2022/12/09

【2025年度最新】中学生の定期テストで高得点を狙うには? 教科別勉強法やおすすめ問題集を紹介

「定期テストで高得点を取りたい」

「定期テストの勉強方法が知りたい」

 

そんなときはどうすればいいのでしょうか。

 

もちろん教科書のテスト範囲をしっかり読み返すことや、学校から渡されるワークや課題帳に取り組むのも大切です。

しかしその上でさらに高得点を狙うには・・・

正しい定期テストの勉強方法を身に付けることが、高得点に繋がる一番の近道です。

 

そしてその勉強方法にぴったりの問題集があるのをご存知でしょうか?

 

今回は定期テストを完全攻略すべく、勉強方法やその問題集についてご説明致します!

 

 

目次

1. 中学生の定期テストは高校進学にも影響する

 

2. 中学生の定期テストで高得点を狙うには?

 

3. 定期テストに向けて勉強を始める時期は?

 

4. 教科別!定期テストの勉強のポイント

 

5. これだけは避けたい!定期テストのNG勉強法

 

6.定期テスト対策に役立つ問題集の選び方

 

7.知識の定着を狙うなら「中学教科書ワーク」がおすすめ

 

8. 「定期テストの攻略本」でテスト範囲を集中的に学ぼう

 

9. まとめ

 

POINT

・定期テストの結果は高校進学にも大きく影響。計画的に進めていくことが大切

・教科ごとに必ず押さえなければならないポイントがある

・教科書に準拠した市販問題集は定期テスト対策の大きな味方

 

 

中学生の定期テストは高校進学にも影響する

学期末ごとに渡される通知表は内申点として高校入試に大きく影響します。

 

入試において内申点をどのくらい考慮するかは都道府県によって異なりますが、

それでも地域トップ校をはじめとする公立高校の多くや、私立の推薦においても一定以上の内申点が必要です。

 

その内申点に深く関係するのは、普段の課題提出や授業への取組・・・

そして、「定期テストの結果」であるのは言うまでもありません。

 

 

 

中学の定期テストで高得点を狙うには?

都道府県によっては、中1の1学期の内申点も高校入試に関わってくる地域もあります。

「定期テストをおろそかにしていたために内申点が足りず、進学したかった高校を受けられない・・・」

そんなことにならないように、早いうちから進学先を見据え、

高い目標を持って定期テスト対策に取り組んでいきましょう。

 

 

テスト勉強は計画を立てて進める

定期テストは中間テストだと2日間で5教科、期末テストだと3日間で9教科と、

短期間・同時並行で複数教科を勉強しなければなりません。

そのため、ただやみくもに勉強を進めていっても、必ずどこかで破綻してしまいます。

 

まず、何日前からやればいいのか、1日にどれくらいやるのか、スケジュールを考えましょう。

 

STEP1 

教科ごとに必要な勉強時間を計算し、全体で何時間勉強するのかを出します。

いきなり時間で考えるのが難しければ、テスト範囲のページ数で考えてみてください。

1ページ分読んだり、問題集の対応する範囲に取り組むのに何分くらいかかるでしょうか。

 

STEP2

テスト勉強期間中、毎日どれくらい勉強時間がとれますか?

部活や習い事、睡眠時間を考えて出してみましょう。

 

STEP3

STEP1STEP2を合わせて、テスト実施日から逆算して考えましょう。

何日前から準備が必要でしょうか。

 

 

 

授業内容は復習し、問題集で理解を深める

計画を立てたら早速始めましょう。

まずは教科書の内容を復習し、理解した上で問題集に臨みます。

 

こうした取り組みには学校で渡されるワークが適しています。

まとめ部分をもう一度理解し、続く問題ページに進んでいきましょう。

まとめ部分をしっかりと理解していれば問題ページも難なく解くことが出来るでしょう。

 

 

間違った問題は解けるまでチャレンジする

そして当たり前のことですが、間違った問題は解けるまで何度もチャレンジしましょう。

特に漢字や英単語、理科社会の一問一答や数学の計算問題は、自分が腑に落ちるまで解くことが大切です。

 

1周目でできなかったらしるしをつけて、2周目でもできなかったら別のしるしをつけて……

しるしをつけなくてよくなるまで、何周もしてみてください。

そうすることで本当に理解が出来、テスト本番でも結果を出せるはずです。

 

この手の問題は単純ですが必ず定期テストに出ます。

取りこぼしのないよう、しっかりと押さえておきたいところですね。

 

 

 

定期テストに向けて勉強を始める時期は?

