2023/03/07
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カレンダーの法則
今日は、カレンダーを使ったちょっとした遊びを紹介します。
やってみよう
何年のどの月のカレンダーでもよいので、用意してください。
そして、真ん中と上下左右5つの数字がかくれる十字を作ります。
この十字をカレンダー上のどこでもよいので置いてみます。
そして、かくれた5つの数字を足してください。
そして、その合計数を5で割ってください。
そうすると、十字の真ん中の数になりますね。
たまたまでしょ?と思ったあなた!
十字を動かして同じようにやってみましょう。
5つの数を足して、5で割ると…
ほら、やっぱり真ん中の数になるでしょう?
タネあかし
ふしぎでしょう?
何でこうなるかわかりましたか?
その理由はカレンダーが持つ規則性にあります。
十字の真ん中の数を任意の数nとしましょう。
1日前はn−1、1日後はn+1になりますね。
同じように7日前はn−7、7日後はn+7になります。
nとその上下左右の数を足すと、
n+(n−7)+(n+7)+(n-1)+(n+1)=5n
となり、5つの数の合計は中央の数nの5倍となります。
これを5で割ると、答えはn、つまり真ん中の数になるんですね!