2023/11/24

子どもの将来にも影響する!? 小学生のうちから学習習慣を身に付けさせるために保護者ができることは?

お子さんは毎日勉強していますか?

小学生のうちは遊びであったり、運動であったり、勉強以外のことに取り組むことも大切です。しかし、勉強する習慣を小学生のうちに身につけさせるというのもとても重要です。

今回は、学習習慣をつけることはなぜ大切なのかということと、子どもたちが学習習慣を身につけるために保護者ができることは何かをご紹介していきます!

 

 

学習習慣は子どもの将来に影響する?!

なぜ、学習習慣を小学生のうちに身につけさせることが大切なのでしょうか?

中学生になってからでもいいんじゃないの?って思いませんか?かくいう私も小学校時代は塾にも行かず毎日外で遊んでいた記憶があります。

しかし、この学習習慣身につけるのが早ければ早いほど子どもの将来に良い影響を与えます

 

1.学年が上がるほど成績に差が付いてくる

学年が上がるにつれてどんどん勉強が難しくなっていき、だんだんと授業についていくのが大変になっていきます。

特に3年生ぐらいから小学校では勉強が本格化し、自分から勉強に取り組もうとしないと、どんどんと成績で差が開いていきます。

差が開いていく中で、学校の場所以外でも勉強する習慣がついているのかということが、良い成績をとるために重要です。

 

2.大人になってからの勉強への姿勢にも影響を与える?

勉強習慣が影響を与えるのは、テストがある学生だけではありません。

義務教育の先、高校、大学でももちろん勉強はしなければなりませんし、社会に出てからも勉強は続きます。子どものころから勉強する習慣を持っていれば、簡単にこなすことができます。また、勉強をするということに対する敷居が低くなり、日々の勉強へ取り組みやすくなります。

 

 

子どもに学習習慣を身に付けさせるには?

1.勉強しやすい環境を用意する

子どもに学習習慣を身につけさせるためには、勉強がしやすい環境を用意する必要があります。

じっくりと一人で勉強した方が集中しやすい子は、子ども部屋で勉強するのがピッタリです。逆に家族とコミュニケーションをとりながら安心して勉強がしたい子はリビングなど子どもの特性に合わせて勉強場所を用意してあげましょう。

 

①子ども部屋

長時間集中できる場所である子ども部屋ですが、ちゃんと勉強しているかわからないという懸念点があります。

そのため、ドアを開けておいたり、時々部屋をのぞいて様子を確認するようにしましょう。

 

②リビング

低学年のお子さんはリビングで勉強しているところが多いようです。わからないところがあればすぐ親御さんに聞くこともできるので子どもも安心して勉強できますね。

しかし、リビングは元々勉強するための場所ではないため注意が必要です。照明の明るさは暗くありませんか?椅子の高さはちょうどいい高さになっていますか?勉強しやすい環境を用意してあげましょう。

 

勉強する環境

 

2.子どもにあった教材を与える

学習習慣を身につけさせるには子どもに合った教材を用意することも大切です。教材は主に、レベル別、目的別に分けられていることが大半です。

お子さんにあったレベルの教材を用意しましょう。九九をあまり覚えていない子に難しい算数の問題集を与えても解けるはずがありません。教材を選ぶときは、お子さんがどれだけ学習内容を理解しているのかというところを知ってから、そのレベルに合った教材を選んであげましょう。

 

3.ルーティンを決めて勉強を習慣にする

勉強をルーティン化することは、学習習慣を身につける上でいちばんの近道です。夕方学校から帰ってきてから30分間、朝起きたら30分間勉強する、といったように毎日の生活の一部にしましょう。

子どもが成長するにつれて、ルーティンを身につけさせるのは難しくなるので、小学生のうちに早めに習慣化させて、勉強するのが当たり前の生活にしましょう。

 

勉強のルーティン

 

保護者にできるサポートは?

子どもがスムーズに勉強に取り組めるようになるには、保護者のサポートが一番重要です。保護者がサポートを続けていくと、子どもたちは少しずつ自分の力で勉強を進めていくことになります。子どもたちがこれからの将来につながる学習習慣を身につけるために、適切なサポートをしてあげましょう。

 

1.子どもの勉強を見守る

子どもの勉強に口出しをするのではなく、見守ることが大切です。「あれをやりなさい」「ちゃんと勉強しなさい」などと言われると学習意欲を下げてしまいます。

あくまで見守る立ち位置でサポートしましょう。わからないところがあればアドバイスをする、勉強の仕方を教えるなど、子どもに考えさせ、子どもに決めさせること前提で見守ることが大切です

勉強を見守る

2.たくさんほめる

勉強している姿勢、またその成果をほめて達成感を感じさせることが勉強を続けさせる上で重要です。

「今日は1日で3ページも勉強したんだ!」などと具体的にほめてあげることで、子どもは見守られているという安心感をえることができ、また勉強に対する自信をもつことができます。細かにほめてあげるようにしましょう。

 

3.保護者も一緒に勉強する

保護者がただ「将来のために勉強しなさい」と言っても、まったく説得力がありません。一緒に勉強し、勉強している姿を見せることで子どもたちの意欲を上げましょう。

また、「親が勉強を始めたら一緒に勉強するという」という習慣づけが、子どものこれからの学習習慣を身につける足掛かりになります。

 

4.日常生活の中で学びにつながる会話をする

子どもは日常生活の中で様々な経験を通じて学びを得ます。普段の生活の中から学びにつながるような会話も大切になります。例えば買い物に行ったときにいくらの値段になるか聞いてみたり、お湯を沸かしている時に湯気が出てきたら、「この白いもやは何でしょう?」とクイズを出してみたり、と日常生活には勉強につながることがたくさんあります。

子どもが興味を持ったことにプラスして教えてあげるだけで、子どもの好奇心をあおり新しいことを知りたいという気持ちを引き出すことができます。

 

保護者がやってはいけないこと

1.点数に一喜一憂する

テストが返ってくるたびに、点数を見て一喜一憂していませんか?もちろん子どもがたくさん勉強して良い結果が返ってきた時は褒めてあげてください。しかし、点数が悪かったからといって、頭ごなしに叱りつけてはいけません。子どもは思っている以上に親のことをちゃんと見ています。毎回のテストで一喜一憂するのではなく、勉強していたという過程を大切にしてあげてください。また、次はいい点が取れるようにサポートすることが大切です。

 

2.兄弟や友達と比べる

「あの子はできたのになんでできないの?」「〇〇さんは100点取ってたのに!」こういった誰かと比較するような言葉は使わないようにしましょう。子どものやる気と自信を失わせる原因になります。

 

3.いろんな教材を与えて詰め込む

とりあえず勉強させるためにただ教材を買い与えても意味がありません。ひたすら詰め込む勉強法は、知識量がふえ、反復学習が得意になるというメリットがある一方で、勉強がただの作業になってしまったり、知的好奇心が刺激されにくいなどのデメリットもあります。

