2025/10/31

中学英語 be動詞 完全攻略ガイド ~意味・使い方のまとめ~

 

 

はじめに

英語を学び始めた中学生が最初に出会うのが be動詞 です。

「am / are / is ってどう違うの?」

「否定文や疑問文になると混乱する!」

という声も多く、まさに 最初の壁 といえるでしょう。

 

         

 

でも安心してください。

be動詞のルールをしっかり理解すれば、英語の文のしくみがグッとわかりやすくなります。

この記事では、be動詞の意味や機能・使い方、よくあるまちがいについてわかりやすく説明しています。

また、復習として、最後に練習問題もあります。

これを読めば be動詞を完全に攻略できますよ!

 

 

be動詞とは?

1. be動詞の意味

be動詞には次の意味があります。

※あとの「be動詞の働き」のところで、もっとくわしく取り上げます。

 

① 「〜です、〜の状態だ」

Eito is my brother. (エイトは私の兄です)

I am happy. (私はうれしいです)

 

② 「〜にいる、~にある」

She is in the classroom. (彼女は教室にいます)

 

2.  be動詞の種類

be動詞には amareiswaswere があります。

主語と時制(現在か、過去か)によって形が変わります。

 

  

 

 

be動詞の使い方(現在形と過去形)

1. 現在形の使い分け

 

例文

 I am a student. (私は生徒です)

 You are kind. (あなたは親切です)

 She is in the park. (彼女は公園にいます)

 

2. 過去形の使い分け

 

例文

 I was at home yesterday. (私は昨日、家にいました)

 They were happy. (彼らはうれしかったです)

 

 

否定文と疑問文の作り方

1.否定文

be動詞のあとに not をつけるだけです。

 I am not tired. (私は疲れていません)

 He was not a doctor. (彼は医者ではありませんでした)

 

※否定文では短縮形を使うことが多いです。

 

2.疑問文

be動詞を主語の前に出すと疑問文になります。

 Are you a student? (あなたは生徒ですか)

 Were they at school? (彼女たちは学校にいましたか)

 

〈be動詞の文の作り方のまとめ〉

 

※過去の文も作り方は同じです。

 

 

be動詞の主な働き

「A(主語)はBです」のようにA=Bの内容を表すとき、AとBをつなぐのがbe動詞です。

be動詞には、次のような働きがあります。

 

1.「〜です、〜の状態だ」

名詞といっしょに使います。

 

 

形容詞といっしょに使います。

 

 

2.「〜にいる、~にある」

〈前置詞+場所を表す語〉といっしょに使います。

 

 

be動詞と一般動詞の違い

英語の動詞は大きく分けると「be動詞」と「一般動詞」があります。

 

1.be動詞=「〜です」「〜にいる」を表す

Saki is my friend. (サキは私の友達です)

We are in the park. (私たちは公園にいます)

 

2.一般動詞=「〜する」を表す

I play soccer. (私はサッカーをします)

He studies English. (彼は英語を勉強します)

 

★違いを下記のように覚えるとスッキリとします。

 

 

 

中学生がよくするまちがいを克服しよう

①主語と動詞の対応ミス

❌ Taku are a student.
⭕ Taku is a student. (タクは生徒です)
 ➡ 主語が三人称単数(he、she、it、人名(例:Taku)など)で現在のときは be動詞はis。

 

②be動詞と一般動詞の混同

❌ I am study English.
⭕ I study English. (私は英語を勉強します
 ➡ 「勉強する」は行動を表す一般動詞を使う。be動詞をつけない。

 

③be動詞の疑問文でdoやdoesを使ってしまうミス

❌  Does he is a teacher?
⭕ Is he a teacher? (彼は先生ですか)
 ➡ be動詞の疑問文では doやdoes を使わない。

 

 

覚え方と復習の練習問題

①暗記のコツ

現在  I = am / we・you・they・複数を表す語 = are 

    he・she・it・人名(例:Taku)などの三人称単数 = is

過去  単数を表す主語 = was / 複数を表す主語 = were

 

「be動詞は主語と時制(現在か、過去か)で変化する」と意識します。

そして、日本語の「〜です」「〜にいる」と結びつけて考えます。

 

②練習問題にチャレンジ

日本文にあうように、空所にはいる適切なbe動詞を答えましょう。

問題

(1) I ___ a student.  (私は生徒です)

 

(2) Sachi ___ not a teacher.  (サチは先生ではありません)

(3) ___ you tired?  (あなたは疲れていますか)

(4) They ___ in the park now.  (彼らは今、公園にいます)

(5) He ___ at home yesterday.  (彼は昨日、家にいました)

(6) I ___ not busy last week.  (私は先週、忙しくありませんでした)

(7) ___ Ken and Miki students?  (ケンとミキは生徒でしたか)

(8) We ___ not in the library then.  (私たちはそのとき、図書館にいませんでした)

 

解答

(1) I am a student.
→ 主語がI、現在の肯定文。

 

(2) Sachi is not a teacher.
→ 主語Sachiは単数、現在の否定文。

 

(3) Are you tired?
→ 主語がyou、現在の疑問文。

 

(4) They are in the park now.
→ 主語Theyは複数、現在の肯定文。

 

(5) He was at home yesterday.
→ 主語Heは単数、過去の肯定文。

 

(6) I was not busy last week.
→ 主語Iは単数、過去の否定文。

 

(7) Were Ken and Miki students?
→ 主語Ken and Mikiは複数、過去の疑問文。

 

(8) We were not in the library then.
→ 主語Weは複数、過去の否定文。

 

 

まとめと商品紹介

be動詞は英語の基本中の基本です。しっかりと理解しましょう。
 

  

 

この4つを意識すれば、英語の文がぐっとわかりやすくなります。

 

     

 

これからご紹介する文理の教材は中学生の英語学習を力強くサポートします。

ぜひ活用して、be動詞を攻略し、中学英文法の基礎を築いていきましょう!

 

わからないをわかるにかえる

        

 

be動詞をはじめ中学で学習する英文法を基礎からじっくり学びたい、どこから手をつけていいかわからないという人に最適なシリーズです。

この教材は、「わからない」を「わかる」にかえることを徹底的に追求しています。

文法をスモールステップで図解やイラストでていねいに解説しているため、英語が苦手な人でも着実に基礎から練習を積み重ねることができます。

簡単なステップで自信をつけながら学習を進めたい方に、特におすすめします。

 

 

完全攻略

        

 

中学で学習する英文法の知識を深め、確かな実力をつけたいなら「完全攻略」シリーズがおすすめです。

このシリーズは豊富な問題量が特徴です。文法の基礎の反復から応用まで問題をしっかりとこなすことで、文法を完全に理解し、定着させることができます。

定期テスト対策ページに加えて、過去の入試問題を扱ったページも収録されているため、日々の学習から受験対策まで幅広い学習に対応が可能です。

学校の授業の進度に合わせて使いたい方にも最適です。

 

 

ハイクラス徹底問題集

   

 

難易度の高い問題に挑戦し、応用力を圧倒的につけたい人向けの「英語の最高峰の問題集」です。

この教材では、教科書では取り上げていない高度な英文法も扱っています。

難関高校の入試問題も収録されているため、ハイレベルな問題を解くことで、ライバルに差をつけたいと考えている学習者を徹底的にサポートします。

現在の学習レベルに関わらず、英語を極めたいという意欲のある方は、ぜひ手に取ってみてください。

記事一覧へ