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みなさん、予習・復習、してますか?
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やった方がいいと言われているランキング上位の「予習・復習」、
何かと忙しい学校生活の中で、どうやってやればいいの?ほんとにやる意味あるの??と思うこともあります。
結論から言うと、意味はあります!
今日は、予習・復習の重要性と、やり方のポイントについてお話します。
予習・復習の重要性
予習・授業・復習のサイクル
学校生活で最も大きな時間を占めるのは、授業時間です。
ここを有効活用しない手はありません。
予習・復習は、”学校の授業”の価値を最大限高めるものと言えます。
予習で準備をすることで、授業中に話をしっかり聞けるようになります。
また、事前にわからないことを整理でき、どこを特に重点的に聞けばいいかがわかります。
そして復習によって、授業の穴を埋めて内容を身につける。
予習→授業→復習のサイクルで、学校の授業で学ぶ内容を増やし、その他の時間を効率的に使えるようにしましょう。
テスト・入試対策への布石
今述べた通り、予習・復習をすることで、
”学校の授業”の中で自分の苦手の発見・克服や、学習内容の定着をはかることができるようになります。
すると、テスト対策のスタート地点が変わってきます。
わからないことをわかるようにするところからではなく、練習に時間をさけるようになるのです。
また、予習・復習そしてテスト対策で着実に力をつけていけば、受験勉強の土台にもなります。
やりたいことがたくさんある人こそやろう
部活・習い事・趣味で毎日忙しくて、時間がとれない!
そんな人こそ、1日30分でも10分でもいいので、予習・復習をしておくことをおすすめします。
なぜなら、先ほども述べたように、ちょっとした積み重ねが受験勉強のアドバンテージとなるからです。
「受験生になったら勉強しかやってはいけない」なんてことはありません。
ただし、土台ができていなければそこに時間がとられ、結果的に勉強以外に時間が避けないかもしれません。
受験期にも勉強以外のやりたいことをやりたい、という気持ちがあるのなら、
ちょっとずつでも今から布石を打っておきましょう。
予習・復習のメリット
予習・復習それぞれのメリットについて、もう少し細かく見てみましょう。
予習のメリット
授業が理解しやすくなる
みなさんこんなことはありませんか?
英語の予習をしていなかった!!
↓
授業中、当てられる前に和訳しなきゃ!と必死で辞書をぱらぱら
↓
その間に先生が言っていたことはほとんど聞けておらず、ノートもとれていない
予習は、こんな事態を避けるために有効です。
しっかり準備をして授業に臨むことで、落ち着いて話を聞き、ノートをとることができます。
授業で聞くべきポイントがわかる
予習をしておくと、「ここはどういうことだ?」という部分が出てきます。
疑問を持ちながら授業を聞くことで、授業中に解決しやすくなります。
また、気になることがあると話を聞くのも少し楽しくなりますよね。
授業に積極的に参加できる
授業中の発言、した方がいいと思っていても、なかなか手が挙げられない…
それは、答えが合っているか自信がないから、であることが多いですよね。
予習をし、聞かれそうなポイントをあらかじめ見ておくことで、発言へのハードルがぐっと下がります。
復習のメリット
知識が定着する
新しく得た知識は、何度も触れることで大切なものとして脳に認識され、忘れにくいものになります。
つまり、1度習って、わかった!覚えた!と思っただけでは、すぐに抜けてしまいます。
しっかり繰り返すことで初めて、自分の力になるのです。
次の単元でつまづかない
英語や数学は特に、積み重ねる教科と言われています。
習ったことの応用がどんどん重なっていくため、わからない箇所や自信のない箇所を放置しておくと、
その後の単元でもわからないところが出てきて…となり、結果苦手教科になってしまいます。
復習の有無によって、その後の理解力にも大きな差が出てくるわけです。
予習・復習のポイント
実際にどういう風にすればいいのか、一例をご紹介します。
ちなみに、必ずしもすべての教科で、予習・復習を全部やる必要はありません。
自分の得意・苦手や、先生の授業の進め方に合わせて取捨選択をして、無理のない範囲で行いましょう。
予習のポイント
予習のタイミング
授業の前日までに、次の授業でやる予定の範囲を予習します。
うっかり全然違う場所を予習してしまった!ということがないように、
前回教科書のどこまで進んだのか、予習範囲の確認はしっかりしましょう!
