2022/08/23

ヤバい! 終わらないかも?! 夏休みの宿題を何とか間に合わせる方法

楽しい夏休みもあと少し。

みなさん、宿題は順調に進んでいますか?

 

え? 終わりそうにない?

大丈夫! 今からでも間に合います!

 

夏休みの宿題をやりきるには戦略が大事!

残り時間が少なくなればなるほど、戦略が大事になります。

いきなり宿題をやり始めないで、まずは以下のことを踏まえて戦略を立てましょう。

 

宿題のボリュームを確認!

終わっていない宿題は何ですか?

それぞれどのくらい残っていますか?

まずはそのボリュームを書き出しましょう。

 

 

協力者を探せ!

宿題を人にやってもらうのは良くありませんが、

友だちやきょうだいと協力するのはOKです。

自由研究や工作を友だちやきょうだいと共同で行うと、

ひとりあたりの負担が減るのはもちろんのこと、

ひとりで取り組むより良いアイディアが生まれるかもしれません。

 

 

誘惑を退ける!

宿題に集中して取り組める環境を整えることも大切です。

テレビ、ゲーム、スマートフォンなど誘惑になりそうなものは、

宿題の時間は遠ざけておいたほうが良いかもしれません。

 

 

スケジュールを組もう!

夏休みの残り時間から逆算して、宿題に取り組むスケジュールを組みましょう。

宿題の中には1日で終わらないものもあります。

何から手をつけるべきかを考えましょう。

また、問題集やプリントは1日〇ページや〇枚など目標を決めて、

取り組む時間を見積もりましょう。

 

 

個別の宿題攻略法

ここからは、個別の宿題をやり遂げるためのヒントをお伝えします。

 

読書感想文

読書感想文は、本を読むのにも、感想文を書くのにもそれなりに時間がかかるので、早めに手をつけたほうがよい宿題です。

「どんな本を読んだらよいかわからない…」、「どうすればうまくかけるかわからない…」という人はこちらの記事を参照してください。

誰でも上手に読書感想文を書く方法を紹介しています。

 

 

自由研究

自由研究のネタに困ったら、インターネットで「夏休み 自由研究」と検索してみましょう。

そうすれば、いろいろな自由研究のテーマやアイディアが出てくるでしょう。

とくに、Gakkenキッズネットの「夏休み自由研究プロジェクト」は、興味のあるテーマや学年から自分にぴったりの自由研究を選べるのでおすすめです。

 

身近なものを使って、数時間でできる研究もたくさんあります。

その中から、興味があるものを実際にやってみましょう。

同じ実験でも、自分なりに予想をしたり、考察したりすることで、それはネット記事の真似ではなく、あなたの自由研究になります。

こちらの記事では、身近なものですぐにできる自由研究を紹介しています。

 

 

工作

こちらもインターネットで調べれば、いろいろなアイディアが出てきます。

創意工夫をこらせば、特別な素材や道具がなくても面白いものがつくれます。

こちらの記事では、家に今ある材料を使って、短時間で工作した例を紹介していますので、参考にしてください。

 

 

日記・絵日記

日記はその日のうち書くものです。

ただ、さぼって書いていない日もあるかもしれません。

「何をやったかどうしても思い出せない…」という場合は、その日のニュースを調べて、感想を書いてみてはどうでしょうか?

 

 

問題集・プリント

学習習慣と学力をつけるには、夏休みのはじめから終わりまでコンスタントに取り組むのが理想です。

…が! さぼっていたなら仕方ありません! いまからでもやるしかないのです!

あと6日で60ページ残っているとしたら、1日10ページ。

もう1日さぼって、あと5日になれば、1日12ページになるので、どんどん大変になります。

だから、さあ、今日から取り掛かりましょう!

 

 

おわりに

夏休みの宿題が終わっていないせいで、

新学期早々、親や先生に怒られる…なんていやですよね?

大丈夫! 今からでもやればできます!

