なるほど!Bunri‐LOG
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教科書が変わる?!小学校の教科書について詳しくまとめました
学校で使用される教科書について 教科書とは? 教科書は正式には「教科用図書」といいます。 小学校の教科書は、国語や算数などいろいろな教科を勉強するための中心的な教材として使われます。 学校教育において、教科書はとても重要なものです。 そのため、原則として学校では文部科学大臣の検定に合格した教科書を使用する必要があります。 教科書が使用されるまでのサイクル 教科書が実際に子どもたちの手に届くまでには、いくつかの段階があります。 【1年目】 民間による教科書の著作・編集 【2年目】 文部科学省に置かれた専門家による審議会による教科書として適切かどうかの審査 【3年目】 合格したものの中から、教育委員会や国立・私立学校の校長先生が使用する教科書を採択 【4年目】 翌年度、実際に子どもたちが使用 以上のようなサイクルで教科書は使用されるため、基本的に教科書は4年のサイクルで使用されているということになります。 教科書検定 民間で発行された図書は、文部科学大臣の検定を経て初めて、学校で使用される「教科書」となります。 発行者から検定申請された図書は、調査の後、審議会において専門的・学術的に審議されます。 教科書検定制度は、教科書の著作・編集を教科書会社などの民間に委ね、著作者の創意工夫に期待するとともに、 検定により内容の適切性を確保することを目的としています。 出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/) 発行と供給 多くの検定教科書の中から、どの教科書を使って子供たちに教えるかを決めるのが「採択」です。 文部科学省は採択された必要となる採択された教科書の見込み数を集計し、発行者に教科書の発行部数を指示します。 発行者は教科書供給業者と連携して、学校の子どもたちへの教科書の確実な供給を実現しています。 また、学校で配られる教科書は無償で給与されていますね。 こちらは教育費の軽減するという効果も持ちますが、 なにより未来を担う子どもたちへの期待をこめて、日本国民全体の願いとともに無償給与が実現しています。 ぜひお使いの教科書を、大切に、役立ててください。 2024年は小学校教科書改訂年 教科書自体が改訂される 先ほど、基本的に教科書は4年のサイクルで使用されているというお話をしましたが、 2024年はまさに、その4年に一度の、実際に小学生のお子さまが学校でお使いの教科書が変わる年です! 教科書自体が、教育指針や学習内容の変化に対応するため改訂が行われています。 4月になれば、新しくなった教科書が学校で配られ、その新しい教科書で日々、勉強することになります。 教科書採択で使用する教科書の銘柄が変わることも 教科書が実際に子どもたちに配られる前に、どの教科書を使って学んでもらうかを、教育委員会や国立・私立学校の校長先生が採択しますが、 その教科書の採択自体も、この4年のサイクルで変更になることがあります。 そのため、昨年まで使っていた教科書の出版元とは違う出版元から発行された教科書をお子さまがお使いになる可能性がありますので、 昨年からの変更がある場合には注意が必要です。 お子さまが通う学校で使用する教科書を知るには? それでは、どうすれば実際にお子さまが学校でお使いになる教科書を知ることができるでしょうか。 いまご覧いただいているサイト、「なるほど!BUNRI」のなかに、 採択教科書サーチというページがあるので、そちらからお調べいただくことができます! 【学年】【学校の種類】【都道府県】【地域・学校】などを選択すれば、簡単に、2024年度からどの教科書が使われるかがわかります! ▲こちらの画像からも採択教科書サーチにとぶことができますので、ぜひお使いください。▲ 教科書改訂に合わせて、教科書準拠品も改訂 ▶教科書準拠品 とは、本屋さんで売られている参考書や問題集のなかで、教科書の内容に沿って作られたもののことです。 上記でご説明したように、2024年度から小学校の教科書は新しくなります! その改訂に合わせて、教科書準拠品も、新しい教科書にぴったり合ったものになるように、改訂しています! 小学教科書ガイド 「小学教科書ガイド」とは? 教科書の内容にぴったり合った、学習をガイドする参考書です! 特長① 教科書の内容がまるごとわかる! 教科書の内容を、もれなく・くわしく・わかりやすく解説してあるので、教科書の予習・復習に最適です。 特長② 要点の整理・考え方・問題の答えがズバリ! 教科書の問題について、考え方やヒント・解答がつけてあるので、教科書の内容がズバリわかり、勉強が進みます。 特長③ テスト対策もバッチリ! 教科書の重要事項やテストに出そうな事項がひと目でわかるようまとめてあるので、学校のテストの準備もこれで万全です。 英語が初登場! 2024年度より、東京書籍㈱の英語教科書「NEW HORIZON Elementary English Course 5、6」に対応した『小学教科書ガイド』が初登場。 中学校以降の学習に向け、より重要性を増している小学英語について、家庭学習の強い味方となります。 特長① オールカラー&教科書の紙面掲載でわかりやすい! 実際の教科書の紙面に対応して、そのページでめざすことや解説が載っているので、自宅での教科書の予習・復習が進めやすくなります。 特長② 日本語訳、音声スクリプト(放送文)、問題の答えや解答例を掲載! 教科書の英語の日本語訳がついており、問題の答えや解答例も紹介しています。 英語音声のスクリプト(放送文)とその日本語訳を確認することができます。 教科書の二次元コードで聞ける英語音声の意味をたしかめることができるのはもちろん、 教科書に二次元コードがついておらず、通常自宅では放送内容が確認できない箇所も、文章で確認することができます。 小学教科書ガイド ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 小学教科書ワーク 「小学教科書ワーク」とは? 「小学教科書ワーク」は“教科書準拠“と呼ばれる学習参考書です。 教科書会社ごとに発行され、それぞれの教科書に沿った単元配列となっており、教科書に基づいた予習・復習を効率的に行うことができます。 特長① 教科書の内容をていねいに解説! 特長② 教科書の内容に完全対応! 特長③ きほん・練習・まとめの3ステップで着実なステップアップ! ▶NEW!! 動画と自動採点CBTが登場! 【導入や振り返りを楽しく!】わくわく動画 1~3分の動画で学習内容を楽しくわかりやすく解説します。 ワーク本体に取り組む前の導入やテスト前の振り返りに活用できます。 ▲紙面の二次元コードから動画を見ることができる 【次世代型テストを体験!】自動採点CBT 教科書ワークのしあげとして、CBTでのテストに取り組むことができます。 CBT(Computer-Based Testing)はコンピュータを利用した試験形式であり、受験、採点、結果のすべてがコンピュータ上で行われます。 テスト後は自動で採点され、以下のような帳票がすぐに出力できます。 ▲帳票サンプル(文言はダミーです) 英検®(実用英語技能検定)でもCBT形式の受験者が増加しており、2025年度の全国学力調査においても中学理科などでCBTの導入が予定されています。 既存の付録もパワーアップ! 漢字・計算練習ノートがオールカラーに 学習の基礎である漢字と計算をより強化できる練習ノートが、オールカラーになってより取り組みやすくなりました。 理科・社会の「わくわくカード」がWEBアプリに! 単語帳のようにめくってポイントの確認ができる『わくわくカード』には、いつでもどこでも復習できるアプリが搭載されました! 紙とデジタルの両方を活用して覚えたばかりの事項や不安な事項を繰り返し確認することで、力がつきます! そのほかにも付録がたくさん! ご紹介した付録のほかにもシールや教科ごとのポスター、学校のテストに近い形で問題演習ができる実力判定テストなど、 家庭学習をサポートする付録がたくさんついています。 授業内容を様々な角度から振り返り、深い理解を得るために有効です。 ※教科によって一部付録内容が異なります。 小学教科書ワーク ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 小学教科書ドリル 小学教科書ドリルとは 1回10分!学習習慣が身につくコンパクトなドリル A5サイズで持ち運びやすく、1ページ当たりの問題量も少なめで、日々の学習習慣づけに最適です。 教科書に合った内容で、基礎力を定着させるのにおすすめの教材となっています。 特長① 表で基本、裏で確認問題のステップで、無理なく取り組める! 小学教科書ドリルは、表面が基本問題、裏面が確認問題という構成になっています。 ステップを踏むため、無理なく取り組むことができます。 特長② 国語・算数は教科書に完全対応! 国語・算数は”教科書準拠版”での発行です。 "教科書準拠版"は、それぞれの教科書に合わせた単元構成となっており、より教科書に即した学習を行うことができます。 小学教科書ドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら ※これらの教科書準拠品を購入される際は、表紙または背に表示されている教科書会社名・教科書名が、学校でお使い教科書と一致しているかどうかをお確かめの上、ご購入ください。 まとめ いかがでしたか。 2024年度の小学教科書改訂に合わせて、小学校で使われる教科書について解説し、それに対応した文理の教科書準拠品についても紹介しました。 教科書は、未来を担う子どもたちのために、大切に作られています。 ぜひ、教科書を大いに活用し、学びに役立てましょう!
思い出の卒業アルバム
もうすぐ卒業シーズンですね。 卒業生のみなさん、おめでとうございます。 保護者のみなさまの感慨もひとしおのことと存じます。 筆者自身が小・中を卒業したのはかれこれ二十数年前…。 先日、実家に帰ったときに部屋を整理していたら子どものころの卒業アルバムが出てきました。 かたづけそっちのけでついつい眺めていましたが、よく見ると今の子どもたちの卒業アルバムとはいろいろと違うところがありました。 欠席者はどう載る? 卒業アルバムにはクラスの集合写真が載っていますよね。 その撮影日に欠席すると、昔は写真の隅に別窓で顔写真を載せるのが定番でした。 しかし最近はデジタル写真の技術の進歩で、別撮りした欠席者の写真をあたかもその場にいたかのように合成して載せる学校もあります。 あまりにも自然なので見分けがつきません。 失敗写真が減った⁈ それから昔の集合写真では、たいてい一人か二人は目をつぶっていました。 昔はフィルムで撮影していたので、撮り直せても1枚か2枚。 その中で写りの良いほうを選びますが、全員が目を開けているのはまれ、というか奇跡的です。 今はデジタルカメラが主流なので、何枚も取れますし、その場で確認できます。 だから、変なタイミングで取られたショットがアルバムに載ることは昔よりも少なくなりました。 さらに、こちらも合成技術の進歩で、目をつぶってしまった写真も目を開けているように加工することもあるそうです。 (2枚撮ったうちの1枚を使用して合成する) 電話番号や住所が載っていた⁈ それから、昔の卒業アルバムには、個人の住所や電話番号が載っていました。 大人になってから同総会を開きたいと思ったときなどは、実家の連絡先が分かるので便利だったのですが、外部に流出して悪用されることもあり社会的な問題になりました。 2005年に個人情報保護法が施行されたこともあり、個人の住所や電話番号が載っている卒業アルバムはほとんどなくなりました。 変わらないものも? アルバムの最後には寄せ書き欄がありました。(これは今でもあるのかな。) 卒業式当日に友達や先生にメッセージを書いてもらったのが、いい思い出です。 まあ、今見るとイロイロ恥ずかしかったりもするのですが・・・。 いまでも、まだ紙の卒業アルバムが主流ですが、デジタルのアルバムのサービスも登場しています。 時代によって形は変わっても、思い出が残る卒業アルバム。 大人になってから見直すと懐かしい気持ちになります。 執筆担当者:O 30代営業 卒業の思い出:母校の小学校では下級生が卒業生に石で作った文鎮をおくるという伝統がありました。(といっても、道端の大きめの石を拾ってきて、布でラッピングするだけの簡単なものなのですが。)あの文鎮、どこに行ったんだろう…。
冬はやっぱり蟹食べたい!
