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保護者の方必見! 秋以降の学習内容はこう変わる!~小1国語編~

  目次 はじめに 夏休み前との違い 大きなギャップがあるのは小学1年生 お子様の不安を解消したい!と思ったら... 参考:「小学教科書ワーク」で見る 夏休み前と夏休み後の学習の違い 国語のおすすめ問題集   はじめに 夏休みを終え、小学校での授業が再開。 夏休み前にとくに心配ごとが生じなかったのであれば、「うちの子は、学校生活や勉強、心配なし!」と思っていらっしゃるかもしれません。 ですが、夏休み明けしばらくすると、お子様の心に、 「今までは授業についていけたけれど、わからないことが出てきた」 「なんだか、勉強が難しくなったみたい」 という不安な気持ちが、もしかしたら生じているかもしれません。     もしこの時期に、お子様が勉強に対して不安を抱き始めているとしたら、それはどこから生じているのでしょうか?   夏休み前との違い 新しい学年になって配られる教科書。 最初は、友達とコミュニケーションをとる学習や、詩や短い物語文からスタートするのが大半です(※)。 ですが、夏休み以降は、新しい学年としての学習が本格化するため、重要な単元や、長い文章を読んで学ぶ単元が多くなります。 たとえば、「読むこと」の単元であれば、文章がこれまでよりも長くなるだけでなく、書かれている内容や構成がより複雑になります。 それだけでなく、その複雑な文章についての深い読み取りが求められたり、文章内で覚える漢字の数が増えたりします。 つまり、秋以降の学習は、それまでと比べて難しく感じやすくなるのです。 ※教科書会社によって多少の違いがあります。     大きなギャップがあるのは小学1年生 とくに大きな変化があるのが、小学校1年生です。   ①漢字の学習がスタート 夏休み前に覚えるべきはひらがなだけでした。しかし、秋以降はカタカナに加えて、漢字の学習がスタートします。 休み前は、ひらがなの習得だけにじっくり時間を取ることができました。 一方、秋以降は、②にお話しする「読むこと」の学習と合わせてカタカナや漢字を学んでいきます。 つまり、1つのことを習得するためにかける時間が短くなり、夏休み前と比べると学習の進度がぐっと上がるのです。              ②「読むこと」は、注意すべきポイントが増える 夏休み前は、ひらがなで書かれた短い文章をしっかり音読し、「問い」と「答え」の文をつかむなど、内容の大体をとらえることが重要でした。 ですが、夏休み明けは文章が長くなります。 説明文であれば、大事な言葉をおさえ、説明の順序に着目する、物語文であれば、場面の様子や人物の行動・気持ちをとらえるなど、本格的な読解へと変わっていきます。 また、読むことで学んだ文章の書き方をお手本として、図鑑などでほかの事例を調べてわかったことを、ほかの人にわかりやすく説明する文章を書く場面も増えていきます。     お子様の不安を解消したい!と思ったら… 学習内容が難しくなったことで生じた勉強に対する不安は、大きくなる前にぜひ解消したいところ。 そんなときにおすすめなのが、 「小学教科書ワーク」 です!        小学教科書ワークは教科書に対応した教材 「小学教科書ワーク」は、教科書会社の許諾を得て作成した「教科書準拠」の教材です。 もくじや単元配列は教科書にそろえ、単元ごとに大事な言葉の確認や、問題を出題しています。 また、お子様の指導に便利な解説も充実しています。 つまり、学校の授業に合わせて、家庭学習で確かな学力をつけることができます。   ※以下は、小学教科書ワークの誌面です。             単元名は教科書と同じ。                          教科書に出てくる言葉についての問題                         お子さまの指導に便利な「てびき」              秋以降、ペースアップしていく学習内容につまずきが出ないようにしたいところ。 この機会に、 「小学教科書ワーク」 をぜひともお買い求めのうえ、秋以降の学習を万全の体制で進められるようにしてはいかがでしょうか?  そのために、秋からのご購入であっても、夏休み前の学習の復習として、ぜひ、習い終えた単元の問題も解くことをおすすめします。     参考:「小学教科書ワーク」で見る 夏休み前と夏休み後の学習の違い 文字・言語          説明文      国語のおすすめ問題集 小学教科書ワーク 国語 学校の授業がよくわかる! 教科書に完全対応した準拠版ワーク 充実した特典が毎日の学習をサポート             ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     小学教科書ドリル 国語 1回10分! 教科書がよくわかる! オールカラーの教科書準拠版ドリル 手軽に取り組めて学習効果アップ             ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら                

