なるほど!Bunri‐LOG

家に”いま”あるものだけで、夏休みの工作をしてみよう!

夏休みも終わりが近づいてきましたね。   みなさん、夏休みの宿題はもう終わりましたか? この「なるほど!Bunri-LOG」では、今まで読書感想文や自由研究について、記事にしてきました。 今日は、工作についてです! 今から工作を終わらせようとすると、材料をそろえるのもなかなか大変なもの……   そこで、本当にいま家にあったものだけで、短時間で!工作に挑戦してみようと思います。   いま家にあったもの その辺にある、使えそうなものをかき集めてきました!   ……ストローと輪ゴム以外彩りががないのが心配ですが、 時間もないのでさっそくやっていきましょう!   道具は、はさみとセロハンテープを使います。 ※はさみを使うときは、ケガに気をつけましょう。  行き当たりばったりで、思いついたままに進めていこうと思います! がんばるぞ!     さて、何を作ろう 行き当たりばったりとはいえ、基本の形は何かほしいものです。 たまたま、おそらくネットで何か買ったときにいっしょに入っていた厚紙があったので、 これをつかってペン立てをつくることにしました。   正方形と、長方形4枚を並べて書いて、切って組み立てます。 (牛乳パックを開いた時と似てますね!) 紙が丈夫なので、折ろうとしたら、折り線ではないところでメリョッとなってしまいましたが……   こういうときは、はさみなどを使って裏面に軽く切れ込みを入れてあげると…… ※ケガをしないように、ゆっくり慎重に行ってください! きれいに折ることができます。 さて! 形になりました! これをセロハンテープでとめて、原型は完成です。……ちょっと背が高すぎましたね。 適当な高さに切りましょう。     ついでにちょっとかわいい形にしてみました。 いい感じですね。 ここからが味つけ 思いついたものを、足していこうと思います。   このカプセル、消しゴム入れによさそうではないでしょうか? 問題は、どうやってここにくっつけるかですね ………   ……   ながーいセロハンテープを、ぐるっと巻いてみました。 ここで悲しい出来事が。セロハンテープの粘着面がむき出しになっているとホコリがつくので、 テープ同士を貼り合わせてみたら、しわっしわになってしまいました。   でもリボンのこのしわに見えなくもないので。セロハンテープでリボンを作って、     くっつけておきました。         現状です。       もう少し一体感が欲しいのと、色がさびしいのでストローの枠を作ってみました。       ストローは、むぎゅっと押し込めば何もなくても連結できるのでいいですね! 少しすき間が空いてしまいましたね。 と、このすき間を見ていてまたひらめきました。   ここに、さっき余ったストローの切れ端を2本立てると…… 定規立てができました!!   横から見るとこのような感じになっていて、奇跡的に定規が前に倒れず、 スライドできるようになりました。さあ、だいぶパワーアップしてきましたが、もう一息工作っぽいことをしたくなったので、 最後にこれに車輪を付けて、「勉強しようカー」にしたいと思います。   車輪をつけたいが……?! 「ストローを車体の下につけて、そのなかに竹串を通し、車輪になるものに竹串をさす」 という方法で、車輪はつけることができます。 キッチンを探したら、竹串は見つけることができました。   が、ここで問題発生です!ペットボトルのキャップに穴をあけるための、千枚通しがありませんでした。     ペットボトルの代わりに段ボールで車輪を作ればなんとかなるものの、 きれいな円に段ボールを切るのが結構面倒……   …と、3分ほど考えてひらめいたのが、次の方法です。     1) 段ボールを四角く切ったものを2枚つくり、中心にボールペンなどで穴をあける。四角の大きさは、ペットボトルのふたより気持ち大きいくらい。       2) 1)を、ペットボトルのふたに重ねて押し込む。 ペットボトルの底・2枚の段ボールの間に、丸めたセロハンテープを入れておく!     3) 穴にしっかり竹串をさして、セロハンテープでとめる これで、一応車輪を作ることができました!   あとはペン立ての裏側にストローをつけて、車輪を通せば完成です。     ちなみに竹串は、はさみで軽く切れ込みを入れてから折ると、楽にきれいに折れます(ピントが合っていないですね) ペン立ての幅に合わせて、車輪がいい位置に来るように折ってください。短くしすぎに注意!       さあ、うまく走るでしょうか……           成功です!     これで完成! というわけで、「勉強しようカー」が完成しました。 セロハンテープがむき出しという難点はあるものの、 いま家にあったものだけを使い、短時間(1時間半ほどでした)で、作ったと考えると 上出来なのでは!と思います。   きれいな色の箱を使ったり、ボンドでいける部分はボンドを使ったり、上から、リボンや包装紙などを貼ってセロハンテープを隠したり、 工夫次第で、もっと良いものができそうです。   工作がんばろう! 思い立って始めてみたら、楽しくてどんどん進められますよ! まずは家の中から、使えそうなものを探してみましょう!

