2023/02/07

日頃の意識で集中力UP! 正しい姿勢を保つコツとは

勉強を頑張っているとき、ついつい姿勢が悪くなってしまっていませんか?

姿勢が悪い状態だと、目・首・肩などが疲れやすくなり、集中力が切れる原因となります。

また、普段から肩こりに悩まされるのもつらいものですよね。

 

正しい姿勢を身につけて、効率よく元気に勉強できる身体を手に入れましょう!

 

 

正しい姿勢ってどういう状態?

頭の位置

自分の姿勢をチェックするために、まずは頭の位置を確認してみましょう。

壁に背を向けてかかとを壁につけ、リラックスして立ってみてください。

頭は壁につくでしょうか?

 

頭が壁につかず、前へ出ている場合、普段から背中が丸くなっている可能性があります。

試しに頭を壁へつけてみてください。

すごく頭が後ろにあるような感じがするかもしれませんが、そのくらいがまっすぐの姿勢です。

 

肩の向き

両手をだらんと下げ、リラックスして立ち、肘を少し曲げてみてください。

肘はどこを向きますか?

肩がしっかり開いていた場合、肘は後ろの方へ動きます。

肘が外向きに動いた人は、肩が内側に巻いているかもしれません。

肩を何度か大きく回して、肘が後ろを向く状態が作れたら、そこが良い肩の状態です。

 

 

いい姿勢を保つためには

先ほどの頭の位置・肩の向きを意識すると、結構きつい体勢に感じるのではないでしょうか。

いい姿勢を保つには、それなりに筋力も必要になるため、コツを知っただけですぐに手に入れることはできません。

普段から少しずつ、良い姿勢を意識をして過ごすことで改善していきましょう!

 

勉強中、正しい姿勢を保つ助けとなるポイントをいくつかご紹介します。

 

机とイスを使おう

寝っ転がって勉強すると、本との距離が近くなりがちになったり、明るさが不十分だったりして目が疲れてしまいます。

また、うつぶせの姿勢は腰と首を無理に曲げている状態のため、負担が大きいです。

 

床にパソコンを置いて作業するのも、あまりよくはないですね。

 

イスに正しく座ることで、からだへの負担を減らすことができます。

 

 

イスへの座り方

いすにはふかく腰かけましょう。

浅いと骨盤がうしろに倒れます。

すると、バランスをとるため、頭が前に出ます。

その結果、背中が丸まり、首も縮まってしまうのです。

骨盤をしっかり立てて、その上に背骨と頭が自然に乗るように意識しましょう。

 

クッションやぬいぐるみを使うのも手です。

イスに深く座っても骨盤を立てるのが難しい場合は、と腰の間にクッションをはさむといいかもしれません。

※逆に、腰がそってしまわないように、クッションの大きさとはさむ位置に気を付けましょう。

また、ぬいぐるみをかかえることで、体が前にたおれてしまうのを予防できます。

 

いすの高さ

頭の位置を自然にするためには、イスと机の高さを適切にすることも大切です。

下を向きすぎる姿勢は、頭の重さを首の筋肉だけで支えることになり、首に大きな負担がかかります。

いすの高さを変えたり、机に台を置いて手元の位置を高くしたりして、下を向き過ぎなくても無理なく勉強できるように調整しましょう。

 

 

 

たまにきゅうけいする

どんな姿勢であれ、長時間同じ姿勢のままでいると筋肉が固まってしまいます。

たまにいすから立ち上がり、腕や首を回したり、伸びをしたりして体をほぐしましょう。


「姿勢よく勉強すると逆に集中できない…」という人も、

まずはここ、こまめに体を動かすことから始めてみてください。

 

正しい姿勢はコツコツつくる!

先程も書いた通り、普段の姿勢を矯正することは一朝一夕でできることではありません。

思い立った時から改善することが大切です!

 

この記事を読んだ今日からスタート!
集中力まんたんで、新学期を迎えましょう!


