中学理科の復習!梅雨の仕組みを学ぼう
雨!雨!雨!
とうとう日本全域が梅雨入りし、雨が続いてますね。
なんで梅雨ってあるんだろう?
この機会に雨が好きな人も苦手な人も、一緒に梅雨の仕組みを学んでみましょう!
気象図は高校入試でも頻出テーマです。
中学理科の学習内容をもとにお話しを進めていくので
中学生のみなさんは予習・復習として、大人のみなさんは学び直しとして読んでみてください!
動画で大筋をチェック!
梅雨に雨が続くのはなぜ?
6月はずーっと雨。
なぜこの時期は雨が続くのでしょうか。
実は日本のまわりの気団が関係しています。
下の図のようにオホーツク海気団と小笠原気団の勢力が日本列島付近でぶつかり合って、その境界に停滞前線ができます。
この停滞前線付近には雨雲ができやすく、長い間くもりや雨の日が続くのです。
これが梅雨の仕組みで、この時期の停滞前線のことを梅雨前線(バイウゼンセン)といいます。
ちなみに、小笠原気団がオホーツク海気団を押し上げて日本列島をおおうようになると、夏になります!
ここでチェック!
日本のまわりの気団
・シベリア気団・・・ユーラシア大陸上でシベリア高気圧が発達してできる。冷たく、乾いている。
・小笠原気団・・・太平洋で太平洋高気圧が発達してできる。あたたかく、湿っている。
・オホーツク海気団・・・オホーツク海でオホーツク海高気圧が発達してできる。冷たく、湿っている。
梅雨明けはいつだろう?
6月後半から7月中旬にかけて、南から順に梅雨明けとなります。
梅雨明けの直前には断続的に強い雨が降ることがあります。
小笠原気団がオホーツク海気団を押し上げ、梅雨があけたあとは晴天の日が続き、季節は夏へと移り変わります。
テストに出るかも?ちょっとだけ練習問題!
日本の6月の時期、日本列島付近にある停滞前線について、次の問題に答えてみましょう。
①日本の初夏にはくもりや雨が続きますが、日本列島付近にある停滞前線は何といいますか。
【 】
②この停滞前線は2つの気団の勢力がぶつかり合ってできます。前線の北側と南側で発達している気団はそれぞれ何でしょうか。]
北側【 】 南側【 】
答えはこのブログ記事から探してみましょう!
まとめ
中学理科の学習内容をもとに梅雨の仕組みについてお話してきました。
こういった日常の興味から学校の勉強に発展できるのは面白いですよね。
ぜひいろいろな興味・関心があることについて調べてみてはいかがでしょうか。
最後に
梅雨の時期は気圧の変化が激しく、自律神経の乱れが起こりやすい時期です。
気分が憂鬱になったり、体調をくずしたりしてしまうかもしれません。体調不良を防ぐためにも、十分な睡眠や休息を取りましょう!
ちなみにこの記事の内容は下記の学習参考書を参考にして作成しました。
中学生の勉強にはもちろん、大人の学び直しにもぴったりの一冊ですので気になった方はぜひチェックしてみてください!
【今回の執筆者】
イニシャル:M
年代:20代
~今日の一言~
雨の日の方がすき。