2024/04/19

中学生1年生 数学の問題集の選び方

算数は小学校で終わり、中学校1年生から始まる「数学」は高校受験に必要な重要科目ですね。

しかし算数よりも難易度が高いことでちょっと苦手、定期テストで良い点数を取りたいけれど、どのような対策をして良いかわからない、なんて人も多いのでは多いのではないでしょうか?

今回は中1数学の問題集の選び方についてまとめました。

この春中学1年生になった方には特に知って頂きたいので、是非最後までお読みください!

 

 

目次

1.中学1年生におすすめの数学問題集の選び方

・適切な難易度を選ぶ

・問題の体裁やレイアウトに注目する

・解答解説の充実度を確認する

・口コミをチェックする

 

2.中1 数学問題集の種類・特徴とおすすめの問題集

・教科書準拠問題集なら、「中学教科書ワーク 数学1年」

・基礎問題集なら、「わからないをわかるにかえる 中1数学」

・標準レベルの問題集なら、「完全攻略 中1数学」

・ハイレベル問題集なら、「ハイクラス徹底問題集 中1数学」

 

3.まとめ

 

 

 

1.中学1年生のおすすめの数学問題集の選び方

中1数学の問題集といっても色々な問題集が出版されています。

ここでは目的別の選び方や選ぶ時のポイントを紹介します。

 

 

適切な難易度を選ぶ

例えば中1の数学で最初に習うことの多い「正負の数」ですと、小学生の算数では習わなかった0より小さい数である「負の数」が登場します。

マイナスの数という考え方は抽象的で分かりにくいため、中1なってから最初に苦手意識を持つ人が多い学習内容かと思います。

ですので、まずは購入する前に問題集の「正負の数」のような数学の基本となる単元を試し読みして、自分でしっかり理解できるかどうかを確認しましょう。

ちょっと苦手意識のある人は解説のページが充実していて問題数が厳選されている易しめの問題集を、最初から問題を解いて力を付けたい人は実戦的なハイレベル問題集を選ぶのも良いでしょう。

 

 

問題の体裁やレイアウトに注目する

一口に問題集といっても紙面の体裁やレイアウトはそれぞれ異なります。

学習する前にその単元がわかりやすく解説されているもの、まとめ部分の空欄を埋めて問題に慣れてから練習問題に取り組むもの、最初から入試問題などをどんどん解いていくものなど様々です。

また文字の大きさやフルカラーかどうかなども、学習のしやすさに関係してきます。

漫画形式やキャラクターなどが丁寧に解説してくれるタイプの問題集もありますので、好みに合わせて選んでください。

 

 

 

解答解説の充実度を確認する

問題集は問題を解くページだけでなく、解答解説のページが非常に重要です。

例えば中1で初めて出てくる方程式では、算数には出てこなかった記号が出てきて、混乱する人も多いのではないでしょうか。

問題を解く際にどうやってその答えに辿り着いたのか、といった答え合わせの際に重要になってきますので、途中式が載っており詳しい解説がついていると良いでしょう。

 

 

口コミをチェックする

最近はネット書店でも多くの参考書が販売しています。

書店では実際の紙面が見られることが大きなメリットとなりますが、一方でネット書店であれば実際にその参考書を購入した人の使用感などがわかることが多いです。

中学1年生となると自分で問題集を選ぶ、という人も増えてくると思いますので一度はチェックしたいですね。

もちろん、口コミに書いてあることが全て正しいとは限りませんので、実際に購入する際は必ず自分で紙面を確認しましょう。

 

 

 

2.中1 数学問題集の種類・特徴とおすすめの問題集

それでは次に中1数学問題集の種類と特徴、おすすめの問題集を見ていきましょう。

 

教科書準拠問題集なら、「中学教科書ワーク 数学1年」

教科書準拠問題集は教科書の内容、順番に沿って作ってあるので、学校の授業に合わせて使うことができます。

実は教科書は学校や地域によって使用している教科書が異なるため、中1といっても全国の中学校で同じように授業が進むわけではありません。

しかし教科書準拠問題集であれば、通っている学校で使っている教科に合わせて予習復習できるため、無理なく確実に学習できます。

中学といえば「定期テスト」が重要になってきますが、定期テストも教科書範囲から出題されることが多いため、テスト対策としても有効です。

 