【中学生向け】因数分解のやり方と公式一覧 テストで使えるコツも解説

  もくじ はじめに 因数分解とは? 因数分解の解き方:共通因数でくくる 因数分解の解き方:4つの公式 因数分解の解き方ステップ 練習問題で確認しよう まとめと商品紹介   はじめに 今回のテーマは中学3年生の数学で出てくる「因数分解」です。 「因数分解」という言葉を聞いて、 「難しそう…」 「公式がたくさんあって覚えられない!」 と感じている人もいるかもしれません。       しかし、心配はいりません! 因数分解は、中学数学の大きな柱ですが、正しい手順といくつかのコツさえつかめば、必ず理解できるようになります! この記事では、因数分解が「なぜ大切なのか」という基礎から、テストで使える4つの公式、さらには応用問題の解き方まで、ステップごとにわかりやすく解説します。 この記事を最後まで読んで、因数分解への理解を深め、定期テストや高校入試で自信を持って問題が解けるようになりましょう!       因数分解とは? 因数分解とは、簡単に言うと「多項式をかけ算の形(因数の積の形)になおす操作」のことです。 まずは因数について確認しましょう。   例えば、6という数は、次のようにかけ算の形になおすことができますね。  6=2×3 このとき、2や3を6の因数と呼びます。 因数分解とは、多項式をいくつかの因数の積の形に分解することです。      【例】  2a2+6ab=2a(a+3b)   左側の式 2a2+6ab はたし算(単項式の和)の形ですが、 右側の式 2a(a+3b) は、2 と a と (a + 3b) という因数のかけ算の形になっています。      展開と因数分解の関係 因数分解を理解する上で、展開(てんかい)との関係を知っておくことが大切です。 因数分解は、展開の逆の操作だと考えると、イメージがしやすいでしょう。    展開:かけ算を計算して、たし算・ひき算の形になおすこと   (x+2)(x+3) ― 展開 → x2+5x+6    因数分解:たし算・ひき算の形を、かけ算の形になおすこと   x2+5x+6 ― 因数分解 → (x+2)(x+3)   このように、展開と因数分解は、「たし算・ひき算の形」と「かけ算の形」を行き来する、裏表の関係になっています。 このイメージを持っておくと、公式を理解する際にも役立ちます。   なぜ因数分解を学ぶのか 「わざわざ式をかけ算の形になおすのはなぜ?」 と思うかもしれません。 ここでは、因数分解を学ぶ理由を3つ紹介します。    • 2次方程式を解くため   x2+5x+6=0 のような2次方程式の解を求めるときは、左辺を因数分解をして、  (x+2)(x+3)=0 の形になおすことで、  x=−2 または x=−3 という解を求めることができます。      • 計算を簡単にするため  複雑な多項式を因数分解してシンプルな形にすることで、計算ミスを防ぐことにつながります。 特に、「式の値」を求めるときに役立ちます。    【例】  x=98のとき、x2+4x+4 の値を求めましょう。    直接代入して求めることもできますが、  982+4×98+4 を計算するのはたいへんです。 そこで、先に因数分解をして (x+2)2 にしてから代入します。  (98+2)2 = 1002 = 10000 と、計算が簡単になります!      • 高校数学の基礎となるため  高校で学ぶより高度な数学(数Ⅱ、数Bなど)でも、因数分解は当たり前の基礎技術として使われます。 今のうちにしっかり身につけておくことが、将来の数学の土台となります。   因数分解は、定期テストでも高校入試でも必ず頻出する重要な分野です。 しっかり理解を深め、数学の基礎力を身につけましょう!     因数分解の解き方:共通因数でくくる ここからは、因数分解の解き方についてです。 因数分解をするとき、まず最初に考えるべきなのが、「共通因数でくくる」という方法です。   共通因数でくくるとは? 共通因数とは、多項式のすべての項に共通してかけられている数や文字のことです。 多項式を、共通因数と残りの部分の積の形になおす操作を、「共通因数でくくる」「共通因数でくくり出す」と言います。 これは、展開のときの分配法則の逆の操作です。            【例】  2x+6 を因数分解しましょう。   1.共通因数を見つける  それぞれの項 ( 2x と 6 ) の中に共通して含まれている因数を探します。   2x=2×x   6=2×3  両方の項に共通しているのは、2 です。  つまり、共通因数は 2 です。   2.共通因数でくくる  共通因数 2 を式の前に出し、かっこでくくります。   