あと数日で宿題を完成させて、気持ちよく新学期を迎えましょう!

 

 

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だれでも書ける! 今年の感想文はコンクールレベルを目指せ!

夏休みの定番、読書感想文。 「青少年読書感想文全国コンクール」は、1955年から続いている歴史ある読書振興活動です。   夏休みはやりたいことが沢山あるし、読書感想文は時間をかけずに終わらせたい!でも、どうせやるなら良い評価をもらいたい!今回はそんなあなたに、元国語科の教員として500以上の感想文を読んだ経験から、 「だれでも書ける! 今年の感想文はコンクールレベルを目指せ!」を紹介します♬   もくじ 1 本を選ぶ 2 本を読む 3 書きたいこと・伝えたいことを絞る 4 書き出しを考える 5 構成を考える 6 書く!     1 本を選ぶ 本には、「感想文向き」のものとそうでないものがあります。 まずは、感想文が書きやすい本を選びましょう。   □登場人物と自分に共通点がある 物語でもノンフィクションでも、登場人物に共感できる本を選ぶのが良いでしょう。 伝記など、ある人物に焦点があてられていると、 「その人物の言動についてどう思うか」という自分の考えを書きやすいです。   □自分自身が興味を持って読める 感想文は、必ずしも「この夏読んだ本」で書く必要はありません。 「小さい頃から繰り返し読んできたあの本」や「悩んでいたとき背中を押してくれた本」など、 自分にとって本当に大切な本で、自分にしか書けないような文章を目指してみましょう。   ★これでコンクールレベル!★   □社会や人間の本質につながる本 現代社会で問題になっていることや、 人間が生きる上で直面するテーマを取り上げた本を選ぶと、 深い感想を書くことができます。   例えば、山中恒『おれがあいつであいつがおれで』ではジェンダーギャップについて考えることができますし、 宮沢賢治『注文の多い料理店』では自然と人間の共存について思いをめぐらすきっかけを得られるかもしれません。   さらに、「本当に生きるとはどういうことか」「大人になるとはどういうことか」など、 抽象的なテーマについて考えさせられるような本は、深い感想を書くのにぴったりです。   ミヒャエル・エンデ『モモ』から「効率ばかり追い求めず、待つことの大切さ」について書くなど、 ファンタジー小説やSF小説を現実のテーマに引き付けて書くのも良いですね。   □登場人物が、抱えている問題と向き合い成長する本 基本的に感想文は、本を読んだことを通して自分自身がどのように成長したのか、 どのような学びを得たのかを書くものです。 ですので、登場人物の抱えている心の葛藤を、自分の心の葛藤と重ね合わせ、 登場人物の問題との向き合い方について自分はどう思うか、 似たような体験があったときに自分はどうしたか、したいかが書きやすいと、 スムーズに書き進めることができるでしょう。     2 本を読む 本を読むときは、必ず付箋と色ペンを用意しましょう。 そして、印象に残った台詞や表現にどんどん印をつけましょう。 思い出した自分の体験や普段からの思いなどがあれば、本の余白や付箋に書き込みながら読みます。   ★これでコンクールレベル!★ 本を読んで思い出した自分の体験や、 登場人物の言動に対しての自分の思いをメモしましょう。 自分の思いをメモするときは、「自分らしさとは」「言葉の力とは」など、 「〇〇とは」形式で書けると具体的な物語を抽象化しやすく、深い感想文になります。     3 書きたいこと・伝えたいことを絞る 本を読むと、色々な感想を抱きます。   例えば『ハリー・ポッターと賢者の石』を読んだら、 「魔法のような才能が自分にもあるかもしれない」とか、 「ホグワーツに行ってみたい」とか、「自分は多分ハッフルパフ生だと思う」とか、 「マクゴナガル先生の学生時代が知りたい」とか……。   