ドリル選びのすすめ【2024年春版】
ようやくあたたかくなってきました。
春休みになり、そろそろドリルを探さないと…という方も多いのではないでしょうか。
2022年にもドリル選びの記事を書きましたが、
あれから新しいシリーズも刊行されました。
そこで、今回は2024年版ドリル選びのすすめをお届けします!
2022年版はこちら▼
さて、前回と同じ導入にはなりますが、
みなさんは書店に所狭しと並ぶドリルを見て
いったい何がちがうのだろうか?
そう思うことはございませんか?
今日は、文理で作っているドリルについて、そのちがいをご紹介していきます!
他社のドリルを見る際にも、参考になれば幸いです。
※「ドリル」について
本記事では、図のような綴じ方のドリルについて扱います。
ドリル選びのすすめ
ドリルを選ぶときは、まず目的を意識!
毎日短時間さっと取り組む習慣をつけたい!
→小さいサイズのA5判ドリルがおすすめ!
カラーかそうでないかなど、お子さまの好みに合わせて決めましょう!
文理のドリルなら
苦手分野の克服を、負担軽めにやりたい!
→B5サイズくらいのドリルがおすすめ。
多くの場合冒頭に特長がまとめてあるので、そこを見比べてみてください!
キャラクターものも結構あったりします。
お子さまが興味を持てそうなものを、一緒に選ぶといいかもしれません。
文理のドリルなら
手軽に前の学年の総復習がしたい!
→「全科」と名のついたドリルがおすすめ!
全教科が1冊にまとまっています。
問題の量や色づかいなどを見比べて選んでみてください。
普通のドリルよりも単元の分け方がざっくりしているため、進行中の授業に合わせて使うと
習っていない内容が混ざってしまうことも。
復習に特におすすめです。
文理のドリルなら
ハイレベルな問題を解きたい!
→まずタイトルに「ハイ」や「トップ」が入っているものを探しましょう!
ただし、少し力試し…で挑むと難しすぎるものもあるので、
実際に紙面を見る、レビューを見る、などで確認してみてください!
文理のドリルなら
教科書ドリルは1回10分! 学習習慣づけに
教科書ドリルはこの春に改訂し、表紙が新しくなりました!
★小学校の教科書改訂
2024年度は、指導要領の改訂はありませんが、
教科書の改訂がありました。そのため教科書準拠シリーズは
改訂版が発売となります。ご注意ください。
教科書ドリルは、A5サイズの小さいドリル。
1回あたり10分程度で終わる分量になっており、
毎日さっとドリルに取り組む習慣をつけたい、というときにおすすめです!
※小さい紙面で、書く欄は少し小さめ。
国語と算数は、教科書準拠版をご用意!
より学校の授業の進度に合わせた学習がしやすくなっています。
「教科書ワーク」との併用もおすすめです!
例)ワークで勉強したことを、教科書ドリルでさらに反復。
例)算数の「教科書ワーク」と、算数分野別の「教科書ドリル」を併用。
気になるお値段は、各605円(税込)!
ラインナップはシリーズページをご確認ください。
楽しい工夫たくさん! 弱点克服にB5サイズドリル
教科書ドリルが「1回10分、問題をこなして定着させる」のに対して、
「少し勉強が苦手で、楽しく取り組める工夫が欲しい」ときにおすすめです。
できるがふえるドリル
2023年には理科も登場!
オールカラーで見やすい分野別ドリルです。
▲楽しく取り組める工夫が随所に。
取り組む時間は、自分で書きこみます。
時間を意識して取り組むことで、集中力もUP!
はぎとれるのもうれしいポイントですね!
お値段は、各704~880円(税込)。
ラインナップはシリーズページをご確認ください。
おかしなドリル
2023年春に新登場!
株式会社 明治とコラボした、おかしがたくさんのドリルです。
紙面にもお菓子がたくさん登場。
勉強だけではなく、お菓子に関するコラムやレシピが書いてあるお楽しみページもあり、
算数が苦手な子でも楽しく始められます。
シールが貼れるのもいいですね!
お値段は1,045円(税込)。
ラインナップはシリーズページをご確認ください。
全教科を薄く広く、は全科まとめて
「全科まとめて」の裏表紙ですべて説明されているので、見てみましょう。
ということで、
〇何冊も買わなくていい
〇短期間で終えられる
〇カラフルで分かりやすい
〇1枚ずつ切り取って使える
〇英語は聞く練習もできる
それが「全科まとめて」です!
目次を見てみると、1冊の中に全教科の学習内容がつまっているのがわかります。
切りはなして、1回分取り組んだら……
裏面には単元の復習や調べてみたことなどを自由に書けます!
問題は片面だけなので、問題量がほしい!と思って購入されると物足りなく感じるかもしれません。
逆に「1回の分量が多いと最後までやりきれない」という場合は、さくさく達成感が得られるのでおすすめです!
全科ドリルは他社からも何種類か出ていて、「問題の量」「色づかい」「イラスト」「解説の量」などに
それぞれ個性があります!
ぜひ比較して、目的に合ったものを選んでみてください!
お値段は各1,430円(税込)。
さらっと全体をおさらいしたいというときは、5教科それぞれでドリルを買うよりお得かもしれません。
算数が得意で、もっとやりたいキミに…
最後はかなり個性的!
ハイレベル算数ドリルは、算数でイチバンをめざす小学生におすすめです!
表紙は大変かわいらしいですが……
タイトルに偽りなく、かなりのハイレベル問題になっています。
学校の勉強では物足りず、もっと力をのばしたいときにはとてもよいです!
逆に、苦手の克服や復習用にはあまり向いていないのでご注意ください。
紙面はオールカラーで、ハイレベルな教材の中では、とっつきやすいデザインです。
難点は、問題をたくさん入れた結果、計算スペースが少ないところです……
計算用の紙などを別で用意していただくと、さらに取り組みやすいです!
地味にすごいのが「学力診断テスト!」
最後に収録されている「そうしあげテスト」に取り組んで、
大設問ごとの得点を文理HPに入力すると……
学習診断の結果を見ることができます!
大設問ごとに、正解数に応じたアドバイスを得ることができます。
(今回は全問正解と入力しましたが、それでも声かけしてくれます)
お値段は各1,298円(税込)です。
おわりに
ドリルを選ぶときは、まず目的を意識!
毎日短時間さっと取り組む習慣をつけたい!
→小さいサイズのA5判ドリルがおすすめ!
苦手分野の克服を、負担軽めにやりたい!
→B5サイズくらいのドリルがおすすめ。
手軽に前の学年の総復習がしたい!
→「全科」と名のついたドリルがおすすめ!
ハイレベルな問題を解きたい!
→まずタイトルに「ハイ」や「トップ」が入っているものを探しましょう!
あとは実際の紙面を確認して、実際の字の大きさやイラストの量などが
お子様に合うかどうかを確認してみてください!