子どもの得意不得意や、学習意欲に応じた教材を用意しましょう。

 

 

学年別のおすすめ学習時間&学習のポイント

それでは、毎日どれくらい勉強するのが良いでしょうか?学年に応じたおすすめの勉強時間とポイントをご紹介します。

 

1.小学校1年生、2年生

小学校低学年は、まだ勉強が始まったばかり。低学年の家庭学習では、まず学習習慣をつけるということを意識しましょう。

「学校→帰宅→おやつの時間→勉強→遊ぶ時間」といった感じに日々の生活の時間に徐々に学習時間をいれていきましょう。毎日でもなくて大丈夫です。最初は土日からなど、だんだんと勉強に慣らしてあげることが大切です。

また、低学年のうちは、まだ宿題もそこまで出ないので15分〜30分がだいたいの目安です。勉強も宿題内容中心で、毎日手軽にできるドリルなどを取り入れ、勉強に抵抗感を抱かせないようにしましょう。

 

2.小学校3年生、4年生

小学校中学年は、徐々に勉強が難しくなってくる頃合いです。小学校で学ぶ勉強はこれからの基礎となる部分なので、躓かないように適宜声掛けをしてあげましょう。

学習量も増えるため、大体45分〜1時間を学習時間の目安です。

おすすめは、最初の30分は宿題、残りの時間は復習や自主学習など、宿題にプラスして子どもが自分から勉強に折り組むような勉強法です。子どもの自習性を育むために中学年から勉強計画を子どもに立てさせるのも良いです。

 

3.小学校5年生、6年生

高学年では、かなり高度な勉強がはじまります。お子さんの苦手分野は何か、どれくらい理解しているのかを把握して子どもの進度に合わせた勉強をすることが大切です。

高学年の勉強時間のおすすめの目安は1時間15分〜1時間30分くらいです。

 

学年別のおすすめ学習時間とポイント

 

学習習慣が身につく!小学生におすすめの問題集

学習習慣をつけるためには、市販の教材を活用することもおすすめです。一日1ページや、1日10分など、取り組んでみてください。

 

 

小学教科書ワーク

小学教科書ワークは、教科書準拠品(教科書に単元や内容を合わせた教材のこと)です。そのため、学校の進度に合わせて勉強できます。学校でわからなかったことをこの問題集を使って復習したり、逆に次のテストに備えて予習したりなど基礎から確実に力をつけることができます。

また、教科書にあっているため、毎日の学習で学校の復習をするときにはオススメです。

 

 

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

 

小学教科書ドリル

小学教科書ドリルは小学教科書ワークと同じで教科書準拠品(国語、算数のみ。他は前教科書に対応している標準版)です。一日10分で予習、復習ができる優れものです。

短い時間の繰り返し練習で基礎力が身につくので、毎日コツコツ勉強するにはぴったりの教材です。

 

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

 

できる‼︎がふえる!ドリル

できるがふえるドリルはわかりやすさ・使いやすさを追求したオールカラーの本格ドリルです。

1回2ページ構成で、毎日の学習にピッタリです!かわいらしいイラストやキャラクターで楽しんで学習することができます。

できる‼シール(国・算1.2年のみ)や巻末に書いて消せる学習ボード(国・算・理・社)、単語カード(英)などなど充実した付録も付いていて、日常から勉強しやすい工夫が詰まっています。

 

できる‼がふえるドリル

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

まとめ

学習習慣は身に付けれることが早ければ早いほど得することができる習慣です。遊びたい盛りの小学生のうちから学習習慣をつけることは難しいですが、身に付けられれば一生モノのスキルになります。

本人のペースややりたいことなどに合わせながら学習習慣を身に付けていきましょう。

 