沢山の感想があるということは、それだけ豊かな読書体験だったということでしょう。 しかし、読み手の印象に残る文章を目指すには、あえて書きたいことをひとつに絞りましょう。 「ひとつに絞る」とは具体的にどうすることか。それは「一文にまとめる」ということです。   例えば、 「ホグワーツでハリーが手に入れた最も大切なものは、魔法の力ではなく友人だ。」とか、 「魔法は素晴らしいものだが、使い方を間違えてはいけない。」とか。   「結局何が良いたい文章なのか」がはっきりしていると、全体の構成も立てやすくなります。   ★これでコンクールレベル!★ ここで、2で紹介した「〇〇とは」形式のまとめ方をすると、深い感想文になります。   例えば、 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の感想を一文にまとめると、「生きるとは、誰か自分以外の人を生かすことだ」。 などとまとめることができるでしょう。   そして、その一文が心に浮かんだ理由を考えます。   「カムパネルラは、意地悪なザネリを助けるために命を落としてしまう。 しかし、それによってジョバンニの心の中に生き続ける。だから、 誰かのための行いや、誰かを生かす行為が、真の意味でその人を『生き』させるのだと思った」   このような感じです。     4 書き出しを考える 書きたいこと・伝えたいことが決まったら、書き出しを考えましょう。 本を手に取るときにタイトルやカバーが重要なくらい、感想文にとって書き出しは重要です。   よくあるのが、「その本を読んだきっかけ」から書き始めることです。 しかし、これはあまりおススメしません。 なぜかというと、「読んだきっかけ」は、3で決めた「書きたいこと・伝えたいこと」に関係ないことが多いからです。   ★これでコンクールレベル!★ 読む人を「おっ」と思わせる書き出しパターンを、いくつか紹介しましょう。   □印象的な台詞や表現の引用から始める   例1:「千里の道も一歩から」。太郎がつぶやいた言葉だ。 例2:「本当の自分はいつも足元にいるわ」これはアンナがミーナに言った言葉です。   「どんな場面で言った言葉だろう?」と本のあらすじに興味を抱かせる書き出しです。 自分がその場面を読んで思ったこと、にも話がつなげやすいですね。   □自分の紹介から始める   例1:僕は友人を作るのが得意ではない。 例2:医者になる。それが私の小さい頃からの夢だった。   感想文の主人公であるあなたが、本を読んでどう成長していくのか興味を抱かせる書き出しです。   □クライマックスといえる場面の感想から始める   例1:負けるな、僕は太郎に心の中で呼びかけた。 例2:本当の友達だったら、そんなことは言わないのではないか。私は思った。   どんな場面の感想だろう? と興味を抱かせる書き出しです。   □指示語から始める   例1:その人はいつも笑っていた。みんなに見捨てられたときも。 例2:そのとき、クラスを覆っていた重い雰囲気が一変した。   「その」という言葉を使うと、それが指す物語の内容に興味が湧きます。   □結論から始める   例1:魔法とは技術ではない。心の在り方なのだ。私はこの本を読んでそう思いました。 例2:本当の意味で生きるとは、自分ではない誰かを「生かす」ことなのだ。この本は僕にそう気づかせてくれた。   なぜ、どんな話を読んでそう思ったのだろう? と興味を抱かせる書き出しです。     5 構成を考える 感想文に書きたいことと書き出しが決まったら、それを効果的に伝える構成を考えてメモしましょう。 「構成を考える」とはどういうことか。それは、書く内容の順序と分量を決めるということです。 ここでいう「書く内容」とは、基本的に下の4つです。     この4つは、「感想文の基本要素」といって良いでしょう。 これを、どのような順番で組み立てるかを考えます。 基本的な文章の型としては、頭括型・双括型・尾括型があり、 このいずれかで考えるのが書きやすいでしょう。    □頭括型   文章の頭(最初)に結論のある構成。   この場合、④→①→②・③といった構成になります。      □双括型   文章の頭(最初)と尻尾(最後)に結論のある構成。   この場合、④→①→②・③→④といった構成になります。      □尾括型   文章の尻尾(最後)に結論のある構成。   この場合、①・②・③→④といった構成になります。   まずは、④の伝えたいことをどこに置くかを考えましょう。   このとき、文章の書き出しが決まっていると決めやすいですね。      ★これでコンクールレベル!★ 「構成を考える」とは、書く内容の順序と分量を決めるということです。  書く順番と同様に、内容によって書くべき分量に配慮すると、バランスの良い文章になります。   ①本のあらすじ 形式段落で1段落、2・3文で簡潔にまとめましょう。 また、このように簡潔にまとめた感想は、感想文の序盤に置いたほうが、 大体どのようなストーリーの感想なのか念頭に置きながら読めるのでバランスが良いです。   ②特定の場面の感想 取り上げる場面は、2~3場面に絞りましょう。 1場面だと少なすぎ、4場面以上だと多すぎます。 ここでは、①では紹介しきれなかった物語の読みどころを、具体的に挙げましょう。 本で使われている台詞や特徴的な表現を取り入れると、本の持つ雰囲気も伝えることができて効果的です。 本を読むときに付箋を貼っておき、確認しながら書けるようにしましょう。   ③関連する自分の体験や考え 基本的には1つの体験に絞りましょう。 いくつも自分の体験を挙げると、登場人物の体験と混ざって、分かりにくくなってしまいます。 「体験」ではない「普段からの考え」でも良いです。 「環境問題についての考え」など、社会的な問題に対する意見でも良いでしょう。 この、自分の体験や考えを、「② 特定の場面の感想」と合わせて書くのがおすすめです。   例えば以下のような書き方です。 「私の目指すアナウンサーと同じように、花子は記者という仕事で『人に伝える』という役割を果たしている。 花子が『取材ではメモを取らない』と言ったとき、私は驚いた。人に伝えるには、 事実を詳細に把握することが大切だと思っていたからだ」   登場人物に自分を重ねて、物語の場面に対する自分の感想を書いていくと書きやすいです。 感想文は、②・③に最も多くの枚数を割くと、一番バランスよく仕上がるでしょう。   ④伝えたいこと 1段落程度でまとめましょう。あまり長々と書きすぎると、「結局何が言いたいのか」がぼやけてしまい、 分かりにくい文章になってしまいます。 「双括型」の構成にする際には、同じ表現にせず、少し言い回しを変えると、 書きなれた感じの文章になります。   6 書く! ここまで準備を整えたら、実際に書いてみましょう。 書き出しが決まっていて、書くことと書く順序・分量が決まっているので、 スムーズに質の高い文章が書けるはずですよ。       いかがだったでしょうか。 せっかく夏休みの大切な時間を使って感想文を書くからには、 読む人に「おっ」と思わせるような、良い感想文にしたいですよね。   この記事で、これまで「どう書けばうまく書けるのか分からない……」と抱えていたモヤモヤが、 少しでも晴れたなら嬉しいです。   [今回の執筆者] イニシャル:N 所属:編集部 前職:中学校国語科教諭 愛読書:L・Mモンゴメリ『赤毛のアン』 感想文向けにおすすめの本: 川上未映子『ヘヴン』/ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』『デミアン』/ 西加奈子『さくら』/湯本香樹実『夏の庭』/森絵都『カラフル』/ サリンジャー『ナイン・ストリーズ』『ライ麦畑でつかまえて』/ 三島由紀夫『金閣寺』/梨木香歩『西の魔女が死んだ』 など        

夏休みの自由研究 発こうのちからで風船をふくらませよう!

夏休みの自由研究のテーマ、もう決まりましたか? なかなか、いいネタが見つからない? それなら、キュリオといっしょに実験しましょう!     きっかけは身近な疑問から ある日、キュリオは朝食にパンを食べていて、ふとこんな疑問を持ちました。     そこで、パン屋さんにパンがふくらむ理由を聞いてみました。         パン屋さんの話を聞いて、発こうに興味が出てきたキュリオ。   キュリオは、イースト菌が糖を分解してパンがふくらむなら、 同じように糖にイーストを入れれば、風船もふくらむのではないかと考えました。   そこでこんな実験をしてみることにしました。   題して、「発こうのちからで風船をふくらませよう!」   実験の計画と予想     実験の計画 実験内容 イースト菌とさとうを混ぜて、風船がふくらむかどうかを確かめます。 比較のために、さとうを塩に変えた実験も同時に行うようにします。   用意するもの A. 赤い風船 500mlのペットボトル…1本 さとう…小さじ1 イースト菌…3g 30℃のぬるま湯…200ml   B. 緑の風船 500mlのペットボトル…1本 塩…小さじ1 イースト菌…3g 30℃のぬるま湯…200ml   ※湿度などの条件にもよりますが、通常イースト菌は30℃前後で活発に活動します。     実験手順 ①AとBそれぞれの材料をペットボトルに入れてよく混ぜ、風船をかぶせる ②20分間、経過を観察する     予想 Aのボトルには糖であるさとうが入っているので、赤い風船はふくらむ。 Bのボトルに入っている塩は糖ではないので、緑の風船はふくらまない。 キュリオはこのように予想しました。   結果と考察 結果   20分後、結果は次のようになりました。     考察 予想通り、さとうが入っている赤い風船はふくらみ、塩が入っている青い風船はふくらみませんでした。 このことから、イースト菌が糖を分解することを実際に確かめることができました。   キミもやってみよう! 「どうしてパンはふくらむの?」という身近な疑問からスタートしたキュリオの自由研究、 どうやらうまくいったようですね。   みなさんも、試してみてください。 でも、キュリオの自由研究をそのままやるだけでは、おもしろくないですよね。   そこで、たとえば比較実験用の緑の風船をこんなふうにアレンジしてみましょう。   ・さとうも塩も入れないで、イースト菌とぬるま湯だけを入れる ・塩の代わりに小麦粉を入れる ・ぬるま湯ではなく、冷水を入れる ・ぬるま湯ではなく、80℃の熱いお湯を入れる   さて、こんな風に条件を変えたら、どうなると思いますか?   自由研究で大切なのは、結果よりも、予想と考察です。 なんでそうなると思うのか、また実際の結果が予想通りだった理由は何か、 あるいは実際の結果が予想に反していた原因は何か、そこを考えるのが自由研究のだいご味です。   そうそう、余談ですが、「だいご味」の「だいご」っていうのも、 発こうでできた食品のことなんですよ。 昔の食品で、はっきりしたことはわからないのですが、 牛乳からできたバターやチーズのようなものだったようです。これがとってもおいしかったことから、 「味わい深い」「本当に楽しい」という意味の「だいご味」という言葉が生まれたそうですよ。   キュリオの自由研究の紹介はここまで。 みなさんも、楽しんで自由研究にチャレンジしてみてください。      

家に”いま”あるものだけで、夏休みの工作をしてみよう!

