2026/01/16

中学英文法 完全理解 形容詞と副詞の違いをおさえよう!

 

 

形容詞と副詞とは? それぞれの役割を理解しよう

英語の文法で、多くの中学生がつまずきやすいのが形容詞と副詞の違いです。

「goodとwellってどう違うの?」

「-lyがついていたら副詞?」

など、疑問がたくさん出てきますよね。

   

 

まず大切なのは、

「形容詞も副詞も、ほかの言葉を説明する(修飾する)役割をもっている」

ということです。

ここでいう「修飾」とは、「どんな?」「どのように?」と補足説明することだと考えてください。

 

① 形容詞の役割

形容詞は、名詞を説明する言葉です。人・物・ことの「性質」や「状態」を表します。

たとえば、下記のように使います。 

 

このように、形容詞は「名詞の前」に置かれて、あとの名詞がどんなものかを説明します。

「どんな花?」「どんな犬?」と考えると、形容詞が使われていることが分かります。

 

② 副詞の役割

副詞は、名詞以外を説明する言葉です。動詞・形容詞・ほかの副詞を説明します。

たとえば、下記のように使います。

 

「どのように走る?」「どれくらい美しい?」と考えると、副詞が使われていることが分かります。

 

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形容詞と副詞の違い 3つの見分けるポイント

形容詞と副詞を見分けるときは、次の3つのポイントを順番に考えるのがコツです。

 

① どの語を修飾しているか(一番大事!)

最も重要なのは、その語が何を説明しているかです。

 修飾している語が名詞→ 形容詞

 修飾している語が動詞・形容詞・副詞→ 副詞

例文でみてみましょう。

 

このように、「どの語を説明しているか」を意識すると、正しく判断できます。

 

② 語尾で見分ける(-lyがあるかどうか注目)

多くの副詞は、-lyで終わります。たとえば、quickly(急いで)、slowly(ゆっくりと)、carefully(注意深く)などが-lyで終わる副詞です。

ただし、下記のような例外もあるので注意が必要です。これらは形容詞としても副詞としても使われます。

 

「-lyがない=形容詞」と決めつけないようにしましょう。

 

③ 文中の位置で判断する

形容詞と副詞は、置かれる場所にも特徴があります。

 形容詞:名詞の前、またはbe動詞のあと

 副詞:動詞の前後、形容詞の前、文の最後など

 

 

 

 

注意すべき形容詞と副詞

① よく似た意味のgoodと well

どちらも似た意味をもっていたます。しかし、goodは形容詞、wellは副詞です。

 Emi is a good tennis player.(エミは良いテニス選手です) 形容詞

  ⇒名詞tennis playerを説明

 Emi sings well.(エミは上手に歌います)          副詞

  ⇒動詞singsを説明

 

② fastとhard とearly

これらは、形容詞でも副詞でも同じ形で使います。

の中での役割を見てどちらの品詞か判断しましょう。

●fast

 形容詞  Ken is a fast runner(ケンは速い走者です) 

 副詞   Ken runs fast.(ケンは速く走ります)

 ⇒名詞(runner)を修飾しているので上の文のfastは形容詞、動詞(runs)を修飾している下の文のfastは副詞です。

 

●hard

 形容詞  This is a hard problem.(これは難しい問題です)

 副詞   Nao studies hard.(ナオは一生懸命勉強します)

 ⇒名詞(problem)を修飾しているので上の文のhardは形容詞、動詞(studies)を修飾している下の文のhardは副詞です。

 

●early

 形容詞 I take an early train.(私は早い電車に乗ります)

 副詞  I get up early.(私は早く起きます)

 ⇒名詞(train)を修飾しているので上の文のearlyは形容詞、動詞(get up)を修飾している下の文のearlyは副詞です。

 

③hardとhardly

形が似ていてどちらも副詞として使います。しかし、意味が大きく異なります。意味の違いをしっかりとおさえておきましょう。

 hard:一生懸命に

 hardly:ほとんど~ない

 My brother studies hard.(私の弟は一生懸命に勉強します)

 My brother hardly studies.(私の弟ほとんど勉強しません

 

 

形容詞・副詞の見分け方 実践テクニック

ステップ① まずは、前後の単語をチェック

「この語は、どの語を説明している?」と考えるクセをつけましょう。

名詞を説明しているのなら形容詞、それ以外なら副詞です。

 

ステップ② be動詞のあとに置けるかをチェック

be動詞のあとにきて、主語を説明するのは形容詞です。

She is happy(〇)  形容詞

She is quickly.(×) 副詞

 

 

これは必ず覚えよう。頻出! 形容詞・副詞の重要単語リスト

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形容詞と副詞、よくある質問(FAQ)

Q:very は形容詞ですか?副詞ですか?

