2023/04/21

みんなで学ぼうSDGs!

 

?明日は何の日?

4月22日はアースデイ(別名:地球の日、英語:Earth Day)です。

1970年に始まった「アースデイ」は世界175カ国、約5億人が参加する世界最大の地球フェスティバルで

地球の環境保護への支援を示すための毎年恒例のイベントです。

 

 

近年の「アースデイ」への関心の高まりは、SDGsに大きな関わりを持ちます。

SDGsにも地球の環境保護のための項目が含まれています。

 

「SDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標)」は、最近の中学・高校入試において頻出のテーマの一つです。

この記事では、そんなSDGsについてあらためて学んでいきたいと思います。

 

 

1.SDGsって何?

SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、17の目標を掲げた国際的な取り組みです。

これらの目標は、世界中で直面している課題を解決し、持続可能な未来を実現するために設けられました。

 

誰ひとり取り残されることなく、人々が安定してこの地球で暮らし続けることができるように、

世界のさまざまな問題を整理し、解決に向けて具体的な目標を示したのが、このSDGsなのです。

 

2015年に国連で採択され、国際社会は一致団結して、2030年を目指してこの目標を達成しよう、と合意しました。

 

 

2.SDGsの目標とは?

SDGsには17の目標があります。以下にそれぞれの目標を紹介します。

 

 1.貧困をなくそう 

 2.飢餓をゼロに 

 3.すべての人に健康と福祉を 

 4.質の高い教育をみんなに 

 5.ジェンダー平等を実現しよう 

 6.安全な水とトイレを世界中に 

 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 

 8.働きがいも経済成長も 

 9.産業と技術革新の基盤を作ろう 

 10.人や国の不平等をなくそう 

 11.住み続けられるまちづくりを 

 12.つくる責任、つかう責任 

 13.気候変動に具体的な対策を 

 14.海の豊かさを守ろう 

 15.陸の豊かさを守ろう 

 16.平和と公正をすべての人に 

 17.パートナーシップで目標を達成しよう 

 

 

3.SDGsを実現するためには?

SDGsを実現するためには、私たち一人ひとりが、行動を起こすことが大切です。

私たちが簡単にできることとして具体的には、以下のようなことが挙げられます。

 

1.ライフスタイルを見直し、環境に優しい行動を心掛ける

  こまめな節電・節水で無駄なエネルギー消費が抑えられます。

  また、エコバックやマイボトルを持ち歩くことでプラスチックごみの問題解決に貢献できます。

  簡単なことに思えますが、一人ひとりが心掛けることが何よりも大切なのです。

 

2.SDGsに関する情報を学び、周りの人たちと共有する

  SDGsについて、学校の「総合的な学習の時間」や「社会」の授業で勉強します。

  学校で勉強したことをぜひ、保護者の方々に共有してみましょう!それも立派なSDGs実現に向けた取り組みです。

 

3.市民活動やボランティア活動など、SDGsに向けた取り組みに参加する

  支援団体が募集するボランティア活動に参加することで、実際にSDGsに貢献している実感を持ちやすいです。

  保護者の方と一緒に、身近な場所で開催されているボランティア活動に参加してみるのも良いかもしれません。

 

 

 

4.SDGsと入試

前述のとおり、SDGsは、最近の中学・高校入試において頻出のテーマの一つです。

実際の入試ではどのようにSDGsについて問われるのでしょうか?

 

最も基本的な出題例は、「SDGs(=持続可能な開発目標)」を日本語またはアルファベットで書かせる問題です。

複数の学校において、同様の問題が出題されています。

 

また、SDGs実現のために実際に行われている取り組み事例などをあげて、

さきほどあげたSDGsの17の目標のうち、どの目標に該当するか選択肢の中から選ばせる問題も頻出です

 

難関校では、SDGsの17の目標について自由記述で深く掘り下げる必要のある問題が出題されています。

 

 

 

まとめ

SDGsは、持続可能な開発を進めるための国際的な取り組みで、17の目標が掲げられています。

SDGsを実現するためには、私たち一人ひとりの行動が重要です。

SDGsに関心を持ち、積極的に取り組むことで、世界中の人々の生活を良くし、持続可能な未来を実現することができます。

 

SDGsは、2030年までの達成を目指しています。2030年というと、今の小学6年生は20歳を迎えるころでしょうか。

先ほどSDGs実現のためにできる具体的な行動などを紹介しましたが、学生のみなさんに何よりも真剣に取り組んでほしいのが「学ぶこと」です。

2030年を迎えるころには、今の学生のみなさんは社会だけでなく、世界・地球を支える大人になります。

その時のために、今のうちに、学校の授業や友だちとの遊びなどを通して、たくさんのことを学んでいってください!

 

【今回の執筆者】

イニシャル:M

年代:20代

~今日の一言~

とにかく言いたいSDGs!

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