2x+6=2(x+3)     符号と文字の扱いに注意する 多項式の最初の項がマイナスのときは、マイナスも共通因数の一部としてくくり出すことが多いです。 特に、共通因数に文字も含まれる場合は注意が必要です。    【例】  −3ab+12bを因数分解しましょう。   この式は、共通因数として数(係数)と文字の両方に着目します。   1.共通因数を見つける  数(係数)の部分 : −3 と +12 の共通因数は −3  文字の部分   : ab と b の共通因数は b です。            したがって、共通因数は −3b です。   2.共通因数でくくる  −3ab+12b=−3b(a−4)   【注意】   マイナスでくくると、かっこの中の項の符号がすべて逆になることに注意しましょう。  ○ −3ab+12b=−3b(a−4)  × −3ab+12b=−3b(a+4)     因数分解の解き方:4つの公式 共通因数でくくれない場合、次に因数分解の4つの公式を使います。 これらは、展開の公式を逆にしたものです。 展開の公式をしっかり覚えていると、スムーズに理解できます。    公式① x²+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)  これは「たして (a+b)、かけて ab」になる a と b の組み合わせを見つける公式です。   【式の形】  x の項の係数が a+b(和)、定数項が ab(積)になっているのが特徴です。   【解き方のコツ】  1.まず、定数項 ab に注目し、積になる a と b のペアを考えます。  2.そのペアの中で、和が x の項の係数 (a+b) になるものを見つけます。  3.見つけた a と b を (x+a)(x+b) の形に当てはめます。          【例】  x2+7x+12 を因数分解しましょう。    1.積が 12 になるペアを探します。 (1, 12)、(2, 6)、(3, 4) …  2.その中で、和が 7 になるペアはを見つけます。 (3, 4)  3.x2+7x+12=(x+3)(x+4)      公式② x²+2ax+a²=(x+a)²  公式③ x²-2ax+a²=(x-a)²  これらは、「和の平方」「差の平方」と呼ばれる公式です。 公式①で、 a=b の特殊なパターンと考えると理解しやすいでしょう。   【式の形】  xの項の係数が 2a ( a の2倍)、定数項が a2  ( a の2乗)  になっているのが特徴です。  (※公式③は符号がマイナスです。)   【解き方のコツ】  1.定数項が、ある数 a の2乗になっていることを確認します。  2. x の項の係数が、1で確認したaの2倍になっているかを確認します。  3.符号に注意して (x±a)2 の形になおします。          【例】  x2−10x+25 を因数分解しましょう。    1.定数項 25 は 52 、または (−5)2 です。  2.xの項の係数 −10 は、−5 の 2 倍なので、公式③で a=5 のときだとわかります。  3.x2−10x+25=(x−5)2      公式④ x²−a²=(x+a)(x-a)  (2乗)ー(2乗) の形をした因数分解の公式です。 公式①で、 b=ーa の特殊なパターンと考えると理解しやすいでしょう。    【式の形】  x の項の係数が 0 になっていて、項が2つしかないのが大きな特徴です。   【解き方のコツ】  1.式が (2乗)ー(2乗) の形になっているかを確認します。  2.(x+a)(x−a) の形に当てはめます。          【例】  x2−49 を因数分解しましょう。    1. 49 は 72 なので、x2− 72 の形です。  2.x2−49=(x+7)(x-7)     展開公式との関係 公式①から④は、すべて展開公式を逆にしたものです。 因数分解ができたら、展開し直して元の式に戻るか確認する習慣をつけましょう。 これにより、ミスが減り、公式の理解もさらに深まります。    x2+7x+12 ― 因数分解 → (x+3)(x+4)  (x+3)(x+4) ― 展開 → x2+7x+12     因数分解の解き方ステップ これまでに学んだ「共通因数でくくる」方法と「4つの公式」を使えば、多項式の因数分解ができるようになります。 しかし、問題を見たときにどの方法を使えばいいか迷ってしまうことがありますよね。 ここでは、因数分解のときに迷わず正解にたどり着くためのステップを解説します。   1.共通因数を探す 因数分解を始めるとき、公式が使えるかどうかを確認する前に、必ず共通因数があるかを確認しましょう。 共通因数を見つけてくくり出すことで、その後に使う公式を見つけやすくなります。   【チェックポイント】  すべての項に共通する因数(数や文字)はないか? 【注意点】  共通因数をくくり出すのを忘れると、完全に因数分解された形にたどり着けなくなります。       2.使える公式があるか判断する 共通因数をくくりだしたあと、残った多項式を見て、どの公式が使えるかを判断します。 次のように順序だてて考えましょう。   【項が2つ】   → 公式④ x²−a²=(x+a)(x-a)      が使えるか確認する   【項が3つ】   → 【定数項が a² の形になっている】     → 公式② x²+2ax+a²=(x+a)²         公式③ x²-2ax+a²=(x-a)²        が使えるか確認する     → 【定数項が a² の形になっていない】     → 公式① x²+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)       が使えるか確認する       工夫して分解する応用パターン 共通因数やくくり出し、公式を組み合わせることで解ける応用問題のパターンをいくつかご紹介します。 「これ以上分解できない」状態まで分解しきるのが因数分解のゴールです。   1.複雑な式は展開してから分解する 元の式が複雑なかっこのかけ算の形になっている場合、まずは展開して同類項をまとめることで、公式が使える形になることがあります。    【例】  (x+3)(x−1)−12  ← 展開の公式を使って展開します  =x²+2x−3−12 ← 同類項をまとめます  =x²+2x−15 ← たして +2、かけて -15 になる数(5,-3)を探して、公式①を使います   =(x+5)(x−3)     2.多項式を共通因数としてくくり出す 共通因数が数や文字ではなく、多項式になる場合もあります。 多項式全体を1つのかたまりと考えて、共通因数をくくり出します。 一見共通因数がないように見えても、一部を因数分解すると共通因数が見つかることがあります。    【例】  5(a−2)+a²−2a ← 5(a−2) と a²−2a に分けて考え、後ろの式で a をくくり出します  =5(a−2)+a(a−2) ← 多項式 (a−2) が共通因数になっているので、くくり出します  =(a−2)(5+a)     3.共通因数をくくり出してから公式を使う 共通因数でくくり出したあと、さらに因数分解できる場合があります。 因数分解できるかどうか、必ず最後までチェックしましょう。    【例】  3x³y−12xy³ ← 共通因数 3xy でくくり出します  =3xy(x²−4y²) ← x²−4y² で、公式④を使って因数分解します  =3xy(x+2y)(x-2y)     4.x² の項の係数が1でない式 x² の項の係数が常に1とは限りません。 そんな式でも、公式②または③が使える場合があります。 何かの2乗になっているか考えるのがポイントです。    【例】  9x²−6xy+y² ← 公式が使える形に変形します  =(3x)²−2×3x×y+y² ← 公式③を使います  =(3x−y)²         練習問題で確認しよう これまでの知識が定着しているか、以下の問題で確認してみましょう。 因数分解は、「共通因数」→「公式」の順番で考えることが大切です!    【問題】  次の式を因数分解しましょう。 1.4x²−16x 2.a²+8a+15 3.25x²−16y² 4.3x²−30x+75 5.(x+3)²−5(x+3)        【ヒント】   解き方に迷ったら、以下のヒントを参考にしてください。 1.まずは、数と文字の共通因数を見つけて、くくり出しましょう。 2.公式①のパターンです。たして +8、かけて +15 になる2つの数を探しましょう。 3.(2乗)ー(2乗) の形です。公式④を使いましょう。 4.最初に共通因数の3をくくり出し、かっこの中の式で公式③を使います。 5. (x+3) を共通因数としてくくり出しましょう。          【解答と解説】  1. 4x²−16x ← 共通因数 4x でくくり出します  =4x(x−4)   2. a²+8a+15 ← たして 8 、かけて 15  になる組 (3,5) を見つけます  =(a+3)(a+5)   3. 25x²−16y² ←(2乗)ー(2乗) の形にします  =(5x)²ー(4y)²  ← 公式④を使います  =(5x+4y)(5x-4y)     4. 3x²−30x+75 ←共通因数 3 をくくり出します  =3(x²−10x + 25)  ← かっこの中で、公式③を使って因数分解します  =3(x−5)²     5. (x+3)²−5(x+3) ←共通因数 (x+3) をくくり出します  =(x+3){(x+3) - 5} ← かっこの中を整理します  =(x+3)(x - 2)      まとめと商品紹介 いかがでしたか。因数分解の基本を理解したら、あとは定着させるために練習あるのみです。 因数分解の知識を確かな力に変えるために、あなたのレベルに合った文理の教材で次のステップに進みましょう!     