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中学生応援コラム 第7回「模擬試験はできるだけ早くから受けよう!」

皆さん、こんにちは! このコラムでは、中学生が学校の勉強をスムーズに進め、良い高校入試を迎えるサポートをするために、学校の勉強や入試に向けて取り組むべきポイントをお伝えしていきたいと思います!     今までの更新コラム 第1回「高校入試のとらえ方(1) 種別と学科」第2回「高校入試の捉え方(2) 受験形態」第3回「内申ってなんだろう 高い内申をとるために必要なこと」第4回「内申点と将来の選択肢への影響」第5回「定期テストってなんだろう 高得点を取るために必要なこと」 第6回「定期テスト成功の秘訣!普段から意識したいこと」 第7回「模擬試験はできるだけ早くから受けよう!」 第8回以降もお楽しみに!   前回までは学校の内申点や定期テストについて話してきましたが、今回はテスト繋がりで「模擬試験」についてお話をしていきます。   模擬試験って受けるべき? 世の中には色んな模擬試験がありますよね。   よく「模擬試験って受けた方がいいですか?」という質問をいただくこともあります。 結論から言うと、、、「同じ模擬試験をなるべく早い段階から受け続けるのが良い」というのが私の回答です。 お金もかかりますので、絶対!というわけではないのですが、上手に使うことで大きく力を伸ばすきっかけにすることができます!         こうやって受けてみよう 模擬試験を申し込むと、三つのフェーズが発生します。 受ける前(数週間)、受ける時、受けた後(一週間程度)です。   気をつけてほしいのは、模擬試験を受ける(=「受ける時」)だけでは力は伸びないということです。 よく、模擬試験を受けるだけ受けまくって、受けていることに満足してしまうケースがあるのですが、それでは力は伸びません。     模擬試験を「受ける前」 まず、受けると決めた時から「受ける前」フェーズがスタートします。 ここでは模擬試験の範囲や出題形式、難易度などを確認しながら、自分が出題されるであろう問題を解けるかどうか練習してみます。 範囲表があれば持っている問題集から該当範囲を探して解いてみると良いでしょう。模擬試験のバックナンバーがあるならばぜひやってみてください。 これらの作業は、模擬試験を一つの目標として、自分ができていないところを探したり、その課題を強化していく作業です。       模擬試験を「受ける時」 「受ける前」フェーズが充実すると、「受ける時」にテーマが発生します。 しっかり準備したあの単元がきちんとできるようになっているだろうか。この科目は結構時間をかけて勉強したけど、得点は上がるだろうか。その準備が正しく身についているかを確かめるわけです。         模擬試験を「受けた後」 そして「受けた後」フェーズでは、主に自分が間違えたところと、迷った・自信がなかったところを中心に復習します。これは結果が出てなるべくすぐが良いでしょう。記憶が薄くなると復習の効果は減りますし、そもそも復習する気がなくなります。結果が返ってくる日はあらかじめ、数時間ほど復習の時間を予定しておく方がいいと思います。その復習の時間を使って、間違えた問題について納得して解けるようにすることが大切で、解説にじっくり向き合う忍耐力や読解力がモノをいいます。そして、ここで復習した内容や覚え直した内容は、次の模擬試験の「受ける前」フェーズで再度確認してみましょう。そこでしっかり解ければ、完全に定着したと考えていいでしょう。 このサイクルをぐるぐると回していくことで、実力がどんどんついていくのです。       読んでいただければわかるように、「受ける時」が充実するためには「受ける前」が大切で、「受ける時」がしっかりすれば「受けた後」が価値の高いものになります。 前後にしっかり取り組まないで、ただひたすら受ける数だけ増やしても、消化不良になるだけでちっとも力に結びつかないのです。         まとめ こういうところから、冒頭に申し上げた「同じ模擬試験をなるべく早い段階から受け続けるのが良い」という結論が出てきます。 