2024/05/10

忙しい中学生の家庭学習攻略法を考えてみよう!

中学生にとって、学校の授業と同じくらい大切なのが家庭学習での予習・復習です。

小学生では学校の授業と学校からの宿題をこなすことができれば大きく学力の差がついてしまうことはありませんでしたが、

中学校からは学校の授業外での勉強時間の差が如実に学力の差につながってしまいます。

家庭学習を攻略して、もうすぐ迎える定期試験で最高のスタートを切りましょう!

目次

中学生にとって家庭学習が大切な理由

 

家庭学習を習慣化するには

 

やったつもりはNG!家庭学習の罠

 

家庭学習の基本は予習・復習・テスト対策

 

予習・復習・テスト対策におすすめの問題集2選

 

レベル別おすすめの問題集3選

 

入試対策におすすめの問題集3選
 

 

中学生にとって家庭学習が大切な理由

中学生では、家庭学習がとても大切になります。その理由を考えてみましょう。

 

①授業が難しくなるから

中学生は、学期が進み学年が上がるごとに学習内容の難易度が上がります。

授業だけでは理解しきれない部分を教科書・ノートで振り返る機会、演習が不足している部分を学習参考書などで補う機会が必要になります。

 

②授業のスピードが速くなるから

中学生は、学校行事や部活動とも両立しなければならないので、効率が重視されることも多くなります。

家庭でもしっかりと自分に必要な学習内容と学習時間を決め、こなすことが重要です。

 

③定期テスト対策が必要だから

学習内容をしっかりと理解しているか定着度を測る定期テストがあります。

定期テストを中心に内申点が決まり、高校入試の重要な参考資料になります。

すべての教科で安定した点数を取るためにはしっかりとしたテスト対策も必要になります。

 

④高校受験に備えるため

高校受験では、中学生で学んだすべての学習内容が出題範囲になります。

過去に学んだ知識事項などは一度学んだだけでは忘れてしまうことも多いので、

長期休みなどを活用してしっかりと総復習することが大切になります。

 

中学生は、夕方まで学校・部活動があり、

習い事や趣味に割く時間のことも考えるとなかなか時間がとれません。

勉強を日々のサイクルに取り込み、習慣化することが大切です。

その方法を探ってみましょう。

 

家庭学習を習慣化するには

集中できる環境をつくる

決まった学習量を決めた時間のなかで達成するには、「集中」がカギになります。

自分なりに集中しやすい場所を見つけましょう。

自分の部屋・リビング・通っている塾の自習室、など勉強がはかどる場所は人それぞれです。

気持ちよく勉強できる場所が分かれば、自然と集中しやすくなります。

 

毎日机に向かう時間を決める

集中しやすい場所が人それぞれであるように、集中しやすい時間も人によって異なります。

朝型なのか夜型なのか、静かな方がよいのか、生活音など少し音がある方がよいのか、自分の好みを探ってみましょう!

より集中できる時間帯が分かってきたら、学校の準備をするまえの30分や、夕食前・寝る前の30分など、

日常の決まった行動の隙間に学習の時間を組み込みましょう。

 

自分に合った問題集や参考書を選ぶ

自分で計画を立てて学習するのに役立つのが、問題集や学習参考書です。

苦手を克服する学習参考書や、演習で慣れるための問題集など目的にあった補助教材を自分で選び、

やりきることで学力がアップし自信につながります。

書店に行って、中身をみながら自分に合いそうな参考書を探してみましょう。

 

やったつもりはNG!家庭学習の罠

家庭学習は始める一歩を踏み出すことが大変ですが、継続することも同じくらい大変です。

陥りがちな失敗のポイントを見て、しっかりと気を付けましょう!

 

勉強時間や学習範囲のノルマをこなすだけ

勉強時間を「2時間」と決めても、だらだらと学習するだけで学習が全然進んでおらず、学力が伸びない……。

過度に少ないノルマ・多すぎるノルマを自分に課して、勉強のサイクルをうまく作ることができない……。

こんな問題が起こりがちです。ルールに振り回されすぎることがないよう、自分にあった学習サイクルを設定し、必要に応じて改善しましょう。

 

ノートをきれいにまとめることに全力を注ぐ

授業後やテスト前にノートをきれいにまとめて、それから勉強をはじめようとしてしまっていませんか?

ノートづくりに時間を割きすぎてしまい結局内容が身につかないまま、というのは学習初心者が陥りがちな落とし穴です。

ノートをまとめるということに力を入れすぎず、理解と演習を繰り返すことでステップアップしましょう。

 

簡単すぎたり、難しすぎたりする問題を解いている

今の学力に合わない形の演習を続けても、学力の向上にはつながりません!

学習参考書には、参考書自体のレベルがあります。

また、学習参考書の各単元のなかにも、ステップアップしやすいようにレベルが設けられています。

集中して解いて、6~7割正解できる演習問題が今の自分に合ったレベルになります。

購入時はもちろん、学習をするときにも使っている問題集や学習参考書のレベルが自分に合っているか確認しながら進めましょう。

 

家庭学習の基本は予習・復習・テスト対策

ここからは、具体的にどのように家庭学習を進めていけばよいのか、その方法を確認していきましょう!

 

予習のコツ

予習をすることで、授業の理解がスムーズになり、復習がしやすくなります。

学習サイクルの起点になるので、なるべく「短時間・簡単な手順」を意識して、続けるようにしましょう。

 

教科書を読む

予習の基本は、とても簡単なことです。

次に学習する教科書のページを前日のうちか、休み時間の間に少し読むだけ!

なにを学習するか分かっているだけで、授業が頭にすっと入ってきやすくなります。

 

次の授業で何を習うか、ポイントを押さえておく

教科書を持ち帰らない場合や、プリントベースで授業を進めている場合は、

授業で学習している単元名と学習参考書の単元と見比べて、次に学習する内容にアタリをつけて説明部分を読んでみましょう。

余裕がある場合は、説明の部分に付随した穴埋め問題を解いたり、理解したことをノートにまとめたり…といった工夫をしてみてもよいかもしれません。

復習のコツ

学習で一番大切なのは、復習です。しっかりと力と時間をかけるようにしましょう。

 

習った当日に復習する

まずは、教科書や授業で配布されたプリントと学校のノートを振り返り、なるべくその日のうちに学習内容が理解できたか確認しましょう。

 

問題を解いて知識を定着させる

休日など、まとまった時間をとることができるときを中心に、学校指定の問題集や購入した学習参考書を併用してしっかりと定着させていくようにしましょう。

ミスをした問題・解くことができなかった問題は、印をつけて解説を読んだり、該当の教科書や学習参考書のページを振り返ったりするようにしましょう!

