2024/05/03

やる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか

ゴールデンウィーク!

みなさまいかがお過ごしですか。

 

4月は入学や進級・入社など、環境が変わる時期。

新しい環境の中では、気づかぬうちに心身に疲労がたまっているものです。

ゴールデンウィークは、ぜひゆっくりと体を休めてください。

 

 

 

と、言いたいところですが……

 

 

 

GW明け、定期テストあります・・・

 

 

という方も多いのではないでしょうか。

 

 

休み期間中からテスト対策を始めないといけないとなると、

これはなかなかハードルが高いですよね。

 

定期テスト対策の具体的な方法については他の記事にゆずりまして、

今日はやる気が出ないときに、どうやって勉強のモチベーションを上げるか

をいくつかご紹介します。

 

定期テスト対策記事についてはこちらから▼

 

 

 

 

場所からパワーをもらってみよう

「その場の空気」って結構侮れません。

自宅以外の場所に行ってみると、やる気が出ることがあります。

 

おすすめスポットを2か所紹介します。

 

1)学習参考書売り場

文理の学習参考書を買ってほしいから、というわけではないのですが…

勉強の本がたくさん並んでいるので、眺めているだけでなんとなくやる気が出る場所です。

実際、学習参考書を選ぶ時には「質感や見た目を気に入るかどうか」もポイントなので、

定期テスト対策の問題集が欲しいな、と思っている人にはおすすめです。

 

文房具売り場が併設されていることも多いので、新しいノートやシャーペンを買ったりして、

家に帰ってさっそく開いてみましょう。

 

 

 

2)図書館

周りが勉強していますし、本が周りにたくさんあります。

図書館の独特の静けさは、やる気はぐんとあげてくれるでしょう。

 

ただし、寝不足の状態だと眠くなる可能性が高いので注意です。

時間にゆとりがあれば、国語の教科書でテストの範囲になっている物語を探してみても楽しいかもしれません。

 

 

 

 

だれかに宣言してみよう

自分で自分を律せられれば一番ですが、なかなか難しいので…

そういうときは、他人の力を借りて「退路を失くす」のも手です。

 

友だち・兄弟・親・SNSのフォロワーなど…

自分ではない誰かに「今日これをやる!」と宣言してみてください。

 

 

自分だけで念じているよりも「やらなくちゃ」という気持ちになります。

また、宣言通りにできたことを報告して反応がもらえると、うれしい気持ちにもなります。

 

 

 

やることは細かく区切ろう

長距離を走っていて辛いとき、

「あの電柱まではがんばろう」

「あの曲がり角までは歩かない」

を続けていって乗り越えた経験はありませんか?

 

遠すぎるゴールは、やる気を失わせる大きな要因になります。

なるべく細かく区切って、手が届く範囲の目標をたくさんつないでいくのがおすすめです。

 

つまり、

「3日間で24ページやる!」

→「1日間で8ページやる!」

→「1時間で2ページやる!」

→「30分で1ページやる!」

こんな感じです。

 

勉強時間についても同じです。

「今日は3時間勉強しよう!」と思っても集中力はつづかず、

・机に向かっているものの半分くらいぼーっとしていた

・スマホを持ってしまって時間が溶けた

となることが予想されます。

 

時間を区切って休憩も入れ、

「50分がんばり、10分休憩する」を3回繰り返す方が、

断然おすすめです。

(50分のところは20分でも30分でもOK)

 

 

「あと3時間スマホ我慢する」は無理でも、

「あと50分だけスマホ我慢する」はできそうな気がしませんか?

 

勉強始めなきゃいけないけどやる気が…と思った時も、

「まず30分だけやろう!」と短く区切った時間で始めてみましょう。

 

 

 

 

 

頑張った事実を可視化してみよう

勉強をしたら、その時間を記録しましょう!

記録する行為自体が達成感につながります。

また、あとから頑張った時間を見るのもとても気持ちがいいです。

 

やり方はいくつかありますが、例を挙げると…

 

1)やった時間分だけマスを塗りつぶす

とてもシンプルな方法です。

方眼ノートなどを用意して、1時間やったら1マス分、と塗りつぶしていきます。

教科ごとに色を分けておくと、あとから見たときにバランスが偏っていないかが

わかりやすいです。

頑張れば頑張っただけ色が塗られていきます。

お店のスタンプカードのように、「ここまで塗れたらご褒美」など決めるのも楽しいですね。

 

 

 

 

2)やることリストを作り、終わったらチェックをつけていく

予定も同時に立てられるのが良いやり方です。

今日やりたいことをばーっと羅列して、

終わったらその項目にチェックをつけたり、塗りつぶしたりします。

思いついたタイミングでリストに書き入れていくことで、

やりたかったことの漏れも防ぐことができます。

いわゆる「To Do リスト」ですね

 

普通のノートやメモにただ書いていくのでも十分ですが、

かわいい商品もたくさん出ているので、気分が上がるものを探してもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

3)学習記録アプリを活用する

いまどきは、便利なアプリがたくさんあります。

タイマーを使うだけで自動的に記録がたまり、グラフで確認できたり

学習記録とToDo管理が同時にできたり・・・

スマホを使ってよい環境であれば、こういうアプリを使うのも手です。

 

少し宣伝になりますが、文理でも学習記録アプリ「まなサポ」というのを出しています。

 

簡単にいうと、

①本を登録

②その本の学習時間を記録

③全体の学習時間がグラフで見られる

というシンプルなアプリですが、

 

★書籍以外にも「習い事」「読書」など自由な内容で記録できる

★メールアドレスの登録不要・広告も無し・全機能無料で安心

というお手軽アプリなので、よかったら試してみてください。

 

「この期間にこの本を〇時間やる」

「テストで80点取る」

といった目標を立てられる機能もあります。

 ↓

▲夢はでっかく

 

 

まなサポについてくわしくはこちら

 

 

 

 

一度始めれば続けやすくなる

今日お伝えした手段や、その他自分なりの手段を駆使して、

とにかく一度、1日だけでも何か決めたことを実行してみてください。

1日がんばると、自分をちょっと見直します。

がんばれたときは当然、がんばれなかった日より気分もよくなりますから、

「明日もがんばってみようかな」とも思えるようになります。

そうすると、次の日も、その次の日も続けられる・・・というわけです。

 

 

一度始めれば転がっていく・・・

つまり、「始められるかどうか」がとっても重要です。

まずは今日!30分だけ机に向かう!でもOKです!

このブログを読み終わったらやってみましょう!!!

 

どの教科をやるかはこのあみだくじで決めてください。

 

 

 

 

決まりましたか?

最後に一言二言だけ続くので、終わったらその教科をやりましょう!

 

 

 

 

 

やる気を出すって難しいもの

あなたの周りには、「集中力があってすごいな」「がんばれてすごいな」と感じる人がいるかもしれません。

「それに比べて自分は…」とも思ってしまうかも。

 

でも、やる気を出すこと・がんばることって結構大変なものです。

できなかった、と後悔することはだれにでもよくあることですし、

自分に満足できずに後悔するって決して悪いことではありません。

 

気にしすぎず、「明日はやり方を変えてみよう」と切り替えてみてください。

(要領がよく見える人も、知らないところでたくさん苦労しているかもしれません。)

 

 

 

 

連休を楽しみつつ、がんばりましょう!

とはいえ、お休みはお休み。

休み明けを元気な気持ちで過ごせるように、がんばる時間と休む時間と、うまくメリハリをつけて過ごしてください!

この3日間だけでも、「何時から何時までは勉強、その後は自由時間」と、自分なりのスケジュールを決めてみるのもいいですよ。

 

 

 

 

 

◆◇今回の執筆者◆◇

 イニシャル:M.I.

 所属:営業部門

 年齢:20代

 今回のひとこと:

言うは易し行うは難し・・・と思いながら書きました

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