「暑い」って言うとよけいに暑くなるから、他の言語で言おう!

はじめに 前回のブログは、とてもアツアツでしたね。   さて、その中で紹介したあるあるの1つに…… 部活の帰り道、「暑いって言ったら負け」ゲームをする が出てきました。   今日は、このゲームで最強になれる「色々な言語での暑いの言い方」を、 ちょっとした解説とともにご紹介します。   ※紹介しているのは、基本的な表現です。その他の言い方もあります。   色々な言語での「暑いです」の言い方     英語 It's hot.(イッツ ホット) 「hot」が、「暑い」を表す形容詞です。 これは、It's ~.で天気を表すお決まりの言い方ですね。 とても暑い=It's very hot. 暑すぎる=It's too hot. など、アレンジもして使ってみましょう!         中国語 很热。(ヘン ルァ) 「热」が、「暑い」を表す形容詞です。 中国語では、肯定の意味のとき、形容詞の直前に程度を表す副詞を置きます。 「很」は「とても」という意味の副詞ですが、 この場合は飾りのようなもので、「とても」の意味はもちません。         フランス語 Il fait chaud.(イルフェ ショー) 「chaud」が、「暑い」を表す形容詞です。 il fait ~.は、天気を言いたいときのお決まりの表現になります。 英語で、it's ~.で天気を言うのと同じようなものです。 ilは、この場合、英語でいう「it」と同じ役割。 faitは、「faire(フェール)」という動詞を主語に合わせて変形させたものです。         ドイツ語  Es ist heiß.(エス イスト ハイス) 「heiß」が、「暑い」を表す形容詞です。 Es ist ~.も、英語でIt's~.で天気を言うのと同じようなイメージ。 esが「it」、istが「is」にあたります。 英語で見慣れない文字、ßというのも出てきていますね!         イタリア語 Fa caldo.(ファ カルド) 「caldo」が、「暑い」を表す形容詞です。 fa は動詞 fare を主語に合わせて変形させたものです。 英語・フランス語・ドイツ語では、主語として、it、il、esを入れていましたが、 イタリア語では、主語を省略しています。         スペイン語 Hace calor.(アセ カロール) 「calor」が、「暑い」を表す形容詞です。 haceは、hacer(アセール)という動詞を主語に合わせて変形させたものです。 スペイン語もイタリア語と同じく、主語を省略しています。         ロシア語 Жарко.(ジャールカ) 「Жарко」が「暑い」という意味になります。 主語をおかずに使う述語です。 ロシア語では、キリル文字というものを使います。 見慣れた文字もありますが、たとえばpは英語でいうrのように発音するなど、 英語とは発音のルールがことなっています。           これで「暑い」って言っちゃダメでももう大丈夫! やったね!     おわりに 言語には個性がたっぷり! さて、今回は7つの言語を見てきましたが、 文字自体が全くちがう国があれば、少し文法が似ている国もありましたね。 日本語も、他の国の人から見ればだいぶ風変わりな言語であることにも気づいたのではないでしょうか。   なぜ全く違う国と似ている国があるのか、それは、それぞれの言語の歴史を調べてみると見えてきます。 また、今回紹介したのはたくさんある言語のうちの、ほんの一部にすぎません。 他の国では、どんなふうに「暑い!」と言っているのでしょうか。 そんなことを調べるのも、自由研究になるかもしれません!     それではまた!