 

 

テスト対策のコツ

定期試験は学力を確認する機会であることはもちろんですが、配布された資料をしっかりと整理して、

「先生の授業」をしっかりと理解できていることもとても大切です。

 

テスト対策

まずは、学校で指定されたテスト範囲をしっかりと確認しましょう。

指定の仕方は先生によって様々なので、間違いのないように気を付けてください!

○単元名のみで指定する場合

○配布済みのプリントで指定する場合

○学校指定の問題集のページで指定する場合

○教科書のページ数で指定する場合

まずは範囲を間違えないように気を付けて、普段の積み重ねを発揮できるような対策を行いましょう。

定期テストまでのスケジュールを立てる

テストまでの日程、テストまでに確保できる勉強時間、現在の学習の到達度から逆算して、スケジュールを立てましょう。

 

教科書の範囲を復習する

教科書を中心にノートやプリントを見返して、理解不足のところがないか確認しましょう。

理解できていると感じる場合や、理解できているか分からない…。という場合は早めに演習に移り、演習の直しを通して理解を深めるようにしましょう!

 

基本問題・標準問題を中心に解く

まずは、基本問題と標準問題をしっかりと理解し、素早く正確に解くことができると得点力につながります。

時間も意識しながら、演習を積み重ねましょう。

 

苦手な問題をなくす

仕上げに、総合問題を解いてみましょう。

定期試験では単元が混ざっている状態でも制限時間内でミスなく解答できることが求められます。

問題集にある総合問題で練習することで、本番に慣れることができます。

 

予習・復習・テスト対策におすすめの問題集2選

学校の授業をもとに家庭学習のサイクルを作るのに一番おすすめなのは、学校でお使いの教科書に沿って学習できる教科書準拠の参考書です。

学習参考書の中に教科書の単元名やページ数が書かれているので、学校の授業を振り返りながら学習を進めることができます!

 

中学教科書ワーク

日々の学習から定期試験まで丁寧に進めるのにおすすめなのが、ロングセラーの教科書ワーク。

説明を読み、演習問題ではレベルに合わせて徐々にステップアップし、定期試験の模擬試験をすることもできます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

中間・期末の攻略本

定期試験直前の特効薬としておすすめです。

ノートまとめの手間を省きながら、重要事項を最低限しっかりと押さえ、基礎問題を中心に演習することができます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

レベル別おすすめの問題集3選

ニガテを克服するための易しい学習参考書、得意を極めるための良質な問題がそろった難しい問題集があります。

目的に合わせてカスタマイズしてみましょう。

 

レベル★☆☆☆☆

わからないをわかるにかえる 学年別・単元別

オールカラーで読みやすく、スムーズに演習をすることで超基礎を身につけることができます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

レベル★★★★☆

完全攻略 学年別・単元別

見やすい紙面はそのままに、しっかりとした解説と演習量で教科書の一歩先までしっかりと押さえられます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

レベル★★★★★

ハイクラス徹底問題集

良質な問題をたくさん解くことで力を付け、トップ層に食い込む力をつけることができます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

入試対策におすすめの問題集3選

1冊で広い範囲を復習することができます。復習の足掛かりに短期間で基礎的な内容を確認する学習参考書や、難易度の高い問題までしっかりと1冊のなかで確認する学習参考書もあります。

 

レベル★☆☆☆☆

わからないをわかるにかえる 高校入試シリーズ

図やイラストが豊富にあり超基礎レベルの問題を厳選して収録しているので、短期間のうちにすべての単元を網羅できます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

レベル★★☆☆☆

コーチと入試対策シリーズ

1・2年生は8日間、3年生は10日間と決まった日数で、紙面に登場するコーチと一緒に総復習できます。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

レベル★★★★☆

完全攻略 高校入試シリーズ

基礎的な問題から高校入試の過去に出た難易度の問題までステップアップできます。

しっかり総復習したい方におすすめです。

▶シリーズページはこちら

▶ご購入はこちら

 

記事一覧へ

関連記事

勉強の仕方がわからない中学生必見! 問題集を使った効果的な勉強方法