テスト対策に必要な時間を算出し、テスト実施日から逆算していくことで始める時期が計算されるわけですが、

実際にはテスト範囲を出されるのは2週間前がほとんどです。

 

2週間あれば十分・・・と思いがちですが、実際には

「部活が1週間前まである!」

「テスト範囲の授業がぎりぎりまで終わらない!」

「たくさん宿題が出た!」

と、2週間丸々テスト勉強にあてられるとは限りません。

2週間を一つの目安としつつ、自分の生活やペースに合わせて考えましょう。

 

また、日々の授業の中でも、テスト対策の準備をしておくことはできます。

・テストに出そうなところは赤シートで消えるオレンジのペンでノートをとっておく

・宿題として出されるワークにはまじめに取り組む

などの積み重ねをしておくことが、テスト期間を駆け抜けるための重要な助走になるのです。

 

 

 

教科別 定期テストの勉強のポイント

ここからは教科別での定期テストの勉強ポイントを紹介します。

まずは教科書内容の理解が一番大切なことは変わりありません!

その中でも教科ごとにおいてどこが重要なのかを説明していきます。

「英語」は単語の暗記と文章の理解が必要

まず、英単語は覚えれば点を取れる部分なので、確実に覚えましょう。

たくさん書く・赤シートで覚える・単語カードを作る・声に出す、など、やり方は色々あります。

自分に合った方法を探してみてください。発音記号について問われることもあるため、綴りだけでなく発音もチェックしましょう。

英単語はここで覚えたことが、高校、そして大学入試の基礎にもなってきます。今のうちに、コツコツ積み重ねておきましょう。

また、教科書で扱った文章はしっかり理解しておくことが大切です。

なぜその和訳になるのか、自分の言葉で説明できるでしょうか。

今回のテスト範囲でメインとなる文法が使われているのは、文章のどこでしょうか。

そのうえで、フレーズなどを体で覚えるために、何度か音読をしておくといいでしょう。

「数学」は公式の理解と計算力が重要

中学の数学は公式ありきでもあります。公式が理解していないと解けない問題がテストでは数多く出てきます。

「でも、公式が覚えられない・・・」

そういう場合は、とにかく数をこなすしかありません。

数学では、問題集を何周も繰り返すことが高得点への近道です。

何度も繰り返すことで、「こういう問題のときは、この公式を使う」というパターンを覚えることができます。

また、公式をたくさん使う(=書く)ことで、体で覚えられます。

それでも、忘れてしまうことはあるかもしれませんよね。その対策におすすめなのが、「公式の成り立ち」を理解することです。

教科書を見ると、その公式がなぜ成り立つのかが書いてあるはずです。これを頭に入れておくと、問題を解く手助けになるかもしれません。

公式と同時に、必要なのは計算力。これも数をこなせば自然と身についていきます。

「途中式を省略せずに書く」のも、計算ミスをなくすポイントになるので、ケアレスミスが多い人は意識してみてください。

「国語」は文章や語彙の暗記と授業の復習が重要

国語で確実に点数をとるポイントとしては、漢字や古文単語などです。

また、授業で扱った文章が穴埋め形式で出されることも多いため、扱った文章を音読しておくことも役に立ちます。

古文は特に慣れない言い回しが多いため、何度も声に出してなじんでおきましょう。

国語では、先生の言葉や取り組んだプリントなど、授業中の情報がより大切になります。

授業の中でしっかりメモを取るのはもちろん、テスト期間中にもノートをよく見返しておくようにしましょう。

解釈についてわからない部分があれば自分で考えたり、先生に聞いたり、ネットで調べたりして整理しておくと、

自分の考えを書くような長めの記述問題にも対応できます。

「社会」は基礎用語の理解と問題演習が重要