A:very は副詞です。形容詞や副詞をさらに強める働きをします。

very big(とても大きい)・・・」big(形容詞)を説明

very well(とても上手に)…well(副詞)を説明

 

Q:-lyがついていたら必ず副詞ですか?

A:いいえ。friendly(親しみやすい、友好的な)、lovely(かわいい、すてきな)、lively(活気のある)のように形容詞のものもあります。

 ① Mr. Mori is friendly.(森先生は親しみやすいです)

 ② Aki has a lovely bag.(アキはかわいい鞄を持っています)

 ③ We live in a lively town.(私たちは活気のある町に住んでいます)

⇒be動詞のあとにきて主語を説明していたり(①)、名詞を説明している(②・③)ことから形容詞です。

 

Q:be動詞のあとは形容詞、副詞、どちらを使いますか。

A:基本的には形容詞を使います。be動詞のあとでは、「主語がどんな状態か」を説明するため、形容詞がきます。

副詞は、動詞の動きや様子を説明する言葉なので、be動詞のあとには使いません。

 (〇)Eito is kind.(エイトは親切です)
  → kind は 主語(Eito)を説明する形容詞

 (×)Eito is kindly.
  → kindlyは副詞なので使えない

 

Q:同じ単語なのに、形容詞と副詞の両方になるのはなぜですか?

A:fast や hard などは、文の中での役割によって形容詞にも副詞にもなります。

形は同じでも、「何を修飾しているか」でどちらの品詞か判断しましょう。

 a fast car(速い車)…名詞carを修飾→形容詞

 run fast(速く走る)…動詞runを修飾→副詞

 

 

練習問題 形容詞と副詞を見分けよう

この記事の仕上げとして、練習問題にチャレンジしましょう。

次の英文の訳に合うように、( )に入る最も適切な語を下の語群から選びましょう。

そして、形容詞か副詞か答えましょう。
※同じ語は1回しか使えません。

問題

語群

【 good / well / fast / happy / carefully / easy / slowly / hard / busy / quiet 】

 

 

解答と解説

 

 

まとめ

形容詞と副詞の違いは、何を修飾しているかを見れば判断できます。

語尾や置かれている位置も見分けるポイントですが、まずは「どの語を説明しているか」を考えることが大切です。

このポイントを意識して問題に取り組めば、定期テストや入試でも自信をもって解けるようになります。

少しずつ練習しながら、確実に身につけていきましょう。

 

 

 

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中学英語の不定詞3用法を詳しく解説! ~意味・例文・使い分けと動名詞との違い~

