秋の味覚で健康ごはん! ~「旬のもの×まごわやさしい」で美味しく健康的に食を楽しもう~
食欲の秋、食育の秋
朝晩が冷え込む季節ですね。
11月も中旬を迎え、晩秋となりました。
今年の秋は○○シリーズで食やスポーツ、読書など様々ご紹介してきました。
「食」に関しては『おいしい給食、楽しい給食』といったテーマで紹介させていただきました。
秋はおいしいものがたくさん。
今回はそんな秋の食材を、健康的に取り入れる方法について考えていこうと思います。
旬のもの
日本には四季がありますよね。
昨今、食材は通年出回っておりますが、
本来、食材には季節ごとに食べごろがあり、
食べごろにあった食材を「旬のもの」と呼びます。
旬のものは、比較的安価で手に入り、新鮮で栄養価も高く、
その時期に起こりやすい体調不良をカバーする効能が期待できる成分が多く含まれています。
秋は収穫の季節であり、1年の中で最も旬の食材が豊かです。
秋の食材は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、
これから迎える厳しい冬に備える体作りに役立つと言われます。
では、秋の旬のものは何があるでしょうか…?
下記にまとめてみました!
果物はどれも秋のイメージがありますね!
魚介類も通年スーパーで並んでいるのを見かけますが、
やはりこの時期はどれも脂がのっていておいしいです。
野菜は根菜類やきのこ類が多いですね。
まごわやさしい
栄養価が高く、季節に合った体づくりをサポートする「旬のもの」ですが、
食材をバランスよく摂取するためには、食材を組み合わせる必要があります。
(さつまいもの栄養価が高いからさつまいもばかり食べる!
では偏った栄養素ばかり摂取してしまうことになりますよね。)
そこで、食材を組み合わせる上で参考になる「まごわやさしい」の考え方をご紹介します。
「まごわやさしい」は
「その食材を取り入れることで健康的な食生活を送ることができる食材の頭文字」です。
現代人の食生活はよく偏っている、と言われますが、
これらの食材をバランスよく組み合わせることで、
簡単に栄養価の高いメニューを考えることができます。
「まごわやさしい」はどのような食材で構成されているか、下記にまとめました。
どれも日本食に合いそうな食材ですね!
きのこ類や根菜類なども多いので、秋の旬のもとの相性もよさそうです。
「旬のもの×まごわやさしい」で献立を考えよう!
では、実際に「旬のもの」と「まごわやさしい」で献立を考えてみましょう。
下の画像のような「主食・主菜・副菜」を意識して、
バランスよく栄養が摂取できるよう組み立てましょう。
今回使用する秋の旬のものはこちらです!
ほうれん草 人参
鮭
まいたけ しめじ
さつまいも 長芋
旬のものだけで「まごわやさしい」の
「やさい」「さかな」「しいたけ」「いも」がそろっていますね!
さらに「まめ」と「ごま」の食材を取り入れつつ、
下の画像のように献立を組みました。
少し主菜が多めですが、バランスよく組合せることができました。
実際に作ってみました!
先ほどの献立をもとに、実際に作った料理がこちらになります!
派手さはないですが、健康的で秋の旬のものを味わえる料理ですね。
先ほどの献立と照らし合わせてみましょう。
毎日これだけ品数をそろえるのは大変でも、
副菜の煮物やごま和えは作り置きもできるので予め用意して置くと楽ですね!
みんなも献立考えてみてね!
今回は秋の「旬のもの」と「まごわやさしい」を使って献立を考えてみました。
とても簡単に組み合わせることができるのでぜひみなさんも実践してみてください!
いよいよ冬目前。
寒い冬に備えて健康的なご飯で栄養を十分に取りましょう!