中学英文法 完全理解 形容詞と副詞の違いをおさえよう!

形容詞と副詞とは? それぞれの役割を理解しよう
英語の文法で、多くの中学生がつまずきやすいのが形容詞と副詞の違いです。
「goodとwellってどう違うの?」
「-lyがついていたら副詞?」
など、疑問がたくさん出てきますよね。

まず大切なのは、
「形容詞も副詞も、ほかの言葉を説明する(修飾する)役割をもっている」
ということです。
ここでいう「修飾」とは、「どんな?」「どのように?」と補足説明することだと考えてください。
① 形容詞の役割
形容詞は、名詞を説明する言葉です。人・物・ことの「性質」や「状態」を表します。
たとえば、下記のように使います。

このように、形容詞は「名詞の前」に置かれて、あとの名詞がどんなものかを説明します。
「どんな花?」「どんな犬?」と考えると、形容詞が使われていることが分かります。
② 副詞の役割
副詞は、名詞以外を説明する言葉です。動詞・形容詞・ほかの副詞を説明します。
たとえば、下記のように使います。

「どのように走る?」「どれくらい美しい?」と考えると、副詞が使われていることが分かります。
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形容詞と副詞の違い 3つの見分けるポイント
形容詞と副詞を見分けるときは、次の3つのポイントを順番に考えるのがコツです。
① どの語を修飾しているか(一番大事!)
最も重要なのは、その語が何を説明しているかです。
修飾している語が名詞→ 形容詞
修飾している語が動詞・形容詞・副詞→ 副詞
例文でみてみましょう。

このように、「どの語を説明しているか」を意識すると、正しく判断できます。
② 語尾で見分ける(-lyがあるかどうか注目)
多くの副詞は、-lyで終わります。たとえば、quickly(急いで)、slowly(ゆっくりと)、carefully(注意深く)などが-lyで終わる副詞です。
ただし、下記のような例外もあるので注意が必要です。これらは形容詞としても副詞としても使われます。

「-lyがない=形容詞」と決めつけないようにしましょう。
③ 文中の位置で判断する
形容詞と副詞は、置かれる場所にも特徴があります。
形容詞:名詞の前、またはbe動詞のあと
副詞:動詞の前後、形容詞の前、文の最後など


注意すべき形容詞と副詞
① よく似た意味のgoodと well
どちらも似た意味をもっていたます。しかし、goodは形容詞、wellは副詞です。
例
Emi is a good tennis player.(エミは良いテニス選手です) 形容詞
⇒名詞tennis playerを説明
Emi sings well.(エミは上手に歌います) 副詞
⇒動詞singsを説明
② fastとhard とearly
これらは、形容詞でも副詞でも同じ形で使います。
の中での役割を見てどちらの品詞か判断しましょう。
例
●fast
形容詞 Ken is a fast runner(ケンは速い走者です)
副詞 Ken runs fast.(ケンは速く走ります)
⇒名詞(runner)を修飾しているので上の文のfastは形容詞、動詞(runs)を修飾している下の文のfastは副詞です。
●hard
形容詞 This is a hard problem.(これは難しい問題です)
副詞 Nao studies hard.(ナオは一生懸命勉強します)
⇒名詞(problem)を修飾しているので上の文のhardは形容詞、動詞(studies)を修飾している下の文のhardは副詞です。
●early
形容詞 I take an early train.(私は早い電車に乗ります)
副詞 I get up early.(私は早く起きます)
⇒名詞(train)を修飾しているので上の文のearlyは形容詞、動詞(get up)を修飾している下の文のearlyは副詞です。
③hardとhardly
形が似ていてどちらも副詞として使います。しかし、意味が大きく異なります。意味の違いをしっかりとおさえておきましょう。
hard:一生懸命に
hardly:ほとんど~ない
例
My brother studies hard.(私の弟は一生懸命に勉強します)
My brother hardly studies.(私の弟ほとんど勉強しません)
形容詞・副詞の見分け方 実践テクニック
ステップ① まずは、前後の単語をチェック
「この語は、どの語を説明している?」と考えるクセをつけましょう。
名詞を説明しているのなら形容詞、それ以外なら副詞です。
ステップ② be動詞のあとに置けるかをチェック
be動詞のあとにきて、主語を説明するのは形容詞です。
She is happy(〇) 形容詞
She is quickly.(×) 副詞
これは必ず覚えよう。頻出! 形容詞・副詞の重要単語リスト
① よく使う形容詞 20選
名詞を説明したり、「~だ」と状態を表したりするときに使う重要な形容詞です。

② よく使う副詞 20選
動作の様子や、程度・頻度、時、場所などを説明する重要な副詞です。

形容詞と副詞、よくある質問(FAQ)
Q:very は形容詞ですか?副詞ですか?
A:very は副詞です。形容詞や副詞をさらに強める働きをします。
例
very big(とても大きい)・・・」big(形容詞)を説明
very well(とても上手に)…well(副詞)を説明
Q:-lyがついていたら必ず副詞ですか?
A:いいえ。friendly(親しみやすい、友好的な)、lovely(かわいい、すてきな)、lively(活気のある)のように形容詞のものもあります。
例
① Mr. Mori is friendly.(森先生は親しみやすいです)
② Aki has a lovely bag.(アキはかわいい鞄を持っています)
③ We live in a lively town.(私たちは活気のある町に住んでいます)
⇒be動詞のあとにきて主語を説明していたり(①)、名詞を説明している(②・③)ことから形容詞です。
Q:be動詞のあとは形容詞、副詞、どちらを使いますか。
A:基本的には形容詞を使います。be動詞のあとでは、「主語がどんな状態か」を説明するため、形容詞がきます。
副詞は、動詞の動きや様子を説明する言葉なので、be動詞のあとには使いません。
(〇)Eito is kind.(エイトは親切です)
→ kind は 主語(Eito)を説明する形容詞。
(×)Eito is kindly.
→ kindlyは副詞なので使えない
Q:同じ単語なのに、形容詞と副詞の両方になるのはなぜですか?
A:fast や hard などは、文の中での役割によって形容詞にも副詞にもなります。
形は同じでも、「何を修飾しているか」でどちらの品詞か判断しましょう。
例
a fast car(速い車)…名詞carを修飾→形容詞
run fast(速く走る)…動詞runを修飾→副詞
練習問題 形容詞と副詞を見分けよう
この記事の仕上げとして、練習問題にチャレンジしましょう。
次の英文の訳に合うように、( )に入る最も適切な語を下の語群から選びましょう。
そして、形容詞か副詞か答えましょう。
※同じ語は1回しか使えません。
問題
語群
【 good / well / fast / happy / carefully / easy / slowly / hard / busy / quiet 】

解答と解説

まとめ
形容詞と副詞の違いは、何を修飾しているかを見れば判断できます。
語尾や置かれている位置も見分けるポイントですが、まずは「どの語を説明しているか」を考えることが大切です。
このポイントを意識して問題に取り組めば、定期テストや入試でも自信をもって解けるようになります。
少しずつ練習しながら、確実に身につけていきましょう。

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