2023/07/04

あこがれの高校へ行ってみよう! 学校見学の心構え

中3のみなさん、志望校は決まりましたか?

まだ迷っている人はもちろん、もう志望校を決めたという人も、一度実際に高校を見てみることをお勧めします。

夏から秋にかけては学校見学の機会が増えるので、志望校の情報を公式HPなどで要チェックです!

 

1.高校見学のチャンス

多くの高校では、学校説明会やオープンスクール(オープンキャンパス)など、受験生に自校について知ってもらうための機会を設けています。

 

オープンスクール(オープンキャンパス)

オープンスクール(オープンキャンパス)とは受験生を校舎に招いて、学校への理解を深めてもらうためのイベントです。

模擬授業を受けられたり、部活動への体験入部ができたり、生徒や教師に個別に相談ができたりするので、その高校の雰囲気を肌で感じることができます。

 

学校説明会

学校説明会は、文字通りその学校の詳しい情報についての説明が行われるイベントです。

学校の教育方針やカリキュラム、進学実績などについての説明がなされます。

受験生に対して行われる場合と、保護者向けに行われる場合とがあります。

最近では、オンラインでの学校説明会も増えてきています。

 

文化祭・体育祭

文化祭や体育祭を公開にしている学校もあります。

生徒が企画した催し物などが見られるため、高校の校風を知る良い機会です。

 

 

 

2.高校見学で見るべきところ

高校見学では、どんなところを見るべきでしょうか?

いくつかのポイントをご紹介します。

 

〇教育理念・教育方針

教育理念や教育方針は、高校進学後にどのように学業に取り組むのかに直結します。

学校説明会では必ず説明があるはずなので、しっかり聞きましょう。

 

〇校風

学校を見学すると、校風を肌で感じることができます。

とくにオープンスクールでは、その学校の生徒や教師と直接触れ合うことができるので、校風がよくわかります。

 

〇体験授業・部活体験

体験授業や部活体験ができるのであれば、積極的に参加しましょう。

入学後の学校生活がイメージしやすくなります。

 

〇施設・設備

教室だけでなく、体育館や図書館などの施設も見て回りましょう。

トイレ掃除が行き届いているかなどもチェックしましょう。

寮を希望する場合は、寮の見学もしましょう。

 

〇通学手段・近隣の環境

通学経路を確認しましょう。

夜道に危険がないか、治安にも気を配りましょう。

 

〇受験指導・進路指導

学校説明会では、大学入試の実績や就職実績などの話もあります。

まだ先のことと思わず、しっかり聞くようにしましょう。

 

 

3.高校見学の心構え

貴重な高校見学の機会を有意義なものにするために、次のことに気をつけましょう。

 

〇申し込み

事前申し込みが必要なイベントは、期日までに申し込みをしましょう。

 

〇服装

服装は自由な場合もありますが、私服で行く場合はあまり派手すぎたりラフすぎたりしないようにしましょう。

また、制服の場合は、着崩して行くことがないようにしましょう。

 

〇持ち物

ノートや筆記用具、もらった資料が入れられる大きさの袋などを用意しましょう。

また、上履きやスリッパが必要になる場合もあります。

そのほか、高校側から指定がある場合はそれを忘れないようにしましょう。

 

〇交通手段

開始時間に遅れないように、事前に交通手段と所要時間を確認しておきましょう。

保護者と車で向かう場合は、駐車場の有無を確認しておきましょう。

 

〇欠席時の連絡

やむを得ず欠席する場合は、高校に連絡を入れましょう。

高校側は参加者の名簿をつくっていることがあります。

無断欠席をすると心配をかけてしまいますし、印象が良くありません。

 

〇マナーを守る

授業中に私語をしない、スマホをいじらないなど、基本的なマナーを守りましょう。

また、展示物や掲示物などに許可なく触れてはいけません。

 

 

まとめ

オープンスクールや学校見学は、ふだんなかなか知ることができない高校の様子を知るまたとない機会です。

実際に高校を見てみると、受験のモチベーションも上がります。

ぜひ、志望校のホームページなどで情報を集めて、参加してみましょう。

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