  もくじ はじめに 不定詞とは? 基本の形と役割を理解しよう 不定詞の3つの用法:具体的な判別法 3つの用法の見分け方:簡単な判別ステップ ★ 発展編 知っておきたい! 不定詞の応用表現 よくある質問:不定詞と動名詞(~ing)の違い まとめ 「不定詞」を学習するのにおすすめの文理の教材   はじめに 英語の不定詞は、〈to+動詞の原形〉の形で表します。 最初は少し難しく感じるかもしれませんが、不定詞は英語の表現の幅を一気に広げてくれる大切な文法です。 不定詞の基本をしっかり理解しておくと、動名詞やあとで学ぶ不定詞の応用表現もスムーズに入ってきます。 不定詞は、形は同じ(〈to+動詞の原形〉)でも文の中でどんな役割をしているかによって意味が異なります。 主に次の3つの働きがあります。 1 名詞的用法:文の主語・目的語・補語になる(「〜すること」) 2 形容詞的用法:名詞を説明する(「〜するための」「〜すべき」) 3 副詞的用法:動詞や形容詞を説明する(「〜するために」)   一見、複雑そうですが、ポイントは「文中のどこに置かれているか」と「どんな意味で使われているか」の2つ。 この基本をつかめば、3用法の区別はそれほど難しくありません。 この記事では、この3つの用法をていねいに解説します。 さらに、不定詞の応用表現や名詞的用法とよく似た意味で使われる動名詞との使い分けについても、記事の最後でわかりやすく説明します。 読み終わるころには、「不定詞って意外と簡単!」と自信をもてるようになりますよ。 ★文理の問題集で「不定詞」を学習するならこちらがおすすめ。 「わからないをわかるにかえる」 「完全攻略」 「ハイクラス徹底問題集」     不定詞とは? 基本の形と役割を理解しよう 不定詞は、〈to + 動詞の原形〉の形で表します。形を見るだけで「不定詞だ」とわかります。 重要なのは、この〈to + 動詞の原形〉が文の中でどんな役割を果たすかを理解することです。   不定詞の基本3用法   まずは〈to+原形〉でひとかたまりになっていることを認識し、次に「文中の位置」と「意味」でどの用法かを判断するクセをつけましょう。     不定詞の3つの用法:具体的な判別法 1 名詞的用法 不定詞が名詞と同じ働きをし、「~すること」の意味を表します。 動詞の目的語になります。また、文の主語や補語になることもあります。     2 形容詞的用法 不定詞が直前の名詞を説明し、「~するための」「~すべき」を表します。   見分け方のコツは「不定詞の直前に説明を受ける名詞があるか」をチェックすることです。   3 副詞的用法 不定詞が後ろから動詞や形容詞を説明します。 「~するために(目的)」や「~して(感情の原因・理由)」を表します。   見分け方のコツは「不定詞の前に説明を受ける動詞句や形容詞があるか」をチェックすることです。     3つの用法の見分け方:簡単な判別ステップ 〈to + learn〉を例に、文中の位置によって用法が変わる例を見てみましょう。   【判別ステップ】 1 「~すること」と訳してみる  もし文が意味をなすなら名詞的用法。 2 直前に名詞があるか確認する  名詞があれば、それを説明している形容詞的用法。 3 「なぜ?」「どうして?」と問いかける  動詞や形容詞の目的・理由を説明していれば、副詞的用法。     ★ 発展編 知っておきたい! 不定詞の応用表現 以下の不定詞を使った表現は定期テストでもよく出題されます。 形と意味をセットで覚えましょう。       よくある質問:不定詞と動名詞(~ing)の違い Q1 不定詞も動名詞も目的語にとれる動詞は? like、love、hate、start、begin、continue などの動詞は目的語に不定詞も動名詞もとることができます。 I like to read books.(私は本を読むことが好きです) = I like reading books.   Q2 目的語に不定詞だけを使う動詞は? want、decide、hope、wish などの動詞は不定詞のみを目的語とします。 I want to go home.(私は家に帰りたいです)  × I want going home.   Q3 目的語に動名詞だけを使う動詞は? enjoy、avoid、finishなどの動詞は動名詞(~ing)のみを目的語にとります。 I enjoy playing soccer.(私はサッカーをすることを楽しみます)  × I enjoy to play soccer.   Q4:不定詞と動名詞で意味が異なる動詞は? try、remember、forgetなどはどちらを目的語としてとるかで意味が異なるので要注意です。 tryとrememberを例に見てみましょう。       まとめ 不定詞〈to+動詞の原形〉には、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法の3つの働きがあり、それぞれが文の中で異なる役割を果たしています。 どの用法を使っているのかを見分けるときは、 「文中の位置を見る」 「意味を訳してみる」 「その文で何を説明したいのか考える」 の3ステップがとても役立ちます。   また、不定詞と動名詞の違いもおさえておきましょう。 不定詞は「~すること」「〜するための」「~するために」などの幅広い使い方をします。 一方、動名詞は「~すること」という名詞的な働きが中心です。 この特徴を押さえておけば、その違いも自然と理解しやすくなります。 最初は少し難しく感じるかもしれません。しかし、ポイントをつかむと不定詞は英語表現を一気に広げてくれる便利な文法です。 問題練習をしながら、ぜひ「不定詞を使いこなせる」感覚を身につけていきましょう。     「不定詞」を学習するのにおすすめの文理の教材 「わからないをわかるにかえる」 不定詞など中学で学習する英文法を基礎からじっくり学びたい、どこから手をつけていいかわからないという人に最適なシリーズです。 この教材は、「わからない」を「わかる」にかえることを徹底的に追求しています。 文法をスモールステップで図解やイラストでていねいに解説しています。 そのため、英語が苦手な人でも基礎から練習を着実に積み重ね、理解することができます。 簡単なステップで自信をつけながら学習を進めたい方に、特におすすめします。        ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら   「完全攻略」 中学で学習する英文法の知識を深め、確かな実力をつけたいなら「完全攻略」シリーズがおすすめです。 このシリーズは豊富な問題量が特徴です。 文法の基礎の反復から応用まで問題をしっかりとこなすことで、文法を完全に理解し、定着させることができます。 定期テスト対策ページに加えて、過去の入試問題を扱ったページも収録されているため、日々の学習から受験対策まで幅広い学習に対応が可能です。 学校の授業の進度に合わせて使いたい方にも最適です。        ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら     「ハイクラス徹底問題集」 難易度の高い問題に挑戦し、応用力を圧倒的につけたい人向けの「英語の最高峰の問題集」です。 この教材では、教科書では取り上げていない高度な英文法も扱っています。 難関高校の入試問題も収録されているため、ハイレベルな問題を解くことで、ライバルに差をつけたいと考えている学習者を徹底的にサポートします。 現在の学習レベルに関わらず、英語を極めたいという意欲のある方は、ぜひ手に取ってみてください。         ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら