2022/08/02

いま、“大人”に伝えたい! 「小中学校の勉強やり直し」オススメ書籍3選

小中学生の保護者の皆さま、突然ですが、こんな経験はありませんか?

 

 

 

☑テレビのニュースを見ていたら、答えられない質問を子どもにされた。

☑子どもの勉強の相手を小学校までしてたけど、中学校に上がって内容がわからなくなった。

☑生活での疑問や悩みに直面して、「あの頃もっと勉強していれば……」と思わされた。

 

人生100年時代などと謳われているとおり、現代は子どもだけでなく、大人になっても勉強を続ける時代

……というのは言いすぎかもしれませんが、

 

「わからなかったことが、わかる。」

「自分が、昨日の自分より成長している。」

 

という感覚は、代えがたい喜びです。

そこで今回は、「大人の皆さんにこそ伝えたい、【学び直し】にぴったりの文理の教材」を(筆者の独断と偏見で)ご紹介したいと思います!

 

 

 

オススメ書籍その1:『わからないをわかるにかえる 中学公民』

 

中学生向けの超基礎問題集である『わからないをわかるにかえる』シリーズ。

本シリーズは、中1~中3の国語・数学・理科・社会・英語…と多種多様なラインナップがあります。

あえてその中から、「大人の学び直し」に最適な1冊を選ぶなら、「中学公民」をオススメします。

 

中学の「公民」の授業でどんなことを学習したか、皆さまは覚えていますか?

例えば、以下のような項目を扱います。

 

・選挙や政党のしくみ

・家計と消費

・労働者の権利

・税金や社会保障のしくみ

 

……どれも、大人の私たちからすると、身近な話題ですよね?

正直なところ、筆者が中学生のときは、

 

「地理、歴史と比べて、公民は暗記ばかりでつまんない」(←失礼)

 

と思っていました。

しかし、大人になり社会経験を経た今こそ、公民の学習内容は身にしみることが多いです。

 

△本紙34ページ。つい先日に参議院選挙がありましたが、小選挙区制と比例代表制の違いを身近な人に説明できるでしょうか?

 

『わからないをわかるにかえる』シリーズは、左ページで解説をし、右ページで問題を解く仕組みになっているので、その名の通り、「わかりやすさ」は折り紙つきです。

 

△左ページに解説、右ページに問題

 

右ページの問題の多くは左ページの解説を見ることで解くことができます。

問題を解くことで、一時しのぎでない、ずっと残り続ける「知識」をしっかり定着させられます。

 

また、同じ『わからないをわかるにかえる』シリーズから、英検対策本も出ています。

勉強でなにか具体的な目標を持ちたい方は、英検合格を目標に本書に取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

△『わからないをわかるにかえる』英検シリーズ。英検受検の目安は、3級で中学卒業程度、2級で高校卒業程度です。詳しくは公式ページをご参照ください。
 

オススメ書籍その2:『教科書ワーク 技術・家庭(1~3年 全教科書対応)』

 

 

『教科書ワーク』は、小中学校の授業の進度と合わせて学習できる準拠教材で、文理の看板商品ともいえるシリーズです。

この教科書ワークに、国語・数学・理科・社会・英語のいずれでもない、実技の銘柄があるのをご存じですか?

現在は「美術」「音楽」「保健体育」「技術・家庭」の4銘柄が出ており、

いずれも学年別でなく、また特定の教科書に紐づかない「全教科書対応」の銘柄です。

 

中学での実技科目は、高校入試で扱われないためか、どうしても相対的に小さく扱われがちです。

私自身も中学生のときは、

 

「実技とか、おまけでしょ」(←失礼)

 

と正直思っていました……。

 

しかし、実は大人になった今こそ、実技(「美術」「音楽」「保健体育」「技術・家庭」)はお役立ち情報の宝庫なのです!

ためしに、『教科書ワーク 技術・家庭』の誌面を少しのぞいてみましょう。

 

 

あなたは、下の問題を何問正解できますか? 

※答えはこの記事の末尾にてご案内します!

 

 

△57ページ「情報の技術」より。※現在、通信方式は「http」ではなく「https(Hypertext Transfer Protocol Secure)」が主に使われています。

 

 

△87ページ「家族・家庭と地域の関わり」より

 

 

△101ページ「食品の調理」より

 

 

△137ページ「金銭の管理と購入(2)」より

 

……いかがでしたか?

誌面をご覧いただくとわかる通り、大人になった私たちから見ると、「技術・家庭」には、

 

「かゆいところに手が届く~~!」

 

そんな知識が満載なのです。

今回取り扱った「技術・家庭」だけでなく、「美術」「音楽」「保健体育」など実技の他銘柄にも、大人が身につけていたい教養や、生活の知恵が詰まっています。

この機会に、ぜひ手に取ってみませんか?

 

オススメ書籍その3:『できるがふえるドリル 小学4年 計算』

 

 

最後は、これまでと少し違う趣向の1冊をご紹介します。

たとえば仕事を退職されたり、子育てから手離れをしたりして、

 

「1日で使える時間にゆとりができた」

 

という方は、「小学校の計算」をやり直してみませんか?

「小学校の勉強なんて……」と侮るなかれ。

紙面を見てみると、意外とややこしいことを小学生がしていることに気がつくはずです。

 

△小学4年のわり算。しっかり解ききることができるでしょうか?

 

小学校の「算数」は、中学で「数学」にステップアップします。

それに伴い、必要とされる考え方が、目に見えるものを扱う具体的な思考から、現実の例に落とし込みづらい抽象的な思考へとだんだん移っていき、だんだんと算数に「ニガテ意識」を持つ子どもが増えていきます。

大人になった皆さまの中にも、

 

「この辺りから、算数・数学がよくわからなくなったんだよなぁ……」

 

という方がいるのではないでしょうか。

もし生活で自由に使える時間が増え、新しく何かをはじめようと思った方は、あの頃のニガテ意識を解消する時間をあえて作ってみるのもアリかもしれません。

 

 

 

今回の記事では、「大人の学び直し」に最適な文理の教材として、以下の3つの書籍を取り上げました。

 

・『わからないをわかるにかえる 中学公民』

 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら

・『中学教科書ワーク 技術・家庭(1~3年 全教科書対応)』

 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら

・『できるがふえるドリル 小学4年 計算』

 ▶シリーズページはこちら ▶ご購入はこちら

 

 

大人の立場になると、自身が持てる時間がどうしても限られてしまいます。

その一方で、「自分が気になったことを好きなだけ勉強できる」のは大人の特権!

今回取り上げた書籍が気になった方は、ぜひ書店に足を運んでみてください。

 

 

★本記事で出題された問題の答えはこちら

(アンケートもあるので、よろしければご協力ください)

 

 

 

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