社会では、用語を漢字で書けるようにしておくことがまず大切ですが、ただ単に字面を覚えただけでは、対応できません。

その用語の意味まで、しっかり理解しておくことが大切です。

また、選択問題や並べ替え・記述などさまざまな解答形式があり、資料も写真・イラスト・地図・仕組み図・グラフなど多岐にわたります。

教科書の資料を見ておくのはもちろんのこと、問題演習にしっかり取り組み、「その資料が何を示すものなのか」もおさえておきましょう。

「理科」は暗記の工夫とジャンルごとの対策が重要

理科も社会と同じく覚える用語が多い教科ですが、用語とその説明だけを文字で覚えるのはなかなか大変です。

植物の名称は写真と一緒に、実験器具の名称は図と一緒に覚えるなどすると、

イメージをつかみやすく、テストでも役に立ちやすくなります。

また、「物理」「化学」「生物」「地学」で、使う資料の種類や問題の解き方に個性が出てきます。

用語の暗記だけでは対応できないジャンルもあるため、それぞれのジャンルの問題演習にしっかり取り組みましょう。

 

 

 

これだけは避けたい!定期テストのNG勉強法

一番避けたいのは一夜漬けです。

前日の睡眠時間が短いと、テストの時間中に十分に頭が働かない恐れがあります。

また、長期的な知識の定着がしにくく、テストが終わったらすぐに忘れてしまうなんてことも・・・

高校入試対策を始めたときに、「じっくり覚えておけばよかった」と思うかもしれません。

 

 

また、答えだけを覚えるのも危険です。

ど忘れをすることもありますし、課題のワークと同じ問題でも、選択肢を入れ替えられていたりするかもしれません。

答えではなく、考え方を身に付けるようにしましょう。

 

 

 

定期テスト対策に役立つ問題集の選び方

それでは定期テスト対策において、いったいどんな問題集を選べばいいのでしょうか。

 

学校で渡されるワークは教科書に沿った内容ですので「学校のワーク=一番の定期テスト対策」ではあります。

しかし得点力UPのためには、違う問題集にも取り組んでおくこともおすすめです。

本当に定着したかを確認でき、色々な記述問題を経験しておくこともできます。

 

学校で渡されるような、「教科書に沿った」問題集を書店でも買うことができます。それが「教科書準拠問題集」です。

文理からは2系統の教科書準拠問題集、「中学教科書ワーク」と「定期テストの攻略本」が発売されています。

 

教科書準拠の問題集を探すなら

 

 

知識の定着を狙うなら中学教科書ワークがおすすめ 【2025年度改訂】

 

中学教科書ワークは、全点オールカラーの教科書準拠問題集です。

教科書は教科ごとに複数の教科書会社が発行しており、そして教科書の採択は区市町村単位で異なりますが、

文理の中学教科書ワークは、ほぼ全ての教科書会社分を発行しているので、

日本全国どこにお住まいでも、教科書に準拠した中学教科書ワークをお求めいただけけます。

※一部地域によって異なる場合があります。

 

教科書の内容を基礎から学べる

中学教科書ワークは、「確認のワーク」で要点確認をし、「定着のワーク」で力をつけて、「実力判定テスト」で実力を試す3ステップの構成になっています。

教科書内容の理解・定着・問題演習を1冊で行えるため、日々の予習・復習用教材としてもおすすめです。

 

学んだ知識をテスト形式で確認

定期テスト期間は「定着のワーク」「実力判定テスト」中心に取り組みつつ、「定期テスト対策得点アップ予想問題」を解いてみましょう。

間違ったところは解きなおし、そして単元ページに戻り弱点補強をすることで、自信を持ってテスト当日に臨むことが出来ます。

 

さらに演習量が必要な場合は、PCやタブレットで取り組める「自動採点CBT」にチャレンジしてみましょう。(※「定期テストの攻略本」と同一コンテンツになります。)

 

暗記に役立つ特典付き

中学教科書ワークは特典が盛りだくさん!

テスト直前に使える公式や単語、用語を確認出来る小冊子「スピードチェック」と、カード形式で学習事項の確認や暗記ができる「ポケットスタディ」が全教科に付属しています。

また、主要5教科には、ひとつのアプリに全学年・全教科のコンテンツを収録した、WEBアプリ「NEWどこでもワーク」も付属しており、いつでもどこでも手軽に勉強できます。

こうした暗記グッズを自分で作る時間を短縮できるのも、市販の問題集を購入するメリットのひとつですね。

 

 

定期テストの攻略本でテスト範囲を集中的に学ぼう

文理で発行するもうひとつの教科書準拠版問題集が、定期テストの攻略本です。

中学教科書ワークが年間を通して使用できるのに対して、定期テストの攻略本はテスト前に短時間で取り組むことに特化しているのが特徴です。

そのため、日々の学習は中学教科書ワークで、テスト直前は定期テストの攻略本と使い分けてもいいかもしれません。

 

教科書の要点を短期間で復習できる

要点のまとめページは重要事項に絞り、教科書の重要なポイントをもれなく無駄なく抑えられるようになっています。

また、重要語句は赤シートで消せるようになっており、要点を確認するだけではなく暗記用冊子としても活用できます。

 

テスト対策&予想問題が充実

テスト対策問題と予想問題のページも、日本全国の定期テストを集めて分析した、

「実際のテストによく出る、絶対におさえておきたい問題」に絞った内容になっています。

そのため、時間がない中でも、効率的な問題演習が可能です。

解答は取り外しができる別冊形式。

詳細な解説内にある「ポイント」や「ミス注意」といったおまけコーナーは、テスト直前でより効果を発揮します。

 

さらに演習量が必要な場合は、PCやタブレットで取り組める「自動採点CBT」にチャレンジしてみましょう。(※「中学教科書ワーク」と同一コンテンツになります。)

 

テスト対策に特化した付録品

登校してすぐの教室で、テスト当日の休み時間に廊下で、テスト前夜の布団の中で・・・

場所を選ばず使える「5分間攻略ブック」は、本当にテスト直前の大きな味方!

最後にチェックをし、自信を持ってテストに臨むことが出来ます。

 

 

まとめ

定期テストは中学校生活における大切なイベントのひとつです。

定期テストの取り組み方によって、高校・大学進学にも大きく影響することといっても過言ではないでしょう。

文理では定期テストにがんばって取り組む、全国の中学生を応援しています!

文理の教科書準拠問題集で、みなさんがその先にある夢を叶えることを心より願っております!

 

 

 

 


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「なるほど!Bunri-LOG」では、 定期テスト対策に関する記事もいろいろと更新してきました。 今日は、それらを一挙紹介します! まだ読んでいない記事があったら、ぜひ読んでみてください!     ふだんからできるテスト対策 定期テスト直前の勉強はもちろん大切です。 しかし、ふだんから少しテストを意識しているだけで、 テスト対策がだいぶ楽になります。 そんな、ふだんからのテスト対策に関する記事を2つ紹介します。     【その1】 テスト対策ノートをつくろう!   テスト前に授業ノートを使って要点を整理する方法についての記事です。 授業中に、あとから要点整理をしやすいノートをつくるコツも紹介しています!         【その2】 テスト対策の強い味方!? 中学教科書ワークの頼もしいふろくたち   文理の中学教科書ワークは、定期テストを意識しつつ、日々の予習復習を進めることができます。 暗記用のミニブックや定期テスト予想問題など、テスト対策期間に使える付録も充実! 実技もあります!       テスト前の2週間 テスト期間、何をどうすればいいのかわからない! そんな人におすすめな連載があります。   【連載】定期テスト対策ってどうやるの?   テスト範囲が配られてから、どのように対策をすればいいのか? その一例をくわしく紹介しています! 5回にわかれているので、気になる回から読んでみてください! ↓ 第1回 はじめに 始める時期と最初にやること 第2回 その1 問題演習を繰り返し、体で覚える! 第3回 その2 テストで扱われる文章は音読して頭に入れる!  第4回 その3 「覚えるものセット」を作り、赤ートで覚える! 第5回 おわりに まとめとスケジュールの立て方   おまけ 「テスト勉強、頑張るコツはないの?」問題について        勉強のコツいろいろ やり方を決めて、いざテスト勉強! 勉強をするときの細かいコツについて、3記事ご紹介します!   【その1】 新入社員に聞いた! 勉強に集中できないときの原因&対処法3選 2022年春に更新した記事です。 テスト勉強の大敵は、「集中できないこと」。 文理に入社したばかりの社員に、集中切れへの対処法を教えてもらいました。 「問題が難しくてわからない」「周囲の人や騒音が気になる」「ついスマホを見てしまう」 そんなときありませんか?     【その2】 青色で集中力UP! 色の効果と勉強での活用法 色にはいろいろな効果がある! ノートの色や文具の色に上手に取り入れると、勉強の効率がUPするかもしれません。         【その3】楽しく覚えて、忘れない 暗記方法いろいろ テスト前は覚えないといけないこともたくさん! 赤シート・単語カード以外にも、暗記方法はいくつかあります。 自分に合う方法を探してみてください! 何を覚えるか?によって、合う方法も変わってくるかも?     テストを受けている間のコツ 【中間テスト後に読もう】定期テストの反省と活かし方 ~ケアレスミスをなくせ!編~   テストのあとに後悔するポイントといえば、ケアレスミス……ケアレスミスを防ぐためのコツ、それはずばり、「見直し」です。     テストがんばろう! 期末テストも近づいてきていますが、 前のテストがうまくいかなかった人は、 今回の記事などを参考にしながら、何かひとつでも前とやり方を変えてみてください! 少しずつ自分なりのテスト対策を確立していきましょう!   これからも、勉強に役立つ情報をお届けしていきます!

