「教科書ワーク」にも暗記ブックはついているので、

カラーがいい、がっつりやりたい、という場合はこちらがいいかもしれません。

 

これもパラパラしてみたのでご覧ください!

 

ー中学教科書ワークー

▶シリーズページはこちら  ▶ご購入はこちら

ー中間・期末の攻略本ー

▶シリーズページはこちら  ▶ご購入はこちら

 

実技は将来役に立つ!

国語数学英語理科社会……これらももちろん、のちのちまで役に立つ教科です。

しかし、実技科目も5教科と同じくらい、もしかしたらそれ以上に、大人になってから役に立ちます。

 

たとえば家庭科で習う、野菜の切り方や衣服の取り扱い表示……

今はまだ、自分で料理や洗濯をしていない人も多いと思いますが、

いつか自分でやることになったときにふんわりにでも知識があるとだいぶちがいます。

 

保健体育でも競技のことだけでなく、病気の種類や熱中症対策・応急手当の方法など、

生きるために必要なことを学びます。

 

音楽や美術は、直接生活に役立つ内容ではないかもしれませんが、

ある程度の文化的教養を身につけることは人生を豊かにすることにつながります。

歴史の文化史の勉強にもなりますよ!

 

そう考えると、ちょっとモチベーションにつながりませんか?

(私は泳ぎを習得できなかったので、川や海では遊ばないようにしています。)

 

 

実技も大事にしていきましょう!

応援しています!

 

 

 

 


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