部活引退……そのあとは?? 受験への切りかえ方
部活を引退して、さあ受験勉強!と言われても
なかなか切りかえられず、空いた時間もなんとなく過ごしている……
今日の記事は、そんな皆さんにお届けします。
部活と受験は似ている
それは、
ではないでしょうか。
ゴールが決まっていて、そこでどういう姿でありたいかがあると、
今の自分に何が足りないのか、何をしないといけないのかがわかりますよね。
あとは、そこを自分に厳しく改善していくわけです。
高校受験も、やることはそんなに大きくは変わりません。
そういう見方で、考えてみましょう!
志望校を決めよう
さて、まずは、どの大会に出るかを決めます。
まだ志望校を決めていない人は、本やHPで行きたい高校を探してみましょう!
★どんな制服か?
★部活は何があるか?
★プールはあるか?
★最寄り駅はどこか?
などを見ていき、高校生活へのイメージを膨らませてください。
理想の高校生活や偏差値を重ね合わせて考えていくと、
行きたい高校が絞れてくるはずです!
なんとなくしぼれてきたら文化祭や学校説明会にも足を運んで、
がんばりたい!と思える高校を見つけましょう。
受験までのスケジュールを出してみよう
大会が決まったら、その大会がいつなのかが気になりますよね。
志望校が決まると入試の日がわかります!
そうしたら、それまでの間にどれだけ勉強時間がとれるのか、確認しましょう。
▼普段の生活で、勉強に回せる時間はどれくらいある??
▼勉強に使える日数はどれくらいある??
定期テストもあるので、テスト勉強の期間も考慮します。
また、学校説明会に行く、家の用事がある、などで勉強できない日もあるかもしれません。
さまざまな事情を考慮して、総勉強時間をざっくり考えてみてください。
さあ、そうすると意外と時間はないかもしれません。
さっそく何をすればいいのかを考えましょう!
市販の問題集の力を借りよう
まずは、「自分が何をわかっていて、何をわかっていないのか」を把握します。
塾や通信教育を利用していない場合、
やり方に悩んだら、市販の問題集を買うのが近道です。
▼自分のレベルや、かけられる日数にあわせたものを選びましょう。
市販の問題集のメリットは以下の通り。
★入試で必要な要点をプロがまとめてくれている!
★ページ数から、一周にかかる日数を計算しやすい!
★少しずつ過去問に触れられる!
★予想問題や小冊子などの付録もついている!
いわば、何をすればいいのかをコーチが指示・サポートしてくれるのです。
これをまず一周して、自分に足りないことを確認しましょう。
そして何周もしてニガテをつぶし、過去問の演習で実戦練習するのがおすすめです。
おすすめ問題集
ーコーチと入試対策ー
ーわからないをわかるにかえる 高校入試ー
ー完全攻略 高校入試ー
過去問であるべき姿を確認
大会のレベルは一体どれくらいなんだろう?というのは、
実際の大会の動画を見るとよくわかります。
受験では、それが過去問にあたります。
ある程度復習が進んだ段階で、秋に一度過去問をやってみましょう。
まだ習っていない範囲もありますし、できない問題が多くても大丈夫です!
学校によっては、独自の傾向の問題を出すところもあります。
早めに知って、それに合わせた対策をとれるようにしましょう。
自分の立ち位置は定期的に振り返ろう
大会に向けた練習でも、動画をとって、自分の動きを確認しながら
修正していったりしますよね。
定期的に、自分の今の理解度や進捗を確認するようにしましょう。
わかりやすいのは、摸試を受けることです。
また、前述したような市販の学習参考書なら、合間合間に確認テストのページがあります。
▼模擬テストがついていたりもします!
(画像は、「完全攻略高校入試 3年間の総仕上げ 社会」)
解けなかった過去問をメモしておいて、ある程度勉強を進めたあとに
もう一度解いてみるようにする、などもいいですね!
しっかり寝て、授業を集中して受けよう
中学3年生の今の時期でも、まだ習っていない範囲があると思います。
その部分は、授業と定期テストをしっかり受けることでカバーして、
冬休みに全体の復習と最後の仕上げに注力できるようにしましょう。
授業で集中するためには……
「うとうとしないこと」です。
部活をしていたときは、前日の練習の疲れで
うとうとしてしまうことも多かったかもしれません。
部活を引退した今!
睡眠時間を確保して授業をしっかり聞き、
その範囲の復習や定期テスト対策にとられる時間を短縮しましょう。
適度な運動を続けるのも〇
毎日運動していた人は、走り込みや筋トレなど軽い運動を続けることで、
かえってスッキリした気持ちを保つことができます。
机に向かって、どうしても集中できなくなった時は汗を流しましょう!
※やりすぎ注意
自信を持っていこう!
自分より早く受験勉強にシフトした人と自分を比べて、
不安になる必要はありません。
部活を最後まで頑張れた人は、受験をやりとげる底力は持っているはず!
冷静に、効率よく、がんばっていきましょう!