中学生向け|期末テスト対策は問題集選びが重要!効果的な勉強法も紹介
中学生のみなさん、期末テスト対策に悩んでいませんか?
中学生になると定期的に行われる期末テスト。
日々の学習の集大成ということもあり、期末テストではこれまでの復習が欠かせません。
しかし中学生のみなさんは部活動もあり、テスト勉強との両立を不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
期末テストで良い成績を取るためには、問題集選びと効果的な勉強が必要です!
この記事では、期末テスト対策のための問題集の選び方と効果的な勉強法をご紹介していきます。
<目次>
<POINT>
●期末テストは苦手分野克服のチャンス!高校進学にも大きな影響
●教科ごとのポイントを抑えて勉強をすることで、効果的に期末テスト対策ができる!
●期末テスト対策は問題集選びが重要!自分に合った問題集で高得点を目指そう
1.中学生|期末テストの特徴と重要性
期末テストとは、中間テストと合わせて「定期テスト」と呼ばれるものです。
期末テストは中間テストにくらべて、テスト範囲が広くなる傾向があり、効率的な勉強が求められます。
また、期末テストは中間テストと異なり、英語・数学・国語・理科・社会の5教科に加えて、
音楽・美術・保健体育・技術・家庭科の副教科がテスト範囲に加わります。
教科が増えるぶん、早めに対策を始めることが必要です。
期末テストの重要性について、期末テスト対策をすることは、これまでの授業の苦手分野を克服する機会になります。
また、テスト結果は通知表の評価に直結します。この内申点は高校入試に大きく影響するため、期末テストはとても重要な意味を持っているのです。
2.中学生の期末テストで成績アップを目指す際のポイント
このように、期末テストがとても重要な意味を持っていることがわかりました。
しかし、期末テストで良い成績をとりたいと思っているものの、どのようにすれば成績アップにつながるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
実は、確実な成績アップをめざすために、押さえておくべきポイントがあるのです!
スケジュールを立てて計画的に進める
中間テストより範囲が広い期末テストの勉強は、計画を立てて進めることが重要です。
期末テストが行われる6月末、11月末は部活動も忙しい時期ですし、
塾や習い事などにより自分がしたい勉強をできる時間はその日によって違うでしょう。
計画を立てるために、まずは自分がどれだけの時間をテスト勉強に使えるのかを書き出してみましょう。
次に、「やるべきこと」を書き出します。具体的な「やるべきこと」については、下記で解説しています!
「やるべきこと」が書き出せたら、「いつ」「何を」「どのくらい」やるのかを具体的に決めて、スケジュールを作成します。
スケジュールを作成する際には、モチベーションを保ちながら、ステップアップしていくイメージをもつことが大切です。
それでは、具体的に「やるべきこと」をみていきましょう!
中間テストの復習をする
中間テストの内容が期末テストに出ることは多くあります。そのため、中間テストの復習が重要です。
中間テストをもう一度解きなおし、正しい解答が導きだせるようにしましょう。
このように、できなかった問題を「できる・わかる」状態になるまでやりきることはとても効果的ですが、
さらに「なぜ中間テストで点数が取れなかったのか」という方法面の分析をすることも、とても効果的でおすすめです。
例えば「勉強時間・勉強量が足りなかった」と分析できたら、中間テストの時よりも1週間早めにテスト勉強を開始する、
「似たような問題で間違えが多かった」と分析できたら、中間テストで間違えた理由を自分なりに考え、
次に間違えないためにどうするかを考える、などです。
中間テストでの自分の課題や点数が上がらない原因を把握して、
具体的な勉強法を実践することでとても効果的に期末テストの準備をすることができるのです!
弱点の克服が点数アップのカギ
期末テストの2~3週間前には、テスト範囲が発表されることと思います。
範囲がしっかりと決められていることから、この決められた範囲内で、得意な問題を解いていくことよりも、
どれだけ苦手分野で解けない問題を無くしていくかが重要です。
この分野の問題は苦手だな、解けないな、というのをテストまでに無くしてから期末テストに臨みましょう!
また、期末テストの勉強で弱点である苦手分野を克服することは、のちの高校入試を大きく有利にすることにつながりますので、
各学年での期末テストのうちに苦手を克服することは、その意味でも大切です。
副教科の勉強も忘れずに
期末テストは中間テストと異なり、5教科に加えて副教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)がテスト範囲に加わります。
「5教科の勉強で手いっぱいで、副教科の勉強ができない」という人も多いのではないでしょうか。
地域によっては副教科の定期テストが学期に1度しかないため、そこで成績が決まってしまうということもありますし、
期末テスト全体の成績アップのためには副教科の勉強は不可欠です。
下記で教科別の学習のポイント・副教科を効果的に学習するコツを解説しているので、そちらも合わせて確認し、副教科の勉強も忘れずに行いましょう!
3.期末テストに向けて勉強を始める時期は?
期末テストに向けて勉強を始めるのは、テストの2~3週間前を目安とするのがよいのでしょう。
もちろん、それ以上前から勉強をするのもよいのですが、なによりテストまでの期間に中だるみしないようにすることが重要となります。
また、範囲の広い期末テストでは、部活動停止になる1週間前からの勉強では不十分です。
テスト2~3週間前には、英・数・国の範囲をひと通り復習しましょう。このタイミングで、苦手分野を見つけておくことが重要になります。
テスト1週間前には、暗記項目が多い理・社の対策と、並行して英・数・国の苦手対策を行いましょう。
テスト前日にかけては、翌日のテスト科目の最終チェックに取り組みましょう。副教科の見直しも忘れずに行ってください。
テスト前日や当日に一夜漬けで勉強することは、テスト当日のパフォーマンスを下げるだけでなく、
学力を根本から伸ばすことにはつながりませんので、避けましょう。
4.期末テストの勉強のポイントを教科別にチェック!
英語
英単語や文法は暗記が基本になります。テスト範囲のものはすべて覚えましょう。
実際に声に出して発音したり、ノートに書いて正しいスペルを覚えたりするのも有効です。
単語と文法は英文読解の基本になるので、単語と文法の学習をすることで読解問題を解く力をつけることができます。
数学
数学のテストでは暗記よりも理解して解く必要のある問題の割合が多いです。
覚えることが少ない代わりに、覚えたことを使いこなして問題を解く練習をしなくてはなりません。演習の量を確保するようにしましょう。
問題集やプリントなどを使って繰り返し問題を解く学習方法は、1問あたりどれくらいの時間をかけて良いかを知るためにも有効です。
国語
国語の期末テストは、読解問題のほかに漢字や文法など暗記の部分も多く出題されます。
漢字は短時間でも毎日繰り返し書いて暗記して、確実に点数を取りましょう。また、教科書の文章問題は確実に点数を取っておきたいところです。
教科書のテスト範囲である文章を読み込み、背景や使われている言葉の意味や意図まで確認しておきましょう。
理科
理科のテストは、重要事項の暗記が必要で、それを応用して解く問題が多いです。
原理や公式などの暗記は、短期間で集中的に学習することも可能ですが、短時間で詰め込むよりも、長期間かけて長期記憶として定着させるのがおすすめです。
暗記できたら、暗記した原理や公式を使って問題が解けるようにすることが必要です。ある程度の問題演習量を確保しましょう。
社会
社会のテストは、ただ暗記事項を覚えるだけでなく、時代背景や資料の読み取り方など、内容の理解が必要です。
ただ言葉だけを覚えるのではなく、その言葉の背景や言葉同士のつながり、場所や年代なども理解するようにしましょう。
とはいえ、暗記が必須でそこから応用して解く問題も多いので、重要事項は赤シートなどの暗記グッズを活用し、記憶に定着させましょう。
副教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)
副教科は暗記問題が多いため、授業中に配布されたプリントの暗記を中心とした勉強になります。
プリントが配布されてない場合は、授業中に先生が詳しく説明をした部分がそのまま出題されるケースが多いので、
普段から授業内容を聞き逃さないようにし、復習をするのが大切です。
5教科のテスト対策に加えて副教科の対策もしっかりして、良い内申点につなげましょう。
5.期末テストの勉強をする際の3つの注意点
ここまで、期末テストの勉強のポイントを教科別にチェックしてきましたが、
実際に勉強をする際に気をつけたいポイントがあります!
これから紹介する3つの注意点を抑えて勉強してみてください。
出題範囲はしっかりと把握しよう
中間テストと比較して出題範囲も教科も多いため、出題範囲を正しく把握して該当する内容を理解することが重要です。
期末テストの範囲については、その学期で学んだ内容すべてが出題範囲のこともあれば、中間テストで出題された範囲は除外するということもあります。
担当されている先生によって出題範囲は変わってきますが、その学期で学んだ内容すべてが出題範囲になるとかなりの量になります。
期末テストの勉強を始める前にはかならず、教科ごとに出題範囲を確認しておきましょう。
日々の積み重ねが点数に反映される
期末テストはその学期で学んできた単元が、どこまで定着しているかを確かめる重要なものです。
そのため一夜漬けや無理のあるスケジュールでの勉強は効果的ではなく、高得点は望めません。
普段から予習復習を行い、暗記も毎日コツコツと行うことが重要です。
日々の積み重ねは、期末テストでの高得点が望めることはもちろん、根本的な学力向上には一番の近道になります。
効果的な勉強方法は教科ごとに異なる
教科ごとに対策が必要な期間や効果的な勉強法は異なります。
また、自分自身が得意・不得意によっても対策に要する時間は異なるため、
どの教科にいつから取り組むか・各教科の勉強方法をどうするか、など教科ごとの期末テスト対策が重要になります。
前述した期末テスト対策のスケジュール例や、教科別の勉強方法のポイントなどを参考に、自分なりに効果的な対策法を見つけましょう。
6.期末テスト対策は問題集選びが重要!