記事一覧へ

関連記事

【2024年度最新】小学生向け問題集7選|子どもに適した問題集で学力アップを目指そう

「学力を向上させたい」「勉強習慣を身に付けたい」そんなときはどうすればいいのでしょうか。 小学生の学力アップには問題集選びが重要です。 ただし、小学生向けの問題集は数多く出版されており、選び方が分からないという方も少なくありません。   そこで今回は、問題集の選び方や小学生におすすめの問題集を紹介します。 問題集の必要性や使用のメリットについても併せて解説するため、問題集を買うべきか迷っている方にも必見の内容です。     目次 1. 小学生向け問題集で家庭学習を始めよう   2. 小学生|問題集で家庭学習するメリット4つ   3. 小学生の問題集を選ぶ4つのポイント   4. 基礎から応用まで!全学年におすすめの「小学教科書ワーク」   5. 毎日コツコツ!短時間でできるおすすめ問題集3選   6. 中学受験にも!ハイレベルを目指すおすすめ問題集2選   7. 「全科まとめて」で全ての教科を1冊で学習   8. まとめ   POINT ・問題集の導入には、「学習習慣が身に付く」「自分のペースで進められる」「経済的な負担が少ない」など複数のメリットがある。 ・子どもの性格や学力、得手不得手に合わせて問題集を選ぶことが大切。 ・学校の授業内容の予習・復習には、教科書準拠品と呼ばれる問題集が適している。     小学生向け問題集で家庭学習を始めよう  家庭学習として授業内容の予習・復習をすることで、 「学習内容が記憶に残りやすくなる」 「苦手な分野を認識できる」 「テストに出やすい問題の傾向を掴める」 といった効果が期待できます。   さらに、中学校に進学した際、「勉強のやり方が分からず困ってしまう」「授業についていけない」といったことが起こらないようにするためにも、小学生のうちに正しい学習方法を身に付けておくことが重要です。 学習方法が分かっていれば、たとえ勉強内容の難易度が上がっても自身の力で学習を継続できます。 学校での勉強だけではなく、問題集を使用した家庭学習も導入しましょう。       小学生|問題集で家庭学習するメリット4つ 問題集を用いた家庭学習は、子どもの学力を高めるための代表的な学習方法のひとつです。 塾に通ったり通信教育を始めたりするよりも気軽に導入できるため、「問題集でも効果はあるの?」と、疑問を感じている方もいるでしょう。   ここでは、問題集による家庭学習のメリットを4つ紹介します。     メリット1 学習習慣が付く 小学生のうちに家庭学習を始めておくことで、「机に向かい決まった時間勉強をする」という習慣が身に付くのが最大のメリットです。   歯を磨くことや顔を洗うことと同じように、勉強することが日常生活の一部になれば、テスト勉強や受験勉強の際にも大きな抵抗を感じることなく勉強に取り組めるでしょう。   また、小学校で習う勉強内容は、中学校や高校で習う勉強の基盤になるため、毎日自主学習し基礎をしっかりと固めておくことが大切です。     メリット2 子どもの理解度に合わせられる 学校の授業や塾では、複数人で一緒に勉強を進めます。 しかし、学習の理解度や得意・不得意な分野は人それぞれのため、じっくりと理解を深めたい子と、どんどん先に進みたい子の間で差が出てしまう恐れがあります。   一方、家庭学習の場合は、自分のペースで学習することが可能です。子どもの理解度やモチベーション、その日の体調などを見ながら進められます。   メリット3 親子で楽しく学べる 「家庭学習は、子どもが一人でやるもの」と考えている方もいますが、家庭学習は親子で一緒に勉強することが大切です。 学習内容の確認や解説を通して自然と会話が増え、信頼関係を深められるといったメリットがあります。 また、おうちの方と一緒に勉強すると「勉強が楽しい」「今日も褒めてもらえるかな」といった前向きな気持ちが生まれるかもしれません。 会話を交えて楽しく取り組むことで、子どもの学習意欲向上の効果も期待できるでしょう。     メリット4 費用が抑えられる 塾や家庭教師といった他の学習方法と比べると、問題集による学習は費用負担が少ないです。 たとえば、通信教育を始める場合は月に3,000円~数万円程度、塾に通う際は月に1万円~数万円程度の費用がかかります。   一方、問題集による学習では、基本的に教材の購入費用しかかかりません。 金額は問題集によって異なりますが、数百円~数千円程度で購入できるものがほとんどです。 家計にかかる経済的な負担を軽減できるのもメリットのひとつでしょう。     小学生の問題集を選ぶ4つのポイント 小学生向けの問題集にはさまざまな種類があるため、子どもに合った内容のものを選ぶことが大切です。 「何となく」で選んでしまうと、せっかく家庭学習を導入しても思うように学習が進まない可能性があります。   問題集を選ぶ際の重要なポイントは全部で4つです。ポイントを押さえて、適切な教材を選びましょう。     ポイント1 続けられるかどうかが重要 最初から問題量が多く時間のかかるものを選ぶと、子どもの負担になりかねません。 勉強自体を苦痛に感じてしまう可能性があります。 子どもの集中できる時間は意外と短いものです。 最初は易しい問題や一問一答形式の問題など、達成感を得やすいものから始めましょう。 家庭学習に慣れてきたら学習時間を少しずつ伸ばしていくことで、大きな負担をかけることなく集中力を高められます。     ポイント2 教科書に対応したものは使いやすい 学校の授業内容の予習・復習をしたり、テスト範囲を学習したりする際は、教科書準拠品が使いやすいでしょう。 教科書準拠品とは、普段使っている教科書の内容に準拠して作られた問題集のことです。 教科書に書かれている用語などがそのまま使用されていたり、教科書の参照ページが記載されていたりするため、教科書の内容に関する理解を深めたいときに適しています。   また、習っていない問題が急に出てきたり問題の傾向が違ったりして、混乱してしまうという心配もありません。       ポイント3 子どもの好みを尊重する 小学生向けの問題集には、イラストが描かれていたり、カラーが多用されていたりするものがあります。 毎日使用するもののため、子ども自身ができるだけ楽しい気持ちで取り組める問題集を選ぶのがポイントです。 1ページ達成するごとにシールを貼れる仕様になっているものや、最後に賞状がもらえる仕組みになっているものもあります。 さまざまな問題集を比較し、やる気を高められるものを選択しましょう。     ポイント4 適切な難易度のものを選ぶ 基礎ができていない状態でハイレベルな問題集に取り組むと、難しいと感じ、挫折してしまう恐れがあります。 そのため、「基礎」から始め「標準」「応用」「発展」と、少しずつ難易度を上げていくようにしましょう。   問題集には対象年齢や難易度が記載されています。事前にしっかりとチェックし、子どもの理解度に合った教材を選びましょう。         基礎から応用まで!全学年におすすめの「小学教科書ワーク」 これから家庭教育を始める場合や苦手分野の勉強の際は、文理の「小学教科書ワーク」がおすすめです。     小学教科書ワークは、各教科書会社の許可を得て作られた教科書準拠の学習参考書となります。 ここでは、小学教科書ワークの特長について紹介します。     特長1 基礎・練習・応用を段階的に学べる 問題集の中には、「基礎だけ」「応用だけ」と難易度が絞られたものも少なくありません。 一方、小学教科書ワークは「基本のワーク」「練習のワーク」「まとめテスト」と3段階の構成になっているのが特徴です。 