毎日寒いですね! こんな寒い季節に食べたい旬の味覚と言えば、蟹で間違いありませんね! 日本は島国ですから、色々な美味しい海の幸が獲れます。その中でも味覚の王様と言われている蟹。蟹というと北国のイメージですが、実は日本全国、色々な地域で蟹が獲られ、蟹料理が食べられています。1月の記事では北陸の蟹についてご紹介しましたが、今回は全国の地域ごとに獲れる蟹と、蟹料理の種類について調べてみました。 北海道のカニ まずは北海道。日本で最も有名な蟹の産地の一つであり、ズワイガニやタラバガニ、毛ガニなど色々な蟹が獲れます。 まずはズワイガニ。獲れる時期も長いため、蟹と言えば北海道のズワイガニを思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。冷たい海で育ったズワイガニは身がぎっしりと詰まっており、濃厚な甘みがあります。新鮮なズワイガニは生のままで食べる刺身や、鍋で楽しむ蟹しゃぶ、濃厚な味噌を使った蟹の味噌汁も美味しいですね。 また、タラバガニはズワイガニに比べると大きく、弾力のある食感です。ボイルや焼き蟹で食べることが多いですね。味は割と淡泊ですが、なにしろ身が大きいのでガッツリ食べたい人にお勧めですね! そして毛ガニ。毛ガニはなんと北海道ではオールシーズン獲れるそうです。日本海側、太平洋側、オホーツク側とどの海にも生息しており、それぞれ旬な季節があるのでぐるっと一周して獲れるようですね。さすが北海道!ズワイガニやタラバガニと比べると小さいですが味は濃厚。茹でて食べるのが一般的ですね。味噌も濃厚で美味しいので一緒に食べるのが最高です。 東北地方の蟹 続いて東北地方。青森県や福島県で獲れる松葉カニが有名ですね。特に福島県相馬市の松川浦漁港では年間200トンもの松葉ガニが水揚げされるとのこと。松葉カニは種類でいうとズワイガニと同じで、特定の地域で獲れるズワイガニを指しています。カニステーキや陶板焼きなど焼き料理が人気です。温泉旅館で食べられることが多いので、是非泊まってみたいですね~。 北陸地方の蟹 北陸地方も蟹が沢山獲れます。特に福井県と石川県で水揚げされるものがブランドガニとして有名です。特に有名なのは福井県で獲れるのは「越前ガニ」。日本で最も古くから漁がおこなわれていたという記録もあるそうです。全国唯一の皇室献上ガニとされ、蟹の中の王様と言えますね!そして石川県で獲れるのは「加能ガニ」「香箱ガニ」と呼ばれます。加能カニはオス、香箱ガニはメスで、オスの方が大きいのですがメスには卵巣やお腹の外側に卵があり、これが絶品とのこと。県外に出回ることがあまりないそうで、是非現地に行って食べてみたいですねえ。 近畿地方の蟹 蟹はどちらかというと北国のイメージですが、近畿地方でも獲れます。中でも京都府京丹後市の「間人(たいざ)漁港」のズワイガニは「間人ガニ」と呼ばれ、プランクトンが豊富な漁場で獲れるためサイズが大きく身が詰まっているのが特徴。また大きさ・重さ・形・身詰まりなど、他のブランドガニとは比べても非常に高い基準で選別・ランク分けされているため、カニの中でも最上級といわれています。しかも「間人ガニ」を漁獲する小型の底曳網漁船はなんと5隻のみしか無く、しかも荒波や寒さで出航できない場合も多いことから「幻のカニ」とも。茹でて良し、味噌も美味い、ご当地なら刺身でも食べられるそう。いやあ、一度で良いから食べてみたいですね~。 九州地方の蟹 最後は九州。有明海で獲れるワタリガニが有名です。なかでも佐賀県太良町獲れるワタリガニを「竹崎カニ」としており、夏は主にオス、冬はメスと一年中食べられるそう。主に塩ゆでで食べられており、真っ赤にゆであがったカニを両手で割りながら食べることが出来ます。地元では刺身、焼きガニ、天ぷらなどでも味わえるようですねえ。美味しそう! いかがでしたでしょうか。日本全国に地域ごとの蟹があり、その地域の気候や海の環境によって、それぞれ独自の特徴や美味しさを持っているのが興味深いですね! 寒い冬だからこそご当地の蟹を食べて、元気に乗り切りたいですね! ~今回の執筆者~ イニシャル:T 所属:営業部門 年代:40代 今回のひとこと:個人的には根室の花咲港で獲れる「花咲ガニ」がおススメ!なかなか北海道以外では食べられないカニなので、食べてみたい人は北海道へGO!!
2024年はうるう年!うるう年って何のためにあるんだろう
2024年は「うるう年」!ということで、今年は2月29日が存在する年です。つまり、1年が366日ある年ですね、いつもよりも1日増えて、なんだかちょっとお得に感じます。しかし、この「うるう年」どうして存在するのでしょうか?皆さんはどの年が「うるう年」に当たるのか知っていますか?今回、「うるう年」についていろいろ調べてみましたので、ご紹介します! うるう年とは? 上でも書いた通り、うるう年とは通常の年よりも2月29日が追加され1日多くなった年のことを言います! 漢字では「閏年」と書き、「じゅんねん」とも呼びます。この「うるう年」、なんと古代ローマの時代から始まっているそうです。ユリウス・カエサルが制定したユリウス暦で、「うるう年」が導入され、ユリウス暦では1年の最後に当たる月である「2月」で日数の調整がされていたようです。2月の日数が他より少なかったり、うるう年で1日増えたりするのは、古代ローマの暦がもとになっているからなんですね。 うるう年は何であるんだろう? では、そんな「うるう年」の日と、うるう年でない日が存在するのでしょうか? そもそも、年間日数である「365日」は、地球が太陽の周りを1周する公転周期にあたります。しかし、正確には公転周期は365日ではなく、「365.24219日」なんです! 小数点以下の数字なんて誤差だと思うかもしれませんが、この小数点以下を時間に換算すると、公転周期と暦には毎年「6時間」ずれが生じていることになります。 つまり、4年がたつと、1日ずれてしまうことになりますね。40年たつと10日間もずれてしまうことになり、いずれ暦と季節が合わなくなっていってしまいます。このずれをなくすために「うるう年」が導入されることになったようですね。 どの年がうるう年? 4年で1日ずれてしまう年間日数。この1日のために、原則的には4年に1度「うるう年」が作られています。 現在私たちが使っている暦は「グレゴリオ暦」といい、世界中で使われているのですが。グレゴリオ暦では「うるう年」になる年を2つのルールで決めています。 ① 西暦年数が4で割り切れる年 例えば2004年、2008年、2012年…もちろん、2024年も4で割り切ることができますね。4年に1度「うるう年」が来るように、このようなルールが決められています。 ② 西暦年数が100で割り切れて400で割り切れない年は平年(うるう年ではない年のこと)とする ①のルールの他に②のルールが決められています。これは例えば、2100年は4で割り切ることができますが「100で割り切ることができ、400で割り切れない」ので平年になります。同じように2200年や2300年もそうだと言えますね。 「うるう年」はほぼ4年に1度来ますが、時たま8年に1度になるため注意が必要です。 うるう秒もあるって知ってた? 「うるう年」だけではなく「うるう秒」も存在していたこと知っていましたか? 世界の基準の時間は高精度な原子時計に基づいて決められていますが、地球が1回転する時間で決まる1日の長さ(24時間)は、実は海流や大気の影響などでムラがあります。 そのため、世界の標準時間と徐々にずれていってしまうことになります。このずれを「0.9秒以内」に戻すために導入されたのが「うるう秒」です。 1972年に「うるう秒」が実施されてから、27回行われており、2017年1月1日(日本標準時間)に行われた「うるう秒」が最近のものになります。 しかし、このうるう秒、2035年まで原則廃止になることが決定しました!うるう秒を追加するたびに、コンピューターなどのシステムも1秒追加する必要があるため、もしシステムで問題が起きた場合大変なことになってしまいます。 そういった危険性があるため、「うるう秒」は原則廃止になったようです。 うるう年の問題も解いてみよう! 「うるう年」についていろいろご紹介してきましたが、ここからは「うるう年」に関する中学入試の算数問題でも出題される問題を解いてみましょう! どうですか?解けましたか? 特に問題②は入試にも出題される「日暦算」と呼ばれる問題です。小学5年生ぐらいで習うことが多いです。 うるう年になる年かどうかには、規則性があるので、その規則を使ってしまえば簡単に問題を解くことができます。 では、それぞれ答え合わせをしていきましょう。 解説 上の図のように、4、100、400、それぞれの数字で割り切れるかどうかを計算してみましょう! 「4で割り切れて、100と400では割り切れない年」「4でも100でも400でも割り切れる年」この2つの西暦がうるう年になります! 解説 ①1年後の7月24日は何曜日かを調べてみる! 1年は365日のため、365日を7日間(1週間)で割ってみましょう! 365÷7=52あまり1(52週と1日) 2024年の7月24日が、2023年の7月24日の52周と1日後にくることをあらわしています。 つまりこれは、1年がたつごとに曜日は1つずれるということを表しています。 2023年7月24日は月曜日ですが、来年の2024年7月24日は火曜日になると考えられますね。 しかし、2024年はうるう年のため、2/29がふえますね。そのため、うるう年の年は1日ずれる日が多くなるため、曜日が2つずれるということがわかります。 これらのことから、2024年7月24日は火曜日ではなく水曜日ということが導き出せます。 ②100年の間に何回「うるう年」があるかを考える 2023年の100年後は2123年!この100年間の中に何回うるう年があるかを計算してみましょう。 4の倍数がうるう年のため 100年÷4=25回 しかし、問題①で出てきたように2100年はうるう年に含まれないので(4と100で割り切れるが、400では割り切れないため!) 25回ー1回=24回 うるう年は、2123年までの間に24回あったということがわかります。 ③うるう年を2年分として計算する! ここが簡単に解くためのポイント!! うるう年は2日分曜日がずれるので、うるう年は2年分として扱いましょう。 つまり、100年後で計算するのではなく、124年後として計算します。 そして、1年で曜日が一つずれるなら、7年で7つずれて、また元の曜日に戻ってくるので 124÷7=17あまり5 17回月曜日~日曜日をくり返し、月曜日の5日後と考えると2123年7月24日は土曜日!ということがわかります。 まとめ 今回は、「うるう年」について、ご紹介いたしました。 私も調べていて知らないことばっかりだったので驚きでした。 うるう年のルールはなんとなく4年に一度なのかなと思っていたら、他にもルールがあったんですね。 また、今回はうるう年のルールを使って解く問題もご紹介しましたが、皆さん解けましたか? 2問目は特に中学受験にも出題されるようなレベルの問題で難しかったのではないかと思います。 こういった問題はルールを理解して、規則性を見つけることが大切です。 是非、他の問題も解いてみてください!
小6の学習を ひとまとめ! 中学入学前の復習の必要性とは?
