
気になる! みんなどのくらい勉強してるの?
小中学生のみなさん、学校の授業以外でどのくらい勉強していますか?
その勉強時間は、多いほうだと思いますか?
それとも、少ないほうだと思いますか?
ほかの人がどのくらい勉強しているのかは、ちょっと気になりますよね。
ということで、小中学生の勉強時間を調べてみました。
国立教育政策研究所による「令和3年度 全国学力・学習状況調査」の「質問紙調査」では、小中学生の平日および休日の1日当たりの勉強時間が調査されています。
その調査結果を見てみましょう。
平日の勉強時間
小学生
小学生では「1時間以上、2時間より少ない」と答えた人の割合が最も多いですね。
2時間以上や3時間以上勉強している人も少なくなく、
1時間以上勉強している人は、全体の約63%を占めています。
中学生
中学生でも「1時間以上、2時間より少ない」と答えた人の割合が最も多いですが、
小学生に比べて「2時間以上、3時間より少ない」と答えた人の割合がぐっと伸びています。
中学生になると、学習時間が増えることがうかがえますね。
休日の勉強時間
土曜日や日曜日など学校が休みの日に、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間、インターネットを活用して学ぶ時間も含む)
小学生
まず、学校が休みの日に「まったく勉強しない」という小学生は約10%しかいません。
1時間以上勉強している人は、全体の約61%になります。
土日も平日と変わらず、勉強をしている人が多いことがわかりますね。
中学生
中学生になると、小学校に比べて「2時間以上、3時間より少ない」と答える人と、
「3時間以上、4時間より少ない」と答える人の割合が大きくなります。
平日同様、休日も学習時間が増えていますね。
まとめ
あなたの勉強時間は、この調査結果と比べてどうでしたか?
「思ったより、ほかの人はたくさん勉強しているんだなあ」と刺激を受けた人もいるかもしれません。
もしそう思ったなら、これをきっかけに自分の勉強時間を見直してみてはいかがでしょうか?
出典:「令和3年度 全国学力・学習状況調査 報告書」(国立教育政策研究所)
(https://www.nier.go.jp/21chousakekkahoukoku/report/question.html)
※グラフは調査結果を加工して作成