小6の学習を ひとまとめ! 中学入学前の復習の必要性とは?
小学校を卒業して中学校に入学する。
新しい生活が待っていて楽しみ!
その半面、勉強のほうでは、「算数」は「数学」に変わるし、教科数も増えるし、なんかむずかしそう。
そう漠然と思ってしまうかもしれません。
今のうちに、何かできることはないでしょうか。
少し考えてみましょう。
どうして小学校の復習が重要なの?
〇 基礎学力が身につくから
中学の勉強は新しいことばかりで大変そう、と思うかもしれません。
でも、中学校の勉強は小学校で習ったことがベースになっているので、そう構えることはありません。
では、どうしたらいいのでしょうか。
やはり小学校で習ったことをおさらい、復習しておけばいいのです。
そうすることで、中学校で勉強するための準備ができ、中学校に向けての基礎学力が身につくのです。
〇 苦手を残さないため
小学校では「算数」だったのが「数学」をいう名前に変わります。
それだけで、「算数苦手だった・・・」、「計算問題、むずかしい・・・」などと苦手意識が先に立ってしまうかもしれません。
そんな風に思ってしまうと中学入学前から苦手意識を持ってしまい、まだ始まっていないのにもったいないです。
小学生の時に苦手だったところは、小学生のうちに残さず克服しておけば、安心して中学生生活を始められます。
〇 中学校との学習つながり
小学校で習ったことがベースとなり、中学校でさらに深めて学んでいきます。
当然、小学校と中学校の学習はつながっています。
たとえば、小学校の算数では、一桁のたし算ひき算などからスタートし、そして小数点が入った計算や分数の計算などを学習していきました。
中学校の数学では、それらをベースにして、方程式を習っていくことになります。
小学校と中学校の学習はつながっているのです。
〇 初めてのテストで好スタートが切れる
中学校に入ると、当然テストがあります。最近は定期テストの形も地域や学校によって様々になっていますが、
パターンとしては2,3か月で区切っての定期テストが行われることが多いです。
中学に入っての初めてのテストは、入学して間もないことから、小学校で習ったことが出題される可能性が高いと思われますので、
しっかり小学校の内容を復習しておくことは、最初のテストでいいスタートが切れることにつながります。
小学校の復習のやり方
〇 冬休み・春休みは絶好の総復習のタイミング
それでは小学校の復習はいつやるのがいいのでしょうか。
夏休みは休みの期間が長いのですが、まだ、学年の半分も進んでいませんので、勉強が進んだ冬休み、春休みが、総復習をする絶好のタイミングだと思われます。
冬休み前までに習ってきた範囲を短期集中で復習できますし、当然、春休みにはその学年で習った全範囲を復習できます。
〇 復習にぴったりの教材は?
教科書やノートを見直す
復習をするのには何をつかってやるのがいいのでしょうか。
ひとつめとして、学校で使っている教科書、そして授業を受けた際にとったノートを見直すことです。
それぞれの地域や学校毎に使っている教科書が異なります。
まず、お手元もある教科書が授業のベースになっていますから、もとの教科書を見直すことは有効です。
そして、その教科書に基づいた授業を受けているので、その際にとったノートはとてもまとめられており、自身の教科書を理解するのに役立つことになるでしょう。
過去のテストを解きなおす
学校で行われた過去のテストを解きなおすことはとてもいい復習方法です。
テストは先生が重要だと思ったことをみんなが理解しているかを確かめるためにやっています。そこには重要事項が集まっています。
それらをもう一度、解きなおしたり、間違えたところだけをさらに見直すことでとても効率的な復習ができます。
学習サイトや学習プリントを活用
今、インターネットには、多くの学習サイトがあります。
学習プリントを無料でダウンロードできるところも多くあります。
インターネットですので、手軽にできます。やりたい教科だけ見てみたり、やりたい範囲だけを選んでできます。
いろんな種類があるので、自分に合ったものがあるかもしれません。
問題集やドリルで復習
書店にある問題集やドリルは、いろんなタイプが発行されています。
教科書に準じて作られている教科書準拠版問題集はまさに、前述の教科書をおさらい復習するのには最適です。
教科書に準じたドリルでの復習も、教科書のマスターにはいいでしょう。
また、7日間や10日間で復習が完成する問題集やドリル、夏休みなど休みの期間に合わせた復習問題集、またキャラクターやカワイイデザインの問題集など、いろんな切り口の問題集があります。
短期間で復習したい人、キャラクターなどを見ながらモチベーションUPさせて勉強したい人など、目的に合わせて選ぶことができます。
〇 学年総復習系の問題集で効率的に復習
そのほかに、学年をまとめて総復習できる問題集もあります。
小学校では算数・国語・理科・社会、そして英語の5教科の1年分を1冊に収録しており、とても効率的にできる問題集です。
3年生であれば3年生の1年間で学習する5教科の内容が1冊に収録されていますし、
6年生であれば、6年生の1年間で学習する5教科の内容が1冊に入っているため、各教科でバラバラに買いそろえる必要がないです。
それぞれの学年で、まとめて総復習するには最適の問題集といえるでしょう。
おすすめの復習教材「全科まとめて」
そこでおススメなのが、文理の「全科まとめて」。
〇 すべての教科を1冊で学習できる
たとえば、3年生の「全科まとめて」は、算数・国語・理科・社会に加えて、英語も入っていて5教科まとめて復習できます。
3年生~6年生は算数・国語・理科・社会・英語の5教科収録。
1年生、2年生は、算数・国語。生活の3教科が入っています。
これらの教科の1年分がまとめて1冊で総復習できます。
〇 学年の総仕上げにぴったり
書店に行くと、復習の問題集がたくさん出ています。
算数はこの問題集を選んで、国語はこちらのほうがいいかなあ、と迷うこともあると思います。
学年の最後に、何かやろう!とするときには、「全科まとめて」は全教科が1冊にまとまっていて、
しかも、1年分が網羅されているので、まず取りかかる問題集には最適。学年の総仕上げにはぴったりの問題集です。
〇 「全科まとめて」おすすめ学習方法
1回1枚の切り取り式なので、机でもリビングでも、どこでもいつでも気軽にできます。
たとえば1日1枚ずつ、やっていくのもいいでしょう。
裏面には「学習ノート」がついており、表ページの学習で気づいたことを書くことができます。
その横には保護者の方の「見ました かくにん」欄もあるので、保護者の方が学習の状況を確認できたりもします。
また、オールカーラーなので、見やすくわかりやすく、基礎を効率的に学ぶことができます。
各教科、それぞれ進めていくと、教科毎に「しあげのテスト」がついていますので、総復習ができる構成になっています。
まとめ
中学校に入学前は何かと不安なものです。
世の中には、いろんな勉強ツールがあふれています。
小学校の復習をしっかりして、基礎学力を身につけ、中学校につなげていきたいですね。
学年の総復習が1冊でできる「全科まとめて」をやって、スムーズなスタートを切れるよう、準備しましょう。