同じ模擬試験であれば、回数として多すぎることはなく、適度な回数を実施してくれますし、継続的に受験することで自分の力の変化も視覚的に見られるようになります。その変化が、最終的に志望校を決める段階になってとても大事な情報になってくるのです。 直前になって慌てて模擬試験を受けよう!という形ではメリットがありませんから、早い段階から継続していってください。   中1・中2の段階では、多くてもせいぜい年3回程度だと思いますので、大きな負荷にはなりません。 むしろ定期テストがない時期のいい目標設定ということで、前向きに学習スケジュールに組み込んでもらえると、とても有意義に模擬試験を活用することができますよ!       さて、次回は4月に入って悩む人も多いであろう「部活動との両立」について、勉強と部活をどう両立すれば良いか説明していきます。 ぜひ次回もお読みください!       筆者:金澤 浩(かなざわ ひろし) 大手学習塾で20年以上指導し、様々な生徒を合格に導く。現在は共育コンサルタントとして講演会や個別での進路選択や学習の支援に取り組む

これで完璧!小中学生向け暗記のコツとテクニック

暗記は学習の大切な一部です。覚えた知識が、学力の基礎になるからです。   暗記とは、文字などを見なくても、すらすらと言えるようによく覚えることです。 でも、すらすら出てくるまで覚えるって、なかなか大変ですよね。   暗記には、効果的に覚える方法があります。 この記事では、暗記をもっと楽に、そして効率よくできるコツやテクニックを紹介します。 これを実践すれば、暗記がもっと得意になりますよ!     もくじ   暗記の基本とは   効果的な暗記のコツ   暗記を助ける生活習慣   暗記を楽しくする工夫   おすすめの暗記のツール   記憶の定着に!おすすめの問題集   まとめ     暗記の基本とは 暗記は記憶の仕組みを理解することで、効率よく行えるようになります。   記憶の仕組みを知ろう 私たちの記憶は、「短期記憶」と「長期記憶」に分かれています。 短期記憶は一時的に覚えるもの、長期記憶は時間がたっても覚えているものです。 短期記憶は、短時間で消えてしまうので、その時は覚えていてもすぐに忘れてしまいます。 しかし、繰り返し学習することで、長期記憶になり、忘れなくなります。 エビングハウスの忘却曲線という研究によって、最初は忘れやすいけれど、何度も復習すると長期記憶に残りやすくなるというメカニズムがわかっています。 (エビングハウスの忘却線についてはこちらの記事でも紹介しています。)         暗記と理解の関係 暗記と理解は、実はとても大事な関係にあります。 ただ覚えるだけではなく、意味を理解して覚えることで、覚えやすくなります。 例えば、歴史の出来事をただ覚えるのではなく、その出来事がなぜ起こったのかを考えながら覚えると、記憶が強くなります。 理解しながら暗記するのが、効率的な学習方法です。       効果的な暗記のコツ 次は、実際に試せる暗記法を紹介します。 どれも簡単で、すぐに使えるテクニックばかりです。 自分に合った方法を見つけて、試してみてください!     声に出して覚える 声に出して覚えることで、記憶が定着しやすくなります。 音読することで、目と耳の両方を使うことができるからです。 例えば、教科書の内容を声に出して読んだり、英単語を繰り返し言ったりすると、記憶に残りやすくなります。     書いて覚える 書くことでも記憶は強化されます。何度も手を動かして書くことで、覚えたことが頭に定着します。 例えば、暗記したい単語を何回も書き写すだけでも、記憶がしっかりと残ります。 書くことで目と手を使うので、記憶に残りやすくなるのです。     リズムや語呂合わせを活用する リズムや語呂合わせを使うと、覚えやすくなります。 例えば、暗記したいことを歌にしたり、語呂合わせをつくったりすると、覚えるのが楽しくなります。 リズムに合わせて英語の単語やセンテンスを繰り返す「チャンツ」という学習方法もあります。       イメージで記憶する 視覚的に覚える方法も効果的です。イメージを使って覚えることで、記憶に残りやすくなります。 