心が動くと、からだが動く。
学びの世界観が変わる1冊が
ここに!
これからの時代を切り拓くのは
「自ら学ぶ楽しさ」を知った子どもたち
子どもたちには「はじめまして!」がいっぱい。心躍らせながら、身のまわりの環境と出会っています。子どもたちは「ふしぎ!」と感じることに出会い、じっと見たり聞いたり触れたりしながら、「あれは何?」「どうなっているの?」と考えはじめます。この体験がとても大切です。『出会い・感じて・考える』という体験を通して、子どもたちは「自ら学ぶ楽しさ」を実感していきます。これはまさに、小学校以降の教育で重視されている「アクティブ・ラーニング(主体的、対話的で深い学び)」につながる姿なのです。子どもたちの『出会い・感じて・考える』を押し進めているのが“好奇心” です。そして子どもたちは、共感的に受け止めて支えてくれる大人のそばで、よりいっそう気づきを広げ深めていき、探究する喜びを実感するでしょう。この本は、「自ら学ぶ楽しさ」が味わえるような体験や問いかけをたくさん掲載しました。『かがく編』では、ふしぎに気づいたり、考えたり、予想したり、工夫したりする楽しさを、また『アート編』では、ふしぎに気づいたり、感じたり、表現したりする楽しさをお子さまと味わってください。
探究する楽しさや
美しさを味わうSTEAM教育
STEAM とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の 5 つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念です。STEAM は技術革新が進み、人工知能の影響で世の中が大きく変化する中で生まれました。この本では、幼児期の好奇心・探究心をのばすために STEAM 教育のエッセンスを取り入れています。幼児にとっての STEAM 教育は、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚などの多様な感覚を通して、対象になるモノを感じることから始まります。たとえば、小石を拾って大きさ順に並べたり、数を数えようとしたりすると Mathematics、色や形の美しさやおもしろさを感じながら表現しようとすると Art、小石の種類や成り立ちを知ろうとするとScience、小石を削ったり加工したりするとEngineering や Technology へとつながります。
お茶の水女子大学 特任教授
宮里 暁美
玉川大学教授
大豆生田啓友 先生
心が動くと、からだが動く。
学びの世界観が変わる1冊がここに!
親子でいっしょに身の回りのふしぎを探究し、完成させる体験学習ブック。
テーマごとの3ステップで、ぐんぐん科学・アートへの関心をのばします。
保護者向けガイドブック
巻末制作シート
巻頭シール(かがく編)
巻頭カード(アート編)