期末テスト対策を効果的・効率的に行うには問題集選びが重要です。こちらでは、どのように問題集を選べばよいのか、そのポイントを紹介します。
期末テスト対策には「教科書準拠」の問題集が最適
期末テストは教科書で指定された範囲内の内容が出題されるため、教科書に沿った問題集での対策が効果的です。
教科書準拠版の問題集は、それぞれの教科書の内容に沿った問題集です。
問題集は「一冊に絞ってじっくり」がおすすめ
一冊の問題集が終わったから次、としてしまうと解けない問題がそのままになってしまったり定着しなかったり、という恐れがあります。
わからない部分や解けない問題をなくすためには、一冊の問題集を繰り返し解くほうが効果的です。
次々新しい問題集に挑戦するよりは、一冊にじっくり取り組むようにしましょう。
購入前には内容確認を忘れずに
いざ、問題集を購入する前には、問題集の内容の確認を忘れずに行いましょう。
解説が多いもの、自分に合ったレベルのもの、続けられそうなもの、レイアウトが見やすいものなど
「自分に合っているか」を実際に確認したうえで購入することが重要です。解説が充実している問題集は、内容を理解しやすいです。
せっかく問題集を頑張っていても、わからない部分の解説がないと困りますよね。
そのため、苦手な科目ほど、解説が充実したものを選びましょう。
また、中身のデザインやレイアウトが自分の好みに合っているかも大切です。
カラフルな紙面がよいのか、1色、2色刷のシンプルなデザインがよいのかは好みによります。
市販の問題集は、図やイラストを用いて視覚的にも頭に入りやすくしていたり、
ぱっと見てわかりやすいレイアウトであったりと、さまざまな工夫がされています。
実際に問題集の中身を見てみて、「見やすい・使いやすい」と感じるものを選びましょう。
7.期末テスト対策におすすめの問題集2選
期末テスト対策に、問題集を選ぶポイントを紹介してきました。
こちらでは、実際におすすめの問題集を2つご紹介します。
3ステップで基礎から学べる「中学教科書ワーク」
教科書ワークはオールカラーの整然とした見やすく親しみやすい紙面が特徴の問題集です。
わかりやすいイラストと図や鮮やかな写真で内容の理解を深めます。
ステージ1→ステージ2→ステージ3の3段階構成(主要5教科)。
基礎から応用へ段階をおって勉強でき、教科書の内容理解が深まります。
そのため勉強がしやすく、毎日の予習・復習からテスト対策まで、学校の授業に合わせて、家庭学習で確かな学力をつけることができます。
テストの出題頻度が高い問題が収録されているので、期末テスト対策も万全です。
また、たくさんの特別付録で学習を楽しくサポートしてくれます。
テスト対策に特化した「中間・期末の攻略本」
中間・期末の攻略本は、定期テスト対策にぴったりの問題集です。
5教科のほかに、副教科のラインナップもあり、副教科のテスト対策にもぴったりです!
【副教科ラインナップ】
音楽 1〜3年合本 |
美術 1〜3年合本 |
保健体育 1〜3年合本 |
技術・家庭 1〜3年合本 |
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教科書に合わせて、テスト範囲を集中学習することができます。
特に大切な要点を押さえた解説と、テスト対策に絞った問題がそろっています。
重要なポイントを赤シートで隠しながら、効率的に学習できます。
本番を想定した「予想問題」や、テスト直前まで使える「5分間攻略ブック」の付録など、定期テストに向けて必要なサポートが充実しています。
さらに、テスト対策期間のスケジュールを記入できるカレンダーがあり、特設ページからダウンロードして利用することができます!
8.まとめ
中学生の一大イベントである期末テスト。
同じ学校で勉強をする同級生たちと、同じルール・テスト範囲の中で力を磨き、良い結果が出るように努力を重ねる。
そんな期末テストへの取り組みは、今後の人生で必ず良い経験となります。
文理では、期末テストに頑張って取り組む全国の中学生を心から応援しています!
文理の問題集が、中学生のみなさんの役に立ち、期末テストのその先のみなさんの人生をより良いものにすることを願っています!
この記事で紹介した本の詳細については、文理のシリーズ紹介ページをご覧ください!