小学校を卒業して中学校に入学する。 新しい生活が待っていて楽しみ! その半面、勉強のほうでは、「算数」は「数学」に変わるし、教科数も増えるし、なんかむずかしそう。 そう漠然と思ってしまうかもしれません。今のうちに、何かできることはないでしょうか。 少し考えてみましょう。 どうして小学校の復習が重要なの? 〇 基礎学力が身につくから 中学の勉強は新しいことばかりで大変そう、と思うかもしれません。 でも、中学校の勉強は小学校で習ったことがベースになっているので、そう構えることはありません。 では、どうしたらいいのでしょうか。 やはり小学校で習ったことをおさらい、復習しておけばいいのです。 そうすることで、中学校で勉強するための準備ができ、中学校に向けての基礎学力が身につくのです。 〇 苦手を残さないため 小学校では「算数」だったのが「数学」をいう名前に変わります。 それだけで、「算数苦手だった・・・」、「計算問題、むずかしい・・・」などと苦手意識が先に立ってしまうかもしれません。 そんな風に思ってしまうと中学入学前から苦手意識を持ってしまい、まだ始まっていないのにもったいないです。 小学生の時に苦手だったところは、小学生のうちに残さず克服しておけば、安心して中学生生活を始められます。 〇 中学校との学習つながり 小学校で習ったことがベースとなり、中学校でさらに深めて学んでいきます。 当然、小学校と中学校の学習はつながっています。 たとえば、小学校の算数では、一桁のたし算ひき算などからスタートし、そして小数点が入った計算や分数の計算などを学習していきました。 中学校の数学では、それらをベースにして、方程式を習っていくことになります。 小学校と中学校の学習はつながっているのです。 〇 初めてのテストで好スタートが切れる 中学校に入ると、当然テストがあります。最近は定期テストの形も地域や学校によって様々になっていますが、 パターンとしては2,3か月で区切っての定期テストが行われることが多いです。 中学に入っての初めてのテストは、入学して間もないことから、小学校で習ったことが出題される可能性が高いと思われますので、 しっかり小学校の内容を復習しておくことは、最初のテストでいいスタートが切れることにつながります。 小学校の復習のやり方 〇 冬休み・春休みは絶好の総復習のタイミング それでは小学校の復習はいつやるのがいいのでしょうか。夏休みは休みの期間が長いのですが、まだ、学年の半分も進んでいませんので、勉強が進んだ冬休み、春休みが、総復習をする絶好のタイミングだと思われます。 冬休み前までに習ってきた範囲を短期集中で復習できますし、当然、春休みにはその学年で習った全範囲を復習できます。 〇 復習にぴったりの教材は? 教科書やノートを見直す 復習をするのには何をつかってやるのがいいのでしょうか。 ひとつめとして、学校で使っている教科書、そして授業を受けた際にとったノートを見直すことです。 それぞれの地域や学校毎に使っている教科書が異なります。 まず、お手元もある教科書が授業のベースになっていますから、もとの教科書を見直すことは有効です。 そして、その教科書に基づいた授業を受けているので、その際にとったノートはとてもまとめられており、自身の教科書を理解するのに役立つことになるでしょう。 過去のテストを解きなおす 学校で行われた過去のテストを解きなおすことはとてもいい復習方法です。 テストは先生が重要だと思ったことをみんなが理解しているかを確かめるためにやっています。そこには重要事項が集まっています。 それらをもう一度、解きなおしたり、間違えたところだけをさらに見直すことでとても効率的な復習ができます。 学習サイトや学習プリントを活用 今、インターネットには、多くの学習サイトがあります。 学習プリントを無料でダウンロードできるところも多くあります。 インターネットですので、手軽にできます。やりたい教科だけ見てみたり、やりたい範囲だけを選んでできます。 いろんな種類があるので、自分に合ったものがあるかもしれません。 問題集やドリルで復習 書店にある問題集やドリルは、いろんなタイプが発行されています。 教科書に準じて作られている教科書準拠版問題集はまさに、前述の教科書をおさらい復習するのには最適です。 教科書に準じたドリルでの復習も、教科書のマスターにはいいでしょう。 また、7日間や10日間で復習が完成する問題集やドリル、夏休みなど休みの期間に合わせた復習問題集、またキャラクターやカワイイデザインの問題集など、いろんな切り口の問題集があります。 短期間で復習したい人、キャラクターなどを見ながらモチベーションUPさせて勉強したい人など、目的に合わせて選ぶことができます。 〇 学年総復習系の問題集で効率的に復習 そのほかに、学年をまとめて総復習できる問題集もあります。 小学校では算数・国語・理科・社会、そして英語の5教科の1年分を1冊に収録しており、とても効率的にできる問題集です。 3年生であれば3年生の1年間で学習する5教科の内容が1冊に収録されていますし、 6年生であれば、6年生の1年間で学習する5教科の内容が1冊に入っているため、各教科でバラバラに買いそろえる必要がないです。 それぞれの学年で、まとめて総復習するには最適の問題集といえるでしょう。 おすすめの復習教材「全科まとめて」【2025年度改訂】 そこでおススメなのが、文理の「全科まとめて」。 〇 すべての教科を1冊で学習できる たとえば、3年生の「全科まとめて」は、算数・国語・理科・社会に加えて、英語も入っていて5教科まとめて復習できます。 3年生~6年生は算数・国語・理科・社会・英語の5教科収録。 1年生、2年生は、算数・国語。生活の3教科が入っています。 これらの教科の1年分がまとめて1冊で総復習できます。 〇 学年の総仕上げにぴったり 書店に行くと、復習の問題集がたくさん出ています。 算数はこの問題集を選んで、国語はこちらのほうがいいかなあ、と迷うこともあると思います。 学年の最後に、何かやろう!とするときには、「全科まとめて」は全教科が1冊にまとまっていて、 しかも、1年分が網羅されているので、まず取りかかる問題集には最適。学年の総仕上げにはぴったりの問題集です。 〇 「全科まとめて」おすすめ学習方法 1回1枚の切り取り式なので、机でもリビングでも、どこでもいつでも気軽にできます。 たとえば1日1枚ずつ、やっていくのもいいでしょう。 ページの裏面に、表面が同じ問題になっているので、間違えた問題があれば時間をおいてもう一度取り組んでみましょう。 理解できたか確かめることができます。 各ページについている二次元コードを読み取ると、デジタル版の解答を見ることができます。 デジタル版は、紙面に答えが書き入れられており、直感的に丸付けを行うことができます。 紙のドリル本体にも答えの一覧が載っているため、従来通り紙を参照して丸付けをすることも可能です。 各教科、それぞれ進めていくと、教科毎に「しあげのテスト」がついていますので、総復習ができる構成になっています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら まとめ 中学校に入学前は何かと不安なものです。 世の中には、いろんな勉強ツールがあふれています。 小学校の復習をしっかりして、基礎学力を身につけ、中学校につなげていきたいですね。 学年の総復習が1冊でできる「全科まとめて」をやって、スムーズなスタートを切れるよう、準備しましょう。
バレンタインは「おかしなドリル」で楽しもう♪
今日はバレンタインの日ですね! 大切なお友だちやご家族と、チョコレートを作って食べましたか?とびきりおいしいチョコレートを買った方もいるかもしれませんね。 1年のなかでもとっても楽しみな日のうちの1日、バレンタイン。 「おかしなドリル」でもっとバレンタインを楽しみましょう! 「おかしなドリル」とは? 文理と明治がコラボした小学生低学年向けの算数ドリルです! 「普通のドリルでは子どもの集中力が続かない」 「ニガテな算数に進んで取り組むきっかけがほしい」 そんな声にお応えして、多くの人に愛される「おかし」に着目したドリルが誕生しました! おかしにこだわりました! 表紙・裏表紙はおかしのパッケージにそっくり! 算数の問題にも、たくさんおかしが登場します。 切り取り式なので、学童に自習学習用として持って行ったり、家庭学習の習慣付けに使ったりするのにもおすすめです。 お楽しみ要素もたくさん! ドリルの間にある「チョコっとまめちしき」や「チョコっとひとやすみ」では、食育関連のテーマやおかしのアレンジレシピなど、幅広いコンテンツを掲載。 楽しく知識の幅を広げることができます。 モチベーションを高める付録つき単元ごとにシールを貼っていく達成表や、学習テーマに沿った算数ボードの付録付き!工作ができるペーパークラフトも付いています。 付録を活用しながら1冊全部、やる気を持った状態で進めることができるので、お子さまの自信になります! レシピでおかしを作ってみよう 今日はバレンタイン♪ということで、「おかしなドリル おかしなドリル 2年 たし算・ひき算」に掲載されているレシピを作ってみましょう! とろけるキャラメルファッジ 材料 明治エッセルスーバーカップ(バニラ)⋯4〜5個 <キャラメルソース> 砂糖…80g 生クリーム…100ml 水…25 ml <デコレーション> アボロ…適量 ミントの葉…適量 〇道具〇 電子レンジ、手鍋、ボウル、ヘラ <作り方> ①手鍋に砂糖と水を入れて、中火にかけます。 ②5〜6分煮詰めてあめ色になったら弱火にして、 ③電子レンジで温めた(500Wで20秒程度)生クリームを, 少しずつ加えて混ぜながらキャラメルソースに仕上げます。 ④②の粗熱が取れたらボウルに氷水を入れ、手鍋の底を当ててぽってりしたかたさになるまでへラで混ぜます。 ⑤トッピングを加えて完成! チャレンジしてみましょう! おかしなドリルは、工作やお菓子作りなど、ドリル1冊1冊に親子で楽しめるコンテンツがつまっています! 親子でドリルを進めながら、親子で一緒にチャレンジしてみてください♪ ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら
新中学1年生必見! 春休みにやるべき勉強は? 進学後の学習におすすめの問題集も紹介!
いよいよ小学校卒業まであと少し!中学校入学に向けての準備は進んでいますか? 中学でいきなり授業が難しくなってついていけるか心配… 小学校の学習内容で不安な単元がいくつかある… このように、中学入学前にどんな学習をするべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな新中1年生に、復習のポイントと春休みにおすすめの問題集をご紹介! さらに中学進学後の学習に役立つ教科書準拠版の問題集もご紹介します。 目次 中学進級に備えて、新中1が春休みにすべきこと ▶ポイントを押さえた小学校の復習 ▶中学校の学習をちょっとだけ先取り ここだけは押さえておきたい小学校の学習事項 ▶国語の復習ポイント ▶算数の復習ポイント ▶理科の復習ポイント ▶社会の復習ポイント ▶英語の復習ポイント 春休みにおすすめ! 1冊で全教科の復習ができる!「全科まとめて」 中学生は予習・復習が肝心! おすすめは「中学教科書ワーク」 まとめ 中学進級に備えて、新中1が春休みにすべきこと ポイントを押さえた小学校の復習 春休みの間に全教科復習する!など無謀な学習計画をついつい立ててしまっていませんか? 今から中学校に入学するまでの期間は2か月もありません。 小学校の復習を効率よく行うためには、各教科のポイントを絞って学習することがおすすめです。 中学校の学習をちょっとだけ先取り 復習をしつつ、中学校の学習を予習することもおすすめです。 入学前に少しでも学習に触れておくことで、いきなりつまずくことなく、スムーズに中学の学習を進めることができます。 ここだけは押さえておきたい小学校の学習事項 各教科の苦手がはっきりしていれば自身で計画を立て、学習することができますが、どの教科もどこを復習したら良いのかわからない… という方向けに教科別でここだけは押さえたい復習のポイントをまとめました! ポイントを見ながら、自分が特に苦手な教科から復習に取り組みましょう。 