教科書準拠でおすすめの問題集は何といっても定番の「中学教科書ワーク 数学1年」です。

教科書ワークはお使いの教科書と全く同じ単元配列、単元名称なので、中1数学の予習・復習がとてもやりやすいことが最大のメリットです。

フルカラーの紙面で見やすく、また基礎から応用と段階を追って構成されているので無理なく学習が進むのも使いやすいポイント。

もちろん中学の内申点にも大きく影響する「定期テスト」の対策問題やホームページテスト、スマホアプリ「どこでもワーク」など学習をサポートする付録も充実しています。

なお、購入の際はお使いの教科書会社を必ず確認するようにしてください。

 

 

 

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基礎問題集なら、「わからないをわかるにかえる 中1数学」

少し数学が苦手、といった人やまずはしっかり基礎力を鍛えたい、という人におすすめなのは、基礎問題集です。

まとめページの丁寧な解説や、カラフルで見やすい紙面が特徴です。

問題数も厳選されており難しい応用問題は少ない傾向にあるので、中1で良くあるつまずきが起きないように工夫して作られています。

 

おすすめは「わからないをわかるにかえる 中1数学」です。

 

①左ページの解説を読み

②右ページの問題を解き

③まとめのテストでテスト対策

 

という紙面構成で、解説のページは大事なところが一目でわかるように文字とイラストでわかりやすく書かれています。

つまずきやすいポイントにはヒントが掲載されているなど、ちょっと苦手な人でも解きやすい作りになっています。

 

 

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標準レベルの問題集なら「完全攻略 中1数学」

教科書レベルの問題をもっと演習したい、教科書よりもう少しだけ難しい問題にも挑戦したいという人におすすめなのが標準レベルの問題集です。

「完全攻略 中1数学」は定期テストと対策と高校入試の基礎固めに最適の1冊です。

例題で解き方を学んだあと、「基本問題」「標準問題」「実戦問題」と段階別の構成で無理なくステップアップできます。

「定期テスト対策問題」や「章末仕上げ問題」もあります。

解答・解説は、問題の解き方、考え方、注意点などを詳しく丁寧に解説しています。

 

 

 

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ハイレベル問題集なら、「ハイクラス徹底問題集 中1数学」

教科書のレベルでは物足りない、早めに実戦的な応用問題に取り組みたい、という人はハイレベル系の問題集にチャレンジするのがいいでしょう。

近年、高校入試の問題も資料の読み解き問題や記述式の解答が増えているといわれており、多くの応用問題に早めに取り組んでおくことで高校入試や、それ以降の学習のアドバンテージを作ることも大事です。

そこで是非手に取って頂きたいのが「ハイクラス徹底問題集 中1数学」」です。

 

レベル1「徹底確認」:公立高校の入試を中心に標準レベルの問題

レベル2「実力完成」:公立・私立のややレベルの高い問題

レベル3「難関攻略」:私立・国立の難関校を含むかなりレベルの高い問題

 

というように、段階的に力を付けることができる紙面構成になっています。

解答解説も非常に詳細に掲載されているため、難問対策もバッチリ理解。

ちょっと他の問題集では物足りない、中1では成績トップを狙いたい、そんな人におすすめの問題集です。

 

 

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3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

中学1年生の数学はつまずきやすい科目ではありますが、高校入試においては必須科目の一つです。

将来に向けた志望校合格のためにも、苦手にしたくない・または早めに苦手を克服したい教科ですね。

しっかりと学習のアドバンテージを作っておくことは、充実した中学校生活を送るためにも大事になってきます。

さらに、中学数学は高校数学の基礎となります!

もっと難しい高校数学に対応するためにも、中1の数学から着実に理解して学習を進めましょう。

 

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