高校入試で重視される内申とは?

高校入試で非常に大切な「内申」。 内申とは、生徒の学校生活全体を評価したものです。 今回は内申書の内容や内申点の重要性、内申点の計算方法について詳しく説明します。 普段のみなさんの学校生活をもとに作られる内申書の中身を理解して、内申点を着実に上げていきましょう!       高校に提出される内申書 内申書(調査書)とは 内申書(調査書)は、日頃の成績、出欠状況、行動の記録などを総合的にまとめた評価書であり、中学校9教科の5段階評定を点数化したものです。 これらは高校入試で合否を左右する重要な書類で、みなさんが志望する高校に提出される公式な文書となります。 日頃のみなさんの様子が反映されるため、早めの対策が重要になってきます。   成績表(通知表)との違い 通知表は、生徒と保護者に渡されるもので、各学期の教科の成績や授業態度の評価が記載されています。先生の所見欄などもありますね。 つまり、通知表は学期ごとの学業成績が記載される一方、内申書は学年ごとの学業成績が記載されるという点が大きな違いといえます。 ※ただし、受験を寸前に控えた中3の成績は学年末まで入ると間に合わないため、間に合う時点での成績が反映されています。3学期制だと2学期まで、2学期制だと後期の中間までが内申書に反映される成績となります。         高校入試で内申点が重要なわけ では、どうしてこの「内申点」が重要になってくるのでしょうか。   それはズバリ、「高校入試は「学力テストと内申点の合算で合否が決まる」から」です。   多くの高校では、学力テストの成績と内申点を合算して合否を決定します。 そのため、学力テストで高得点を取るだけでは合格が難しく、日頃の積み重ねによる「内申点」が重要になるというわけですね。   内申点が合否を分けることもある 特に競争の激しい高校では、学力テストの点数が同じ場合、内申点が高い生徒が優先されることが多いです。 こう聞くと、一発で結果が決まってしまう学力テストだけでなく、内申点を上げることが合否を左右する重要なポイントになることが、じわじわと伝わるのではないでしょうか。         内申点の扱い 内申点は公立高校と私立高校で扱われ方が異なります。 詳しく見てみましょう。   公立高校の場合 すべての都道府県で「内申点」が公立高校の入試判定に活用されており、内申点の比重が大きいことが多いです。 地域によっては内申点が合否の半分以上を占めることもあります。地域によって違いもあるため「自分の住んでいる地域 + 内申点」などと検索してみてもいいでしょう。   私立高校の場合 私立高校では、学力テストの成績が重視される場合が多いですが、内申点も無視できない要素です。特に推薦入試では、内申点が重要な役割を果たします。 内申にある「出欠日数」が少ないと推薦すら受けられない可能性も出てきます。         内申書の内容 それでは、ここで内申書の中身について詳しく見てみましょう。 下の画像が内申書の一例です。 (出典:千葉県ホームページ https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2023/koukou/050914jissiyoukou.html)   ①氏名などの基本情報 生徒の氏名や生年月日、住所などの基本情報が記載されます。   ②各教科の学習記録 各教科の成績や授業での取り組み方が詳細に記録されます。ここが学年別で書かれていることが、通知表との違いですね。   ③出欠日数などの学習時間の記録 学校にしっかりと通っているかが記録されます。私立高校の推薦入試の場合は欠席日数が多いとそもそもの出願ができない場合もありますから、やむを得ない欠席以外は避けましょう。   ④総合所見・行動の記録・特別活動などの記録 クラブ活動や学校行事での活躍、日常の行動などが記録されます。 地域によって内容は異なりますが、性格や人との関わり方、物事への取り組み方などの特徴が記載されることが多いです。 例えば、この記事に掲載している地域の内申書では「行動の記録」は「基本的な生活習慣」「健康・体力の向上」などの10項目に対して、「〇」が書き込まれるスタイルですね。 