中学生は小学生と比べると学習事項も多く、授業の進むペースも早いため、学校の勉強についていけない人も多くなってきます。 学校の勉強について行けないと定期テストの点数が振るわず、高校入試の合否にかかわる内申点に影響がある場合もあるので心配ですね。 しかし、どうやって勉強すればいいか分からない、と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は問題集を使った中学生の勉強の方法を解説してみたいと思います。   もくじ 勉強の仕方がわからない理由 勉強の仕方がわからないときにすべきこと 勉強の仕方がわからないときこそ問題集をフル活用 勉強の仕方がわからないときにおすすめの問題集 勉強の仕方がわからない理由 習っていないから まず、そもそも何故勉強の仕方が分からないのでしょうか?それはズバリ、勉強の仕方を習っていないからです。中学校では学校の先生が生徒一人ひとりに勉強方法を教えてくれるということはまずありません。自分で習得する必要があります。   目標が定まっていないから 勉強の目標によって勉強方法は変わります。今、何故この勉強が必要なのか?をハッキリさせることが重要です。   自分に合った問題集を使っていないから 頑張って問題集を開いたとしても、自分のレベルや目的に合ったものでなければ、活用方法を見出すことは難しくなります。   勉強の仕方がわからないときにすべきこと 目標を立てる ではどうしたら、勉強の仕方が分かるようになるのでしょうか。まずは目標を立てることが大事です。あなたは勉強をしてどうなりたいですか?定期テストの点数をUPさせたいでしょうか?英語のリスニングテストで満点を取りたいでしょうか?数学の計算問題を速く解きたいでしょうか?まずは目標を書き出してみましょう。     学習計画を立てる 計画を立てることも重要です。中学生は学校だけでなく、部活や習い事などに通う人も多いでしょう。限られた時間の中で効率的に勉強をするにはいつ、どの勉強をどうやってやるのか、など計画を立てて行くことが大事です。   勉強を毎日の習慣にする 計画を立てる時に重要なのが、一日に多くの時間を詰め込み過ぎず、短い時間でも良いので毎日勉強するよう習慣付けることです。習慣にすることで無理のない学習計画が立てられます   教科書の内容をしっかり理解する 中学生の学習の基本はやはり教科書です。勉強の基本は全て教科書に書かれていますので、まずは教科書の内容を理解し、問題が掲載されていれば全て解いてみましょう。   苦手なところを重点的に復習する 得意な科目の場合、あまり勉強方法を意識しなくてもテストなどで点数が取れるかも知れません。しかし苦手な教科はそうも行かないものです。自分がどの教科が苦手なのかを把握して、習った学習内容の復習から取り組みましょう。   勉強の仕方がわからないときこそ問題集をフル活用 要点のまとめを読んで、知識を整理する 勉強の仕方が分からない教科こそ、問題集を活用すると良いです。問題集には問題が載っているだけでは無く、その学習事項に関する分かりやすいまとめが掲載されているため、まとめを読んで理解しながら問題を解くことが出来ます。教科書と同じ内容で学習したい場合は「中学教科書ワーク」のような教科書準拠問題集が特におススメです。   基礎的な問題を解いて知識を定着させる 勉強には全て基礎的な学習事項があります。問題集であれば単元の最初に出てくる問題です。まずはまとめを読み、基礎的な問題を解く、といったことを繰り返し行いましょう。   解答解説を読んで理解する 問題を解いたら答え合わせですが、問題集の解答で〇つけをするだけでなく、解説がある部分については必ず読みましょう。合っていたとしても、解説を読むことで学習内容の定着がより進みます。   間違えたところはもう一度解きなおす 問題集を解いて間違ったところ、解けなかったところはもう一度教科書や問題集のまとめを読み込んで解いてみましょう。間違える箇所は大体同じになる人が多いので、苦手な問題を重点的に解くことで得意に変えることが出来ます。     勉強の仕方がわからないときにおすすめの問題集 中学教科書ワーク 勉強の仕方がわからないときには、やはり教科書にぴったり合っている「中学教科書ワーク」がおススメです。中学の学習内容は教科書会社によって掲載されている順番や単元が異なるため、標準的な問題集では教科書の単元と異なる場合がありますが「中学教科書ワーク」なら勉強の仕方が分からなくても、教科書に沿った内容でまとめがあり、問題も基礎から応用へと3ステップで確実にレベルアップすることが出来ます。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   わからないをわかるにかえる 「わからないをわかるにかえる」シリーズも勉強の仕方が分からないと悩んでいる人に特におススメです。教科書で出てくるような重要語句や基礎学習事項を、フルカラーの紙面で、難しい言葉を使わず丁寧に解説している、超基礎問題集です。反復練習できる練習問題が多く掲載されているので、無理なく学習内容を進めることが出来ます。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     まとめ 中学の勉強って難しいですよね。でも教科書を活用したり自分自身にぴったり合った問題集を使って勉強の仕方をしっかり習得すれば、どんな教科でも着実に学力をUPすることが出来ます。 文理の問題集と一緒に中学校の学習内容を一歩ずつ攻略して行きましょう!  