教科別ポイント【国語・英語】
国語と英語は、授業中に落ち着いて話を聞き、ノートをとることに集中できるようにしておきたいです。
そのため、教科書で扱う文章を1度は読み、新出単語や、意味がわからない部分は辞書などを使って調べておきましょう。
これだけで、かなりちがいます。
英語の場合、ノートに本文と和訳を書いておき、授業中はそこにポイントを書きこんでいけばよいようにすると便利です。
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教科別ポイント【数学・理科・社会】
数学・理科・社会は、どんな内容を習うのかを事前に把握しておくだけでも十分です。
つまりこちらも、教科書を1度読んでおきましょう。
余裕があれば、教科書の例題を軽く解いてみるのもよいでしょう。
ただし、わからないと感じても、予習の段階で解決する必要はありません。
授業を聞いて、わからなかった部分を理解すると考えましょう。
復習のポイント
復習のタイミング
復習のタイミングは自分の生活スタイルに合わせて決めましょう。
その日に習ったことをその日のうちに復習するようにすると、
週末や時間がある曜日に、1週間分まとめて行うのもいいですね。
コツコツ進めておけば、テスト対策がかなり楽になります。
わからなかったところを確認する
わからないままにしない、というのが最も重要です。
わからない場所はもう一度教科書を読む・先生や家の人、友達に聞く・ネットで調べる、などして、
なるべく早いうちに解消しましょう。
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「わからないことがあったとき、どうする?」
演習問題を解く
問題を解いてみると、「習ったことをどう使うのか」がわかります。
そうすると、何が理解できていないことが見えてきやすいです。
ただ教科書を読んで復習するより、手を動かして考えることもした方が刺激があります。
「理解できるまで読む」より、「ここまで解いてみる」の方が区切りもつけやすいです。
何度も繰り返す
定着させるには、反復が重要です。
たとえば、平日は前日の復習・翌日の予習をさらっと行い、週末には習った範囲の問題を解く
次の週末には先週間違えた箇所の復習と、その週新しく習った範囲の問題を解く、
また、漢字や英単語は毎日時間を決めて、5分だけでもいいので眺める・書きとる、など、
繰り返し行う習慣を作ってみてください。
「中学教科書ワーク」を使った効果的な予習・復習
「中学教科書ワーク」とは?
文理の教科書ワークは、予習・復習に最適な問題集といえます。
なぜなら、教科書に対応しているからです!
皆さんの教科書には「東京書籍」「光村図書」など教科書会社の名前が書いてあるかと思います。
教科書ワークは、1つ1つの教科書に対応して作られており、
要点まとめのページや問題演習に、対応する教科書のページが書いてあります。
これによって、授業と並走して、やったところだけに取り組むことが可能です。
レベルも、日々の授業を理解し、定期テストに備えるのにちょうどよくなっています。
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「中学教科書ワーク」を使った予習方法
予習で使う場合は、「確認のワーク」を活用しましょう。
数学・理科・社会
確認のワークの左ページは、要点を確認できる穴埋めになっています。
教科書の対応ページを見ながら取り組めば、習っていなくても進められます。
国語・英語
教科書の素材文に目を通し、ワークにある「教科書の要点」を確認しておきましょう。
「中学教科書ワーク」を使った復習方法
授業が終わったら、確認のワーク
日々の復習には、単元ごとに取り組める「確認のワーク」がおすすめです。
該当する教科書ページの箇所に絞り、穴埋めや例題に取り組みます。
単元によっては、すぐ終わる日もあると思います。
そういう日はラッキーと思っておけば大丈夫です。
単元が終わったら、定着のワーク
「定着のワーク」は、区切りのよいまとまりごとに設置されている、問題演習のページです。
テストなどによく出る基本的な問題を集めたページで、授業の内容が理解できているか試すのにピッタリです。
日々の復習を終えた後、ページをめくって定着のワークがあった日は、取り組んでみましょう。
間違えた問題はチェックをつけておいて、週末やテスト前に見直すといいです。
仕上げは、「実力判定テスト」
週末で時間があるときやテスト前には、「実力判定テスト」で単元の仕上げができます。
このページの問題は少し難しいものも含まれています。
わからない問題があったらしっかり解説を見直し、例題や定着のワークに戻ったりしてみましょう。
便利な付録アプリも
普段の復習で腰をすえて問題に取り組む暇はない!
というときのために、中学教科書ワークにはスマホアプリ「どこでもワーク」がついています。
3択問題にどんどん取り組んで、知識を定着させることができます。
【商品概要】
『中学教科書ワーク』
教科:国語・数学・理科・社会・英語・実技
定価:1,386円(税込)
仕様:B5判/オールカラー
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まとめ
予習・復習をコツコツやることはとても有効ですが、
意識したいのは、やりすぎないことです。
続けられること・モチベーションを保てることがとても大切。
自分で考えて何か始めることにハードルの高さを感じる場合は、
まずは、先生から指示された予習や宿題などをきちんとこなすことから始めましょう!
◆◇今回の執筆者◆◇
イニシャル:M.I.
所属:営業部門
年齢:20代
今回のひとこと:
「先生に言われたことはやる」
それだけでも、テスト前にはかなり助かります。