
チョコと理科│チョコレートにまつわる理科の話で楽しくお勉強!
今日はバレンタインデー!
本日、2月14日はバレンタインデーですね!
バレンタインデーといえばチョコレート!
そんなチョコレートですが、不思議がいっぱい!
このチョコレートには理科の知識がたくさんつまっています!
今回は、バレンタインデーをきっかけに、チョコレートと理科の関係について楽しく学んでみましょう。
チョコレートはなぜ口のなかでとろけるの?
チョコレートの原料であるカカオの種を、熱して細かくつぶしよく練るとカカオペーストになります。
ここに、お砂糖やミルク、バターなどを加え、冷やしてかためたものがチョコレートです。
実は、カカオペーストの半分以上は脂肪分、つまりバターやマーガリンのような油分でできています。
この油分は、温度が低いとかたまり、温かくなるとけるという性質をもっています。
チョコレートも、この油分がたくさん入っているために、口のなかで温度が高い状態になるととろけるのです。
ものの姿
チョコレートは、口のなかであたたかくなってとけるということがわかりました。
ここで、中学で習う理科の知識!「ものの姿と体積」について勉強してみましょう。
ものの姿はどのように変わるの?
物質をあたためたり冷やしたりすると、固体、液体、気体へと姿を変えます。
このことを状態変化といいます。
チョコレートが口のなかでとろけるのは、固体から液体へと状態変化しているからなんですね。
姿が変わるときの温度
次は、「ものの姿が変わるときの温度」について勉強してみましょう。
物質の姿が変化するのは、何℃のとき?
物質をあたためたとき、固体から液体になる温度を融点といいます。
また、液体が沸騰して気体になる温度を沸点といいます。
1種類の物質でできている純粋な物質では、物質によって融点や沸点が決まっています。
ちなみに、もともとは水が氷になる温度を0℃、水蒸気になる温度を100℃として温度(℃)を決めました。
※融点と沸点のイメージ
物質の融点・沸点
純粋な物質ではない場合は?
チョコレートは、カカオペーストにお砂糖やミルク、バターなどが加わっています。
チョコレートのように、いくつかの物質が混ざったものを混合物といいます。
混合物は、融点や沸点が決まっていません。また、状態が変化している間も温度が変化します。
チョコレートは混ざっているものの種類や割合によってとけ始めととけ終わりの温度に幅ができます。
その幅と口の中の温度との関係で、チョコレートのくちどけが決まります。美味しさを左右する大事な部分ですね!
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まとめ
いかがでしたか?
バレンタインデーをきっかけに、チョコレートと理科の関係について学んでみました。
理科に限らず、身の回りのなぜだろうから始まる勉強って面白いですよね。
ぜひ、いろいろなことに関心を持ちながら日々過ごしてみてはいかがでしょうか。
チョコレートが食べたくなったのでこのへんで.......
【今回の執筆者】
イニシャル:MU
年代:20代