問題集って書き込んでも大丈夫?? 中学生におすすめの問題集書き込み勉強法!自分にピッタリの問題集を見つけよう

問題集を購入したら早速家で勉強! あれ?でも問題集って直接書き込んで勉強して良いんだっけ?と迷ったことはありませんか。 そこで今回は、問題集に書き込んで使う場合の勉強方法について詳しくご紹介します。自分に合った問題集の使い方で、より効果の高い勉強方法を身につけてください。   目次 1.問題集書き込みのメリット 2.問題集書き込みの方法 3.問題集書き込みのポイント 4.問題集書き込みの注意点 5.書き込んで勉強したい、おすすめ問題集3選 6.まとめ   1.問題集書き込みのメリット 問題を書き込むことで理解が深まる 当然ながら、問題集は読んだだけでは学習効果は高まりません。問題をよく読んで解答して初めて効果を発揮します。問題を理解した上で、今まで学習した内容を整理し、答えを導きだすことでより理解を深めることになります。   どの問題を間違えたかが分かりやすい 問題を解いて採点をしたら、必ず間違えてしまった問題があるはずです。解答欄に書いた自分の解答のどこが間違っているのか、分からなくて解答できなかったのか、正解は分かっているのに記入すべき解答を取り違えてしまったのか。解答欄に記入した自分の解答と向き合うことで「現在の自分は何が理解できていないのか」を整理しましょう。   自己採点や復習がしやすい 解答した後は自己採点をしましょう。間違えたところがどこなのか、学習内容に不足が無かったかを確かめるには、問題集に書き込んでいる必要があります。一度間違えた問題は完全に理解するまで何度も解き直してみましょう。     2.問題集書き込みの方法 問題集の空白スペースに書き込む 多くの問題集には、問題の下部や横に空白が設けられています。算数や数学であれば筆算や途中式を書き込みましょう。   問題文に書き込む 国語や英語の読解問題など場合は問題文がありますので、設問を解くにあたって重要な語句に印をつけたり、和訳を書くなどしましょう。対応する語句には直線を、反対の意味の語句には波線を書くなど、書き込む際のルールを作っておくとより取り組みやすくなります。   色分けやマーカーを使って重要箇所を強調する 間違えた箇所や、特に重要な箇所にマーカー等を使って強調するのもお勧めです。問題集にはカラー印刷や太字で重要箇所か明確になっているケースもありますが、学習内容の理解度は人によって異なるため、自分がより覚えにくい語句や間違えやすいポイントを自分で明らかにすることで無駄なく学習効果を高めることが出来ます。   ▲英語の問題集への書き込み例。余白にポイントを書き込んだり、色分けしながらマーカーで重要部分にラインを引いている。   3.問題集書き込みのポイント 適切なペンの選択 えんぴつやシャープペンシルなど消したり修正できるペンを選びましょう。間違えてしまった場合にすぐ解き直すことが出来るのは大事な事です。   読みやすい字で書く 時間制限の中で問題を解くとついつい乱雑に書き込んでしまうケースがあるかも知れませんが、なるべく丁寧に読みやすい字で書きましょう。自分が何を書いたのか分かるようにことで、特に間違えてしまった場合にどこが分かっていなかったのかが判明しやすくなるからです。また問題集と解くということは、実際のテストで解答する際の予行練習でもあります。ですので、採点者にとって読みやすい字で解答を書く、という意味でも重要なポイントです。     4.問題集書き込みの注意点 問題集が共有の場合は注意が必要 特殊なケースかも知れませんが、借りてきた問題集などに書き込んでしまうと、次に使う人が解答できなくなってしまいますね。その場合は解答だけノートに記入するなど工夫してみましょう。   書き込みが多すぎると見づらくなる どんどん書き込んでいって理解することは重要ですが、あまりにも書き込み過ぎると後から見返した時にかえって分かりにくくなってしまいます。重要な箇所を見直したい場合は前述の通りマーカーを使って強調する方が良いでしょう。   繰り返し解く場合に使いにくい 問題集は何度も解き直すことでより知識が定着しますが、最初にビッシリ書き込んでしまうと、もう一度解く場合にはかえって邪魔になってしまう場合もあります。何度も解き直すことが分かっている単元や問題については解答をノートに書き写すなど工夫する必要があります。   5.書き込んで勉強したい、おすすめ問題集3選 ここからは、文理の問題集が発刊している中学生向けの問題集のうち、解答欄や書き込みスペースが充実しているおすすめの問題集を、書き込みの例を交えて紹介します。   中学教科書ワーク 授業の予習復習やテスト対策にぴったりの教科書準拠版の問題集です。 1つの単元を「確認のワーク」「定着のワーク」「実力テスト」の3つのステージで学習します。(国語に関しては、「確認のワーク」「実力テストA」「実力テストB」の3ステージ構成です。)   暗記系の教科である理科や社会の「確認のワーク」はとくに、解答欄に答えを書き込むことで、教科書の重要ポイントを整理して覚えられるつくりになっています。     ▲「中学教科書ワーク 理科」(確認のワーク)。解答欄に書き込むことで、体系的に理解できる。   ▲「中学教科書ワーク 社会」(確認のワーク)。解答欄に書き込んで用語を整理。また、一問一答は解答を記入後、隠して解きなおせる。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     中間・期末の攻略本 中間テストや期末テストなどの定期テスト対策にぴったりの問題集です。 この本の特長は、赤版と墨の2色刷で、赤シートが付属していることです。 そのため、答えを赤ペンで書き込むと、赤シートでかくして学習できます。 そうすると、何度も解きなおせますし、テスト直前にさっと答えを確認することもできますね。     ▲「中間・期末の攻略本 国語1年」。解答欄に赤字で記入して、赤シートで隠して学ぶと効率的。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     わからないをわかるにかえる 「わからないをわかるにかえる」学年別シリーズは、左ページの解説を読んで、右のページの問題を解く(国語は左右逆)という、1単元2ページの見開きで構成されています。また、テスト対策にぴったりな「まとめのテスト」のページもあります。   このうち、各単元の見開きのページは、解答欄に書き込むことで知識の整理をしたり、考え方の流れを押さえたりしやすくなっています。余白も多いので、そこに書き込むこともできます。   ▲「わからないをわかるにかえる 数学1年」。書き込み欄に書きみながら、考え方が身につく。また、余白が広いので、途中式も書き込める。   ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     6.まとめ いかがでしたか。   問題集の使い方は様々ですが、今回は書き込んで使う方法についてご紹介してみました。自分にあった使い方を探してみてください。   成績アップを目指して、より効果的に問題集使いましょう!    

中1ギャップにつまずかないために、ご家庭でできること

もうすぐ卒業・入学・進学の時期を迎えますね。とりわけ大きな変化となるのが、新中学1年生のみなさまです。 中学1年生となり、小学校との生活面や学習面での違いにつまずいてしまうことを「中1ギャップ」と呼びます。 「中1ギャップ」を軽減し、健やかな学校生活を送ってほしい……。そのように思う保護者の方々も多いのではないでしょうか。 今回は、生活面でのフォローをご紹介しながら、特に学習面でのフォロー方法についてご説明します。   目次 中1ギャップ 中学生活になじめない?  ー中1ギャップが起きる原因    ー学校生活や人間関係の変化によるギャップ    ー学習面でのギャップ   中1ギャップの子どもに対して保護者ができること  ー子どもによりそう  ー学校と連携する  ー生活習慣や学習環境を整える   学習面での中1ギャップを防ぐのに大切なこと  ー学習習慣を身につける  ー学校の授業の予習・復習を欠かさない  ー定期テスト対策をする  ー基礎をおさえて、苦手なところをつくらない   中1ギャップを防ぐ おすすめ問題集3選   ー予習・復習・テスト対策に「中学教科書ワーク」   ー定期テスト対策には「中間・期末の攻略本」   ー苦手をなくすには「わからないをわかるにかえる」 まとめ     中1ギャップ 中学生活になじめない? 中学校に入学すると、生活が大きく変化します。 変化にすぐに順応できるお子さまもいれば、戸惑ってしまい、困りごとをうまく表現できないお子さまもいます。 中1ギャップがおこる要因を探ってみましょう。 中1ギャップが起きる原因 中1ギャップがおこる要因は、大きく分けて「生活面」と「学習面」の2つに分けられます。 生活面も学習面も、お子さまの様子からうかがうことが大切です。   学校生活や人間関係の変化によるギャップ 中学校から、小学校では他校に通っていた生徒が同じ学校になることもあります。 また、地元の公立小学校を出て私立中学校に進学する場合、人間関係が大きく変化します。 そのほかにも、部活動や委員会活動など、小学校以上に本格化する学校活動での人間関係も生まれます。 中学1年生はより多くの人との関わり方を学んでいく一方、不和や衝突に悩むことが多くなる時期なのです。 学習面でのギャップ 中学校から各教科の先生に、各教科の授業を受けることになります。 小学校より難しい事項を学習し、定期試験で数字として結果が出ます。 必然的に過去の自分自身や、周囲と比べる機会が増えることが心身ともに負担となってしまうことも。   中1ギャップの子どもに対して保護者ができること お子さまが中学1年生を迎えると、思春期・反抗期の真っ只中で、関わり方が分からない……。 そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。 つい不安で、手取り足取り助けたくなってしまったり、反対に、つい強い伝え方になってしまい、溝が生まれてしまうこともあります。 お子さま自身の変化はもちろん、周囲の環境の変化にも柔軟に対応できるように、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。   子どもによりそう お子さまの変化や、お子さまが直面している学習面や生活面の変化には、保護者の方々も不安になってしまうものです。 一緒に過ごすことができる時間は、なるべくお子さんと同じ空間で過ごすようにしましょう。 無理に状況を聞き出そうとしたり、過度に家庭学習を強いる必要はありません。 お子さまの様子をそっと見守ってみましょう。お子さまからの発話を待つことでなにかきっかけが生まれるかもしれません。   学校と連携する お子さま自身の状況をお子さまからキャッチすることも大切ですが、同時にお子さまが多くの時間を過ごしている学校でも、お子さまを見守っています。 学校と連携することで、状況を把握することができます。   生活習慣や学習環境を整える お子さま自身の希望・意思を尊重して、生活面や学習面の行動を決めていくことはとても大切です。 しかし、初めて尽くしの中学1年生。 間違った方向に進みそうになった時には正さなければいけませんし、うまくいかない時はしっかりと方向性を一緒に考え直す必要があります。 正しい1つだけの方法を探して、教えようと抱え込む必要はありません。 学校生活がしっかりと健康に送れるよう、最低限のルールをお子さまと決めて、実行しましょう。 お子さまの意思を尊重しつつ、試行錯誤して生活習慣・学習環境を整えていくことが大切です。   学習面での中1ギャップを防ぐのに大切なこと 生活習慣・学習環境を整えることができたら、しっかりと成績を安定させることができるよう工夫することが大切です。 中学1年生から定期試験等を通して決まる「内申点」は、高校入試に大きく関わるので、 主要五教科をはじめしっかりと気を抜かずに日々の学習を積み重ねる必要があります。   メリハリをつけて学習習慣を整える 部活動のある日・ない日、習い事がある日・ない日、平日と休日……。 生活習慣によって、学習のリズムは異なります。まずは小さな目標に対して無理なく計画を立て、確実にこなしていきましょう。 お子さま自身が計画を立て、こなします。保護者の方は、計画や実行度をチェックします。 実行力がついてきたら、徐々に長いスパンで計画を立てます。 お子さまが主体となり、保護者の方は「自立できるようなサポート」を目指しましょう。   学校の授業の予習・復習を欠かさない 中学校では、学校の授業と、学校から出る課題が勉強の中心になります。 しっかりとこなすことができるようになったら、学校の授業の理解がより深められるよう予習・復習をはじめてみましょう。 まずは1教科から、苦手な教科から…とハードルを低くしてみます。 教科書やノートを5分~10分読んでみるだけでも、理解度は大きく変わります。授業を軸に、自分にあった学習方法を探してみましょう。   定期テスト対策をする 小学校では単元ごとに「カラーテスト」と呼ばれる大切なテストがありました。 また、漢字テストや計算テストがこまめに行われ、しっかりとついてくることができているか確認がありました。 しかし、中学校になると大切な試験は1カ月~3カ月に1度、「定期テスト」のみという学校も少なくありません。 複数単元の理解度を一度に測るテストになります。 力をしっかりと発揮できるように、各教科で「定期テスト」を意識した対策を行いましょう。   基礎をおさえて、苦手なところをつくらない 特に英語・数学・国語の3教科は、「積み上げ学習」と呼ばれ一度苦手になってしまうと挽回が難しいと言われています。 前の単元の理解度が、次の単元の理解度に響いてしまうのです。 学校の授業や予習・復習だけでは難しい、と感じた場合には早めに苦手を見つけ、克服することが大切です。   中1ギャップを防ぐ おすすめ問題集3選 予習・復習・テスト対策に「中学教科書ワーク」 教科書を使った授業の予習・復習に役立つのが「中学教科書ワーク」です。 教科書の単元配列に沿っているので、学習した教科書のページを確認しながら、問題の演習を通して基礎からステップアップすることができます。 ご購入はこちら 定期テスト対策には「中間・期末の攻略本」 短期間で集中的に定期試験対策を行うためには、「中間・期末の攻略本」がおすすめです。 基本的な事項を理解できているか短時間で確認できるうえに、演習問題を通してより回答力を磨くことができます。 教科書の単元配列に沿っているので、試験範囲を確認しながら取り組みましょう。           ご購入はこちら 苦手をなくすには「わからないをわかるにかえる」 同じ時間をかけて同じように学習していても、どうしても得意教科と苦手教科が生まれてしまいます。 『教科書レベル』は決して『簡単で十分に理解できて当然のレベル』というわけではありません。 ひとつレベルを易しくしてみましょう。 「わからないをわかるにかえる」では、コンパクトで易しい説明と、基礎レベルの問題が詰まっているので基本を理解し、苦手を克服するのにおすすめです。 ご購入はこちら まとめ 生活面でも、学習面でも大きな変化を迎える中学1年生。変化に柔軟に対応し、楽しめるようご家庭でできることを実践してみてください!

勉強動画で効率アップ!!動画学習のメリット・デメリットは?

  皆さんは動画を見て勉強することは多いですか?例えば、わからない算数の問題を解説動画を見て勉強したり、英語の文法を説明している動画を見て学校の授業の復習をしたりなど、動画で勉強することによって、より理解がしやすくなったり、効率的に勉強することができます。 今回は、勉強のモチベーションや効率を上げる勉強動画がどのような種類があるかについてや、動画で勉強するメリット・デメリットなどをご紹介していきます。 是非、自分の勉強方法に動画を取り入れてみてください! もくじ 勉強に役立つ動画とは? 動画で勉強するメリットとデメリットとは? 文理の小学教科書ワークは勉強動画つき! 各教科の「わくわく動画」のご紹介! 勉強に役立つ動画とは? 勉強動画と言っても様々な動画の種類があります。自分の学習スタイルに取り入れやすい動画を活用しましょう。 1.解説動画 わからない問題や、単元を解説する動画です。Youtubeなどの動画投稿サイトでは実際の塾の講師が各単元の説明をしていたり、難しい入試問題の解答方法などを説明してくれています。実際に問題を解いているところを見ることができるので、文字でただ問題の解説を目で追うよりも、理解がしやすくなります。問題集を解いていてどうしても解けない問題があったり、学校の授業で理解できないところがあったりしたときなど、解説動画を見て勉強するのがおすすめです。 2. 勉強方法を教える動画 そもそも勉強の仕方が分からない…、テスト対策ってどんな勉強すればいいの?なんてときもありますよね。そんな時は、勉強方法を教えてくれる動画を見て学びましょう!ノートのきれいな取り方から、学習参考書の効率的な使い方、テスト対策勉強法など様々な動画があります。ただひたすら問題解いたり、単語を何度も書いたりするだけではなく、勉強方法についてまずは学んでから勉強に取り組むと効率的に学習することができます。動画投稿サイトでは、様々な人がそれぞれの勉強法について教えてくれているので、自分に合った勉強法を探すことができます 実は文理でもShort動画などで、勉強のコツをご紹介しています。良ければご覧ください。       文理のYouTubeチャンネルページはコチラ 3.Study With Me 今流行りの「Study With Me」、皆さんご存じですか?Youtubeなどで動画を投稿している人が、ひたすら勉強をしている動画です。 その名前の通り「一緒に勉強をしよう!」という意味で、Youtuberなどが勉強している姿を見ながら、実際に自分も勉強に取り組むことができます。誰かと一緒に勉強していないと集中できない人、勉強のやる気がなかなか出せない人にオススメです!最近ではアイドルや芸能人もStudy With Meを出していたりするので、自分の好きな人を勉強できる気分になって、モチベーションを上げることもできます。   他にも、英語の発音動画や勉強に集中できる音楽を流してくれる動画などいろいろなものがあります。 動画投稿サイトで自分に合った勉強動画を探してみてください!   動画で勉強するメリットとデメリットとは? 勉強動画、どのようなものがあるかについてまずご紹介しましたが、ここからは動画学習のメリット・デメリットについてご説明してきます。   1.動画で学習するメリット ① 内容が理解しやすい 解説動画をご紹介した際に触れましたが、文字で解説を読むよりも、動画で勉強したほうが内容が理解しやすいときがあります。特に数学の立体図形の問題など、実際にホワイトボードを使いながら解説してもらった方が圧倒的に理解がしやすいです。   ② スキマ時間で手軽に学べる 電車で移動中の時、朝ごはんを食べている時、お風呂でゆっくりしている時などなど、ちょっとしたスキマ時間ありますよね。そのスキマ時間に勉強動画見るだけで簡単に学ぶことができます。ノートも鉛筆もなしに手軽に勉強することができるので、スキマ時間を有効活用することができます。   ③ 楽しく学べる そして、動画の大きなメリットは楽しく学べるということです。単調な文字よりも、動画のほうが飽きずに勉強することができます。理科の実験動画のような知的好奇心をくすぐる動画も、楽しみながら知識を身につけることができますよね。また、勉強が嫌い、つまらないといった苦手意識から脱却する、はじめの一歩にもなります。勉強がどうしてもとっつきにくいお子さんなどは動画で勉強することから始めてみるのもいいのではないでしょうか?   2.動画で学習するデメリットは? 動画学習はもちろんメリットだけではありません。気を付けなければならないデメリットもあります。 ① ついつい、関係ない動画を見てしまう 動画を見ていると、関連動画などが流れてきてしまうことはありませんか?最初は勉強の動画を見ていたのにいつの間にか、ゲームの攻略動画を見ていたり…動画投稿サイトでは、勉強動画以外の動画も投稿されているため、ついつい関係ない動画も見てしまいますよね。勉強時間がどんどん無くなってしまうので、注意が必要です。   ② 見ただけで理解した気になってしまう 解説動画を見ただけで、もうその学習を理解した気になってしまう!これが一番の問題です。動画を見ただけで、その勉強が身につく、というわけではありません。あくまでも動画は自身の勉強助ける手段の1つです。動画を見た後、自分でも問題を解いてみる、自分でも活用してみるなど、見るだけで終わらせないようにしましょう。  勉強動画で学習することは良いことばかりではありません! デメリットに注意しなければ、逆効果になってしまいます。注意して取り入れましょう!     文理の小学教科書ワークは勉強動画つき! 実は文理で3月中旬に発売した小学教科書ワーク、勉強動画が付録でついてきます! 学習に取り入れやすい動画となっていますので、是非ご活用ください。 1.小学教科書ワークとは? 小学教科書ワークとは、「教科書準拠」の教材です。一般的な問題集と違い教科書とピッタリ合っていて、目次や単元配列が同じなので、勉強がしやすく、家庭学習で確かな学力を身につけることができます。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら 2. 特別ふろく 「わくわく動画」 そして、今年の小学教科書ワークから新しい無料付録として「わくわく動画」をみることができます。「わくわく動画」は各教科重要なポイントをかわいいキャラクターが音声付きで、わかりやすく教えてくれます。ひと動画長くても約1分30秒~2分ほどなので、だらだらとせずに勉強することができます。     3.ワーク+短い動画で効果的な学習をしよう 教科書ワークで勉強してから、簡単な復習を動画で!動画で学校で習ったことをおさらいしてからワークで問題を解いてみる! など、様々な使い方ができます。ただ問題を解く、といった学習だけではなく動画を使うことによって、勉強のモチベーションがあがったり、学習がより身につきやすくなったりします。 自分にあった勉強動画の使い方を探してみてください。   各教科の「わくわく動画」のご紹介! ① 国語 漢字、言葉の使い方、辞典の使い方、熟語の構成といった国語に知識事項を学習できるマンガ動画です。 キャラクターたちと一緒にときに笑いも交えながら学習することができます。     ② 算数 つまずきやすい単元のポイントを厳選した解説動画です。キャラクターがその単元のポイントをわかりやすく説明してくれるので理解がしやすいです。また、図形などの難しい単元では、3Dアニメーションを用いてよりわかりやすく解説します。 ③ 理科 「こん虫ではない虫もいるの?」「歯にできたでんぷんはどこに行くの?」といった日常で思い浮かべる疑問や、教科書で勉強していてつまづきやすいポイントを動画で解説しています。実際の植物や虫の写真も見ることができるため、楽しくみることができます。   ④ 社会 教科書ワーク本誌で取り上げている内容・資料を中心に各単元のポイントをアニメーションでわかりやすく解説しています。実際の地図やグラフも映像で解説してくれるので、わかりやすいです!   ⑤ 英語 英語では、場面ごとの重要表現をキャラたちと一緒にリズムに乗せて発話練習することができます。各学年で重要な表現をまとめて学習することができるので、英語の基礎力を養うことができます。また、英語で会話するということが重視される小学校の授業での練習代わりにもなります。     まとめ 今回は、勉強動画の種類やメリット・デメリットについてご紹介いたしました。動画を用いた学習は良いことずくめですが、その一方でデメリットを注意しなければ、意味のない学習にもなってしまいます。 勉強動画を正しく活用して楽しく効率的に勉強しましょう!

中学生1年生 数学の問題集の選び方

算数は小学校で終わり、中学校1年生から始まる「数学」は高校受験に必要な重要科目ですね。 しかし算数よりも難易度が高いことでちょっと苦手、定期テストで良い点数を取りたいけれど、どのような対策をして良いかわからない、なんて人も多いのでは多いのではないでしょうか? 今回は中1数学の問題集の選び方についてまとめました。 この春中学1年生になった方には特に知って頂きたいので、是非最後までお読みください!     目次 1.中学1年生におすすめの数学問題集の選び方 ・適切な難易度を選ぶ ・問題の体裁やレイアウトに注目する ・解答解説の充実度を確認する ・口コミをチェックする   2.中1 数学問題集の種類・特徴とおすすめの問題集 ・教科書準拠問題集なら、「中学教科書ワーク 数学1年」 ・基礎問題集なら、「わからないをわかるにかえる 中1数学」 ・標準レベルの問題集なら、「完全攻略 中1数学」 ・ハイレベル問題集なら、「ハイクラス徹底問題集 中1数学」   3.まとめ       1.中学1年生のおすすめの数学問題集の選び方 中1数学の問題集といっても色々な問題集が出版されています。 ここでは目的別の選び方や選ぶ時のポイントを紹介します。     適切な難易度を選ぶ 例えば中1の数学で最初に習うことの多い「正負の数」ですと、小学生の算数では習わなかった0より小さい数である「負の数」が登場します。 マイナスの数という考え方は抽象的で分かりにくいため、中1なってから最初に苦手意識を持つ人が多い学習内容かと思います。 ですので、まずは購入する前に問題集の「正負の数」のような数学の基本となる単元を試し読みして、自分でしっかり理解できるかどうかを確認しましょう。 ちょっと苦手意識のある人は解説のページが充実していて問題数が厳選されている易しめの問題集を、最初から問題を解いて力を付けたい人は実戦的なハイレベル問題集を選ぶのも良いでしょう。     問題の体裁やレイアウトに注目する 一口に問題集といっても紙面の体裁やレイアウトはそれぞれ異なります。 学習する前にその単元がわかりやすく解説されているもの、まとめ部分の空欄を埋めて問題に慣れてから練習問題に取り組むもの、最初から入試問題などをどんどん解いていくものなど様々です。 また文字の大きさやフルカラーかどうかなども、学習のしやすさに関係してきます。 漫画形式やキャラクターなどが丁寧に解説してくれるタイプの問題集もありますので、好みに合わせて選んでください。       解答解説の充実度を確認する 問題集は問題を解くページだけでなく、解答解説のページが非常に重要です。 例えば中1で初めて出てくる方程式では、算数には出てこなかった記号が出てきて、混乱する人も多いのではないでしょうか。 問題を解く際にどうやってその答えに辿り着いたのか、といった答え合わせの際に重要になってきますので、途中式が載っており詳しい解説がついていると良いでしょう。     口コミをチェックする 最近はネット書店でも多くの参考書が販売しています。 書店では実際の紙面が見られることが大きなメリットとなりますが、一方でネット書店であれば実際にその参考書を購入した人の使用感などがわかることが多いです。 中学1年生となると自分で問題集を選ぶ、という人も増えてくると思いますので一度はチェックしたいですね。 もちろん、口コミに書いてあることが全て正しいとは限りませんので、実際に購入する際は必ず自分で紙面を確認しましょう。       2.中1 数学問題集の種類・特徴とおすすめの問題集 それでは次に中1数学問題集の種類と特徴、おすすめの問題集を見ていきましょう。   教科書準拠問題集なら、「中学教科書ワーク 数学1年」 教科書準拠問題集は教科書の内容、順番に沿って作ってあるので、学校の授業に合わせて使うことができます。 実は教科書は学校や地域によって使用している教科書が異なるため、中1といっても全国の中学校で同じように授業が進むわけではありません。 しかし教科書準拠問題集であれば、通っている学校で使っている教科に合わせて予習復習できるため、無理なく確実に学習できます。 中学といえば「定期テスト」が重要になってきますが、定期テストも教科書範囲から出題されることが多いため、テスト対策としても有効です。   教科書準拠でおすすめの問題集は何といっても定番の「中学教科書ワーク 数学1年」です。 教科書ワークはお使いの教科書と全く同じ単元配列、単元名称なので、中1数学の予習・復習がとてもやりやすいことが最大のメリットです。 フルカラーの紙面で見やすく、また基礎から応用と段階を追って構成されているので無理なく学習が進むのも使いやすいポイント。 もちろん中学の内申点にも大きく影響する「定期テスト」の対策問題やホームページテスト、スマホアプリ「どこでもワーク」など学習をサポートする付録も充実しています。 なお、購入の際はお使いの教科書会社を必ず確認するようにしてください。       ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       基礎問題集なら、「わからないをわかるにかえる 中1数学」 少し数学が苦手、といった人やまずはしっかり基礎力を鍛えたい、という人におすすめなのは、基礎問題集です。 まとめページの丁寧な解説や、カラフルで見やすい紙面が特徴です。 問題数も厳選されており難しい応用問題は少ない傾向にあるので、中1で良くあるつまずきが起きないように工夫して作られています。   おすすめは「わからないをわかるにかえる 中1数学」です。   ①左ページの解説を読み ②右ページの問題を解き ③まとめのテストでテスト対策   という紙面構成で、解説のページは大事なところが一目でわかるように文字とイラストでわかりやすく書かれています。 つまずきやすいポイントにはヒントが掲載されているなど、ちょっと苦手な人でも解きやすい作りになっています。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     標準レベルの問題集なら「完全攻略 中1数学」 教科書レベルの問題をもっと演習したい、教科書よりもう少しだけ難しい問題にも挑戦したいという人におすすめなのが標準レベルの問題集です。 「完全攻略 中1数学」は定期テストと対策と高校入試の基礎固めに最適の1冊です。 例題で解き方を学んだあと、「基本問題」「標準問題」「実戦問題」と段階別の構成で無理なくステップアップできます。 「定期テスト対策問題」や「章末仕上げ問題」もあります。 解答・解説は、問題の解き方、考え方、注意点などを詳しく丁寧に解説しています。       ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     ハイレベル問題集なら、「ハイクラス徹底問題集 中1数学」 教科書のレベルでは物足りない、早めに実戦的な応用問題に取り組みたい、という人はハイレベル系の問題集にチャレンジするのがいいでしょう。 近年、高校入試の問題も資料の読み解き問題や記述式の解答が増えているといわれており、多くの応用問題に早めに取り組んでおくことで高校入試や、それ以降の学習のアドバンテージを作ることも大事です。 そこで是非手に取って頂きたいのが「ハイクラス徹底問題集 中1数学」」です。   レベル1「徹底確認」:公立高校の入試を中心に標準レベルの問題 レベル2「実力完成」:公立・私立のややレベルの高い問題 レベル3「難関攻略」:私立・国立の難関校を含むかなりレベルの高い問題   というように、段階的に力を付けることができる紙面構成になっています。 解答解説も非常に詳細に掲載されているため、難問対策もバッチリ理解。 ちょっと他の問題集では物足りない、中1では成績トップを狙いたい、そんな人におすすめの問題集です。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     3.まとめ いかがでしたでしょうか。 中学1年生の数学はつまずきやすい科目ではありますが、高校入試においては必須科目の一つです。 将来に向けた志望校合格のためにも、苦手にしたくない・または早めに苦手を克服したい教科ですね。 しっかりと学習のアドバンテージを作っておくことは、充実した中学校生活を送るためにも大事になってきます。 さらに、中学数学は高校数学の基礎となります! もっと難しい高校数学に対応するためにも、中1の数学から着実に理解して学習を進めましょう。  

やる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか

ゴールデンウィーク! みなさまいかがお過ごしですか。   4月は入学や進級・入社など、環境が変わる時期。 新しい環境の中では、気づかぬうちに心身に疲労がたまっているものです。 ゴールデンウィークは、ぜひゆっくりと体を休めてください。       と、言いたいところですが……           という方も多いのではないでしょうか。     休み期間中からテスト対策を始めないといけないとなると、 これはなかなかハードルが高いですよね。   定期テスト対策の具体的な方法については他の記事にゆずりまして、 「今日はやる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか」 をいくつかご紹介します。   定期テスト対策記事についてはこちらから▼         場所からパワーをもらってみよう 「その場の空気」って結構侮れません。 自宅以外の場所に行ってみると、やる気が出ることがあります。   おすすめスポットを2か所紹介します。   1)学習参考書売り場 文理の学習参考書を買ってほしいから、というわけではないのですが… 勉強の本がたくさん並んでいるので、眺めているだけでなんとなくやる気が出る場所です。 実際、学習参考書を選ぶ時には「質感や見た目を気に入るかどうか」もポイントなので、 定期テスト対策の問題集が欲しいな、と思っている人にはおすすめです。   文房具売り場が併設されていることも多いので、新しいノートやシャーペンを買ったりして、 家に帰ってさっそく開いてみましょう。       2)図書館 周りが勉強していますし、本が周りにたくさんあります。 図書館の独特の静けさは、やる気はぐんとあげてくれるでしょう。   ただし、寝不足の状態だと眠くなる可能性が高いので注意です。 時間にゆとりがあれば、国語の教科書でテストの範囲になっている物語を探してみても楽しいかもしれません。         だれかに宣言してみよう 自分で自分を律せられれば一番ですが、なかなか難しいので… そういうときは、他人の力を借りて「退路を失くす」のも手です。   友だち・兄弟・親・SNSのフォロワーなど… 自分ではない誰かに「今日これをやる!」と宣言してみてください。     自分だけで念じているよりも「やらなくちゃ」という気持ちになります。 また、宣言通りにできたことを報告して反応がもらえると、うれしい気持ちにもなります。       やることは細かく区切ろう 長距離を走っていて辛いとき、 「あの電柱まではがんばろう」 「あの曲がり角までは歩かない」 を続けていって乗り越えた経験はありませんか?   遠すぎるゴールは、やる気を失わせる大きな要因になります。 なるべく細かく区切って、手が届く範囲の目標をたくさんつないでいくのがおすすめです。   つまり、 「3日間で24ページやる!」 →「1日間で8ページやる!」 →「1時間で2ページやる!」 →「30分で1ページやる!」 こんな感じです。   勉強時間についても同じです。 「今日は3時間勉強しよう!」と思っても集中力はつづかず、 ・机に向かっているものの半分くらいぼーっとしていた ・スマホを持ってしまって時間が溶けた となることが予想されます。   時間を区切って休憩も入れ、 「50分がんばり、10分休憩する」を3回繰り返す方が、 断然おすすめです。 (50分のところは20分でも30分でもOK)     「あと3時間スマホ我慢する」は無理でも、 「あと50分だけスマホ我慢する」はできそうな気がしませんか?   勉強始めなきゃいけないけどやる気が…と思った時も、 「まず30分だけやろう!」と短く区切った時間で始めてみましょう。           頑張った事実を可視化してみよう 勉強をしたら、その時間を記録しましょう! 記録する行為自体が達成感につながります。 また、あとから頑張った時間を見るのもとても気持ちがいいです。   やり方はいくつかありますが、例を挙げると…   1)やった時間分だけマスを塗りつぶす とてもシンプルな方法です。 方眼ノートなどを用意して、1時間やったら1マス分、と塗りつぶしていきます。 教科ごとに色を分けておくと、あとから見たときにバランスが偏っていないかが わかりやすいです。 頑張れば頑張っただけ色が塗られていきます。 お店のスタンプカードのように、「ここまで塗れたらご褒美」など決めるのも楽しいですね。         2)やることリストを作り、終わったらチェックをつけていく 予定も同時に立てられるのが良いやり方です。 今日やりたいことをばーっと羅列して、 終わったらその項目にチェックをつけたり、塗りつぶしたりします。 思いついたタイミングでリストに書き入れていくことで、 やりたかったことの漏れも防ぐことができます。 いわゆる「To Do リスト」ですね   普通のノートやメモにただ書いていくのでも十分ですが、 かわいい商品もたくさん出ているので、気分が上がるものを探してもいいかもしれません。           3)学習記録アプリを活用する いまどきは、便利なアプリがたくさんあります。 タイマーを使うだけで自動的に記録がたまり、グラフで確認できたり 学習記録とToDo管理が同時にできたり・・・ スマホを使ってよい環境であれば、こういうアプリを使うのも手です。   少し宣伝になりますが、文理でも学習記録アプリ「まなサポ」というのを出しています。   簡単にいうと、 ①本を登録 ②その本の学習時間を記録 ③全体の学習時間がグラフで見られる というシンプルなアプリですが、   ★書籍以外にも「習い事」「読書」など自由な内容で記録できる ★メールアドレスの登録不要・広告も無し・全機能無料で安心 というお手軽アプリなので、よかったら試してみてください。   「この期間にこの本を〇時間やる」 「テストで80点取る」 といった目標を立てられる機能もあります。  ↓ ▲夢はでっかく     まなサポについてくわしくはこちら         一度始めれば続けやすくなる 今日お伝えした手段や、その他自分なりの手段を駆使して、 とにかく一度、1日だけでも何か決めたことを実行してみてください。 1日がんばると、自分をちょっと見直します。 がんばれたときは当然、がんばれなかった日より気分もよくなりますから、 「明日もがんばってみようかな」とも思えるようになります。 そうすると、次の日も、その次の日も続けられる・・・というわけです。     一度始めれば転がっていく・・・ つまり、「始められるかどうか」がとっても重要です。 まずは今日!30分だけ机に向かう!でもOKです! このブログを読み終わったらやってみましょう!!!   どの教科をやるかはこのあみだくじで決めてください。         決まりましたか? 最後に一言二言だけ続くので、終わったらその教科をやりましょう!           やる気を出すって難しいもの あなたの周りには、「集中力があってすごいな」「がんばれてすごいな」と感じる人がいるかもしれません。 「それに比べて自分は…」とも思ってしまうかも。   でも、やる気を出すこと・がんばることって結構大変なものです。 できなかった、と後悔することはだれにでもよくあることですし、 自分に満足できずに後悔するって決して悪いことではありません。   気にしすぎず、「明日はやり方を変えてみよう」と切り替えてみてください。 (要領がよく見える人も、知らないところでたくさん苦労しているかもしれません。)         連休を楽しみつつ、がんばりましょう! とはいえ、お休みはお休み。 休み明けを元気な気持ちで過ごせるように、がんばる時間と休む時間と、うまくメリハリをつけて過ごしてください! この3日間だけでも、「何時から何時までは勉強、その後は自由時間」と、自分なりのスケジュールを決めてみるのもいいですよ。           ◆◇今回の執筆者◆◇  イニシャル:M.I.  所属:営業部門  年齢:20代  今回のひとこと: 言うは易し行うは難し・・・と思いながら書きました