食欲の秋!美味しいホルモン食べるモン!!
まだまだ残暑が残る9月ですが、9月といえば暦で言えば秋。秋といえば食欲の秋ですね!
美味しいモノを沢山食べて元気に過ごしたいものです。
ではどんなモノが美味しいですか?
当然ですが食べ物って人によって好みが違いますよね。
ですから、今回はあくまで個人的に好きな食べ物を書いてみたいと思います!
私にとって美味いものと言って最初に頭に浮かぶのがホルモン。
特に焼き肉屋さんやBBQで、炭火で焼くホルモンです!
これに勝る食べ物はそうそう無いですね!
さて、そもそもホルモンというのは豚や牛などのあらゆる内臓肉のことを指します。
焼肉屋さんや専門店などでは、下処理され下味をつけたものを焼いていただくことが多いかもしれません。 鍋や煮込み料理に使う場合は「もつ鍋」や「もつ煮込み」などと呼ばれますが、この「もつ」も同じく「内臓」という意味があります。
ですからホルモンと一口に言っても色々な部位があるのですね。
そこで今回は特に美味しいホルモンのお勧め部位と、その美味しさのポイントについて書いていきます。
牛のホルモン
ハツ(心臓)
牛のハツ心臓の事。牛ホルモンの中でもポピュラーな部位の一つです。その美味しさの理由は、まず独特の風味と食感にあります。ハツはしっとりとしており、焼くことで外側が軽くカリッと、中がジューシーで柔らかく仕上がります。また脂肪が少ないため、お肉の中ではヘルシーな部位でもあります。焼く前はレバーに似ていますが、食感はかなり違いますね。どちらも美味しいです。
タン(舌)
焼肉屋さんに言ったらまず牛タン!という人も多いのではないでしょうか。タンってホルモンなの?という声も聞こえて来そうですが、肉屋さんの扱い的には内臓肉だそうです。特に牛タンはその繊細な食感と深い旨味があり、薄切りにして焼くと、脂肪が程よく溶け出し、口の中でとろけるような食べごたえを楽しむことができます。塩だけで食べても十分その旨味を感じられるリッチな部位ですね。ホルモンの中では高級な部類に入りますが、やはり一度は注文したい部位です。
ミノ(第一胃)
ミノはその独特な食感が魅力ですね。コリコリとした食感があり、焼くことで香ばしさが増し、旨味も引き立ちます。ミノは焼肉のアクセントとして使われ、噛めば噛むほど味わいが深くなるのも特徴ですね。個人的にはミノが美味しいお店は良いお店、と勝手に判断しております。
豚のホルモン
シロ
シロは豚の大腸で、細いひだが特徴的な部位です。豚ホルモンと言えばコレを想像する人多いのではないでしょうか。脂分が多くて弾力のある歯ごたえで、平たく切ったものをシロと呼ばれ、ぶつ切りにした筒状のものはシロコロと呼ばれています。ソーセージは豚の大腸で巻かれていますが、その部位は実はこのシロなのだそうです。ホルモンの中でも比較的お安く、リーズナブルな価格で食べられるのも魅力の一つですね。
ハラミ(サガリ)
豚ハラミは豚の横隔膜で、柔らかさと適度な脂身がバランスの良い部位です。脂がしつこく無く、それでいて豚肉特有の甘味と旨味をもたらし、とてもジューシーですね。焼くことで外側がカリッと焼け、内部はしっとりと仕上がります。この食感のコントラストが、食べごたえを演出しているのですね。個人的には一番好きなホルモンです!ちなみに北海道のお店では「サガリ」と呼ばれていますね!
テッポウ(直腸)
豚のテッポウは、ホルモン専門でないと無いことが多い、ユニークな部位ですね。焼いた際にパリッとした食感が楽しめ、香ばしい風味が広がります。他の部位とは違う独特の食感なので、焼肉を楽しむ際のアクセントになります。
トントロ(ネック)
トントロは豚の頬から肩にかけてのネック部分、つまり首の部分の肉です。マグロのトロのように、脂がのって美味しいことからトントロと名付けられており、非常にジューシーなお肉です。比較的最近食べられるようになった部位で、90年代に北海道の焼き肉店で提供されて話題となったのが全国的に広まったきっかけなのだそうです。そして実はこのトントロ、豚1頭から300g程度しか取れないとても希少な部位なのです。個人的には塩コショウだけで食べるのが好きですが、脂が多くこってりしているのでポン酢やレモン、わさび醤油を使ってさっぱり食べるのもおすすめです。
という訳で、焼肉屋で提供される牛や豚のホルモンは、その個性的な風味と食感から、私を含めた焼肉ファンにとっては欠かせない一品となっています。美味しいホルモン食べるには、新鮮なホルモンを適切に調理されているお店を見つけたいですね。さあ、今夜もホルモン屋さんへGO!!
~今回の執筆者~
イニシャル:T
所属:営業部門
年代:40代
今回のひとこと:旭川なら塩ホルモン、大阪ならドテ焼き、広島ならホルモン天ぷら、福岡ならもつ鍋が好きですね~