国語の復習ポイント 小学漢字の音読み、訓読みを確認し、書けるように(漢字・言語) 中学校ではさらに新出に漢字を学習しなければなりません。 今のうちに、小学校で習った感じは完璧にしておきましょう。 過去に受けた漢字テストで間違えた問題をノートに書き写して、自分だけの漢字ノートを作成すると、1度きりでなく何度も復習することができます。 また、漢検®5級の対象漢字は「小学校6年生修了程度(1026字)」ですので、5級取得を目指して学習するのもおすすめです。 47都道府県をすべて漢字で書いてみよう(漢字・言語) 愛媛、茨城、熊本、新潟…など難しい漢字が含まれる「都道府県」の漢字。 授業で習った人も多いと思いますが、実は小学校では必修なんです。 47都道府県漢字がしっかりと読み書きできるか春休みの間に確認しておきましょう。 都道府県は中学校の地理の時間で「どの場所にあるか」「特産物は何か」といった学習もするので、漢字の読み書きと一緒に学習すると中学への予習にも繋がります。 何がーどうする、何がーどんなだ、何がー何だ、の文の形を押さえる(文法) 小説や説明文の読解が苦手…でも読解問題をどのように対策すれば良いか分からない…。 そんな人はまず、「文法」を復習しましょう。 「文法」を学習するとひとつひとつの文の繋がりが分かるようになり、文章全体の構造がわかるようになります。 文章の構造がわかると、次第に読解問題も解けるようになるので、読解問題が苦手な人はまずは「文法」を押さえるようにしましょう。 算数の復習ポイント 四則演算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)を練習しよう 四則演算は中学に上がって学習する数学の基盤となります。 計算ミスがないよう、春休みの内に学習しましょう。 計算スピードも求められてくるので、時間を測りながら問題を解く習慣をつけましょう。 通分や約分のしかたを確認しよう つまずきがちになる分数…。 分数が苦手な人は、通分・約分を理解できていない場合がほとんどです。 改めて通分と約分の方法を確認し、実際に問題を解いてみましょう。 分数、小数の計算を、早く正確にできるようにしよう 四則演算と同じく、分数、小数の計算も時間を測って解くようにしよう。 時間内に解けて余裕がある場合は、必ず見直しをする習慣もつけるようにしましょう。 分数、小数の計算は四則演算と同じく中学数学の基盤になります。 春休みの内にしっかりとスピードと正確さを身につけましょう。 割合の求め方と速さの求め方を確認しよう 割合の問題になると急に手が止まってしまう… 速さの求め方がいまいち理解できない… そんな人は、まずは割合と速さの基本的な考え方と公式を復習しましょう。 考え方が理解できたら、少しずつ演習問題を解き、丁寧に答え合わせしましょう。 面積や体積の求め方を確認しよう 面積や体積の問題も、まずは基本的な考え方や公式を復習しましょう。 問題を解いている途中でつまずいたら、解答を見ながら、もう一度トライしてみましょう。 面積や体積の問題は中学数学でより複雑になるので、苦手な人はしっかり復習するようにしましょう。 得意な人は発展的な問題も解いてみましょう。 理科の復習ポイント 植物の育ち方や昆虫の体のつくりを確認しよう(小3、小5、小6) 小学校で学習した生物分野の復習をしましょう。 教科書の図や写真を見て、植物や昆虫の成長と体のつくりを復習してみましょう。 中学では小学校で習った内容をさらに深めていくので、予習に取り組むのもおすすめです。 もののとけ方のきまりを確認しよう(小5) 「重さの保存」や「物が水に溶ける量の限度」「物が水に溶ける量の変化」など、小学校で実験した内容を思い出しながら復習しましょう。 併せて酸性、アルカリ性、中性などの「水溶液の性質」についてまとめておくとよいでしょう。 流れる水のはたらきと土地の変化を確認しよう(小5、小6) 川の上流・下流で流れる水のはらたきと、川原の石の変化などを復習しよう。 土地の構成物と地層の広がりや、地層のでき方、火山の噴火や地震による土地の変化などをノートにまとめてみよう。 光や音の性質を確認しよう(小3) 光の当て方と明るさや暖かさ、光の反射など復習しよう。 音の伝わり方と大きさも併せて復習しよう。 社会の復習ポイント 日本の7地方区分と47都道府県の位置と名前を確認しよう 実際に日本地図を描いて、書き込んでみよう。 この時、各都道府県の名前は漢字で覚えるようにしましょう。 (※国語の復習ポイント参照) 時代の名前を順番に書けるようにしよう 年表を作成して、それぞれの時代を書いてみましょう。 余力があれば、それぞれの時代の主要な人物やできごとも書いてみましょう。 日本国憲法の三原則を確認しよう 「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三原則をしっかりと覚えよう。 単語だけでなく、それぞれの説明も記述できるようになっておくとよいでしょう。 英語の復習ポイント アルファベットの大文字・小文字がすべて書けるようにしよう A~Zまでのアルファベットを大文字・小文字でそれぞれ書いてみましょう。 それぞれのアルファベットにまつわる単語や、イラストも描いて、イメージしやすくするとより定着するでしょう。 身近なものの名前を英語で言えるようにしよう 身近なものの名前とイラストを見て、発音してみましょう。 リズムに乗って発音してみると楽しく学ぶことができます。 発音ができたら、実際に単語が書けるかチャレンジしてみましょう。 自分の好きなこと、できること、したいことなどが言えるようにしよう 家族やお友達と英語で好きなこと、できること、したいことなど英語で表現してみよう。 どのように表現すれば良いか迷ったら、教科書を見て復習しよう。 春休みにおすすめ! 1冊で全教科の復習ができる!「全科まとめて」 小学校の復習をするのに、どの問題集を使えば良いかわからない… そんな方には文理の「全科まとめて」がおすすめです! ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら すべての教科を1冊で学習できる! 全科まとめては、すべての教科を1冊で学習することができます。 (※1・2年生は3教科) 各科目に問題集を購入しなくても1冊で完結できるので、短期間での復習教材として最適です! 基礎部分を簡単に総復習 オールカラーなので見やすくてわかりやすく、各教科の基礎を学ぶことができます。 さらに教科ごとに「しあげのテスト」がついているので、各教科の定着度を測ることができます。 詳しい答えとてびきで分からない問題も丁寧に見直すことができ、学習効果が高まります! 1回1枚、切り取り式! 裏面でもう1回! 1回1枚の切り取り式なので、好きな時に、好きな場所で、好きな教科を好きな分だけ取り組むことができます 両面に同じ問題が印刷されているので、表面を解いたあと、時間をおいて裏面に取り組みましょう。復習になります! スマホでさっと解答確認! マルつけらくらく 紙面の二次元コードを読み取るとって、スマートフォンでさっ「答えとてびき」を確認できます。 中学生は予習・復習が肝心! おすすめは「中学教科書ワーク」 小学校の復習は完璧、中学への予習に備えたい! そんな人は教科書に対応している「中学教科書ワーク」がおすすめです! 「中学教科書ワーク」は授業の予習・復習からテスト対策まで年間を通して学習することができます。 ▶ ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 教科書にそった準拠版 「中学教科書ワーク」は中学校で使用する教科書の単元に完全対応しているので、授業の進度に沿って学習することができます。 中学で使用する教科書は「採択教科書サーチ」から調べることができます。 自分が所属する学校の教科書がわかったら、その教科書に対応した「中学教科書ワーク」を選ぶようにしましょう。 教科書準拠の問題集を探すなら 予習・復習&テスト対策に最適 教科書に対応しているので、予習・復習に適しています。 ステージ1→ステージ2→ステージ3の3段階構成なので、基礎から応用へ段階的に学ぶことができます。 予習・復習で都度使用する場合は、予習でステージ1の基礎固め、復習でステージ2の実力チェックを行い、テスト前にステージ3の判定テストを解くように進めると良いでしょう。 さらにテスト直前に、「予想問題」で最終チェックをしましょう。 「予想問題」で間違えた箇所は教科書の対応ページを確認して、教科書の復習と対応する教科書ワークのページをもう一度解くようにしましょう。 付属の「定期テスト対策 スピードチェック」では各単元のポイントが簡潔にまとまっているので、テスト直前に重点箇所の確認ができます。 ▼ステージ1で基礎固め▼ ▼ステージ2で実力チェック▼ ▼ステージ3で判定テスト▼ まとめ 中学校入学後は授業や部活で大忙し! 春休みの間に小学校の復習と中学の予習に取り組んで、スタートダッシュをきりましょう!! 今回ご紹介した内容を全て実践しようと気負うと計画倒れしてしまうので、 自分の苦手を振り返りながら、自分のペースで学習していきましょう。 ご紹介した問題集の他にも、文理には日々の学習をサポートする問題集をご用意しています! 文理のLINE公式アカウントでは、問題集の紹介やキャンペーン情報、おすすめの学習方法を紹介しています。 お役立ち情報が満載ですので、ぜひ友だち追加してみてください。
寒い夜に天体観測はいかが??
寒さ厳しい冬の夜、晴れた空にはきらめく星々が広がります。 今回は、冬の星座に焦点を当て、空気が透き通った空を見上げて楽しむ方法をご紹介します。 星座の神話や見どころを確認しながら、冬の夜空に浸る楽しみを見つけてみましょう。 冬の星座とは? 冬の星座は、おもに12月~2月頃にかけて見られる星座のことを指します。 冬の夜空は、他の季節とは異なる星座や恒星が輝き、特に寒冷な夜にその美しさが際立ちます。 冬の大三角形:冬の夜空を代表する輝き 冬の夜空を代表する星座の一つが「オリオン座」です。 オリオン座は、ハンターの姿勢を模した特徴的な形があり、三つの帯状星雲(オリオン大星雲)も見どころの一つです。 オリオン座の左上で赤く輝く明るい星がペテルギウス、オリオン座の左側にある白く光る星がこいぬ座のプロキオン、オリオン座の左下にある、明るい白に光星がおおいぬ座のシリウスです。 この形を「冬の大三角形」と呼びます。 冬の大三角形は春や夏と違い、正三角形に近い形をしているので見つけやすいのが特徴です。 冬の星座観察のポイント 冷たい風が吹き抜ける冬の夜、星座観察をより楽しむためにいくつかのポイントをお教えします! 寒さ対策 寒い季節なので、暖かい服装やブランケットを持参すると快適に観察できます。 温かい飲み物も持参すると、冷たい夜でも心地よいひとときを楽しめます。 望遠鏡や双眼鏡の活用 星座観察には、望遠鏡や双眼鏡を使用するとより細部まで観察できます。 特にオリオン座の中に広がる星雲や星団は、望遠鏡を通して見るとその美しさが一層際立ちます。 星座地図の活用 星座の位置や名前を知りたい場合は、星座地図が役立ちます。 スマートフォンアプリやオンラインの天体観測ツールを活用して、冬の星座を見つけてみましょう。 冬の星座観察イベントやスポット 寒い夜でも楽しめる冬の星座観察イベントやスポットもあります。 地元の天文台やアマチュア天文愛好者のイベントに参加して、プロの解説を聞きながら星座観察を楽しむのもおすすめです。 最近では、キャンプをしながら星を観測できるツアーもありますね。 遠くの自然に囲まれた場所では、星空の美しさが一層際立つことでしょう! ぜひみなさんのお住いの地域に合わせて探してみてください! まとめ:冬の夜空を彩る星座の輝き 冬の星座ガイドを通して、寒い夜に見上げる星空の魅力に触れてみました。 オリオン座や、冬の大三角形観察のポイントやイベントなど、冬の夜に楽しめる要素がたくさんあります。 寒い季節だからこそ、温かな飲み物片手に冬の星座をじっくり観察してみてください。 星座の神秘的な輝きが、寒冷な夜を温かな思い出に変えてくれることでしょう。 ~今回の執筆者~ イニシャル:YK 所属:営業部門 年齢:20代 今回のひとこと:先月訪問した星空観測や雲海の名所「王ヶ頭」では、残念ながら天候が悪く星を見ることができませんでした…。 またリベンジしたいです!
「カニ」のひみつ ~能登に想いを寄せて~
このたび令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。 能登に少しは関連することをブログで書ければと考えたところ、「カニ」が思い浮かびました。(全然関係ないといわれるかもしれません。すみません) 日本人は「カニ」が好きな人が多いですよね。(もちろん、甲殻類が苦手な方もいらっしゃいますが) 「カニ」は少々、高価な食材ではありますが、ハレの日に?奮発して食べたかったりします。 季節のものなので、旬を感じられる食材でもあります。 そんな「カニ」について、ちょっと考えてみたいと思います。 みんな大好き「カニ」 「カニ」は、食べられるものと食べられないものなど、世界中に5,000種類以上もあるようです。 ざっくり大きく分けると、カニ類とヤドカリ類で、カニ類には、ズワイガニや毛ガニ、タラバガニや花咲ガニはヤドカリ類に分けられます。 たしかにタラバガニは、北海道で獲れて、身も大きくボリューミーで、ブリブリで美味しい、っていうイメージですが、 ズワイガニとは身の感じも違っています。そもそも種類がちがうんだよ、って聞いたことがありました。 大きなタラバガニを、バクって食べたいところですが、 今回は、能登から想起したので、ズワイガニ、特に北陸のズワイガニを中心に取り上げていきたいと思います。 「ズワイガニ」! と いっても 「ズワイガニ」は、10本の足を持っています。 細めの足で、タラバガニのようなトゲトゲもありません。(ちなみに「タラバガニ」の足は8本) そんな「ズワイガニ」に絞って、話していきたい・・・といっても、その「ズワイガニ」も呼び名がたくさんあるのです! (ご存じの方も多いと思いますが) 一番有名なのは 「越前がに」 「越前がに」。 これは名のとおり「越前」=福井で獲れる「ズワイガニ」。その、オスのカニのことを言います。 「越前がに」のカニ漁が始まったのは、カニ漁の中で最も古いとされています。 ズワイガニの中でも一番有名で、高級な品種ではないでしょうか。 そして、カニの足についているタグがあるのですが、「越前がに」は黄色です。 その黄色いタグが「越前がに」である証です。 「松葉がに」も有名! 「松葉がに」も有名ですよね。 「松葉がに」は鳥取、島根の山陰地方を中心に、京都北部や兵庫北部で水揚げされたカニのことをいいます。 ここまでくるとおわかりのとおり、水揚げされる地方よって、呼び名が異なるのです! 漁の時期は、11月上旬から3月まで。 タグの色は、松葉ガニはさらに産地によって分かれていて、鳥取だと赤、島根だと青、兵庫だとピンクや白。京都だと緑となっています。 (写真:金沢の近江町市場にて) 石川県は「加能ガニ」 「越前がに」や「松葉がに」が有名な中、石川県で水揚げされるズワイガニのオスは「加能ガニ」(かのう がに)といいます。 「加能」とは、「加賀」の「加」と「能登」の「能」から1文字ずつ取って、公募で名付けられました。 漁場は、金沢港や輪島港などで、底引き網漁で水揚げされます。 漁の時期は、11月6日が解禁で3月20日までと決められています。 こちらも身がぎっしり詰まって、ミソは濃厚。 食べたくなってきます。 「加能ガニ」のタグの色は、水色です。 (写真:金沢の近江町市場にて) 富山県は「高志ガニ」 北陸3県のもうひとつ、富山県の富山湾で獲れるズワイガニを「高志の紅ガニ」(こしの あかがに)といいます。 水深の深いところに沈められた「かご」を引き上げる漁法です。 タグは紫色です。 さらにメスの呼び名も違う⁈ 福井県で獲れるオスの「ズワイガニ」のことは「越前がに」、石川県では、オスは「加能ガニ」と呼びましたが、なんとメスも呼び方が違うのです。 「越前がに」が有名な福井ではメスのズワイガニことを「せいこがに」と呼びます。 「せいこがに」大きさはオスの3分の1程度。 漁期は、11月上旬から12月の2ヶ月限定で、「内子」と「外子」と呼ばれる卵がたくさん詰まっています。 一方、石川県では、オスのズワイガニは「加能ガニ」でしたが、メスのズワイガニのことを「香箱ガニ」(こうばこ がに)といいます。 こちらも「内子」「外子」が美味しく、値段もオスの「加能ガニ」より安価なため、比較的食べる機会が多いです。 私は金沢出身ですが、「加能ガニ」は高価でなかなか食べられませんが、「香箱」はよく食べます。 11月6日解禁で、漁期は2ヶ月に満たないですが、その間になんとか食べたいといつも思っております。 (写真:甲羅の中に盛り付けしました) まとめ このように「カニ」といっても、「ズワイガニ」や「タラバガニ」があり、 「ズワイガニ」といっても、水揚げされる場所によって、呼び名が異なる。 そして、さらにオスとメスでも呼び名が違う・・・って、なかなか他のものではないかもしれませんね。 同じ種類のズワイガニですが、獲れる漁場によって味が違うともいわれています。 オス、メス、産地で、いつか食べ比べしてみたいものですね。 そして、石川をはじめ、富山や福井の被災された地域の名産品なども食べたりするなど、 敬虔には言えませんが、何かの形で少しでも応援出来たらと思っております。 ~今回の執筆者~ イニシャル:NK 所属:営業部門 年齢:50代 今回のひとこと:故郷なのでとても心配です。
【保護者必見!】宿題嫌いな子をやる気にさせるアプローチ方法とは?
子どもが宿題をなかなか進めないことは、多くの保護者が直面する共通の悩みかと思います。 この悩みに対処するためには、子どもたちに対する効果的なかかわり方を見つけ、 子どもたち自身が自発的に宿題に取り組むようになる方法を模索することが重要です。 以下に、具体的なアプローチとポイントをご紹介いたします。 もくじ 子どもが宿題をしないのはなぜ? 宿題をやる気にさせる保護者のアプローチ 宿題をしない子どもへのNGアプローチ 宿題への保護者のかかわり方 おすすめは「小学教科書ワーク」 子どもが宿題をしないのはなぜ? そもそも、子どもが宿題をしないのはなぜでしょう? まずはその原因と原因に対する策を考えてみましょう。 もしかしたら、似たような経験が私たち大人にもあったのではないでしょうか…? 遊びたいから 子どもたちの遊びたいという欲求は大切です。 遊ぶことから学ぶことも多くあります。 しかし、遊びと勉強のバランスを取ることが重要です。 定期的に遊びの時間を設け、その前後で宿題に取り組むルーティンを作りましょう。 子どもが自分でスケジュールを管理できるよう、共有のカレンダーを導入するのも良いアイディアです。 勉強がわからないから わからないと手がついつい止まってしまいがちに…。 そんな時は保護者から積極的に声がけをしましょう。 子どもにどこの箇所がわからないのか質問を促し、一緒に取り組むことで子どもの理解を深めることができます。 また、学習参考書や学習動画などを活用して、難しい部分をサポートする方法もあります。 やらされていると思っているから やらされていると感じているとやる気もでません。 できるだけ、子どもが宿題をやらされていると感じることは避けたいです。 保護者は宿題を共に進め、子どもの意見やアイディアを尊重することで、やる気を引き出すことができます。 宿題を楽しい学習体験に変えましょう。 机に向かい習慣ができていないから 毎日机に向かう学習習慣ができていないと、宿題を始まる前段階の机に向かうことも困難です。 習慣を身につけるために、子どもが集中しやすい学習スペースを作ることが大切です。 机や椅子の高さを調整し、散らかりがちな場所を整理することで、宿題に取り組む環境を整えましょう。 同時に、毎日同じ時間に宿題に取り組む習慣を築くことも提案します。 宿題をやる気にさせる保護者のアプローチ 先ほどの原因と対策から、さらに具体的に保護者のアプローチ方法をご紹介します。 学習環境を整える 学習には、静かで明るい環境が適しています。 子どもが宿題に取り組む場所を整え、必要な文房具や教材を揃えることで、効果的な学習環境を提供します。 また、子どもの好みを考慮して、デコレーションやカラフルな文房具を活用すると、モチベーションが向上します。 宿題に取り組む時間を習慣にする 毎日同じ時間に宿題に取り組むことで、スケジュールに慣れ、自ら進んで宿題に取り組むようになります。 スケジュールを視覚的に示すカレンダーや時計を利用し、規則正しい生活習慣を身につけるサポートを行います。 遊びと勉強のルールを決める 家庭内で遊びと勉強のルールを共有することで、子どもは両方に適切な時間を割り当てやすくなります。 例えば、宿題終了後に特別な遊び時間を設けるなど、報酬的な要素を取り入れることも考えましょう。 できたらたくさんほめる 子どもが宿題で成果を上げたら、その努力をたくさん褒めましょう。 ポジティブなフィードバックは自己肯定感を高め、学習へのモチベーションを向上させます。 ただし、褒める際には具体的な行動や努力に焦点を当てると効果的です。 ごほうびを用意する 宿題が終わったら、小さなごほうびを用意して子どもに与えましょう。 これは宿題に対するポジティブな関連付けを促進し、やる気を高める手段となります。 具体的なごほうびは子どもの好みに合わせ、週末や大きな課題を達成した際には特別なごほうびを考えると良いでしょう。 宿題をしない子どもへのNGアプローチ 感情的にしかる 怒りっぽい態度で接すると、子どもは宿題に対してネガティブな感情を抱く可能性があります。 代わりに、冷静で理解のある態度で問題を共有し、解決策を一緒に考えることが大切です。 命令してやらせる 「やらなければならない」といった命令的な言葉ではなく、「一緒にやろう」と協力的な態度を示すことが大切です。 子どもとのコミュニケーションを大切にし、協力して宿題に取り組む雰囲気を醸成しましょう。 イライラした態度で接する イライラした態度は子どもに不安を与え、学習意欲を低下させる原因となります。 冷静で穏やかな態度で接し、子どもが自分の気持ちを安心して表現できるように心がけましょう。 きょうだいと比べる 兄弟姉妹との比較は子どもにプレッシャーをかけ、モチベーションを低下させる可能性があります。 子どもの個別性を尊重し、個々の進捗に焦点を当てることが大切です。 宿題への保護者のかかわり方 宿題に取り組む子どもを見守る 子どもが宿題に真剣に取り組んでいるかを見守り、必要であればサポートを提供します。 子どもが集中しているときには、邪魔をしないよう気をつけましょう。 宿題をやったかチェックする 子どもの宿題の進捗を確認するために、週に一度などの定期的なチェックを導入します。 これにより、子どもに宿題に対する責任感を育てることができます。 学校から丸付けを求められることも 学校から丸付けや進捗報告を求められる場合、保護者は子どもの取り組みをサポートする役割を果たります。 子どもと一緒に学習計画をたて、宿題の進捗を管理することで、学校との連携を強化します。 宿題でわからないことがでてきたら 子どもがつまずいているところを早めにフォロー 子どもが宿題でつまずいたら、即座にフォローすることが大切です。 子どもにどこが難しいかを尋ね、一緒に問題を解決する手助けをします。 問題集で知識の定着を確認 宿題だけでなく、関連する問題集や参考書を活用して、基礎知識の定着を確認します。 定期的なクイズや挑戦的な問題を通じて、子どもの学習の深化を促進します。 おすすめは「小学教科書ワーク」 小学教科書ワークは、教科書に沿って作られた教科書準拠の学習参考書です。授業に合わせて、基本から応用までしっかり学習できるように作られているため、学校の予習・復習に最適です。 楽しく見やすいオールカラー オールカラーで図や要点が見やすいのはもちろん、楽しい気持ちで勉強に取り組むことができます。 かわいいキャラクターもたくさん! 3ステップで基礎から段階的に学べる 小学教科書ワークは「基本のワーク」「練習のワーク」「まとめのテスト」と3段階の構成になっているのが特徴です。 ★「基本のワーク」では、穴埋めやなぞり書きをしながら教科書の要点を学びます。 ★「練習のワーク」で基礎的な問題に取り組み、知識を定着させます。 ★「まとめのテスト」では、時間を図り、応用問題も含めた確認テストに取り組みます。 1冊の中で基礎から応用に向かって順番に学べるため、効率的に知識を定着させることができます。 簡単な問題から取り組んで成功体験を積むことで、学習に対するモチベーション維持にもつながります。 付録がたっぷりでお得 付録があると楽しく学習を進められるため、子どものやる気につながります。 本の中に、ポスターや模擬テスト、小冊子など、さまざまな役立つツールが入っています。 また、動画やCBT(コンピューターで受けるテスト)などなどのWEB特典もついています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 以上、宿題嫌いな子をやる気にさせるアプローチ法のご紹介でした。 毎日忙しい保護者の方も、少しでも子どもたちとの学習の時間を作って、宿題嫌いを解消していきましょう!
書き順って、本当に大事なの?
突然ですが、クイズです! 小学校1年生が習う、「右」という漢字。一画目はどちらでしょうか? ……実は、どちらも間違いではありません。同じ漢字を使う中国では、横棒から書き始めます。一方、日本で使う漢字の「右」の書き順は縦棒からです。ちなみに「左」は、日本・中国、どちらの国でも横棒から書き始めますよ! なんともまぎらわしいですね。 中国ではひらがなやカタカナはなく、一般的に漢字を簡単な形にした「簡体字」が使われています。漢字で全ての書き言葉を表現するので、画数を少なくし、書き順もなるべく例外を作りません。とにかく「覚えやすい」ということに重点を置いています。 一方、日本では簡単な形のひらがな・カタカナ、そして1026文字もの漢字、それぞれの書き順を覚える必要があります。「左右」のように書き順の例外が多く、小さなお子さんを持つご家庭の方は苦労されるのではないでしょうか。 でも、ご安心ください!書き順の原則さえ覚えれば、正しく書くことができるはずです! ここで、原則を確認してみましょう。 …たくさんの原則がありますね。特に小原則に関しては例外も少なくありません。 やはり文字の書き順は、ひとつひとつ地道に覚えるしかないのでしょうか。それとも、このデジタル化のご時世、文字の形さえ合っていれば、書き順はそれほど気にする必要はないのでしょうか。 書き順は大事?それとも……。 小学生は英語、プログラミング、など学ぶことがどんどん増えています。思考力・判断力・表現力を重視する流れがあるなか、書き順まで厳しく指導するのは児童・教師双方にとって負担が大きすぎる、という意見もあります。また、書き順が試験で出てくる場面はだんだんと減少しています。 一方、書き順を重視するのは「流れるように書くことで速く、正しく、整った漢字になる」といった理由があるからです。小学校でも、書写・書道の授業にこだわりを持つ教師の方が多く、大切にされていることが分かります。 コミュニケーションの道具、として捉えるか、日本の伝統的な書写・書道も含めて文字文化を大切にするか、の違いなのです。 やはり、書き順は覚えておくにこしたことはない、ということです。 原則を頭の片隅に置きつつ、一文字ずつ地道に覚えることになるのですが、何事も最初が肝心です! 土台がしっかりしていれば、中学年・高学年に上がるほど文字学習が簡単になります。 高学年になるほど、漢字は覚えた形の組み合わせになります。書き順込みで漢字の要素をしっかりと覚えれば、「盛」という漢字のように、新しい漢字が簡単に覚えられるのです! コンピュータ上のやり取りが増え、今後ますます「コミュニケーションの道具」としての意味合いが強くなっていくかもしれません。しかし、「正しく、美しく書く」ことにこそ価値のある書道としての日本語は、今後も大きな意味を持つことになるでしょう。 書き順は、一生モノの財産! 学校の授業や宿題、そしてドリルや辞書を活用しながら、ひとつひとつ大切に学んでいきましょう! できるがふえるドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 小学教科書ワーク ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 幼児ドリル ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら
寒い冬は温かい鍋料理が一番
12月ということでいよいよ年末。寒い冬に食べたいものと言えば、やはり鍋料理です。 冬が訪れると、寒さをしのぐために身も心も温まる食事が欲しくなりますね。 その中でも、特に冬になると食べたくなるのは「鍋料理」ではないでしょうか。 鍋料理は、一つの鍋で具材を煮込んだり炊き込んだりしますので、家族や仲の良い友人たちと一緒に囲むと食卓が温かくなりますね。 では、今年の冬に食べたい鍋料理はどんなものでしょうか? すき焼きやしゃぶしゃぶなど定番の鍋料理も良いですが、地方ならではのご当地鍋料理にチャレンジしてみましょう。 例えば北海道の「石狩鍋」。石狩鍋は北海道の石狩地方に由来しており、新鮮な海の幸と山の幸を使った具材が特徴です。中心となる具材は北海道産の鮭。身だけでなく骨などのアラも使い、さらに豆腐、タマネギ・キャベツ・シイタケ・春菊・長ネギなどの野菜を、昆布で出汁を取った味噌仕立ての汁で具材を煮込みます。また、北海道ならではの新鮮な牡蠣を使用したり、牛乳やバターなどを加えてクリーミーな味わいに仕上げることもあります。これにより、まろやかな風味と濃厚なコクが生まれ、石狩鍋特有の濃厚な味を形成します。寒い地方の料理って感じですね。美味しいですよ~。 次に挙げるのは秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」。きりたんぽ鍋の主役はその名の通り「きりたんぽ」です。米を練って長い棒状にし、焼いたものですね。これを適度な長さに切って鍋に入れ、鶏肉とごぼう、まいたけ、せり等を一緒に煮込みます。特に秋田は美味しい地鶏の産地ですから、この鶏の出汁が味の決め手となります。きりたんぽはスーパーなどで売っているものを使っても良いですが、米を練って団子状にした「だまこ」であれば意外と簡単に作る事が出来ますので、まだ食べたことの無い方は是非チャレンジしてみて欲しいですね。締めにはうどんを入れると美味しいですが、せっかく秋田の郷土料理ですから、稲庭うどんを入れたら完璧ですね。 西日本を代表する鍋と言えば、博多の「もつ鍋」でしょうか。もつ鍋の特徴は、牛や豚のもつ(内臓)を主な具材として使用することです。コリコリした食感と独特の旨味が特徴のもつを、昆布や鶏ガラをベースにしたダシで煮込むことで非常に濃厚でコクのある汁が出来上がります。そして沢山のニラやニンニク、キャベツなどの野菜にしっかり煮込むことで、野菜の旨味や甘みがスープに溶け込み、非常に深い味わいとなる訳です。これだけでも大満足ですが、やはり最後に楽しみなのは、残った出汁にちゃんぽん麺を入れて煮込む締めですね。これを食べたくてもつ鍋を食べる、という方も多いと思いますね。 それぞれの地域にご当地鍋がありますので、様々な鍋料理を作って食べることで、体を温めるだけでなく、家族や友人とのコミュニケーションを楽しみながら、心もあったかくしたいですね。 今年の年末は家でゆっくりご当地鍋を囲んで、今年1年を振り返ってはいかがでしょうか。 ~今回の執筆者~ イニシャル:T 所属:営業部門 年代:40代 今回のひとこと:先日、欠けてしまった土鍋を処分して、IH対応のアルミ製の鍋に買い替えました。火を使わず安全で、さらに軽くてとても便利ですが、なんとなくカセットコンロで温める土鍋の方が風情があったなあと、ほんの少しだけ後悔しています。
12月は「師走(しわす)」と呼ぶらしい!由来を調査だ!
12月に入り、ここ最近めっきり寒くなりましたね! こたつで、みかんでも食べながらゆっくりしたい…… しかし12月はイベントが盛りだくさんで忙しい時期でもあります! 街を歩いてみると、年越しという一大イベントに向けて、街全体がせわしない様子を感じることもあるのではないでしょうか。 さて、12月は「師走(しわす、しはす)」と呼ぶのを聞いたことはありませんか? なぜ12月を師走と呼ぶのでしょうか?ほかの月のことはなんと呼ぶのでしょうか? 一緒に調査してみましょう! 師走の由来は何でしょう? 師が走る?しわす?その由来は何でしょうか。 この「師」って教師の師だから、先生のことかな?先生が走っているってどういうことだろう? 実はこの「師」は、僧侶、お坊さんのことを表しています。 年末年始には、お先祖様の供養や、一年間の反省をする仏名会(ぶつみょうえ)などの法要で、お坊さんは大忙し! 「師」(僧侶、お坊さん)のようにいつもは落ち着いている人でも、12月は「走」り回るほど忙しい月だということで、 12月が「師走」と呼ばれるようになったのです。 和風月名って何だ? そもそも、この「師走」のように、月を和名で呼ぶのは旧暦(※むかしのこよみ)での呼び方です。 日本では、明治5年までいまの暦とは違う暦が使われていました。 旧暦では、旧暦の季節や行事に合わせた和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の和風の呼び方を使っていました。 (※現在の暦でも使われることがありますが、いまの季節感とは1~2ヶ月ほどのずれがあります。) ほかの月のことは和風月名でなんと呼ぶでしょう? 旧暦の季節や行事に合わせた和風月名(わふうげつめい)。 12月を「師走」と呼ぶことはわかりましたが、ほかの月はなんと呼ぶのでしょうか。 ほかの月の呼び方と、由来を調べてみましょう! 旧暦の月の呼び方は、とても古くから伝わるものなので、その由来にはたくさんの説があり、 どれが正しいのかは不明とされています。ここでは、主な由来とされている説を紹介しています。 1月 睦月(むつき) 新しいを迎えて、おじいちゃんおばあちゃんのお家で、親戚みんなで集まり、仲「睦」まじくする「月」だから。 たしかに、お正月にみんなでわいわいしている様子は仲睦まじく、その様子が月の名前になるのも納得です! 2月 如月(きさらぎ) 2月はまだ寒さが残っていて、服(※「衣」)を「更」に「着」るということで「着更着(きさらぎ)」。そこから漢字をあてて「如月」となりました。 旧暦の2月は今でいう2月下旬から4月上旬ごろまで。このくらいの時期は何を着るか迷いますし、もう一枚着ようってことがよくありますよね~。 3月 弥生(やよい) 草木がいよいよ生い茂る月という意味で、「木草弥や生い茂月」。これを短くして「やよひ」となりました。 「きくさいやおいづき」。語感もよく、いよいよ草木が生い茂ってきてわくわくする時期に言いたくなります。 4月 卯月(うづき) 「卯の花」という白くてかわいい花が咲く「月」で、卯月と呼びます。 ちなみに、食べ物の「おから」を「卯の花」と呼ぶことがありますが、 白い「おから」の様子が植物の「卯の花」の白い花の咲く様に似ていたことからおからも「卯の花」と呼ぶようになったと言われます。 5月 皐月(さつき) 旧暦だと5月は田植えの時期です。 田植えという意味の「早苗」をする「月」で「早苗月(さなえづき)」。これが短くなって「皐月(さつき)」となりました。 6月 水無月(みなづき、みなつき) 田植えの次は田んぼに水をいれる時期です。田んぼに「水」をいれる「月」で「水の月」。 水「の」月の「の」を「無」にして「水無月」となりました。 「無」は水が無いという意味の「無」ではなく、「~の~」という意味なんですね。 7月 文月(ふみづき、ふづき) そろそろ田んぼに植えた稲の穂が実る時期です。 稲の穂が実る月ということで、「穂含月(ほふみづき)」。「ほ」がなくなって「文月」と呼ばれるようになりました。 8月 葉月(はづき、はつき) 旧暦の8月は今でいうおおよそ9月。この時期になると街の木々の葉っぱが地面に落ちてきますよね。 木々の「葉」が落ちる「月」で「葉落ち月(はおちづき)」。さらに短くなって「葉月」と呼ばれるようになりました。 9月 長月(ながつき、ながづき) 急に日が落ちるのが早くなってびっくりした経験ってありませんか? それがちょうどこの時期で、夜の時間がどんどん長くなっていきます。 「夜」が「長」くなる「月」で「夜長月(よながづき)」。さらに短くなって「長月」と呼ばれるようになりました。 10月 神無月(かんなづき) この時期は日本全国の神様たちが、いまの島根県にある大きな神社出雲大社に集まります。 各地の神々が留守になる月なので、「神無月」と呼ばれるようになりました。 11月 霜月(しもつき) 旧暦の11月は今でいう12月~1月。もうとても寒い時期で、霜が降りる季節です。 「霜」の降る「月」で「霜月」と呼ばれるようになりました。 12月 師走(しわす、しはす) 師走はさきほどもでてきたように 「師」(僧侶、お坊さん)のようにいつもは落ち着いている人でも、12月は「走」り回るほど忙しい月なので、「師走」と呼ばれるようになりました。 出典:国立国会図書館「日本の暦」 (https://www.ndl.go.jp/koyomi/) 12月のほかの呼び方 余談ですが、「師走」のほかにも、12月を表す呼び方があるのをご存知ですか? 個人的に12月の呼び方でもっとも好きなのは「春待月(はるまちづき)」です! その名の通り、「春」を心「待」ちにする「月」なので「春待月」と呼びます。 寒いなかでも春への期待が込められたポジティブなイメージを湧かせてくれる呼び方なので、好きです。 ポジティブ関連だと、「梅」が「初」めて色づいてくる「月」という意味で「梅初月(うめはつづき)」と呼ばれることもあります。 そのほかにも、12月は1年の最後の月という意味で 「極月(ごくげつ、ごくづき)」、「窮月(きゅうげつ)」、「限りの月(かぎりのつき)」などとも呼ばれています。 また、古い年を除くという意味で、「除月(じょげつ)」とも呼ばれています。 12月だけでいろいろな呼び方がありますね。ほかにも呼び方があるので、気になった方は調べてみてください! さいごに 冷たい空気が頬をなで、冬の寒さが身に染みる12月。 クリスマスも近づき、街は華やかなイルミネーションに包まれています。 そういえば12月って「師走」って呼ぶって記事で読んだな~なんて考えながら、街の冬の足跡を追いかけましょう。 「師走」の由来を知ったり、旧暦のことを学んだりして、新たな知識を得たことで 寒さも、心を熱くさせる出会いや、心温まるひとときに変わるかもしれません。冬の寒さを楽しんで、温かな思い出を積み重ねていきましょう! 【今回の執筆者】 イニシャル:M 年代:20代 ~今日の一言~ 誕生月は弥生です!
【学年別に徹底解説】ニガテを克服!小学生向け漢字学習のコツ
読み書き・計算は学習の要! 小学校で学ぶことは年々増加しています。5,6年生の英語教科化、プログラミング学習の導入など、新たに導入される授業についていくことで精一杯なご家庭も多いのではないでしょうか? 新しい形の学びが増える一方、昔からずっと大切にされているのが『読み書き・計算』です。 とりわけ、『読み書き』が学習の壁になるお子さまも多いはず!なんと小学校だけで1026個もの常用漢字を習います。 この記事ではお子さまの漢字学習に悩む保護者の方に、今すぐ取り入れられる漢字学習のコツをお伝えします。 漢字学習が重要なわけ 最近では、タブレットやコンピュータを用いた授業や宿題が増え、読み書きが以前ほど重要視されなくなったという意見もあります。 しかし、紙と鉛筆を使った昔ながらの漢字学習は、デジタル化する現代でもとっても重要なのです!その理由は2つあります。 ①全教科の学習に必要不可欠 漢字の力が問われるのは、国語だけではありません。ご覧のように1・2年生の社会と6年生の社会では、学習参考書にある漢字の量が全く違います! これは社会だけではなく、全教科に共通しています。 特に理科・社会はその教科で初めて習う漢字もしっかりと覚え、テストでは漢字指定をされたうえで書き取らなければならないこともあります。 また、習った漢字はふりがなをふらないことも多いので、まとまった文章をしっかりと理解するためには漢字の理解は必要不可欠です。 ②日常の情報のやりとりの基礎となっている 日常生活に欠かせないテレビ・新聞・スマートフォン・看板…視覚から得る文字情報は、そのほとんどが漢字を理解していることが前提で構成されています。 また、表現力が重視されるこの時代では、子どもも積極的に文章を書いて情報を伝えていくことが必要です。 どのような媒体であっても情報をしっかりと受け取り、そして適切発信するために、漢字の習得が大切なのです。 陥りがちな、漢字学習の落とし穴 とっても大切な漢字学習。とはいえ、漢字嫌いなお子さまも多いのではないでしょうか。 学校やご家庭、塾などで陥りがちな漢字学習の落とし穴が、お子さまを苦しめてしまっているかもしれません! 特にこの2点に当てはまることがあったら、漢字学習を見直してみましょう。 書き取り練習が単純作業になっている 「新しく習う漢字は10回以上書きなさい!」、「テストで間違えた漢字は5回以上繰り返し書いて覚えよう!」 そんな言葉を聞いたり、お子さまに言ってしまったりしたことはありませんか? 漢字を覚えるために、たくさん書いて覚えるお子さまもいれば、見るだけで覚える方が得意なお子さまもいます。 たくさんの回数を書くことを強制してしまうと、『学習』から『作業』になってしまいとても非効率です。 たくさん書く必要があると感じた時は書き取りの回数を分けてみましょう。新しい勉強方法を次々と試してみたり、合う勉強方法が見つかったらお子さまの自主性に任せてみたりすることもおすすめです! 細かな漢字の注意点に囚われてしまっている とめ・はね・はらいをはじめとして、漢字には正しい書き方・美しく見えるために欠かせないポイントがあります。 しかし、デジタルでも様々な書体を見かけるように、お子さまの文字にも様々な姿があります。 伝わる文字を書く・しっかりと鉛筆を持って正しい姿勢で書く、といったことは生涯にわたって必要な財産になります。 しかし、あまり細かな部分に囚われて書き取りが合っているはずなのに頻繁に指摘をしてしまうと、やる気がなくなってしまうお子さまもいます。 ある程度正しい形で書き取ることができるようになったら、まずは褒めることも意識してみましょう。 漢字マスターになろう!漢字を覚えるコツ 寝る前10分、学校に行く前の10分に学習してみる 忘却曲線をご存じでしょうか? 一度覚えたことでも、時間が経つと忘れてしまうので、忘れた頃に覚え直す、という作業を繰り返し、徐々に記憶を定着させていくことができます。 2~3日に一回まとめて長い時間学習していたみなさん!毎日少しずつ学習すると、まとめて学習するよりも結果的に少ない時間で、より効率よく漢字が覚えられるかもしれません! まずは『寝る前10分、学校に行く前の10分』を意識してみましょう。 覚えた漢字を実際に使ってみる 漢字学習は机の上だけで行うものではありません。街中にある広告や看板を読んでみたり、覚えた漢字を使って手紙や日記を書いてみたりしましょう。 日常のなかで自然と漢字に触れる機会が増えることで、覚えた漢字が血肉になります。 関連付けて覚える 漢字には、1文字の中に様々な部品があり、漢字の意味を構成していたり、漢字の成り立ちを表していたりします。 学習が進むにつれ以前習った漢字と似た漢字や、見たことがある漢字が増えてきます。既習事項と繋げながら覚えることで、漢字学習のスピードは格段に速くなります! 小学生でつまずく『漢字の壁』を攻略しよう! 低学年の壁 1、2年生がつまずく壁は、『漢字字体のバランスを覚える』ことです。 漢字は、箱の中にバランスよく文字を収める必要があります。ですが、初めての漢字学習ではその漢字自体を覚えることも難しいですし、部品と部品をバランスよく組み合わせることもとても難しいです。 漢字の成り立ちや漢字の持つ意味をイラストなどで理解することから始めましょう。 部品はどのような形をしているのか、箱の中のどの位置に収めればよいのか、なぞり学習や色分け学習でしっかりと補助をしてあげながら覚えることが大切です。 中学年の壁 3、4年生がつまずく壁は、『漢字の量の多さ・形の複雑さ』です。 3、4年生になると、学ぶべき漢字の量がぐっと増えて、漢字の画数も多くなります。新しく出会う漢字の部品も多いので、「二本線…?三本線…?」と混乱してしまうお子さんも多いです。 新しく習う漢字の部品のうちほとんどは三年生で習得が終わるので、漢字の学習の一番の山場ということもできます。の一文字一文字、丁寧に習得しましょう。 高学年の壁 5,6年生がつまずく壁は、『同音異義語』や『四字熟語』などです。 文字自体も複雑化してくるのですが、それよりも「はかる」というひとつの音に「図る」と「計る」と「測る」と「量る」、四つの漢字の意味の違いを覚える、など同じ音を持つ既習漢字の意味の違いを覚えることにハードルを感じるようになります。 また、これまで習った漢字を組み合わせて、日常生活でもあまり使わない、難しい言葉を覚える必要があります。 多角的な問題で演習することが重要です。 漢字学習におすすめの教材 『文理の幼児ドリル はじめての かんじ (文理の幼児ドリル 4・5・6歳)』 【低学年向け】はじめての漢字学習に!小学校入学前の予習にもおすすめ はぎとり式なので、一枚ずつ切り取って、丁寧に大きく文字を書きながら学習できます。 さらにたくさんのイラストが入っているので、イメージしながら漢字を覚えることができます。 そして、「漢字学習はとっても楽しい!」と感じられる工夫がたくさん! 漢字ボードや単語カードがついているので、自然と学習できます! やったねシールや、表彰状などの付録もうまく活用して、まずは一冊をやりきりましょう! ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 「できるがふえるドリル」漢字 【全学年向け】はぎとって学習!漢字ボードで楽しく覚えられる 1枚ずつはぎとって、書く練習・読み書きの演習ができるので、無理なくしっかり習得することができます! 付録の漢字ボードで、楽しみながらしっかりと重要な点をおさえることもできます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 「小学教科書ドリル」漢字 【学習習慣を付けたい方に】1日10分の漢字学習を習慣に!漢字練習も、漢字演習もこの一冊で完璧 小学教科書ドリルは、厳選された問題が一回分の量に凝縮されているので、短時間の学習でしっかりと身に着く構成になっています。 しっかりと集中して練習を書ききり、短時間の演習のなかで様々な方式の問題に慣れることで自然と漢字の力が着きます。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら テスト対策にもおすすめ「小学教科書ワーク」漢字 【学校の授業に合わせて学習したい方に】教科書で出てくる漢字から、確実に覚えよう! テスト対策にもおすすめ 教科書ワーク 漢字は、教科書会社一社一社に合わせてつくられた特別な参考書です。 覚えるべき漢字を教科書の順番通りにしっかりと習得できます。 予習・復習はもちろん、学校のテスト勉強にも大活躍です。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら
子どもの将来にも影響する!? 小学生のうちから学習習慣を身に付けさせるために保護者ができることは?
お子さんは毎日勉強していますか? 小学生のうちは遊びであったり、運動であったり、勉強以外のことに取り組むことも大切です。しかし、勉強する習慣を小学生のうちに身につけさせるというのもとても重要です。 今回は、学習習慣をつけることはなぜ大切なのかということと、子どもたちが学習習慣を身につけるために保護者ができることは何かをご紹介していきます! もくじ 学習習慣は子どもの将来に影響する 子どもに学習習慣を身に付けさせるには? 保護者にできるサポート 保護者がやってはいけないこと 学年別のおすすめ学習時間&学習のポイント 学習習慣が身に付く!小学生におすすめの問題集 学習習慣は子どもの将来に影響する?! なぜ、学習習慣を小学生のうちに身につけさせることが大切なのでしょうか? 中学生になってからでもいいんじゃないの?って思いませんか?かくいう私も小学校時代は塾にも行かず毎日外で遊んでいた記憶があります。 しかし、この学習習慣身につけるのが早ければ早いほど子どもの将来に良い影響を与えます。 1.学年が上がるほど成績に差が付いてくる 学年が上がるにつれてどんどん勉強が難しくなっていき、だんだんと授業についていくのが大変になっていきます。 特に3年生ぐらいから小学校では勉強が本格化し、自分から勉強に取り組もうとしないと、どんどんと成績で差が開いていきます。 差が開いていく中で、学校の場所以外でも勉強する習慣がついているのかということが、良い成績をとるために重要です。 2.大人になってからの勉強への姿勢にも影響を与える? 勉強習慣が影響を与えるのは、テストがある学生だけではありません。 義務教育の先、高校、大学でももちろん勉強はしなければなりませんし、社会に出てからも勉強は続きます。子どものころから勉強する習慣を持っていれば、簡単にこなすことができます。また、勉強をするということに対する敷居が低くなり、日々の勉強へ取り組みやすくなります。 子どもに学習習慣を身に付けさせるには? 1.勉強しやすい環境を用意する 子どもに学習習慣を身につけさせるためには、勉強がしやすい環境を用意する必要があります。 じっくりと一人で勉強した方が集中しやすい子は、子ども部屋で勉強するのがピッタリです。逆に家族とコミュニケーションをとりながら安心して勉強がしたい子はリビングなど子どもの特性に合わせて勉強場所を用意してあげましょう。 ①子ども部屋 長時間集中できる場所である子ども部屋ですが、ちゃんと勉強しているかわからないという懸念点があります。 そのため、ドアを開けておいたり、時々部屋をのぞいて様子を確認するようにしましょう。 ②リビング 低学年のお子さんはリビングで勉強しているところが多いようです。わからないところがあればすぐ親御さんに聞くこともできるので子どもも安心して勉強できますね。 しかし、リビングは元々勉強するための場所ではないため注意が必要です。照明の明るさは暗くありませんか?椅子の高さはちょうどいい高さになっていますか?勉強しやすい環境を用意してあげましょう。 2.子どもにあった教材を与える 学習習慣を身につけさせるには子どもに合った教材を用意することも大切です。教材は主に、レベル別、目的別に分けられていることが大半です。 お子さんにあったレベルの教材を用意しましょう。九九をあまり覚えていない子に難しい算数の問題集を与えても解けるはずがありません。教材を選ぶときは、お子さんがどれだけ学習内容を理解しているのかというところを知ってから、そのレベルに合った教材を選んであげましょう。 3.ルーティンを決めて勉強を習慣にする 勉強をルーティン化することは、学習習慣を身につける上でいちばんの近道です。夕方学校から帰ってきてから30分間、朝起きたら30分間勉強する、といったように毎日の生活の一部にしましょう。 子どもが成長するにつれて、ルーティンを身につけさせるのは難しくなるので、小学生のうちに早めに習慣化させて、勉強するのが当たり前の生活にしましょう。 保護者にできるサポートは? 子どもがスムーズに勉強に取り組めるようになるには、保護者のサポートが一番重要です。保護者がサポートを続けていくと、子どもたちは少しずつ自分の力で勉強を進めていくことになります。子どもたちがこれからの将来につながる学習習慣を身につけるために、適切なサポートをしてあげましょう。 1.子どもの勉強を見守る 子どもの勉強に口出しをするのではなく、見守ることが大切です。「あれをやりなさい」「ちゃんと勉強しなさい」などと言われると学習意欲を下げてしまいます。 あくまで見守る立ち位置でサポートしましょう。わからないところがあればアドバイスをする、勉強の仕方を教えるなど、子どもに考えさせ、子どもに決めさせること前提で見守ることが大切です 2.たくさんほめる 勉強している姿勢、またその成果をほめて達成感を感じさせることが勉強を続けさせる上で重要です。 「今日は1日で3ページも勉強したんだ!」などと具体的にほめてあげることで、子どもは見守られているという安心感をえることができ、また勉強に対する自信をもつことができます。細かにほめてあげるようにしましょう。 3.保護者も一緒に勉強する 保護者がただ「将来のために勉強しなさい」と言っても、まったく説得力がありません。一緒に勉強し、勉強している姿を見せることで子どもたちの意欲を上げましょう。 また、「親が勉強を始めたら一緒に勉強するという」という習慣づけが、子どものこれからの学習習慣を身につける足掛かりになります。 4.日常生活の中で学びにつながる会話をする 子どもは日常生活の中で様々な経験を通じて学びを得ます。普段の生活の中から学びにつながるような会話も大切になります。例えば買い物に行ったときにいくらの値段になるか聞いてみたり、お湯を沸かしている時に湯気が出てきたら、「この白いもやは何でしょう?」とクイズを出してみたり、と日常生活には勉強につながることがたくさんあります。 子どもが興味を持ったことにプラスして教えてあげるだけで、子どもの好奇心をあおり新しいことを知りたいという気持ちを引き出すことができます。 保護者がやってはいけないこと 1.点数に一喜一憂する テストが返ってくるたびに、点数を見て一喜一憂していませんか?もちろん子どもがたくさん勉強して良い結果が返ってきた時は褒めてあげてください。しかし、点数が悪かったからといって、頭ごなしに叱りつけてはいけません。子どもは思っている以上に親のことをちゃんと見ています。毎回のテストで一喜一憂するのではなく、勉強していたという過程を大切にしてあげてください。また、次はいい点が取れるようにサポートすることが大切です。 2.兄弟や友達と比べる 「あの子はできたのになんでできないの?」「〇〇さんは100点取ってたのに!」こういった誰かと比較するような言葉は使わないようにしましょう。子どものやる気と自信を失わせる原因になります。 3.いろんな教材を与えて詰め込む とりあえず勉強させるためにただ教材を買い与えても意味がありません。ひたすら詰め込む勉強法は、知識量がふえ、反復学習が得意になるというメリットがある一方で、勉強がただの作業になってしまったり、知的好奇心が刺激されにくいなどのデメリットもあります。 子どもの得意不得意や、学習意欲に応じた教材を用意しましょう。 学年別のおすすめ学習時間&学習のポイント それでは、毎日どれくらい勉強するのが良いでしょうか?学年に応じたおすすめの勉強時間とポイントをご紹介します。 1.小学校1年生、2年生 小学校低学年は、まだ勉強が始まったばかり。低学年の家庭学習では、まず学習習慣をつけるということを意識しましょう。 「学校→帰宅→おやつの時間→勉強→遊ぶ時間」といった感じに日々の生活の時間に徐々に学習時間をいれていきましょう。毎日でもなくて大丈夫です。最初は土日からなど、だんだんと勉強に慣らしてあげることが大切です。 また、低学年のうちは、まだ宿題もそこまで出ないので15分〜30分がだいたいの目安です。勉強も宿題内容中心で、毎日手軽にできるドリルなどを取り入れ、勉強に抵抗感を抱かせないようにしましょう。 2.小学校3年生、4年生 小学校中学年は、徐々に勉強が難しくなってくる頃合いです。小学校で学ぶ勉強はこれからの基礎となる部分なので、躓かないように適宜声掛けをしてあげましょう。 学習量も増えるため、大体45分〜1時間を学習時間の目安です。 おすすめは、最初の30分は宿題、残りの時間は復習や自主学習など、宿題にプラスして子どもが自分から勉強に折り組むような勉強法です。子どもの自習性を育むために中学年から勉強計画を子どもに立てさせるのも良いです。 3.小学校5年生、6年生 高学年では、かなり高度な勉強がはじまります。お子さんの苦手分野は何か、どれくらい理解しているのかを把握して子どもの進度に合わせた勉強をすることが大切です。 高学年の勉強時間のおすすめの目安は1時間15分〜1時間30分くらいです。 学習習慣が身につく!小学生におすすめの問題集 学習習慣をつけるためには、市販の教材を活用することもおすすめです。一日1ページや、1日10分など、取り組んでみてください。 小学教科書ワーク 小学教科書ワークは、教科書準拠品(教科書に単元や内容を合わせた教材のこと)です。そのため、学校の進度に合わせて勉強できます。学校でわからなかったことをこの問題集を使って復習したり、逆に次のテストに備えて予習したりなど基礎から確実に力をつけることができます。 また、教科書にあっているため、毎日の学習で学校の復習をするときにはオススメです。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 小学教科書ドリル 小学教科書ドリルは小学教科書ワークと同じで教科書準拠品(国語、算数のみ。他は前教科書に対応している標準版)です。一日10分で予習、復習ができる優れものです。 短い時間の繰り返し練習で基礎力が身につくので、毎日コツコツ勉強するにはぴったりの教材です。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら できる‼︎がふえる!ドリル できるがふえるドリルは、わかりやすさ・使いやすさを追求したオールカラーの本格ドリルです。 1回2ページ構成で、毎日の学習にピッタリです!かわいらしいイラストやキャラクターで楽しんで学習することができます。 できる‼シール(国・算1.2年のみ)や巻末に書いて消せる学習ボード(国・算・理・社)、単語カード(英)などなど充実した付録も付いていて、日常から勉強しやすい工夫が詰まっています。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら まとめ 学習習慣は身に付けれることが早ければ早いほど得することができる習慣です。遊びたい盛りの小学生のうちから学習習慣をつけることは難しいですが、身に付けられれば一生モノのスキルになります。 本人のペースややりたいことなどに合わせながら学習習慣を身に付けていきましょう。
「年賀状」のひみつ
皆さん、おなじみ「年賀状」! 最近は、年賀状を書く人がどんどん減ってきていますね。 大人の方は「まだ書いているよ」っていう人もいるでしょうけど、 学生のみなさんは、「年賀状なんて書かない、LINEで済ませている」っていう人も多いのではないでしょうか。 私はまあまあな歳の大人なので、まだ書いていまして、 そろそろ年賀状の時期なので、「絵柄デザイン、何にしようかな~」って考えたりしています。 小さなお子さんがいらっしゃるおウチは、赤ちゃんの写真を載せたりして年賀状作っていますよね。 とはいえ、11月末、師走も間近になってきました。 12月15日には、年賀状の受付も始まります。 恒例行事だった年賀状書きが慣習ではなくなりつつある今日この頃、「年賀状」について、ちょっと考えてみたいと思います。 「年賀状」って? 「年賀状」は、諸説ありますが、古くは平安時代から始まったとのいわれています。 奈良時代には新年のあいさつはあったようですが、平安時代になり、遠くにいる方へのあいさつが直接、行えないので、 文書によるあいさつが始まったそうです。 そのあと、江戸時代になり、武家社会では文書によるあいさつも一般的になり、飛脚(ひきゃく)などで文書を運んでいたようです。 飛脚制度がなかったころは、重要な文書は信頼の厚い家臣に運ばせたそうです。 きっと足腰も鍛えられた人だったのでしょう。 そして、今のような形になったのは、明治維新のあと、1871年に郵便制度が確立され、 のちに郵便はがきが発行されるようになってからだそうです。 年賀状の栄枯盛衰(えいこせいすい) 1949年発行の初年度は、約1億8千万枚ですが、 2023年の年賀状の発行枚数は、16億7千万枚。(日本郵政の資料による) 「すごーい、たくさん」って思いますが、 年賀状のピークは2003年の約44億6千万枚ですから、今はピーク時の半分以下です。 2003年というと、松井秀喜選手がアメリカ、メジャーリーグに行って、ヤンキースでデビューした年です。 くしくも2023年は大谷翔平選手が大活躍しましたが、20年で大きく時代も変わったことになります。 年賀状の書き方の変遷 江戸時代には、名刺のようなものに挨拶文を書いて渡したということもあったようですが、 明治時代に官製はがきが出来てからは、そこに手書きで書いていたようです。 時代はうつろい、令和になり、今はパソコンで印刷したり、印刷会社さんに頼んで宛名まで印刷してくれたり、 あまり手書きの人が少なくなってきていますね。 かつてはハンコを買ってきて、押していたときもあり、また、芋版(いもばん)を掘って、ハンコのように仕立てたり、 楽しく手作りしていました。 また、昭和世代に切って欠かせないのは、「プリントゴッコ」です。 家庭用の簡易印刷機です。 学生のみなさんは全くご存じないでしょうけど、1980年代に大流行し、一家に一台あった(私の感覚)くらいの年末年始には 必須のアイテムでした。 年代の上の人に聞いてみてください。大半の方はご存じなのではないでしょうか。 (年末に、版を作るためのフラッシュランプ(電球)を買いに走ったのを思い出します) 郵便小噺(こばなし) 「〒」 このマーク、なんて読んでいますか? もちろん「ゆうびんマーク」でいいのですが、「ていマーク」「てぃーマーク」などと呼ばれているそうです。 それは、郵便の仕事をしていたところが「逓信省(ていしんしょう)」で、 その頭文字の「テ」からそう呼ばれるようになったようです。 「年賀状」の楽しみ♪ 年賀状が届いて、楽しみなのは、「お年玉付き」という懸賞がついているからもありますよね。 当選番号が発表されて、自分の分の年賀状の番号と見比べるとき、わくわくどきどきですよね。 結局、「切手シートか~」となることは多いですが、まれに「ふるさと小包」なんぞ上位の等に当たったラッキーですね。 そして、それ以上に、なかなか会えない人から年に1度でもお手紙が届くというのはうれしいものです。 「年賀状」がなかったら、連絡してないかもしれません。 LINEなどのSNSで、ポチっとスタンプを送ってしまうのもいいです。 でも、たまには手書きで懐かしい人に「年賀状」を書いてみるのもいいかもしれません。 お年玉付き年賀はがきで当たるとおトクですが… 文理からは「トクとトクイになる!」というハイレベルな問題集が今年発刊されました! 「CBT」という「コンピュータを使用したテスト」をご利用できます。 資格試験などでも採用されているので、一度、チャレンジしてみてください。 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら ~今回の執筆者~ イニシャル:NK 所属:営業部門 年齢:50代 今回のひとこと:年賀状早く取りかからないと…