基本的には生徒の特長を「長所」として書くことが多いので、安心してご自身の個性を発揮してくださいね。   内申に記載される学年は都道府県によって異なる 内申書に記載される学年は地域によって異なるため、自分の地域のルールを確認しておきましょう。 例えば東京都や愛知県は中3の成績のみ、神奈川県は中2・中3の2年間、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県などは中1・中2・中3の3年間分の成績が内申に記録されます。         内申点の計算 ここでは、内申点の計算方法についてお伝えします。 自分の目指す高校にはどちらの内申点が関わるか把握しておきましょう。 自分の内申点を知りたい!と思ったときにも計算できますよ。   素内申 素内申とは、各教科の総合評価をそのまま合計した点数のことです。 満点は45点となります。 つまり、9教科の成績がオール4だった場合、9×4=36点となります。     換算内申点 換算内申点は、素内申を特定の基準に従って計算し直した点数のことです。特定の科目を2倍にしたり、1.2.3年生の成績をすべて合計したりと様々です。 学校や地域によって計算方法が異なります。    例えば、東京都の場合(3年生の成績のみが反映されます) 学力テストの結果と内申点は、都内公立高校の場合原則として7:3の比重です。 合否は1000点満点で判定されるため、学力テストが700点、内申点が300点となります。 令和5年度入学者選抜から、新しくスピーキングテストである「ESAT-J」の点数が加わり、総合得点は1020点満点になっています。   換算内申点を上記の内申点300点に換算するためには、以下の計算式が使用されます。  (自身の換算内申点)÷65点(換算内申点の満点)×300点   ※学力検査を3教科(国・数・英)、学力検査の得点と調査書点の比率を「6:4」で実施する学校もあります。また、定時制課程の第二次募集では「5:5」を採用する学校もあります。ご自身の目指す学校でそれぞれ調べてみてください。       内申点を上げるコツ 1:定期テストを頑張る 定期テストの成績は内申点に直結します。毎回のテストで高得点を目指しましょう。   2:実技4教科をおろそかにしない 音楽、美術、保健体育、技術・家庭などの実技教科も内申点に含まれます。割合が主要5教科と異なる可能性がありますが、侮ってはいけません。これらの教科は努力や取り組み方が成績に直結しやすいともいわれています。積極的に取り組むようにしましょう。 実技教科で高い成績を取ることで、学力テストの点数が多少低くても内申点で補うことができるかもしれません。   3:課題の提出や授業態度など日々の行動を意識する 課題をしっかり提出し、授業中の態度も良くしましょう。日常の行動が内申点に強く影響します。内申の「総合所見・行動の記録・特別活動などの記録」はここが重要視されますからね。         内申点アップに役立つ!おすすめの問題集 中学教科書ワーク 教科書に準拠した問題集で、基礎から応用まで幅広く学習できます。 とことん教科書に沿って作られているため、定期テスト対策にはばっちりです! また、日頃の予習復習にももってこいですよ。 みなさんが日頃お使いの教科書に合ったものを使ってください。 ワークの右上を見ると対応する教科書の名前が書いてあります。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   定期テストの攻略本 定期テスト対策に特化した問題集で、効果的に点数を上げるための対策が盛り込まれています。 こちらも教科書に沿って作られている、通常「準拠版」と呼ばれるものです。 定期テストで出やすい問題を重点的に絞って作っているので、効率的にテスト対策ができます!   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     これらを活用して、確実に内申点を上げていきましょう!   教科書準拠の問題集を探すなら