例えば、覚えたい言葉や内容を絵に描いてみたり、図や表にまとめたりすると、イメージが記憶の助けになります。     体を動かしながら覚える 歩きながら暗記したり、ストレッチしたりしながら覚える方法もおすすめです。 体を動かすことで脳が活性化し、記憶力がアップします。 例えば、暗記したい単語を歩きながら声に出して言ってみると、より効果的に記憶できます。       暗記を助ける生活習慣 暗記をより効率的にするためには、生活習慣も大切です。 気をつけることで、記憶力がアップします。     睡眠の重要性 記憶を定着させるためには、十分な睡眠が必要です。 また、寝る前に復習すると、覚えたことがしっかりと記憶に残ります。 寝る前に軽く今日の勉強内容を振り返るだけでも、記憶が深くなりますよ。       適度な休憩と運動 長時間勉強し続けるよりも、適度な休憩をとったり、軽く体を動かしたりすることが大切です。 25分間、集中する作業を行い、5分間休憩をとる、「ポモドーロ・テクニック」というものがあります。 集中できる時間には個人差があるので、必ずしも25分である必要はないですが、こうしたメソッドを取り入れて、学習してみてもよいかもしれません。 軽い運動やストレッチも、記憶力を向上させる手助けになります。       暗記を楽しくする工夫 暗記を楽しくする工夫を取り入れることで、モチベーションを保ちやすくなります。     ゲーム感覚で学ぶ 暗記をゲームのように楽しむと、勉強が楽しくなります。 例えば、クイズ形式で出題し合ったり、暗記カードをカルタのように取り合ったり、楽しみながら学ぶ方法です。 ゲーム感覚で勉強すれば、飽きずに続けられます。     友達や家族と一緒に学習 友達や家族と一緒に暗記することで、競争や協力が生まれ、楽しく覚えられます。 家族にクイズを出したり、友達と競争して覚えたりする方法は、暗記をより楽しくしてくれます。       おすすめの暗記ツール 暗記を助けるツールもたくさんあります。これらを活用すれば、暗記がもっと効率的に進みますよ。     単語カードやアプリの活用 単語カードや暗記アプリを使うと、手軽に暗記ができます。 自分で単語カードをつくって繰り返し見ることもできますし、アプリを使えば、移動中でも暗記ができます。     暗記ペン&チェックシートの使い方 暗記ペンとチェックシートを使うことで、重要な部分を隠して覚えることができます。 赤いペンでマークした部分を、シートで隠して何度も復習する方法が有効です。       記憶の定着に!おすすめの問題集 【小学生向け】小学教科書ワーク    小学生には「小学教科書ワーク」がおすすめです。 「小学教科書ワーク」は教科書の内容に沿った教科書準拠版の問題集で、授業の内容や勉強の仕方がよくわかる問題集です。 いろいろな特典が付属しているのも特長ですが、中でも5教科に付いている「わくわくポスター」や英語の「わくわくカード」、理科・社会の「わくわくカード&カードアプリ」は暗記に役立ちます。     ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       【中学生向け】中学教科書ワーク   中学生には「中学教科書ワーク」がおすすめです。 「中学教科書ワーク」は教科書の内容に沿った教科書準拠版の問題集で、定期テスト対策にもぴったりな問題集です。 いろいろな特典が付いていますが、中でも赤シートで隠して覚える小冊子「スピードチェック」や学習カードの「ポケットスタディ」は、暗記の強い味方です。 主要5教科に付属する、いつでもどこでも手軽に勉強できるWEBアプリ「Newどこでもワーク」も知識を定着させるのに役立ちます。       ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら       教科書準拠の問題集を探すなら       まとめ 暗記はただ覚えるだけではなく、工夫をすることでより効率的に覚えることができます。 自分に合った方法を見つけて、いろいろ試してみましょう。 少しずつコツをつかんでいけば、暗記が得意になり、勉強がもっと楽しくなりますよ!  

中学生応援コラム 第6回「定期テスト成功の秘訣!普段から意識したいこと」

皆さん、こんにちは! このコラムでは、中学生が学校の勉強をスムーズに進め、良い高校入試を迎えるサポートをするために、学校の勉強や入試に向けて取り組むべきポイントをお伝えしていきたいと思います!     今までの更新コラム 第1回「高校入試のとらえ方(1) 種別と学科」第2回「高校入試の捉え方(2) 受験形態」第3回「内申ってなんだろう 高い内申をとるために必要なこと」第4回「内申点と将来の選択肢への影響」第5回「定期テストってなんだろう 高得点を取るために必要なこと」 第6回「定期テスト成功の秘訣!普段から意識したいこと」 第7回「模擬試験はできるだけ早くから受けよう!」 第8回以降もお楽しみに!     前回は定期テストの大切さについて説明しましたが、今回は定期テストで高得点を取るために重要なポイントをお伝えしていきます。     テスト範囲が出る前からが勝負! 定期テストの試験範囲は、おおよそ1〜2週間前に告知されると伝えました。 ですが、そもそも試験範囲が出ないと何が範囲になるかわからない、という状態では高得点を取るのは難しいでしょう。 授業で全くやったことのない内容は定期テストにはほぼ出ませんので、普段の授業をしっかり受けていれば大体の範囲は予想できるはずです。       そして、範囲が出る前から気をつけておいて欲しいのが、「今授業でやっている単元が自分は理解できているかどうか」を判断しておくことです。 前回、物事を習得する順番は(1)知る (2)わかる (3)できる (4)教えられる の順番だとお伝えしましたが、先生が授業で扱っている内容が(2)のレベルまで行っているのかどうかを把握しておくことが最も大切です。     例えば2週間前に試験範囲が発表されるとします。そうすると、定期テストまで平日が10日間と、土日の休みが4日間あります。       それぞれの日には、勉強にどれくらいの時間が取れるでしょうか? そして定期テストの実施科目数はいくつあるでしょうか? 単純に割れば、1科目にかけられる平均時間が出てきますよね。     (3)のレベルまで高めることで高得点が取れるようになるわけですが、それが先ほど計算した時間で足りるか?がポイントになります。 仮に「英語は(2)まで行ってるけど数学は(1)だ」という状況だったら、英語の時間を少し削って数学に当てる必要がありますよね。     どれくらい時間がかかるか読めないくらいの状況では何から始めればいいかも決められません。 だからこそ、普段の授業を受けながら、今の単元の理解度がどれくらいかを判断しておく必要があります。 限られた時間を効率的に使うことができれば、全体の得点を高めることができるようになりますよ。     暗記への取り組み方 もう一つポイントを紹介します。一部の科目には、暗記が必要な分野もあります(漢字、英単語など)。これらはその一つ一つの問題もさることながら、他の問題でも使う知識が含まれているため、最重要とも言えます。     よく「暗記が苦手だけどどうすればいいか」という質問をいただくのですが、効果的な暗記の勉強方法は子どもの個性によって違う、というのが私の回答です。 ひたすら手を動かして書け!と昔はよく教わったと思うのですが、書いて覚えやすい子とそうでない子がいるのが現実です。 書いても覚えられない子は、例えば「声に出しながら覚える」とか、「語源や成り立ちを一緒に学ぶ」とか、「カードやまとめノートにして視覚的に覚える」とか、違うアプローチを工夫してみてください。 これは脳によって情報が記憶されやすいやり方が違う、という脳科学の分野の考え方です。   ひたすら手で書いて覚えられなくても、「私は暗記が苦手だ」などと考える必要はありません。 書いて覚えられないなら、違う自分にあったやり方で覚えていけばいいのです。 まずは違うやり方で覚えてみて、うまく行ったなら継続、ピンと来ないならちょっと修正して、と工夫して取り組んでいくことが最も大切です。 自分にあった暗記の仕方がわかると、スムーズに知識を覚えることができるようになりますよ!       次回は、入試に向けて定期テストと同じくらい大切な「模擬試験」について詳しく説明していきます!       筆者:金澤 浩(かなざわ ひろし) 大手学習塾で20年以上指導し、様々な生徒を合格に導く。現在は共育コンサルタントとして講演会や個別での進路選択や学習の支援に取り組む