2026/01/09

1月9日は「とんちの日」! 一休さんに学ぶ「視点切り替え術」(新学期の生活にも役立つ!)

 

 

 

【とんちクイズ】一休さんからの「めでたい」挑戦状

 

1月9日は 語呂合わせで「いっ(1)きゅう(9)」の日にちなんだ「とんちの日」(クイズの日)とされています。

まずは、とんちの名手として知られる一休さんにまつわる、新年にふさわしいこのクイズに挑戦してみてください。

 

  

 

 

  【問題】  

お正月、街中が「おめでとう!」と賑わう中、一休さんはなんと「本物の骸骨(がいこつ)」を棒の先に刺して、

「ご用心、ご用心」と叫びながら歩き回りました。

さて、一休さんは一体なぜ、おめでたい日にそんなショッキングなことをしたのでしょうか?

 

 A.  街の人を驚かせて、お年玉(お布施)をたくさんもらうため

 B.  「死んだ先祖も一緒にお正月を祝っている」という供養の気持ちを示すため

 C.  正月の浮かれ気分に喝を入れ、一日一日の大切さを伝えるため 

 D.  当時流行していた病を追い払うための、厄除けの儀式だったため

 E.  誰も見たことがない新しい「お正月飾り」を考案したため

(正解は記事の後半で!)

 

 

 

 

「とんち」は、世界を広げる魔法の知恵

「とんち」と聞くと、単なるなぞなぞを思い浮かべるかもしれません。

でもその本質は、「当たり前だと思っている思い込みを、パッと外すこと」にあります。

 

 

「パラダイムシフト」で世界を変える

専門的な言葉では、これを「パラダイムシフト」と呼びます。

パラダイムシフトとは、それまで当然だと思われていた考え方や価値観が、ガラリと劇的に変わることを指します。

一休さんは、まさにこの「視点の切り替え」の天才だったのです。

 

 

一休さんの鮮やかな「とんち」エピソード

一休さんの有名なエピソードには、行き詰まった状況を打破する「自由な発想」が詰まっています。

 

 

 

 

  【エピソード1:屏風(びょうぶ)の虎退治】  

将軍様から、

「屏風に描かれた虎が夜な夜な暴れて困るから、捕まえてくれ」

という無理難題をふっかけられた一休さん。

普通なら「絵なんだから無理ですよ」と諦めるところです。

しかし一休さんはしばらく考えた後、「承知しました!」と答えて縄を構え、力強くこう言いました。

「私が捕まえるので、まずは虎を屏風の中から追い出してください!」

「虎は実体があるものだ」という相手の前提を逆手に取ることで、不可能なはずの状況をひっくり返してしまったのです。

 

 

  【エピソード2:毒の水あめ】  

和尚さんが「これは子供が食べると毒だ」と嘘をついて独り占めしていた水あめを、一休さんはこっそり全部食べてしまいました。

普通なら怒られる絶体絶命のピンチですが、一休さんはわざと和尚さんの大切な茶器を割り、泣きながらこう言いました。

「大切な茶器を割ってしまったので、死んでお詫びしようと毒(水あめ)を飲みました。でもまだ死ねません!」

怒られるという状況を、「お詫びのために命をかける」という全く別の文脈に書き換えてしまった鮮やかな切り返しです。

  

  

【とんちクイズの答え】一休さんが伝えたかったこと

さて、冒頭の五択クイズ。

正解は……

 C. 正月の浮かれ気分に喝を入れ、一日一日の大切さを伝えるため

でした。

 
おめでたいお正月の真っ只中、骸骨を掲げて歩く一休さんに人々は驚き、「縁起でもない!」と怒りました。

しかし、一休さんは涼しい顔でこう歌を詠んだのです。

「正月は 冥土(めいど)の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」

 

 

「今」を大切にするためのメッセージ

これは、

「お正月が来たということは、めでたいけれど、それは同時に人生のゴール(冥土)に一歩近づいたということでもある。

だから浮かれてばかりいないで、今日という日を大切に用心して生きなさい」

という教えでした。

一見怖い行動の裏には、

「限られた時間を大切にしてほしい」

という一休さんの深い優しさが込められていたのですね。

 

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新しい目標を胸に、今日を軽やかに過ごそう

お正月が過ぎ、今日からまた慌ただしい新学期の日常が始まります。

皆さんはもう、今年の目標は立てましたか?

 

 

目標を「一日の積み重ね」に落とし込む

大きな目標を達成させるのは、「今日」という一日の積み重ねです。

一休さんの教えのように、時間は無限ではありません。

「いつかやろう」と思っていることを達成するために、

「明日」ではなく、「今日」の予定の中に組み込んでみましょう。

  

 

柔軟な心で新しい1年を歩もう

何気なく過ぎていく1日も、私たちにとっては二度と戻らない大切な時間です。

行き詰まったときは、一休さんのように「視点を切り替える」ことを思い出してみてください。

思い込みを少し手放すだけで、きっと毎日はもっと軽やかに、面白くなっていくはずです。

新しい1年、皆さんが柔軟な心で目標に向かい、毎日を大切に歩んでいけるよう応援しています!

 

 

 

 

 

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 執筆者紹介 

【今回の執筆者】

 スー

【プロフィール】

 学生時代サッカー、テニス部に所属していました。

 スポーツ全般大好きです!

  横浜F・マリノスサポーター

 最近ボドゲにはまっていて、ボドゲカフェによく行きます!   

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