勉強する前にスケジュールを作成していますか?
目標に向かって勉強を進めていく時に、勉強スケジュールはとっても重要。
スケジュールを作成することで、日々「何を・どこまで」やるかが明確になります。
また、スケジュールを後から見返すことで、自分の学習を分析することもできます。
今回はこの「勉強スケジュール」のメリットやコツ、作成方法についてご紹介します!
目次
1.勉強スケジュールを作成する4つのメリット
2.勉強スケジュールを作成するための4ステップ
3.スケジュール通りに勉強を進めるためのコツ
4.勉強スケジュールの作成に役立つツール2選
5.学習記録管理におすすめのアプリ「学びサポート」
6.まとめ
<POINT>
★「勉強スケジュール」は学習を効率化する
★無理な「勉強スケジュール」は厳禁!
★自分に合った方法でスケジュールを作成しよう
勉強スケジュールを作成する4つのメリット
勉強時間は周りの人たちと変わらないのに、成績が伸びない・・。
定期テスト範囲をすべて学習する前に試験当日に!
・・なんてことはありませんか?
学力はただがむしゃらに取り組んだり、
無計画で進めていたりしてもなかなか伸びません。
学力を効率的に伸ばすためには、
まずは「勉強スケジュール」を立てる必要があります。
ここでは、そんな「勉強スケジュール」を作成するメリットをお話します!
効率的に学習できる
「勉強スケジュール」を作成する1番のメリットは、効率的に学習が進むことです!
勉強を始める際、「今日は何から始めようか・・」と悩んで時間が過ぎていませんか?
せっかくやる気になっても、取り組む前に時間を使ってしまうのはもったいないですよね。
勉強に取り組んでいても「どこまでやれば良いかわからない・・」なんてことも。
そんな場合は、あらかじめ自分の勉強の目標(ゴール)を定め、
そこから逆算して「今日は何を、どこまで勉強するか」と決めておけば、
勉強の際に悩むことなく効率的に勉強することができます。
「やり忘れ」で焦らずにすむ
テスト直前、勉強しきれなかった範囲が出て青ざめる・・なんて経験はありませんか?
計画を立てずに勉強していると、テスト前などになって時間が足りなくなり焦ったり、やり忘れが生じたり、なんてことも…!
「やり忘れ」を防ぐには、目標(ゴール)とそれを達成するための計画で「何を・どこまで」やるか明確にする必要があります。
「勉強スケジュール」は「何を・どこまで」やるかが明確にしながら計画を立てるので、「やり忘れ」を防ぐことができます!
モチベーション維持につながる
がむしゃらに勉強をしていると、テストが終わるまでにガス欠になってモチベーションが低下しがち・・。
モチベーションが低下すると勉強の質も低下してしまいますよね。
「勉強スケジュール」を作成すると1日にやるべきことが明確化されます。
1日1日、積み重ねることで、「今日もスケジュール通りにできた!」という達成感を得ることができ、モチベーションも維持することができます!
勉強を習慣化できる
テスト直前だけの勉強は、その場しのぎになってしまいがちですが、
学力を伸ばすためには、日々の予習・復習の積み重ねがとても大切です。
日々勉強を積み重ねることは、成績アップに非常に効果的です。
しかし、いきなり勉強を習慣化させるのは大変ですよね。
「勉強スケジュール」は自分のペースで無理なく計画を立てるので、取り組みやすく、勉強を習慣化しやすくします。
先に述べた3つのメリットも合わせたら良いとこ尽くしですね!
勉強スケジュールを作成するための4ステップ
「勉強スケジュール」を作成する4つのメリットをお話しました。
メリットを聞いただけ、今すぐに取り組みたい!と思いませんか?
しかし、計画もなくただ作成するのでは意味がありません。
ここでは、メリットが効果的に発揮できるよう、簡単4ステップで作成できる方法をお教えします!
1.目標を決める
勉強以外でも計画を立てる時には、必ず目標やゴールを決めますよね。
計画はこの目標やゴールに対して逆算して立てます。
しかし、「一生懸命頑張る」「諦めない」などの抽象的な目標にしてしまうと、
具体的にいつまでにどうなりたいのか分からないため、逆算して計画が立てられません
また、何のために努力するのか分からず、勉強へのモチベーションにも繋がりません。
目標は、「テストで全科目平均点以上を取る。」「英検3級に合格する!」など具体的に立て、
計画が立てやすく、モチベーションにも繋がりやすいものに設定しましょう。
2.自分の得意・苦手を理解する
目標を決めたら、次は自分の今の学力状況を分析します。
例えば目標が「テストで全科目平均点以上を取る」だとしたら、
前回のテストの結果からまず振り返りましょう。
「数学は平均点以上だけど計算ミスが多いな、英語は長文読解がほとんどできていなかったから平均点に届かなかったな・・・」など、
各科目、自分ができていることは何なのか、また、得意なことは何なのか把握します。
そうすると、次回のテストまでにやらなければならないことが見えてきます。
3.やるべきことをリストアップする
自分の学力状況が分析できたら、次は勉強するべき内容を考え、リストアップします。
ここでは、「計算問題をたくさんこなす」「長文読解にたくさん取り組む」
など抽象的な内容ではなく、
「計算ドリルの10ページから50ページを3周取り組む」
「長文問題集を1冊やりきる」など
できるだけ具体的かつ詳細に書き出すようにしましょう。
リストアップを通して、目標を達成するめの
必要な勉強の全体像を把握できるようにしましょう。
4.1日ごとのスケジュールを作成する
リストアップしたものを、日数で割り1日あたりのスケジュールを決めていきます。
ここで注意が必要なのは、自分のスケジュールをしっかりと考慮しておくことです。
簡単に日割りで「毎日10ページ取り組む」と設定した場合、
週のうち3日間は部活で帰りが夜7時を過ぎて取り組めなかった・・・
なんて計画倒れしてしまう可能性があります。
スケジュールを作成する前に
「1日で勉強できる時間がどれくらいあるか」
「無理なスケジュールになっていないか」しっかりと確認しましょう。
また、すべて同じ時間で問題を解けるわけではありません。
問題の難易度やペースを考えながら作成するようにしましょう。
スケジュール通りに勉強を進めるためのコツ
スケジュールを作成したら、いよいよ勉強スタート!
・・・と思っても、いきなりスケジュール通りに勉強を進めるのは難しいですよね。
いくら計画を立てても、計画倒れになってしまっては意味がありません。
ここでは、作成した勉強スケジュールを進めるためのコツをまとめました!
無理のないスケジュールにする
目標への熱意が強すぎると、ついついぱんぱんに予定を詰めてしまいがちになってしまいますよね。
やる気があるのはいいですが、スケジュールに縛られすぎて毎日膨大な量の学習をこなそうとすると、
自分の時間が極端になくなってしまい、必ずどこかでパンクしてしまいます。
スケジュールは継続できるよう、生活に関する時間(食事や睡眠)は削らず、自分にあった勉強量を割りふるよう注意しましょう。
また、無理のないスケジュールを作成するためには、
早めにスケジュール作成に取りかかることも重要です。
目標を決めたらすぐに「勉強スケジュール」を作成するよう、普段から心がけましょう。
休日・予備日を作る
無理のないスケジュールを作成するためには、
スケジュールにあらかじめ「休日・予備日」を組み込むことがおすすめです。
「休日」は、勉強を一旦お休み。
友達と遊びに行ったり本を読んだりなど、リフレッシュする時間にしましょう。
「予備日」は、急な予定や体調不良で勉強ができなかったり、
1日のスケジュールがこなせなかった箇所に取り組んだりする場合に活用しましょう。
作成したスケジュールを確認してもらう
一人で勉強を完結してしまうとついつい中だるみしてしまいがち。
そんな時は、作成したスケジュールを家族や友達など周りの人に共有して、自分を鼓舞しましょう。
また、作成した「勉強スケジュール」が無理な計画になっていないか、予め第三者にチェックしてもらうのも効果的です。
自分の生活状況をよく理解している人に確認してもらうと、より実現可能か判断できるためおすすめです。
勉強スケジュールの作成に役立つツール2選
「勉強スケジュール」を作成するにはどのような方法があるでしょうか。
紙に日付とやるべきことを記入して作成するのか、
それともアプリなどを利用して作成するのか、
個々の好みに合わせて作成するのが一番ですが、ここでは
「スケジュールをどういう風に作成していいか分からない方」
「簡単にスケジュール作成をしたい方」
におすすめの方法をご紹介します!
インターネット上のテンプレートを利用する
自分で作成するのが苦手で、かつ「効率的な勉強計画を簡単に作成したい!」という方は、
インターネット上の「勉強スケジュール」作成テンプレートを利用するのがおすすめです。
検索すると無料のテンプレートがたくさん掲載されています。
テンプレートは月・週・日単位で分けられたものや、
科目ごとに分かれたものなど種類が豊富です。
自分の目標、目的(細かく勉強時間を管理したい・月ごとの内容を分析したい、など)に合わせて選ぶようにしましょう。
もちろん、テンプレートを組み合わせたり、自分で記入する箇所を増やしたりするなどアレンジを加えるのもおすすめです。
スケジュール管理アプリを利用する
勉強時間の記録だけでなく、その後の分析や勉強内容の記録を振り返りたい人は、スケジュール管理アプリがおすすめです!
スケジュール管理アプリには以下のようなメリットがあります。
・勉強時間の把握ができる
・勉強量の把握ができる
1日に学習する内容だけでなく、簡単に勉強時間や勉強量を記録することができるため、
1週間、1ヵ月と進んだらその時点までの内容を分析することができます。
分析して、「勉強スケジュール」に無理はないか、学習量は適切か振り返ることができます。
また、スケジュール管理アプリでは勉強時間や勉強量だけでなく、
実際に使用する教材まで登録するアプリもあるので、
細かく学習内容を記録し、その後に記録を振り返ることで、
自分が何にどれくらい勉強時間が必要なのか見えてきます。
次回以降の「勉強スケジュール」を作成する際の指針にもなるのでおすすめです。
学習記録管理におすすめのアプリ「学びサポート」
ここでは、そんな学習記録管理アプリ、文理の「学びサポート」をご紹介します!
「学びサポート」は、
学習時間を可視化したい・・
どの問題集を学習したのか簡単に記録したい・・
学習が長続きするよう、モチベーションを上げたい・・
そんなお悩みをサポートするスマートフォン向け学習記録アプリです。
そんな「学びサポート」の機能を下記にまとめます。
学習時間を記録&グラフで確認できる
「学びサポート」は本のISBNコードを入力することで、問題集を自分の本棚に登録できます!
本棚は科目ごとに色分けされるのでとても見やすくなっています。
学習を終えたら、取り組んだ問題集の画像をクリック。
日付と取り組んだ時間を選んで「記録する」と簡単に学習時間を記録することができます!
学習時間を確認したいときは、「記録を見る」をクリック。
月・週・日単位で表示でき、期間や本/教科と選択できます。
学習時間をグラフで表示することができるので、学習時間を簡単に比較することができます。
学習の目標とごほうびを決められる
「学びサポート」では、学習時間の記録だけでなく、
学習の目標と目標を達成した際のごほうびを設定することができます。
「もくひょう」をクリックし、期間や勉強の内容、時間を記入したらごほうびやもくひょう名を記入します。
ごほうびをあらかじめ設定しておくことで、モチベーション高く学習に取り組むことができます。
また、達成までに期日のカウントダウンがされるので、日々緊張感を持って取り組むことが可能です。
家族とスケジュールの共有が可能
「学びサポート」では、1つのIDで最大5人分の本だなをつくることができます。
自身の端末がなくても、保護者の方の端末1つで家族の記録をつけることができます。
※本だなの学年は,未就学児から大人まで自由に設定できます。
また,IDを入力すれば,異なる端末からでも家族の学習の記録を見ることができます。
第三者が学習スケジュールを見ることで、スケジュール内容が適切か確認することができます。
また、保護者の方は家族の頑張りを視覚的にグラフで確認することができます。
まとめ
効率的に学習を進めていくために欠かせない「勉強スケジュール」
目標に向かってスケジュールを進められるよう
「勉強スケジュールを作成するための4ステップ」や
「スケジュール通りに勉強を進めるためのコツ」を意識しながらすすめていくといいでしょう。
学習管理は、自分の好みや学習状況に応じながら「継続できる」ツールを使用することがおすすめです。
「継続は力なり」目標に向かってコツコツ頑張りましょう!