夏バテ対策で、夏休みを遊びつくそう!
ついに始まった夏休み!!とはいっても休みだからって、皆さんエアコンが効いたひんや~りした部屋で、アイスを食べながらずっとごろごろしてませんか?
もしくは、ずっと外で水分もとらずに遊びまわっていたり…
実はそれ、夏バテになる原因の一つなんです!
夏バテとは?
夏の暑さによって、気持ちが悪くなったり、ダルくなったり、お腹がすかなかったりと、体調が悪くなることを言います。
とはいっても、夏は暑いし、アイスは食べたいし、涼しい部屋でゲームはしたいし、外で遊びまわりたいですよね。
夏バテになってしまう原因を知り、その対策をしっかりとして楽しい夏にしちゃいましょう!
夏バテになる原因とその対策とは?
夏バテになる原因はたくさんあります。
今回はその中で知らず知らずのうちに、やってしまいそうなこと3つをピックアップしました!
原因① 体内の水分やミネラル不足
夏は体温を下げるために、身体が汗をかきます。汗をかくことによって、体内の水分や塩分が出ていってしまい、脱水症状を引き起こします。
外でずっと遊んでいると頭が痛くなったりしたことありませんか?水分やミネラルが減ってしまうと、身体のバランスが崩れて体温調節がうまくいきません。
脱水症状がひどくなると熱中症になってしまう可能性があるので気を付けましょう。
対策① しっかり水分補給
こまめに水分補給をしましょう。汗をかいて体内から出ていったしまった水分やミネラルを、取り戻すためには体内に水分を入れるしかありません!
「1時間に1回は必ず1口水を飲む」など、水分をとる習慣をつけておきましょう。特に夏は汗で塩分も出ていきやすいので、運動をするときはスポーツドリンクを飲むのがおすすめです。
原因② 外と中の寒暖差
エアコンでひんやりした部屋と、暑い屋外を行き来すると、身体の体温調節であったり、自律神経という身体の働きを良い状態で保つために調整を行う神経のバランスが乱れてしまいます。
この自律神経が乱れることによって、体がだるくなったり、疲れが取れにくくなったり、眠りにくくなったり、などの症状が引き起こされやすくなります。
対策② エアコンで部屋を冷やしすぎない
外と中の温度差によって夏バテが起きてしまうので、エアコンの温度を下げすぎないようにしましょう。だからといって極端に部屋の温度も下げないというのも、今度は熱中症を引き起こす原因になってしまいます。
なので、エアコンの温度を26~28℃に設定するのがおすすめです。また、扇風機なども活用して冷たい空気を部屋全体に行き渡せるとエアコンの設定温度を下げすぎなくても涼しさを感じることができます。
原因③ 栄養不足
夏の暑さは食欲を低下させます。
また、暑さを乗り切ろうと冷たいアイスやそうめんなどばかりを食べていると栄養が偏ってしまいます。この栄養不足が原因で、やる気が出ない、気持ち悪くなる、などの夏バテが引き起こされてしまいます。
対策③ バランスのいい食事を心がけよう
食欲がなくてもなるべく栄養バランスのよい食事を3食心掛けることが大切です。
特にビタミンB₁や、ビタミンC、たんぱく質が含まれる食べ物は夏バテの予防に効果的です。積極的に食事に取り入れていきましょう。
夏バテ予防に効果的な食べ物
①ビタミンB₁を多く含むもの
〈例〉豚肉、うなぎ、ごま、大豆 など
ビタミンB₁は、人のエネルギーとなる3種類の栄養素のうちの1つである、糖質をエネルギーに変えるために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンB₁によってエネルギーがスムーズに作られ、その結果、夏バテの症状の一つである疲労感を回復し、また精神を安定させてくれます。
②ビタミンC
〈例〉パプリカ、ブロッコリー、ゴーヤ、キウイフルーツ など
ビタミンCは、身体の免疫力を高め、疲労回復にも効果的です。
また、ストレスに対する抵抗力を高める効果もあり、精神も安定させる働きがあります。
ビタミンCは野菜や果物にたくさん含まれているため、お肉やご飯だけを食べていてもなかなか取り入れることはできません。そのため、好き嫌いせずサラダなどもしっかり食べてバランスよく食事しましょう。
③タンパク質
〈例〉鶏肉、いわし、枝豆、チーズ など
タンパク質は鶏肉や豚肉、大豆製品によく含まれています。このたんぱく質にも筋肉の疲労を回復させる効果があります。
人の体の約15~20%はたんぱく質でできおり、体にとって重要な栄養素です。夏は暑くて食事量が落ちがちですが、意識して取っていくことが大切です。
まとめ
せっかくの夏休みなのに、夏バテになってしまったらもったいないです。
水分をこまめにとり、部屋を冷やしすぎず、バランスの良い食事をとって、最高の夏休みにしましょう。