1冊の中で基礎から応用に向かって順番に学べるため、効率的に知識を定着させることができます。 また、達成感を得やすいのもうれしいポイントです。 簡単な問題から取り組んで成功体験を積むことで、学習に対するモチベーションを維持できます。       特長2 役立つ付録が充実 家庭学習に役立つ付録が充実しているのもポイントのひとつです。 付録があると楽しく学習を進められるため、子どものやる気につながります。以下は、小学教科書ワークの付録の一例です。   【主要5教科共通ふろく】・わくわくポスター ・実力判定テスト ・わくわくシール(※英語は除く) ・わくわく動画 ・自動採点CBT   【教科別】・国語:漢字練習ノート・算数:計算練習ノート・理科:理科カード(WEB版つき)・社会:社会カード(WEB版つき)、白地図ノート・英語:英語練習ノート、英語カード、音声配信「onhai」、文理のはつおん上達アプリ「おん達」     値段は1冊あたり1,518円(税込)で、1年間使用できます。 塾や習い事に通う際の経済的な負担が気になる方にもおすすめです。     特長3 4科目セットなら主要科目をまとめてカバー 毎年新学期には、小学教科書ワークの4科目セットが販売されます。 通常、教科書ワークを買う際には自分の使っている教科書がどの教科書会社のものか確認しておく必要がありますが、4科目セットは地区に合うものを購入すれば、自動的に自分にあったワークが揃うため選ぶのも簡単です。   学年別のセット内容は以下の通りです。 ・1~2年生:国語・算数・漢字・数と計算・3~6年生:国語・算数・理科・社会※一部地域によって異なる場合があります。   また、4科目セットにはセット限定の特別付録も入っています。 セットの価格は6,072円(税込)で、小学教科書ワーク4冊分と同じ値段です。 そこにさらに付録が付いていることから、バラバラに4冊購入するよりもセットのほうがお得に購入できます。     ※セットは毎年新学期に書店店頭でのみ販売しています。ネット書店では購入できませんので、ご注意ください。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       毎日コツコツ!短時間でできるおすすめ問題集3選 学習習慣を身に付けたいときや集中力を高めたいときは、空き時間を利用して気軽に取り組める「ドリル」が最適です。 ここでは、文理のおすすめドリルを3つ紹介します。   ドリルを使用して、毎日コツコツと問題に取り組む癖を付けながら、日々の予習・復習により基礎学力向上を目指しましょう。     教科書ドリル     教科書ドリルは、教科書レベルの問題に毎日少しずつ取り組むことができるドリルです。 コンパクトなA5サイズで、1回あたり10分で問題が解ける構成になっているのも魅力です。 勉強にかかる負担が少なく、自然と集中が続きます。   特に、学習の基礎となる国語・算数については、教科書の内容に合わせて作成された教科書準拠品となっています。 学校の教科書と一緒に使用すれば、授業内容と同じ速度で学習でき、教科書の知識を早期に定着させることに役立ちます。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     できるがふえるドリル     できるがふえるドリルは、一般的なノートと同じB5サイズのドリルです。 空きスペースを利用して大きめの挿絵やポイント解説、豆知識などが記載されており、勉強に苦手意識を持っている子や、楽しく勉強を進めたい子におすすめです。   また、ドリルのページは1枚ずつはぎ取れる仕様になっています。 やるべき範囲が一目で分かるため、「どこまで進めるのだろう」「まだこんなにやるページがある」といった気持ちが起こりにくいでしょう。 勉強に対するモチベーションの維持に役立ちます。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     毎日ちょっと365日ドリル   毎日ちょっと365日ドリルは、個別指導の明光義塾と共同開発した英語の教材です。 7日間かけて10単語を繰り返し学習するという明光式メソッドが取り入れられています。   小学校で習う英単語を6冊で完了できるのもうれしいポイントです。1日1ページ進めれば、1年半で学習が完了します。   なお、読み書きだけでなく、リスニングの学習も可能です。スマートフォンやタブレットで全ての単語の音声を確認できます。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       中学受験にも!ハイレベルを目指すおすすめ問題集2選 家庭学習が定着してきた方や受験の予定がある場合は、難易度の高い問題集にも積極的に取り組みましょう。 ここでは、ハイレベルを目指す方におすすめの問題集を2つ紹介します。     トップクラス問題集   トップクラス問題集は、中学入試に備えた問題集です。 小学校1年生から4年生までの国語と算数に対応しており、全8種類あります。 中学入試問題の出し方や傾向に基づいた内容になっているのが特徴で、学力診断ができる「総しあげテスト」も付帯されています。   さらに、問題集の答えが記載されている「答えと解き方」に、各問題の考え方や指導のポイントが書かれているため、勉強の教え方が分からない場合や指導に難しさを感じている保護者にとっても役立つ1冊となるでしょう。   ▶ご購入はこちら   ハイレベル算数ドリル   ハイレベル算数ドリルは、得意を伸ばしたい子や学校の勉強では物足りないと感じている子に適した教材です。 問題は「標準レベル」「ハイレベル」「トップレベル」の3段階構成になっており、学習の理解度に合わせて学びを深められます。   ドリルの紙面はオールカラーで、子どもでも取り組みやすいデザインを採用しているのが特徴です。 問題集のページ上部には、学習のねらいやアドバイスも記載されています。   また、解答の「てびき」には答えの導き方も記載されているため、問題の解き方が分からない場合も安心です。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       「全科まとめて」で全ての教科を1冊で学習   「どのドリルがよいか分からない」「問題集選びに悩む」というときは、1冊で全教科の内容を学習できる「全科まとめて」がおすすめです。   1ページごと切り離せるようになっているため、取り組む範囲を一目で確認できます。 また、問題は表面だけに記載されており、裏面は自由に書き込みができるような仕様になっています。 集中が続かない子や達成感を味わいたい子に適した問題集です。   なお、学年別に「ひらがな」や「九九」「都道府県」などが記載された便利なボードも付いてきます。 リビングや勉強部屋に貼り、学習を促しましょう。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       まとめ 小学生は中学校や高校で習う勉強の基礎を学ぶ大切な時期です。 学校での授業だけでなく家庭学習も導入し、学習習慣を身に付けましょう。 毎日机に向かう時間を設けることで勉強をする癖ができれば、テスト勉強や受験勉強の際に感じる負担を軽減できます。   家庭学習の際は、市販の問題集を利用すると便利です。 小学生向けの問題集選びに悩む場合は、文理の教科書準拠の問題集がおすすめです。 問題集は各ネット書店でも購入できますので、ぜひご検討ください    

