成績アップ間違いなし!問題集の効果的な使い方
「問題集を買ったは良いけどどう使えばいいのだろう...」「問題集を解いているけど成績が思うように伸びない...」
そんな中学生のみなさんへ、この記事では「問題集の使い方」を徹底解説します!
問題集を最大限に利用して成績を上げるための勉強法や注意点などを詳しくご紹介!
問題集の購入を検討している中学生のみなさんははぜひ参考にしてみてください。
1.問題集を使うメリット
体系的に知識を整理できる
問題集は反復学習の意味合いが強く、「この問題に似た問題を解いたことがある」と思った経験、ないでしょうか。
問題集を使って繰り返し問題を解いていくと、 体系的に知識を整理 することができます。
この問題に対してはこういうアプローチで解こう、この問題で問われているのはこういうことだ、など、
知識が整理されていることで、スラスラと問題に取り組めます。
演習問題で理解度がわかる
多くの問題集には、演習問題が用意されています。
演習問題はテスト形式で自分の理解度を図ることができ、 どのくらいその分野に理解が深まったかを知るにはぴったり です。
演習問題で解けなかった部分は、練習問題やその類題に戻り、また繰り返し問題を解くことで、さらに理解を深めることができます。
自身の理解度がわからないままテストを受けるのはとても怖いですよね。
問題集を使えば、どのくらい理解ができているかを知ることができ、安心してテストに臨むことができます。
苦手分野の克服ができる
先述のとおり、問題集は体系的な知識理解と、理解度の測定にぴったりです。
もちろん苦手分野にも同じことがいえます。
問題集は、どの分野の問題も網羅的に掲載されており、 自身の苦手分野に気付くきっかけ にもなります。
また、問題集の多くは基礎レベルの例題と、練習問題、少し発展的な演習問題、という構成です。
段階的にスモールステップで学習を進めていくことができる ということは苦手分野の克服にはもってこいだといえます。
2.問題集の効果的な使い方
まとめを読む
問題集には「要点のまとめ」や「ポイント」など、これだけは覚えてほしいという知識がまとめられているコンテンツがあります。
この「まとめ」を読むことで問題の要点がわかり、学習効率が格段に上がります。
この「まとめ」の部分は出版社の工夫が詰まっている部分なので、ぜひ「まとめ」を読んでから問題に取り組むのがおすすめ です。
例題を解く
例題は、その問題に取り組むことで新しい解き方を学ぶために用意されています。
そのため、多くの問題集で、例題のすぐ下に解答・解説がついています。
例題が解けなくても気にせずに、 解答・解説をじっくり読んで、新しい解き方を学ぶこと に重点を置きましょう。
類題を解く
類題・練習問題は、その問題に対する解き方や考え方が、実際に身についているかを確認するために用意されています。
例題で解けた問題の類題が解けなかった場合、どこか間違って覚えていたり、認識が誤っていたりする場合もあります。
類題・練習問題は、 問題の解き方や考え方がしっかり身についているか確認する ためにも繰り返し行いましょう。
発展的な問題に取り組む
問題集の「実戦問題」「テスト問題」などの、発展的な問題に取り組むことで、実力をアップさせることができます。
発展的な問題に取り組むことで、定期テスト対策にも、入試対策にもなります。
例題で学んだ知識を応用させたり、組み合わせたりする場合が多いので、発展的な問題が解ければその分野を網羅的に学べているということになります。
多くの問題集で、発展的な問題の解答・解説は充実しているので、じっくりと解答・解説を読み込み、問題への理解を深めましょう。
発展的な問題には「ヒント」や「参考」などが用意されていることもありますので、そういったものも、活用もしてみてください。
解答・解説の使い方
解答・解説はただ丸付けのためにあるものではありません。
解答・解説を丸暗記する必要はないですが、間違った問題の解説はじっくりと読み込み、
その問題を解いたときに解説しながら解けるレベルまで 理解を深めましょう。
また、正解した問題の解説を読むことも有用です。
あいまいな部分があった問題や、考え方がずれていたけと正解した問題は、解説を読み、再度正しい考え方・解き方を頭に入れましょう。
3.問題集を活用して成績を上げるためのコツ
計画的な問題集の活用法
問題集をただやみくもに始めることはおすすめできません。
その問題集を使って、「どのレベルになったら、その問題集を習得したといえるのか」という計画を定めたうえで、問題集を進めることが必要です。
基本的に、「解答・解説と同様の答案を、自力でスラスラと書くことができる」レベルになれば、問題集を習得したといえるでしょう。
そうなるためには、
●問題集を何週すればよいか
●2週目からは例題と類題はとばして発展的な問題を解く
●間違った問題にはチェックをつけておいて、間違った問題のみ取り組む
などの計画を立ててから問題集に取り組むことで、学習効率がとても高くなります。
計画的な問題集の活用は、スケジュール管理だけでなく、学習効率の面でもとても大切 です。
問題集の復習と反復学習の重要性
問題集を繰り返し解くことは、理解度を深めるだけでなく、反復学習という面からもとても重要です。
問題集の復習で多くの問題を解くことで、解答のスピードが上がります。
決められた試験時間で行う定期テストや入試などでは、解答のスピードが重要になってきます。
高校受験を控える中学生は、多くの問題集を使ってより多くの問題に触れることが必要です。
さらに、多くの問題を解くことで、解答パターンが理解できるようになります。
解答パターンが理解できれば、類似した問題が出題された場合に、正しい解答を導きだすことができるようになります。
このように、問題集の復習で体系的な理解を深めることで、 反復学習のメリットを十分に発揮 することができます。
4.中学生におすすめの問題集
中学生向けの問題集は、種類がたくさんあり、いざ本屋さんに行って問題集を買おうと思っても、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
問題集を買ったけど、
「結局合わずに長く使い続けられなかった」「思うように成績が伸びなかった」
そんな経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
自身のレベルに合った問題集を使うことは学力アップへの近道ですし、問題集を使う目的によっても使うべき問題集 は違います。
下記の記事で、自分に合った問題集の選び方と、目的やレベル別で中学生向けのおすすめ問題集を9つ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
中学生向けおすすめ問題集9選|自分に合った教材で学力向上を目指そう (bunri.jp)
5.まとめ
いかがでしたか。
問題集は学力向上に効果的ですが、せっかく取り組むなら最大限の効果が得られるような使い方をしたいですよね。
効果的な問題集の使い方を実践して、さらなる成績アップを目指してみてください!