アゲモノ【第1回】「三平方の定理」
学び直したい大人に贈る連載「アゲモノ」
昔習った気がするあれやこれ…
少し思い出してみませんか?
おいしいアゲモノが一緒だから、サクサク取り組めます
問題
スーパーマーケットで揚げ物を選んでいるとき、トングとアジフライの間に直角三角形が見えることが気になってきた。
次の三角形ABCについて、辺BCの長さを求めなさい。
※この下へスクロールするとヒント①が見えますのでご注意ください。
ヒント①
三平方の定理を使ってみよう。
三平方の定理ってなんだっけ?となったらヒント2へ
※この下へスクロールするとヒント②が見えますのでご注意ください。
ヒント②
三平方の定理は
直角三角形において、斜辺(直角と向かい合う辺)以外の2つの辺の長さをそれぞれ2乗して足すと、斜辺の長さの2乗と等しくなる、
という公式。
ちなみに、2乗とはその数を2回かけ算すること。
2の2乗=2×2=4
2の3乗=2×2×2=8
※この下へスクロールすると解答が見えますのでご注意ください。
解答・解説
解答 5cm
三平方の定理によると、
直角三角形において、a²+b²=c² が成り立つ。
問いの直角三角形ABCについて
a=BC、b=AB、c=CAとして、三平方の定理を使うことができる。
a²+b²=c²
⇒ BC²+AB²=CA²
AB=12、CA=13なので、
BC²+12²=13²
これを計算していくと、
BC²=13²-12²
BC²=169-144
BC²=25
BCは2乗して25になる数字なので、5または-5があてはまるが、三角形の辺の長さが負の数や0になることはありえない(BC>0)
よって、BC=5
次回もお楽しみに!
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