夏休みも終わりが近づいてきましたね。   みなさん、夏休みの宿題はもう終わりましたか? この「なるほど!Bunri-LOG」では、今まで読書感想文や自由研究について、記事にしてきました。 今日は、工作についてです! 今から工作を終わらせようとすると、材料をそろえるのもなかなか大変なもの……   そこで、本当にいま家にあったものだけで、短時間で!工作に挑戦してみようと思います。   いま家にあったもの その辺にある、使えそうなものをかき集めてきました!   ……ストローと輪ゴム以外彩りががないのが心配ですが、 時間もないのでさっそくやっていきましょう!   道具は、はさみとセロハンテープを使います。 ※はさみを使うときは、ケガに気をつけましょう。  行き当たりばったりで、思いついたままに進めていこうと思います! がんばるぞ!     さて、何を作ろう 行き当たりばったりとはいえ、基本の形は何かほしいものです。 たまたま、おそらくネットで何か買ったときにいっしょに入っていた厚紙があったので、 これをつかってペン立てをつくることにしました。   正方形と、長方形4枚を並べて書いて、切って組み立てます。 (牛乳パックを開いた時と似てますね!) 紙が丈夫なので、折ろうとしたら、折り線ではないところでメリョッとなってしまいましたが……   こういうときは、はさみなどを使って裏面に軽く切れ込みを入れてあげると…… ※ケガをしないように、ゆっくり慎重に行ってください! きれいに折ることができます。 さて! 形になりました! これをセロハンテープでとめて、原型は完成です。……ちょっと背が高すぎましたね。 適当な高さに切りましょう。     ついでにちょっとかわいい形にしてみました。 いい感じですね。 ここからが味つけ 思いついたものを、足していこうと思います。   このカプセル、消しゴム入れによさそうではないでしょうか? 問題は、どうやってここにくっつけるかですね ………   ……   ながーいセロハンテープを、ぐるっと巻いてみました。 ここで悲しい出来事が。セロハンテープの粘着面がむき出しになっているとホコリがつくので、 テープ同士を貼り合わせてみたら、しわっしわになってしまいました。   でもリボンのこのしわに見えなくもないので。セロハンテープでリボンを作って、     くっつけておきました。         現状です。       もう少し一体感が欲しいのと、色がさびしいのでストローの枠を作ってみました。       ストローは、むぎゅっと押し込めば何もなくても連結できるのでいいですね! 少しすき間が空いてしまいましたね。 と、このすき間を見ていてまたひらめきました。   ここに、さっき余ったストローの切れ端を2本立てると…… 定規立てができました!!   横から見るとこのような感じになっていて、奇跡的に定規が前に倒れず、 スライドできるようになりました。さあ、だいぶパワーアップしてきましたが、もう一息工作っぽいことをしたくなったので、 最後にこれに車輪を付けて、「勉強しようカー」にしたいと思います。   車輪をつけたいが……?! 「ストローを車体の下につけて、そのなかに竹串を通し、車輪になるものに竹串をさす」 という方法で、車輪はつけることができます。 キッチンを探したら、竹串は見つけることができました。   が、ここで問題発生です!ペットボトルのキャップに穴をあけるための、千枚通しがありませんでした。     ペットボトルの代わりに段ボールで車輪を作ればなんとかなるものの、 きれいな円に段ボールを切るのが結構面倒……   …と、3分ほど考えてひらめいたのが、次の方法です。     1) 段ボールを四角く切ったものを2枚つくり、中心にボールペンなどで穴をあける。四角の大きさは、ペットボトルのふたより気持ち大きいくらい。       2) 1)を、ペットボトルのふたに重ねて押し込む。 ペットボトルの底・2枚の段ボールの間に、丸めたセロハンテープを入れておく!     3) 穴にしっかり竹串をさして、セロハンテープでとめる これで、一応車輪を作ることができました!   あとはペン立ての裏側にストローをつけて、車輪を通せば完成です。     ちなみに竹串は、はさみで軽く切れ込みを入れてから折ると、楽にきれいに折れます(ピントが合っていないですね) ペン立ての幅に合わせて、車輪がいい位置に来るように折ってください。短くしすぎに注意!       さあ、うまく走るでしょうか……           成功です!     これで完成! というわけで、「勉強しようカー」が完成しました。 セロハンテープがむき出しという難点はあるものの、 いま家にあったものだけを使い、短時間(1時間半ほどでした)で、作ったと考えると 上出来なのでは!と思います。   きれいな色の箱を使ったり、ボンドでいける部分はボンドを使ったり、上から、リボンや包装紙などを貼ってセロハンテープを隠したり、 工夫次第で、もっと良いものができそうです。   工作がんばろう! 思い立って始めてみたら、楽しくてどんどん進められますよ! まずは家の中から、使えそうなものを探してみましょう!