日頃の意識で集中力UP! 正しい姿勢を保つコツとは
勉強を頑張っているとき、ついつい姿勢が悪くなってしまっていませんか?
姿勢が悪い状態だと、目・首・肩などが疲れやすくなり、集中力が切れる原因となります。
また、普段から肩こりに悩まされるのもつらいものですよね。
正しい姿勢を身につけて、効率よく元気に勉強できる身体を手に入れましょう!
正しい姿勢ってどういう状態?
頭の位置
自分の姿勢をチェックするために、まずは頭の位置を確認してみましょう。
壁に背を向けてかかとを壁につけ、リラックスして立ってみてください。
頭は壁につくでしょうか?
頭が壁につかず、前へ出ている場合、普段から背中が丸くなっている可能性があります。
試しに頭を壁へつけてみてください。
すごく頭が後ろにあるような感じがするかもしれませんが、そのくらいがまっすぐの姿勢です。
肩の向き
両手をだらんと下げ、リラックスして立ち、肘を少し曲げてみてください。
肘はどこを向きますか?
肩がしっかり開いていた場合、肘は後ろの方へ動きます。
肘が外向きに動いた人は、肩が内側に巻いているかもしれません。
肩を何度か大きく回して、肘が後ろを向く状態が作れたら、そこが良い肩の状態です。
いい姿勢を保つためには
先ほどの頭の位置・肩の向きを意識すると、結構きつい体勢に感じるのではないでしょうか。
いい姿勢を保つには、それなりに筋力も必要になるため、コツを知っただけですぐに手に入れることはできません。
普段から少しずつ、良い姿勢を意識をして過ごすことで改善していきましょう!
勉強中、正しい姿勢を保つ助けとなるポイントをいくつかご紹介します。
机とイスを使おう
寝っ転がって勉強すると、本との距離が近くなりがちになったり、明るさが不十分だったりして目が疲れてしまいます。
また、うつぶせの姿勢は腰と首を無理に曲げている状態のため、負担が大きいです。
床にパソコンを置いて作業するのも、あまりよくはないですね。
イスに正しく座ることで、からだへの負担を減らすことができます。
イスへの座り方
いすにはふかく腰かけましょう。
浅いと骨盤がうしろに倒れます。
すると、バランスをとるため、頭が前に出ます。
その結果、背中が丸まり、首も縮まってしまうのです。
骨盤をしっかり立てて、その上に背骨と頭が自然に乗るように意識しましょう。
クッションやぬいぐるみを使うのも手です。
イスに深く座っても骨盤を立てるのが難しい場合は、と腰の間にクッションをはさむといいかもしれません。
※逆に、腰がそってしまわないように、クッションの大きさとはさむ位置に気を付けましょう。
また、ぬいぐるみをかかえることで、体が前にたおれてしまうのを予防できます。
イスの高さ
頭の位置を自然にするためには、イスと机の高さを適切にすることも大切です。
下を向きすぎる姿勢は、頭の重さを首の筋肉だけで支えることになり、首に大きな負担がかかります。
イスの高さを変えたり、机に台を置いて手元の位置を高くしたりして、下を向き過ぎなくても無理なく勉強できるように調整しましょう。
たまにきゅうけいする
どんな姿勢であれ、長時間同じ姿勢のままでいると筋肉が固まってしまいます。
たまにいすから立ち上がり、腕や首を回したり、伸びをしたりして体をほぐしましょう。
「姿勢よく勉強すると逆に集中できない…」という人も、
まずはここ、こまめに体を動かすことから始めてみてください。
正しい姿勢はコツコツつくる!
先程も書いた通り、普段の姿勢を矯正することは一朝一夕でできることではありません。
思い立った時から改善することが大切です!
この記事を読んだ今日からスタート!
集中力まんたんで、新学期を迎えましょう!