記事一覧へ

関連記事

環境を整えて集中力UP! リビング学習で成果を上げるには?

小学生の保護者のみなさま、お子さまはお家のどこで勉強していますか? リビングですか? それとも子ども部屋でしょうか?   「家で学習するときの場所」小学生白書2021(学研教育総合研究所)の調査では 小学生の7割以上が、リビングで学習しているそうです。   テレビや雑誌、Webメディアなどでは「リビング学習で学力が上がる」という特集が組まれることがあります。   しかし、勉強場所をリビングにすれば、それだけで成績が上がるわけではありません。 リビングの環境が学習に適していなければ、逆に勉強に集中できない…なんてことも。   そこで、今回はリビング学習を快適にするための、いくつかのアイディアをお伝えします。     なんでリビング学習がいいの? ところで、どうしてリビングが学習によいといわれるのでしょうか?   リビング学習のメリットのひとつは、安心感です。 小学生、とくに低学年のうちは、家族がそばにいたほうが、 安心して学習に取り組むことができます。   また、わからないときに、すぐに家族に質問できることもメリットひとつです。 家族にほめられることで、学習意欲が高まることもあります。 リビングでは、家族とのコミュニケーションが自然と生まれます。 それが子どもの学習を後押しし、学力の向上につながることがあります。     リビング学習の落とし穴 しかし、リビングに家族がいることは、ときに学習の妨げにもなります。 家族の会話や、テレビの音が聞こえるような状態では、勉強に集中することは困難です。   また、そもそもリビングの構造が、学習に適していないお宅の場合もあります。 照明が暗い、換気や空調が悪い、机といすの高さがあっていないという場合は、 子どもの健康に悪影響を与えてしまう危険性があるので、よくありません。   近くに収納がない場合も、学習後の片付けが面倒になり、リビングが散らかってきてしまう原因になります。 散らかった部屋では、子どもは気が散ってしまうので、なかなか勉強に集中できません。       リビングの環境を整えよう! リビング学習で成果をあげるには、まずリビングの環境を整えることが大切です。 その際、以下の点に気を配るとよいでしょう。   1.照明 暗い部屋で勉強すると、子どもの視力が下がってしまいます。 部屋全体が明るく照らされるのが望ましいですが、 リビングの照明が暗い場合は、デスクライトで机を明るく照らしましょう。     2.換気・空調 部屋の二酸化炭素の濃度が上がってくると、集中力が切れてしまいます。 また、リビングダイニングの場合は、 食べ物のにおいがこもることがあるので、ときどき、換気をしましょう。 温度・湿度も集中力に大きく影響するので、快適に保ちましょう。     3.机といす 机といすの高さが合わないと、姿勢が悪くなります。 また、足が床につかず、ぶらぶらした状態では、姿勢が安定しません。 ダイニングテーブルで学習する場合は、座面の高さを変えられるいすや、足置きがついているいすを利用しましょう。       4.収納 勉強道具をしまう収納場所をリビング内に設けましょう。 また、事典、辞書、地図、地球儀などは、子どもが疑問を持ったときに、 すぐに手に取れる位置に置いておくと、自然と主体的に学ぶ姿勢が身につくのでおすすめです。     5.時計 リビングの良く見えるところに、時計があるとよいです。 たとえば、「10分でこの問題を解いてみよう」と約束して、 子どもが課題に取り組んでいる間に、保護者は家事をするという場面がありますよね。   そんなとき、目につくところに時計があるとコミュニケーションがスムーズにいきます。 時計は、デジタル時計よりアナログ時計のほうが、視覚的に時間をとらえられるのでおすすめです。 また、低学年のお子さまには、アナログ時計を見ること自体が、算数の勉強になります。     6.家族の協力 子どもがリビングで学習に集中できるようにするには、家族の協力が不可欠です。 子どもの勉強中はテレビをつけない、大きな声で話さないなど、家族でルールを決めておきましょう。       まとめ 今回は、リビング学習の環境を整えるアイディアを紹介しました。 ただ、リビング学習がお子さまの学習にとって良いかどうかは、 お宅の住宅環境にもよりますし、お子さま自身の性格にもよります。   リビングよりも子ども部屋のほうが、環境が整っているお宅もあるでしょう。 また、誰かがそばにいるよりも、一人のほうが集中できるし、自発的に学習に取り組める子どももいます。   一番大切なのはどこで勉強するかではなく、そこでどれだけ集中できるかです。 お子さまの学力を向上させるためにも、まずは集中できる学習環境を整えましょう。    

青色で集中力UP! 色の効果と勉強での活用法

今日は色についてのお話を…… 色は、人間の心に色々な影響を与えます。 色が持つ効果を知っていると、 勉強するときにも、使えるかもしれません。   さて! 文理では、教科ごとに大体のイメージカラーがあります!   国語=赤 算数・数学=青 理科=緑 社会=オレンジ 英語=紫   これらの色について、色のもつ効果を見ていきましょう!     国語 赤   赤は情熱の色! やる気を高めてくれます。 KOKUYOMAGAZINEの記事でも、「国語は赤・ピンク系」という回答が多くなっていますが、 これは5教科を並べるときに、一番初めに来ることが多いからなのでしょうか?     勉強するときには…… 【乱用に注意!】 赤は精神を興奮させ、集中を妨げる可能性もあります。 ただでさえ丸付けでも使う色。 ノートまとめでも赤を使いすぎてしまうと、集中しづらい紙面になってしまいます。 間違えやすいポイントなど、ここぞ!というときに使うのがおすすめです。               算数・数学 青 青は、冷静な気持ちになれる色。 集中力を高めてくれます! 数学にはぴったりですね。   勉強するときには…… 心を落ち着かせてくれる青を、ノートに取り入れてみましょう! 具体的には、メモや補足など、ノートの中で占める面積が大きく、 かつ大事なポイントを青にしてみるのはどうでしょうか。             理科 緑     緑は、リラックスさせる色です。 目に優しいことでも有名ですよね。 理科は、紙面にも植物や星空などの自然が登場するので、 よりリラックス効果が高そうです!   勉強するときには…… 休憩するときに、観葉植物などの緑を眺めると、 心がリラックスし、メリハリがついて集中しやすくなるかもしれません!         ちなみに文理のロゴも、緑が基本になっています。           社会 オレンジ   オレンジは、明るい・楽しい気分にさせてくれる色です! 食欲増進効果もあるそうです…… 地理では、食べ物もたくさん登場する社会科、思わずお腹が空いてしまうかも?     勉強するときには…… 暗記したい部分を赤シートで消して勉強したいときには、 オレンジペンで書くのが消えやすくておすすめです。 ただし、赤と同様、使いすぎると集中しづらくなってしまうので、 暗記部分に限定して使うようにしましょう。   モチベーションが上がらないときに前向きな気持ちになれるように、 文具や机の上の雑貨に取り入れておくのもいいですね! ちなみに、オレンジジュースはビタミンCが豊富で、疲労回復に効果があります!       英語 紫   紫は、ミステリアスで上品な色ですね。 聖徳太子が定めた「冠位十二階」でも、最高位は紫でした!   心身のバランスを整えたり、感性を豊かにする効果があるとか。 英語は紙面を見ても、おしゃれな感じがします!       勉強するときには…… 部屋のカーテンや、ベッドのシーツを紫にしてみると、 勉強で使れた心身のバランスがとれて、リラックスできるかもしれません。             みなさんはどの色が好きですか? 今日紹介した色以外にも、勉強にうまく使えそうな特性を持つ色があります。 たとえば黄色は注意を引きやすい・茶色も落ち着いた気持ちにしてくれる、など…… 上手に色を取り入れて、効率的に勉強しましょう!