小学校1年生から問題集に取り組もう!家庭学習におすすめの問題集4選

まだまだ冬の寒さが続きますね! 一方で、書店では新学期向けの問題集が並び始め、少しずつ春への準備が始まっているようです。 今度の春から小学生になるお子さまをお持ちのみなさんの中には、 家庭学習にはどう取り組めばいいのか、何か問題集を買った方がいいのか、 迷われている方もいるのではないでしょうか。   本日は、小学1年生から問題集に取り組むメリットや、おすすめの問題集を紹介します。   目次 小学1年生から問題集は必要?   小学1年生から問題集を使用する際の注意点   小学1年生に適した問題集の選び方   祝入学!初めての問題集なら「教科書ワーク」がおすすめ   小学1年生から使える!おすすめ問題集3選   まとめ   POINT ★小学1年生のうちに「勉強の楽しさ」と「学習習慣」を身につけておこう ★問題集は、レベルにあった無理のないもの・本人が楽しめるものを選ぶ ★最初の1冊には教科書準拠の問題集がおすすめ     小学1年生から問題集は必要? 小学1年生は今後の「勉強の土台」になる 小学1年生の段階で勉強に苦手意識を持ってしまうと、「自分は勉強が苦手だ」という気持ちが根付いてしまう恐れがあります。 一度その意識になると、2年生、3年生、そしてそれ以降の勉強にマイナスの影響が出てしまいかねません。 逆に、「勉強は楽しい」という意識がもてれば、その後の勉強にも前向きに取り組みやすいです。 勉強を楽しく感じるためには「学校の授業を理解できる」という実感をもてるかどうかが重要です。   家庭学習も1年生から始めると習慣化しやすい 家庭学習は、習慣づけることが大切です。 毎日少しでも机に向かうことが習慣になっていれば、宿題への取り組みや、これからのテスト勉強・受験勉強に対する抵抗感を軽くすることができます。 家庭学習の習慣化は、勉強へのやる気が高い小学1年生のうちに始めるのがおすすめです!   小学1年生から問題集を使用する際の注意点 スケジュールを決める 家庭学習の習慣化させるためには、まず「勉強する時間」を決めることが大切です。 たとえば「朝食前」「学校から帰って遊びに行く前」「夕食前」など、毎日の行動と紐づけて設定しましょう。 また、「1日に○ページやる」といったルールも最初に決めておくとよいでしょう。   継続できる時間から始める 小学1年生はまだ長時間の勉強には慣れておらず、10~15分程度で集中が切れてしまいます。 毎日取り組むことが大切なので、一日の学習時間は無理のない範囲で設定しましょう。 時間があり、もう少し取り組みたいというときは休憩をはさむのがおすすめです。   強要しすぎない 子どものレベルに合っていない内容や時間を強要してしまうと、かえって勉強嫌いになるリスクがあります。 先述の通り、小学1年生の段階で重要なのは、「勉強は楽しい」という意識を持ってもらうことです。 あまり前のめりになりすぎないように注意し、お子さまの様子を見ながら学習を進めるようにしましょう。 楽しく取り組める工夫をする 勉強を楽しむためには、内容を理解する以外にも、勉強すること自体を楽しむ工夫をすることも重要です。「ゲーム形式で学ぶ」「学習した日はシールを貼って可視化する」など、親目線でも負担にならない範囲での工夫をしてみましょう。 好きなモチーフの問題集をえらぶことも一つの手段です。 楽しく取り組むための付録をつけたり、問題集側でも色々と工夫をしていますので、ぜひ付録までチェックしてみてください。     小学1年生に適した問題集の選び方 学校の教科書に合わせて選ぶ 小学生の学習においては教科書の内容を理解することが重要になってきます。 そこで「教科書準拠」の問題集がおすすめです。 教科書の目次に合わせた構成で、教科書で用いられる用語や事例を基に問題が作られているため、学校の授業に合わせて使用するのに適しています。 住んでいる地域や学校によって教科書は異なるため、子どもが使っている教科書に合わせて問題集を選びましょう。   子どもの理解度に合わせて選ぶ 子どもによって、理解度や得意科目・苦手科目は異なってきます。 入学してすぐには見えづらいですが、様子を見ながら、お子さまの理解度に合わせた問題集を選んでいきましょう。 科目別でなく分野別に出ているものあるので、苦手分野が見えてきたらその分野の問題集に取り組んでみるのもよいかもしれません。 逆に、得意科目が出てきたら少し発展的な内容のものを試してみると得意が伸びるかもしれません。 書店には様々なレベル・タイプの問題集が並んでいるので、お子さま自身とも相談しながら探してみてください。   毎日続けられるものを選ぶ はじめのうちは、「毎日継続すること」が一番の目標です。 短い時間で取り組めるものや、一問一答など達成感が得られやすいものなどがおすすめです。 「取り組んだページにシールを貼る」「取り組んだ日を書く表がついている」「一枚ずつ切り取って使える」など、 モチベーションを維持するための工夫がされている問題集も多いので、色々と見比べてみてください。   問題集は子どもと一緒に選ぼう 問題集によって、「イラストや図の量」「フルカラーか2色印刷か」など、レイアウトにちがいがあります。 内容も大切ですが、毎日取り組むものですから、何よりも本人が気に入る紙面であることが一番重要です。問題集を選ぶ際は子どもの意見を聞きながら、一緒に選ぶことをおすすめします。 「自分で選んだ」ということが、やる気やモチベーションにもつながるでしょう。     祝入学!初めての問題集なら「教科書ワーク」がおすすめ 小学教科書ワークは、教科書に沿って作られた教科書準拠の学習参考書です。授業に合わせて、基本から応用までしっかり学習できるように作られているため、 まだ苦手な分野がなく、満遍なく学習しておきたい入学したての時期には特におすすめです。   ★2024年に改訂版が発売となっています。   楽しく見やすいオールカラー オールカラーで図や要点が見やすいのはもちろん、楽しい気持ちで勉強に取り組むことができます。 かわいいキャラクターもたくさん!   3ステップで基礎から段階的に学べる 小学教科書ワークは「基本のワーク」「練習のワーク」「まとめのテスト」と3段階の構成になっているのが特徴です。 ★「基本のワーク」では、穴埋めやなぞり書きをしながら教科書の要点を学びます。 ★「練習のワーク」で基礎的な問題に取り組み、知識を定着させます。 ★「まとめのテスト」では、時間を図り、応用問題も含めた確認テストに取り組みます。 1冊の中で基礎から応用に向かって順番に学べるため、効率的に知識を定着させることができます。 簡単な問題から取り組んで成功体験を積むことで、学習に対するモチベーション維持にもつながります。   付録がたっぷりでお得 付録があると楽しく学習を進められるため、子どものやる気につながります。 小学教科書ワークの付録は以下の通り。 本の中に、ポスターや模擬テスト、小冊子など、さまざまな役立つツールが入っています。   【全教科共通 ※主要5教科】 ・わくわくポスター ・実力判定テスト(学校のテストと同じサイズ!※英語3・4年のぞく) ・わくわく動画 ・わくわくシール ・自動採点CBT   【教科別】 ・国語:漢字練習ノート ・算数:計算練習ノート ・理科:理科カード(WEBアプリ付き) ・社会:社会カード(WEBアプリ付き)、白地図ノート ・英語:英語練習ノート、英語カード、英語音声配信、文理のはつおん上達アプリ「おん達」   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     毎年新学期には特典つきの4冊セットが登場 毎年新学期には、小学教科書ワークの4科目セットが販売されます。 教科書ワーク4冊にセット限定の特別付録がついて、値段は教科書ワーク4冊分のまま! この時期にしか買えない、お得なセットです。 ↓くわしくはこちらのページもチェックしてみてください!↓     小学1年生から使える!おすすめ問題集3選 小学教科書ドリル   ★2024年に改訂版が発売となっています。   教科書ドリルは、コンパクトなA5サイズで、1回あたり10分で問題が解ける構成になっています。 教科書レベルの問題に毎日少しずつ取り組むことができるため、学習習慣をつけるのにおすすめです。   国語・算数は、教科書ごとの内容に合わせて発行されています。 それ以外の分野・教科は「全教科書対応版」で、どの教科書を使っていても違和感少なく取り組めるようにつくられています。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     できるがふえるドリル   「できるがふえるドリル」は、B5サイズのドリルです。 挿し絵が大きめに入っていたり、ポイント解説や豆知識などが豊富に入った楽しい紙面になっています。 楽しく勉強を進めたいときにおすすめです。 また、ドリルのページは1枚ずつはぎ取れる仕様になっています。 1枚ずつに分かれることで今日やるべき範囲が一目で分かるため、達成感が得やすく、 勉強に対するモチベーションを維持することができます。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     全科まとめて 全科まとめては、1冊に全教科の1年間の単元が入ったドリルです。 単元が終わった段階で使ったり、長期休みに前の学期の分にまとめて取り組んだり、 復習として使うのがおすすめです。 1回分はA41枚で切り取って使えるため、達成感を得ながら無理なく進めていくことができます。   各ページの裏面にはフリースペースとメッセージ欄つきで、より学習を深めたり、 親子でコミュニケーションをとるのに役立ちます。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   まとめ 勉強に対してもわくわくがいっぱいの小学1年生。 その時期に大切なのは何よりも、「勉強って楽しいな」という気持ちをもつことです。 授業が理解できる・理解できるから楽しい・毎日少しずつ取り組もう 市販の問題集は、そんな意識になってもらえるような工夫をたくさんしています。 無理のない範囲で、親子ともに楽しく取り組める問題集を、ぜひ探してみてください!      

家庭学習は小学生から始めよう!習慣化させる方法や学年別のポイント

「家庭学習こそ大切です!」学校や塾などの習い事で、たくさん聞きますよね。 とはいうものの、遊びざかりのお子さんをお持ちの保護者の方は、思うようにいかず、悩んでいるのではないでしょうか。   なかなか机に向かわない…。 少し家庭学習の時間が短い気がする…。 お仕事などで忙しく、なかなか手をかけてあげられない…。   そんなお悩みにお応えして、今回は家庭学習を習慣化するコツをご紹介します!   【目次】 1.そもそも「家庭学習」とは? 2.小学生から始めたい!家庭学習の効果 3.小学生の家庭学習の時間はどれくらい? 4.学年別|家庭学習のポイント 5.家庭学習を習慣化するために気を付けたいこと 6.家庭学習を始めるなら「教科書ワーク」がおすすめ! 7.まとめ   【要点】 今回は、家庭学習とはなにか?について考え、家庭学習を行うメリットをご紹介します。 とはいえいくらメリットが分かっていても、家庭学習を続けることは大変なことです。   1.そもそも「家庭学習」とは? 家庭学習は、大きく2つに分けることができます。 1つめは、宿題です。そして2つめは、自主学習です。 この2つは、どこが違うのでしょうか? 宿題は、学校や塾などの授業の進度に合わせて、学習内容を定着させるために出されるものです。 自主学習は、得意やニガテ、やりたいことなどに合わせて、何をどのように学ぶかプランを立てて実行します。 どちらも大切な家庭学習。バランスよく取り組みたいですね!     2.小学生から始めたい!家庭学習の効果                                         家庭学習は習慣化することがとても大変ですが、毎日少しの時間でも取り組むことができるようになればメリットがたくさんあります! ここでは家庭学習を続けることで期待できる効果を3つ、ご紹介します。   勉強を習慣化できる 朝起きた時、遊びから帰ってきた時、寝る前、など時間を決めて小学生のときから自宅で学習することで、勉強も生活の一部として取り組むことができるようになります。 勉強をすることに対しての嫌悪感や抵抗感がなくなるので、他にやりたいことがある時や忙しい時でも、とにかく机に向かって勉強をはじめることができます。   知識の定着につながる エビングハウスが提唱する、忘却曲線をご存じでしょうか? 学校の授業で学んだことは、時間を空けるとあっという間にほとんど忘れてしまいます。 ところが自宅で再確認することで、一度忘れかけていたことを思い出し、あまり忘れなくなります。 授業と家庭学習でで「忘れる」、「思い出す」のサイクルを作ることで知識の定着につながるのです!   家族とのコミュニケーションになる 家庭学習をお子さんひとりでこなすことは難しいですが、ひとりで学習する時間と一緒に取り組む時間をバランスよく作ることで、良いコミュニケーションをとることができます。 学習に取り組む姿や、学習を通して成長した姿を褒めることで自己肯定感が高まり、モチベーションアップにつながります。 学力面だけでなく精神面にも効果的です!   3.小学生の家庭学習の時間はどれくらい? 家庭学習には様々な効果があることが分かりましたね。 ですが、毎日少しずつ、といっても一体どれくらいの時間を家庭学習に充てればよいのか、悩むご家庭も多いのではないでしょうか。 家庭学習時間の目安は、1日10分×学年です! 例えば4年生であれば、1日に取り組む家庭学習の時間は10×4=40分確保したいところです。 ですが、体調や気分などによっても学習効果が大きく変わります。 大事なことは、短時間でも毎日続けることです! お子さんひとりひとりに合った、無理のない時間設定をしましょう。 そして、お子さんの成長に合わせて徐々に時間を延ばしていくことがおすすめです。     4.学年別|家庭学習のポイント 一緒に家庭学習を進めるにあたって、大事にしておきたいポイントがあります。 それは、お子さんの学年です。 低学年・中学年・高学年かによって、お子さんとの向き合い方は大きく変わります。 お子さんが勉強に対して前向きになれるようにするためには、どのようなサポートが必要なのでしょうか?   低学年(1年生~2年生)は「習慣化」を重視 低学年時は「勉強をすること」よりも「勉強を習慣化すること」が大切です。 短時間でもいいので決まった時間に机に座るよう促し、学校の宿題や簡単なドリル、お子さんが興味を持つ分野の学習を中心に進めてみましょう。 しっかりと机に座り、学習目標を達成することができたらシールを貼る、褒める、など達成感を感じてもらえるようなしかけをたくさん用意しておくとよいですよ!   中学年(3年生~4年生)は「ルールを守ること」を重視 中学年では、ゲームや友達との遊びなど楽しいことが増えてきます。 保護者の方が学習内容を決めて、1日ずつ無理に取り組ませてしまうと、勉強から逃げようとしてしまうことも……。 そこで、月間や週間など少し長い期間での家庭学習計画をお子さんと一緒に決めてみましょう。 保護者の方と一緒に決めたルールであれば、取り組むモチベーションになります。 そして、そのルールを必ず守ることを約束し、実行しましょう。 繰り返すことで、家庭学習にたいする責任感が生まれます!   高学年(5年生~6年生)は「自主性」を重視 高学年になると、だんだんと自分の意思を示せるようになります。 また、もうすぐ中学生になり、試験に向けて自分で計画を立てて学習する姿勢が求められます。 徐々に、家庭学習を「保護者の方と一緒に取り組む」から「自主的に取り組む」へシフトしていく必要があります。 お子さんが何を目標にしたいのか、そのために何をすべきか、しっかりと耳を傾けながら、お子さんが主体となった家庭学習をサポートするようにしましょう。   5.家庭学習を習慣化するために気を付けたいこと 明日からがんばろう…。そんな油断は禁物です! 家庭学習の習慣は、中学生・高校生、その後大学生、社会人になっても必要な人生の財産です。 今日から家庭学習を習慣化するためにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか? 毎日の家庭学習のハードルをぐっと下げるコツをご紹介します!   勉強しやすい環境を整える なかなか勉強を始めようとしない…。 すぐに勉強に飽きて別の事を始めようとする…。 そんなお子さんも多いのではないでしょうか。 ですが、根性論を持ち出して闇雲に叱ることはNGです! 自宅内で遊びと学習を切り替えるためにも、まずは「学習をする場所」を整えましょう。 勉強を始める時は、おもちゃやスマートフォン、その他にも気が散ってしまう場合は電子機器を片付け、きれいで清潔な状態にすることから始めましょう。 ちょっとした工夫ですが、勉強をしよう!という気持ちは環境や片付けなどの行動から引き出されることも多いです。       スケジュールを決める つい、家庭学習をするときはあれもこれも、と欲張ってしまいます。 学習内容を先に決めて、終わるまではだらだらと勉強を続けよう!とルールを定めてしまうと、どうしても勉強に対するモチベーションは高くなりづらいもの。 まずは、できるだけ時間で区切って学習してみましょう。 「この時間だけ集中して勉強しよう!」と決めた方が、時間を決めずに勉強するよりも効果的なことも!        得意な科目から始める 家庭学習というと、どうしても「できないをできるにかえよう!」と躍起になってしまいます。 しかし、それではますます勉強に対して抵抗感をおぼえてしまうかもしれません。 学習習慣がつくまでは、苦手教科からではなく子どもが得意な教科、好きな教科から始めてみましょう! また、子どもは「実物」に非常に興味を持ちます。 時々、買い物の計算や、食塩を水に溶かすなどの簡単にできる実験を取り入れるのもおすすめ!                                                           楽しめる工夫をする        家庭学習を続けるためには、家庭学習=楽しいもの、となることが大切です。 ゲーム形式にする、継続した日数をシールなどで可視化する、勉強後の楽しみを作るなど、家庭学習を楽しむための工夫をしてみましょう。 無料のプリント配信サイトや、市販の学習参考書にも、勉強を楽しむためのヒントがたくさんあります。 積極的に使って、保護者の方も、お子さんも一緒に家庭学習を楽しみましょう!   保護者も一緒に取り組む  保護者の方だけが頑張る家庭学習、お子さんだけが頑張る家庭学習、どちらであってもひとりでの家庭学習は心細いもの。 お子さんが勉強している過程に保護者の方も向き合い、尊重することが重要です。 ずっと集中し続けなければならない、教え続けなければならない、といったプレッシャーは不要! 可能な限りそばにいて、時に教え、時に見守り、時に一緒に考える、達成したら一緒に喜ぶ……。 二人三脚の家庭学習が効果的です!       結果だけでなく過程を褒める 家庭学習を進めるうえで、問題が解けたときなど、学力が上がったことを褒めるのはとても大切です! しかし、日々勉強していてもなかなか結果に結びつかないことがあります。 大切なのは、「勉強を続けられたこと・取り組んだこと」といった過程を褒めることです。 なかなか結果が出ない時でも、家庭学習を継続することに自信を持つことができるようになります!     子どもに合った教材を選ぶ                                                      家庭学習のなかでも、自主学習を進めるうえで大切なのは教材です。 子どもの好みやレベルによって、適した教材は異なります。 お子さんと書店に行き、実際に学習参考書を手に取ってみましょう。 見やすいか・続けられるか・楽しめるか・レベルに合っているかなど、お子さんの気持ちに合わせて教材を選ぶことが、ひとつの教材をしっかり最後まで継続するカギになりますよ!     6.家庭学習を始めるなら「教科書ワーク」がおすすめ! 家庭学習を始めよう!と決心されたそこのあなた!おすすめは『教科書ワーク』です。 ページや単元が教科書にぴったりと合わせているので、学校の授業や宿題と並行して進めて理解を深めることができます。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   授業の進度に合わせて学べる 『教科書ワーク』は、教科書準拠教材です。 お使いの教科書に沿って学習をすすめることができます! 学校の授業や宿題がベースにあるので、いちからご家庭で学習参考書に取り組むよりも格段に学びやすくなっています。 国語、算数、理科、社会、英語の他にも、数と計算や漢字、プログラミングなど豊富なラインナップが特徴! お子さんの学びたい!を応援します。   基礎からテスト対策までを一冊でカバー 基本→練習→まとめのようにステップアップすることができます。 授業だけでは理解できないことも、じっくりと時間をかけて段階的な学習ができるため、得意科目はもちろん苦手科目でも取組みやすい構成になっています。 演習量が豊富なので、学校のテスト対策にも最適です!   教科ごとに役立つふろくつき 教科書ワークは本冊の質・量はもちろん、各教科の付録も充実しています! 国語は漢字練習ノート、算数は計算練習ノート、理科はカードや実験観察動画、社会はカードや白地図ノートなどが付いています! 英語にも、英語練習ノートや英語カード、音声を聞くことができるアプリケーションが付いています。 その他にも、楽しく学びを深めるわくわくポスターやシール、理解度を確認できる実力判定テストやホームページテストなど、たくさんの付録をご用意! どんどん活用して、学びを深めていきましょう。     7.まとめ ここまで家庭学習を始める心得や家庭学習が上手くいくポイント、継続のために気を付けたい注意点などをご紹介しました。 何よりも大切なのは、お子さんが自ら学習することを楽しい!と思うこと、そのために保護者の方もお子さんと学習する楽しさを見つけて一緒に学びを深めることです。 家庭学習の時間が、いつもよりもっと素敵なものになりますように!      

中学生の学習時間はどのくらい?学習時間を確保するコツとは

          中学生は毎日どのくらい勉強するとよいのでしょうか?     中学生の平均勉強時間と理想的な勉強時間をご紹介します!     定期テストでも高校入試でも勉強時間の確保は必須。忙しい中で学習時間を確保し、有効に活用するためのコツも、あわせてお伝えします。   <目次>    1.中学生の勉強の平均時間とは?    2.中学生の理想的な学習時間    3.学習時間を確保するコツ    4.学習時間を有効活用するコツ    5.学習記録アプリ「まなサポ」     1.中学生の勉強の平均時間とは?   中学生の平均的な1日のスケジュール   中学生の平均勉強時間   文部科学省を主体として国立教育政策研究所が全国の中学生およそ93万人を対象に調査した「令和5年度全国学力・学習状況調査」によると、   中学生の平均勉強時間は1時間~2時間です。 【平日】   【土日】   土日は平均勉強時間が少し長い傾向にありますね。     出典:「令和5年度全国学力・学習状況調査」(国立教育政策研究所)(https://www.nier.go.jp/23chousakekkahoukoku/factsheet/middle.html)をもとに加工して作成     2.中学生の理想的な学習時間   それでは、中学生の理想的な学習時間はどのくらいでしょうか。   普段の学習時間とテスト前の学習時間、また受験生でも分けてご紹介します。     普段の学習時間   中学1・2年生の普段の学習時間は、学習習慣をつけるためにとても大切です。   学校の先生から「平日は【学年+1時間】勉強しましょう」と言われたことがあるかもしれません。   【学年+1時間】というと、1年生なら2時間、2年生なら3時間ということになります。   ただ、部活動や習い事もあるなかで中学生が毎日2時間、3時間勉強するのはなかなかハードルも高く、   意気込みすぎてしまうと長続きしないということも考えられます。   中学1・2年生のみなさんは、何よりも学習習慣をつけることが大切ですので、学習時間よりも、学習の効率を高めることを意識しましょう。   ● 平日は最低【1時間】 は机に向かって学習時間を確保する   ● 土日は【3時間程度】 学習時間を確保して、その週の復習や平日の学習時間でできなかったことまで学習するようにしましょう。     テスト前の学習時間   定期テスト前は、部活動休止期間もあり、学習時間を確保しやすくなります。   もちろん普段の学習と同様に学習の効率を高めることも大切ですが、学習の量と質どちらもテスト結果につながります。   定期テスト前2週間前くらいから、   ● 平日:3時間程度    ● 土日:5時間~    の学習時間が理想的です。成績上位の生徒ほど、土日の学習時間は増加する傾向にあります。     受験生の学習時間   高校入試を控える受験生は、毎日の学習時間を確保することがとても大切です。   とくに部活動を引退した夏以降は、1・2年生の時よりも学習時間が確保しやすくなります。   ● 平日は3~5時間    ● 土日は6時間~    の学習時間を確保するようにしましょう。   もちろん受験生といっても息抜きはとても大切です。   毎日絶対この時間学習する!というのもいいですが、週の合計学習時間や、学習の進捗状況、自分の体調とも相談して   自分に合った学習スタイルで勉強を進めていくことも大切です。     3.学習時間を確保するコツ   さて、中学生の理想的な学習時間をみていましたが、肝心なのは学習時間の確保。   平日も休日も、勉強しようと思っていたのに気づいたら夜になっていた!なんて経験はないでしょうか。   こちらでは、日々の学習時間を確保するコツをお伝えします。   スケジュールを立てる   日々の学習でもテスト前の学習でも、スケジュールを立てずに進めることはおすすめできません。   スケジュールを立てずに進めてしまうと、   グダグダと進めてしまってやるべきところまで終わらなかったり、優先順位がしっかりつけれらず非効率な学習時間になってしまったりします。   学習を始める前にしっかりとスケジュールを立てることで、    短い時間でも効率よく学習 することができますし、 自分が1日どのくらいの時間を勉強に充てられるのか が一目でわかるようになります。   勉強スケジュールの立て方については下記のページで詳しくご説明しているので、こちらも参考にしてみてください!       習慣にする   学習は習慣づけることがとても大切です。   毎日コツコツと学習したという自信は何物にも代えがたいもの。   例えば、好きなYouTube動画が21時に配信されるから、夕飯を食べ終わった20時から21時までは机に向かう   など、 自分のスタイルに合った学習習慣 を確立しましょう。   勉強の記録をして、毎日どれだけ勉強したかを分かるようにすることも、学習の習慣化においてとてもおすすめです。     時間を管理する   スケジュールを立てること、習慣にすることと共通しますが、 日々の学習の時間を管理する ことが学習時間の確保のためにとても大切です。   自分が1週間のどのくらいの時間を学習時間として確保できたのかということもわかりますし、   自分はこのくらいの時間でこのくらいの学習ができる、ということを知ることもできます。   時間を管理することで、学習時間を上手に確保し、自分に合った勉強スタイルを確立しましょう。     4.学習時間を有効活用するコツ   理想的な学習時間と、その学習時間を確保するためのコツをお伝えしましたが、   そうはいっても部活動に習い事と、忙しい毎日を送っている中学生。何とか確保した学習時間を無駄にしたくないですよね。   こちらでは、学習時間を有効的に活用するためのコツをお伝えします。     集中できる時間帯にする 勉強する時間帯は集中力に大きく関わります。   朝学校に行く前に勉強するのが集中できるという人もいれば、帰宅直後、寝る直前など、集中できる時間帯は人それぞれ。   自分にとってもっとも集中できる時間帯をみつけて、学習時間を有効活用しましょう。   スマホやゲームを遠ざける 学習の時間帯も大切ですが、学習環境も学習時間を有効活用するために大切です。   勉強しているときに、スマホの通知で気が散ってしまったり、ゲームをやりたくなってしまったりすると集中力が低下してしまいます。   集中して勉強に臨むために、学習している机からスマホやゲームを遠ざけて、集中できる環境にしてみましょう。   適度に休憩をとる たくさん学習時間をとるためにぶっ続けでやる、というのはおすすめできません。   人には集中し続けられる時間に限りがあり、適度に休憩をとることで集中力を保ったまま学習を進めることができます。   人によっても、その日の気分によっても、集中できる時間と必要な休憩時間は変わりますので、   自分に合ったスタイルで適度に休憩をとり、せっかくの学習時間を有効活用できるようにしましょう。   おすすめは、学校の授業と休憩時間のサイクルをそのまま使用してみる   25分勉強、5分勉強の短いサイクルで学習サイクルを回してみる、などです。   受験直前だと、志望校の試験時間に合わせて学習時間と休憩時間を決めるというのもおすすめです。   睡眠時間を削らない 睡眠時間を削って学習時間を確保するというのはもってのほかです。   適切な睡眠時間をとることで、日中の集中力は大幅にアップします。   適切な睡眠時間は人によって違いますが、厚生労働省によると快適な睡眠を確保するために必要な時間は10代だと8~10時間。   受験前は特に、体調管理も勉強のうちだといえます。適切な睡眠をとって、集中して学習に臨みましょう!   出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/index.html)   こちらの記事もチェック!   休日と平日でメリハリをつける 休日と平日で学習のメリハリをつけてみましょう。   平日はどうしても、日々の疲れで学習が思うように進まないこともありますが、そういった時には切り替えて、休日で取り返せばよいのです。   また、学習内容でもメリハリをつけましょう。   おすすめは、平日は学校の宿題や授業中につまづいたところの解消に時間にあてる、休日は全体的に復習したり得意教科を伸ばしたりする勉強法です。   休日と平日でメリハリをつけることで、限られた学習時間を有効活用し、効率が良く質の高い学習にすることができます。     5.学習記録アプリ「まなサポ」   学習時間を確保するコツ、確保した学習時間を有効活用するコツをそれぞれ解説しましたが、   自分がどれだけ学習したかを記録し、次の学習計画に活かすことが大切です。   こちらでは、文理の学習記録アプリ「まなサポ」をご紹介します!     学習時間を記録&グラフ化   「まなサポ」では、日々の学習時間を記録し、グラフ化することができます。   いつ、何を、どれくらい勉強したのか一目でわかります!     学習目標とごほうびを設定   「まなサポ」では、学習時間の記録だけでなく、学習の目標と目標を達成した際のごほうびを設定することができます。   ごほうびをあらかじめ設定しておくことで、モチベーション高く学習に取り組むことができます。   また、達成までに期日のカウントダウンがされるので、日々緊張感を持って取り組むことが可能です。     家族との学習記録の共有   さいごに、「まなサポ」では、1つのIDで最大5人分の本だなをつくることができ、家族と学習記録を共有することができます。   自身の端末がなくても、保護者の方の端末1つで家族の記録をつけることができます。   保護者の方はお子様の学習の頑張りを視覚的にグラフで確認することができます。     まなサポについて、 ▶くわしくはこちら     まとめ   中学生の平均的な勉強時間は1時間から2時間!     理想的な勉強時間は   【中学1・2年生】 平日:最低1時間 土日:3時間程度   【受験生】 平日:3~5時間 土日:6時間~   です!     部活動や習い事など、日々忙しい中で学習時間を確保し有効に活用するためには、自分の学習の頑張りを記録し、次につなげることが大切!   今回ご紹介した内容をぜひ参考にして、日々の学習をコツコツ続けていきましょう!