おすすめの商品 因数分解の基本と応用を理解したら、あとは練習あるのみです。 文理では、お客様ひとりひとりのレベルや目的に合わせた教材をご用意しています。 ここでは、あなたの学習を次のステップに進めるための、おすすめの商品を3シリーズご紹介します。     わからないをわかるにかえる     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   因数分解を基礎からじっくり学びたい、これまでどこから手をつけていいかわからなかったという人に最適なシリーズです。 この教材は、「わからない」を「わかる」にかえることを徹底的に追求しています。 定義や公式といった基礎的な内容を、簡単な例題で丁寧に解説しているため、因数分解が苦手な人でも、着実に基礎から練習を積み重ねることができます。 簡単なステップで自信をつけながら学習を進めたい方に、特におすすめします。     完全攻略     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   因数分解の知識を深め、確かな実力をつけたいなら「完全攻略」シリーズが役立ちます。 このシリーズは豊富な演習量が特徴で、基礎の反復から応用までしっかりと問題演習をこなすことで、因数分解を完全に理解し、定着させることができます。 また、定期テスト対策ページや、過去の入試問題を扱った実戦問題ページも収録されているため、日々の学習から受験対策まで幅広い学習に対応可能です。 学校の授業の進度に合わせて使いたい方にも最適です。     ハイクラス徹底問題集 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   難易度の高い問題に挑戦し、数学の応用力を圧倒的につけたい人向けの最高峰の問題演習集です。 この問題集では、因数分解の複雑な応用問題や、複数の知識を組み合わせる思考力を要する問題を豊富に扱っています。 難関高校の入試問題も収録されているため、ハイレベルな演習を通じて、ライバルに差をつけたいと考えている学習者を徹底的にサポートします。 現在の学習レベルに関わらず、数学を極めたいという意欲のある方は、ぜひ手に取ってみてください。  

「三権分立」ってなに? 歴史から学ぶ立法・行政・司法のバランス

  目次 はじめに 「三権分立」とは? 三権分立の歴史と考え方 日本における三権分立のしくみ 三権の関係と「抑制と均衡」 三権分立を身近に感じる例 まとめ 社会のおすすめ問題集   はじめに 「三権分立(さんけんぶんりつ)」という言葉を、教科書で見たりニュースで聞いたりしたことがある人も多いと思います。 なんだか難しい政治の専門用語のように感じますが、実は私たちの生活や社会のしくみと深く関わっています。 「三権分立」の意味を知っておくと、ニュースを理解しやすくなるだけでなく、社会の成り立ちや自分たちの権利を守るしくみがよくわかるようになります。 今回は、三権分立とは何か、その歴史や日本でのしくみを紹介していきます。     「三権分立」とは? 三権分立とは、国の権力を「立法(りっぽう)」「行政(ぎょうせい)」「司法(しほう)」の三権(三つの権力)に分けて、それぞれの権力を別の機関が担当するしくみのことです。  立法=法律を定める  行政=法律に従い政策を実施する  司法=法律に基づいて裁判を行う     なぜ、わざわざ三つの権力に分けるのでしょうか? それは、一つの組織や人に権力が集中すると、国民の権利や自由が奪われてしまう危険があるからです。 このように役割を分けておくことで、公平さを保ちやすくなるのです。 三権分立の歴史と考え方 三権分立の考え方を広めたのは、フランスの思想家モンテスキューです。   モンテスキューは18世紀に『法の精神』を著し、 「権力を一か所に集めると国民の権利が失われる。立法・行政・司法の三つの権力を分けてバランスを保つべきだ」 と説きました。 この考え方は、その後のアメリカやフランスの政治制度を作る際にも大きな影響を与えました。   日本初の近代的な憲法として制定された大日本帝国憲法でも、立法権・行政権・司法権は分けられていました。 しかし、それぞれの権力が天皇に従属するしくみだったため、権力の分立が完全には機能せず、国民の権利が侵害されることがたびたび起こりました。 第二次世界大戦後、日本国憲法が制定されると、三権分立のしくみが明確に取り入れられました。そして、国会・内閣・裁判所がそれぞれ独立して役割を果たすことで、国民の基本的人権を守るしくみが整いました。   日本における三権分立のしくみ 日本では、三権分立は日本国憲法にもとづいて次のように分けられています。   立法権=国会 国会は衆議院と参議院から成り立っています。 どちらも国民から選ばれた議員で構成されています。法律を定めることができるのは国会だけです(唯一の立法機関)。 国の予算は国会で審議し、決定します。内閣総理大臣の指名や、内閣不信任決議を行うこともできます。 