アゲモノ【第5回】「文節のはたらき」
学び直したい大人に贈る連載「アゲモノ」
昔習った気がするあれやこれ…
少し思い出してみませんか?
おいしいアゲモノが一緒だから、サクサク取り組めます
問題
次の下線部で示した文節のはたらきとして正しいものを、あとのア~オからそれぞれ選びなさい。
ぼくはその日、①サックサクのコロッケを買った。
早く帰ろうと、②いそいそと歩き出したが、ついにがまんできず、一口ほおばってしまった。
その瞬間、なんともいえない幸せな気持ちが胸に③広がった。
ア 主語
イ 述語
ウ 連体修飾語
エ 連用修飾語
オ 接続語
※この下へスクロールするとヒント①が見えますのでご注意ください。
ヒント①
修飾語は、「何を」「いつ」「どこで」「どのように」など、他の文節の内容を説明する働きをもつ。
連体修飾語は体言を、連用修飾語は用言を詳しく説明するもの。
※この下へスクロールするとヒント②が見えますのでご注意ください。
ヒント②
体言は名詞のこと。
用言は動詞や形容詞、形容動詞のこと。
※この下へスクロールすると解答が見えますのでご注意ください。
解答・解説
①ウ ②エ ③イ
ぼくはその日、①サックサクのコロッケを買った。
①=ウ 連体修飾語
早く帰ろうと、②いそいそと歩き出したが、ついにがまんできず、一口ほおばってしまった。
②=エ 連用修飾語
その瞬間、なんともいえない幸せな気持ちが胸に③広がった。
③=イ 述語
①は、「コロッケ」の状態を説明しています。「コロッケ」は体言(名詞)なので、連体修飾語です。
②は、「歩き出した」の様子を説明しています。「歩き出した」は動詞、つまり用言なので、連用修飾語です。
③は、主語「気持ちが」に対応した述語です。
次回もお楽しみに!
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