また、国会は弾劾裁判所を設置し、裁判官がその身分にふさわしくない行為をしたり、職務上の義務に違反した場合に、その裁判官を辞めさせるかどうかなどを判断します。       行政権=内閣 国会が定めた法律や予算にもとづき実際の政治を行います。 内閣のトップは内閣総理大臣で国会議員の中から選ばれます。 内閣は、総理大臣と総理大臣が任命する国務大臣で構成され、そのメンバーが集まる閣議で政治を進めていきます。 内閣は国会の信任にもとづいて成り立ち、臨時に国会を召集したり、衆議院を解散したりする決定権をもっています。(議院内閣制)。       司法権=裁判所 裁判所は独立した機関で、法律にもとづいて公正に判断を下します。 争いを裁判で解決するほか、国会が制定する法律や内閣が作る規則・処分が憲法に違反していないかを審査します(違憲審査権)。 最高裁判所の長官は内閣の指名を受けて天皇が任命し、長官以外の裁判官は内閣が任命します。 また、最高裁判所の裁判官は衆議院選挙の際に的確であるかどうかを国民が審査することができます(国民審査)。         三権の関係と「抑制と均衡」 三権分立では、それぞれの権力が「お互いをチェックし合うことでバランスを取る」しくみになっています。 これを「抑制(よくせい)と均衡(きんこう)」と呼びます。      『完全攻略 社会 公民』p.48より   たとえば、 ・国会が作った法律を、裁判所が「憲法に反していないか」を判断できる(違憲立法審査権) ・内閣の行動を、国会が「質問」や「不信任決議」でチェックできる ・内閣総理大臣は国会の信任を得なければならず、権力を勝手に行使することはできない このように、三つの権力はそれぞれ独立しつつも、お互いを見張り合う関係になっています。 これによって、一つの権力が強くなりすぎるのを防いでいます。   もし、このバランスが崩れてしまうとどうなるでしょうか。 国会や裁判所が機能しなければ、内閣が勝手に法律を作って実行できてしまうかもしれません。 逆に、裁判所の権限が強すぎれば、国会で決めたルールがすぐに無効にされ、政治が前に進まなくなることも考えられます。 歴史をふり返ると、権力が一か所に集中してしまった国では、国民の権利が制限されたり、不公平な政治が行われたりして大きな混乱が生まれました。 だからこそ「抑制と均衡」というしくみは、私たちの権利と民主主義を守るために欠かせない考え方なのです。   三権分立を身近に感じる例 三権分立は日々のニュースでも登場します。 たとえば、ある裁判で「今までの法律は憲法に合わない」と判断され、それがきっかけで法律が変わったこともあります。(2022年、最高裁裁判官国民審査について海外に住む日本人に審査権を認めないのは公務員の選定・罷免を定めた憲法15条に違反しているとの判決が出されました。これにより、海外に住む日本人にも審査権が認められるようになりました) 司法の判断が立法に影響を与えることがあるのです。   また、私たちの身の回りでも、三権分立のように権力を分散させて抑制し合うしくみがあります。スポーツでたとえると、ルールを決めるのが立法、実際に試合を行うのが行政、試合の審判をするのが司法となります。もし、これらの役割を同じ人がぜんぶやったらどうなるでしょうか? 自分が有利なようにルールを変えてしまったり、ルール通りに試合をしなかったり、自分たちが負けそうになると反則を見逃したりするかもしれないですよね。でも、このようなスポーツは楽しいでしょうか? 楽しくないですよね。役割を分担することで、参加者全員がスポーツを公平に楽しめることができるのです。 このように、私たちの日常の中にも「三権分立的な役割分担」があります。   まとめ 三権分立とは、  国の権力を立法・行政・司法の三つの権力に分けるしくみ  日本国憲法にもとづいて、上記を国会・内閣・裁判所がそれぞれ担当している  権力の集中を防ぎ、国民の権利と自由を守るための制度 という大切な制度です。 「三権分立」は一見難しい言葉ですが、私たちの生活を守る大切なしくみです。 三権分立を知っていると、社会をより広い視点で考えられるようになります。   社会のおすすめ問題集 『わからないをわかるにかえる 中学公民』    ・大事なところが一目でわかる ・図とイラストで要点がわかる ・漢字はルビ(読みがな)付き ・つまずいた問題は、ヒントを読んでわからないをわかるにかえる ・スケジュール作成アプリで毎日の学習スケジュールを自動作成できる ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   『わからないをわかるにかえる 社会 高校入試』    ・実際の入試問題を収録 ・ポイント整理で内容をサクッと確認 ・重要語句やキーワードをチェックしやすい ・役立つ特典で高校入試合格をサポート ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら